JP5870818B2 - 入力装置、制御システム、校正方法及びプログラム - Google Patents
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(2)同じ重力加速度(1G)を検出するはずの加速度センサであっても、軸毎に検出する加速度値(電位等)が異なる場合がある。
(3)入力装置の正面方向を“真北”へ向けているはずなのに、正面方向に直交する軸の磁気値が0とならない。
このように、各種センサの出力値に誤差が生じると、出力値から算出した入力装置の変位量(例えば、移動距離、回転角度、方位角等)が、実際の値と比べ大きくずれる場合があった。
1.一実施の形態例(各種センサのオフセット値からセンサ値を構成する例)
2.変形例
[システムの全体構成]
まず、図1を参照しながら本開示の一実施形態に係る制御システムについて説明する。
図1は、本開示の一実施の形態例及び後述する各実施形態に係る入力装置10を含む制御システム100を示す。制御システム100は、入力装置10と制御装置50と表示装置60とを有する。
図2は、入力装置10をユーザが握った様子を示す図である。図2に示すように、入力装置10は、球体の形状を有している。入力装置10の大きさは、野球の硬球の大きさよりも少し大きいか、少し小さい程度の大きさとされ、直径が例えば、50mm〜100mm程度の大きさとされる。これにより、ユーザが入力装置10を握ったときに扱い易い大きさとされる。ただ、入力装置10の直径の大きさについては、上記の範囲に限定されず、もちろん他の値もとりえる。
図6は、制御システム100の電気的な構成を示すブロック図である。
図7は、制御システム100の機能構成図である。
入力装置10は、報知機構9、CPU(Central Processing Unit)11、タクトスイッチ12、感圧センサ13、加速度センサ14、角速度センサ15、磁気センサ16を備える。さらに、入力装置10は、送受信回路17、バッテリー18、ROM(Read Only Memory)19a、RAM(Random Access Memory)19bを備える。なお、報知機構9には、LED (Light Emitting Diode)等の発光機構、スピーカ等の放音機構、振動発生機構を用いて、放音、発光、又は振動のうち、少なくとも1つを含む報知を行うようにしてもよい。
バッテリー18としては、例えば、充電可能な二次電池が用いられ、不図示の充電部が入力装置本体20に収納される。
報知機構9は、操作対象物60bが変位したことをユーザに報知する。ここで、報知機構9は、操作対象物60bが移動する1軸の変位量毎に異なる報知を行ってもよい。
次に、図6を参照して、制御装置50の電気的な構成を説明する。
制御装置50は、CPU51、送受信回路52、ROM53a、RAM53b、指示機構54を含む。
ROM53aは不揮発性のメモリであり、CPU51の処理に必要な各種のプログラムが記憶される。RAM53bは揮発性のメモリであり、CPU51の作業領域として用いられる。
送受信回路52は、アンテナ等を有しており、入力装置10から送信される各種の情報を受信する。また、送受信回路52は、入力装置10へ信号を送信することも可能である。
制御装置50は、第2処理部61、記憶部63、第2送受信部62及び指示部64を有している。第2処理部61は、第2演算部65及び表示制御部66を有している。
次に、本実施形態に係る制御システム100の動作について説明する。
図8は、本実施形態に係る制御システム100の動作例を示すフローチャートである。図8Aは、入力装置10の処理を示し、図8Bは、制御装置50の処理を示す。
次に、角速度センサ15、加速度センサ14、磁気センサ16のオフセット値と校正方法の例を順に説明する。
始めに、角速度センサオフセット値と角速度値の校正方法の例を説明する。
図9は、入力装置10が静止状態における角速度値の例を示すグラフである。
(1)入力装置10が回転していない静止状態において、第1演算部40は、次式(1)に示すように静止状態の角速度センサ15が出力する角速度値(ωStable)と角速度基準値(Vref)の差分(ωofst)を角速度センサオフセット値として記憶する。なお、計算精度を高めるためには、角速度値(ωStable)と角速度基準値(Vref)として、複数のフレーム間で取得した平均値を用いるとよい。
ωofst=ωStable−Vref …式(1)
ωcalib=ωraw−ωofst …式(2)
次に、加速度センサ14のオフセット値と加速度値の校正方法の例を説明する。
図10は、入力装置10が静止状態における加速度値の例を示す説明図である。
傾き角=asin(Accl/1G) …式(3)
図11は、加速度センサ14の各軸が検出する加速度の方向の例を示す説明図である。図中では、矢印方向を正、矢印の反対方向を負として説明を行う。図中では、加速度センサ14の3軸であるX,Y,Z軸による座標系を加速度ローカル座標と呼ぶ。
(2)次に、加速度センサ14を上下逆さまにひっくり返し、X軸の正方向を鉛直下向きに向け、重力加速度1Gがかかった際に検出した加速度値の最小値Bを求める。
(3)(A−B)/2をX軸のオフセット値AcclXofstとする。
(4)Y軸、Z軸についても同様に測定を行い、軸毎にAcclYofst、AcclZofstを求める。
(5)以降、加速されている加速度センサ14が出力する加速度値(AcclXraw,AcclYraw,AcclZraw)と加速度センサオフセット値(AcclXofst,AcclYofst,AcclZofst)の差分で求めた校正値(AcclXcalib,AcclYcalib,AcclZcalib)を加速度値として計算に用いる。
AcclXcalib=AcclXraw−AcclXofst
AcclYcalib=AcclYraw−AcclYofst …式(4)
AcclZcalib=AcclZraw−AcclZofst
次に、磁気センサオフセット値と磁気値の校正方法の例を説明する。
図12は、入力装置10が静止状態における磁気値の例を示す説明図である。
図13は、磁気センサ16の各軸が検出する磁気の方向の例を示す。図中では、矢印方向を正、矢印の反対方向を負として説明を行う。図中では、磁気センサ16の3軸であるX,Y,Z軸による座標系を磁気ローカル座標と呼ぶ。
(2)磁気センサ16を回しながら、元の軸位置を中心にして少しずつ回転軸をずらす。
(3)磁気センサ16をある程度回し終わった状態における磁気値のうち、+Xの最大値A、−Xの最小値Bを求める。
(4)(A−B)/2をX軸のオフセット値MagXofstとする。
(5)Y軸、Z軸についても同様に測定を行い、MagYofst、MagZofstを求める。
(6)以降、磁気値(MagXraw,MagYraw,MagZraw)と磁気センサオフセット値(MagXofst,MagYofst,MagZofst)の差分を出力値(MagXcalib, MagYcalib,MagZcalib)として計算に用いる。
MagXcalib=MagXraw−MagXofst
MagYcalib=MagYraw−MagYofst …式(5)
MagZcalib=MagZraw−MagZofst
磁気センサ16を備えた入力装置10’(例えば、スマートフォン)を、使用する際に例えば、“八の字”に回すことで、3軸分の上記(1)と(2)の演算を一度に行うことができる。このような校正は、厳密な校正が求められていない場合に採用することができる。
次に、入力装置10が備える各種センサを校正する方法の例について、図15〜図19を参照して説明する。
図15は、使用していない入力装置10を全方位に向ける第1の方法を示す説明図である。
図15Aは、外形が球体に形成される入力装置本体20に収納され、入力装置本体20を所定の方向に転がす移動部として、偏心錘71を入れた状態を示す。また、外形が球体に準じる形状に形成される入力装置本体20に収納され、入力装置本体20を所定の方向に転がす移動部として、偏心錘72を入れた入力装置70についても図示している。
図15Bは、ユーザが入力装置10を手で持って全方位に入力装置本体20を回転して各種センサを校正する例を示す。
図15Cは、床面に置かれた入力装置10の内部で偏心錘71が自動的に移動することにより、入力装置70が全方位に向く例を示す。
次に、入力装置10を全方位に向ける支持装置について説明する。以下に説明する支持装置は、入力装置本体20(入力装置10)を支持し、入力装置本体20を所定の方向に回転させる回転部を備え、この回転部によって、入力装置本体20を少なくとも互いに異なる3軸方向に回転させるものである。そして、CPU11は、入力装置本体20(入力装置10)が回転されるタイミングで、磁気センサ16の校正を行う。なお、入力装置本体20(入力装置10)が回転される互いに異なる3軸方向は、ランダムに定められる。
図16Aは、支持装置75の外観例を示す上面図である。
支持装置75は、入力装置本体20を回転させるための回転部として、3個の回転部76a〜76cを備える。回転部76a〜76cは、回転部76a〜76cに載せられた入力装置本体20を回転しやすくするため、摩擦係数が高い素材によって形成されている。この回転部としては、少なくとも1つ以上の車輪として形成すればよい。
図16Bは、ユーザが入力装置10を手で持って全方位に入力装置本体20を回転して各種センサを校正する例を示す。
図16Cは、支持装置75に置かれた入力装置10が全方位に向く例を示す。
図17は、支持装置75を用いて入力装置80を全方位に向ける例を示す説明図である。
図17Aは、スティック型の入力装置80の使用例を示す。
この入力装置80は外形をスティック形状としてある。このような入力装置80では、支持装置75にそのまま置いても一方向にしか転がらず、全方位に向けることは難しい。
図17Bは、入力装置80を収納する収納装置81の例を示す。
収納装置81は、入力装置80を収納可能な空間が形成されており、外形が球体又は球体に準じる形状に形成される。このため、収納装置81は、入力装置80の周りに被せるアタッチメントとして用いられる。収納装置81の中で入力装置80が動かないようにするには、収納装置81の内部に入力装置80の形状に合わせた保護部材を充填しておけばよい。
図17Cは、支持装置75に置かれた収納装置81が全方位に向く例を示す。
図18は、入力装置10と同じ機能を持たせた携帯端末85を全方位に向ける例を示す説明図である。
図18Aは、携帯端末85の使用例を示す。
携帯端末85には、スマートフォン、携帯型の映像音楽再生機等が用いられる。
図18Bは、支持装置86の外観例を示す説明図である。
支持装置86は、携帯端末85を支持するアーム87を備えている。アーム87は、複数の支点によって任意の方向に曲がることが可能である。そして、アーム87に携帯端末85が取付けられると、任意の方向に携帯端末85を動かす機能を有する。
図18Cは、アーム87に取付けられた携帯端末85が全方位に向く例を示す。
各種センサを校正する際、「入力装置10を全方位に向ける」ように回転させるためには、1軸での等速回転を行う等による機械的制御ではなく、パターン性のない制御(例えば、乱数制御)のように有機的な回転制御を行うことが必要となる。この制御では、入力装置10の回転方向、回転速度がランダムに制御されることとなる。ただし、意図的にユーザを楽しませたり、和ませたりするような回転制御を採用してもよい。これにより、入力装置10を使用していない間に入力装置10が勝手に動作することに対するユーザの不快感を軽減するだけでなく、鑑賞目的(例えば、オブジェ)としての価値を持たせることができる。
図19Aは、支持装置75に置かれた入力装置10の例を示す。
入力装置10の外表面には、例えば地球儀のような模様が印刷されている。ここで、支持装置75が入力装置本体20を回転させる際には、まるで地球儀が回転しているかのような印象をユーザに与えることができ、癒し効果を得られる。
複数の入力装置10(図中では、10a〜10d)は、各々の回転動作に連動して、発光と消灯を繰り返したり、音楽を放音したりする。これにより、ユーザに対する癒し効果を得ることができる。なお、上述した支持装置75,76についても、明滅させたり、放音させたりしてもよい。
次に、入力装置10の基準方位角の定義及び方角の校正方法の例について、図20〜図23を参照して説明する。
図20Aは、グローバル座標系の例を示す。
入力装置10は様々な方向に動かされるのに対し、表示装置60は設置された場所から動かされることはない。このため、表示装置60の位置を基準として常に固定されているグローバル座標系の3軸をそれぞれX,Y,Zとして求める。
グローバル座標系に対して移動し、回転される入力装置10に内蔵された各種センサ自身を基準とするローカル座標系の3軸をそれぞれx,y,zとして求める。ローカル座標系で求めた各種センサの出力値を、グローバル座標系に座標系変換し、入力装置10の傾き、方位を含む姿勢角を算出することにより、入力装置10の動きを表示装置60に表示される操作対象物60bに反映させる。
次に、磁気センサ16の校正を終えた後、基準方位角を求める処理の例について、図21〜図23を参照して説明する。
図21は、入力装置10の基準方位角を定義する例を示す説明図である。
図21Aは、ゲームコントローラ90の例を示す。
ゲームコントローラ90は、両手の持ち手部分により、正面方向を明確に定義することができる電子機器であると言える。
入力装置10の外形は球体に形成されており、正面方向を明確に定義できない電子機器であると言える。このため、入力装置10を用いて、グローバル座標系における操作対象物60bに対して正確な操作を実現するためには、ユーザが明示的に基準方位を示す必要がある。この基準方位には、例えば、入力装置10に対する表示装置60が置かれている方向等が考えられる。
表示装置60が備えるCPU53は、磁気センサ16が出力する磁気出力値を用いて方位計算を行うと、ユーザが入力装置10を持ち上げた位置における“東西南北”を認識する。しかし、そのままでは、CPU53が入力装置10の基準方位を認識できない。
図22は、自動的に入力装置10の基準方位角を校正する第1の方法の例を示す説明図である。
図22Aは、床面に入力装置10を置いた例を示す。
入力装置10が自ら基準方位角を検知することが可能な場合には、磁気センサ16の校正作業終了後に、基準方位角を記憶し、又は基準方位角の補正を行う。ここで、基準方位角を検知する方法の例としては、入力装置10が備える2つの無線アンテナ17a,17bと、表示装置60が備える無線アンテナ52aを用いて三角測量により検知する方法がある。
図22Cは、入力装置10と表示装置60の各アンテナを上面視した例を示す。
始めに、入力装置10が磁気センサ16の校正を行った後、入力装置本体20内で物理的に別の場所に配置した複数の無線アンテナ(例えば、無線アンテナ17a,17b)が、それぞれ表示装置60の無線アンテナ52aに対して電波を発する。この無線アンテナ17a,17bは、ダイバシティにより位置検出用と通信用を兼ねるようにすれば、入力装置本体20内での占有する空間を減らすことができる。
(2)撮像した瞬間における時刻、GPSによる位置情報、撮影された画像(例えば、建物の角度等)から本来出力されるべき正確な基準方位角を算出し、又は取得する。
(3)基準方位角に近づけるように磁気センサ16から算出した方位角を補正する。
図23は、自動的に入力装置10の基準方位角を校正する第2の方法の例を示す説明図である。
図23Aは、支持装置75に入力装置10を置いた例を示す。
図23Bは、支持装置75が基準方位角を校正する例を示す。
始めに、入力装置10が磁気センサ16の校正を行った後、入力装置本体20内で物理的に別の場所に配置した複数の無線アンテナ(例えば、無線アンテナ17a,17b)を用いて、支持装置75と基準方位とのなす角度を検知する。ここで、支持装置75は固定して用いられることが多いため、支持装置75の正面方向は分かっている。そして、支持装置75の充電接点78と、入力装置10の充電接点18aが接触したときに、上記の検知を行うこととなる。なお、充電接点78,18aは、接触しないと充電が行われないため、入力装置10の表面には、充電接点18aの位置が明示され、支持装置75には、充電接点78の位置が明示されている。
また、支持装置75から入力装置10への角度情報を伝達する方法としては、無線通信を行ってもよいし、充電接点18a,67を介した有線通信としてもよい。また、充電接点18a,67の代わりに、マーカーや、へこみ等により位置を確定してもよい。
[表示装置の構成例]
なお、上述した実施の形態では、制御装置50が表示装置60に表示される操作対象物60bの動作表示を制御する構成としたが、表示装置110が単独で制御してもよい。ここでは、表示装置110の構成例を説明する。
ROM114は不揮発性のメモリであり、CPU113の処理に必要な各種のプログラムが記憶される。RAM115は揮発性のメモリであり、CPU113の作業領域として用いられる。
CPU113は、表示装置110内の各部の処理を実行しており、上述した制御装置50が備えるCPU51と同様の制御を行うことができる。このため、CPU113は、送受信回路17から受信した各種の情報に基づいて、表示部60aに表示される操作対象物を制御している。
このように、表示装置110は、制御装置50と上述した表示装置60を一体化した構成としてあるため、制御システム100′の構成を簡素化することができる。
また、入力装置10と表示装置60との距離は操作感に寄与しないため、任意に設定できる。例えば、ロボットアーム、クレーン等を操作するための遠隔コントローラとして入力装置10を用い、表示装置60には実際に動くロボットアーム、クレーン等を表示することもできる。
(1)
表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体と、
前記入力装置本体に収納され、地磁気の方向を検知して磁気値を出力する磁気センサと、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する演算部と、を備える
入力装置。
(2)
前記演算部は、校正した前記磁気値に基づいて前記入力装置本体から前記操作対象物に対する基準方位角を演算する
前記(1)記載の入力装置。
(3)
さらに、前記入力装置本体に収納され、加速度を検出して加速度値を出力する加速度センサ、及び角速度を検出して角速度値を出力する角速度センサを備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が静止していることを検知すると、前記加速度センサ及び前記角速度センサの校正を行う
前記(1)又は(2)記載の入力装置。
(4)
さらに、前記入力装置本体に収納され、外形が球体又は球体に準じる形状に形成される前記入力装置本体を所定の方向に転がす移動部を備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が静止していることを検知すると、前記移動部が前記入力装置本体を少なくとも互いに異なる3軸方向に転がすことによって前記磁気センサの校正を行う
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の入力装置。
(5)
前記演算部は、前記入力装置本体を支持する支持装置が前記入力装置本体を少なくとも互いに異なる3軸方向に回転させるタイミングで、前記磁気センサの校正を行う
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の入力装置。
(6)
表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体と、
前記入力装置本体に収納され、地磁気の方向を検知して磁気値を出力する磁気センサと、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する演算部と、を有する入力装置と、
前記入力装置本体を支持する支持装置と、を備え、
前記支持装置は、前記入力装置本体を所定の方向に回転させる回転部を有し、
支持する前記入力装置本体が静止していることを検知した後、前記回転部は前記入力装置を少なくとも互いに異なる3軸方向に回転する
制御システム。
(7)
さらに、前記入力装置本体に収納され、加速度を検出して加速度値を出力する加速度センサ、及び角速度を検出して角速度値を出力する角速度センサを備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が回転していることを検知すると、前記加速度センサ及び前記角速度センサの校正を行う
前記(6)記載の制御システム。
(8)
前記回転部は、前記入力装置本体を回転させる1つ以上の車輪であり、
前記入力装置本体の外形が球体又は球体に準じる形状に形成され、
前記回転部は、前記回転部に載せられた前記入力装置本体を回転させる
前記(6)又は(7)記載の制御システム。
(9)
さらに、前記入力装置を収納し、外形が球体又は球体に準じる形状に形成される収納装置を備え、
前記回転部は、前記入力装置を収納した前記収納装置が前記回転部に載せられたことにより、前記入力装置本体を回転させる
前記(6)又は(7)記載の制御システム。
(10)
前記回転部は、前記入力装置が取付けられたことを検出した場合に前記入力装置本体を回転させるアームである
前記(6)又は(7)記載の制御システム。
(11)
前記入力装置本体が回転される前記互いに異なる3軸方向は、ランダムに定められる
前記(7)〜(10)のいずれかに記載の制御システム。
(12)
前記入力装置及び/又は支持装置は、前記演算部が前記磁気センサの校正を行う間に、前記入力装置及び/又は支持装置の動作を変え、発光し、又は放音する
前記(7)〜(11)のいずれかに記載の制御システム。
(13)
表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体に収納される磁気センサが地磁気の方向を検知して磁気値を出力する工程と、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する工程と、を含む
校正方法。
(14)
表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体に収納される磁気センサが地磁気の方向を検知して磁気値を出力する手順、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する手順、とを
コンピュータに実行させるプログラム。
Claims (14)
- 表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体と、
前記入力装置本体に収納され、地磁気の方向を検知して磁気値を出力する磁気センサと、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する演算部と、を備える
入力装置。 - 前記演算部は、校正した前記磁気値に基づいて前記入力装置本体から前記操作対象物に対する基準方位角を演算する
請求項1記載の入力装置。 - さらに、前記入力装置本体に収納され、加速度を検出して加速度値を出力する加速度センサ、及び角速度を検出して角速度値を出力する角速度センサを備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が静止していることを検知すると、前記加速度センサ及び前記角速度センサの校正を行う
請求項1又は2記載の入力装置。 - さらに、前記入力装置本体に収納され、外形が球体又は球体に準じる形状に形成される前記入力装置本体を所定の方向に転がす移動部を備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が静止していることを検知すると、前記移動部が前記入力装置本体を少なくとも互いに異なる3軸方向に転がすことによって前記磁気センサの校正を行う
請求項1〜3のいずれかに記載の入力装置。 - 前記演算部は、前記入力装置本体を支持する支持装置が前記入力装置本体を少なくとも互いに異なる3軸方向に回転させるタイミングで、前記磁気センサの校正を行う
請求項1〜3のいずれかに記載の入力装置。 - 表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体と、
前記入力装置本体に収納され、地磁気の方向を検知して磁気値を出力する磁気センサと、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する演算部と、を有する入力装置と、
前記入力装置本体を支持する支持装置と、を備え、
前記支持装置は、前記入力装置本体を所定の方向に回転させる回転部を有し、
支持する前記入力装置本体が静止していることを検知した後、前記回転部は前記入力装置を少なくとも互いに異なる3軸方向に回転する
制御システム。 - さらに、前記入力装置本体に収納され、加速度を検出して加速度値を出力する加速度センサ、及び角速度を検出して角速度値を出力する角速度センサを備え、
前記演算部は、前記入力装置本体が回転していることを検知すると、前記加速度センサ及び前記角速度センサの校正を行う
請求項6記載の制御システム。 - 前記回転部は、前記入力装置本体を回転させる1つ以上の車輪であり、
前記入力装置本体の外形が球体又は球体に準じる形状に形成され、
前記回転部は、前記回転部に載せられた前記入力装置本体を回転させる
請求項6又は7記載の制御システム。 - さらに、前記入力装置を収納し、外形が球体又は球体に準じる形状に形成される収納装置を備え、
前記回転部は、前記入力装置を収納した前記収納装置が前記回転部に載せられたことにより、前記入力装置本体を回転させる
請求項6又は7記載の制御システム。 - 前記回転部は、前記入力装置が取付けられたことを検出した場合に前記入力装置本体を回転させるアームである
請求項6又は7記載の制御システム。 - 前記入力装置本体が回転される前記互いに異なる3軸方向は、ランダムに定められる
請求項7〜10のいずれかに記載の制御システム。 - 前記入力装置及び/又は支持装置は、前記演算部が前記磁気センサの校正を行う間に、前記入力装置及び/又は支持装置の動作を変え、発光し、又は放音する
請求項7〜11のいずれかに記載の制御システム。 - 表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体に収納される磁気センサが地磁気の方向を検知して磁気値を出力する工程と、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する工程と、を含む
校正方法。 - 表示装置に表示される操作対象物に対する操作入力が可能な入力装置本体に収納される磁気センサが地磁気の方向を検知して磁気値を出力する手順、
前記入力装置本体が静止していることを検知した後、少なくとも互いに異なる3軸方向に前記入力装置本体が回転すると、前記磁気センサが出力する磁気値を校正する手順、とを
コンピュータに実行させるプログラム。
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