JP5870809B2 - 仮想化システム、管理用ホスト計算機、ストレージシステムのファームウェアアップデート方法、及びストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム - Google Patents

仮想化システム、管理用ホスト計算機、ストレージシステムのファームウェアアップデート方法、及びストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サーバ仮想化環境におけるストレージシステムのファームウェアアップデート技術に関し、特に、ファームウェアアップデートにおける業務性能の低下を抑止する技術に関する。
近年、管理コストの削減や物理サーバのコスト削減を目的に、サーバの仮想化が進んでいる。サーバ仮想化環境においては、仮想マシンの性能確保やバックアップ管理などのために、仮想マシンのOS領域やデータはストレージシステム上に配置される事が多い。ストレージシステムについてはFWのアップデートを行う際、通常シャットダウンを伴う。
しかし仮想マシン上の業務については、365日24時間止められない重要業務なども存在する。ストレージシステムのFWアップデートを仮想マシンの業務を無停止で実施する要求が高まった。
ストレージシステムのFWのアップデートのためには、ストレージコントローラのシャットダウンが必要になる。ところがサーバ仮想化環境においては、ストレージシステム上に複数の仮想マシンが搭載され、あるタイミングでストレージシステム内部の仮想マシンを全て停止するのは運用上困難である。
この課題を解決するために、ストレージシステム全体のシャットダウンを伴わずにFWのアップデートを実現する方法がある。ストレージシステムは通常、コントローラが二重化されていてパスの冗長化構成になっているため、ストレージシステムのFWアップデートの際は、業務サーバ上に導入するストレージパス制御ソフトが、パスを順番に片寄せした後、パスを閉鎖したコントローラ側のアップデートを実施する事により、ストレージシステム全体のシャットダウンを伴わずにFWのアップデートを実現できる。
しかしこの方法では、FWアップデート中は業務サーバで運用されている仮想マシンを全て稼動させたまま片側コントローラとパスのみで運用をするため、I/O負荷が片方のコントローラとパスに集中し、スループットの低下など業務性能の低下を引き起こす可能性がある、という課題がある。
この課題を解決するために、ストレージシステムとサーバがm台:n台(m、nは2以上の整数)で接続されている構成において、事前にVMwareのStorage vMotionの様な、サーバ仮想化基盤のストレージマイグレーション機能で、仮想マシンを無停止で空き容量のある他のストレージシステムに移行し、FWアップデート対象のストレージシステムのI/O負荷を下げ、FWアップデート中の業務性能の低下を防止する手段がある。
特開2009−116380号公報 特開2010−176178号公報 特開2010−257008号公報 特開2011−232816号公報 特開2007−025933号公報
しかし上述の方法では、どの仮想マシンをどのストレージシステムに移行すればいいか特定できず、任意の仮想マシンを任意のストレージシステムへ移行すると移行先のストレージシステムの業務性能の低下を引き起こす可能性があるという課題があった。
また、移行先のストレージシステムのFWアップデート時に再び移行が必要となることで、移行を頻繁に繰り返しシステム全体のFWアップデートに時間がかかるという課題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決し、サーバ仮想化環境におけるストレージシステムのファームウェアアップデート中の業務性能の低下を抑制する仮想化システム、管理用ホスト計算機、ストレージシステムのファームウェアアップデート方法、及びストレージシステムのファームウェアアップデートプログラムを提供することである。
本発明の第1の仮想化システムは、管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備え、管理用ホスト計算機が、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステムについて、コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る仮想マシンの移行を実施した後にコントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む。
本発明の第1の管理用ホスト計算機は、管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機であって、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステムについて、コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る仮想マシンの移行を実施した後にコントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む。
本発明の第1のストレージシステムのファームウェアアップデート方法は、管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデート方法であって、通常FWアップデート制御手段が、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステムについて、コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御ステップと、FWアップデート制御手段が、通常FWアップデート制御ステップでファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る仮想マシンの移行を実施した後にコントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御ステップとを有する。
本発明の第1のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラムは、管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデートプログラムであって、通常FWアップデート制御手段に、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステムについて、コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御処理を実行させ、FWアップデート制御手段に、通常FWアップデート制御処理でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る仮想マシンの移行を実施した後にコントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御処理を実行させる。
本発明によれば、サーバ仮想化環境におけるストレージシステムのファームウェアアップデート中の業務性能の低下を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるストレージ管理テーブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態によるFWアップデート全体管理手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるFWアップデート準備手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による通常FWアップデート制御手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による負荷軽減付きFWアップデート制御手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による移行先決定手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるFWアップデート手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による仮想マシン管理テーブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態による仮想マシン移行手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるカウント手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の仮想化システムの最小限の構成を示すブロック図である。 本発明の管理用ホスト計算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明では、サーバ仮想化環境において、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステムに対し、ストレージシステムの性能と仮想マシンのI/O負荷を元に、仮想マシンをストレージ間で移行した上で、ストレージシステムのファームウェア(以下、FW)アップデートを実施する。どのストレージシステムへ移行するかは、管理用サーバ上の移行判断手段により、全てのストレージシステムのFWアップデート完了までの間で仮想マシン移行回数をできるだけ少なくなるように判断する。これにより、背景技術と比較し、FWアップデート中の業務性能の低下を抑制する事ができる。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を以下に詳述する。なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題、その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施形態による開示によって明らかとなるものである。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による仮想化システム10の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施の形態による仮想化システム10は、管理用ホスト計算機100と、業務用ホスト計算機300(300−1〜300−m)と、ストレージシステム200(200−1〜200−n)を備える。
業務用ホスト計算機300とストレージシステム200はm台:n台(m、nは2以上の整数)で接続されていて、管理用ホスト計算機100が全ての業務用ホスト計算機300とストレージシステム200に接続されている。
管理用ホスト計算機100は、FWアップデート全体管理手段101と、FWアップデート準備手段102と、通常FWアップデート制御手段103と、負荷軽減付きFWアップデート制御手段104と、移行先決定手段105と、FWアップデート手段106と、ストレージ管理テーブル107と、を含む。
ストレージ管理テーブル107の構成例を図2に示す。ストレージ管理テーブル107は、コントローラ201のFWリビジョンと負荷を管理するテーブルである。ストレージ管理テーブル107は、ストレージ番号、コントローラ番号、FWリビジョン、片側コントローラ負荷閾値、両側コントローラ201負荷閾値、負荷値を関連付けて記録する。
図3に示すFWアップデート全体管理手段101は、全てのストレージシステム200のFWアップデートの管理を行う機能を有する。FWアップデート全体管理手段101は、仮想マシン301のアクセス回数の情報収集を行った後、全てのストレージシステム200のFWアップデートを実施する。
図4に示すFWアップデート準備手段102は、業務用ホスト計算機300から、全ての仮想マシン301のアクセス回数を収集する機能を有する。
図5に示す通常FWアップデート制御手段103は、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200のコントローラ201について、FWアップデートを実施する機能を有する。
図6に示す負荷軽減付きFWアップデート制御手段104は、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステム200について、仮想マシン301の移行を実施した後にFWアップデートを実行する機能を有する。
図7に示す移行先決定手段105は、仮想マシン301をどのストレージシステム200に移行するか決定する機能を有する。
図8に示すFWアップデート手段106は、コントローラ201と業務用ホスト計算機300間のパスの切り替えを行いながらコントローラ201のFWアップデートを実施する機能を有する。
ストレージシステム200は、2台のコントローラ201と記録筐体202を含む。ストレージシステム200は、コントローラ201が二重化されていて業務用ホスト計算機300とのパスが冗長化されている。
記録筐体202は、記録媒体210を含み、記録媒体では論理ディスク211が構築されている。論理ディスクには、仮想マシン301のデータが格納されている。
業務用ホスト計算機300は、1つ以上の仮想マシン301と、仮想マシン301を業務無停止で空き容量のあるストレージシステム200に移行する仮想マシン移行手段302と、仮想マシンのアクセスをカウントするカウント手段303と、仮想マシン301のアクセス回数と利用しているストレージブロックを管理する仮想マシン管理テーブル304と、サーバ仮想化基盤305と、を含む。
図9に示す仮想マシン管理テーブル304は、仮想マシン301のデータが存在するストレージシステム200のブロック(ストレージブロック)とアクセス回数を管理するテーブルであり、仮想マシン番号とストレージ番号と開始ブロック番号と終端ブロック番号とアクセス回数とを関連付けて記録する。
図10に示す仮想マシン移行手段302は、仮想マシン301を他のストレージシステム200の記録媒体210へ移行する手段である。
図11に示すカウント手段303は、仮想マシン301のストレージシステム200に対するアクセス回数をカウントする手段である。
本発明は、上述の構成を有し、通常、仮想マシン301からストレージシステム200の任意のブロックにアクセスがあると、業務用ホスト計算機300上の仮想マシン管理テーブル304に対し、カウント手段303がアクセス回数のカウントを実施する。
FWアップデート全体管理手段101は、管理用ホスト計算機100上でFWアップデートの要求を受けて動作する。FWアップデート全体管理手段101は、まずFWアップデート準備手段102を呼び出しストレージシステム200のアクセス回数を業務用ホスト計算機300から収集する。次に、通常FWアップデート制御手段103を呼び出し、片方のコントローラ201だけで運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200全てについて、FWアップデートを実施する。残りのストレージシステム200については、負荷軽減付きFWアップデート手段106を呼び出しFWアップデートを実施する。
FWアップデート準備手段102は、FWアップデート全体管理手段101に呼び出され、管理用ホスト計算機100上で動作し、全ての業務用ホスト計算機300から仮想マシンのアクセス回数の収集を行う。
通常FWアップデート制御手段103は、FWアップデート全体管理手段101に呼び出され、管理用ホスト計算機100上で動作し、片方のコントローラ201だけで運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200のコントローラ201全てについて、FWアップデートを実施する。
負荷軽減付きFWアップデート制御手段104は、FWアップデート全体管理手段101に呼び出され、管理用ホスト計算機100上で動作し、通常FWアップデート制御手段103ではアップデートを実施しなかったコントローラ201について仮想マシンを移行した後FWアップデートを実施する。
移行先決定手段105は、負荷軽減付きFWアップデート制御手段104に呼び出され、管理用ホスト計算機100上で動作し、仮想マシンの移行先のストレージシステム200をアクセス回数と負荷値を元に決定する。まず、仮想マシン301を移行し、片方のコントローラ201だけで運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200、次にFWアップデート済みかつ仮想マシン301を移行しても業務性能が低下しないストレージシステム200、次にFWアップデート実施前でかつ仮想マシン301を移行しても業務性能が低下しないストレージシステム200の順番の優先度で移行先のストレージシステム200を決定する。これにより、業務性能低下を抑止するための仮想マシンの移行回数をできるだけ少なくする事が可能であり、さらにシステム全体のFWアップデートにかかるトータルタイムを短縮できる。
FWアップデート手段106は、通常FWアップデート制御手段103、もしくは負荷軽減付きFWアップデート制御手段104により呼び出され、管理用ホスト計算機100上で動作し、コントローラ201のFWアップデートを実施する。
仮想マシン移行手段302は、移行先決定手段105により呼び出され、業務用ホスト計算機300上で動作し、仮想マシンのストレージシステム200間の移行を行う。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態による仮想化システム10の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の通常運用において、ストレージ上のあるブロックにアクセスがあると、業務用ホスト計算機300上のカウント手段303が仮想マシン管理テーブル304のアクセス回数を1増やす。
FWアップデート全体管理手段101が、FWアップデートの要求を契機として動作する。FWアップデート全体管理手段101は、FWアップデート準備手段102に各仮想マシン301のアクセス回数の収集を要求する。
FWアップデート準備手段102は全ての業務用ホスト計算機300の仮想マシン管理テーブル304からストレージ番号とアクセス回数を参照し、アクセス回数を管理用ホスト計算機100のストレージ管理テーブル107の、参照したストレージ番号の行の負荷値に加算する。
次にFWアップデート全体管理手段101は、通常FWアップデート制御手段103に片方のコントローラ201で運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200のFWアップデートをFWリビジョンを引数として要求する。
通常FWアップデート制御手段103は、ストレージ管理テーブル107から1行参照し(S21)、参照した行のFWリビジョンが引数として受け取ったFWリビジョンと異なり、かつ参照した行の負荷値が参照した行のコントローラ201と同じストレージに搭載されたもう一方のコントローラ201の片側コントローラ負荷閾値より小さい場合、参照した行のストレージ番号とコントローラ番号を引数にしてFWアップデート手段106にコントローラ201のFWアップデートを要求する。
FWアップデート手段106は全ての業務用ホスト計算機300と、引数として受け取ったストレージ番号とコントローラ番号のコントローラ201との間のパスのOFFを実施し、コントローラ201のFWアップデートと再起動を実施した後、OFFにしたパスのONを実施する。
FWアップデート手段106が完了すると、通常FWアップデート制御手段103はストレージ管理テーブル107のFWリビジョンを更新する。ストレージ管理テーブル107を全て参照済みでなければ、S21に戻り新しく1行参照する。ストレージ管理テーブル107を全て参照済みであれば、通常FWアップデート制御手段103は完了する。
FWアップデート全体管理手段101は、負荷軽減付きFWアップデート制御手段104に、通常FWアップデート制御手段103でFWアップデートを実施しなかったコントローラ201に対する仮想マシンの移行とFWアップデートをFWリビジョンを引数として要求する。
負荷軽減付きFWアップデート制御手段104は、まずストレージ管理テーブル107を参照する(S31)。参照した行のFWリビジョンが引数として与えられたFWリビジョンと同じでかつ全てのストレージ管理テーブル107を参照済みであれば、負荷軽減付きFWアップデート制御手段104は終了する。
参照した行のFWリビジョンが引数として与えられたFWリビジョンと異なる場合、業務用ホスト計算機300の仮想マシン管理テーブル304から1行参照する(S32)。参照した行のストレージ番号がS31で参照したストレージ番号と等しい場合、S32で参照した行の仮想マシン番号とアクセス回数を引数にして移行先の決定と仮想マシン301の移行を移行先決定手段105に要求する。
移行先決定手段105は、まずストレージ管理テーブル107から1行参照する(S41)。参照した負荷値に引数として受け取ったアクセス回数を加えた値が、片側コントローラ負荷閾値、より小さい場合、参照した行のストレージシステム200を移行先として決定する。大きい場合、S41に戻りさらに1行参照する。
移行先ストレージシステム200が決定すると、移行先決定手段105は、引数の仮想マシン番号と移行先として決定したストレージ番号を引数として、仮想マシン移行手段302に仮想マシンの移行を要求する。
仮想マシン移行手段302は引数として受け取った仮想マシン番号の仮想マシン301を、同じく引数として受け取ったストレージ番号のストレージシステム200に移行する。移行後、仮想マシン管理テーブル304のストレージ番号と開始ブロック番号と終端ブロック番号を移行後の状態に更新し、ストレージ管理テーブル107の負荷値を移行後の状態に更新し、仮想マシン移行手段302は完了する。仮想マシン移行手段302による仮想マシン移行が完了すると、移行先決定手段105は完了する。
S41にて移行先のストレージシステム200が決定せずストレージ管理テーブル107の全ての行の参照が完了すると、次にストレージ管理テーブル107から新たに1行参照する(S44)。ストレージシステム200の両方のコントローラ201がFWアップデート済み、かつ参照した行の負荷値に引数のアクセス回数を加えた値が、両側コントローラ201負荷閾値、より小さい場合、参照した行のストレージシステム200を移行先として決定する。
大きい場合、もしくは両方のコントローラ201のFWアップデートが完了していなかった場合、S44に戻り、さらに1行参照する。移行先ストレージシステム200が決定すると、仮想マシン移行手段302に仮想マシンの移行を要求し、仮想マシン移行手段302による仮想マシン移行が完了すると、移行先決定手段105は完了する。
S44にてストレージ管理テーブル107の全ての行の参照が完了すると、次にストレージ管理テーブル107から新たに1行参照する(S47)。参照した行の負荷値に引数のアクセス回数を加えた値が、片側コントローラ負荷閾値、より小さい場合、参照した行のストレージシステム200を移行先として決定する。
移行先ストレージシステム200が決定すると、仮想マシン移行手段302に仮想マシンの移行を要求し、仮想マシン移行手段302による仮想マシン移行が完了すると、移行先決定手段105は完了する。S47にてストレージ管理テーブル107を全て参照すると、移行先決定手段105は完了する。
移行先決定手段105完了後、負荷軽減付きFWアップデート手段106は、S31で参照した行のコントローラ201と同じストレージに搭載されたもう一方のコントローラ201の負荷値が、片側コントローラ負荷閾値より小さい場合、S31で参照したストレージ番号とコントローラ番号を引数にしてFWアップデート手段106にコントローラ201のFWアップデートを要求し、FWアップデート手段106完了後、ストレージ管理テーブル107のS31で参照した行のFWリビジョンを更新する。
FWアップデート完了後、S31でストレージ管理テーブル107を全て参照済みの場合、負荷軽減付きFWアップデート手段106は終了する。
S31で参照した行のコントローラ201と同じストレージに搭載されたもう一方のコントローラ201の負荷値が片側コントローラ負荷閾値より大きい場合、S32で仮想マシン管理テーブル304を全て参照済みでなければ、S32に戻る。全て参照済みかつ、S31でストレージ管理テーブル107を全て参照済みであれば、負荷軽減付きFWアップデート制御手段104は終了する。
負荷軽減付きFWアップデート制御手段104終了後、FWアップデート全体管理手段101が終了し、システム全体のストレージシステム200のFWアップデートが完了する。
(第1の実施の形態による効果)
本実施の形態による第1の効果は、コントローラ201が二重化されていて業務用ホスト計算機300とのパスが冗長化されたストレージシステム200があり、仮想マシンのストレージマイグレーション機能を備えたサーバ仮想化基盤305において業務用ホスト計算機300とストレージシステム200がm台:n台で接続されている環境において、ストレージシステム200のFWアップデートにおける業務性能の低下を抑止できるという点にある。
その理由は、管理用ホスト計算機100上の移行先決定手段105が、FWアップデートを実施するストレージシステム200について、ストレージ管理テーブル107と仮想マシン管理テーブル304を参照し仮想マシン301のアクセス回数とストレージシステム200の負荷値と片側コントローラ負荷閾値とに基づき、どの仮想マシン301をどのストレージシステム200に移行するか判断するためである。
本実施の形態による第2の効果は、全てのストレージシステム200のFWアップデートのトータルタイムを短縮できることである。
その理由は、管理用ホスト計算機100上の移行先決定手段105が片側コントローラで運用しても業務性能の低下を起こさないストレージシステム200、FWアップデートが完了し仮想マシン移行後に業務性能低下が起きないストレージシステム200、FWアップデートが完了しておらず仮想マシン移行後に業務性能低下が起きないストレージシステム200の順番で優先的に移行先のストレージシステム200を決定する事で全てのストレージシステム200のFWアップデート完了までの仮想マシンの移行回数を最小限に抑える事ができるからである。
ここで、本発明の課題を解決できる最小限の構成を図12に示す。仮想化システム10が、管理用ホスト計算機100と、仮想マシン301が動作する複数の業務用ホスト計算機300−1〜300−mと、二重化されたコントローラ201を含む複数のストレージシステム200−1〜200−nとを備え、管理用ホスト計算機100が、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しないストレージシステム200について、コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段103と、通常FWアップデート制御手段103でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するストレージシステム200について、当該ストレージシステム200に係る仮想マシン301の移行を実施した後にコントローラ201のファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段104とを含むことで、上述した本発明の課題を解決することができる。
次に、本発明の管理用ホスト計算機100のハードウェア構成例について、図13を参照して説明する。図13は、管理用ホスト計算機100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図13を参照すると、本発明の管理用ホスト計算機100は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部112、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部113、入力装置115や出力装置116及び記憶装置117と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部114、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス118を備えている。記憶装置117は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本発明の管理用ホスト計算機100の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置117に格納し、そのプログラムを主記憶部112にロードしてCPU111で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
管理用ホスト計算機と、
仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、
二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備え、
前記管理用ホスト計算機が、
片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、
前記通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む
ことを特徴とする仮想化システム。
(付記2)
前記通常FWアップデート制御手段が、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断する
ことを特徴とする付記1に記載の仮想化システム。
(付記3)
前記管理用ホスト計算機が、
前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
前記通常FWアップデート制御手段が、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する
ことを特徴とする付記2に記載の仮想化システム。
(付記4)
前記管理用ホスト計算機が、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、前記仮想マシンの移行先を決定し、当該仮想マシンの移行を前記業務用ホスト計算機に指示する移行先決定手段を含み、
前記負荷軽減付きFWアップデート制御手段が、
前記以降先決定手段を呼び出して前記仮想マシンの移行を実施した後に、前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する
ことを特徴とする付記1から付記3の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記5)
前記移行先決定手段が、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断し、
片側コントローラで運用しても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデートが完了しており前記仮想マシンが移行されてきても業務性能の低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデータは完了していないが前記仮想マシンが移行されてきても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、という優先度で前記仮想マシンの移行先を決定する
ことを特徴とする付記4に記載の仮想化システム。
(付記6)
前記管理用ホスト計算機が、
前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、当該コントローラの前記片側コントローラ閾値と二重化されている他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値を合わせた両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
前記移行先決定手段が、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、
前記コントローラについての前記両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記両側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、前記仮想マシンが移行されて来ても業務性能の低下が起きないと判断する
ことを特徴とする付記5に記載の仮想化システム。
(付記7)
前記業務用ホスト計算機が、
前記仮想マシンの前記ストレージシステムへのアクセス回数をカウントするカウント手段と、
前記アクセス回数を格納する仮想マシン管理情報格納手段とを含む
ことを特徴とする付記2から付記6の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記8)
管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機であって、
片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、
前記通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む
ことを特徴とする管理用ホスト計算機。
(付記9)
前記通常FWアップデート制御手段が、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断する
ことを特徴とする付記8に記載の管理用ホスト計算機。
(付記10)
前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
前記通常FWアップデート制御手段が、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する
ことを特徴とする付記9に記載の管理用ホスト計算機。
(付記11)
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、前記仮想マシンの移行先を決定し、当該仮想マシンの移行を前記業務用ホスト計算機に指示する移行先決定手段を含み、
前記負荷軽減付きFWアップデート制御手段が、
前記以降先決定手段を呼び出して前記仮想マシンの移行を実施した後に、前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する
ことを特徴とする付記8から付記10の何れか1項に記載の管理用ホスト計算機。
(付記12)
前記移行先決定手段が、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断し、
片側コントローラで運用しても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデートが完了しており前記仮想マシンが移行されてきても業務性能の低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデータは完了していないが前記仮想マシンが移行されてきても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、という優先度で前記仮想マシンの移行先を決定する
ことを特徴とする付記11に記載の管理用ホスト計算機。
(付記13)
前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、当該コントローラの前記片側コントローラ閾値と二重化されている他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値を合わせた両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
前記移行先決定手段が、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、
前記コントローラについての前記両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記両側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、前記仮想マシンが移行されて来ても業務性能の低下が起きないと判断する
ことを特徴とする付記12に記載の管理用ホスト計算機。
(付記14)
管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデート方法であって、
通常FWアップデート制御手段が、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御ステップと、
FWアップデート制御手段が、前記通常FWアップデート制御ステップでファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御ステップとを有する
ことを特徴とするストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記15)
前記通常FWアップデート制御ステップで、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断する
ことを特徴とする付記14に記載のストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記16)
ストレージ管理情報格納手段が、前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納ステップと、
FWアップデート準備手段が、前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備ステップとを有し、
前記通常FWアップデート制御ステップで、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する
ことを特徴とする付記15に記載のストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記17)
移行先決定手段が、前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、前記仮想マシンの移行先を決定し、当該仮想マシンの移行を前記業務用ホスト計算機に指示する移行先決定ステップを有し、
前記負荷軽減付きFWアップデート制御ステップで、
前記以降先決定ステップを呼び出して前記仮想マシンの移行を実施した後に、前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する
ことを特徴とする付記14から付記16の何れか1項に記載のストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記18)
前記移行先決定ステップで、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断し、
片側コントローラで運用しても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデートが完了しており前記仮想マシンが移行されてきても業務性能の低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデータは完了していないが前記仮想マシンが移行されてきても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、という優先度で前記仮想マシンの移行先を決定する
ことを特徴とする付記17に記載のストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記19)
ストレージ管理情報格納手段が、前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、当該コントローラの前記片側コントローラ閾値と二重化されている他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値を合わせた両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷とを組み合わせて管理するストレージ管理ステップと、
FWアップデート準備手段が、前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備ステップとを有し、
前記移行先決定ステップで、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、
前記コントローラについての前記両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記両側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、前記仮想マシンが移行されて来ても業務性能の低下が起きないと判断する
ことを特徴とする付記18に記載のストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
(付記20)
管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデートプログラムであって、
通常FWアップデート制御手段に、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御処理を実行させ、
FWアップデート制御手段に、前記通常FWアップデート制御処理でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御処理を実行させる
ことを特徴とするストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
(付記21)
前記通常FWアップデート制御処理で、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断する
ことを特徴とする付記20に記載のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
(付記22)
ストレージ管理情報格納手段に、前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納処理を実行させ、
FWアップデート準備手段に、前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備処理を実行させ、
前記通常FWアップデート制御処理で、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する
ことを特徴とする付記21に記載のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
(付記23)
移行先決定手段に、前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、前記仮想マシンの移行先を決定し、当該仮想マシンの移行を前記業務用ホスト計算機に指示する移行先決定処理を実行させ、
前記負荷軽減付きFWアップデート制御処理で、
前記以降先決定処理を呼び出して前記仮想マシンの移行を実施した後に、前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する
ことを特徴とする付記20から付記22の何れか1項に記載のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
(付記24)
前記移行先決定処理で、
前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断し、
片側コントローラで運用しても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデートが完了しており前記仮想マシンが移行されてきても業務性能の低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデータは完了していないが前記仮想マシンが移行されてきても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、という優先度で前記仮想マシンの移行先を決定する
ことを特徴とする付記23に記載のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
(付記25)
ストレージ管理情報格納手段に、前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、当該コントローラの前記片側コントローラ閾値と二重化されている他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値を合わせた両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷とを組み合わせて管理するストレージ管理情報格納処理を実行させ、
FWアップデート準備手段に、前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備処理を実行させ、
前記移行先決定処理で、
前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、
前記コントローラについての前記両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記両側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、前記仮想マシンが移行されて来ても業務性能の低下が起きないと判断する
ことを特徴とする付記24に記載のストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
本発明によれば、ストレージシステム200に適用できる。また、サーバ仮想化基盤305(ハイパーバイザ)に適用できる。
10:仮想化システム
100:管理用ホスト計算機
101:FWアップデート全体管理手段
102:FWアップデート準備手段
103:通常FWアップデート制御手段
104:負荷軽減付きFWアップデート制御手段
105:移行先決定手段
106:FWアップデート手段
107:ストレージ管理テーブル
111:CPU
112:主記憶部
113:通信部
114:入出力インタフェース部
115:入力装置
116:出力装置
117:記憶装置
118:システムバス
200(200−1〜200−n):ストレージシステム
201:コントローラ
202:記録筐体
210:記録媒体
211:論理ディスク
300(300−1〜300−m):業務用ホスト計算機
301:仮想マシン
302:仮想マシン移行手段
303:カウント手段
304:仮想マシン管理テーブル

Claims (10)

  1. 管理用ホスト計算機と、
    仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、
    二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備え、
    前記管理用ホスト計算機が、
    片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、
    前記通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む
    ことを特徴とする仮想化システム。
  2. 前記通常FWアップデート制御手段が、
    前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想化システム。
  3. 前記管理用ホスト計算機が、
    前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
    前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
    前記通常FWアップデート制御手段が、
    前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する
    ことを特徴とする請求項2に記載の仮想化システム。
  4. 前記管理用ホスト計算機が、
    前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、前記仮想マシンの移行先を決定し、当該仮想マシンの移行を前記業務用ホスト計算機に指示する移行先決定手段を含み、
    前記負荷軽減付きFWアップデート制御手段が、
    前記以降先決定手段を呼び出して前記仮想マシンの移行を実施した後に、前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の仮想化システム。
  5. 前記移行先決定手段が、
    前記ストレージシステムの負荷と前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数とに基づき、片側コントローラで運用すると業務性能が低下するか否かを判断し、
    片側コントローラで運用しても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデートが完了しており前記仮想マシンが移行されてきても業務性能の低下が起きない前記ストレージシステム、FWアップデータは完了していないが前記仮想マシンが移行されてきても業務性能低下が起きない前記ストレージシステム、という優先度で前記仮想マシンの移行先を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の仮想化システム。
  6. 前記管理用ホスト計算機が、
    前記コントローラ毎に、当該コントローラの負荷閾値である片側コントローラ閾値と、当該コントローラの前記片側コントローラ閾値と二重化されている他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値を合わせた両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷とを組み合わせて格納するストレージ管理情報格納手段と、
    前記ストレージシステムへの前記仮想マシンのアクセス回数を前記業務用ホスト計算機から取得するFWアップデート準備手段とを含み、
    前記移行先決定手段が、
    前記コントローラについて、他方の前記コントローラの前記片側コントローラ閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記片側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、他方の前記コントローラによる片側コントローラでの運用をしても業務性能が低下しないと判断し、
    前記コントローラについての前記両側コントローラ負荷閾値と、前記ストレージシステムの負荷値と前記仮想マシンのアクセス回数との合計値とを比較し、前記両側コントローラ閾値が当該合計値よりも大きい場合、前記仮想マシンが移行されて来ても業務性能の低下が起きないと判断する
    ことを特徴とする請求項5に記載の仮想化システム。
  7. 前記業務用ホスト計算機が、
    前記仮想マシンの前記ストレージシステムへのアクセス回数をカウントするカウント手段と、
    前記アクセス回数を格納する仮想マシン管理情報格納手段とを含む
    ことを特徴とする請求項2から請求項6の何れか1項に記載の仮想化システム。
  8. 管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機であって、
    片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御手段と、
    前記通常FWアップデート制御手段でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御手段とを含む
    ことを特徴とする管理用ホスト計算機。
  9. 管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデート方法であって、
    通常FWアップデート制御手段が、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御ステップと、
    FWアップデート制御手段が、前記通常FWアップデート制御ステップでファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御ステップとを有する
    ことを特徴とするストレージシステムのファームウェアアップデート方法。
  10. 管理用ホスト計算機と、仮想マシンが動作する複数の業務用ホスト計算機と、二重化されたコントローラを含む複数のストレージシステムとを備える仮想化システムにおける管理用ホスト計算機によるストレージシステムのファームウェアアップデートプログラムであって、
    通常FWアップデート制御手段に、片側コントローラで運用しても業務性能が低下しない前記ストレージシステムについて、前記コントローラのファームウェアアップデートを実施する通常FWアップデート制御処理を実行させ、
    FWアップデート制御手段に、前記通常FWアップデート制御処理でファームウェアアップデートされなかった、片側コントローラで運用すると業務性能が低下する前記ストレージシステムについて、当該ストレージシステムに係る前記仮想マシンの移行を実施した後に前記コントローラのファームウェアアップデートを実行する負荷軽減付きFWアップデート制御処理を実行させる
    ことを特徴とするストレージシステムのファームウェアアップデートプログラム。
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