JP5870543B2 - 電子ペン - Google Patents

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本発明は、電子ペンに関する。
従来、プロジェクター等により投影される画像に対して、図形や文字等を重ねて表示できるように、ホワイトボード等の画像の投写面に先端を押圧することによって赤外線を発する電子ペン(例えば、特許文献1参照)を備えたシステムが知られている。このような電子ペンを用いたシステムは、電子ペンから射出される赤外線を、例えば、プロジェクターが検知する。そして、プロジェクターが元の画像情報に赤外線の射出位置の軌跡に関する情報を重ねて投写することによって、投写面には、画像情報に電子ペンの軌跡が重なった重畳画像が投写される。
特許文献1に記載の電子ペンは、筆記する際に用いられる、いわゆるペンを模した形状を有し、シャフトと、赤外線を発する発光ダイオードと、キャップと、傾倒検出機構と、支持部材と、メイン基板とを備えている。
シャフトは、先端に発光ダイオードが取り付けられ、傾倒可能に支持部材に支持される。キャップは、電子ペンの先端に位置する部材であり、投写面等に模式的に筆記する際、投写面等に当接する。キャップは、発光ダイオードから射出される赤外線を透過する材料から形成され、発光ダイオードを覆うように、シャフトに取り付けられる。傾倒検出機構は、シャフトの傾倒を検出する機能を有する。メイン基板は、回路素子が実装された回路基板で構成され、傾倒検出機構の近傍に配置される。
そして、特許文献1に記載の電子ペンは、筆記時にキャップが押圧されてシャフトが傾倒するとメイン基板の制御の下、発光ダイオードから赤外線を射出する。そして、発光ダイオードから射出された赤外線は、キャップを透過して外部に射出される。
特開2011−59768号公報
しかしながら特許文献1に記載の電子ペンは、電子ペンを使用する使用者に対して把持の仕方に制約を与え、操作性が劣る恐れがある。すなわち、特許文献1には、詳細な説明は記載されていないが、電子ペンの操作ボタンや表示部と考えられる構成が開示されている。そして、このボタンおよび表示部は、使用者が把持すると電子ペンを操作し易くなると考えられる部位の近傍に設けられている。そのため、使用者は、操作性が良好となるように電子ペンを把持すると、誤って操作ボタンを押圧したり、表示部を隠してしまったりする恐れがある。一方、操作ボタンおよび表示部避けて電子ペンを把持すると、操作性が劣る恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電子ペンは、先端が押圧されることによって赤外線を発する電子ペンであって、前記先端の押圧によって接触状態が切り替わる押圧スイッチ部と、前記赤外線を発する発光部と、前記押圧スイッチ部の接触状態に対応して前記発光部を発光させる制御部を有する回路ユニットと、前記発光部および前記回路ユニットに電力を供給する電池と、を備え、前記回路ユニットは、前記先端の反対側となる当該電子ペンの後端側に配置されていることを特徴とする。
電子ペンを使用する使用者は、筆記具を把持する場合と同様に、電子ペンの中央部より先端側に位置する部位を把持すると操作し易くなる。
この適用例によれば、回路ユニットは、制御部を有し、電子ペンの後端側に配置されている。これによって、制御部に接続されるスイッチや表示部等の構成要素を、把持する部位から離れた電子ペンの後端側に容易に配置することが可能となる。よって、使用者が把持する部位に把持の仕方の制約となる構成要素や、違和感のある凹凸等を設けることなくスイッチや表示部を備える電子ペンの提供が可能となる。
さらに、回路ユニットに比べて重量の重い電池を回路ユニットより先端側に配置することが可能となるので、使用者に電子ペンをバランスよく操作させることが可能となる。特に、子供等の手の小さな使用者に対して有効となる。
したがって、この構成によれば、操作性や表示部の視認性の向上を図った電子ペンの提供が可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の電子ペンにおいて、前記回路ユニットは、当該電子ペンの電源のオンとオフとを切り替える電源スイッチと、前記電池の残容量の状態を表示する残量表示部と、を備えることが好ましい。
この適用例によれば、電源スイッチおよび残量表示部は、回路ユニットに備えられているので、電子ペンの後端側に配置されることとなる。これによって、電子ペンが使用者に把持された場合にも、電源スイッチおよび残量表示部の露出が可能となる。よって、操作性の向上を図りつつ、電源スイッチ、および視認性が良好な残量表示部を備えた電子ペンの提供が可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記残量表示部は、前記電源スイッチがオフからオンに切り替えられた際に、前記残容量の状態を表示することが好ましい。
この適用例によれば、残量表示部は、電源スイッチと共に電子ペンの後端側に配置され、電源スイッチがオンされると電池の残容量の状態を表示するように構成されている。これによって、使用者は、電源スイッチをオンする際、この残量表示部も視界に入るため、電子ペンの姿勢や目線を変えることなく、電池の残容量の状態を認識することが可能となる。よって、電子ペンの使用を開始する際、使用者に電池残容量の状態を確実に認識させることが可能となり、使用途中での電子ペンの動作停止の防止が図れる。
[適用例4]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記残量表示部は、所定時間後に前記残容量の状態の表示を停止することが好ましい。
この適用例によれば、残量表示部は、電源スイッチがオンされると電池の残容量の状態を表示し、所定時間後にこの残容量の状態の表示を停止する。これによって、電子ペンの使用時に、使用者および聴講者が残量表示部を認識してしまうことがなく、プレゼンテーションに集中することができる。また、電子ペンの使用を開始する際に使用者に電池残容量の状態を確実に認識させつつ、電子ペンの低消費電力化、つまり電池の長期使用への寄与が図れる。
[適用例5]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記電源スイッチは、スライドによって前記オンと前記オフとが切り替わり、スライドされた状態を維持するスライドスイッチを有していることが好ましい。
この適用例によれば、電源スイッチは、スライドスイッチを有し、スライドされた状態、つまりオン状態、オフ状態でそれぞれ維持される。これによって、オンとオフとに対応する識別マーク等を電子ペンに設けることで、電源スイッチがオンの状態か、オフの状態かを容易に認識できる。よって、残量表示部が表示されない場合、使用者は、電源スイッチを観察することで、電源スイッチがオンされないことによるものか否かを容易に判断することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係る電子ペンにおいて、前記押圧スイッチ部および前記発光部に接続され、前記電池に対して前記回路ユニットの反対側に配置される中継基板と、前記中継基板と前記回路ユニットとを接続する接続部と、を備えていることが好ましい。
この適用例によれば、電子ペンは、中継基板および接続部を備えているので、押圧スイッチ部および発光部と、回路ユニットとを接続する配線を煩雑にすることなく構成することが可能となる。よって、電子ペンの製造工程の簡素化や、効率的な配線による電子ペンの小型化が図れる。
本実施形態の電子ペンの外観を示す斜視図。 本実施形態の電子ペンの内部構成を示す斜視図。 本実施形態の電子ペンの分解斜視図。 本実施形態の押圧スイッチ部、中継基板ユニット、および回路ユニットを示す斜視図。
以下、本実施形態に係る電子ペンについて、図面を参照して説明する。
図1は、電子ペン1の外観を示す斜視図である。
電子ペン1は、図1に示すように、筆記具を模して形状されており、一方の端部には、筆記具のペン先に相当する先端を有するキャップ11が設けられている。キャップ11は、先端に向かう程細く形成されており、電子ペン1は、このキャップ11が押圧されることによって傾倒し、赤外線を射出する。なお、以下では、説明の便宜上、キャップ11の先端を「ペン先」、ペン先とは反対側を「後端側」として記載する。
図は省略するが、電子ペン1は、プロジェクターおよびPC(Personal Computer)と組み合わされることで、プロジェクターにより投影される画像に対して、図形や文字等を重ねて表示できる表示システムを構成する。
例えば、プロジェクターは、電子ペン1から射出された赤外線を検知し、赤外線の射出位置の軌跡に関する情報をPCに送信する。PCは、受信した情報に基づいて赤外線の射出位置の解析を行い、画像情報にこの射出位置の軌跡を示す線を重畳した重畳画像を生成し、この重畳画像の画像情報をプロジェクターに送信する。プロジェクターは、電子ペン1の軌跡を示す線が反映されたこの重畳画像を投写面に投影する。
〔電子ペンの主な構成〕
図2は、電子ペン1の内部構成を示す斜視図であり、(a)は、後述する電源スイッチ52側から見た斜視図、(b)は、(a)とは反対側から見た斜視図である。図3は、電子ペン1の分解斜視図である。なお、図3は、後述する電池6および保護シート43を省略した図である。
電子ペン1は、図2、図3に示すように、キャップ11に加え、キャップ保持部材12、発光部2、押圧スイッチ部3、中継基板ユニット4、回路ユニット5、電池6、接続端子7および外装筐体8を備えている。
キャップ11は、前述したように、ペン先を形成する部材であり、発光部2から射出される赤外線を透過する材料から形成されている。キャップ11は、図3に示すように、先端が曲面の略円錐形状を有し、内部が中空に形成されている。
キャップ保持部材12は、図1、図3に示すように、キャップ11の外面に倣う形状を有し、キャップ11の後端側に配置されている。キャップ保持部材12は、キャップ11が螺合されて固定され、キャップ11が押圧されることによって、キャップ11と共に傾倒する。キャップ11は、キャップ保持部材12に対して螺合が外されることによって、交換可能となる。また、図示は省略するが、キャップ保持部材12の内面には、後述するシャフト31のネジ溝311N(図3参照)に螺合するネジ溝が形成されている。
発光部2は、赤外線を射出する発光ダイオードで構成され、キャップ11の内側に配置される。そして発光部2は、回路ユニット5に設けられた制御部(図示省略)の制御に基づいて赤外線を射出する。
〔押圧スイッチ部の構成〕
図4は、押圧スイッチ部3、中継基板ユニット4、および回路ユニット5を示す斜視図である。なお、図4は、後述する第2支持体34、第3支持体54および保護シート43(いずれも図3参照)を省略した図である。
押圧スイッチ部3は、キャップ保持部材12を介してキャップ11に接続され、キャップ11が押圧されることによって傾倒し、発光部2を発光させるスイッチとしての機能を有する。
押圧スイッチ部3は、図4に示すように、シャフト31、導電板32、第1支持体33、第2支持体34(図3参照)、プローブ35、およびコイルバネ36を備えている。
シャフト31は、図4に示すように、電子ペン1の略中心を通る仮想の軸Axに沿って延出する円筒状の軸部311、および軸部311の後端側に設けられた略円板状の張出部312を有している。軸部311のペン先側の外周面には、ネジ溝311Nが形成されている。
導電板32は、金属の板材で形成され、図4に示すように、平面視において張出部312と略同一の径寸法を有して形成されている。そして、導電板32は、軸部311が挿通され、張出部312に対向して配置される。
第1支持体33は、平面視において張出部312より大きい板状部を有して形成され、軸部311が挿通されて導電板32のペン先側に配置される。
第2支持体34は、図3に示すように、張出部312の後端側に配置される基板収納部341および基板収納部341からペン先側に延出して第1支持体33に接続される架橋部342を有している。
基板収納部341は、略円柱状に形成され、図2(b)に示すように、後述する中継基板41が収納されるように形成されている。
プローブ35は、3つ設けられており、金属製で同一形状に形成されている。3つのプローブ35は、軸Axに沿って延出するピン状に形成されており、図4に示すように、両端が張出部312から突出し、軸Axを中心とする円周上に等間隔で張出部312に固定されている。
コイルバネ36は、3つ設けられており、金属製で同一の形状に形成されている。3つのコイルバネ36は、図4に示すように、張出部312と基板収納部341(図3参照)との間に軸Axを中心とする円周上に等間隔で配置され、張出部312をペン先側に付勢する。
各コイルバネ36は、一端がプローブ35に接続され、他端が図示しないリード線を介して後述する中継基板41に接続される。
発光部2は、図3、図4に示すように、軸部311のペン先側の端部に取り付けられている。発光部2には、図示しないリード線が接続されており、このリード線は、シャフト31の内部に挿通されて中継基板41に接続される。キャップ11およびキャップ保持部材12は、キャップ保持部材12のネジ溝(図示省略)がネジ溝311Nに螺合されてシャフト31に固定される。
押圧スイッチ部3は、第1支持体33および第2支持体34が外装筐体8に保持され、キャップ11が取り付けられたシャフト31が軸Axに対して傾倒可能に第1支持体33および第2支持体34に支持される。そして、押圧スイッチ部3は、キャップ11が押圧されることによりシャフト31が傾倒し、導電板32に対する3つのプローブ35の接続状態が切り替わる。
〔中継基板ユニットの構成〕
中継基板ユニット4は、図3、図4に示すように、中継基板41、接続部としてのフレキシブル基板42および保護シート43を備えている。
中継基板41は、図4に示すように、平面視矩形状に形成され、コネクター411等の素子が実装されている。中継基板41は、素子の実装面が軸Axに直交するように配置される。中継基板41は、前述したように、第2支持体34の基板収納部341に収納され、コイルバネ36およびリード線(図示省略)を介する3つのプローブ35と、リード線(図示省略)を介する発光部2とに電気的に接続されている。
フレキシブル基板42は、中継基板41のコネクター411、および後述するメイン基板51に実装されたコネクター(図示省略)にそれぞれの端部が挿入され、中継基板41と回路ユニット5とを電気的に接続する。また、フレキシブル基板42は、電池6が着脱される側とは反対側で電池6に並設される。
保護シート43は、絶縁性の材料で形成され、後述する電池6とフレキシブル基板42との間に配置される。
〔回路ユニットの構成〕
回路ユニット5は、図2に示すように、メイン基板51、電源スイッチ52、残量表示部53、および第3支持体54を備え、ペン先の反対側となる電子ペン1の後端側に配置されている。換言すると、回路ユニット5は、電池6の後端側に配置されている。また、回路ユニット5は、電池6に対して中継基板41の反対側に配置されている。
メイン基板51は、平面視矩形状に形成され、CPU(Central Processing Unit)等の素子で構成された制御部が実装されている。メイン基板51は、図4に示すように、素子の実装面が軸Axに沿うように配置される。
電源スイッチ52は、電子ペン1の電源のオンとオフとを切り替える。電源スイッチ52は、スライドによって電源のオンとオフとが切り替わるスライドスイッチ(図示省略)、およびスライドスイッチに係合されたキートップ521を備えている。
スライドスイッチは、スライドされた状態を維持するタイプのものが採用され、メイン基板51に実装されている。
キートップ521は、図4に示すように、平面視矩形状に形成されたベース部521A、および軸Ax方向におけるベース部521Aの略中央部から突出する突起部521Bを有している。
ベース部521Aは、スライドスイッチに係合され、図4に示すように、突起部521Bよりペン先側に位置する外面には、「ON」が刻印され、突起部521Bより後端側に位置する外面には、「OFF」が刻印されている(図1〜図3においては、刻印を省略)。
突起部521Bは、図1に示すように、電子ペン1の外部に露出するように形成されている。
電源スイッチ52は、突起部521Bが軸Axに沿ってスライドされることで、電源のオンとオフとが切り替わる。本実施形態では、突起部521Bが後端側に移動された場合に電源がオンとなり、突起部521Bがペン先側に移動された場合に電源がオフとなるように構成されている。
残量表示部53は、図4に示すように、発光ダイオード531および導光体532を備え、制御部の指示に基づいて電池6の残容量の状態を表示する。
発光ダイオード531は、メイン基板51のスライドスイッチより後端側に実装され、緑色等の可視光を射出する。
導光体532は、キートップ521の後端側に並設され、発光ダイオード531から射出された光を導く。導光体532は、後述するスイッチカバー84に固定され、図1に示すように、先端が電子ペン1の外部に露出している。そして、発光ダイオード531から射出された光は、この導光体532に導かれ、電子ペン1の外部に射出される。
第3支持体54は、メイン基板51を保持し、外装筐体8に取り付けられる。第3支持体54は、図2(a)に示すように、メイン基板51に沿って形成された基板保持部541、および基板保持部541のペン先側に形成された取付部542を有している。
基板保持部541は、メイン基板51とキートップ521との間に位置するように形成され、メイン基板51を保持する。基板保持部541のキートップ521側には、キートップ521のスライドを滑らかに案内するガイド面541Aが設けられている。
取付部542は、図2(a)に示すように、軸Axに沿って形成された2つの板状部5421、および2つの板状部5421の間に形成された横断部5422を有している。
板状部5421は、軸Ax方向から見て電池6と同等の大きさを有して形成されている。横断部5422には、ネジSC(図2参照)が挿通される挿通孔が形成され、回路ユニット5は、この挿通孔にネジSCが挿通されて外装筐体8に固定される。
〔電池および接続端子の構成〕
電池6は、発光部2および回路ユニット5に電力を供給する。
電池6は、円柱状の両端にプラス端子、マイナス端子を有する1つの乾電池で構成され、図2に示すように、押圧スイッチ部3と回路ユニット5との間に着脱可能に配置される。なお、電池6は、乾電池に限らず二次電池を採用してもよい。
接続端子7は、図2に示すように電池6のプラス端子に接続されるプラス接続端子7A、および電池6のマイナス端子に接続されるマイナス接続端子7Bを備えている。
プラス接続端子7Aおよびマイナス接続端子7Bは、金属製の線材から加工されて形成されており、図4に示すように、それぞれの一端が半田付けによりメイン基板51に接続されている。
プラス接続端子7Aは、図4に示すように、他端側が電池6のプラス端子と接触可能に渦巻状に加工され、図2(a)に示すように、第3支持体54の取付部542のペン先側に配置される。
マイナス接続端子7Bは、図4に示すように、一端側から軸Axに沿って延出した後、他端側がコイルバネ状に加工され、図2(a)に示すように、第2支持体34の後端側に配置される。
〔外装筐体の構成〕
図3に戻って、外装筐体8は、ケース本体81、先端側枠部82、電池カバー83、スイッチカバー84および後端キャップ85を備えている。
ケース本体81は、押圧スイッチ部3の後端側を収納する第1収納部811と、回路ユニット5および電池6を収納する第2収納部812とを有している。
第1収納部811は、ペン先側が後端側より大きい円筒状に形成され、ペン先側に開口部が設けられている。押圧スイッチ部3は、後端側がこの開口部から収納される。
第2収納部812は、第1収納部811の後端側に繋がり、円筒形状から外周の一部に開口部が設けられた形状を有している。回路ユニット5および電池6は、この開口部から収納される。
第1収納部811と第2収納部812との間には、図3に示すように、軸Axに略直交する壁部814が設けられている。そして、この壁部814には、フレキシブル基板42が挿通される挿通孔(図示省略)、および後述する電池カバー83の突起部831が係合される凹部8141が形成されている。また、ケース本体81には、後端側の外周面に膨出部813が形成され、この膨出部813には、ストラップ取付け用の孔が設けられている。また、ケース本体81の後端側の端部には、係合用突起815が形成されている。
先端側枠部82は、図1に示すように、キャップ保持部材12とケース本体81との間に配置され、ケース本体81に固定される。先端側枠部82は、図1に示すように、第1収納部811の外面に倣う形状を有し、ペン先側および後端側に開口部を有して筒状に形成されている。
先端側枠部82は、発光部2および軸部311が挿通され、第1収納部811に固定される。先端側枠部82、第1収納部811および第2収納部のペン先側は、使用者に主に把持される部位となる。
スイッチカバー84は、第2収納部812に収納された回路ユニット5を覆うように、ケース本体81に取り付けられる。スイッチカバー84は、第2収納部812の外面に倣う形状を有し、図3に示すように、電源スイッチ52の突起部521Bが露出する開口部841、および導光体532の先端が露出する開口部842が形成されている。
開口部841は、突起部521Bに加え、電源スイッチ52のスライドに対応してベース部521Aに刻印された「ON」または「OFF」が露出する大きさに形成されている。具体的に、図示は省略するが、開口部841からは、電源のオン状態において、「ON」が露出し、オフ状態において、「OFF」が露出する。
また、スイッチカバー84のペン先側の端部には、図3に示すように、切欠き843が形成され、この切欠き843の周囲には、平面視半円の凹部が設けられている。
電池カバー83は、第2収納部812に収納された電池6を覆うように、第2収納部812に着脱可能に配置される。
電池カバー83は、第2収納部812の外面に倣う形状を有し、図3に示すように、ペン先側の端部に突起部831が設けられ、後端側の端部にフック部832が設けられている。
突起部831は、ケース本体81の凹部8141と係合するように形成されている。
フック部832は、断面視U字状に形成され、バネ性を有し、スイッチカバー84の切欠き843に係合可能に形成されている。電池カバー83は、突起部831が凹部8141に係合された状態でフック部832近傍が第2収納部812の方向に押圧されると、フック部832が切欠き843に係合して装着される。
電池カバー83は、第2収納部812に装着された状態からフック部832がペン先方向に押圧されると、凹部8141との係合が解除されて取り外される。そして、電池6は、プラス端子側からマイナス端子側に押圧されて、第2収納部812から取り出される。
後端キャップ85は、ケース本体81およびスイッチカバー84の外面に倣う形状を有し、後端側の角部が曲面を有して形成されている。後端キャップ85は、ケース本体81の係合用突起815に係合される。
〔押圧スイッチ部および発光ダイオードの動作〕
押圧スイッチ部3は、前述したように、キャップ11が押圧されることによりシャフト31が傾倒し、導電板32に対する3つのプローブ35の接続状態が変わる。
制御部は、押圧スイッチ部3の接触状態に対応して発光部2を発光させる。
具体的に、中継基板ユニット4を介して3つのプローブ35に接続されている回路ユニット5は、制御部が各プローブ35の全てが導電板32に当接しているか否か、すなわち、各プローブ35の全てが導電板32に電気的に接続しているか否かを検出する。そして、制御部は、各プローブ35の少なくともいずれかが導電板32に当接していないことを検出した場合に限り、シャフト31が軸Axに対して傾倒しているものと判断して発光部2を発光させる。したがって、制御部は、全てのプローブ35が導電板32に当接している場合には、発光部2を発光させず、各プローブ35の1つでも導電板32から離れた場合に発光部2を発光させる。
より具体的に、電子ペン1によってホワイトボード等の投写面に筆記していない状態では、キャップ11に対して軸Axと交差する方向に押圧力が加えられていない状態であるため、シャフト31は、軸Axに対して傾倒することなく、軸Axに沿った状態で維持される。
この状態では、全てのプローブ35は、3つのコイルバネ36による張出部312への付勢により、導電板32に当接している状態である。このため、制御部は、発光部2を発光させない。
一方、電子ペン1によって投写面に筆記している状態では、キャップ11に対して軸Axと交差する方向に押圧力が与えられるため、シャフト31は、コイルバネ36の付勢力に抗して、軸Axに対して傾倒することとなる。この状態では、3つのプローブ35の少なくともいずれかは、導電板32から離れた状態となる。このため、制御部は、発光部2を発光させる。
〔電源スイッチおよび残量表示部の動作〕
電子ペン1は、前述したように、電源スイッチ52のキートップ521が後端側にスライドされると、電源がオンとなり、動作可能な状態となる。
制御部は、電源スイッチ52がオフの状態からオンの状態に切り替えられると、電池6の電圧を検出し、その電圧に対応した状態を残量表示部53に表示させる。つまり、残量表示部53は、電源スイッチ52がオフの状態からオンの状態に切り替えられた際に、電池6の残容量の状態を表示する。
具体的に、制御部は、残容量が充分な状態となる電圧を検出すると、発光ダイオード531を数秒間点灯させた後、消灯させる。また、制御部は、残容量が不充分な状態となる電圧を検出すると、発光ダイオード531を数秒間点滅させた後、消灯させる。このように、残量表示部53は、所定時間後に電池6の残容量の状態の表示を停止する。
そして、制御部は、残容量が少ない状態となる電圧を検出すると、発光ダイオード531の消灯の状態を維持させる。本実施形態では、電池電圧が1.2V以上の場合を残容量が充分な状態、1.1V以上1.2V未満の場合を残容量が不充分な状態、1.1V未満の場合を残容量が少ない状態として構成されている。なお、電源がオフの場合には、発光ダイオード531は、言うまでもなく、消灯の状態となる。また、発光ダイオード531が点灯または点滅する時間は、数秒より長い時間であってもよい。
以上説明したように、本実施形態の電子ペン1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)回路ユニット5は、制御部を有し、電子ペン1の後端側に配置されている。これによって、制御部に接続されるスイッチや表示部等の構成要素を、把持する部位から離れた電子ペン1の後端側に容易に配置することが可能となる。よって、使用者が把持する部位(先端側枠部82、第1収納部811および第2収納部のペン先側)に把持の仕方に制約となる構成要素や、違和感のある凹凸等を設けることなくスイッチや表示部を備える電子ペン1の提供が可能となる。
さらに、回路ユニット5に比べて重量の重い電池6を回路ユニット5より先端側に配置することが可能となるので、使用者に電子ペン1をバランスよく操作させることが可能となる。特に、子供等の手の小さな使用者に対して有効となる。
したがって、この構成によれば、操作性や表示部の視認性の向上を図った電子ペン1の提供が可能となる。
(2)電池6のプラス端子、および電池カバー83のフック部832が後端側に形成されているので、使用者に主に把持される部位となる先端側枠部82、第1収納部811および第2収納部のペン先側への凹凸がさらに抑制される。
(3)電源スイッチ52および残量表示部53は、電子ペン1の後端側に配置される。これによって、電子ペン1が使用者に把持された場合にも、電源スイッチ52および残量表示部53の露出が可能となる。よって、操作性の向上を図りつつ、電源スイッチ52、および視認性が良好な残量表示部53を備えた電子ペン1の提供が可能となる。
(4)残量表示部53は、電源スイッチ52と共に電子ペン1の後端側に配置され、電源スイッチ52がオンされると電池6の残容量の状態を表示するように構成されている。これによって、使用者は、電源スイッチ52をオンする際、この残量表示部53も視界に入るため、電子ペン1の姿勢や目線を変えることなく、電池6の残容量の状態を認識することが可能となる。また、使用者は、電源スイッチ52をオンする際以外は、この残量表示部53を視界に入れる可能性が少ないため、電子ペン1の使用を開始する際に、電池6の残容量の状態を表示することで、使用者に電池残容量の状態を確実に認識させることが可能となり、使用途中での電子ペン1の動作停止の防止が図れる。
(5)残量表示部53は、電源スイッチ52がオンされると電池6の残容量の状態を表示し、所定時間後にこの残容量の状態の表示を停止する。これによって、所定時間後の電子ペン1の使用時においては表示が停止されているので、使用者および聴講者が残量表示部53を認識してしまうことがなく、プレゼンテーションに集中することができる。また、電子ペン1の使用を開始する際に使用者に電池残容量の状態を確実に認識させつつ、電子ペン1の低消費電力化、つまり電池の長期使用への寄与が図れる。
(6)電源スイッチ52は、スライドされた状態、つまりオン状態、オフ状態でそれぞれ維持され、オン状態においては、「ON」が露出し、オフ状態においては、「OFF」が露出するように構成されている。これによって、使用者は、電源スイッチ52がオン状態か、オフ状態かを容易に認識できる。よって、残量表示部53が表示されない場合、使用者は、電源スイッチ52を観察することで、電源スイッチ52がオンされないことによるものか否かを容易に判断することが可能となる。
(7)電子ペン1は、中継基板ユニット4を備えているので、押圧スイッチ部3および発光部2と、回路ユニット5とを接続する配線を煩雑にすることなく構成することが可能となる。よって、電子ペン1の製造工程の簡素化や、効率的な配線による電子ペン1の小型化が図れる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の残量表示部53は、発光する色が1色で構成されているが、2色の発光が可能な発光ダイオードを備え、電池6の残容量の状態が異なる際に異なる色を発光するように構成してもよい。また、前記実施形態では、点灯、点滅および消灯の3段階で残容量の状態を表示するように構成されているが、2段階(例えば、点灯と消灯との2段階)で表示するように構成してもよい。
中継基板41として、フレキシブル基板42と一体的に形成された配線形成部、および配線形成部を補強する補強部で構成してもよい。
使用する電池6の種類(例えば、アルカリ電池、マンガン電池、二次電池等)に対応する電池選択キーを設け、この電池選択キーの切り替えにより検出する電圧が異なるように構成してもよい。これによって、電池6の種類に対応して残容量の状態を表示し、電池の効率的な使用が可能となる。
前記実施形態では、電源スイッチ52の突起部521Bが後端側に移動された場合に電源がオンとなり、突起部521Bがペン先側に移動された場合に電源がオフとなるように構成されているが、突起部521Bが後端側に移動された場合に電源がオフとなり、突起部521Bがペン先側に移動された場合に電源がオンとなるように構成してもよい。
1…電子ペン、2…発光部、3…押圧スイッチ部、4…中継基板ユニット、5…回路ユニット、6…電池、8…外装筐体、11…キャップ、12…キャップ保持部材、31…シャフト、32…導電板、33…第1支持体、34…第2支持体、35…プローブ、36…コイルバネ、41…中継基板、42…フレキシブル基板、51…メイン基板、52…電源スイッチ、53…残量表示部、54…第3支持体、411…コネクター、521…キートップ、531…発光ダイオード、532…導光体。

Claims (5)

  1. 先端が押圧されることによって赤外線を発する電子ペンであって、
    前記先端の押圧によって接触状態が切り替わる押圧スイッチ部と、
    前記赤外線を発する発光部と、
    前記押圧スイッチ部の接触状態に対応して前記発光部を発光させる制御部を有する回路ユニットと、
    前記発光部および前記回路ユニットに電力を供給する電池と、
    前記押圧スイッチ部および前記発光部に電気的に接続され、前記押圧スイッチ部または前記発光部と前記電池との間に設けられる中継基板と、
    前記中継基板と前記回路ユニットとを電気的に接続し、前記電池が着脱される側とは反対側に並設される接続部と
    を備え、
    前記回路ユニットは、前記電池の残容量の状態を表示する残量表示部を備え、前記先端の反対側となる当該電子ペンの後端側に配置されているとともに、
    前記電池は、前記押圧スイッチ部または前記発光部と前記回路ユニットとの間に設けられることを特徴とする電子ペン。
  2. 請求項1に記載の電子ペンであって、
    前記回路ユニットは、
    当該電子ペンの電源のオンとオフとを切り替える電源スイッチと、
    を備えることを特徴とする電子ペン。
  3. 請求項1または2に記載の電子ペンであって、
    前記残量表示部は、当該電子ペンの電源がオフからオンに切り替えられた際に、前記残容量の状態を表示することを特徴とする電子ペン。
  4. 請求項1〜請求項3に記載の電子ペンであって、
    前記残量表示部は、所定時間後に前記残容量の状態の表示を停止することを特徴とする電子ペン。
  5. 請求項2記載の電子ペンであって、
    前記電源スイッチは、スライドによって前記オンと前記オフとが切り替わり、スライドされた状態を維持するスライドスイッチを有していることを特徴とする電子ペン。
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