JP5870965B2 - 記憶装置およびコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明は、携行可能な記憶装置、および、サムネイルデータを作成するコンピュータに関する。
従来から、携帯電話と、カメラと外部記憶装置とを含むシステムにおいて、カメラが撮影した画像のサムネイルデータを作成し、撮影画像データを外部記憶装置に送信するとともに、サムネイルデータを携帯電話に送信する技術が知られている(特許文献1)。
特開2005−176235号公報 特開2006−350447号公報 特開2005−319760号公報 特開2011−249866号公報
上記先行技術では、システムにカメラが含まれていない場合には、携帯電話もしくは外部記憶装置がサムネイルデータを作成することになる。すなわち、携帯電話と外部記憶装置を含んで構成されるシステムでは、外部記憶装置に記憶されている画像データ等のコンテンツデータのサムネイルデータを、携帯電話もしくは外部記憶装置が作成する。
しかしながら、例えば、外部記憶装置がサムネイルデータを作成する場合、サムネイルデータの作成中に処理能力が低下し、携帯電話との間のデータの転送等に時間を要する問題があった。また、外部記憶装置は、一般的にバッテリーによって駆動するため、サムネイルデータの作成によってバッテリー残量が低下し、携帯電話との間のデータ通信ができなくなる問題があった。このように、外部記憶装置に記憶されているコンテンツデータのサムネイルデータを作成する技術に関しては、なお改善の余地があった。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本願発明は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の第1の形態は、携行可能な記憶装置であって、
外部装置からコンテンツデータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、
前記記憶装置がサムネイルデータを作成するのに適した状態か否かを判定するための条件として予め設定されている条件を満たしているか否かを判定する状態判定部と、
前記状態判定部が前記条件を満たしていると判定した場合、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータを作成し、前記状態判定部が前記条件を満たしていない判定した場合、前記作成をおこなわない作成部と、を備える記憶装置である。
この第1の形態によれば、記憶装置は、サムネイルデータを作成するのに適した状態となっているときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
(2)本発明の第2の形態は、携行可能な記憶装置であって、
外部装置からコンテンツデータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、
前記記憶装置が外部のコンピュータに接続されたことを検出する接続検出部と、
前記接続検出部が前記コンピュータとの接続を検出すると、前記コンピュータに対して、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータの作成を要求する要求部と、を備え、
前記取得部は、さらに、前記要求に応じて前記コンピュータが作成した前記サムネイルデータを前記コンピュータから取得する記憶装置である。
第2の形態によれば、記憶装置は、外部のコンピュータと接続されているとき、コンピュータにサムネイルデータを作成させるため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
(3)本発明の第3の形態は、外部装置から取得したコンテンツデータを記憶する携行可能な記憶装置が接続されるコンピュータであって、
前記コンピュータに前記記憶装置が接続されたことを検出する接続検出部と、
前記接続検出部が前記記憶装置の接続を検出すると、前記記憶装置に記憶されているコンテンツデータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記コンテンツデータのサムネイルデータを作成する作成部と、
前記作成部によって作成された前記サムネイルデータを前記記憶装置に送信する送信部と、を備える、コンピュータである。
第3の形態によれば、コンピュータは、外部の記憶装置に代わって、記憶装置に記憶されているコンテンツデータに対応するサムネイルデータを作成するため、記憶装置において、処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
(1)本発明の一形態によれば、携行可能な記憶装置が提供される。この記憶装置は、コンテンツデータを記憶する記憶部と、前記記憶装置が外部のコンピュータに接続されたことを検出する接続検出部と、前記接続検出部が前記コンピュータとの接続を検出すると、前記コンピュータに対して、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータの作成を要求する要求部と、前記要求に応じて前記コンピュータが作成した前記サムネイルデータを前記コンピュータから取得する取得部と、を備える。
この構成によれば、記憶装置は、外部のコンピュータと接続されているとき、コンピュータにサムネイルデータを作成させるため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
(2)上記形態の記憶装置はさらに、前記接続検出部が前記コンピュータとの接続を検出していないときに、前記記憶装置が前記サムネイルデータを作成するのに適した状態か否かを判定するための条件として予め設定されている条件を満たしているか否かを判定する状態判定部と、前記状態判定部が前記条件を満たしていると判定した場合、前記対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータの前記サムネイルデータを作成する作成部と、を備えていてもよい。
この構成によれば、記憶装置は、サムネイルデータを作成するのに適した状態となっているときのみ自身がサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
(3)上記形態の記憶装置はさらに、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータと、対応するサムネイルデータの有無との対応関係を示したテーブルを管理するテーブル管理部を備えており、前記要求部と前記作成部は、前記テーブルを参照して、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータから、前記対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータを特定してもよい。
この構成によれば、記憶部に記憶されているコンテンツデータの中から、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータを容易に特定することができる。
(4)上記形態の記憶装置において、前記状態判定部は、前記記憶装置が充電中か否かを判定し、前記記憶装置が充電中のときに前記条件を満たしていると判定してもよい。
この構成によれば、記憶装置は、データ転送等の処理が発生しにくい充電中のときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
(5)上記形態の記憶装置はさらに、前記記憶装置を駆動させるための電力を供給するバッテリーと、前記バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出部と、を備え、前記状態判定部は、前記バッテリー残量検出部が検出した前記バッテリーの残量が所定値よりも多いときに前記条件を満たしていると判定してもよい。
この構成によれば、記憶装置は、バッテリーの残量に余裕があるときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によってバッテリーを消費しても、データ転送等の他の処理に必要なバッテリー残量を確保することができる。
(6)上記形態の記憶装置はさらに、前記記憶装置と外部の端末との間の無線通信をおこなうための通信部を備え、前記状態判定部は、前記通信部が前記端末との間のコネクションが確立されていないときに、前記条件を満たしていると判定してもよい。
この構成によれば、記憶装置は、端末とのコネクションが確立されていない状態のときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、端末との無線通信処理の遅延の発生を抑制することができる。
(7)上記形態の記憶装置において、前記コンテンツデータとは、画像データ、動画像データ、および、音楽データのいずれかであってもよい。
この構成によれば、記憶装置は、画像データ、動画像データ、および、音楽データのいずれかに対応するサムネイルデータの作成によって処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
(8)本発明の他の一形態によれば、コンピュータが提供される。このコンピュータは、前記コンピュータに外部の記憶装置が接続されたことを検出する接続検出部と、前記接続検出部が前記記憶装置の接続を検出すると、前記記憶装置に記憶されているコンテンツデータを取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記コンテンツデータのサムネイルデータを作成する作成部と、前記作成部によって作成された前記サムネイルデータを前記記憶装置に送信する送信部と、を備える。
この構成によれば、コンピュータは、外部の記憶装置に代わって、記憶装置に記憶されているコンテンツデータに対応するサムネイルデータを作成するため、記憶装置において、処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
(9)上記形態のコンピュータにおいて、前記取得部は、前記記憶装置に記憶されているテーブルであって、前記記憶装置に記憶されているコンテンツデータと、対応するサムネイルデータの有無との対応関係を示したテーブルを取得し、前記テーブルに基づいて、前記記憶装置に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータを取得してもよい。
この構成によれば、記憶装置に記憶されているコンテンツデータの中から、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータを容易に特定することができる。
(10)本発明の他の一形態によれば、携行可能な記憶装置が提供される。コンテンツデータを記憶する記憶部と、前記記憶装置がサムネイルデータを作成するのに適した状態か否かを判定するための条件として予め設定されている条件を満たしているか否かを判定する状態判定部と、前記状態判定部が前記条件を満たしていると判定した場合、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータを作成する作成部と、を備える。
この構成によれば、記憶装置は、サムネイルデータを作成するのに適した状態となっているときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素は全てが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、本発明は、記憶装置とコンピュータを含むサムネイル作成システム、ポータブルハードディスク、サムネイルデータの作成方法、これらのシステムや装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
第1実施形態の記憶装置を含んで構成されるサムネイル作成システムの概略構成を説明するための図である。 記憶装置の管理テーブルの内容を説明するための説明図である。 第1実施形態の記憶装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 作成要求の内容を説明するための説明図である。 更新後の管理テーブルの内容を例示した説明図である。 第1実施形態のサムネイル作成システムの動作の流れを説明するためのフローチャートである。 第2実施形態のサムネイル作成システムの概略構成を説明するための説明図である。 第2実施形態の記憶装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 第3実施形態のサムネイル作成システムの概略構成を説明するための説明図である。 第3実施形態のPCの動作の流れを説明するための説明図である。 第4実施形態の記憶装置の概略構成を説明するための説明図である。 第4実施形態の記憶装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 第5実施形態のサムネイル作成システムの概略構成を説明するための説明図である。 第6実施形態の記憶装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
A.第1実施形態:
A−1.サムネイル作成システム1000の概略構成:
図1は、第1実施形態の記憶装置10を含んで構成されるサムネイル作成システム1000の概略構成を説明するための図である。サムネイル作成システム1000は、記憶装置10と、パーソナルコンピュータ(PC)20とを備えている。サムネイル作成システム1000では、記憶装置10に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータをパーソナルコンピュータ20が作成することができる。また、サムネイル作成システム1000では、PC20によって作成されたサムネイルデータを記憶装置10がコンテンツデータと関連づけて記憶することができる。
ここでの「コンテンツデータ」とは、画像データ、動画像データ、音楽データのいずれかを意味している。画像データとは、例えば、JPEG、GIF、PNG、BMP等のデータ形式で作成されたデータを例示することができる。動画像データとは、例えば、AVI、WMI、MPEG、3GPP、3GPP2等のデータ形式で作成されたデータを例示することができる。音楽データとは、例えば、MP3、WMA、AAC、ATRAC3等のデータ形式で作成されたデータを例示することができる。また、ここでの「サムネイルデータ」とは、コンテンツデータに関連づけられた画像データを意味しており、特定のコンテンツデータが表す画像を原画像とした縮小画像を表す。サムネイルデータは、関連づけられるコンテンツデータ以外のコンテンツデータが表す画像を原画像として作成されていてもよい。例えば、音楽データに関連づけられるサムネイルデータは、画像データや動画像データ等の他の種類のコンテンツデータに基づいて作成されていてもよい。以後、サムネイルデータの原画像となるコンテンツデータを「原画像コンテンツデータ」とも呼ぶ。原画像コンテンツデータは、画像データもしくは動画像データによって構成されている。また、作成されたサムネイルデータと関連づけられるコンテンツデータを「関連先コンテンツデータ」ともよぶ。
記憶装置10は、無線通信機能を備えた、いわゆる、ポータブルハードディスクであり、無線通信機能によって、スマートフォン等の携帯端末30と無線通信可能に構成されている。記憶装置10は、この無線通信機能によって、携帯端末30との間で、コンテンツデータやサムネイルデータなどのデータの送受信をおこなう。
記憶装置10は、無線通信インターフェース(I/F)110と、USBデバイスインターフェース120と、記憶部130と、CPU140と、RAM150と、電源部160と、を備えている。無線通信インターフェース110、USBデバイスインターフェース120、記憶部130、CPU140、および、RAM150は、バスによって相互に接続されている。
無線通信インターフェース110は、IEEE802.11に準拠した無線LANの親機としての機能を備えており、無線LANのクライアントとしての携帯端末30と無線通信可能に構成されている。また、無線通信インターフェース110は、無線LANの子機としての機能も備えており、図示しない外部の無線LANアクセスポイント(AP)との間において、無線通信可能に構成されている。USBデバイスインターフェース120は、USB 3.0の規格に準拠しており、USBケーブルを介して、パーソナルコンピュータ20とデータのやりとりが可能に構成されている。
記憶部130は、フラッシュROMおよびハードディスク(HDD)を含んでいる。記憶部130には、上述した種々のコンテンツデータを含むコンテンツデータ群131と、管理テーブル132と、CPU140に特定の機能を実行させるためのコンピュータプログラム(図示しない)と、が記憶されている。管理テーブル132には、コンテンツデータ群131に含まれるコンテンツデータのそれぞれについて、対応するサムネイルデータの有無が示されている。管理テーブル132の具体的な内容については後述する。
CPU140は、記憶部130に記憶されているコンピュータプログラム(図示しない)をRAM150に展開して実行することにより、接続検出部141と、要求部142と、取得部143と、テーブル管理部144としての機能を実現する。ただし、これらの各機能部141〜144は、ハードウェア回路で構成されていてもよい。
接続検出部141は、記憶装置10がPC20に接続されているか否かを検出する。ここでは、記憶装置10のUSBデバイスインターフェース120と、PC20のUSBデバイスインターフェース210とが、USBケーブルを介して接続されているか否かを検出する。なお、接続検出部141は、記憶装置10がPC20と物理的に接続されたことを検出する構成のほか、記憶装置10がPC20と論理的に接続(コネクションが確立)されたことを検出する構成であってもよい。
要求部142は、PC20に対して、記憶部130に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータの作成を要求するための作成要求を生成し、PC20に送信する。要求部142は、作成要求の送信と並行して、原画像コンテンツデータをPC20に送信する。要求部142の具体的な動作については後述する。
取得部143は、記憶装置10やPC20などの外部装置から送信されたコンテンツデータを取得し、取得したコンテンツデータを記憶部130に格納する。また、取得部143は、PC20から送信されたサムネイルデータを取得し、取得したサムネイルデータを記憶部130に格納する。
テーブル管理部144は、管理テーブル132の管理をおこなうことによって、サムネイルデータとコンテンツデータとの関連づけをおこなう。例えば、テーブル管理部144は、記憶部130に記憶されているコンテンツデータについて、対応するサムネイルデータの有無に変更があった場合には、管理テーブル132の更新をおこなう。テーブル管理部144の具体的な動作については後述する。
電源部160は、ソケット161と、バッテリー162とを備えている。ソケット161は、外部電源から延びる電力供給用のプラグが接続可能に構成されている。ソケット161は、外部電源に接続されるクレードル11に設けられている電力供給用のプラグに接続可能に構成されていてもよい。バッテリー162は、例えば、リチウムイオンバッテリー等を含んで構成されており、ソケット161に接続されたプラグを介して外部電源から供給される電力によって充電される。また、バッテリー162は、電力の供給を受けていない状態(非充電状態)のときに、放電によって記憶装置10の動作のための電力を供給する。
PC20は、USBデバイスインターフェース(I/F)210と、記憶部220と、CPU230と、RAM240と、を備えている。USBデバイスインターフェース210、記憶部220、CPU230、および、RAM240は、バスによって相互に接続されている。USBデバイスインターフェース210は、USB 3.0の規格に準拠しており、USBケーブルを介して、記憶装置10とデータのやりとりが可能に構成されている。記憶部220は、ROMおよびハードディスクを含んで構成されており、CPU140に特定の機能を実現させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。
CPU230は、記憶部220に記憶されているコンピュータプログラム(図示しない)をRAM240に展開して実行することにより、受信部231と、作成部232と、送信部233としての機能を実現する。これらの機能を実現するためのコンピュータプログラムは、アプリケーションソフトのインストールによって記憶部220に記憶される。
受信部231は、記憶装置10から送信される作成要求および原画像コンテンツデータを受信する。作成部232は、受信部231が受信した原画像コンテンツデータを縮小加工してムネイルデータを作成する。送信部233は、作成部232が作成したサムネイルデータを記憶装置10に送信する。
携帯端末30は、いわゆる、スマートフォンであり、移動体通信網等の専用回線への接続機能(専用回線接続機能)と、IEEE802.11に準拠したコネクションを確立する機能(無線LAN接続機能)とを備えている。携帯端末30は、無線LAN接続機能によって、記憶装置10と直接的に無線通信をおこなうことができる。携帯端末30は、タッチパネル31を備えており、記憶装置10から受信したサムネイルデータを用いてサムネイル画像を表示させることができる。また、携帯端末30は、記憶装置10からコンテンツデータを取得することによって、コンテンツデータに応じた処理をおこなうことができる。
A−2.管理テーブル132の構成:
図2は、記憶装置10の管理テーブル132の内容を説明するための説明図である。管理テーブル132には、コンテンツデータ群131に含まれるコンテンツデータのそれぞれについて、サムネイルデータの有無や、アドレス情報、および、サムネイルデータのアドレス情報などが対応付けられている。管理テーブル132には、「データ識別情報」と、「サムネイルデータの有無」と、「コンテンツデータアドレス情報」と、「サムネイルデータアドレス情報」と、「サムネイル原画像情報」とが含まれている。「データ識別情報」は、コンテンツデータ群131に含まれるコンテンツデータを識別するための情報であり、ここでは、コンテンツデータ名が示されている。「サムネイルデータの有無」は、各サムネイルデータについて、対応するサムネイルデータが記憶装置10内に存在するか否かが示されている。「コンテンツデータアドレス情報」は、記憶部130において、コンテンツデータが記憶されている記憶領域上の位置(アドレス)が示されている。「サムネイルデータアドレス情報」は、記憶部130において、対応するサムネイルデータが記憶されている記憶領域上の位置(アドレス)が示されている。「サムネイル原画像情報」は、サムネイルの元となる原画像コンテンツデータの「コンテンツデータ名」が示されている。原画像コンテンツデータが関連先コンテンツデータと同じである場合には「−」が示されている。
A−3.記憶装置10の動作:
図3は、第1実施形態の記憶装置10の動作の流れを説明するためのフローチャートである。記憶装置10は、まず、携帯端末30やPC20などの外部装置からのコンテンツデータを取得が完了したか否かを判定する(ステップS10)。記憶装置10が外部装置からのコンテンツデータの取得が完了すると、記憶装置10のテーブル管理部144は、管理テーブル132(図2)の生成または更新をおこなう(ステップS11)。具体的には、テーブル管理部144は、取得部143によって取得されたコンテンツデータが記憶部130に記憶されると、記憶部130に管理テーブル132が存在しない場合には、新たに管理テーブル132を生成し、管理テーブル132が存在する場合には、管理テーブル132の更新をおこなう。
テーブル管理部144は、取得されたコンテンツデータについて、管理テーブル132の「データ識別情報」、「サムネイルデータの有無」、「コンテンツデータアドレス情報」、および、「サムネイルデータアドレス情報」を設定する。ここでは、テーブル管理部144は、取得されたコンテンツデータに含まれているデータ名を「データ識別情報」に登録する。データ名は、テーブル管理部144が適宜設定してもよい。テーブル管理部144は、コンテンツデータの中にメタデータとして、サムネイルデータ自体やサムネイルデータのパス情報等のサムネイルデータの存在を示す情報が含まれているか否かを判別する。テーブル管理部144は、サムネイルデータの存在を示す情報が含まれているか否かを「サムネイルデータの有無」の欄に設定する。また、テーブル管理部144は、コンテンツデータが記憶されている記憶部130の記憶領域上の位置を「コンテンツデータアドレス情報」として登録し、コンテンツデータに対応するサムネイルデータが存在する場合には、サムネイルデータの位置を「サムネイルデータアドレス情報」として登録する。管理テーブル132の「サムネイル原画像情報」は、種々の方法によって設定することができる。例えば、携帯端末30がコンテンツデータの送信に併せて、サムネイル原画像情報を送信する場合には、テーブル管理部144は、受信したサムネイル原画像情報を管理テーブル132に設定することができる。携帯端末30から送信されるサムネイル原画像情報の内容は、例えば、ユーザがタッチパネル31を操作することによって設定されてもよい。なお、上述した管理テーブル132の「データ識別情報」および「サムネイルデータの有無」は、ユーザによって設定・登録がおこなわれてもよい。また、「コンテンツデータアドレス情報」および「サムネイルデータアドレス情報」は、取得部143がコンテンツデータを取得した際に設定してもよい。
テーブル管理部144によって管理テーブル132が生成または更新された後、記憶装置10の要求部142は、記憶部130に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在するか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、要求部142は、管理テーブル132の「サムネイルデータの有無」を参照し、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータを特定する。記憶部130に記憶されているすべてのコンテンツデータがサムネイルデータを備えている場合、記憶装置10は処理動作を終了する。
一方、記憶部130に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在する場合、これらのコンテンツデータに対応するサムネイルデータをPC20に作成させるために、記憶装置10はステップS13以降の処理をおこなう。例えば、図2に示す管理テーブル132では、二行目の「Sound002.mp3」と、三行目の「Movie003.mov」は、それぞれ対応するサムネイルデータを備えていないため、記憶装置10はステップS13以降の処理をおこなう。
まず、要求部142は、記憶装置10がPC20に接続されているか否かの判定をおこなう(ステップS13)。記憶装置10がPC20に接続されているか否かは、接続検出部141が記憶装置10とPC20との接続を検出しているか否かによって判定することができる。記憶装置10がPC20に接続されていない場合、接続検出部141が記憶装置10とPC20との接続を検出するまで記憶装置10は待機状態となる。
記憶装置10がPC20に接続されている場合、要求部142は、サムネイルの作成要求を生成するとともに、生成した作成要求と原画像コンテンツデータをPC20に送信する(ステップS14)。ここでは、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが複数ある場合であっても、その中の1つのコンテンツデータについての作成要求と、原画像コンテンツデータを送信するものとして説明する。
図4は、作成要求の内容を説明するための説明図である。図4に示すように、作成要求には、「関連先コンテンツデータの識別情報」や「サムネイル作成条件」等が含まれていてもよい。「関連先コンテンツデータの識別情報」とは、PC20によって作成されるサムネイルデータの関連先コンテンツデータを識別するための情報である。「関連先コンテンツデータの識別情報」としては、例えば、管理テーブル132の関連先コンテンツデータの「データ識別情報」を使用することができる。「サムネイル作成条件」には、サムネイルデータを作成する上での種々の設定条件が示されている。例えば、サムネイルデータを作成する際、原画像の解像度の縮小率またはサムネイルの画像サイズ、原画像コンテンツデータが動画像データの場合、動画フレーム番号または動画開始から何秒後(例えば5秒後)のフレームを原画像とするか等の情報等が含まれている。このようなサムネイル設定条件は、予め定められた条件であってもよく、あるいは、ユーザによって設定された条件であってもよい。なお、作成要求には、「関連先コンテンツデータの識別情報」および「サムネイル作成条件」が含まれていなくてもよい。
図2に示す管理テーブル132では、要求部142は、まず、「Sound002.mp3」に対応するサムネイルデータの作成要求、および、原画像コンテンツデータとして「Movie003.mov」のコンテンツデータをPC20に送信する。この場合、作成要求には、「関連先コンテンツデータの識別情報」として、コンテンツデータ名「Sound002.mp3」が含まれていてもよい。なお、原画像コンテンツデータとしての「Movie003.mov」のコンテンツデータを送信するのは、管理テーブル132の「Sound002.mp3」の「サムネイル原画像情報」に「Movie003.mov」が設定されているためである。
記憶装置10から送信された作成要求と原画像コンテンツデータは、PC20の受信部231によって受信される。PC20の作成部232は、受信部231が受信した作成要求に含まれている「サムネイル作成条件」の内容に応じて、受信部231が受信した原画像コンテンツデータからサムネイルデータを作成する。作成部232によってサムネイルデータが作成されると、PC20の送信部233は、作成されたサムネイルデータを記憶装置10に送信する。なお、送信部233は、サムネイルデータの送信と並行して作成要求に含まれている「関連先コンテンツデータの識別情報」を記憶装置10に送信してもよい。
記憶装置10の取得部143は、PC20から送信されたサムネイルデータを取得する(ステップS15)。取得部143は、取得したサムネイルデータを記憶部130に格納する。なお、PC20の送信部233が「関連先コンテンツデータの識別情報」を送信する場合には、送信された情報は取得部143によって取得される。
テーブル管理部144は、取得部143のサムネイルデータの取得に応じて管理テーブル132の更新をおこなう(ステップS16)。具体的には、まず、テーブル管理部144は、取得部143が取得したサムネイルデータの関連先となる関連先コンテンツデータの特定をおこなう。関連先コンテンツデータの特定は種々の方法によっておこなうことができる。例えば、要求部142がPC20に送信した作成要求に含まれる「関連先コンテンツデータの識別情報」を記憶部130に記憶させる構成にしておけば、記憶部130に記憶されている「関連先コンテンツデータの識別情報」から関連先コンテンツデータを特定することができる。また、PC20が「関連先コンテンツデータの識別情報」を送信する場合には、取得部143によって取得された「関連先コンテンツデータの識別情報」から関連先コンテンツデータを特定することができる。テーブル管理部144は、関連先コンテンツデータを特定すると、管理テーブル132の関連先コンテンツデータの「サムネイルデータの有無」を「×」から「〇」に変更する。また、テーブル管理部144は、取得部143によって記憶部130の記憶領域に格納されたサムネイルデータのメモリアドレスを「サムネイルデータアドレス情報」に登録する。
図5は、更新後の管理テーブル132の内容を例示した説明図である。図5には、図2に示す管理テーブル132を更新した後の内容が例示されている。取得部143が「Sound002.mp3」に対応するサムネイルデータを取得した場合には、まず、テーブル管理部144は、図5に示すように、管理テーブル132の「Sound002.mp3」の「サムネイルデータの有無」を「×」(無)から「〇」(有)に変更する。また、テーブル管理部144は、管理テーブル132の「サムネイルデータアドレス情報」を登録する。これにより、取得部143が取得したサムネイルデータと、「Sound002.mp3」のコンテンツデータは、管理テーブル132によって互いに関連づけられる。
管理テーブル132を更新した後、要求部142は、再度、記憶部130に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在するか否かを判定する(ステップS12)。記憶部130に記憶されているすべてのコンテンツデータがサムネイルデータを備えている場合、記憶装置10は処理動作を終了する。
一方、記憶部130に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在する場合、記憶装置10は、再度、ステップS13以降の処理をおこなう。例えば、図5の管理テーブル132において、三行目の「Movie003.mov」は、「サムネイルデータの有無」が「×」となっているため、次のステップS13の処理をおこなう。ステップS13以後の処理内容は上述のとおりである。
A−4.サムネイル作成システム1000の動作:
図6は、第1実施形態のサムネイル作成システム1000の動作の流れを説明するためのフローチャートである。上述のとおり、記憶装置10は、作成要求と原画像コンテンツデータをPC20に送信し(ステップS14)、PC20は、サムネイルデータを作成して記憶装置10に送信する(ステップS141)。これにより、記憶装置10の記憶部130に記憶されているコンテンツデータには、それぞれ対応するサムネイルデータが存在した状態となる。携帯端末30(図1)は、ユーザによるタッチパネル31の操作を受けて、記憶装置10に対してサムネイルデータの送信要求(TD送信要求)をおこなう(ステップS171)。ユーザによるタッチパネル31の操作とは、例えば、ユーザが画像閲覧用のアプリケーションや、音楽再生用のアプリケーションを起動させる操作等である。
TD送信要求を受信した記憶装置10は、記憶部130に記憶されているサムネイルデータを携帯端末30に送信する(ステップS172)。送信するサムネイルデータは、管理テーブル132の「サムネイルデータアドレス情報」を用いて、記憶部130の記憶領域から取り出すことができる。記憶装置10は、サムネイルデータとともにサムネイルデータのそれぞれに対応する「関連先コンテンツデータの識別情報」を携帯端末30に送信してもよい。
サムネイルデータを受信した携帯端末30は、タッチパネル31にサムネイルリストを表示させる(ステップS173)。サムネイルリストは、記憶装置10から送信されたサムネイルデータを用いて作成される。携帯端末30は、ユーザによるタッチパネル31の操作によってサムネイルの選択を受け付けると(ステップS174)、選択されたサムネイルに対応するコンテンツデータの送信を要求するための送信要求(CD送信要求)を記憶装置10に送信する(ステップS175)。CD送信要求には、選択されたサムネイルに対応する「関連先コンテンツデータの識別情報」が含まれていてもよい。
CD送信要求を受信した記憶装置10は、CD送信要求において指定されたコンテンツデータを携帯端末30に送信する(ステップS176)。記憶装置10は、例えば、CD送信要求に含まれている「関連先コンテンツデータの識別情報」と管理テーブル132とを参照することによって、記憶部130の記憶領域から指定されたコンテンツデータを取り出すことができる。
コンテンツデータを受信した携帯端末30は、コンテンツデータの表示・再生をおこなう(ステップS177)。コンテンツデータの表示・再生とは、携帯端末30は、記憶装置10からコンテンツデータとしての画像データまたは動画像データを受信した場合、コンテンツデータが表す画像または動画像をタッチパネル31に表示させる。また、携帯端末30は、記憶装置10から音楽データを受信した場合、音楽データを再生させる。
以上説明した、第1実施形態の記憶装置10によれば、記憶装置10は、PC20にサムネイルデータを作成させるため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。このため、自身が作成した場合に比べて、CPU140の処理能力に余裕がある状態を維持しやすい。これにより、記憶装置10は、携帯端末30へのデータ転送等の処理にCPU140の処理能力を回すことができ、処理の遅延や停滞などの発生を抑制することができる。
B.第2実施形態:
第2実施形態の記憶装置10a(図7)は、PC20にサムネイルデータを作成させる機能のほかに、自身がサムネイルデータを作成する機能を備えている。
図7は、第2実施形態のサムネイル作成システム1000aの概略構成を説明するための説明図である。第2実施形態のサムネイル作成システム1000aは、第1実施形態のサムネイル作成システム1000(図1)と比較すると、記憶装置10aのCPU140によって実現される機能部の構成が異なる。第2実施形態の記憶装置10aのCPU140は、第1実施形態と同様に、接続検出部141と、要求部142と、取得部143と、テーブル管理部144としての機能を実現するほか、さらに、状態判定部145と、作成部146としての機能を実現する。
状態判定部145は、記憶装置10aがサムネイルデータの作成に適した状態として予め設定されている条件(以後「特定の条件」とも呼ぶ)を満たしているか否かの判定をおこなう。記憶装置10aがサムネイルデータの作成に適した状態とは、ここでは、CPU140の処理能力に比較的余裕のある状態(CPU140の稼働率が比較的低くなる状態)を意味している。CPU140の処理能力に余裕がある状態であれば、サムネイルデータを作成していても、他の処理(例えば、携帯端末30とのデータ通信処理など)における遅延や停滞等の発生を抑制することができるためである。ここでは、「記憶装置10aが充電中の状態」であることが「特定の条件」として設定されている。記憶装置10aが充電中の場合には、記憶装置10aは携帯端末30との間において、データのやりとりが少なく、CPU140の処理能力に余裕がある状態と考えられるためである。よって、本実施形態の状態判定部145は、記憶装置10aが充電中か否かの判定をおこなう。作成部146は、状態判定部145によって記憶装置10aが特定の条件を満たしていると判定されたときに、原画像コンテンツデータからサムネイルデータを作成する。
図8は、第2実施形態の記憶装置10aの動作の流れを説明するためのフローチャートである。図8のステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26は、第1実施形態の記憶装置10の動作の流れ(図3)のステップS10、S11、S12、S13、S14、S15、S16と同じである。ただし、第1実施形態の記憶装置10は、PC20に接続されていないとき(図3、ステップS13:NO)、PC20にされるまで待機状態となるのに対して、第2実施形態の記憶装置10aは、以下に説明するステップS27以降の処理をおこなう(ステップS23:NO)。
まず、記憶装置10aの状態判定部145は、記憶装置10aが特定の条件を満たしているか否かを判定する(ステップS27)。ここでは、状態判定部145は、記憶装置10aが充電中か否かの判定をおこなう。記憶装置10aが充電中ではない場合には、記憶装置10aは、再度、ステップS23の処理をおこなう。
一方、記憶装置10aが充電中である場合、記憶装置10aの作成部146は、サムネイルデータの作成をおこなう(ステップS28)。記憶装置10が充電中の場合には、CPU140の処理能力に余裕がある状態と考えられるためである。作成部146は、管理テーブル132(図2)の「サムネイルデータの有無」を参照し、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータを特定する。作成部146は、特定した、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータについて、サムネイルデータを作成する。具体的には、作成部146は、管理テーブル132の「サムネイル原画像情報」から、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータの原画像コンテンツデータを特定し、原画像コンテンツデータからサムネイルデータを作成する。作成部146は、記憶部130に「サムネイル作成条件」が記憶されている場合には、サムネイル作成条件の内容に応じてサムネイルデータを作成してもよい。作成部146は、作成したサムネイルデータを記憶部130に格納する。
作成部146によって、サムネイルデータが記憶部130に格納されると、テーブル管理部144は、データの更新をおこなう(ステップS26)。データの更新の内容は、第1実施形態のステップS16(図3)と同様である。
以上説明した、第2実施形態の記憶装置10aによれば、サムネイルデータを作成するのに適した状態となっているときのみ自身がサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。ここでは、データ転送等の処理が発生しにくい充電中のときにサムネイルデータを作成するため、データ転送等の他の処理の遅延が発生する可能性を低減させることができる。
C.第3実施形態:
第1実施形態のPC20は、記憶装置10から作成要求と原画像コンテンツデータを受信したときにサムネイルデータを作成する構成として説明した。第3実施形態のPC20b(図9)は、記憶装置10bが接続されたことを検出したときに、記憶装置10bから原画像データを取得してサムネイルデータを作成する。
図9は、第3実施形態のサムネイル作成システム1000bの概略構成を説明するための説明図である。第3実施形態のサムネイル作成システム1000bは、第1実施形態のサムネイル作成システム1000(図1)と比較すると、記憶装置10bのCPU140によって実現される機能部の構成と、PC20bのCPU230によって実現される機能部の構成が異なる。第3実施形態の記憶装置10bのCPU140は、第1実施形態と同様に、取得部143と、テーブル管理部144としての機能を実現する。一方、第3実施形態のCPU140は、第1実施形態とは異なり、接続検出部141と、要求部142としての機能を備えていなくてもよい。
第3実施形態のPC20bのCPU230は、第1実施形態と同様に、作成部232と、送信部233としての機能を実現するほか、さらに、接続検出部234と、取得部235としての機能を実現する。接続検出部234は、PC20bに記憶装置10bが接続されているか否かの検出をおこなう。取得部235は、記憶装置10bから、管理テーブル132および原画像コンテンツデータを取得する。なお、本実施形態では、これらの機能部をCPU230に実現させるためのアプリケーションソフトをインストールした際に、記憶装置10に記憶されている管理テーブル132のアドレス情報がPC20bの記憶部220に記憶されるものとして説明する。
図10は、第3実施形態のPC20bの動作の流れを説明するための説明図である。PC20bの取得部235は、まず、記憶装置10がPC20bに接続されているか否かの判定をおこなう(ステップS31)。記憶装置10がPC20bに接続されているか否かは、接続検出部234がPC20bと記憶装置10との接続を検出しているか否かによって判定することができる。記憶装置10がPC20bに接続されていない場合、接続検出部234がPC20bと記憶装置10との接続を検出するまでPC20bは待機状態となる(ステップS31:NO)。
記憶装置10がPC20bに接続されている場合、PC20bの取得部235は、記憶装置10から管理テーブル132を取得する(ステップS32)。記憶装置10の記憶部130の記憶領域における管理テーブル132のアドレスは、PC20bにアプリケーションソフトをインストールした際に記憶部220に記憶されている。取得部235は、記憶部220に記憶されているアドレスに基づいて、記憶装置10から管理テーブル132を取得する。
記憶装置10から管理テーブル132を取得した後、取得部235は、記憶装置10に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在するか否かを判定する(ステップS33)。具体的には、取得部235は、は、管理テーブル132の「サムネイルデータの有無」を参照し、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在するか否かを判定する。記憶装置10に記憶されているすべてのコンテンツデータがサムネイルデータを備えている場合、PC20bは処理動作を終了する。
一方、記憶装置10に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在する場合、取得部235は、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータに対応する原画像コンテンツデータを記憶装置10から取得する(ステップS34)。ここでは、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータが記憶装置10に複数存在する場合であっても、その中の1つのコンテンツデータについての原画像コンテンツデータを取得するものとして説明する。記憶装置10の記憶部130に記憶されている原画像コンテンツデータのメモリアドレスは、取得した管理テーブル132の「サムネイル原画像情報」および「コンテンツデータアドレス情報」を用いて特定することができる。
取得部235によって記憶装置10から原画像コンテンツデータが取得されると、PC20bの作成部232は、原画像コンテンツデータからサムネイルデータを作成する(ステップS35)。PC20bに「サムネイル作成条件」がユーザ等によって設定されている場合には、作成部232は、このサムネイル作成条件を参照してサムネイルデータを作成してもよい。
作成部232によってサムネイルデータが作成されると、PC20bの送信部233は、作成されたサムネイルデータを記憶装置10に送信する(ステップS36)。なお、送信部233は、サムネイルデータの送信と並行して管理テーブル132から特定した「関連先コンテンツデータの識別情報」を記憶装置10に送信してもよい。「関連先コンテンツデータの識別情報」としては、例えば、作成したサムネイルデータの関連先コンテンツデータの「データ識別情報」を使用することができる。
PC20bから送信されたサムネイルデータは、記憶装置10の取得部143によって取得される。取得部143は、取得したサムネイルデータを記憶部130に格納する。記憶装置10のテーブル管理部144は、取得部143のサムネイルデータの取得に応じて管理テーブル132を更新する。
以上説明した、第3実施形態のPC20bによれば、記憶装置10から作成要求および原画像コンテンツデータをPC20bに送信しなくても、PC20bによってサムネイルデータを生成することができる。また、本実施形態のPC20bによれば、記憶装置10に代わって、記憶装置10に記憶されているコンテンツデータに対応するサムネイルデータを作成するため、記憶装置10において、処理能力が低下する状態の発生を抑制することができる。
D.第4実施形態:
第1実施形態の記憶装置10は、PC20にサムネイルデータを作成させ、作成されたサムネイルデータを取得する構成として説明した。第4実施形態の記憶装置10c(図11)は、自身のみがサムネイルデータを作成する。
図11は、第4実施形態の記憶装置10cの概略構成を説明するための説明図である。第4実施形態の記憶装置10cは、第1実施形態の記憶装置10(図1)と比較すると、CPU140によって実現される機能部の構成が異なる。第4実施形態の記憶装置10cのCPU140は、第1実施形態と同様に、テーブル管理部144としての機能を実現するほか、さらに、状態判定部145と、作成部146としての機能を実現する。一方、第4実施形態のCPU140は、第1実施形態とは異なり、接続検出部141と、要求部142と、取得部143としての機能を備えていなくてもよい。
状態判定部145および作成部146の機能は、第2実施形態の状態判定部145および作成部146と同様である。すなわち、状態判定部145は、記憶装置10が特定の条件を満たしているか否かの判定をおこなう。ここでも、記憶装置10が充電中の状態であることが「特定の条件」として設定されている。作成部146は、状態判定部145によって記憶装置10が特定の条件を満たしていると判定されたときに、原画像コンテンツデータからサムネイルデータを作成する。
図12は、第4実施形態の記憶装置10cの動作の流れを説明するためのフローチャートである。図12のステップS40、S41、S42、S45は、第1実施形態の記憶装置10の動作の流れ(図3)のステップS10、S11、S12、S16と同じである。第4実施形態の記憶装置10cは、ステップS42において、記憶部130に記憶されているコンテンツデータの中に、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータが存在する場合、状態判定部145によって、記憶装置10aが特定の条件を満たしているか否かが判定される(ステップS43)。ここでは、状態判定部145は、記憶装置10aが充電中か否かの判定をおこなう。記憶装置10aが充電中ではない場合には、記憶装置10aは、再度、ステップS43の処理をおこなう。
一方、記憶装置10aが充電中である場合、記憶装置10aの作成部146は、サムネイルデータの作成をおこなう(ステップS44)。作成部146によるサムネイルの作成方法は、第2実施形態の作成部146と同様である。すなわち、作成部146は、管理テーブル132(図2)の「サムネイルデータの有無」を参照し、サムネイルデータを備えていないコンテンツデータについて、サムネイルデータを作成する。作成部146によって作成されたサムネイルデータが記憶部130に格納されると、テーブル管理部144は、データの更新をおこなう(ステップS45)。データの更新方法は、第2実施形態のテーブル管理部144と同様である。
以上説明した、第4実施形態の記憶装置10cによれば、自身のみがサムネイルデータを作成する場合であっても、サムネイルデータの作成による他の処理の遅延の発生を抑制することができる。すなわち、記憶装置10cは、サムネイルデータを作成するのに適した状態となっているときにサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によって処理能力が低下しても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
E.第5実施形態:
第2実施形態の記憶装置10a(図7)は、「記憶装置10aが充電中の状態」であることが「特定の条件」として設定されているが、「特定の条件」は、記憶装置10aが充電中の状態であることに限定されない。第5実施形態の記憶装置10d(図13)は、「バッテリー162の残量が所定量以上の状態」が「特定の条件」として設定されている。
図13は、第5実施形態のサムネイル作成システム1000dの概略構成を説明するための説明図である。第5実施形態のサムネイル作成システム1000dは、第2実施形態のサムネイル作成システム1000a(図7)と比較すると、記憶装置10dのCPU140によって実現される機能部の構成が異なる。第5実施形態の記憶装置10dのCPU140は、第2実施形態と同様に、接続検出部141と、要求部142と、取得部143と、テーブル管理部144と、状態判定部145と、作成部146としての機能を実現するほか、さらに、バッテリー残量検出部147としての機能を実現する。バッテリー残量検出部147は、バッテリー162の残量を検出する。
記憶装置10dの動作の流れは、第2実施形態の記憶装置10aの動作の流れ(図8)と同様である。記憶装置10dの状態判定部145は、ステップS27において、バッテリー162の残量が所定量以上か否かの判定をおこなう。バッテリー162の残量が所定量以上か否かは、バッテリー残量検出部147が検出したバッテリー残量が閾値以上か否かによって判定することができる。バッテリー残量が閾値以上である場合、記憶装置10aの作成部146は、サムネイルデータの作成をおこなう(ステップS28)。バッテリー162の残量が閾値以上の場合には、サムネイルデータの作成のためにCPU140を駆動させても、バッテリー162の残量に余裕があり、残量不足の発生を抑制することができるためである。
以上説明した、第5実施形態の記憶装置10dによれば、バッテリー162の残量に余裕があるときのみ自身がサムネイルデータを作成するため、サムネイルデータの作成によってバッテリーを消費しても、データ転送等の他の処理に必要なバッテリー残量を確保することができる。
F.第6実施形態:
第2実施形態の記憶装置10aは、PC20に接続されている場合には、PC20にサムネイルデータの作成をおこなわせ、自身はサムネイルデータを作成しない構成となっている。第6実施形態の記憶装置10eは、PC20に接続されているとき、PC20にサムネイルデータの作成をおこなわせるほか、自身もサムネイルデータを作成する。第6実施形態の記憶装置10eの構成は、第2実施形態の記憶装置10a(図7)と同様である。
図14は、第6実施形態の記憶装置10eの動作の流れを説明するためのフローチャートである。図14のステップS50、S51、S52、S53、S54、S55、S56、S57、S58は、第2実施形態の記憶装置10aの動作の流れ(図8)のステップS20、S21、S22、S23、S24、S25、S26、S27、S28と同じである。ただし、第6実施形態の記憶装置10eは、ステップS53において、PC20に接続されているとき、状態判定部145によって、記憶装置10aが特定の条件を満たしているか否の判定がおこなわれる(ステップS531)。ここでの「特定の条件」は、「記憶装置10aが充電中の状態」であってもよいし、「バッテリー162の残量が所定量以上の状態」であってもよいし、これら以外であってもよい。
記憶装置10eが特定の条件を満たしている場合、要求部142が作成要求と原画像コンテンツデータをPC20に送信するとともに、作成部146がサムネイルデータの作成をおこなう(ステップS532)。PC20に作成させるサムネイルデータの数と、記憶装置10自身が作成するサムネイルデータの数との比率は任意に設定することができる。また、この比率は、CPU140の稼働率等に応じて変化するように構成されていてもよい。
以上説明した、第6実施形態の記憶装置10eによれば、PC20と接続されている際に、自身がサムネイルデータの少なくとも一部を作成する構成であっても、データ転送等の他の処理の遅延の発生を抑制することができる。
G.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
G−1.第1変形例:
本実施形態のサムネイル作成システム1000は、記憶装置10とPC20とがUSB規格に準拠してデータ通信がおこなわれるものとして説明した。しかし、記憶装置10とPC20は、USB規格以外の規格に準拠してデータ通信がおこなわれてもよい。例えば、記憶装置10とPC20は、IEEE802.11や、IEEE802.3、HDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)などに準拠してデータ通信がおこなわれてもよい。
また、本実施形態のサムネイル作成システム1000は、記憶装置10と携帯端末30とがIEEE802.11に準拠してデータ通信がおこなわれるものとして説明した。しかし、記憶装置10と携帯端末30は、IEEE802.11以外の無線通信規格に準拠してデータ通信がおこなわれてもよい。例えば、記憶装置10と携帯端末30は、Bluetooth(登録商標)、TransferJet、Zigbee(登録商標)等の近距離無線通信規格に準拠してデータ通信がおこなわれてもよい。
G−2.第2変形例:
第2、5、6実施形態の「特定の条件」の内容は、記憶装置10aがサムネイルデータの作成に適した状態であれば、第2、5、6実施形態で示した内容に限定されない。例えば、「記憶装置10と携帯端末30との間の無線通信のためのコネクションが確立されていない状態」を「特定の条件」として設定してもよい。記憶装置10と携帯端末30との間のコネクションが確立されていないときには、記憶装置10は、携帯端末30にデータ転送をおこなう処理が発生しないと考えられるためである。また、「CPU140の稼働率が所定値以下の状態」を「特定の条件」として設定してもよい。CPU140の稼働率が所定値以下の状態であれば、サムネイルデータを作成してもなお、CPU140の能力に余裕があると考えられるためである。
G−3.第3変形例:
本実施形態のPC20は、アプリケーションデータソフトがインストールされているものとして説明した。このアプリケーションデータは、記憶装置10がPC20に接続されたときに、記憶装置10からPC20にダウンロードされる構成であってもよい。
G−4.第4変形例:
本実施形態のサムネイル作成システム1000は、記憶装置10またはPC20がサムネイルデータを作成するものとして説明したが、これら以外の装置がサムネイルデータの一部を作成してもよい。例えば、携帯端末30がサムネイルデータの一部を作成してもよい。
G−5.第5変形例:
記憶装置10は、ポータブルハードディスクに限定されない。記憶装置10は、例えば、WiGigとして構成されていてもよいし、SSDを含んで構成されていてもよい。
G−6.第6変形例:
本実施形態の管理テーブル132には、「サムネイル原画像情報」が含まれているものとして説明したが、管理テーブル132には、「サムネイル原画像情報」が含まれていなくてもよい。例えば、関連先コンテンツデータを原画像コンテンツデータとしてサムネイルデータを作成するサムネイル作成システム1000であれば、管理テーブル132に「サムネイル原画像情報」が含まれていなくてもよい。
G−7.第7変形例:
第3実施形態のサムネイル作成システム1000b(図9)は、PC20bがサムネイルデータを記憶装置10に送信すると(図10、ステップS36)、記憶装置10が管理テーブル132を更新するものとして説明した。しかし、サムネイル作成システム1000bは、PC20bが管理テーブル132を更新し、更新した管理テーブル132と、作成したサムネイルデータとを記憶装置10に送信する構成であってもよい。
10…記憶装置
11…クレードル
20…パーソナルコンピュータ(PC)
30…携帯端末
31…タッチパネル
110…無線通信インターフェース
130…記憶部
131…コンテンツデータ群
132…管理テーブル
140…CPU
141…接続検出部
142…要求部
143…取得部
144…テーブル管理部
145…状態判定部
146…作成部
147…バッテリー残量検出部
160…電源部
161…ソケット
162…バッテリー
220…記憶部
230…CPU
231…受信部
232…作成部
233…送信部
234…接続検出部
235…取得部
1000…サムネイル作成システム

Claims (8)

  1. 携行可能な記憶装置であって、
    外部装置からコンテンツデータを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶装置がサムネイルデータを作成するのに適した状態か否かを判定するための条件として予め設定されている条件を満たしているか否かを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部が前記条件を満たしていると判定した場合、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータのうち、対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータのサムネイルデータを作成し、前記状態判定部が前記条件を満たしていない判定した場合、前記作成をおこなわない作成部と、を備える記憶装置。
  2. 請求項1に記載の記憶装置はさらに、
    前記記憶部に記憶されているコンテンツデータと、対応するサムネイルデータの有無との対応関係を示したテーブルを管理するテーブル管理部を備えており、
    記作成部は、前記テーブルを参照して、前記記憶部に記憶されているコンテンツデータから、前記対応するサムネイルデータを備えていないコンテンツデータを特定する、記憶装置。
  3. 請求項2に記載の記憶装置において、
    前記テーブル管理部は、前記記憶装置が外部装置からのコンテンツデータの取得を完了すると、前記コンテンツデータにサムネイルデータが含まれるか否かを判別し、前記判別の結果に従って、取得したコンテンツデータと対応するサムネイルデータの有無との対応関係を前記テーブルに登録する、記憶装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の記憶装置において、
    前記状態判定部は、前記記憶装置が充電中か否かを判定し、前記記憶装置が充電中のときに前記条件を満たしていると判定する、記憶装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の記憶装置はさらに、
    前記記憶装置を駆動させるための電力を供給するバッテリーと、
    前記バッテリーの残量を検出するバッテリー残量検出部と、を備え、
    前記状態判定部は、前記バッテリー残量検出部が検出した前記バッテリーの残量が所定値よりも多いときに前記条件を満たしていると判定する、記憶装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の記憶装置はさらに、
    前記記憶装置と外部の端末との間の無線通信をおこなうための通信部を備え、
    前記状態判定部は、前記通信部が前記端末との間のコネクションが確立されていないときに、前記条件を満たしていると判定する、記憶装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の記憶装置において、
    前記コンテンツデータとは、画像データ、動画像データ、および、音楽データのいずれかである、記憶装置。
  8. 請求項1に記載の記憶装置は、さらに、
    不揮発性の記憶媒体を搭載可能に構成されている、記憶装置。
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