JP5868231B2 - 医用画像診断支援装置、医用画像診断支援方法ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

医用画像診断支援装置、医用画像診断支援方法ならびにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、読影医の意思決定支援に利用可能な医用画像診断支援装置に関し、特に、X線CT・MRI等の医用画像から病変部を自動的に検出する医用画像診断支援装置、医用画像診断支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
医療分野においては、X線CT・MRI・PET、超音波診断装置などの画像診断装置や画像診断技術の進展により、悪性病変部の早期発見、術前計画、治療効果の評価などが効率的に行えるようになってきた。
しかし一方で、医用画像の高解像度化、多スライス化等で取り扱う画像データ量も増大し、放射線医師や臨床医の負担が非常に大きなものとなっている。特に、近年では、医師の負担軽減を目的として、膨大な医用画像データをデジタル化し、医師の診断に役立てるコンピュータ支援装置(Computer−Aided Diagnosis:CAD)の開発が進んでいる。
上記CADにおいて、医師の医用画像を用いた読影診断における病変部の見落としの減少を目的として、癌等の病変部を自動的に検出する装置が開発されている。特許文献1は、識別器および機械学習手法を用いた病変部検出装置を開示している。特許文献1の装置は、入力データが属するクラスを判定する識別器を作成する制御手段を備え、制御手段が、識別器の確率モデルの複雑度を変更し、該当された各複雑度の確率モデルの情報量基準を算出し、当該算出された情報量基準のうち最小の情報に係る確率モデルを、識別器の確率モデルとして用いる。
特開2010−086449号公報
上記のような機械学習手法によって病変部等を判定する識別器を作成する際、予めクラスに分類されている教師学習データが用いられる。ここで、上記機械学習手法における判定の精度は、与えられた教師学習データを学習し、判定に用いるための識別器を更新することによって向上する。したがって、上記機械学習手法における判定の精度は、教師学習データに大きく依存する。
特許文献1には、機械学習に用いる確率モデル(または、識別器)の次元数を効率的に選択する装置が記載されている。しかしながら、特許文献1の装置は、教師学習データの複雑度の違いによって判定精度に差(ばらつき)が出るという課題を解決するものであり、教師学習データがある程度得られることを前提とした装置である。そのため、特許文献1の装置では、教師学習データが十分得られない場合に判定精度が低下するという課題がある。例えば、母体データとなる教師学習データが少ないために、確実に病変部と判定できる条件で識別器が設定される可能性がある。この場合、非病変部に非常に近い特徴量を持つ病変部が、非病変部に判定される可能性が高い。したがって、教師学習データが少ない場合には、特に、病変部と非病変部との境目の条件が適切に設定できない可能性がある。
また、現在の医療現場では、教師学習データが十分に得られない状況が想定される。例えば、医療の現場において、医用画像は被撮影者の個人の情報であり容易に収集することができない。また、癌などの病変部の種類は、非常に多数であり、症例によっては医用画像を収集できない場合がある。
本発明の目的は、教師学習データが少ない場合でも高精度の識別条件(識別器)を作成して、病変部の判定の精度を向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明では、教師学習データを記憶する記憶部からサンプリングを行って複数のサンプルを作成し、これら複数のサンプルに対して機械学習処理を行って第1の識別条件を作成する。そして、本発明では、第1の識別条件に対して統計処理を行って第2の識別条件を作成し、その第2の識別条件を用いて病変部候補マスクが病変部であるかを判定する。
すなわち、本発明によれば、対象画像から病変部を自動検出する検出機能を有する医用画像診断支援装置であって、病変部マスク又は非病変部マスクの特徴を表す第1の特徴情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記第1の特徴情報をサンプリングして、複数のサンプルを作成するサンプリング部と、前記複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対して第1の識別条件を作成する機械学習部と、前記第1の識別条件に対して統計処理を行い、第2の識別条件を作成する統計処理部と、を備え、前記検出機能が、前記対象画像から病変部候補マスクを検出する第1の検出部と、前記病変部候補マスクの特徴を表す第2の特徴情報を抽出する第1の抽出部と、前記第2の識別条件に対して前記第2の特徴情報を参照することによって、前記病変部候補マスクが病変部であるかを判定する判定部と、を備える医用画像処理装置が提供される。
本発明によれば、機械学習における教師学習データが少ない場合でも、高い判定精度を備えた識別条件を作成し、病変部の判定の精度を向上させることが可能となる。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の医用画像診断支援装置の第1実施形態のブロック図である。 本発明の検出機能の処理フローを示した図である。 本発明の学習機能の処理フローを示した図である。 本発明の特徴量記憶手段への格納処理及び識別分布の作成処理を示した図である。 本発明の識別分布作成機能の処理フローを示した図である。 本発明の医用画像診断支援装置の第2実施形態のブロック図である。 第2実施形態における識別分布作成機能の処理フローを示した図である。 本発明の医用画像診断支援装置の第3実施形態のブロック図である。 第3実施形態におけるインターフェース部によって表示される画面を示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示されている。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
[第1実施形態]
以下、本発明の一形態を説明する。図1は、本発明の医用画像診断支援装置の第1実施形態のブロック図である。
<医用画像診断支援装置の全体の構成>
本発明の医用画像診断支援装置10は、対象症例画像200から病変部を自動検出する装置である。医用画像診断支援装置10は、検出機能100と、学習機能101と、特徴量記憶手段212と、インターフェース部202とを備えている。
医用画像診断支援装置10においては、検出機能100が、入力された対象症例画像200から病変部を検出し、インターフェース部202が、検出機能100の検出結果310を診断者(例えば、医師)に提示901する。医師は、検出結果310の提示901によって医師診断900を行う。ここで、検出機能100が病変部を検出する際、学習機能101が、特徴量記憶手段212のデータを用いて病変部の判定を行うための識別分布(第2の識別条件)302を作成し、識別分布302を検出機能100に入力する。
以下では、検出機能100、学習機能101の構成をそれぞれ詳細に説明する。
<検出機能100の構成>
検出機能100は、病変部候補マスク検出部(第1の検出部)203と、特徴量抽出部(第1の抽出部)204と、判定部205とを備えている。
病変部候補マスク検出部203は、検出機能100に入力された対象症例画像(医用画像)200から病変部候補マスク300_1を検出する。病変部候補マスク検出部203は、病変部候補情報を保持する0以上の病変部候補マスク300_1を特徴量抽出部204に入力する。ここで、病変部候補マスク300_1を検出する方法としては、例えば、レベルセットなどの画像セグメンテーション手法を利用することができる。
特徴量抽出部204は、入力された病変部候補マスク300_1に対応する特徴量ベクトル(第2の特徴情報)301_1を抽出(算出)し、その算出された特徴量ベクトル301_1を判定部205へ入力する。ここで、特徴量とは、病変部候補マスク300_1の特徴を表す情報である。特徴量は、例えば、病変部候補マスク300_1の体積、表面積、球形度、平均曲率、ガウス曲率などを表す画像の形状情報、Haar-Like特徴などのテクスチャ情報、画像の輝度情報やコントラスト情報などである。
判定部205は、特徴量ベクトル301_1を、学習機能101から入力された識別分布302に対して参照し、病変部候補マスク300_1の特徴量ベクトル301_1が病変部に該当するかを判定する。また、判定部205は、判定した結果を検出結果310としてインターフェース部202に出力する。
図2は、検出機能100の処理フローを示している。図2では、図1と同じデータが同じ番号で表示されている。
病変部候補マスク検出処理400は、病変部候補マスク検出部203において実施される処理である。また、特徴量抽出処理401は、特徴量抽出部204において実施される処理であり、判定処理402は、判定部205において実施される処理である。
図2に示すように、まず、入力された対象症例画像200に対して病変部候補マスク検出処理400を行い、病変部候補マスク300_1を検出する。ここでは、例として、病変部候補マスク1と病変部候補マスク2の2つの候補マスクが検出されている。
次に、2つの候補マスクに対して特徴量抽出処理401を行い、病変部候補マスク1と病変部候補マスク2のそれぞれに対応する特徴量ベクトル301_1を算出する。ここでは、例示として、特徴量1と特徴量2を軸とした2次元における特徴量ベクトル301_1を算出している。なお、特徴量ベクトルは2次元のものに限定されない。上述したように、特徴量としては様々なものがあり、使用する特徴量の数に応じて特徴量ベクトルの次元も大きくなる。
次に、算出された特徴量ベクトル301_1に対して判定処理402を行う。ここでは、特徴量ベクトル301_1を識別分布302に対して参照することによって、各特徴量ベクトルが病変部に該当するかを判定し、検出結果310が出力される。病変部候補マスク1に対応する特徴量ベクトルは、識別分布302において病変部の範囲にあるので、病変部候補マスク1が病変部と判定される。また、病変部候補マスク2に対応する特徴量ベクトルは、識別分布302において非病変部の範囲にあるので、病変部候補マスク2が非病変部と判定される。
<学習機能101の構成>
学習機能101は、識別分布作成機能102と、事前学習機能103とを備えている。以下では、各機能の詳細について説明する。
事前学習機能103は、病変部マスク検出部(第2の検出部)206と、学習用特徴量抽出部(第2の抽出部)207とを備えている。病変部マスク検出部206は、事前学習機能103に入力された学習用症例画像201から病変部/非病変部マスク300_2を検出する。ここで、病変部/非病変部マスク300_2は、病変部又は非病変部に関連するマスクである。なお、学習用症例画像201は、各マスクが病変部又は非病変部であるかの判定がすでに済んでいる画像である。
学習用特徴量抽出部207は、病変部/非病変部マスク300_2から特徴量ベクトル301_2を抽出(算出)し、特徴量ベクトル301_2を特徴量記憶手段212に格納する。ここで、特徴量ベクトルを構成する特徴量は、検出機能100で使用されるものと同様のものである。また、特徴量記憶手段212に格納されている特徴量ベクトル301_2は、医学的な分類又は統計的な分類に関する分類情報が付加されている。医学的な分類及び統計的な分類の詳細については後述する。図1では、特徴量記憶手段212において、特徴量ベクトル301_2が、病変分類1(250)、病変分類2(251)、非病変分類1(260)、および非病変分類2(261)等に分類される。
図3は、事前学習機能103の処理フローを示している。病変部マスク検出処理410は、病変部マスク検出部206において実施される処理である。また、特徴量抽出処理411は、学習用特徴量抽出部207において実施される処理である。
図3に示すように、まず、入力された第1学習用症例画像201_1に対して病変部マスク検出処理410を行い、病変部/非病変部マスク300_2_1を検出する。ここでは、例として、病変部と非病変部の2つのマスクが検出されている。ここで、病変部は例えば肝腫瘍であり、非病変部は例えば静脈や門脈である。
次に、2つのマスクに対して特徴量抽出処理411を行い、病変部と非病変部のそれぞれに対応する特徴量ベクトル301_1_1を抽出する。第2学習用症例画像201_2に対しても同様の処理を行う。第2学習用症例画像201_2を処理した結果として、特徴量ベクトル301_1_2が抽出される。特徴量ベクトル301_1_2は、1つの病変部に対応する特徴量ベクトルと、2つの非病変部に対応する特徴量ベクトルを含む。
図4は図3の処理の続きを表しており、特徴量ベクトル301_1_1および301_1_2は同一である。図4に示すように、特徴量ベクトル301_1_1と特徴量ベクトル301_1_2とは、特徴量記憶手段212に格納される。図4に示すように、特徴量記憶手段212に格納された特徴量ベクトルに対して識別分布作成処理を行い、最終的に識別分布302を作成する。
特徴量記憶手段212では、特徴量ベクトル(第1の特徴情報)と、その特徴量ベクトルがどの分類の属するかの分類情報とが、例えば、テーブル形式で格納されている。なお、これら情報は必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくても良く、リスト、DB、キュー等のデータ構造やそれ以外で表現されていても良い。
次に、識別分布作成機能102の詳細について説明する。
図1に示すように、少ない教師学習データにおいても高精度の識別分布作成を実現するため、識別分布作成機能102は、弱識別モデル生成部211と、統計処理部208とを備える。
弱識別モデル生成部211は、サンプリング部210と、機械学習部209とを有する。サンプリング部210は、特徴量記憶手段212に格納されている教師学習データ(特徴量ベクトル)303をサンプリングして、複数のサンプルを作成する。ここで、サンプリング方法は、例えば、特徴量記憶手段212に格納されている特徴量ベクトルからランダムに行う。また、サンプルの数は、判定すべき病変部の種類や、特徴量記憶手段212に格納されている特徴量ベクトルの母体数に応じて決定する。サンプリング部210は、作成された複数のサンプルを機械学習部209に入力する。
機械学習部209は、入力された複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対応する弱識別器(第1の識別条件)を作成する。本実施形態では、弱識別器は、サンプルの数と同じ数だけ作成されることになる。ここで、弱識別器は、識別分布302を構成する1つの仮説である。機械学習による弱識別器生成方法には、例えば、最近傍法、線形判定法、ニューラルネットワーク、ベイズ決定則、アダブースト、サポートベクタマシンなどの学習アルゴリズムが利用できる。
統計処理部208は、機械学習部209によって作成された複数の弱識別器に対して統計処理を行って、識別分布(第2の識別条件)302を作成する。統計処理としては、例えば、多数決論理が挙げられる。その他には、重み付き多数決論理を利用する方法、二乗誤差や最小記述長(MDL)、赤池情報量基準(AIC)、ベイズ情報量基準(BIC)などの情報量基準を利用して選択する方法などが利用できる。識別分布302は、統計処理によって複数の弱識別器から最終的に得られる識別器であり、病変部候補マスク300_1の特徴量ベクトル301_1が病変部に該当するかを判定するために用いられる。
図5は、識別分布作成機能102の処理フローを示している。
サンプリング処理420は、サンプリング部210において実施される処理であり、機械学習処理421は、機械学習部209において実施される処理である。また、統計処理422は、統計処理部208において実施される処理である。
図5に示すように、まず、特徴量記憶手段212に格納されている教師学習データ(特徴量ベクトル)303に対してサンプリング処理420を行い、複数のサンプルを作成する。ここでは、第1サンプル320_1と、第2サンプル320_2と、第3サンプル320_3の3つのサンプルが作成される。図5では、サンプルごとに2つの特徴量ベクトルを取得しているが、発明を分かり易くするために概略的に示しているに過ぎず、サンプルごとに抽出する特徴ベクトルの数は2つに限定されない。
次に、3つのサンプルに対して機械学習処理421を行い、複数の弱識別器を作成する。ここでは、第1サンプル320_1に対応する弱識別器として、第1弱識別器321_1が作成され、第2サンプル320_2に対応する弱識別器として、第2弱識別器321_2が作成され、第3サンプル320_3に対応する弱識別器として、第3弱識別器321_3が作成される。ここでは、特徴量1と特徴量2を軸とした2次元の領域において、病変部と判定できる領域を弱識別器として決定する。
最後に、3つの弱識別器321_1,321_2,321_3に対して統計処理422を行い、識別分布302を作成する。このような処理によって、特徴量記憶手段212に格納されている情報(教師学習データ)が少ない場合でも、安定して高精度の識別分布302を作成できる。なお、上述したように、識別分布作成機能102において作成された識別分布302は、検出機能100の判定部205に入力される。
[第2実施形態]
以下、本発明の一形態を説明する。図6は、本発明の医用画像診断支援システムの第2実施形態のブロック図である。図6において図1と同じ要素は同じ番号で表示されている。
第2実施形態は、第1実施形態におけるサンプリング処理を、医学的な分類又は統計的な分類に基づいて行う構成である。識別分布作成機能102は、第1実施形態のサンプリング部210の代替として、分類情報に基づいてサンプリング処理を行うサンプリング部220を備える。
特徴量記憶手段212に格納されている特徴量ベクトルには、その特徴量ベクトルがどの分類に属するかの分類情報が付加されている。サンプリング部220は、特徴量記憶手段212の分類情報304を用いて特徴量ベクトルのサンプリングを行う。
ここで、分類情報304は、ある特徴量ベクトルがどの分類に属するかの情報である。分類情報304としては、例えば、医学的な分類における病変部分類であれば、単純結節、単純結節周囲増殖、小結節不明瞭、多結節癒合などの病変の形而上の分類が挙げられる。また、医学的な分類における非病変分類であれば、静脈や門脈といった血管、動脈瘤、のう胞、治療痕などの部位による分類が挙げられる。また、統計的な分類として、特徴量の値や教師学習データを追加する際にフィードバックされる検出結果の腫瘍尤度を利用することもできる。これらに限らず、様々な分類が考えられる。
図7は、第2実施形態における識別分布作成機能102の処理フローを示している。図7において図5と同じ処理ついては同じ符号を付して、説明を省略する。サンプリング処理430は、サンプリング部220において実施される処理である。
図7において、病変部500(病変部500の特徴量ベクトル)は、病変部分類510に属するといった分類情報を有する。ここで、分類情報には重みが付加されている。サンプリング処理430では、病変部分類1(510)、非病変部分類1(511)、非病変部分類2(512)のカテゴリから、重みに従って特徴量ベクトルのサンプリングを行う。
各分類に対するサンプリング数は、重みに従って決定される。例えば、検出対象が病変部分類1に属する病変部である場合、病変部分類1の重みを高く設定することができる。この場合、病変部分類1からのサンプル数が多くなる。これにより、病変部分類1に属する病変部の検出率を高くすることができる。
また、病変部が非病変部と判定される誤検出を少なくしたい場合、非病変部分類の中で病変に似た特徴を持つ分類(ここでは、非病変部分類2)の重みを高く設定することができる。この場合、非病変部分類2からのサンプル数を優先的に多くする。図7の例のように、病変部500に似た特量を持つ非病変部分類2に属する非病変部が、病変部と明らかに異なる特徴量を持つ非病変分類1に比べて多くサンプリングされる。これにより、病変部と非病変部との境目(微妙な領域)の識別条件の精度をより高くすることができる。非病変部分類1の例としては、静脈や門脈などである。また、非病変部分類2の例としては、動脈瘤やのう胞などである。
また、重みの設定方法は以下のように様々形態を取ることができる。
例えば、検出対象となる病変部分類が予めシステムに設定されている場合は、重みも同様に予め設定しておいて良い。
また、インターフェース部202が、重みを診断者側で適宜設定できるような画面を表示し、診断者が入力できるようにしても良い。
また、各分類に対して重みを設定する手間を低減するために、検出対象となる病変部分類を診断者が設定した際に、検出対象となる病変部分類の重みが高くなるように自動的に設定する構成にしても良い。また、インターフェース部202が、病変部の検出率を高くするモードと、病変部が非病変部と判定される誤検出を少なくするモードなどの複数のモードを表示させて、診断者がモードを選択するだけの構成にしても良い。この場合、モードに従って検出対象となる病変部の重みや非病変分類2の重みが自動設定される。
また、上述の例では、各分類の重みに応じて特徴量記憶手段212から特徴量ベクトルをサンプリングしているが、各分類の重みを別の処理に用いても良い。例えば、統計処理部208における統計処理に各分類の重みを用いることができる。例えば、多数決論理を重みに応じて行っても良い。
[第3実施形態]
以下、本発明の一形態を説明する。図8は、本発明の医用画像診断支援システムの第3実施形態のブロック図である。図8において図1と同じ要素は同じ番号で表示されている。図9は、第3実施形態におけるインターフェース部202による診断者への提示901および操作902の画面を示している。
インターフェース部202は、モニタ(出力装置)と、マウス及びキーボードなどの入力装置とを備えている。インターフェース部202のモニタには、医用画像提示部600と検出結果提示部602とが表示される。
医用画像提示部600には、検出結果画像601が表示される。検出結果画像601では、診断者が各病変部候補マスク300_1を識別できるように、各病変部候補マスク300_1が別々の模様で表示される。
また、検出結果提示部602には、検出結果310がリスト形式で表示される。検出結果提示部602には、病変部候補マスク300_1を識別するための模様と、病変部特徴量提示部610と、分類データ提示部611と、分類データ入力部612とが表示される。
病変部特徴量提示部610には、病変部尤度スコアが表示されている。ここで、病変部尤度スコアは、各病変部候補マスク300_1に対応する識別分布302に関する情報である。第3実施形態では、識別分布302を作成する統計処理として多数決論理が採用されている。ここでは、各病変部候補マスク300_1の特徴量ベクトルが、機械学習部209によって作成された全ての弱識別器のうち何個の弱識別器の条件を満たしているかが尤度スコアとして表示される。すなわち、尤度スコアが高いほど、より多くの弱識別器の条件を満たしており、分類データ提示部611の判定結果の精度が高いと言える。したがって、検出結果提示部602では、病変部特徴量提示部610の尤度スコア順で表示される。なお、病変部特徴量提示部610の内容は尤度スコアに限られず、別の情報でも良い。例えば、尤度スコアを数段階のランク情報に変換して、その変換したランク情報を表示しても良い。
分類データ提示部611には、判定部205によって判定された分類が表示される。図9の分類データ提示部611には、特徴量記憶手段212に格納されている病変分類1(250)、病変分類2(251)、非病変分類1(260)、および非病変分類2(261)などの分類情報のいずれかが表示される。
また、分類データ入力部612には、診断者が病変部候補マスク300_1に対して分類情報(診断結果)を入力することができる。診断者は、分類データ提示部611の判定結果と診断者自身の診断結果とが異なる場合には、分類データ入力部612に分類情報を入力することによって検出結果310を修正する。診断者は、全ての診断が完了後、登録ボタン620を押下する。
インターフェース部202は、診断者によって修正された診断結果311を特徴量記憶手段212に送信する。この際、特徴量抽出部204は、抽出された特徴量ベクトル301_1を特徴量記憶手段212に送信する。そして、特徴量記憶手段212には、抽出された特徴量ベクトル301_1と診断結果311とが格納される。
以上のように、診断者の診断結果を特徴量記憶手段212にフィードバックすることによって、診断後の正確な分類情報を特徴量記憶手段212に格納できる。これにより、識別分布作成機能102によって作成される識別分布302の精度を徐々に向上させていくことが可能となる。
<まとめ>
第1実施形態によれば、まず、サンプリング部210が、特徴量記憶手段212に格納されている教師学習データ(特徴量ベクトル)303をサンプリングして、複数のサンプルを作成する。次に、機械学習部209が、複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対応する弱識別器を作成する。そして、統計処理部208が、機械学習部209によって作成された複数の弱識別器に対して統計処理を行って、識別分布302を作成する。そして、判定部205が、病変部候補マスク300_1の特徴量ベクトル301_1を識別分布302に対して参照することによって、各特徴量ベクトルが病変部に該当するかを判定する。この構成によれば、特徴量記憶手段212に格納されている教師学習データが少ない場合でも、複数の異なるサンプルを作成して、そのサンプルから最終的な識別条件(識別分布302)を作成できる。したがって、教師学習データが少ない場合でも、最終的に高い判定精度を備えた識別条件(識別分布302)が作成でき、病変部の判定精度を向上させることが可能となる。
また、第2実施形態によれば、特徴量記憶手段212の特徴量ベクトルには、その特徴量ベクトルがどの分類(医学的な分類又は統計的な分類)に属するかの分類情報が付加されている。そして、サンプリング部220は、特徴量記憶手段212の分類情報304を用いて特徴量ベクトルのサンプリングを行う。この構成によれば、医学的な分類を用いる場合、検出対象となる病変部分類や病変分類に近い特徴を持つ非病変部分類の特徴ベクトルを優先的にサンプリングして、判定の精度を向上させることが可能となる。また、統計的な分類を用いる場合、フィードバックされる検出結果の腫瘍尤度などを利用して、確実に病変部と判定できる特徴量ベクトルと病変部と判定するのが難しい特徴量ベクトルをバランス良くサンプリングして、判定の精度を向上させることが可能となる。
また、第2実施形態によれば、分類情報には重みが付加されており、サンプリング部220は、各分類に対するサンプリング数を重みに従って決定する。この構成によれば、各分類に対するサンプリング数をバランス良く設定して、判定の精度を向上させることが可能となる。
また、第3実施形態によれば、インターフェース部202が表示する画面の検出結果提示部602には、病変部特徴量提示部610と、分類データ提示部611とが表示される。病変部特徴量提示部610には、病変部尤度スコアが表示される。この構成によれば、診断者が、分類データ提示部に表示された結果の確からしさも考慮に入れて診断することが可能となる。また、検出結果提示部602を、病変部特徴量提示部610の尤度スコア順で表示することもできるので、診断者は、病変部の可能性が高い部分から順に判定結果を確認することが可能となる。
また、第3実施形態によれば、検出結果提示部602には、分類データ提示部611が表示され、分類データ入力部612には、診断者が病変部候補マスク300_1に対して分類情報(診断結果)を入力することができる。インターフェース部202は、診断者によって修正された診断結果311を特徴量記憶手段212に送信する。この際、特徴量抽出部204は、抽出された特徴量ベクトル301_1を特徴量記憶手段212に送信する。そして、特徴量記憶手段212には、抽出された特徴量ベクトル301_1と診断結果311とが格納される。従来では、医用画像の教師学習データが十分に得られないという課題があった。これに対して、この構成によれば、教師学習データが十分に得られない状況でも、自身の診断結果が特徴量記憶手段212に格納されていくので、教師学習データを徐々に増やしていくことが可能である。また、診断者の診断結果を特徴量記憶手段212にフィードバックすることによって、診断後の正確な分類情報を特徴量記憶手段212に格納して、その後の判定精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。例えば、上述の実施形態では、学習機能101が、病変部マスク検出部206と、学習用特徴量抽出部207とを備えているが、このような構成がなくても、予め特徴量ベクトルが格納されている特徴量記憶手段212を用意すれば、本発明を実現することができる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施形態に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することにより、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、使用時にそのコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしても良い。
上述の実施形態において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
100 検出機能
101 学習機能
102 識別分布作成機能
103 事前学習機能
200 対象症例画像
201 学習用症例画像
202 インターフェース部
203 病変部候補マスク検出部
204 特徴量抽出部
205 判定部
206 病変部マスク検出部
207 学習用特徴量抽出部
208 統計処理部
209 機械学習部
210 サンプリング部
211 弱識別モデル生成部
212 特徴量記憶手段
220 分類情報に基づいたサンプリング部
302 識別分布
303 教師学習データ
304 分類情報
310 検出結果
311 診断結果
600 医用画像提示部
602 検出結果提示部

Claims (6)

  1. 対象画像から病変部を自動検出する検出機能を有する医用画像診断支援装置において、
    病変部に関連する病変部マスク又は非病変部に関連する非病変部マスクの特徴を表す第1の特徴情報であって、医学的な分類又は統計的な分類に関する分類情報が付加されている第1の特徴情報を記憶する記憶部と、
    前記分類情報を用いて前記記憶部から前記第1の特徴情報をサンプリングして、複数のサンプルを作成するサンプリング部と、
    前記複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対応する第1の識別条件を作成する機械学習部と、
    前記第1の識別条件に対して統計処理を行い、第2の識別条件を作成する統計処理部と、
    を備え、
    前記検出機能が、
    前記対象画像から、病変部又は非病変部に関連する病変部候補マスクを検出する第1の検出部と、
    前記病変部候補マスクの特徴を表す第2の特徴情報を抽出する第1の抽出部と、
    前記第2の識別条件に対して前記第2の特徴情報を参照することによって、前記病変部候補マスクが病変部であるかを判定する判定部と、
    を備え
    前記サンプリング部は、前記分類情報に対して付加された重みに従って各分類に対するサンプリング数を決定することを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 請求項において、
    学習用画像から前記病変部又は非病変部に関連するマスクを検出する第2の検出部と、
    前記マスクの特徴を表す特徴情報を抽出する第2の抽出部と、
    を備え、
    前記記憶部には、前記抽出された特徴情報が格納されることを特徴とする医用画像処理装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記検出機能の判定結果を診断者に対して表示する第1のインターフェースを備え、
    前記第1のインターフェースが、
    前記病変部候補マスクの画像と、
    前記病変部候補マスクに対応する判定結果と、
    前記病変部候補マスクに対応する前記第2の識別条件に関する情報と、
    を表示することを特徴とする医用画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項において、
    前記検出機能の判定結果を診断者が修正することが可能な第2のインターフェースを備え、
    前記第2のインターフェースは、前記判定結果が前記診断者によって修正された際、前記修正された判定結果を前記記憶部に送信し、
    前記記憶部には、前記第2の特徴情報と前記修正された判定結果とが格納されることを特徴とする医用画像処理装置。
  5. 対象画像から病変部を自動検出する医用画像診断支援装置を用いた医用画像診断支援方法であって、前記医用画像診断支援装置が、サンプリング部と、機械学習部と、統計処理部と、第1の検出部と、第1の抽出部と、判定部と、記憶部とを備え、前記記憶部は、病変部に関連する病変部マスク又は非病変部に関連する非病変部マスクの特徴を表す第1の特徴情報であって、医学的な分類又は統計的な分類に関する分類情報が付加されている第1の特徴情報を記憶しており、
    前記サンプリング部が、前記分類情報を用いて前記記憶部から、前記第1の特徴情報をサンプリングして、複数のサンプルを作成するステップと、
    前記機械学習部が、前記複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対応する第1の識別条件を作成するステップと、
    前記統計処理部が、前記第1の識別条件に対して統計処理を行い、第2の識別条件を作成するステップと、
    前記第1の検出部が、前記対象画像から、病変部又は非病変部に関連する病変部候補マスクを検出するステップと、
    前記第1の抽出部が、前記病変部候補マスクの特徴を表す第2の特徴情報を抽出するステップと、
    前記判定部が、前記第2の識別条件に対して前記第2の特徴情報を参照することによって、前記病変部候補マスクが病変部であるかを判定するステップと、
    を備え
    前記複数のサンプルを作成するステップにおいて、前記サンプリング部が、前記分類情報に対して付加された重みに従って各分類に対するサンプリング数を決定することを特徴とする医用画像診断支援方法。
  6. 対象画像から病変部を自動検出する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    病変部に関連する病変部マスク又は非病変部に関連する非病変部マスクの特徴を表す第1の特徴情報であって、医学的な分類又は統計的な分類に関する分類情報が付加されている第1の特徴情報を記憶する記憶部から、前記分類情報を用いて前記第1の特徴情報をサンプリングして、複数のサンプルを作成する処理と、
    前記複数のサンプルに対して機械学習処理を行い、各サンプルに対応する第1の識別条件を作成する処理と、
    前記第1の識別条件に対して統計処理を行い、第2の識別条件を作成する処理と、
    前記対象画像から、病変部又は非病変部に関連する病変部候補マスクを検出する処理と、
    前記病変部候補マスクの特徴を表す第2の特徴情報を抽出する処理と、
    前記第2の識別条件に対して前記第2の特徴情報を参照することによって、前記病変部候補マスクが病変部であるかを判定する処理と、
    を実行し、
    前記複数のサンプルを作成する処理において、前記分類情報に対して付加された重みに従って各分類に対するサンプリング数を決定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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