JP5869758B2 - 集束エネルギーロウ付けのための方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、アパーチャの閉鎖を支援する集束エネルギーの使用に関する。
バケット(ブレード)、ノズル(ベーン)及びその他の高温ガス通路部品のようなガスタービンの部品は一般的に、タービン運転温度及び条件に対して望ましい機械的特性を有するニッケル基、コバルト基又は鉄基超合金で形成される。ガスタービンの効率はその運転温度により決まるので、ますます一層高い温度に耐えることができる部品、特にタービンバケット及びノズルに対する要求が存在する。超合金部品の最大局所金属温度はその超合金の溶融温度に達するので、強制的な空気冷却が必要となる。このために、ガスタービンバケット及びノズルの翼形部はしばしば、複雑な冷却スキームを必要とし、この冷却スキームにおいては、空気が、翼形部内の内部冷却通路を通して強制的に流され、かつ次に翼形部表面における冷却孔を介して吐出される。
鋳造プロセスによって製作されたバケット及びノズルは、内部冷却通路を形成する中子を必要とする。鋳造プロセス時に、中子の移動は、石英ロッド又は同様の手段を使用して鋳型内に該中子を支持することによって防止される。このロッドは、鋳造品内に開口部(貫通孔)を形成し、この開口部(貫通孔)は、これらの孔を通しての冷却空気の損失を防止しかつ鋳造品の意図した冷却孔を通しての適当な空気流量レベルを保証するために、確実に閉鎖するか又は塞がなければならない。従って、これらの孔の閉鎖を保証するような改良型の方法及びシステムがあれば、望ましい。
米国特許第7058552号明細書
その技術的範囲が本来の特許請求発明に相応した一部の実施形態について、以下に概要を述べる。それらの実施形態は、本特許請求発明の技術的範囲を限定しようとするものではなく、むしろそれらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の簡単な要約を示すことのみを意図している。実際に、本発明は、以下に記載した実施形態と同様な或いはそれら実施形態とは異なるものとすることができる多様な形態を包含することができる。
第1の実施形態では、本システムは、エネルギービームを発生するように構成された集束エネルギー源と、集束エネルギー源の少なくとも1つの性能特性を制御して、予備焼結プリフォームの集束ロウ付けに合せてエネルギービームを調整するように構成された制御装置とを含む。
第2の実施形態では、本システムは、超合金を含むタービン部品と、タービン部品の一部分上に配置された予備焼結プリフォーム(PSP)ロウ付け材料とを含む。
第3の実施形態では、本方法は、集束エネルギー源によりエネルギービームを発生させるステップと、エネルギービームをロウ付け材料の予備焼結プリフォームに向けて導いて、タービン部品内の孔を封止するステップとを含む。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部分を表す添付図面を参照して以下の詳細な説明を読む時、より良好に理解されるであろう。
タービンバケットプラットフォームを用いることができるガスタービンエンジンの実施形態の概略流れ図。 長手方向軸線で切断した、図1のガスタービンエンジンの断面図。 図2に示すロータホイールの実施形態の斜視図。 図3のロータホイールのバケット先端の上面図。 図3のロータホイールのバケットの斜視図。 図3のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムの第1の実施形態の概略図。 図3のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムの第2の実施形態の概略図。 図7に示すロータホイールのバケット先端の予備焼結プリフォームの第1の実施形態の側面図。 図7のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムで使用する予備焼結プリフォームの第2の実施形態の側面図。 図7のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムで使用する予備焼結プリフォームの第3の実施形態の側面図。 図7のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムで使用する予備焼結プリフォームの第4の実施形態の側面図。 図7のロータホイールのバケットに集束エネルギーを導くシステムで使用する予備焼結プリフォームの第5の実施形態の側面図。
本発明の1以上の特定の実施形態について、以下に説明する。これら実施形態の簡潔な説明を行なうために、本明細書では、実際の実施態様の全ての特徴については説明しないことにする。あらゆる工学技術又は設計プロジェクトにおけるのと同様にあらゆるそのような実際の実施態様の開発では、多数の実施態様仕様の決定を行なって、実施態様間で変化する可能性があるシステム関連及びビジネス関連制約条件の順守のような開発者の特定の目標を達成するようにしなければならないことを理解されたい。さらに、そのような開発努力は、複雑なものとなりかつ時間がかかる可能性があるが、それにも拘わらず、本開示の利点を有する当業者には、設計、組立及び製造の定型業務であることになることを理解されたい。
本発明の様々な実施形態の要素を紹介する場合に、数詞のない表現は、その要素の1以上が存在することを意味しようとしている。「含む」、「備える」及び「有する」という用語は、記載した要素以外の付加的要素が存在し得ることを包含しかつ意味することを意図している。
本開示は、その鋳造時に生じるバケット及びノズル内の孔を閉鎖するためのシステム及び方法に関する。本システム及び方法は、バケット及び/又はノズルの局所加熱を含むことができる。この局所加熱は、バケット及び/又はノズルの鋳造孔を完全に覆うように機械加工されている例えばロウ付け材料製の予備焼結プリフォームに衝突させる集束エネルギー源により達成することができる。この局所加熱は、ロウ付けする材料の温度上昇の制御と同時に、予備焼結プリフォーム並びにバケット及び/又はノズルをロウ付けするために利用するエネルギービームの移動の制御を可能にする電子ビームロウ付け技法を含むことができる。1つの実施形態では、制御装置を利用して、ロウ付けプロセスを制御することができる。
図1は、タービンロータバケット(つまり、ブレード)において又はその近くで接合するように設計されたプラットフォームを用いることができるガスタービンエンジン12を含む例示的なシステム10のブロック図である。一部の実施形態では、本システム10は、航空機、船舶、機関車、発電装置又はそれらの組合せを含むことができる。この図示したガスタービンエンジン12は、吸気セクション16、圧縮機18、燃焼器セクション20、タービン22及び排気セクション24を含む。タービン22は、シャフト26を介して圧縮機18に駆動結合される。
矢印で示すように、空気は、吸気セクション16を通ってガスタービンエンジン12に入りかつ圧縮機18内に流入し、圧縮機18は、燃焼器セクション20内に流入する前に空気を加圧することができる。この図示した燃焼器セクション20は、圧縮機18及びタービン22間でシャフト26の周りに同心に又は環状に配置された燃焼器ハウジング28を含む。圧縮機18からの加圧空気は、燃焼器30に流入し、燃焼器30内で、加圧空気は、燃料と混合しかつ燃焼してタービン22を駆動することができる。
燃焼器セクション20から流出して、高温燃焼ガスは、タービン22を通って流れて、シャフト26を介して圧縮機18を駆動する。例えば、燃焼ガスは、タービン22内のタービンロータバケットに対して駆動力を与えて、シャフト26を回転させることができる。タービン22を通って流れた後に、高温燃焼ガスは、排気セクション24を通してガスタービンエンジン12から流出することができる。
図2は、長手方向軸線に沿って取った、図1のガスタービンエンジン12の実施形態の側面図である。図示するように、ガスタービン22は、3つの別個のタービンロータ31を含む。各ロータ31は、ロータホイール34に結合されたロータ組立体32を含み、ロータホイール34は、シャフト26(図1)に対して回転可能に取付けることができる。ロータ組立体32は、ロータホイール34から半径方向外向きに延びるバケットを含むことができ、かつ高温燃焼ガスの通路内に部分的に配置することができる。下記でさらに説明するように、ロータ組立体32は、タービンバケット及びタービンバケットプラットフォームを含むことができる。ガスタービン22は、3つのロータ31を備えた3段タービンとして示しているが、本明細書で説明するタービンバケットプラットフォームは、あらゆる数の段及びシャフトを備えたあらゆる好適なタイプのタービンで用いることができる。例えば、プラットフォームは、単一段ガスタービン内に、低圧タービン及び高圧タービンを備えたデュアルタービン内に又は蒸気タービン内に設けることができる。
図1に関して上述したように、空気は、吸気セクション16を通して流入しかつ圧縮機18によって加圧することができる。圧縮機18からの加圧空気は次に、燃焼器セクション20内に導くことができ、燃焼器セクション20において、加圧空気は、燃料ガスと混合することができる。加圧空気及び燃料ガスの混合気は、燃焼器セクション20内でほぼ燃焼されて、高温高圧燃焼ガスを発生し、この高温高圧燃焼ガスは、タービン22内でトルクを発生させるために使用することができる。具体的には、燃焼ガスは、ロータ組立体32に駆動力を与えてホイール34を回転させることができ、それによってロータ組立体32は、様々な機械的負荷荷重及び/又は応力を受ける可能性がある。例えば、燃焼ガスは、ロータ組立体32内のタービンバケット上に駆動力を加えることになる。
図3は、図2に示すロータホイール31の1つの一部分の斜視図である。説明の目的上、ロータホイール31の一部分のみを示している。しかしながら、ホイール31は一般的に、該ホイールの周辺部に沿って半径方向外向きに延びるロータ組立体32を備えた円形構造を含むことができる。ロータ組立体32は、タービンバケット36及びタービンバケットプラットフォーム38を含み、それらは一纏めにしてロータ組立体32として理解することができる。一部の実施形態では、ホイール34及び対応する回転軸線の円周方向周りに、約60〜92個のロータ組立体32を取付けかつ間隔を置いて配置することができる。
ロータ組立体32のバケット36及びプラットフォーム38は、金属、金属合金、CMC、又はその他の好適な材料で製作することができる。バケット36は、高温度(耐熱)材料で鋳造することができ、その注目すべき実施例には、Rene N4、Rene N5、Rene 108、GTD−111(登録商標)、GTD−222(登録商標)、GTD−444(登録商標)及びIN−738のようなニッケル基超合金、並びにFSX−414のようなコバルト基超合金が含まれる。Rene N4、Rene N5、Rene 108、GTD−111(登録商標)、GTD−222(登録商標)、GTD−444(登録商標)は、γ′強化ニッケル基超合金であり、一方、FSX−414の公称組成は、重量比で、約29.5%のクロム、10.5%のニッケル、7%のタングステン、最大2%までの鉄、0.25%の炭素、及び0.012%のホウ素、並びに残部のコバルト及び不可避不純物である。IN−738の公称組成は、重量比で、約16%のクロム、8.5%のコバルト、1.75%のモリブデン、2.6%のタングステン、1.75%のタンタル、0.9%のニオビウム、3.4%のアルミニウム、3.4%のチタン、0.10%のジルコニウム、0.01%のホウ素、及び0.17%の炭素、並びに残部のニッケル及び不可避不純物として公表されている。これらの合金は、溶接した時に割れを生じ易いので注意すべきであるが、本発明はまた、その他の高温度(耐熱)合金にも適用可能である。
各バケット36は、ロータホイール34内の対応する開口部42内に挿入することができるダブテール40を含む。開口部42は、ロータホイール34の周りの角度位置で円周方向に間隔を置いて配置することができる。バケット36はまた、ダブテール40から半径方向外向きに延びたシャンク部44を含む。一部の実施形態では、バケット36は、プラットフォーム38を支持する外形部、レッジ部、又はその他の支持構造体を含むことができる。例えば、外形部は、シャンク部44上に又は該シャンク部44から半径方向外向きに延びる翼形部45上に設置することができる。翼形部45は、高温燃焼ガスの通路内に配置することができる。運転中に、高温燃焼ガスは、翼形部45上に駆動力を加えて、タービン22(図1)を駆動することができる。
プラットフォーム38は、ほぼバケット36のシャンク部44間に配置することができ、かつロータホイール34内の開口部42間で半径方向に位置させることができる。バケット36は、ホイール34から半径方向外向きに延びかつホイール34の周りに円周方向に間隔を置いて配置されてバケット36間に空間を形成する。プラットフォーム38は、バケット36間でこれらの円周方向空間内に位置させることができる。言い換えれば、プラットフォーム38は、バケット36の単なる一体形延長部ではなく、むしろプラットフォーム38は、スペース又は該スペースの一部分を埋めて、ホイール34から半径方向位置に延びるバケット36を分離する。さらに、プラットフォーム38は、ほぼバケット36間に配置して、各プラットフォーム38の大部分が同じ2つの隣接するバケット36間に設置されるようにすることができる。例えば、少なくとも約60、70、80、90又は100%、及びそれら%間の全ての部分範囲が、同じ2つの隣接するバケット36間に設置されるようにすることができる。プラットフォーム38は、シャンク部44間、翼形部45間、ダブテール40間、又はその組合せ間で延びることができる。一部の実施形態では、プラットフォーム38は、シャンク部44上に設置した外形部によって取付けかつ支持することができる。他の実施形態では、プラットフォーム38は、バケット36の側面によって支持することができる。プラットフォーム38はまた、シャンク部の側面から延びる一体形スカート部又はカバープレートを含むことができる。
プラットフォーム38間における接合部46の位置によってもまた、プラットフォーム38上に作用する応力を減少させることができる。上述したように、接合部46は、バケット36間の中途の中間角度位置ではなく該バケット36の角度位置に設置される。プラットフォーム38は一般的に、接合部46において互いに接合された時にバケット36のための開口部を形成するように設計される。具体的には、プラットフォーム38の各側面は、タービンバケット36の一部分のための開口部を含むことができる。2つのプラットフォーム38が、互いに隣接して配置されると、プラットフォーム38は、タービンバケット36の輪郭に対応した開口部を形成することができる。言い換えれば、各プラットフォーム38は単独では、タービンバケット36の全周辺を包囲する開口部を含まない。代わりに、各プラットフォーム38は、隣接するプラットフォーム38の部分開口部と接合した時に、タービンバケット36を取囲むことができる開口部を形成する該タービンバケット36のための部分開口部を有する。このようにして、プラットフォーム38間の接合部46は、タービンバケット36に隣接して又は該タービンバケット36近くに配置される。タービンバケット36上に接合部46を位置させることにより、該バケット36のシャンク部44間における燃焼ガス及び/又は冷却流体の漏洩を減少させるか又は排除することができる。一部の実施形態では、プラットフォーム38は、互いに当接させて配置することができる。しかしながら、他の実施形態では、プラットフォーム38は、一方のプラットフォーム38を他方のプラットフォームに連結する、コネクタ、タブ、シール及び同様のもののようなアタッチメント機構を含むことができる。
一部の実施形態では、バケット36は、高温腐食及び高温酸化を防止する一体形冷却通路を有することができる。これらの内部冷却通路は、鋳造プロセス時に中子により製作して通路を形成することができる。例えば、ロッド又はその他の好適な手段により、鋳造時における中子の移動を防止することができる。しかしながら、これらロッドを除去すると、バケット36内に中子プリントアウト孔が後に残る可能性がある。鋳造作業の後にこれらのプリントアウト孔を確実に閉鎖して、ガスタービンエンジン12内に部品バケット36を据付けた時における該孔を通しての冷却空気の損失を防止することが、望ましいことになる。これらのプリントアウト孔の1つの実施例を図4に示している。
図4は、バケット36の最上部部分つまりバケット先端48の上面図を示している。バケット先端48は、その中に複数のプリントアウト孔52を分散配置することができる空洞50を含むことができる。空洞50は、上部リム54の下方に約0.1〜0.75インチの距離で配置することができる。さらに、プリントアウト孔は、バケット先端48の中心部分56に沿って分散配置することができる。プリントアウト孔52の各々は、約0.060〜0.125インチの直径及び約0.050〜0.100インチの深さを有することができる。上述のように、プリントアウト孔52は、バケット36内の冷却通路に直接結合することができる。従って、ガスタービンエンジン12内でバケット36を使用するのに先立って、これらの孔を覆う(閉鎖/封止する)ことが有利であることが言える。1つの実施形態では、第1の融点を有する第1の予備焼結プリフォーム(PSP)材料(例えば、ロウ付け材料)は、孔52の1つ内に配置することができ、一方、第2の融点を有する第2の予備焼結プリフォーム(PSP)材料(例えば、ロウ付け材料)は、孔52の第2の孔内に配置することができる。このことから分かるように、第1及び第2の融点は、ベース材料(例えば、バケット36)の融点とは異なるもの(例えば、より低い温度)である。この場合には、集束エネルギービームは、第1の予備焼結プリフォーム材料を第1の温度でロウ付けすることができ、続いて集束エネルギービームは、第2の予備焼結プリフォーム材料を第2の温度でロウ付けすることができる。このようにして、第1及び第2のプリフォーム材料は、独立してロウ付けすることができる。さらに、中にある他の孔は、バケット36内に存在するようにすることができかつバケット36の使用に先立ってこれもまた充填材料で覆ってロウ付けすることができる。
図5は、プラットフォーム孔60を含むことができるバケット36の下部部分58を示している。これらのプラットフォーム孔60もまた、バケットの鋳造プロセスによる残存物とすることができ、或いは冷却スキームを達成するためのドリル孔とすることができる。プラットフォーム孔60は、その直径を、約0.050〜0.125インチとすることができる。プリントアウト孔52と同様に、これらのプラットフォーム孔60は、該プラットフォーム孔60を通過する冷却空気の損失を防止するために、鋳造作業後にかつバケット36の使用前に閉鎖することができる。プラットフォーム孔60及び/又はプリントアウト孔52を閉鎖するために利用することができるシステム及びプロセスは、図6に示している。
図6は、バケット36における鋳造後の残留孔を閉鎖するためのシステムを示している。本システム62は、集束エネルギー源64、制御装置66、センサ68及び充填材料70を含むことができる。集束エネルギー源64は、例えば高速度電子のビームを発生する電子ビーム溶接機のような電子ビーム源とすることができる。これらの電子は、電子ビームの分散を防止するために、例えば真空チャンバ72内に送ることができる。ビーム内における電子は、充填材料70に衝突することができかつ電子の運動エネルギーを衝突時における熱への転換により該充填材料70を溶融させることができる。このプロセスは、電子ビームロウ付けと呼ぶことができる。
別の実施形態では、集束エネルギー源64は、例えばレーザ光線を発生するレーザビーム溶接機のようなレーザ光源とすることができる。このレーザビームもまた、例えば真空チャンバ72内に送ることができかつ充填材料70に衝突させて該充填材料70を溶融させることができる。このプロセスは、レーザビームロウ付けと呼ぶことができる。
集束エネルギー源の作動は、制御装置66によって制御することができる。制御装置66は、例えば充填材料70をロウ付けするために、エネルギービーム74の強度(例えば、出力)を制御することができる。制御装置はまた、充填材料70にわたるエネルギービーム74の位置及び/又は移動を制御することができる。例えば、制御装置66は、集束エネルギー源が充填材料70の表面にわたり円形、八の字又は他のパターンでエネルギービーム74を移動させて、充填材料70の均一な加熱を可能にするようにさせることができる。
1つの実施形態では、センサ68は、制御装置66に結合して、ロウ付けプロセスに関する周囲温度、エネルギービーム74の熱、エネルギービーム74の移動、及び/又はその他のパラメータのような特性を検出するようにすることができる。センサ68は、制御装置66によって使用するために該制御装置66に検出パラメータを送信して、集束エネルギー源64の作動を調整することができる。例えば、センサ68は、ロウ付けプロセスを受ける充填材料70の領域に隣接する空気の温度を検出することができる。この温度読取り値は、制御装置66に送信することができ、制御装置66において、センサ68による温度読取り値を解析して、その読取り値が所望の温度読取り値に対応しているかどうかを判定することができる。この所望の温度読取り値は、例えばルックアップ表の形態で又は他のフォーマットで、例えば制御装置66内のメモリー内に最初に記憶させることができる。センサ68による温度読取り値が、所望の温度読取り値と異なっている場合には、制御装置66は、1以上の制御信号を集束エネルギー源64に送信してエネルギービームの強度を調整するようにすることができる。このようにして、制御装置66は、ロウ付けプロセスのための制御機構として動作させることができる。
充填材料70は、予備焼結プリフォーム(PSP)、つまりその融点以下の温度で互いに焼結されて、塊になりかつ幾分か多孔性の集合体を形成した粒子の混合物とすることができる。好適な粉末材料は、バケット36及び/又はバケット先端48の合金の組成と同じ組成を有するベース合金、好ましくは高強度超合金で形成した粒子と、これもまたバケット36及び/又はバケット先端48の組成と同じ組成を有することができるが、さらに充填材料70の焼結を促進するホウ素又はシリコンのような融点降下剤を含む第2の異なる合金粉末の粒子とを含む。このことは、バケット先端48の融点以下の温度での充填材料70の例えばバケット先端48との接合を可能にするのを支援することができる。
充填材料70のベース合金における特性は、ロウ付けする合金との化学的及び冶金学的適合性、疲労強度、低い割れの傾向、耐酸化性及び機械加工性を含むことができる。特に好適なベース合金はまた、ロウ付けする合金の溶融温度の約25°C以内の融点を有し、また重量比で、約2.5〜11%のコバルト、7〜9%のクロム、3.5〜11%のタングステン、4.5〜8%のアルミニウム、2.5〜6%のタンタル、0.02〜1.2%のチタン、0.1〜1.8%のハフニウム、0.1〜0.8%のモリブデン、0.01〜0.17%の炭素、最大0.08%までのジルコニウム、最大0.60%までのシリコン、及び最大2.0%までのレニウム、並びに残部のニッケル及び不可避不純物の組成範囲を有する。ベース合金における組成は、重量比で、約9〜11%のコバルト、8〜8.8%のクロム、9.5〜10.5%のタングステン、5.3〜5.7%のアルミニウム、2.8〜2.3%のタンタル、0.9〜1.2%のチタン、1.2〜1.6%のハフニウム、0.5〜0.8%のモリブデン、0.13〜0.17%の炭素、及び0.03〜0.08%のジルコニウム、並びに残部のニッケル及び不可避不純物であると思われる。
充填材料70の第2の合金における組成は、ベース合金の溶融温度以下の溶融温度、好ましくは結晶粒成長以下約25°C〜約50°Cの温度、又は例えばバケット先端48のようなロウ付けする材料の初期溶融温度を有することができる。第2の合金における好適な組成の実施例は、重量比で、約9〜10%のコバルト、11〜16%のクロム、3〜4%のアルミニウム、2.25〜2.75%のタンタル、1.5〜3.0%のホウ素、最大5%までのシリコン、及び最大1.0%までのイットリウム、並びに残部のニッケル及び不可避不純物である。第2の合金粒子20における具体的な組成は、ロウ付けするベース合金並びにバケット36及び/又はバケット先端48の組成によって決まることになる。
図7は、電子ビームロウ付けによりバケット36における鋳造後残留孔を閉鎖するためのシステムの特定の実施形態を示している。本システムは、図6に関して上述したように動作する制御装置66及びセンサ68を含む。さらに、本システムは、電子ビーム溶接機76、電子ビームガン78、1以上のビームデフレクタ80、及びその上にバケット36を装着する固定治具82(又は、プラットフォーム)を含む。電子ビーム溶接機76は、高電圧を受けかつ該高電圧を電子のエネルギービーム74に変換することができる電子ビーム発生装置とすることができる。電子ビーム溶接機76は、例えば電子ビームガン78から発したエネルギービーム74の強度及び/又は移動を調整することができる。これらの調整は、制御装置66によって決定しかつ電子ビーム溶接機76によって受けることができる。それに代えて、1つの実施形態では、エネルギービーム74の移動は、1以上のビームデフレクタ80の制御によって達成することができる。
ビームデフレクタ80は、例えばビーム偏向コイル及び/又はその他のタイプの磁気レンズを含むことができる。ビームデフレクタ80は、エネルギービームに近接して磁界を発生することができる。エネルギービーム74は、磁界に引き寄せられるか又は磁界から撥ね返されるかのいずれかとなる。つまり、エネルギービーム74の径路は、磁界によって変更することができる。さらに、発生させる磁界の強さを変化させることによって、エネルギービーム74の移動量(つまり、エネルギービーム74の径路)を調整することができる。従って、ビームデフレクタ80は、エネルギービーム74を移動させる、つまりビーム74がバケット36に衝突する位置を調整するために利用することができる。このようにして、ビーム74は、必要に応じて1以上のパターンで移動させて、ビーム74から充填材料70へのより均一な熱伝達を可能にすることができる。1つの実施形態では、ビームデフレクタ80によって発生した磁界の強さは、電子ビーム溶接機76からの制御信号によって調整することができる。別の実施形態では、制御装置66は、ビームデフレクタ80に送信された制御信号によって該ビームデフレクタ80によって発生する磁界の強さを直接調整することができる。
電子ビーム溶接機76は、バケット36及び充填材料70(例えば、PSP)の領域をロウ付け温度まで局所的に加熱するために使用することができる。つまり、真空72におけるエネルギービーム74は、プリフォームPSPロウ付けに対する熱源として使用することができる。PSP充填材料70のロウ付け温度までのこの局所加熱は、加熱炉ロウ付けがバケット36の全体を加熱炉内で高温度に曝す時に該バケット36に望ましくない材料変化を生じさせるおそれがあるので、バケット36全体がロウ付け温度まで加熱される加熱炉ロウ付けのような従来型のロウ付けプロセスに勝る利点をもたらすことができる。
作動中に、バケット36は、清浄にすることができ、また機械加工したPSP充填材料70は、プリントアウト孔52の各々内に配置することができる。バケット36は、固定治具82上に配置することができ、かつバケットを囲む領域は、空気を排出して真空を形成することができる。真空が得られると、エネルギービーム74を利用して充填材料70及びバケット36を加熱することができる。さらに、均一な加熱を保証するために、円形又は八の字パターンのような適切なビーム振動パターンを使用して、ビーム74に曝される充填材料70及びバケット36の局所部分における段階的温度上昇を達成することができる。1つの実施形態では、充填材料70及びバケット36の局所部分の最終ロウ付け温度は、約2000〜2275°Fとすることができる。このロウ付け温度に達した後に、ビーム74は、約1〜5分の間充填材料70及びバケット36と接触してロウ付け流れを得ることができる。このステップが完了した後に、ビーム74の出力を低下させて、エネルギービーム74に曝される材料の緩やかな冷却を達成することができる。1つの実施形態では、充填材料70及びバケット36の温度上昇は、毎分約200〜500°Fである。従って、エネルギービーム74は、ロウ付け温度に到達する前に、約5〜10分の間充填材料70及びバケット36と接触することができる。このような段階的温度上昇は、均一なロウ付けの制御及び形成を支援することができる。
さらに、充填材料70及びバケット36の段階的温度上昇を支援するために、エネルギービーム74は、非集束のものとすることができる。図8に示すように、エネルギービーム74の焦点84は、充填材料70及びバケット先端48の表面の上方に位置するようにすることができる。このようにして、充填材料70及びバケット先端48に与えられるエネルギーは、最大強度(焦点84で達成される)よりも小さくして、毎分約200〜500°Fの温度上昇速度を可能にすることができる。エネルギービーム74の焦点84は、例えば充填材料70の表面の上方又は下方の約0.5〜2インチに位置させることができる。他の実施形態では、エネルギービーム74の焦点84は、充填材料の表面の上方又は下方の約1インチのところに位置させることができる。さらに、この焦点84は、ビーム7が衝突する充填材料70及び/又はバケット先端48の面積が、約0.05〜0.25インチの直径となることができるように、ビームデフレクタ80によって調整することができる。従って、エネルギービーム74の偏向角度は、約5〜45度とすることができかつビームデフレクタ80によって発生した磁界の強さに対する調整によって修正することができる。
従って、集束エネルギービーム74は、バケット36又はバケット先端48のようなタービン部品の一部分をロウ付けするために利用することができる。エネルギービーム74は、例えばバケット先端48の表面積の少なくとも1%、2%、3%、4%以下を、エネルギービーム76に曝すことができるように集束させることができる。さらに、例えばバケット先端48の表面積の僅かなパーセント以下をエネルギービーム76に曝すことができる。このようにして、集束ロウ付けを達成することができる。
さらに、PSP充填材料70によって充填されるプリントアウト孔52は、様々な寸法及び形状のものとすることができる。図9〜図12は、PSP充填材料70に対して機械加工して、様々な寸法及び形状のプリントアウト孔52を塞ぐことになる充填材料70を形成することができる様々な方法を示している。
図9は、その形状が全体的にテーパしたPSP充填材料70を示している。充填材料70の最上部部分88は、該最上部部分から約5〜30度の角度でテーパした側面90を有する状態でその直径を約0.075〜0.125インチとすることができる。側面90は、充填材料70の最下部部分に連結することができる。充填材料70の最下部部分92は、その直径を約0.050〜0.075インチとすることができる。従って、図9の充填材料70は、テーパ付き円筒形形状に近似したものとすることができる。
図10は、全体的にT字形状断面であるPSP充填材料70を示している。充填材料70の最上部部分94は、側面96を有する状態でその直径を約0.075〜0.125インチとすることができ、側面96は、約0.025〜0.075インチの深さで約0.075〜0.125インチの直径から約0.050〜0.075インチの直径まで縮小することができる。側面96は、その直径を約0.050〜0.075インチとすることができる充填材料70の最下部部分98に連結することができる。従って、図9の充填材料70は、T字形状断面に近似したものとすることができる。
図11は、全体的にネールヘッド形状を有するテーパ付き円筒体であるPSP充填材料70を示している。充填材料70は、第1の側面100を有する状態でその直径が約0.075〜0.125インチの最上部部分を有することができ、第1の側面100は、約0.010〜0.050インチの深さに対して最上部部分から約5〜30度の角度でテーパしている。側面100は、約0.060〜0.080インチの直径まで縮小することができかつその直径を約0.050〜0.075インチとすることができる充填材料70の最下部部分104に対して約5〜30度の角度でこれもまたテーパすることができる側面102に結合することができる。従って、図9の充填材料70は、ネールヘッド形状を有するテーパ付き円筒体に近似したもとすることができる。
図12は、その全体が改良型のT字形状であるPSP充填材料70を示している。充填材料70は、第1の側面106を有する状態でその直径が約0.075〜0.125インチの最上部部分を有することができ、第1の側面106は、約0.010〜0.050インチの深さで約0.075〜0.125インチの直径から約0.060〜0.080インチの直径まで縮小している。縮小ポイントで側面106に結合されているのは、その直径を約0.050〜0.075インチとすることができる充填材料70の最下部部分110に対して約5〜30度の角度でテーパをすることができる側面108である。従って、図9の充填材料70は、改良型のT字形状に近似したものとすることができる。
図9〜図12に示す充填材料70の機械加工したプリフォームは、充填材料が取ることができる形態の単なる実施例にすぎないことを理解されたい。従って、充填材料70は、あらゆる形状のプリントアウト孔52を覆いかつ充填するように機械加工することができると考えられる。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行なうことを可能にもする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲によって定まり、また当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構成要素を有するか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構成要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属することになることを意図している。
10 システム
12 ガスタービンエンジン
16 吸気セクション
18 圧縮機
20 燃焼器セクション
22 タービン
24 排気セクション
26 シャフト
28 燃焼器ハウジング
30 燃焼器
31 3つの別個のタービンロータ
32 ロータ組立体
34 ロータホイール
36 タービンバケット
38 プラットフォーム
40 ダブテール
42 開口部
44 シャンク部
45 翼形部
46 接合部
48 バケット先端
50 空洞
52 プリントアウト孔
54 上部リム
56 バケット先端の中央部分
58 バケットの下部部分
60 プラットフォーム孔
62 システム
64 集束エネルギー源
66 制御装置
68 センサ
70 充填材料
72 真空チャンバ
74 エネルギービーム
76 電子ビーム溶接機
78 電子ビームガン
80 1以上のビームデフレクタ
82 固定治具/プラットフォーム
84 焦点
88 最上部部分
90 側面
92 最下部部分
94 最上部部分
96 側面
98 最下部部分
100 第1の側面
102 側面
104 最下部部分
106 第1の側面
108 側面
110 最下部部分

Claims (14)

  1. エネルギービーム(74)を発生するように構成された集束エネルギー源(64)と、
    前記集束エネルギー源(64)の少なくとも1つの性能特性の調整によって予備焼結プリフォームの集束ロウ付けに合せて前記エネルギービーム(74)を調整することにより予備焼結プリフォームのロウ付けを制御するための制御装置と
    を含む、システム(10)。
  2. 前記集束エネルギー源(64)が、電子エネルギービームとして前記エネルギービーム(74)を発生するように構成された電子ビーム溶接機(76)を含む、請求項1記載のシステム(10)。
  3. ビームデフレクタを含み、前記制御装置が、前記ビームデフレクタを制御して、前記エネルギービーム(74)の経路を調整するように構成される、請求項2記載のシステム。
  4. 前記制御装置が、エネルギービームの焦点を調節するように構成されている、請求項3記載のシステム。
  5. 焦点が予備焼結プリフォームの0.5〜2インチ(1.3〜5.1cm)上方に位置するように調節される、請求項4記載のシステム。
  6. 前記集束エネルギー源(64)の少なくとも1つの性能特性が、前記エネルギービーム(74)のエネルギー強度を含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のシステム。
  7. 前記集束エネルギー源(64)によって行われるロウ付けプロセスに関するパラメータを検出するように構成されたセンサ(68)を含む、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のシステム。
  8. 超合金を含むタービン部品と、
    前記タービン部品の一部分上に配置され、かつービン部品に接合た予備焼結プリフォーム(PSP)ロウ付け材料と、
    前記タービン部品と予備焼結プリフォーム(PSP)ロウ付け材料からなる第1及び第2のロウ付け材料との集束ロウ付けに合せてエネルギービーム(74)を発生するように構成された集束エネルギー源(64)と、
    前記エネルギービーム(74)の少なくとも1つの特性を調整するように構成された制御装置と
    を含む、システムであって、前記少なくとも1つの特性が、前記エネルギービーム(74)の焦点又は該エネルギービーム(74)の強度を含む、システム
  9. 前記タービン部品が、タービンバケット(36)又はタービンノズルを含む、請求項8記載のシステム。
  10. 前記PSPロウ付け材料が、前記タービン部品の孔内に配置される、請求項8記載のシステム。
  11. 集束エネルギー源(64)によりエネルギービーム(74)を発生させるステップと、
    前記エネルギービーム(74)をロウ付け材料の予備焼結プリフォームに向けて導いて、タービン部品内の孔を封止するステップと
    を含む方法。
  12. エネルギービーム(74)を1以上のビームデフレクタ(80)によって所定のパターンで移動させる、請求項11記載の方法。
  13. 予備焼結プリフォームの温度を毎分200〜500°F(毎分111〜278℃)で昇温させる、請求項11又は請求項12記載の方法
  14. 予備焼結プリフォームを2000〜2275°F(1093〜1246℃)の温度で1〜5分間加熱する、請求項11記載の方法
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