JP5870167B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を用いて、実施例1に係る空調システムの構成を説明する。図1は、実施例1に係る空調システムの構成を説明する図である。図1に示すように、空調システム1は、床下フロア2と床上フロア3と天井フロア4とを有する。
次に、図2を用いて、実施例1に係るタスク空調装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るタスク空調装置10の構成を示すブロック図である。実施例1に係るタスク空調装置10は、吸入部11と冷却部12と排出部13と熱負荷設定受付部14と記憶部20と制御部30とを有する。
例えば、負荷判定部31は、熱負荷を判定する所定の閾値の設定を受付けたことを熱負荷設定受付部14から通知された場合、熱負荷(Plac(W))を以下の式(1)にしたがって算出する。ここで、式(1)は、「Plac=ρ・Cp・Qlac・(Tlac_in−Tlac_out)」である。式(1)において、Qlac(m3/s)は、タスク空調装置10が排出する空気量である。Tlac_out(℃)は、タスク空調装置10が排出する空気の温度である。Tlac_in(℃)は、タスク空調装置10が吸入する空気の温度である。また、ρ(kg/m3)は、空気の密度である。また、Cp(J/kg・℃)は、空気の低圧比熱である。
続いて、負荷判定部31は、算出した熱負荷が所定の閾値を超えたか否かを判定する。例えば、負荷判定部31は、記憶部20に格納された所定の閾値を読み出し、算出した熱負荷と比較する。ここで、負荷判定部31は、算出した熱負荷が所定の閾値よりも大きい場合には、冷却能力が上限値を超えていると判定し、排出空気量制御部32に通知する。一方、負荷判定部31は、算出した熱負荷が所定の閾値よりも小さい場合には、冷却能力が上限値を超えていないと判定し、引き続き、熱負荷の算出を実行する。
次に図3を用いて、実施例1に係るタスク空調装置による処理の処理手順を説明する。図3は、実施例1に係るタスク空調装置10による処理の処理手順を説明するフローチャートである。
上述してきたように、本実施例1では、空調システム1において、タスク空調装置10は、自装置で冷却できる熱負荷を超えた場合、ベース空調装置7が有する余剰の冷却能力に基づいて空気量の排出を減少する。これによって、タスク空調装置10は、自装置の熱負荷を軽減することができる。
まず、図4を用いて、実施例2に係る空調システムの構成を説明する。図4は、実施例2に係る空調システム40の構成を説明する図である。図4に示すように、空調システム40は、床下フロア2と床上フロア3と天井フロア4とを有する。なお、ここでは、図1に示した各部と同様の役割を果たす機能部については、同一符号を付すことにしてその詳細な説明を省略する。
次に、図5を用いて、実施例2に係るタスク空調装置の構成を説明する。図5は、実施例2に係るタスク空調装置50の構成を示すブロック図である。実施例2に係るタスク空調装置50は、吸入部11と冷却部12と排出部13と熱負荷設定受付部54と通信制御I/F部55と記憶部60と制御部70とを有する。なお、ここでは、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については、同一符号を付すことにしてその詳細な説明を省略する。
次に図6を用いて、実施例2に係るタスク空調装置50による処理の処理手順を説明する。図6は、実施例2に係るタスク空調装置50による処理の処理手順を説明するフローチャートである。
上述したように、実施例2に係る空調システム40において、タスク空調装置50は、冷却能力の上限値を超えた場合、排出する空気量を減少させることで、熱負荷を軽減する。また、タスク空調装置50は、余剰な熱負荷を有さないように制限されたベース空調装置47の排出する空気量の制限を解除することで、空調システムとして不足する空気量をベース空調装置47に負担させる。この結果、タスク空調装置50は、冷却能力を超えた熱負荷を解消することができる。
次に、図7を用いて、実施例3に係る空調システムの構成を説明する。図7は、実施例3に係る空調システム80の構成を説明する図である。実施例3に係る空調システム80は、ITラック5と高発熱型ITラック6とタスク空調装置90とタスク空調装置100とを有する。なお、ここでは、図1に示した各部と同様の役割を果たす機能部については、同一符号を付すことにしてその詳細な説明を省略する。
上述してきたように、本実施例3では、タスク空調装置は、熱負荷が冷却能力を超えた場合に、排出する空気量を減少させることで、熱負荷を軽減することができる。また、タスク空調装置は、熱負荷が冷却能力を超えた場合に、排出する空気量を減少させても、他のタスク空調装置の熱負荷を増加させることで、新たなホットスポットの発生を抑止できる。このようにして、タスク空調装置は、ベース空調装置を設けずに、タスク空調装置だけでサーバやブレードサーバ等の情報処理装置を効率的に冷却することができる。
本実施例において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。
2 床下フロア
2a 床下開口部
3 床上フロア
4 天井フロア
4a〜4b 天井開口部
5 ITラック
5a〜5e サーバ
6 高発熱型ITラック
6a〜6c ブレードサーバ
7 ベース空調装置
10 タスク空調装置
11 吸入部
12 冷却部
13 排気部
14 熱負荷設定受付部
20 記憶部
30 制御部
31 負荷判定部
32 排出空気量制御部
40 空調システム
47 ベース空調装置
47a 排出空気量制御部
49 ネットワーク
50 タスク空調装置
54 熱負荷設定受付部
55 通信制御I/F部
60 記憶部
70 制御部
71 負荷判定部
72 排出空気量制御部
80 空調システム
89 ネットワーク
90、100 タスク空調装置
200 コンピュータシステム
210 RAM
220 CPU
221 負荷判定プロセス
222 排出空気量制御プロセス
230 HDD
231 負荷判定プログラム
232 排出空気量制御プログラム
240 入出力インターフェース
250 バス
Claims (3)
- 情報処理装置を冷却する、第一の空調装置と第二の空調装置とを通信可能に接続した空調システムにおける第一の空調装置であって、
前記第一の空調装置が排出する空気量が減少した場合には、前記第二の空調装置が前記第一の空調装置から排出される空気量が減少したことを示す通知を受け付けると前記第二の空調装置が排出する空気量を増加させるための前記通知を、前記第二の空調装置へ通知する通知部と、
前記情報処理装置から排出された空気を吸入する吸入部と、
前記吸入部によって吸入された空気を冷却する冷却部と、
前記冷却部によって冷却された空気を排出する排出部と、
前記冷却部の冷却状況を取得し、前記冷却状況として、前記排出部が排出する空気量と、前記排出部が排出する空気の温度と、前記吸入部が吸入する空気の温度の差とを用いて熱負荷を算出し、算出した熱負荷が所定の閾値を超えた場合に、前記冷却部の冷却能力が上限値を超えていると判定し、または、前記冷却状況として、前記排出部が排出する空気の温度を計測し、計測した温度が設定値を超えた場合に、前記冷却部の冷却能力が上限値を超えていると判定する判定部と、
前記冷却部の冷却能力が上限値を超えていると判定された場合に、前記排出部が排出する空気量を減少させる制御部と、
を有することを特徴とする空調装置。 - 前記制御部は、前記排出部が排出する空気量が減少した場合には、複数の前記情報処理装置を共通に冷却する前記第二の空調装置へ、減少した空気量を通知することを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
- 前記制御部は、前記排出部が排出する空気量が所定量に減少した後に、前記冷却部の冷却能力が上限値を下回った場合には、前記排出部が排出する空気量を所定量増加させることを特徴とする請求項1または2に記載の空調装置。
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