JP5868193B2 - ウエーハの加工方法 - Google Patents

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本発明は、光デバイスウエーハ等のウエーハにレーザービームを照射してウエーハ内部に改質層を形成し、その後ウエーハに外力を付与してウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハの加工方法に関する。
サファイア基板、SiC基板等の結晶成長用基板上に窒化ガリウム(GaN)等の半導体層(エピタキシャル層)を形成し、該半導体層にLED等の複数の光デバイスが格子状に形成されたストリート(分割予定ライン)によって区画されて形成された光デバイスウエーハは、モース硬度が比較的高く切削ブレードによる分割が困難であることから、レーザビームの照射によって個々の光デバイスに分割され、分割された光デバイスは携帯電話、照明機器、液晶テレビ、パソコン等の各種電気機器に利用されている。
レーザービームを用いて光デバイスウエーハを個々の光デバイスに分割する方法として、以下に説明する第1及び第2の加工方法が知られている。第1の加工方法は、基板に対して透過性を有する波長(例えば1064nm)のレーザービームの集光点を分割予定ラインに対応する基板の内部に位置づけて、レーザービームを半導体層が形成されていない裏面側から分割予定ラインに沿って照射して基板内部に変質層を形成し、その後外力を付与して光デバイスウエーハを個々の光デバイスに分割する方法である(例えば、特許第3408805号公報参照)。
第2の加工方法は、基板に対して吸収性を有する波長(例えば355nm)のレーザビームを表面側から分割予定ラインに対応する領域に照射してアブレーション加工により分割の起点となる分割起点溝を形成し、その後外力を付与して光デバイスウエーハを個々の光デバイスに分割する方法である(例えば、特開平10−305420号公報参照)。何れの加工方法でも、光デバイスウエーハを確実に個々の光デバイスに分割することができる。
一般的に、LED(Light Emitting Diode)等の光デバイスの裏面には光の取り出し効率を向上するために反射膜が形成されている。この反射膜は光デバイスウエーハの状態でスパッタリング、CVD(Chemical Vapor Deposition)等によってウエーハの裏面に形成される。
このように、光デバイスウエーハの裏面に金、アルミニウム等から構成される反射膜が形成されていると、光デバイスウエーハの裏面からレーザービームを照射できないという問題がある。
この問題を解決する目的で、ウエーハの裏面に反射膜を形成する前にウエーハの裏面からレーザービームを照射して分割予定ラインに沿って分割の基点となる改質層を基板内部を形成するサファイアウエーハの分割方法が特開2011−243875号公報に開示されている。
特許第3408805号公報 特開平10−305420号公報 特開2011−243875号公報
しかし、改質層が形成された光デバイスウエーハをレーザー加工装置から搬出して裏面に反射膜を形成する反射膜形成装置まで搬送する途中で、又は、レーザー加工装置から搬出する際に光デバイスウエーハが破断してしまうことがあるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レーザー加工装置から搬出して次工程に搬送する際に改質層に沿って破断することがないとともに裏面に反射膜を有するウエーハの加工方法を提供することである。
本発明によると、複数の分割予定ラインによって区画された各領域にデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周領域とを表面に有するウエーハの加工方法であって、ウエーハの表面側をチャックテーブルで保持しウエーハの裏面側から該分割予定ラインに対応するウエーハの内部にウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザービームの集光点を位置付けて該パルスレーザービームを照射し、該分割予定ラインに沿って分割起点となる改質層をウエーハ内部に形成する改質層形成工程と、該改質層形成工程実施後、該チャックテーブルからウエーハを搬出し次工程にウエーハを搬送する搬送工程と、を具備し、該改質層形成工程においては、デバイス領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔に対して外周領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔を広げ、外周領域において改質層の形成を間引くことを特徴とするウエーハの加工方法が提供される。
好ましくは、ウエーハはサファイア基板の表面に半導体層が積層され、該半導体層に複数の光デバイスが分割予定ラインによって区画されて形成された光デバイスウエーハから構成され、該搬送工程では、ウエーハの裏面に反射膜が積層される裏面加工工程にウエーハが搬送される。
好ましくは、ウエーハの加工方法は、改質層形成工程を実施した後、ウエーハの分割予定ラインに外力を付与してウエーハを個々のデバイスに分割する分割工程を更に具備している。
本発明のウエーハの加工方法によると、ウエーハの裏面に反射膜が積層される前にウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザービームの集光点をウエーハの裏面側から分割予定ラインに対応する内部に位置づけ照射してウエーハ内部に改質層を形成する際に、デバイス領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔に対して外周領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔を広げ、外周領域において改質層の形成を間引くようにした。
従って、ウエーハの外周領域が補強部となり、チャックテーブルからウエーハを搬出して次工程に搬送する際に改質層に沿ってウエーハが破断することがないとともに、裏面に反射膜を有するウエーハであっても分割予定ラインに沿って改質層を形成することができる。
レーザー加工装置の斜視図である。 レーザービーム発生ユニットのブロック図である。 光デバイスウエーハの斜視図である。 図4(A)は光デバイスウエーハの表面に保護テープを貼着する様子を示す分解斜視図、図4(B)は表面に保護テープが貼着された光デバイスウエーハの裏面側斜視図である。 改質層形成工程を説明する斜視図である。 改質層形成工程により形成された改質層の位置を示す模式図である。 搬送工程を説明する斜視図である。 裏面加工工程により裏面に反射膜が形成された光デバイスウエーハの裏面側斜視図である。 粘着テープを介して環状フレームに支持された光デバイスウエーハの斜視図である。 分割工程を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明のウエーハ加工方法において改質層形成工程を実施するのに適したレーザー加工装置2の概略構成図が示されている。
レーザー加工装置2は、静止基台4上にX軸方向に移動可能に搭載された第1スライドブロック6を含んでいる。第1スライドブロック6は、ボールねじ8及びパルスモータ10から構成される加工送り手段12により一対のガイドレール14に沿って加工送り方向、すなわちX軸方向に移動される。
第1スライドブロック6上には第2スライドブロック16がY軸方向に移動可能に搭載されている。すなわち、第2スライドブロック16はボールねじ18及びパルスモータ20から構成される割り出し送り手段22により一対のガイドレール24に沿って割り出し方向、すなわちY軸方向に移動される。
第2スライドブロック16上には円筒支持部材26を介してチャックテーブル28が搭載されており、チャックテーブル28は加工送り手段12及び割り出し送り手段22によりX軸方向及びY軸方向に移動可能である。チャックテーブル28には、チャックテーブル28に吸引保持されたウエーハを支持する環状フレームをクランプするクランプ30が設けられている。
静止基台4にはコラム32が立設されており、このコラム32には図2に示すレーザービーム発生ユニット37を収容するケーシング35が取り付けられている。34はレーザービーム照射ユニットであり、図2に示されたレーザービーム発生ユニット37とケーシング35の先端に取り付けられた集光器(レーザーヘッド)36とから構成される。
図2に示すように、レーザービーム発生ユニット37は、YAGレーザー又はYVO4レーザーを発振するレーザー発振器62と、繰り返し周波数設定手段64と、パルス幅調整手段66と、パワー調整手段68とを含んでいる。
レーザビーム発生ユニット37のパワー調整手段68により所定パワーに調整されたパルスレーザービームは、ケーシング35の先端に取り付けられた集光器36のミラー70で反射され、更に集光用対物レンズ72によって集光されてチャックテーブル28に保持されている光デバイスウエーハ11に照射される。
ケーシング35の先端部には、集光器36とX軸方向に整列してレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段38が配設されている。撮像手段38は、可視光によって光デバイスウエーハ11の加工領域を撮像する通常のCCD等の撮像素子を含んでいる。
撮像手段38は更に、光デバイスウエーハ11に赤外線を照射する赤外線照射手段と、赤外線照射手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、この光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する赤外線CCD等の赤外線撮像素子から構成される赤外線撮像手段を含んでおり、撮像した画像信号はコントローラ(制御手段)40に送信される。
コントローラ40はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)42と、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)44と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)46と、カウンタ48と、入力インターフェイス50と、出力インターフェイス52とを備えている。
56は案内レール14に沿って配設されたリニアスケール54と、第1スライドブロック6に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される加工送り量検出手段であり、加工送り量検出手段56の検出信号はコントローラ40の入力エンターフェイス50に入力される。
60はガイドレール24に沿って配設されたリニアスケール58と第2スライドブロック16に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される割り出し送り量検出手段であり、割り出し送り量検出手段60の検出信号はコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。
撮像手段38で撮像した画像信号もコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。一方、コントローラ40の出力インターフェイス52からはパルスモータ10、パルスモータ20、レーザビーム発生ユニット37等に制御信号が出力される。
図3を参照すると、本発明の加工方法の加工対象となる光デバイスウエーハ11の表面側斜視図が示されている。光デバイスウエーハ11は、サファイア基板13上に窒化ガリウム(GaN)等のエピタキシャル層(半導体層)15が積層されて構成されている。光デバイスウエーハ11は、エピタキシャル層15が積層された表面11aと、サファイア基板13が露出した裏面11bとを有している。裏面11bは鏡面に加工されている。
サファイア基板13は例えば120μmの厚みを有しており、エピタキシャル層15は例えば5μmの厚みを有している。エピタキシャル層15にLED等の複数の光デバイス19が格子状に形成された分割予定ライン(ストリート)によって区画されて形成されている。
光デバイスウエーハ11は、複数の光デバイス19が形成されたデバイス領域21と、デバイス領域21を囲繞する外周領域23をその表面に有している。尚、本明細書で外周領域23とは、光デバイスウエーハ11の最外周から0.2〜2mm内側の領域であり、デバイス領域21の外周の一部が含まれる場合がある。
本発明のウエーハの加工方法では、表面に形成された光デバイス19を保護するために、図4に示すように、光デバイスウエーハ11の表面11aには保護テープ25が貼着される。
次いで、光デバイスウエーハ11の内部に改質層を形成する改質層形成工程を実施する。この改質層形成工程では、図5に示すように、レーザー加工装置2のチャックテーブル28で光デバイスウエーハ11の表面に貼着された保護テープ25側を吸引保持し、光デバイスウエーハ11の裏面11bを露出させる。
そして、撮像手段38の赤外線撮像素子で光デバイスウエーハ11をその裏面11b側から撮像し、分割予定ライン17に対応する領域を検出するアライメントを実施する。このアライメントには、よく知られたパターンマッチングの手法を利用する。
更に、撮像手段38の通常のCCD等の撮像素子により光デバイスウエーハ11の外周部を撮像し、光デバイスウエーハ11の最外周と検出した分割予定ライン17との交点の座標と外周領域23の内周と分割予定ライン17との交点の座標を検出し、これらの座標をコントローラ40のRM46にマップデータ74として格納する。
そして、図5に示すように、光デバイスウエーハ11の鏡面加工されている裏面11b側からサファイア基板13に対して透過性を有する波長のレーザービーム69の集光点を集光器36により分割予定ライン17に対応するサファイア基板13の内部に位置付けて、レーザービーム69を分割予定ライン17に沿って照射し、サファイア基板13の内部に分割起点となる改質層29を形成する。
レーザービームの照射時、コントローラ40によりマップデータ74に基づいて音響光学素子(AOM)からなるパルスピッカー76を制御して、ウエーハ11のデバイス領域21に対応するウエーハ11の裏面11bではパルスレーザービームを集光器36に導き、図6に示すように、ウエーハ11の内部に改質層29を形成する。
一方、ウエーハ11の外周領域23に対応するウエーハ11の最外周から所定幅W1の裏面では、パルスビッカー76により殆どのパルスレーザービームを偏向してバッファ78に導き、ほんの僅かなパルスのみをウエーハ11の裏面11bに照射する。
即ち、デバイス領域23に対応するウエーハ11の裏面11bに照射されるパルスレーザービームのパルス間隔に対して、外周領域23に対応するウエーハ11の裏面11bに照射されるパルスレーザービームのパルス間隔を例えば10パルス分広げてパルスレーザービームを照射するために、外周領域23において改質層29´の形成を9パルス分間引くように制御する。
図6において、最外周から所定幅W1の部分では符号29´で示すように改質層は間引かれて形成されている。所定幅W1は0.2〜2mmであり、より好ましくは1〜2mmである。
この改質層形成工程では、チャックテーブル28を矢印X1方向に加工送りしながら第1の方向に伸長する分割予定ライン17に沿って改質層29を形成する。順次割り出し送りしながら光デバイスウエーハ11の第1の方向に伸長する全ての分割予定ライン17に沿ってサファイア基板13の内部に改質層29を形成する。
次いで、チャックテーブル28を90度回転して、第1の方向に直交する第2の方向に伸長する全ての分割予定ライン17に沿って分割起点となる同様な改質層29を形成する。全ての分割予定ライン17に沿って分割起点となる改質層29が形成された状態の光デバイスウエーハ11の裏面側斜視図が図7に示されている。
改質層形成工程の加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YAG
波長 :1064nm
平均出力 :0.4W
繰り返し周波数 :100kHz
集光スポット径 :1μm
パルス幅 :100ps
加工送り速度 :100〜200mm/秒
サファイア基板 :厚み120μm
集光点の位置 :裏面から60μm
改質層の幅 :30μm
パルス間隔 :デバイス領域10μm、外周領域100μm
改質層形成工程実施後、図7に示すように、チャックテーブル28の吸引保持を解除し、光デバイスウエーハ11をチャックテーブル28から搬出して光デバイスウエーハ11を次工程に搬送する搬送工程を実施する。
光デバイスウエーハ11の外周領域23には改質層29´が間引かれて形成されているため、この外周領域23が一種の補強部となり、光デバイスウエーハ11を次工程に搬送する搬送工程中に光デバイスウエーハ11が改質層29に沿って破断することが防止される。
本実施形態のウエーハの加工方法では、搬送工程で光デバイスウエーハ11を搬送する次工程は、光デバイスウエーハ11の裏面11bに反射膜を形成する裏面加工工程(反射膜形成工程)である。
図8を参照すると、内部に改質層29を有し、裏面11bに反射膜31が形成された光デバイスウエーハ11の裏面側斜視図が示されている。反射膜31は金又はアルミニウム等から構成され、良く知られたスパッタリング法、又はCVD法等により形成される。
裏面加工工程実施後、改質層29が形成された光デバイスウエーハ11を光デバイス19を有する個々のチップ33に分割する分割工程を実施する。この分割工程の前工程として、図9に示すように、光デバイスウエーハ11を外周部が環状フレームFに貼着された粘着テープTに貼着する。
次いで、図10に示すように、円筒80の載置面上に環状フレームFを載置して、クランプ82で環状フレームFをクランプする。そして、バー形状の分割治具84を円筒80内に配設する。
分割治具84は上段保持面86aと下段保持面86bとを有しており、下段保持面86bに開口する真空吸引路88が形成されている。分割治具84の詳細構造は、特許第4361506号公報に開示されている。
分割治具84による分割工程を実施するには、分割治具84の真空吸引路88を矢印90で示すように真空吸引しながら、分割治具84の上段保持面86a及び下段保持面86bを下側から粘着テープTに接触させて、分割治具84を矢印A方向に移動する。即ち、分割治具84を分割しようとする分割予定ライン17と直交する方向に移動する。
これにより、改質層29が分割治具84の上段保持面86aの内側エッジの真上に移動すると、改質層29を有する分割予定ライン17の部分に曲げ応力が集中して発生し、この曲げ応力で光デバイスウエーハ11が分割予定ライン17に沿って割断される。
第1の方向に伸長する全ての分割予定ライン17に沿っての分割が終了すると、分割治具84を90度回転して、或いは円筒80を90度回転して、第1の方向に伸長する分割予定ライン17に直交する第2の方向に伸長する分割予定ライン17を同様に分割する。これにより、光デバイスウエーハ11が個々のチップ33に分割される。
外周領域23に対応するサファイア基板13の内部には間引かれた改質層29´が形成されているが、この部分は非常に幅が狭いため、分割治具84により改質層29を有する分割予定ライン17の延長線上を容易に割断することができる。
11 光デバイスウエーハ
13 サファイア基板
17 分割予定ライン
19 光デバイス
21 デバイス領域
23 外周領域
25 保護テープ
28 チャックテーブル
29 改質層
31 反射膜
33 チップ
34 光ビーム照射ユニット
35 光ビーム発生ユニット
36 集光器
40 コントローラ
62 パルスレーザービーム発振器
74 マップデータ
76 パルスビッカー
78 バッファ
84 分割治具

Claims (4)

  1. 複数の分割予定ラインによって区画された各領域にデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周領域とを表面に有するウエーハの加工方法であって、
    ウエーハの表面側をチャックテーブルで保持しウエーハの裏面側から該分割予定ラインに対応するウエーハの内部にウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザービームの集光点を位置付けて該パルスレーザービームを照射し、該分割予定ラインに沿って分割起点となる改質層をウエーハ内部に形成する改質層形成工程と、
    該改質層形成工程実施後、該チャックテーブルからウエーハを搬出し次工程にウエーハを搬送する搬送工程と、を具備し、
    該改質層形成工程においては、デバイス領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔に対して外周領域に対応する裏面に照射されるパルスレーザービームのパルス間隔を広げ、外周領域において改質層の形成を間引くことを特徴とするウエーハの加工方法。
  2. ウエーハはサファイア基板の表面に半導体層が積層され、該半導体層に複数の光デバイスが分割予定ラインによって区画されて形成された光デバイスウエーハから構成され、
    該搬送工程では、ウエーハの裏面に反射膜が積層される裏面加工工程にウエーハが搬送される請求項1記載のウエーハの加工方法。
  3. ウエーハの裏面に反射膜を積層する裏面加工工程を更に具備した請求項2記載のウエーハの加工方法。
  4. 該改質層形成工程を実施した後、ウエーハの該分割予定ラインに外力を付与してウエーハを個々のデバイスに分割する分割工程を更に具備した請求項1〜3の何れかに記載のウエーハの加工方法。
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