JP5868212B2 - 自己保管式のリテーナ・キャップ組立体 - Google Patents

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Description

1.分野
例示的な実施形態の態様は、取り外し可能なトラック組立体を利用する車両用のリテーナ・キャップ組立体、およびトラック組立体を据え付ける方法に関する。
2.関連技術
関連技術では、土木機械などの大型の建設機械は、輸送についての幅および重量の要求に従うために、輸送される間解体される。例えば、クローラ・クレーンの場合は、トラック組立体が輸送の前にクレーンの両側から取り外され、それから作業場で再びクレーンに付けられる。
一般に、クレーンにトラックを保持するには、リテーナ・キャップが用いられる。トラックがクレーンに据え付けられている間に、リテーナ・キャップは取付けビームに一時的に据え付けられる。しかしながら、トラックをクレーンから取り外すとき、リテーナ・キャップを別個に取り外し、収納しなければならない。一般に、関連技術のリテーナ・キャップは扱いにくいものであり、関連技術のリテーナ・キャップを据え付けたり取り外すには器具が必要である。
例示的な実施形態に適合した装置は、トラック組立体に永続的に付けられるリテーナ・キャップ組立体を備え、リテーナ・キャップ組立体がトラック組立体に付いたままである間に、そのトラック組立体を車両に据え付けたり車両から取り外すことができる。
本体に被取付け部材をロックしかつロックを解除するためのリテーナ・キャップ組立体は、被取付け部材に固定されたハウジングと、ハウジング内に配置され、本体と係合して被取付け部材をロックする位置とロックがされていない位置との間で、共通の旋回軸の周りに旋回可能な少なくとも2つのラッチ・プレートと、ハウジング上に回転可能に支持されたロック・バーとを備えてよい。ロック・バーは、選択的に、(1)2つのラッチ・プレートがロックされた位置にあるときに、2つのラッチ・プレートの両方と係合して2つのラッチ・プレートが旋回軸を中心に回転するのを防ぐように、(2)2つのラッチ・プレートがロックされていない位置にあるときに、2つのラッチ・プレートの両方から係脱して2つのラッチ・プレートが旋回軸を中心に回転できるように、2つのラッチ・プレートの旋回軸に垂直な軸の周りを回転する。
別の例示的な実施形態によれば、トラック組立体が、少なくとも1つの取付けビームを有する車両の上にトラック組立体をロックしかつロックを解除するためのリテーナ・キャップ装置を有し、車両に対して着脱可能なように車両の取付けビーム上に受け止められるようになされた開口を有するトラック・フレームを備える。リテーナ・キャップ装置は、内部に開口を有するハウジングであって、ハウジングの開口とトラック・フレームの開口が並ぶようにトラック・フレームに固定されたハウジングと、ハウジングの開口に配置され、それぞれが、外側端部と内側端部を有し、外側端部に切り欠きが形成され、同じまたは共通の旋回軸に沿ってハウジングの開口内で回転可能である1組のラッチ・プレートとを備える。ハウジング上に回転可能に支持された第1の端部を有するロック・バーが設けられ、ロック・バーは、選択的に、(1)1組のラッチ・プレートがロックされた位置にあるときに、1組のラッチ・プレートの切り欠きの両方と係合して1組のラッチ・プレートが旋回軸を中心に回転するのを防ぐように、(2)1組のラッチ・プレートがロックされていない位置にあるときに、1組のラッチ・プレートの切り欠きの両方から係脱して1組のラッチ・プレートが旋回軸を中心に回転できるように、1組のラッチ・プレートの旋回軸に垂直な軸の周りを回転する。
さらに、例示的な実施形態は、取り外し可能なトラック組立体を有する車両であって、トラック組立体を受け止めるための、トラック組立体の開口にスライドして挿入される1つまたは複数の取付けビームと、トラック組立体上に設けられ、車両の取付けビームを受け止めるための開口とを備える。さらに、取付けビームの遠位端のエンド・プレートに、トラック組立体が取付けビームに受け止められている間トラック組立体の開口と位置が揃う開口が設けられる。トラック組立体の開口からエンド・プレートの開口内に1組のラッチ・プレートが突出し、取付けビームに対してトラック組立体が移動可能であるロックされていない位置と、取付けビームに対するトラック組立体の移動が妨げられるロックされた位置との間で1組のラッチ・プレートが旋回可能である。ロックされた位置にトラック組立体を押し付けるように1組のラッチ・プレートがエンド・プレートを把持する。
トラック組立体を車両の上に据え付ける方法によれば、トラック組立体にはリテーナ・キャップ組立体が取り付けられ、リテーナ・キャップ組立体は、ハウジング、1組のラッチ・プレートおよび1組のラッチ・プレートと係合するためのハウジング上に配置されたロック・バーを備える。その方法は、リテーナ・キャップ組立体が取り付けられたトラック組立体を車両の取付けビーム上でスライドさせ、取付けビームの一部分に対して1組のラッチ・プレートをロックされる位置に回転させ、ロック・バーを旋回させて、1組のラッチ・プレートが回転するのを防ぐように1組のラッチ・プレートと係合させ、ロック・バーをハウジングに固着することを含む。
例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の破断斜視図である。 例示的な実施形態による、ロックされていない位置にあるリテーナ・キャップ組立体の破断図である。 例示的な実施形態による、ロックされていない位置にあるリテーナ・キャップ組立体の拡大した破断上面図である。 例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の拡大した破断上面図である。 例示的な実施形態による、リテーナ・キャップ組立体が組み立てられていない状態の斜視図である。 例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の正面図である。 例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の斜視図である。 例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の側面図である。 例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の上面図である。 例示的な実施形態による、1組のラッチ・プレートの拡大図である。 例示的な実施形態による、リテーナ・キャップ組立体の後方斜視図である。 例示的な実施形態による、図7Aの前方斜視図である。 例示的な実施形態による、取付けプレート上の固定プレートの断面図である。 例示的な実施形態による、リテーナ・キャップ組立体、トラック組立体および車両の分解図である。 トラック組立体を据え付ける方法のフローチャートである。 トラック組立体を取り外す方法のフローチャートである。
以下では、添付図面とともに、例示的な実施形態を説明する。添付の図面を参照して例示的な実施形態を説明することで、例示的な実施形態の態様がより明らかになるだろう。
以下の説明では、異なる図面であっても、同じ構成要素には同じ図面の参照符号を用いる。詳細な構造や構成要素などの本明細書で定められる事項は、本発明の概念を包括的に理解するのに役立つように与えられる。したがって、そうした特別に定められた事項がなくても例示的な実施形態を実行できることは明らかである。また、周知の機能や構造は、不必要な細目で本発明を不明瞭にすることになるため詳細には説明しない。
図1は、例示的な実施形態による、トラック組立体が配置された建設車両の等角図を示す。クローラ・トラック付きのマシンと呼ばれるこの種類の建設車両に関して本発明の概念を説明するが、本発明の概念はこの特定の種類の建設車両には限定されず、当業者であれば理解するように、他の土木機械や、その上に機械を据え付けたりそこから機械を取り外す必要があるいかなる車両をも対象とし得る。
通常、作業場へのまたはそこからの輸送の間は、輸送に関する幅および重量の要求を満たすために、建設車両200のトラック組立体210を取り外さなければならない。従来、トラック組立体を取り外すには、リテーナ・キャップ(これによりトラック組立体が車両上に固定される)を取り外す必要があり、それからトラック組立体を建設車両から取り外す。
図1および図8に示すように、建設車両200は、1組の平行な四角い取付けビーム202を有する本体201(例えば、中央本体)を備えてもよく、その取付けビーム202は、中央本体201から外側に延在してそこにトラック組立体210を受け入れる。それぞれのトラック組立体210はトラック・フレーム211を備え、そのトラック・フレーム(図3)は、それぞれの取付けビーム202の遠位端を受け止めるための開口213を有する。したがって、トラック組立体210は、車両200に据え付けたりそこから取り外すために、取付けビーム202をスライドしたりそこから外れる。それぞれの取付けビーム202はフランジ・プレート204を備えてもよく、それにより、トラック組立体210を車両200に組み付けるときに、フランジ・プレート204に接触するまでトラック組立体210が取付けビーム202の遠位端をスライドするようになる。
関連技術では、リテーナ・キャップはトラック・フレームの開口を通して取付けビームの遠位端に直接ボルト締めされ、それにより、トラック組立体210が本体201に固着するように、フランジ・プレート204とリテーナ・キャップの間にトラック・フレームが押し込まれる。
例示的な実施形態では、取付けビームの代わりにトラック組立体210にリテーナ・キャップ組立体100を固定し、据付けおよび取外しの間トラック組立体210に付けたままとすることが可能になる。したがって、リテーナ・キャップ組立体100は、トラック組立体210を車両200から取り外すプロセスの間やその取外し手順の後でもトラック組立体210から取り外されないため、自己保管式(self−storing)である。
図2に示す例示的な実施形態によれば、リテーナ・キャップ組立体100は、ハウジング110、ラッチ・プレート120およびロック・バー130を備える。ハウジング110は、トラック・フレーム211の開口213の外周部の辺りでボルト締めされる。したがって、トラック組立体210が本体201から取り外されている間や、本体201から外された後でも、リテーナ・キャップ組立体100はトラック組立体210にボルト締めされたままになる。
図8を参照すると、トラック組立体210の左側で、左のリテーナ・キャップ組立体100が単に説明のために外されている。右のリテーナ・キャップ組立体100は、トラック組立体210が車両から外されたときにリテーナ・キャップ組立体100がどのようにしてトラック組立体に固定されたままになっているかを示す。
図5Aを参照すると、中央ピン160が旋回軸として設けられており、ラッチ・プレート120を前後に振る、すなわち、旋回軸Xの周りに回転または旋回させることができる。運動の範囲は、ハウジング110の開口111(例えば、図7Aを参照)によって制限される。
図3は、ロックされていない位置にあるリテーナ・キャップ組立体100を示し、そこでは、ラッチ・プレート120が、中央本体201の取付けビーム202に対するトラック組立体210の移動を妨げないように(ロックしないように)回転されている。開口111の形状および寸法は十分に大きく、ラッチ・プレート120をこの妨げられない位置の中に振ることができる。図3に示す例では、開口111を断面で示しており、図7Cに関してさらに詳細に説明するように、外側での開口の幅が内側での幅よりも広い。
図4は、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体100を示し、そこでは、ラッチ・プレート120が、中央本体201の取付けビーム202に対するトラック組立体210の移動を妨げるように(ロックするように)回転されている。
図3と図4を比較すると、リテーナ・キャップ組立体100がロックされた位置にある(図4)ときは、内側端部120aと外側端部120bをそれぞれが有する(図4の見方では互いに重ね合わされている)2つのラッチ・プレート120が、ラッチ・プレート120とリテーナ・キャップ組立体のハウジング110との間に取付けビーム202のエンド・プレート206が保持されるように位置している。例えば、グリップ面122(図6の(A)および(B)を参照)を内側端部120aに設けて、ラッチ・プレート120とリテーナ・キャップ組立体のハウジング110との間に取付けビーム202の遠位端(例えば、エンド・プレート206)を把持または保持することができる。ラッチ・プレート120を取付けビーム202上に確実に保持することができるならば、グリップ面122の代わりに他の構造を用いてその把持または保持する機能を実施することもできる。
一方、リテーナ・キャップ組立体100がロックされていない位置にある(図3)ときは、内側端部120aが取付けビーム202の遠位端を把持できないような妨げられない位置に(図3の見方では互いに重ね合わされている)ラッチ・プレート120が置かれ、そのために、トラック組立体210をスライドして取付けビーム202から外すことができる。ロックしかつロックを解除することができる特定の寸法関係については、以下で詳述する。
図5A〜図5Eは、リテーナ・キャップ組立体100の詳細図を示す。それぞれのリテーナ・キャップ組立体100は、少なくとも、ハウジング110、ロック・バー130およびラッチ・プレート120を備える。
ロック・バー130は、第1の端部131と第2の端部132を有する。第1の端部131はハウジング110に回転可能に固定され、第2の端部132は回転軸Yの周りで自由に振られる。この例示的な実施形態では、1組のピン・プレート114と、ピン・プレート114の開口およびロック・バー130の第1の端部131の開口の両方で受け止められるロック・バー・ピン140とによって、ロック・バー130をハウジング110に固定してもよい。しかしながら、当業者であれば理解するように、いかなる構造を用いてロック・バー130をハウジング110に回転可能に取り付ける機能を実施してもよい。
ロック・バー130の第2の端部132は、着脱容易なピン150を受け止めるための開口を有する。ロック・バー130の第1の端部131に設けられたピン・プレート114と同様に、ロックされた位置にあるとき、1組のピン・プレート115がロック・バー130の第2の端部132の反対側に設けられている。しかしながら、ここではロック・バー130はハウジング110に取り外し可能に付けられており、したがって、着脱容易なピン150がハウジング110から解放されるときに、ロック・バー130は解放され、旋回軸Yの周りで自由に振ることができる。
ラッチ・プレート120は、作業者にとって過度に煩わしくならなければ、何枚設けてもよい。図5A〜図5Eに示す例示的な実施形態では、2組のラッチ・プレート120が設けられている(例えば、図5Bを参照)。それぞれのラッチ・プレート120の外側端部120bは切り欠きまたはスロット121を有し、ロックされる位置にハウジング110に対してロック・バー130を回転したときに、その切り欠きまたはスロットはロック・バー130と係合および協働する。
ラッチ・プレート120は、ロック・バー130の旋回軸Yに垂直な共通の旋回軸Xの周りに回転または旋回する。この例示的な実施形態では中央ピン160が旋回軸Xを定めるが、当業者であれば理解するように、いかなる同等の構造を用いて、ラッチ・プレートが反対方向に旋回できるようにその旋回移動を可能にする機能を実施してもよい。
ロックされる位置およびロックされていない位置に、ラッチ・プレート120を作業者が手動で旋回させてもよい。ロック・バー130も作業者により操作してもよく、その作業者が、着脱容易なピン150を手動で挿入または解放し、ロックされる位置およびロックされていない位置にロック・バー130の旋回軸Yの周りにそのロック・バーを旋回させることができる。
上で述べたように、ロック・バー130がラッチ・プレート120の切り欠きまたはスロット121と係合するときに、ロック・バー130が妨害するため、ラッチ・プレート120の旋回軸Xの周りの回転が妨げられる。ロック・バー130は、あくまで切り欠きまたはスロット121同士が互いに並んだときにその切り欠きまたはスロット121と係合することができる。ラッチ・プレート120をそれがロックされる位置に回転しない場合、切り欠き121が適切に並んでロック・バー130を受け入れることはないため、ロック・バー130は切り欠き121の中に嵌まることができない。この特徴により、組立体がロックされた状態が確保される。
図5B〜図5Eは、例示的な実施形態による、ロックされた位置にあるリテーナ・キャップ組立体の様々な図を示す。分かりやすくするために、既に述べた参照記号は省略することがある。ラッチ・プレート120の外側端部120b同士が並んで、ラッチ・プレート120の切り欠きまたはスロット121の中にロック・バー130が位置し、着脱容易なピン150が挿入されていることで、ロックされた位置を視覚的に確認することができる。これらすべての条件が満たされると、トラック組立体210を車両200上に維持するための固着したロック位置にリテーナ・キャップ組立体100があることを、作業者が視覚的に認識することができる。
図6の(A)および(B)は、例示的な実施形態による、ラッチ・プレートに用いることができる形状を示す。図6の(A)および(B)に示すように、それぞれのラッチ・プレート120の内側端部120aは、グリップ面122を画定するフック状の形状を有する。ラッチ・プレート120同士は互いの鏡像として与えられているので、フック状の形状が反対方向に延在する。図3および図4に関して上記した通り、この配置により、内側端部120aが取付けビーム202とトラック組立体210の間の移動を妨げるか、または妨げないようにすることができる。
特に、その1組のラッチ・プレート120は反対の像を有する。すなわち、それらのラッチ・プレートは互いに鏡像である。外側端部120bは、少なくともロック・バー130の一部を内部に受け入れるための切り欠き121を有する。内側端部120aはフック状の形状を有し、ラッチ・プレートの外側端部120bに面するグリップ面122をもつ。中央本体201の取付けビーム202上でロックされた位置に据え付けて旋回したときに、グリップ面122はハウジング110に面し、したがって、中央本体201の取付けビーム202の遠位端のエンド・プレート206がハウジング110とグリップ面122の間にはさまれる(図4を参照)。すなわち、ハウジング110とグリップ面122の間に隙間G(図5Eを参照)が形成され、その隙間Gは、その間に取付けビーム202のエンド・プレート206を収容するのに十分な大きさである。隙間Gは、ラッチ・プレート120をロックされた位置におよびそこから回転できるだけの十分な大きさとしてもよい。一方、嵌込みがゆるいことにより課される外部からの力に起因する不必要ながたつきや起こり得る損傷を大幅に防ぐため、隙間Gは、グリップ面122と取付けビーム202のエンド・プレート206との間の遊びがほとんどないように十分小さくすべきである。
リテーナ・キャップ組立体100のすべてのラッチ・プレート120には、共通の旋回軸が設けられている。その上、ラッチ・プレート120の形状は、概して細長く、内側端部120aと外側端部120bの間に本体部120cが設けられている。旋回軸Xは本体部120cを通って延在する。ロックされていない位置にラッチ・プレート120を回転したときに、取付けビーム202のエンド・プレート206の開口203におよびそこからラッチ・プレートがスライドすることができるように、本体部120cは、テーパ状の端部を有してもよい。より詳細には、ロックされていない位置を示す図3を参照すると、1組の重ね合わされたラッチ・プレートの、重ね合わされた内側端部120aで最も広い部分における全幅Wは、開口203の幅Wおよびハウジング110の内側プレート117での開口111の幅W(図7Cを参照)より小さい。
その上、ロックされた位置では、1組の重ね合わされたラッチ・プレートは、グリップ面122のすぐ隣にある本体部120cの先端でWの全幅を有する(図5Eを参照)。ロックされた状態にラッチ・プレート120が旋回移動するのを妨げないように、開口203内に収まるほど幅Wは十分小さく、グリップ面122はエンド・プレート206(図4を参照)とほぼ平行な位置に揃っている。このロックされた状態では、グリップ面122はエンド・プレート206に直接接触してもよく、またはグリップ面122とエンド・プレート206の間に公差があってもよい。
したがって、その色々な寸法関係に関して、開口203の幅Wは開口111の幅Wとほぼ同じであり、重ね合わされたロックされていないラッチ・プレート120の幅Wは重ね合わされてロックされたラッチ・プレート120の幅Wとほぼ同じである。しかしながら、本発明の概念はこの形状に限定されない。当業者であれば理解するように、ラッチ・プレート120は、ハウジングと取付けビームの開口を通して挿入可能かつ取外し可能であり、ロックされた位置とロックされていない位置の間で旋回可能であるという要求を満たす限り、他の形状で設けてもよい。
切り欠きまたはスロット121およびその中に少なくとも部分的に嵌まるロック・バー130の形状は、特定の形状に限定されない。図面では実質的に長方形の形状で示しているが、ロック・バーが切り欠きと係合して、それらが旋回または回転するのを実質的に防ぐことができる限り、切り欠きとロック・バーには他の形状を用いてもよい。例えば、図6の(A)および(B)に示す切り欠き121はその開口でいくらかフレア状であり、それにより、ロック・バー130が内部に係合しやすくなる。
土木機械や建設機械の用途では高い強度が求められるため、例示的な実施形態によれば、ラッチ・プレート120は約1インチの厚さとして、耐久性のある金属または合金で形成することができる。
その上、リテーナ・キャップ組立体は、トラック・フレームを回転させる台に付随したねじれに耐えられなければならない。本明細書に記載したリテーナ・キャップ組立体は、取付けビームに直接ボルト締めされる関連技術のリテーナ・キャップ組立体と少なくとも同等の力に耐える強度を有してもよい。
ハウジング構造については図7A〜図7Cで詳述する。ハウジング110は取付けプレート112と内側プレート117を備え、それらは互いに実質的に平行に設けられている。開口111はハウジング110内に設けられ、取付けプレート112と内側プレート117を通って延在する。ラッチ・プレートを支持するために少なくとも1つの固定プレートが設けられるが、本発明の概念の範囲から逸脱することなく、他のいかなる枚数の固定プレートを設けてもよい。例えば、限定する意図はないが、2つの固定プレート116を図7Bに示し、3つの固定プレート116を図5A〜図5Dに示す。
図7Bおよび図7Cに示すように、ハウジングの開口111内に固定プレート116を設けてもよい。図7Cに示すように、固定プレート116はそれぞれ切り欠き116aを有してもよく、それらはラッチ・プレート120の外側端部120bに形成された切り欠き121と、形状および位置揃えの点で一致する。旋回軸Xとして中央ピン160が設けられている場合、中央ピン160は、固定プレート116、またはもしあれば複数の固定プレート116を通って延在してもよい。したがって、図5Bに示すように、(1つまたは複数の)固定プレート116およびラッチ・プレート120の切り欠きと実質的に同時に係合するように、ロック・バー130はロック位置に置かれるときにその第1の端部131の周りを旋回する。
安定性を増すために、取付けプレート112と固定プレート116の両方に隣接して配置されるように、ピン・プレート114および115を置いてもよい(図5Aおよび図5B)。
では、図9および図10に関連して、リテーナ・キャップ組立体を用いる方法を説明する。以下の説明により明らかなように、その例示的な実施形態では、他のいかなる器具も伴わずに、トラック組立体の組立てと取外しの両方が可能になる。図2、図3および図8に示すように、トラック組立体210を中央本体201に設置するとき、リテーナ・キャップ組立体100によりトラック組立体210と取付けビーム202の間の移動が妨害されないように、リテーナ・キャップ組立体100のラッチ・プレート120をロックされていない位置に置く(ステップS300)。言い換えると、ラッチ・プレートと取付けビーム上の開口の間には障害物がない。トラック組立体が取付けビーム202のフランジ・プレート204に接触するまで、取付けビーム202の遠位端のエンド・プレート206は、トラック組立体210の開口213の内側に嵌め込まれる。トラック組立体210が取付けビーム202上をスライドし切れば(ステップS310)、またはより一般的には、1組の平行な取付けビーム202がトラック組立体210上の1組の開口213と係合すれば、リテーナ・キャップ組立体100をそれがロックされる位置に操作することが可能になり、その際、ラッチ・プレート120はそれがロックされる位置に振られるので、取付けビーム202の内側を実質的に把持するようにグリップ面122が取付けビーム202の遠位端のエンド・プレート206の内面に直接面する(ステップS320)。ラッチ・プレート120同士が整列すれば、作業者はロック・バー130を所定の位置に振り(ステップ330)、着脱容易なピン150でロック・バーを固着することができる(ステップ340)。
この配置で、ラッチ・プレート120の内側端部120aのグリップ面122とハウジング110の内側プレート115の間に設けられた隙間Gは、取付けビーム202のエンド・プレート206を受け入れるのに十分な広さの幅である。
リテーナ・キャップ組立体100が取付けビーム202上に嵌め込まれれば、リテーナ・キャップ組立体100が邪魔するようにロックされ、中央本体201からトラック組立体210が取り外されるのを防ぐ。その上、把持力が複数方向に与えられるので、トラック組立体210が取付けビーム202に固着される。
リテーナ・キャップ組立体100を取り外すには、着脱容易なピン150を取り外し(ステップS400)、ロック・バー130を切り欠きと係合した状態から振って(ステップ410)、ラッチ・プレート120をエンド・プレート206と係合した状態から旋回させる(ステップ420)。このロックされていない位置では、ラッチ・プレートが妨げられない位置にあり、取付けビーム202の開口203に遮られることなくリテーナ・キャップ組立体100を係脱させ、取付けビーム202から取り外すことができる。したがって、ステップ430は、リテーナ・キャップ組立体100が配置されたトラック組立体210をスライドして取付けビーム202から外すことを含む。
また、リテーナ・キャップ組立体を別個に扱いかつ収納する必要がなく、トラック組立体を車両から分離することができる。ロックされていない位置では、リテーナ・キャップ100の自己保管できる特性のため、トラック組立体210に固定したままトラック組立体210が中央本体201の取付けビーム202上をスライドでき、そこから外れることができる。トラック組立体210が中央本体201から完全に外されている間に、トラック組立体210をトラック組立体上でロックされた状態にすることができ、そこでは、ロック・バー130と着脱容易なピン150がトラック組立体210上で所定の位置にロックされる。
例示的な実施形態では、リテーナ・キャップ組立体が取付けビーム上に適切にロックされたかどうかをユーザが確かめることができるように、リテーナ・キャップ組立体のロックされた状態を直感的で視覚的に確認することもできる。すなわち、ロック・バーが切り欠きに嵌まり、着脱容易なピンが係合した場合、ユーザは組立体がロックされたことがわかる。ロック・バーが切り欠きに嵌まっていない場合、組立体がロックされていないことをユーザは視覚的に確認することができる。
したがって、例示的なリテーナ・キャップ組立体により、中央本体に対してトラック組立体を付加しかつ取り外すための方法が容易になる一方で、トラック組立体が不適切に位置決めされることも防止される。別のいかなる器具も必要なく、作業者は、トラック組立体上に配置されたリテーナ・キャップ組立体のロックを解除し、ラッチ・プレートを妨げられない位置に振り、取付けビーム上でトラック組立体をスライドさせ、それからラッチ・プレートとロック・バーを所定の位置に振ることができる。それにより、作業者が別個の器具を用いる必要がないようにすることができる。その上、作業者は、リテーナ・キャップがロックされた位置に適切に設置されたかどうかを推測しなくてもよいようになる。ラッチ・プレートがそれがロックされる位置に適切に置かれなければロック・バーをそれがロックされる位置に振ることができないため、作業者は、単に装置を目視で確認することにより、リテーナ・キャップ組立体が完全にロックされた位置にあることを確認することができる。
他の特徴としては、ハウジングおよび/またはラッチ・プレートおよび/または旋回プレート上に、位置揃え用の縞をもつラベルを備えてもよい。
さらにまた、単一のロック・バーを利用する代わりに、それぞれのプレートを所定の位置にピンで留めてもよい。
本発明の概念をその例示的な実施形態に関して詳細に示し、説明してきたが、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の概念の精神および範囲から逸脱することなく、形状や細部に色々な変更を行ってもよいことが、当業者であれば理解されよう。
上記の実施形態では、車両200にトラック組立体210をロックするためのものとして、リテーナ・キャップ組立体100を用いている。しかしながら、これらに限らない本体とそれに取り付けられる被取付け部材についても、その本体に被取付け部材をロックするためのものとして、リテーナ・キャップ組立体100を用いることが可能である。
100 リテーナ・キャップ組立体
110 ハウジング
120 ラッチ・プレート
130 ロック・バー
160 中央ピン
200 建設車両
201 本体
202 取付けビーム
204 フランジ・プレート
210 トラック組立体
211 トラック・フレーム
213 開口

Claims (15)

  1. 本体に被取付け部材をロックしかつ前記ロックを解除するためのリテーナ・キャップ組立体であって、
    前記被取付け部材に固定されたハウジングと、
    前記ハウジング内に配置され、前記本体と係合して前記被取付け部材をロックする位置と前記ロックがされていない位置との間で、共通の旋回軸の周りに旋回可能な少なくとも2つのラッチ・プレートと、
    前記ハウジング上に回転可能に支持されたロック・バーであって、選択的に、(1)前記2つのラッチ・プレートがロックされた位置にあるときに、前記2つのラッチ・プレートの両方と係合して前記2つのラッチ・プレートが前記旋回軸を中心に回転するのを防ぐように、(2)前記2つのラッチ・プレートがロックされていない位置にあるときに、前記2つのラッチ・プレートの両方から係脱して前記2つのラッチ・プレートが前記旋回軸を中心に回転できるように、前記2つのラッチ・プレートの前記共通の旋回軸に垂直な軸の周りを回転するロック・バーと
    を備えるリテーナ・キャップ組立体。
  2. 前記2つのラッチ・プレートのそれぞれが内側端部と外側端部を備え、前記外側端部の方に面するグリップ面を前記内側端部が備え、前記ロック・バーと係合する切り欠きを前記外側端部が備える、請求項1に記載のリテーナ・キャップ組立体。
  3. 前記2つのラッチ・プレートの前記内側端部が、それぞれ、前記グリップ面によって部分的に画定されるフック状の形状を有し、前記内側端部同士の前記フック状の形状が反対方向に延在する、請求項2に記載のリテーナ・キャップ組立体。
  4. 前記ハウジングが、取付けプレート、前記取付けプレートと実質的に平行に配置された内側プレート、ならびに前記取付けプレートおよび前記内側プレートのそれぞれにある開口を備え、前記2つのラッチ・プレートが、前記取付けプレートおよび前記内側プレートを通って長手方向に延在するように前記開口内に配置され、前記開口内で旋回可能である、請求項1に記載のリテーナ・キャップ組立体。
  5. 前記2つのラッチ・プレートと平行に配置された固定プレートを前記ハウジングがさらに備え、前記2つのラッチ・プレートが前記ロックされた位置にあるときに前記2つのラッチ・プレートの前記切り欠きと形状および位置揃えの点で一致する切り欠きが前記固定プレートの外側端部に設けられ、それにより、前記2つのラッチ・プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが受け止められている間に、前記固定プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが配置される、請求項2に記載のリテーナ・キャップ組立体。
  6. 前記ハウジングに回転可能に固定された第1の端部で前記ハウジング上に回転可能に前記ロック・バーが支持され、
    前記ロック・バーの旋回軸に周りに回転したときに旋回して前記ハウジングから離れるように前記ハウジングに取り外し可能に固定された第2の端部を前記ロック・バーが有し、
    前記2つのラッチ・プレートが前記ロックされた位置にあるときに、前記2つのラッチ・プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが受け止められ、それにより前記リテーナ・キャップ組立体がロックされた状態になる、請求項2に記載のリテーナ・キャップ組立体。
  7. トラック組立体であって、
    少なくとも1つの取付けビームを有する車両の上に前記トラック組立体をロックしかつ前記ロックを解除するためのリテーナ・キャップ装置を有し、
    前記車両に対して着脱可能なように前記車両の前記取付けビーム上に受け止められるようになされた開口を有するトラック・フレームを備え、
    前記リテーナ・キャップ装置が、
    内部に開口を有するハウジングであって、前記ハウジングの開口と前記トラック・フレームの開口が並ぶように前記トラック・フレームに固定されたハウジングと、
    前記ハウジングの前記開口に配置され、それぞれが外側端部と内側端部を有し、前記外側端部に切り欠きが形成され、同じ旋回軸に沿って前記ハウジングの開口内で回転可能である1組のラッチ・プレートと、
    前記ハウジング上に回転可能に支持された第1の端部を有するロック・バーであって、選択的に、(1)前記1組のラッチ・プレートがロックされた位置にあるときに、前記1組のラッチ・プレートの前記切り欠きの両方と係合して前記1組のラッチ・プレートが前記旋回軸を中心に回転するのを防ぐように、(2)前記1組のラッチ・プレートがロックされていない位置にあるときに、前記1組のラッチ・プレートの前記切り欠きの両方から係脱して前記1組のラッチ・プレートが前記旋回軸を中心に回転できるように、前記1組のラッチ・プレートの前記旋回軸に垂直な軸の周りを回転するロック・バーと
    を備えるトラック組立体。
  8. 前記1組のラッチ・プレートのそれぞれの前記内側端部が、前記ラッチ・プレートの前記外側端部の方に面するグリップ面をさらに備え、それにより、前記1組のラッチ・プレートがロックされた状態にある間、前記グリップ面が隙間をはさんで前記ハウジングに面し、前記グリップ面と前記ハウジングの間に保持されるように前記トラック組立体が前記車両上にロックされているときに、前記取付けビームの一部分が前記隙間に嵌まる、請求項7に記載のトラック組立体。
  9. 前記1組のラッチ・プレートの前記内側端部が、それぞれ、前記グリップ面によって部分的に画定されるフック状の形状を有し、前記フック形状同士が反対方向に延在する、請求項8に記載のトラック組立体。
  10. 前記トラック・フレームに固定して取り付けられ、前記ロック・バーの前記第1の端部が回転可能に支持される取付けプレートと、
    前記取付けプレートと実質的に平行に配置され、前記グリップ面との間に前記隙間が設けられている内側プレートと
    を前記ハウジングが備える、請求項8に記載のトラック組立体。
  11. 前記1組のラッチ・プレートと平行に配置された固定プレートを前記ハウジングが備え、前記1組のラッチ・プレートが前記ロックされた位置にあるときに前記1組のラッチ・プレートの前記切り欠きと形状および位置揃えの点で一致する切り欠きが前記固定プレートの外側端部に設けられ、それにより、前記1組のラッチ・プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが受け止められている間に、前記固定プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが配置される、請求項10に記載のトラック組立体。
  12. 着脱容易なピンと、
    開口を有し、前記取付けプレート上に形成されたピン・プレートと、
    前記ロック・バーの第2の端部に形成された開口と
    を前記リテーナ・キャップ装置がさらに備え、
    前記1組のラッチ・プレートの前記切り欠きに前記ロック・バーが受け止められているときに、前記ピン・プレートと前記ロック・バーの前記開口に前記着脱容易なピンが取り外し可能に挿入され、それにより前記リテーナ・キャップ組立体がロックされた状態になる、請求項11に記載のトラック組立体。
  13. 前記トラック組立体が前記車両に付けられているときに、前記取付けビームの遠位端のエンド・プレートを収容することができる幅を前記隙間が有する、請求項10に記載のトラック組立体。
  14. 取り外し可能なトラック組立体を有する車両であって、
    トラック組立体を受け止めるように構成され、前記トラック組立体の開口にスライドして挿入される取付けビームと、
    前記トラック組立体上に設けられ、車両の取付けビームを受け止めるように構成された開口と、
    前記取付けビームの遠位端のエンド・プレートに設けられた開口であって、前記トラック組立体が前記取付けビームに受け止められている間前記トラック組立体の開口と位置が揃う開口と、
    前記トラック組立体の開口から前記エンド・プレートの開口内に突出する1組のラッチ・プレートとを備え、
    前記取付けビームに対して前記トラック組立体が移動可能であるロックされていない位置と、前記取付けビームに対する前記トラック組立体の移動が妨げられるロックされた位置との間で前記1組のラッチ・プレートが旋回可能であり、
    前記ロックされた位置に前記トラック組立体を押し付けるように前記1組のラッチ・プレートが前記エンド・プレートを把持する、車両。
  15. ハウジング、1組のラッチ・プレートおよび前記1組のラッチ・プレートと係合するための前記ハウジング上に配置されたロック・バーを備えるリテーナ・キャップ組立体が取り付けられたトラック組立体を車両の上に据え付ける方法であって、
    前記リテーナ・キャップ組立体が取り付けられた前記トラック組立体を前記車両の取付けビーム上でスライドさせ、
    前記取付けビームの一部分に対して前記1組のラッチ・プレートをロックされる位置に回転させ、
    前記ロック・バーを旋回させて、前記1組のラッチ・プレートが回転するのを防ぐように前記1組のラッチ・プレートと係合させ、
    前記ロック・バーを前記ハウジングに固着する
    ことを含む方法。
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