JP5869506B2 - 洋式便器の小便飛散防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洋式便器で男性が小用する際に用いる小便飛散防止装置に関するものである。
一般家庭や飲食店のトイレ等においては、洋式便器を男女兼用で設置するところが多くなっている。この洋式便器は、腰掛けて用がたせる高さに形成されており、便器本体上面に起伏動自在に取付けた便座を倒せば便座上に腰掛けて用がたせ、男性の小用時は、便座を起こせば立った姿勢で用がたせるようになっている。
ところで、上記洋式便器で男性が立った姿勢で用をたすと、立ち位置が便器本体と離れているので、便器本体の開口部より外側に小便が飛散しやすく、便器本体や周辺の床を汚したり、便座及び蓋体を汚してしまうことがあった。このため、後から使用する人は不快であり、便座が汚れている場合には、腰掛けて用がたせないということがあった。
これらの問題を解決するために、男性が小用する際、便器本体及び便座や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにするための小便飛散防止装置を洋式便器に付設することが提案されている(例えば、特許文献1〜2参照。)。
特開2010−196457号公報 実開平5−96176号公報
しかしながら、従来の小便飛散防止装置は、小便飛散防止装置に小便がかかり、小便飛散防止装置の清掃に手数を要するだけでなく、頻繁に清掃をしないとかえって不衛生になるという問題があった。
本発明は、上記従来の小便飛散防止装置の有する問題点に鑑み、清掃に手数を要することなく、便器本体のほか、便座及び蓋体や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができる洋式便器の小便飛散防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の洋式便器の小便飛散防止装置は、洋式便器の便座の中間部に、便座を上げた状態で便器本体の側部内周縁部に向けて流体を噴射することによって、便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを配設した洋式便器の小便飛散防止装置であって、さらに、便座の前端部に、便座を上げた状態で便器本体の後端部内周縁部に向けて流体を噴射することによって、便器本体の後端側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを配設したことを特徴とする。
また、便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを、便座に対して可動に設けることができる。
本発明の洋式便器の小便飛散防止装置によれば、便座を上げた状態で、便座の中間部に配設した流体噴射ノズルから便器本体の側部内周縁部に向けて流体を噴射することにより、便器本体の左右両側の上方に形成される小便の飛散防止流体膜によって、便器本体や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
また、この小便飛散防止装置は、小便の飛散防止流体膜によって、小便の飛散を防止するものであることから、従来の小便飛散防止装置のように、小便飛散防止装置に小便がかかり、小便飛散防止装置の清掃に手数を要したり、頻繁に清掃をしないとかえって不衛生になることがなく、通常の洋式便器と同様の清掃で足りる。
そして、さらに、便座を上げた状態で、便座の前端部に配設した流体噴射ノズルから便器本体の後端部内周縁部に向けて流体を噴射することにより、便器本体の後端側の上方に形成される小便の飛散防止流体膜によって、便座及び蓋体を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
また、便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを、便座に対して可動に設けることにより、流体噴射ノズルから噴射された流体が拡散せずに便器本体の側部内周縁部に到達するため、便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を確実に形成することができ、これによって、便器本体や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第1実施例を示し、(a)は蓋体及び便座を上げた状態の正面図、(b)は同側面図である。 同平面図である。 本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第2実施例を示す蓋体及び便座を上げた状態の側面図である。 本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第3実施例を示し、(a)は蓋体及び便座を上げた状態の平面図、(b)は同側面図である。
以下、本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第1実施例を示す。
この洋式便器の小便飛散防止装置は、洋式便器の便座2の中間部2Aの裏面に、便座2を上げた状態で便器本体1の側部内周縁部11に向けて流体を噴射することによって、便器本体1の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜(図において矢印で表示。)を形成する流体噴射ノズル4aを、便座2の前端部2Bの裏面に、便座2を上げた状態で便器本体1の後端部内周縁部12に向けて流体を噴射することによって、便器本体1の後端側の上方に小便の飛散防止流体膜(図において矢印で表示。)を形成する流体噴射ノズル4bを、それぞれ配設するようにしている。
この場合において、流体噴射ノズル4a、4bから噴射する流体には、気体(空気)のほか、液体(水)、さらには、気体(空気)と液体(水)の混合流体を用いることができる。
気体(空気)の供給源としては、ファンやコンプレッサを使用することができ、液体(水)の供給源としては、水道やタンクに貯留した液体(水)をポンプを用いて供給することができる。
流体噴射ノズル4a、4bは、独立した多数のノズルを列状に配設するようにしたり(図は簡略記載。)、スリット状に形成したりすることにより、流体噴射ノズル4a、4bから噴射された流体が指向性を持って膜状に広がるようにしている。
流体噴射ノズル4a、4bからの流体の噴射制御は、人が用をたす際に流体を噴射する制御スイッチ(図示省略)を操作するようにするほか、便座2が上げられた状態、さらには、用をたす人の有無を自動的に感知して、流体を噴射するようにすることもできる。
この洋式便器の小便飛散防止装置は、便座2を上げた状態で、便座2の中間部2Aに配設した流体噴射ノズル4aから便器本体1の側部内周縁部11に向けて流体を噴射することにより、便器本体1の左右両側の上方に形成される小便の飛散防止流体膜によって、便器本体1や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
また、便座2の前端部2Bに配設した流体噴射ノズル4bから便器本体1の後端部内周縁部12に向けて流体を噴射することにより、便器本体1の後端側の上方に形成される小便の飛散防止流体膜によって、便座2及び蓋体3を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
また、この洋式便器の小便飛散防止装置は、小便の飛散防止流体膜によって、小便の飛散を防止するものであることから、特許文献1〜2に記載された従来の小便飛散防止装置のように、小便飛散防止装置に小便がかかり、小便飛散防止装置の清掃に手数を要したり、頻繁に清掃をしないとかえって不衛生になることがなく、通常の洋式便器と同様の清掃で足りる。
ところで、上記第1実施例の洋式便器の小便飛散防止装置においては、便座2の中間部2Aの裏面に便器本体1の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズル4aを直接形成するようにしたが、図3に示す本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第2実施例及び図4に示す本発明の洋式便器の小便飛散防止装置の第3実施例のように、便器本体1の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズル4aを形成した流体噴射ノズル形成部4Aを、便座2に対して可動に設ける、具体的には、便座2を上げたときに、流体噴射ノズル形成部4Aが、便座2から分離して途中で止まり、便器本体1の左右両側の上方に、傾斜して(第2実施例)又は水平に(第3実施例)位置するようにすることができる。
これにより、流体噴射ノズル4aから噴射された流体が拡散せずに便器本体1の側部内周縁部11に到達するため、便器本体1の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を確実に形成することができ、これによって、便器本体1や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができる。
以上、本発明の洋式便器の小便飛散防止装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の洋式便器の小便飛散防止装置は、清掃に手数を要することなく、便器本体のほか、便座及び蓋体や周辺の床を飛散する小便で汚さないようにすることができるという特性を有していることから、一般家庭や飲食店のトイレ等における男女兼用で設置される洋式便器に好適に用いることができる。
1 便器本体
11 側部内周縁部
12 後端部内周縁部
2 便座
2A 便座の中間部
2B 便座の前端部
3 蓋部
4a 流体噴射ノズル
4b 流体噴射ノズル
4A 流体噴射ノズル形成部

Claims (2)

  1. 洋式便器の便座の中間部に、便座を上げた状態で便器本体の側部内周縁部に向けて流体を噴射することによって、便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを配設した洋式便器の小便飛散防止装置であって、さらに、便座の前端部に、便座を上げた状態で便器本体の後端部内周縁部に向けて流体を噴射することによって、便器本体の後端側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを配設したことを特徴とする洋式便器の小便飛散防止装置。
  2. 便器本体の左右両側の上方に小便の飛散防止流体膜を形成する流体噴射ノズルを、便座に対して可動に設けたことを特徴とする請求項記載の洋式便器の小便飛散防止装置。
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