JP4480508B2 - 診断支援プログラムおよび診断支援装置 - Google Patents

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この発明は、医療画像から複数の特徴量(例えば病変部位の体積や平均濃度等)を抽出し、それら複数の特徴量をニューラルネットワークに入力させ、病変部位の良悪判定を呈示する診断支援プログラムおよび診断支援装置に関する。
従来、医療診断支援を行う技術の1つとして、ニューラルネットワークを利用した情報処理技術が開発されている。ニューラルネットワークとは、人間の脳の神経細胞をモデルにして構想された情報処理システムである。
ニューラルネットワークの特徴である分岐処理、並列処理、学習処理および自己組織化を活かした発明の例としては、医療データベースと新規医療データの分類を行い、分類に応じた類似データおよび類似データ発生頻度を呈示することにより診断支援を行う診断支援システムが開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、ニューラルネットワークの更新学習に際して、出力と、更新学習の基となる新しい教師信号との比較から異質度を算出することで、当該ニューラルネットワークの従来の学習傾向や使用傾向から大きく外れた不適切な修正を行わないようにする機能をもった学習装置が開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。
さらに、高精度な診断支援を行う例として、2組のニューラルネットワークを使用する診断処理装置が開示されている(例えば、下記特許文献3参照。)。この装置は、A、B2組のニューラルネットワークを用意しAのニューラルネットワーク各項目の重み値を計算し、BのニューラルネットワークにAのニューラルネットワークから出力された値と、各項目をかけた値を入力し原因推定出力を行う。
特開平5−12351号公報 特開平5−54014号公報 特許第3401858号公報
しかしながら、従来の技術では、判定結果を出力するのみに留まっていた。従って、判定の根拠すなわち、どの特徴量が判定に影響を与えたかを定量的に把握することができず、判定の信頼性を医師等のユーザが把握することができなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、医療診断を行う際に、判定結果とともに、その判定を算出するに至った要因である寄与度を定量的に呈示できる診断支援プログラムおよび診断支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる診断支援プログラムは、コンピュータに、診断用の検査画像内の指定した範囲の画像特徴の種別ごとの特徴量を数値化して入力させる検査画像特徴量入力工程と、前記検査画像と類似した症例の画像の特徴量を画像サーバから呼び出させ、当該診断結果を電子カルテから呼び出させる電子カルテ呼び出し工程と、前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の前記特徴量と、前記診断結果データとに基づいて、入力層と、中間層と、出力層とが接続された各経路の重み値と、前記中間層の複数の中間ノードの閾値の割り当てを行って階層型のニューラルネットワークを構築させるニューラルネットワーク構築工程と、前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記中間ノードの閾値とに基づいて、中間ノード値を算出させる中間ノード値算出工程と、前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する出力値と、前記中間ノード値算出工程により算出された前記中間ノード値に基づき、前記出力値を算出するに至った要因を数値で表した寄与度の値を、入力した特徴量の種別ごとに算出させる寄与度算出工程と、前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の特徴量との比較を行わせる特徴量比較工程と、前記寄与度算出工程により算出された前記寄与度の値と、前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワークの出力値と、前記特徴量比較工程の結果とを同一画面上に呈示する呈示工程と、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが診断用の検査画像の画像特徴の選択範囲を指定し、抽出すべき特徴量を選択することにより、この検査画像の良悪判定と、各特徴量ごとの寄与度が定量的に呈示される。そして、入力された特徴量と、電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の特徴量とが比較され、寄与度とともに特徴量と、ニューラルネットワークの出力値と、特徴量比較工程の結果とが同一画面上に呈示される。
本発明にかかる診断支援プログラムおよび診断支援装置によれば、判定結果に与えた各特徴量の寄与度を定量的に把握でき、判定の根拠を明確にすることができるようになり、医師等のユーザの診断精度を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる診断支援プログラムおよび診断支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、図1を用いて本実施の形態にかかる診断支援装置の構成を説明する。図1は、この発明の診断支援装置を示す図である。診断支援装置100は、制御部102、表示部103および入力部104からなる読影端末101と、画像サーバ105と、電子カルテデータベース(以下、「電子カルテDB」という)106により構成されている。
画像サーバ105には、検査対象となる医療画像データが格納されている。電子カルテDB106には、ニューラルネットワーク構築のための教師信号となる病理データが多数格納されている。読影端末101は、画像サーバ105と電子カルテDB106との間でデータの送受を行うために接続されている。
図2は、この発明の診断支援装置のハードウエア構成を示す図である。図1に示した制御部102のハードウエア構成の一例を示すものであり、CPU201、ROM202、RAM203、HDD(ハードディスクドライブ)204、HD(ハードディスク)205、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206、FD(フレキシブルディスク)207、ディスプレイ208、ネットワークI/F(インターフェース)209a、209b、キーボード210およびマウス211を備えている。また、上記各部はバス200により接続されている。
図中、CPU201は診断支援プログラムを実行し、診断支援装置全体の制御を司る。ROM202はブートプログラムなどを記憶している。RAM203はCPU201のワークエリアとして使用される。
HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御に従って書き込まれたデータを記憶する。FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御に従って書き込まれたデータを記憶する。なお、FD207は着脱可能な記録媒体の一例であり、FD207に代えてCD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ208は、カーソル、ウィンドウ、アイコンなどをはじめ、文書や画像などの各種データを表示する。ネットワークI/F209aおよび209bはLAN/WANなどのネットワークに接続される。例えばここではネットワークI/F209aは画像サーバ105に、ネットワークI/F209bは電子カルテDB106にそれぞれ接続され、ネットワークと装置内部とのデータの送受信を司る。キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のための複数のキーを備え、押下されたキーに対応するデータを装置内部へ入力する。マウス211は本体下部のボールの回転量と回転方向、および本体上部の各ボタンのON/OFFを随時装置内部へ入力する。
図2に記載のキーボード210およびマウス211は、図1に記載の入力部104の機能に相当し、図2に記載のディスプレイ208は、図1に記載の表示部103の機能に相当する。
図3は、この発明の診断支援装置の機能的構成を示すブロック図である。読影端末101の制御部102の機能を説明する。この制御部102は、画像特徴量抽出部301と、ニューラルネットワーク構築部302と、ニューラルネットワークによる判定部303と、寄与度算出部304と、各特徴量の寄与度呈示機能部305を備えている。
入力部104(図1参照)からの入力情報により、画像サーバ105から画像特徴量抽出部301へ検査画像が呼び出される。また、画像特徴量抽出部301からは、画像サーバ105へ画像特徴量の登録が行われる。画像特徴量抽出部301は、検査画像から画像特徴量の抽出を行う。抽出された値と、電子カルテDB106の情報に基づきニューラルネットワーク構築部302でニューラルネットワークの構築が行われる。
そして、ニューラルネットワーク構築部302で構築されたニューラルネットワークに検査画像情報を入力し、検査画像の良悪判定が行われる。この後、判定結果を基に寄与度算出部304で寄与度の算出が行われ、各特徴量の寄与度呈示機能部305で算出した寄与度の呈示が表示部103(図1参照)への表示等で行われる。
次に、本実施の形態にかかる診断支援装置が行う診断支援動作を説明する。図4は、この発明の診断支援装置の動作を表すフローチャートである。
まず、画像サーバ105(図1参照)から検査画像データを取得し、ユーザは、表示部103に表示された検査画像から、病変部位の良悪と線形の相関があると判断される複数の画像特徴量を選択する(ステップS401)。特徴量が選択されると、読影端末101から画像サーバ105へ画像特徴量の登録が行われる。画像特徴量の選択の際、表示部103には、図5に示すような特徴量選択画面500が表示される。図5は、画像特徴量選択の際の表示例を示す図である。入力部104を用いて表示画面500の各特徴量を選択する。
次に、診断支援プログラム内のニューラルネットワーク構築部302において、選択された画像特徴量にあわせ、診断支援を行うためのニューラルネットワークの構築を行う(ステップS402)。このとき、電子カルテDB106からニューラルネットワークの学習のための病理データの参照が行われる。ニューラルネットワーク構築に関する詳細な動作については後述する。
ニューラルネットワーク構築が完成すると、医師等のユーザは、検査画像内において診断のために指定した範囲のROI(興味領域)を選択する(ステップS403)。選択方法は、入力部104のキーボード210から検査画像のROIの座標値を入力してもよいし、マウス211等のポインティングデバイスで範囲指定を行ってもよい。
以上のような各入力が完了すると、制御部102から算出された検査画像の良悪判定結果および各特徴量別の寄与度が表示部103に呈示され、ユーザは、診断を行う(ステップS404)。以上により、診断支援装置100の動作は終了する。寄与度算出および呈示に関する詳細な動作については後述する。
(ニューラルネットワークの構築について)
ここでは、図4のステップS402で行ったニューラルネットワーク構築の詳細な説明を行う。まず、ニューラルネットワークの構造について、図6を用いて説明する。図6は、診断支援装置が構築するニューラルネットワークの構造を表す図である。
図6に示したように基本的にニューラルネットワークは、N個の入力項目からなるの入力層と、n個の中間ノード(節点)からなる中間層と、一つの出力層による非線形の階層構造をもつ。入力層の入力項目Cは、複数の各画像特徴量と対応しており、入力値は、中間層の各中間ノードへ入力される。このときの中間ノードへの入力値は、入力項目Cの値と、入力項目Cから中間ノード間の重みとの積である。ニューラルネットワークの各ノードは、下記(1)式に示す出力関数f(x)(シグモイド関数)をもつ。
Figure 0004480508
従って、図6中の各中間ノードの出力xは、中間ノードに入力された入力項目Cの個数分の入力値の総和を、下記(2)式に示す出力関数xjに入力することで算出された値であり、その値を出力層へ出力する。出力層の出力yも同様の算出法であり、その出力関数yを下記(3)式に示す。
Figure 0004480508
出力関数に用いるシグモイド関数は、ステップ関数曲線を滑らかにしたようなS字曲線をとる。従ってx,yは、−1から1の範囲で連続的な浮動小数点の値をとる。
次に、図7を用いてニューラルネットワーク構築動作について詳細な説明を行う。図7は、ニューラルネットワークの構築動作を表すフローチャートである。以下に説明するニューラルネットワーク構築動作により、診断支援処理に適したニューラルネットワークの各設定を定めていく。
ニューラルネットワーク構築を行うには、まずニューラルネットワーク構成の基本となるパラメータの設定を行う(ステップS701)。設定すべきパラメータには、中間ノードの個数、許容誤差(収束条件の判定に用いる)、学習定数などがある。
次に、電子カルテDB106(図1参照)から、図4のステップS401で行われた画像特徴量選択を基に、予め良悪判定の結果がわかっている症例画像集を呼び出す。その症例画像の中からニューラルネットワークの学習のための症例画像の選択を行う(ステップS702)。ニューラルネットワーク学習のためは、まず、選択された症例画像中の既に指定されているROIから画像特徴量の算出を行い(ステップS703)、入力項目としてニューラルネットワークへ入力する。
具体的に各特徴量がどのように入力されるかについて説明する。図8−1〜図8−3は、ニューラルネットワークのデータ構造を表す図表である。図8−1は、ニューラルネットワークの入力のデータ構造801を示す図表であり、図8−2は、ニューラルネットワークの出力のデータ構造802を示す図表であり、図8−3は、ニューラルネットワークのデータ構造803を示す図表である。図8−1の入力のデータ構造801の入力フラグのINとOFFは、図4のステップS401の画像特徴量の選択と対応している。このデータテーブルは、ニューラルネットワークの学習用の場合であっても、ニューラルネットワーク構築後に行われる未知判別用の場合でも同じデータ構造である。次に、電子カルテDB106から選択した電子カルテの症例に対応した確定診断情報を獲得する(ステップS704)。
以上のような処理を繰り返し、全症例の処理を行ったかを判断する(ステップS705)。未処理の症例が残っている場合は(ステップS705:No)、ステップS701に戻って再び症例画像選択を行う。全症例処理済みの場合は(ステップS705:Yes)、処理結果を基にニューラルネットワーク構築のための反復計算を行い(ステップS706)、次に、この反復計算の結果が収束したか判断する(ステップS707)。収束判定は、確定診断情報(値)とニューラルネットワークからの出力値の差が許容誤差以下であるか否かで行われる。
収束しない場合(ステップS707:No)、収束を妨げる原因となっている矛盾した症例を除外し(ステップS708)、ステップS706に戻って再度、反復計算を行う。収束した場合(ステップS707:Yes)、ニューラルネットワークの学習に用いた電子カルテデータの統計的比較値を計算する(ステップS709)。統計的比較値の例として、本実施の形態では各画像特徴量の平均値と標準偏差を計算しているが、共分散行列を用いてもよい。この統計的比較値は、後述する寄与度の呈示動作の際に用いる。以上のような処理により、ニューラルネットワーク構築が完了し(ステップS710)、ニューラルネットワーク構築動作が終了する。このとき確定したニューラルネットワークの各設定値は、図8−3のネットワークのデータ構造803を参照する。図の例では中間ノードの数が2個の場合を表している。
(寄与度の算出方法について)
次に、良悪判定結果と共に呈示される寄与度の算出方法について詳しく述べる。従来、ニューラルネットワークの場合、非線形の構造であるため、出力層の判定結果に寄与した入力層の項目を特定することは不可能であった。そこで、本実施の形態では、下記の目的と適用条件によって、寄与度を算出する。
・目的:ある症例に対し、良悪判定をニューラルネットワークで行うにあたり知りたい事柄(下記1〜3)。
1.どの入力項目がどの程度、良悪判別に寄与したのか。
2.上記1.に該当する項目についての入力値の大小関係(学習したサンプルと比較した大小関係)。
3.良悪判定結果にマイナスの要因として働いた項目とその大きさ。
・適用条件(下記1〜3)
1.ニューラルネットワークは、3層構造をもち、入力項目は、2つ以上であり、中間層のノードは、1つ以上、出力層のノードは1である。
2.入力値は、[−1,1]に規格化されており、出力値は[−1〜1]の値をとり得る。
3.各入力値は、出力値と単純増加/減少の関係にあることが望ましい。
これらの目的および適用条件に基づいた寄与度算出および呈示動作について、図9−1を用いて説明する。図9−1は、寄与度算出および呈示の動作を表すフローチャートである。
まず、対象症例の画像特徴量を入力する(ステップS911)。ステップS911で入力する特徴量のデータは、図8−1の入力データ構造801を参照して行う。そして、入力値と、構築したニューラルネットワークの設定値を用い、上記(2)式から中間層の値xを算出する(ステップS912)。この後、各特徴量から出力までの全ての経路を考慮して寄与度を算出する(ステップS913)。ステップS913で算出された出力データの構造例としては、図8−2の出力のデータ構造802を参照する。寄与度の算出動作の詳細な説明は、図9−2を用いて後述する。
算出した寄与度を値の大きさ順に並べ替えを行う(ステップS914)。学習症例との統計的比較値と、寄与度の値をグラフ化して呈示する。このとき、良悪判定結果に対して悪性に寄与する特徴量は例えば赤で、良性に寄与する特徴量は緑で表す(ステップS915)。ステップS915で行われる呈示動作の詳しい説明は、図11を用いて後述する。以上で寄与度算出および呈示動作が終了する。
ここで、先に述べたように図9−1中のステップS913で行われる寄与度算出の詳細な説明を行う。図9−2は、寄与度算出の詳細な動作を表すフローチャートである。
寄与度算出の詳細な説明にあたり、図6のニューラルネットワークモデルを参照する。図6に表示した記号は、以下の値を表す。
・Ci:i番目の入力項目値(特徴量の値)
・vij:i番目の入力項目とj番目の中間ノードとの重み
・xj:j番目の中間ノードの出力値
・Tj:j番目の中間ノードの閾値
・wj:j番目の中間ノードと出力ノードとの重み
・y:出力値
・T:出力ノードの閾値
まず、入力から中間層までの寄与度Aijを求める。入力項目値である特徴量の値Ci、重みvijおよびwj、出力値yを用い学習定数αijを下記(5)式により求める(ステップS921)。この学習定数αijを下記(4)式のようにシグモイド関数に入力することで、入力から中間層までの寄与度Aijが求まる(ステップS922)。式中のsgn(wj)およびsgn(y)は、( )内の値の符号を表す。
Figure 0004480508
次に、中間層から出力までの寄与度Bjを求める。中間層の中間ノードの値xj、重みwj、出力値yを用い学習定数βjを下記(7)式より求める(ステップS923)。この学習定数βjを下記(6)式のようにシグモイド関数に入力することで、中間層から出力までの寄与度Bjが求まる(ステップS924)。
Figure 0004480508
最後に、Aij、Bj2つの寄与度を基にニューラルネットワーク全体を通しての寄与度を求める。まず、Aij、Bjの符号の比較を行う(ステップS925)。同符号の場合(ステップS925:Yes)、下記(8)式よりRijを求める(ステップS926)。異符号の場合(ステップS925:No)、下記(9)式よりRijを求める(ステップS927)。以上の動作を各中間層ごとに行い、j番目のRijまで求めることができると、下記(10)式よりi番目の特徴量の寄与度Riが求められ(ステップS928)、寄与度算出の処理が終了する。
Figure 0004480508
(寄与度算出式の根拠)
寄与度算出式の根拠について、図10を用いて説明する。図10は、寄与度の計算式の根拠を説明するための図表である。1000a部分は、入力から中間層への寄与度Aについて、1000b部分は、中間から出力層への寄与度Bについての各値の符号と寄与度との関係を表す。
・寄与度Aについての考え方(図表1000の1000a部分)
1.ある1セットの特徴量をニューラルネットワークへ入力し、出力値の符号sgn(y)が+(悪性)、中間層から出力層への重みの符号sgn(wj)が−(良性)の場合、出力値が+に寄与するのは、中間層の中間ノード(図6参照)の出力値xjの符号が−であるからである。
2.xjの符号が−になるためには、入力層から中間層への値ciijが−の必要がある。
3.出力値が−で、sgn(wj)が−のときは、xj値の符号が+の方が寄与する。従ってciijは+であるほど寄与する。
以上1.〜3.を考慮すると、上記(5)式の値が+であり大きい程、出力結果への寄与度が大きいと考えられる。
・寄与度Bについての考え方(図表1000の1000b部分)
1.ある1セットの特徴量をニューラルネットワークへ入力し出力値の符号sgn(y)が+(悪性)のとき、出力の値が+になった理由は、中間層から出力層への値xjjの中に+の値をとるものがあったからである。
2.出力値の符号が−(良性)のとき、出力の値が−の理由は、中間層から出力層への値xjjの中に−の値をとるものがあったからである。
以上の1.および2.を考慮すると、上記(7)式の値が大きい程、出力結果への寄与度が大きいと考えられる。
さらに、上記A、Bは、独立して寄与度として扱えるが、符号が異なる場合は、お互いに拮抗して判定が下せない。従って、A>0、B>0およびA<0、B<0ならば、寄与度は、(A+B)/2となる。しかし、A>0、B<0の場合、入力は寄与しようとしたが、Bの結果に影響していないので、寄与度はゼロとなる。同様に、A<0、B>0の場合も、入力の段階で出力結果に反する寄与をしているが、Bの結果に影響していないので寄与度Rはゼロとなる。
(各特徴量の寄与度の呈示について)
最後に、図11を用いて、各特徴量の寄与度の呈示について説明する。図11は、各特徴量の寄与度の呈示動作を表すフローチャートである。まず、各特徴量のうちINのフラグが立っている、すなわちユーザに選択された特徴量だけを選択する(ステップS1101)。
図1中の入力部104を用い、表示部103に寄与度を呈示するか否かの選択を行う(ステップS1102)。寄与度呈示を選択した場合(ステップS1102:Yes)、算出した寄与度を寄与度の(値の)降順に並べ替える(ステップS1103)。並べ替えた結果を基に寄与度の値を棒グラフ形式で表示部103に図12−1のように呈示する(ステップS1104)。図12−1は、各特徴量の寄与度の呈示画面例を表す図である。
呈示画面1200は、検査画像表示部1201と、特徴量表示部1202と、寄与度表示部1203aから構成されている。検査画像表示部1201の円で示された部分がユーザが指定したROIである。寄与度表示部1203aの最右端の棒グラフは、結果に反する効果をもたらしている、つまり、寄与度が−であることを表す。また、特徴量の値と悪性の寄与度が比例関係にあるものや、特徴量の値と良性への寄与度が比例関係にあるものなどが色分けされている。特徴量名の下の文字は、学習データと比較して特徴量の値の大中小を表している。
ステップS1102において寄与度呈示を選択しなかった場合(ステップS1102:No)、対象症例のi番目の入力項目値(特徴量)Ciに対し、学習データの平均値Viと標準偏差Diを用い、統計的比較値=(Ci−Vi)/(2×Di)を求める(ステップS1105)。求めた統計的比較値を棒ブラフ形式で表示部103に図12−2のように呈示する(ステップS1106)。
図12−2は、各特徴量の統計的比較値の呈示画面例を表す図である。呈示画面1200は、寄与度呈示画面とほぼ同様の構成をもつが、図12−1の寄与度呈示画面と異なり各特徴量の統計的比較値を表す比較値表示部1203bを備えている。比較値表示部1203bは、ステップS1105で求められた値を基に呈示された棒グラフである。また、入力部104により比較値表示部1203bをクリックすると寄与度表示部1203aに呈示を切り替えることができ、寄与度表示部1203aを再度クリックすれば比較値表示部1203bの呈示に戻ることができるようにしてもよい。
以上説明したように、診断支援プログラムおよび診断支援装置によれば、非線形の階層型ニューラルネットワークであっても、寄与度という形で良悪判定結果の根拠を定量的に算出できるため、統計的比較値と共に複数の要素を視覚的に呈示することができる。ユーザは、各特徴量の寄与度が定量的に把握できるため、より診断精度を向上させることができるようになる。
以上の実施の形態で説明した診断支援の方法は、パーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)診断用の検査画像内の指定した範囲の画像特徴の種別ごとの特徴量を数値化して入力させる検査画像特徴量入力工程と、
前記検査画像と類似した症例の画像の特徴量を画像サーバから呼び出させ、当該診断結果を電子カルテから呼び出させる電子カルテ呼び出し工程と、
前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の前記特徴量と、前記診断結果データとに基づいて、入力層と、中間層と、出力層とが接続された各経路の重み値と、前記中間層の複数の中間ノードの閾値の割り当てを行って階層型のニューラルネットワークを構築させるニューラルネットワーク構築工程と、
前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記中間ノードの閾値とに基づいて、中間ノード値を算出させる中間ノード値算出工程と、
前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する出力値と、前記中間ノード値算出工程により算出された前記中間ノード値に基づき、前記出力値を算出するに至った要因を数値で表した寄与度の値を、入力した特徴量の種別ごとに算出させる寄与度算出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする診断支援プログラム。
(付記2)前記検査画像特徴量入力工程は、予め用意された複数の画像特徴の種別ごとの特徴量の内から特徴量の種別を選択して入力させることを特徴とする付記1に記載の診断支援プログラム。
(付記3)前記ニューラルネットワーク構築工程は、前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された前記画像の前記特徴量と、前記診断結果のデータとに基づいて特徴量の統計値を演算させる統計値演算工程を含むことを特徴とする付記1に記載の診断支援プログラム。
(付記4)前記寄与度算出工程により算出された前記寄与度の値を呈示させる呈示工程を含むことを特徴とする付記1に記載の診断支援プログラム。
(付記5)前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の特徴量との比較を行わせる特徴量比較工程を含み、
前記呈示工程は、前記寄与度とともに前記特徴量と、前記ニューラルネットワークの出力値と、前記特徴量比較工程の結果とを同一画面上に呈示させることを特徴とする付記4に記載の診断支援プログラム。
(付記6)前記呈示工程は、前記統計値演算工程により算出された前記特徴量の統計値を呈示させることを特徴とする付記3に記載の診断支援プログラム。
(付記7)前記呈示工程は、前記統計値とともに前記特徴量と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する前記出力値とを同一画面に呈示させることを特徴とする付記6に記載の診断支援プログラム。
(付記8)診断用の検査画像内の指定した範囲の画像特徴の種別ごとの特徴量を数値化して入力する検査画像特徴量入力手段と、
前記検査画像と類似した症例の画像の特徴量を画像サーバから呼び出し、当該診断結果を電子カルテから呼び出す電子カルテ呼び出し手段と、
前記電子カルテ呼び出し手段により呼び出された画像の前記特徴量と、前記診断結果データとに基づいて、入力層と、中間層と、出力層とが接続された各経路の重み値と、前記中間層の複数の中間ノードの閾値の割り当てを行って階層型のニューラルネットワークを構築するニューラルネットワーク構築手段と、
前記ニューラルネットワーク構築手段により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記各中間ノードの閾値とに基づいて、中間ノード値を算出する中間ノード値算出手段と、
前記検査画像特徴量入力手段により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワーク構築手段により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する出力値と、前記中間ノード値算出手段により算出された前記中間ノード値に基づき、前記出力値を算出するに至った要因を数値で表した寄与度の値を、入力した特徴量の種別ごとに算出する寄与度算出手段と、
を備えたことを特徴とする診断支援装置。
(付記9)前記寄与度算出手段により算出された前記寄与度の値を呈示する呈示手段を備えたことを特徴とする付記8に記載の診断支援装置。
以上のように、本発明にかかる診断支援プログラムおよび診断支援装置は、判定結果が複数の要因によって導かれる症例の場合に有用であり、特に、画像を用いて腫瘍等の良悪判定を行う医療診断支援装置に適している。
この発明の診断支援装置を示す図である。 この発明の診断支援装置のハードウエア構成を示す図である。 この発明の診断支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の診断支援装置の動作を表すフローチャートである。 画像特徴量選択の際の表示例を示す図である。 診断支援装置が構築するニューラルネットワークの構造を表す図である。 ニューラルネットワークの構築動作を表すフローチャートである。 ニューラルネットワークの入力のデータ構造を表す図表である。 ニューラルネットワークの出力のデータ構造を表す図表である。 ニューラルネットワークのデータ構造を表す図表である。 寄与度算出および呈示の動作を表すフローチャートである。 寄与度算出の詳細な動作を表すフローチャートである。 寄与度の計算式の根拠を説明するための図表である。 各特徴量の寄与度の呈示動作を表すフローチャートである。 各特徴量の寄与度の呈示画面例を表す図である。 各特徴量の統計的比較値の呈示画面例を表す図である。
符号の説明
100 診断支援装置
101 読影端末
102 制御部
103 表示部
104 入力部
105 画像サーバ
106 電子カルテデータベース
301 画像特徴量抽出部
302 ニューラルネットワーク構築部
303 判定部
304 寄与度算出部
305 寄与度呈示機能部

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    診断用の検査画像内の指定した範囲の画像特徴の種別ごとの特徴量を数値化して入力する検査画像特徴量入力工程と、
    前記検査画像と類似した症例の画像の特徴量を画像サーバから呼び出させ、当該診断結果を電子カルテから呼び出させる電子カルテ呼び出し工程と、
    前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の前記特徴量と、前記診断結果データとに基づいて、入力層と、中間層と、出力層とが接続された各経路の重み値と、前記中間層の複数の中間ノードの閾値の割り当てを行って階層型のニューラルネットワークを構築するニューラルネットワーク構築工程と、
    前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記中間ノードの閾値とに基づいて、中間ノード値を算出する中間ノード値算出工程と、
    前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワーク構築工程により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する出力値と、前記中間ノード値算出工程により算出された前記中間ノード値に基づき、前記出力値を算出するに至った要因を数値で表した寄与度の値を、入力した特徴量の種別ごとに算出する寄与度算出工程と、
    前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記電子カルテ呼び出し工程により呼び出された画像の特徴量との比較を行わせる特徴量比較工程と、
    前記寄与度算出工程により算出された前記寄与度の値と、前記検査画像特徴量入力工程により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワークの出力値と、前記特徴量比較工程の結果とを同一画面上に呈示する呈示工程と、
    を実行させることを特徴とする診断支援プログラム。
  2. 前記呈示工程は、悪性に寄与する特徴量と、良性に寄与する特徴量とを色分け表示することを特徴とする請求項1に記載の診断支援プログラム。
  3. 前記呈示工程は、前記画面上に前記特徴量と、前記寄与度とを切り替えて表示自在なことを特徴とする請求項1に記載の診断支援プログラム。
  4. 診断用の検査画像内の指定した範囲の画像特徴の種別ごとの特徴量を数値化して入力する検査画像特徴量入力手段と、
    前記検査画像と類似した症例の画像の特徴量を画像サーバから呼び出し、当該診断結果を電子カルテから呼び出す電子カルテ呼び出し手段と、
    前記電子カルテ呼び出し手段により呼び出された画像の前記特徴量と、前記診断結果データとに基づいて、入力層と、中間層と、出力層とが接続された各経路の重み値と、前記中間層の複数の中間ノードの閾値の割り当てを行って階層型のニューラルネットワークを構築するニューラルネットワーク構築手段と、
    前記ニューラルネットワーク構築手段により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記各中間ノードの閾値とに基づいて、中間ノード値を算出する中間ノード値算出手段と、
    前記検査画像特徴量入力手段により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワーク構築手段により割り当てられた前記各経路の重み値と、前記ニューラルネットワークの前記出力層が出力する出力値と、前記中間ノード値算出手段により算出された前記中間ノード値に基づき、前記出力値を算出するに至った要因を数値で表した寄与度の値を、入力した特徴量の種別ごとに算出する寄与度算出手段と、
    前記検査画像特徴量入力手段により入力された前記特徴量と、前記電子カルテ呼び出し手段により呼び出された画像の特徴量との比較を行わせる特徴量比較手段と、
    前記寄与度算出手段により算出された前記寄与度の値と、前記検査画像特徴量入力手段により入力された前記特徴量と、前記ニューラルネットワークの出力値と、前記特徴量比較手段の結果とを同一画面上に呈示する呈示手段と、
    を備えたことを特徴とする診断支援装置。
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