JP5870811B2 - 操舵角取得装置 - Google Patents

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本発明は、車両の操舵輪角に対応する操舵角を取得する技術に関するものである。
従来から、貨物車両や旅客輸送車両等の大型車両にも、特許文献1に示されるような横滑り防止装置が搭載されている。このような横滑り防止装置は、車両の旋回挙動が乱れた際に、車両の各車輪に設けられたブレーキの制動力を調整することにより横滑り防止制御を行い、車両の旋回挙動を可能な限り安定させるものである。このような横滑り防止装置では、操舵輪角に対応する操舵角をステアリングセンサで検出し、当該操舵角等に基づいて目標ヨーレートを算出し、当該目標ヨーレートとヨーレートセンサが検出した実測ヨーレートが乖離した場合に、車両の旋回挙動が乱れたと判断し、横滑り防止制御を開始させている。
上記のような大型車両は、車両の進行方向に回動するピットマンアームと、操舵輪を左右方向回動可能に支持するステアリングナックルと、ピットマンアームとステアリングナックルを連結するドラックリンクを備えたピットマンアーム式のステアリング機構を備えているのが一般的である。つまり、大型車両では、運転席のステアリングと操舵輪が離間している構造が多く、上述したドラックリンクで、ピットマンアームとステアリングナックルとを連結し、ステアリングによって発生する操舵力を操舵輪に伝達している。
特開2005−35441号公報
上述したピットマンアーム式のステアリング機構を備えた車両では、車両の旋回時に、ステアリングセンサで検出された操舵角が、実際の操舵輪角と正確に対応しておらず乖離してしまうという問題があった。このため、正確な目標ヨーレートを算出することができず、車両の旋回挙動が乱れていないのにも関わらず、車両の旋回挙動が乱れたと判断されるおそれがあり、或いは、車両の旋回挙動が乱れているにも関わらず、車両の旋回挙動が乱れていないと判断されるおそれがあり、横滑り防止制御の精度が低下してしまうおそれがあった。なお、操舵輪角を検出するセンサを設ければ、正確な操舵輪角を検出することができるが、前記センサの追加分だけコスト高になってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、進行方向に回動するピットマンアームと、ピットマンアームとステアリングナックルを連結するドラックリンクを備えた車両において、実際の操舵輪角に対応する操舵角を取得することができる技術を提供する。
上述した課題を解決するためになされた、請求項1に係る発明によると、ステアリング(31)の操舵力が伝達され、進行方向に回動するピットマンアーム(26)と、操舵輪(Wfr)を左右方向回動可能に支持するステアリングナックル(22)と、前記ピットマンアームと前記ステアリングナックルを接続するドラックリンク(25)と、を備えた車両において、前記ステアリングの操舵角を検出する操舵角検出部(33)と、前記車両の横加速度を検出する横加速度検出部(63)と、前記横加速度検出部によって検出された前記横加速度に基づいて、操舵角誤差を算出する操舵角誤差算出手段(61)と、前記操舵角検出部によって検出された前記操舵角を、前記操舵角誤差算出手段によって算出された前記操舵角誤差に基づいて補正して補正後操舵角を取得する操舵角補正手段(61)と、を有する。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記車両の車重を推定する車重推定手段(61)を更に有し、前記操舵角誤差算出手段は、前記車重推定手段が推定した前記車重を加味して前記操舵角誤差を算出する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2において、前記操舵角誤差算出手段は、前記操舵角検出部によって検出された前記操舵角を加味して前記操舵角誤差を算出する。
請求項1に係る発明によれば、操舵角誤差算出手段は、横加速度に基づいて、操舵角誤差を算出する。本願発明者は、操舵輪角に対応する操舵角を取得する技術について研究を重ねた結果、「進行方向に回動するピットマンアームと、操舵輪を左右方向回動可能に支持するステアリングナックルと、ピットマンアームとステアリングナックルを接続するドラックリンクと、を備えた車両では、車両のロール量と操舵角誤差との間に相関関係がある」という知見を得た。つまり、車両の旋回時に、車両がロールし、操舵輪がストロークすると、ピットマンアームとドラックリンクとの連結部は上下方向に移動しないのに対して、ドラックリンクとナックルアームとの連結部は上下方向に移動するため、当該連結部の上下動に伴い、ドラックリンクが回動して、ナックルアームが左右方向に回動し、操舵輪が左右に回動し、操舵角誤差が発生する。
よって、上記のように進行方向に回動するピットマンアームと、ステアリングナックルと、ピットマンアームとステアリングナックルを接続するドラックリンクと、を備えた車両では、車両のロール量と相関のある横加速度を検出することにより、操舵角誤差を算出することができる。これにより、操舵角誤差に基づいて、操舵角を補正することができ、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができる。また、横加速度を検出する横加速度検出部が搭載されている車両であれば、プログラムの追加だけで、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができ、コスト高とならずに、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができる。
請求項2に係る発明によれば、操舵角誤差算出手段は、車重を加味して操舵角誤差を算出する。車重と車両のロール量とは相関関係が有る。従って、車重を操舵角誤差に算出に加味することにより、より正確な操舵角誤差を算出することができる。
請求項3に係る発明では、操舵角誤差算出手段は、操舵角を加味して操舵角誤差を算出する。本願発明者は、「ドラックリンクの水平面に対する角度が大きくなる程、操舵輪のストロークに対するステアリングナックルの回動量は大きくなる」という知見を得た。よって、ドラックリンクの水平面に対する角度は、操舵角に対応しているので、操舵角を操舵角誤差に算出に加味することにより、より正確な操舵角誤差を算出することができる。
本発明の操舵角取得装置が搭載される車両の一実施形態を表した概要図である。 (A)は図1のA矢視図であり、(B)図1のB矢視図であり、(C)は図1のC矢視図である。 本発明の概要を説明するための車両の上面図であり、(A)は非ロール状態の車両を示す上面図であり、(B)はロール状態の車両の状態を示す上面図である。 本発明の概要を説明するための車両の側面図であり、(A)は非ロール状態の車両を示す側面図であり、(B)はロール状態の車両を示す側面図である。 横加速度と操舵角誤差との関係を表したマッピングデータであり、(A)は操舵角最大時に用いられるマッピングデータであり、(B)は操舵角最小時に用いられるマッピングデータである。 図1に示したブレーキ制御ECUにて実行されるプログラムである操舵角補正処理のフローチャートである。
(車両の構成の説明)
以下、本発明の操舵角取得装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の車両100は、貨物車両や旅客輸送車両等の大型車両であり、図1に示すように運転席のステアリング31と操舵輪Wfl、Wfrの距離が離間し、貨客によって、車重が大きく変化する車両である。
なお、以下の説明において、車両100の進行方向を前方向とし、車両100の後退方向を後方向とする。また、以下の説明において、”操舵角”とは、後述のステアリングセンサ33によって検出されるステアリング31の中立位置からの角度をいい、”操舵輪角”とは操舵輪Wfr、Wflの直進位置からの角度をいうものとする。”操舵輪角”は、”操舵角”からステアリングギヤ比Nを除算することにより算出されるので、”操舵角”と”操舵輪角”とは、互いに対応している。
図1や図2に示すように、車両100は、フレーム10、操舵輪である左右前輪Wfl、Wfr、左右後輪Wrl、Wrr、操舵輪軸21、第1ステアリングナックル22、第2ステアリングナックル23、ドラックリンク25、ピットマンアーム26、ショックアブソーバ29、53、ステアリング31、ステアリングシャフト32、ステアリングセンサ33、パワーステアリング装置34、リーフスプリング41、51、後輪軸52、及びブレーキ装置Brl、Brr、Brl、Brrを備えている。
図1に示すように、フレーム10は、車両100の前後方向に延び、車両100の幅方向に平行に配設された一対のサイドメンバー11と、一対のサイドメンバー11間を接続する複数のクロスメンバー12とから構成されている。図2の(A)に示すように、サイドメンバー11の前方下部には、ハンガブラケット45、46が取り付けられている。リーフスプリング41は、サイドメンバー11の下方を当該サイドメンバー11に沿って配設され、その前後端がそれぞれハンガブラケット45、46によって支持されている。
フレーム10の前方の下方には、サイドメンバー11と直交して、操舵輪軸21が配設され、当該操舵輪軸21上にリーフスプリング41が載置されている。なお、操舵輪軸21は、一対のUボルト42と固定金具43によってリーフスプリング41の長手方向中間部に吊下支持されている。すなわち、プレート状の固定金具43が操舵輪軸21の下部に配設され、この固定金具43の四隅に形成された不図示の円孔にUボルト42の各下端部が上方から貫通しており、各Uボルト42の固定金具43を貫通する下端ネジ部に螺合するナット44を締め付けることによって、操舵輪軸21がリーフスプリング41に吊下支持されている。このような構造により、操舵輪軸21はフレーム10に対して上下方向ストローク可能になっている。
図1に示すように、操舵輪軸21の両端よりもやや内側位置には、ショックアブソーバ29の下端が、回転支持されている。そして、ショックアブソーバ29の上端は、サイドメンバー11に取り付けられたブラケット(不図示)によって、回転支持されている。
操舵輪軸21の両端には、上下方向にキングピン軸21aが形成されている。右側のキングピン軸21aには、左右方向回動可能に第1ステアリングナックル22が取り付けられている。また、左側のキングピン軸21aには、左右方向回動可能に第2ステアリングナックル23が取り付けられている。第1ステアリングナックル22及び第2ステアリングナックル23は、それぞれ、操舵輪Wfr、Wflに操舵力を伝達するためのものであり、操舵輪Wfr、Wflを、ハブ(不図示)を介して左右方向回動可能に支持するものである。第1、第2ステアリングナックル22、23には、車両100の側方側に突出する車軸22a、23a形成されている。この車軸22a、23aに、それぞれ、ハブが回転可能に取り付けられ、当該ハブに右前輪Wfr、左前輪Wflが取り付けられている。また、第1、第2ステアリングナックル22、23には、それぞれ、右前輪Wfr、左前輪Wflに制動力を付与するブレーキ装置Bfr、Bflが設けられている。
第1、第2ステアリングナックル22、23には、それぞれ、キングピン軸21aから前方に突出するナックルアーム22b、23bが形成されている。ナックルアーム22b、23bの先端に形成されたナックルアームエンド22c、23cに、タイロッド24が回転連結されている。このような構造により、第1ステアリングナックル22が回動すると、タイロッド24によって第2ステアリングナックル23に力が伝達され、第2ステアリングナックル23が、第1ステアリングナックル22に連動して同一回動方向に回動する。このように、本実施形態のステアリング機構は、一方のステアリングナックル22の回動を、他方のステアリングナックル23に伝達するタイロッド24を有するクロスリンク・ピットマンアーム式のステアリング機構である。
第1ステアリングナックル22には、キングピン軸21aから、車両100の内側(サイドメンバー11側)に向かってショックアブソーバ29を迂回するように略C形状の伝達アーム22dが延出形成されている。
図1や図2に示すように、フレーム10の前方には、図示しないブラケットを介してパワーステアリング装置34が取り付けられている。パワーステアリング装置34には、ステアリングシャフト32によって、ステアリング31の操舵力が入力される。パワーステアリング装置34には、車両100の幅方向に突出する出力軸34aが回転可能に設けられている。ステアリングシャフト32から入力されたステアリング31の操舵力が、パワーステアリング装置34で増幅されて、出力軸34aから出力される。
出力軸34aには、出力軸34aを回転中心として、車両100の進行方向に回動するピットマンアーム26が取り付けられている。ドラックリンク25の両端は、それぞれ、伝達アーム22dの末端に形成された第1連結部22eと、ピットマンアーム26の先端に形成された第2連結部26aに回転連結されている。このような構造により、ステアリング31の操舵力が、ステアリングシャフト32、パワーステアリング装置34、ピットマンアーム26、ドラックリンク25、ステアリングナックル22(タイロッド24、ステアリングナックル23)、及び操舵輪Wfr、Wflに順次伝達されて、操舵輪Wfr、Wflが回動して操舵される。なお、ドラックリンク25は、その長手方向が車両100の進行方向を向き、車両100後方に向かって低くなるように配設されている。
なお、本実施形態では、車両100に運転手以外の乗員が乗っておらず、荷物を積載していない車両100の空車時において、ステアリング31が中立位置(直進位置)にある場合には、図2の(C)に示すように、ピットマンアーム26は出力軸34aから垂直方向下方に延出している。この状態で、ステアリング31を左回り(反時計回り)に回転させると、ピットマンアーム26が出力軸34aを中心に時計回りに回動し、操舵輪Wfr、Wflが左回り(反時計回り)に回動する。逆に、ステアリング31を右回り(時計回り)に回転させると、ピットマンアーム26が出力軸34aを中心に反時計回りに回動し、操舵輪Wfr、Wflが右回り(時計回り)に回動する。
サイドメンバー11の後方には、リーフスプリング51が取り付けられ、このリーフスプリング51に、サイドメンバー11と直交するように配設された後輪軸52が吊り下げ支持されている。なお、後輪軸52のリーフスプリング51への吊り下げ支持構造は、上述した、操舵輪軸21のリーフスプリング41への吊り下げ支持構造と同様である。そして、操舵輪軸21と同様に、後輪軸52にもショックアブソーバ53が設けられている。後輪軸52の両端には、左右後輪Wll、Wirが回転可能に取り付けられている。また、後輪軸52の両端には、左右後輪Wll、Wirに制動力を付与するブレーキ装置Brl、Brrが設けられている。
ブレーキアクチュエータ65は、マスタシリンダ(不図示)と各ブレーキ装置Bfl、Bfr、Brl、Brrとの間に設けられて、ブレーキペダル(不図示)の操作の有無に関係なく自動的に形成した制御液圧を各ブレーキ装置Bfl、Bfr、Brl、Brrに付与し、対応する車輪Wfl、Wfr、Wrl、Wrrに摩擦制動力を発生させ得る装置である。勿論、通常時には、ブレーキペダルの操作量に応じて、制御液圧が各ブレーキ装置Bfl、Bfr、Brl、Brrに付与され、車輪Wfl、Wfr、Wrl、Wrrに摩擦制動力が発生する。
ステアリングシャフト32の近傍には、ステアリングシャフト32の回転角(操舵角)を検出することにより、ステアリング31の操舵角を検出するステアリングセンサ33が配設されている。車両100は、車両100の旋回挙動を検出するためのヨーレートセンサ62、及び加速度センサ63を備えている。ヨーレートセンサ62は、車体の重心近傍位置に組み付けられており、車両100に発生している実際のヨーレート(実測ヨーレート)を検出するものである。加速度センサ63は、車体の重心近傍位置に組み付けられており、車両100に発生している実際の横加速度及び縦加速度を検出するものである。
車両100は、車輪速センサSfl、Sfr、Srl、Srrを備えている。車輪速センサSfl、Sfr、Srl、Srrは、各車輪Wfl、Wfr、Wrl、Wrrの付近にそれぞれ設けられており、各車輪Wfl、Wfr、Wrl、Wrrの回転に応じた周波数のパルス信号をブレーキ制御ECU61に出力している。
ブレーキ制御ECU61は、ステアリングセンサ33、ヨーレートセンサ62、加速度センサ63からの各検出信号や、各車輪速センサSfl、Sfr、Srl、Srrからの各検出信号を取得し、各種物理量を算出する。つまり、ブレーキ制御ECU61は、ステアリングセンサ33が出力した検出信号に基づいて、ステアリング31の操舵角を算出したり、ヨーレートセンサ62が出力した検出信号に基づいて車両100の実測ヨーレートを算出したり、加速度センサ63が出力する検出信号に基づいて車両100の横加速度を算出したりする。また、ブレーキ制御ECU61は、車輪速センサSfl、Sfr、Srl、Srrからの検出信号に基づいて、車両100の車速を算出する。
ブレーキ制御ECU61は、マイクロコンピュータを有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続された入出力インターフェース、CPU、RAM、ROM及び不揮発性メモリー等の「記憶部」を備えている。CPUは、図6に示すフローチャートに対応したプログラムを実行する。RAMは同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものであり、「記憶部」は前記プログラムや後述のマッピングデータ(図5示)を記憶している。
(横滑り防止制御)
ブレーキ制御ECU61は、上記算出された、操舵角、車速、実測ヨーレート、横加速度に基づき、車両100の旋回挙動を算出し、車両100が横滑りしそうになったと判断した場合に、ブレーキアクチュエータ65に制御信号を出力することにより、制御液圧を各ブレーキ装置Bfl、Bfr、Brl、Brrに付与し、車両100が横滑りしないように車両運動を制御(横滑り防止制御)する。
以下に、上記横滑り防止制御について説明する。ブレーキ制御ECU61は、加速度センサ63からの検出信号から算出された横加速度Gy及び車輪速センサSfl、Sfr、Srl、Srrからの検出信号から算出された車速Vを、下式(1)に代入して、オーバーステア抑制用目標ヨーレートYtoを算出する。
Yto=Gy/V…(1)
Yto:オーバーステア抑制用目標ヨーレート
Gy:横加速度
V:車速
次に、ブレーキ制御ECU61は、上記の横加速度Gy、ステアリングセンサ33の検出信号から算出された操舵角As、及び上記車速Vを下式(2)に代入して、アンダーステア抑制用目標ヨーレートYtuを算出する。
Ytu=Gy/V+C[(V・As)/{N・L・(1+Kh・V2)}−Gy/V]…(2)
Ytu:アンダーステア抑制用目標ヨーレート
Gy:横加速度
V:車速
C:係数
As:操舵角
N:ステアリングギヤ比
L:ホイールベース
Kh:スタビリティファクタ
次に、ブレーキ制御ECU61は、ヨーレートセンサ62によって検出された実測ヨーレートYaと上記算出された目標ヨーレートYto、Ytuとのヨーレート偏差ΔYto(=Yto−Ya)、ΔYtu(=Ytu−Ya)をそれぞれ算出する。
次に、ブレーキ制御ECU61は、ヨーレート偏差ΔYto、ΔYtuの絶対値が、それぞれ設定されたESC介入基準値を越えたと判断した場合には、車両100が過度のオーバーステア又は過度のアンダーステアであると判断し、ESCの作動が必要であると判断する。ブレーキ制御ECU61は、ヨーレートセンサ62やステアリングセンサ33からの検出信号に基づいて、車両100が右旋回中であるか左旋回中であるかを判定した後に、ESCの作動を開始させる。具体的には、ブレーキ制御ECU61は、過度のオーバーステアであると判断した場合には、例えば、車両100のフロント外輪Wfに対して摩擦制動力Ffが付与されるように、ブレーキアクチュエータ65を制御して、オーバーステア抑制制御を開始させる。一方で、ブレーキ制御ECU61が、過度のアンダーステアであると判断した場合には、例えば、車両100のリア内輪Wrに対して摩擦制動力Ffが付与されるように、ブレーキアクチュエータ65を制御して、アンダーステア抑制制御を開始させる。
(本発明の概要)
以下に図3及び図4を用いて本発明の概要を説明する。図3の(A)に示すように、運転者がステアリング31を左回りに操作すると、操舵輪Wfr、Wflが左回りに回動し、車両100が左向きに旋回する。図3の(A)や図4の(A)に示すように、旋回初期においては、車両100はロールしていない(非ロール状態)が、車両100の旋回に伴い車両100に遠心力が作用し、当該遠心力により車両100が進行方向右側にロールする(ロール状態)。すると、図4の(B)に示すように、車両100の旋回方向に対して外側の操舵輪である右操舵輪Wfrに加重が作用し、右操舵輪Wfrがフレーム10に対して上側にストローク(移動)する。
すると、図4の(B)に示すように、伝達アーム22dの末端に形成された第1連結部22eが上側に移動する。操舵角が一定であるとすると、第2連結部26aは上下方向に移動しない。ここで、第1連結部22eと第2連結部26a間をlとすると、第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離aは下式(3)で表される。
a=l×cosθ…(3)
l:第1連結部22eと第2連結部26a間の距離
a:第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離
θ:ドラックリンク25の水平面に対する角度θ
第2連結部26aが移動しない状態で、第1連結部22eが上方に移動すると、第1連結部22eに連結されているドラックリンク25が第2連結部26aを中心に時計回りに回動し、ドラックリンク25の水平面に対する角度θが減少する。このため、上式(3)に基づくように、第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離aが長くなる。
このように、図4の(A)に示す非ロール状態に比べて図4の(B)に示すロール状態では、第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離aが長くなるので、第1ステアリングナックル22が、キングピン軸21aを中心に反時計回りに回動し、操舵輪Wfr、Wflが反時計回りに回動し(図3の(B))、操舵輪角が大きくなる。このように、車両100の左旋回時には、ステアリング31の操舵角が一定であったとしても、旋回初期の非ロール状態に比べてロール状態では、操舵輪Wfr、Wflの操舵輪角が大きくなり、ステアリングセンサ33で検出された操舵角が、実際の操舵輪角と正確に対応しなくなってしまい解離してしまう。
上述の説明とは逆に、運転者が、ステアリング31を右回り(時計回り)に操作すると、車両100が右向きに旋回し、車両100の旋回方向に対して外側の操舵輪である左操舵輪Wflに加重が作用し、車両100が進行方向左側にロールし、左操舵輪Wflがフレーム10に対して上側にストロークするとともに、右操舵輪Wfrがフレーム10に対して下側にストロークする。すると、第1連結部22eが下側に移動し、ドラックリンク25の水平面に対する角度θが大きくなり、第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離aが短くなる。この結果、第1ステアリングナックル22が、キングピン軸21aを中心に時計回りに回動し、操舵輪Wfr、Wflが時計回りに回動し、操舵輪角が大きくなる。
操舵角が一定である場合において、車両100のロール量、つまり、操舵輪Wfrのストローク量が大きくなる程、操舵輪Wfrの回動量も大きくなる。つまり、車両100のロール量が大きくなる程、操舵角誤差は大きくなる。なお、ここで操舵角誤差とは、ステアリングセンサ33で検出される操舵角と、実際の操舵輪角に対応する実操舵角との誤差をいう。なお、車両100のロール量は、車両100に作用する横加速度が大きくなる程大きくなる。このため、図5に示すように、横加速度と操舵角誤差には、車両100の横加速度が大きくなる程、操舵角誤差が大きくなるという相関関係があることが見出される。そこで、本実施形態では、加速度センサ63で車両100の横加速度を検出し、当該検出された横加速度を、図5に示すように、横加速度が大きくなる程、操舵角誤差が大きくなるように関連づけられたマッピングデータに参照させることにより、操舵角誤差を算出し、次いで、当該算出された操舵角誤差に基づいて、ステアリングセンサ33で検出された操舵角を補正し、実際の操舵輪角と正確に対応する操舵角を取得することにしている。
また、車両100のロール量は、車両100の車重が重くなる程大きくなる。このため、図5に示すように、車両100の車重が重くなる程、車両100のロールに伴う操舵角誤差が大きくなるという相関関係があることが見出される。そこで、そこで、図5の(A)や(B)に示すように、車重にそれぞれ対応する複数のマッピングデータから、現在の車両100の車重に対応するマッピングデータを選択することにより、より正確な操舵角誤差を算出することにしている。なお、図5には、車両100の最小車重と最大車重について、横加速度と操舵角誤差との関係を表したマッピングデータを示しているが、これらのマッピングデータの間に最小車重と最大車重との間の複数の車重に対応するマッピングデータが存在するものとする。
また、上述したように、ステアリング31が中立位置にある場合には、図2の(C)に示すように、ピットマンアーム26は出力軸34aから垂直方向下方に延出している。このため、ステアリング31を中立位置から左右回りのどちらかに回転させると、ピットマンアーム26は出力軸34aを中心に回転し、第2連結部26aが上方に移動する。ステアリング31の操舵角が大きい程、第2連結部26aが上方への移動量は大きくなり、ドラックリンク25の水平面に対する角度θ(図4示)が大きくなる。
そして、ドラックリンク25の水平面に対する角度θが大きくなる程、操舵輪Wfr、Wflの上下方向のストロークに対する、第1連結部22eと第2連結部26a間の水平方向距離a変化量が大きくなり、第1ステアリングナックル22の回動量は大きくなる。このため、ドラックリンク25の水平面に対する角度θが大きくなる程、車両100のロールに伴う操舵角誤差が大きくなるという相関関係があることが見出される。そこで、図5の(A)や(B)に示すように、操舵角にそれぞれ対応する複数のマッピングデータから、現在の操舵角に対応するマッピングデータを選択することにより、より正確な操舵角誤差を算出することにしている。なお、図5には、車両100の最大操舵角と最小操舵角(例えば1°)について、横加速度と操舵角誤差との関係を表したマッピングデータを示しているが、これらのマッピングデータの間に複数の最大操舵角と最小操舵角との間の複数の操舵角に対応するマッピングデータが存在するものとする。
(操舵角補正処理)
以下に、図6に示すフローチャートを用いて、上述した操舵角誤差を算出する方法及び実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得する操舵角補正処理について説明する。車両100が走行を開始すると、S11において、ブレーキ制御ECU61は、車両100の車重を推定する。車両100の車重を推定する方法は、周知となっている様々な手法を採用することが可能であり、例えば、下式(4)に示すような運動方程式を変形した下式(5)を用いることで、車両100の車重を推定することができる。
F=Ma…(4)
M=F/a…(5)
F:車両100に加わるエネルギー(正・負両方含む)
M:車両100の車重
a:車両100の加速度
ブレーキ制御ECU61は、図示しないエンジン制御ECUから、車両100に加わる正のエネルギーFであるエンジンの駆動力を取得するとともに、加速度センサ63から車両100の加速度aを取得し、当該エネルギーF及び加速度aを上式(5)に代入することにより、車両100の車重Mを推定する。なお、車両100がモータを備えたハイブリッド車両や電気自動車である場合には、ブレーキ制御ECU61は、モータを制御するECUから正のエネルギーFであるモータの駆動力を取得して、車両100の車重Mを推定する。或いは、ブレーキ制御ECU61は、車両100に加わる負のエネルギーFであるブレーキ装置Bfl、Bfr、Brl、Brrによる制動力を取得して、当該負のエネルギーF及び加速度aを上式(5)に代入することにより、車両100の車重Mを推定することにしても差し支え無い。S11が終了すると、プログラムはS12に進む。
S12において、ブレーキ制御ECU61は、加速度センサ63から横加速度を取得するとともに、ステアリングセンサ33から操舵角を取得し、プログラムをS13に進める。
S13において、ブレーキ制御ECU61は、S11で算出した車両100の車重及びS12で取得した操舵角に対応するマッピングデータ(図5示)を選択する。次にブレーキ制御ECU61は、当該選択したマッピングデータに、S12で取得した横加速度を参照させて、操舵角誤差を算出する。S13の処理が終了すると、プログラムはS14に進む。
S14において、ブレーキ制御ECU61は、S13で算出した操舵角誤差によって、S12において取得された操舵角を補正して、補正後操舵角を取得する。S14が終了すると、プログラムはS11に戻る。
なお、ブレーキ制御ECU61は、上記取得した補正後操舵角を、上述の式(2)に代入して、アンダーステア抑制用目標ヨーレートYtuを算出し、車両100の旋回挙動を求めて、上述した横滑り防止制御を実行する。
(本実施形態の効果の説明)
上述した説明から明らかなように、図6に示すS13において、ブレーキ制御ECU61(操舵角誤差算出手段)は、横加速度に基づいて、操舵角誤差を算出する。本願発明者は、操舵輪角に対応する操舵角を取得する技術について研究を重ねた結果、「進行方向に回動するピットマンアーム26と、操舵輪Wfr、Wflを左右方向回動可能に支持するステアリングナックル22と、ピットマンアーム26とステアリングナックル22を接続するドラックリンク25と、を備えた車両100では、車両100のロール量と操舵角誤差との間に相関関係がある」という知見を得た。つまり、車両100の旋回時に、車両100がロールし、操舵輪Wfr、Wflがストロークすると、ピットマンアーム26とドラックリンク25との連結部26aは上下方向に移動しないのに対して、ドラックリンク25と第1ステアリングナックル22との連結部22eは上下方向に移動するため、当該連結部22eの上下動に伴い、ドラックリンク25が連結部26aを中心に回動して、第1ステアリングナックル22が左右方向に回動し、操舵輪Wfr、Wflが左右に回動し、操舵角誤差が発生する。
よって、進行方向に回動するピットマンアーム26と、操舵輪Wfr、Wflに操舵力を伝達するステアリングナックル22と、ピットマンアーム26とステアリングナックル22を接続するドラックリンク25と、を備えた車両100では、車両100のロール量と相関のある横加速度を検出することにより、操舵角誤差を算出することができる。これにより、操舵角誤差に基づいて、操舵角を補正することができ、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができる。また、横加速度を検出する加速度センサ63(横加速度検出部)が搭載されている車両100であれば、プログラムの追加だけで、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができ、コスト高とならずに、実際の操舵輪角と対応する操舵角を取得することができる。
また、図6のS13において、ブレーキ制御ECU61は、車重を加味して操舵角誤差を算出する。車重と車両100のロール量とは相関関係が有るので、車重を操舵角誤差に算出に加味することにより、より正確な操舵角誤差を算出することができる。
また、図6のS13において、ブレーキ制御ECU61は、操舵角を加味して操舵角誤差を算出する。本願発明者は、「ドラックリンク25の水平面に対する角度が大きくなる程、操舵輪Wfr、Wflの上下方向のストロークに対するステアリングナックル22の回動量は大きくなる」という知見を得た。よって、ドラックリンク25の水平面に対する角度は、操舵角に対応しているので、操舵角を操舵角誤差に算出に加味することにより、より正確な操舵角誤差を算出することができる。
なお、以上説明した実施形態では、図5に示すように、横加速度と操舵角誤差との関係を表したマッピングデータを、車両100の車重や操舵角に応じて選択し、当該選択されたマッピングデータ用いて操舵角誤差を算出している。しかし、横加速度、車重、及び操舵角と操舵角誤差との関係を表した演算式を用いて、操舵角誤差を算出することにしても差し支え無い。
また、以上説明した実施形態では、図6のS13の処理において、ブレーキ制御ECU61は、車重及び操舵角に対応するマッピングデータを選択し、当該選択したマッピングデータに、横加速度を参照させて、操舵角誤差を算出している。しかし、ブレーキ制御ECU61が、図5に示すマッピングデータを線形補間して、車重及び操舵角に対応するマッピングデータを算出し、当該算出されたマッピングデータに、S12で取得した横加速度を参照させて、操舵角誤差を算出する実施形態であっても差し支え無い。
以上説明した実施形態では、図6のS13において、車両100の推定車重を加味して、操舵角誤差を算出している。しかし、操舵輪軸21や後輪軸52の軸重を加味して操舵角誤差を算出することにしても差し支え無い。この場合には、より精度高く、操舵角誤差を算出することができる。
以上説明した実施形態では、ステアリング31の操舵角度を検出する操舵角検出部は、ステアリングシャフト32の操舵角度を検出するステアリングセンサ33であるが、パワーステアリング装置34等に設けられた操舵角検出部であっても差し支え無い。
以上説明した実施形態の車両100のサスペンションは、車軸懸架式であるが、独立懸架式のサスペンションを備えた車両にも本発明の技術的思想が適用可能なことは言うまでもない。また、以上説明した実施形態では、リーフスプリング式のサスペンションであるが、コイルスプリング式のサスペンションを備えた車両にも本発明の技術的思想が適用可能なことは言うまでもない。
26…ピットマンアーム、21…第1ステアリングナックル(ステアリングナックル)、31…ステアリング、33…ステアリングセンサ(操舵角検出部)、61…ブレーキ制御ECU(操舵角誤差算出手段、操舵角補正手段、車重推定手段)、63…加速度センサ(横加速度検出部)、100…車両、Sfl、Sfr、Srl、Srr…車輪速センサ、操舵輪Wfr、Wfl

Claims (3)

  1. ステアリング(31)の操舵力が伝達され、進行方向に回動するピットマンアーム(26)と、操舵輪(Wfr)を左右方向回動可能に支持するステアリングナックル(22)と、前記ピットマンアームと前記ステアリングナックルを接続するドラックリンク(25)と、を備えた車両において、
    前記ステアリングの操舵角を検出する操舵角検出部(33)と、
    前記車両の横加速度を検出する横加速度検出部(63)と、
    前記横加速度検出部によって検出された前記横加速度に基づいて、操舵角誤差を算出する操舵角誤差算出手段(61)と、
    前記操舵角検出部によって検出された前記操舵角を、前記操舵角誤差算出手段によって算出された前記操舵角誤差に基づいて補正して補正後操舵角を取得する操舵角補正手段(61)と、を有する操舵角取得装置。
  2. 請求項1において、
    前記車両の車重を推定する車重推定手段(61)を更に有し、
    前記操舵角誤差算出手段は、前記車重推定手段が推定した前記車重を加味して前記操舵角誤差を算出する操舵角取得装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記操舵角誤差算出手段は、前記操舵角検出部によって検出された前記操舵角を加味して前記操舵角誤差を算出する操舵角取得装置。
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