JP5867545B2 - 液体噴射装置用制御ユニット - Google Patents
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Description
生物組織に向けて液体を噴射することで、該生物組織の切除を行う切除装置であって、
噴射しようとする液体を供給する液体供給手段と、
前記供給された液体が充填される液体室と、
前記液体室に接続された前記噴射ノズルと、
駆動電圧が印加されると、該駆動電圧が印加されない場合よりも前記液体室の容積を減少させる方向に変形する駆動部材と、
前記液体室に前記供給された液体が充填された状態で前記駆動部材に前記駆動電圧を印加することにより、該液体室内の前記液体を前記噴射ノズルからパルス状に噴射させる液体噴射手段と、
前記駆動電圧を前記駆動部材に印加した時の、前記駆動部材に流れる電流を検出することで、前記液体室内の気泡を検出する気泡検出手段と
を備えることを要旨とする。
生物組織に向けて噴射するための液体が充填される液体室と、
前記液体室に接続された噴射ノズルと、
駆動電圧が印加されると、該駆動電圧が印加されない場合よりも前記液体室の容積を減少させる方向に変形する駆動部材と
を備えた切除装置に適用されて、前記液体室内の気泡を検出する気泡検出方法であって、
前記液体室内に前記液体を供給する工程と、
前記液体室に前記液体が充填された状態で前記駆動部材に前記駆動電圧を印加することにより、該液体室内の前記液体を前記噴射ノズルから噴射させる工程と、
前記駆動電圧を前記駆動部材に印加した時の、前記駆動部材に流れる電流を検出することで、前記液体室内の気泡を検出する工程と
を備えることを要旨とする。
A.装置構成:
B.液体の噴射動作:
C.気泡の検出原理:
D.第1実施例:
E.第2実施例:
F.変形例:
図1は、本実施例の切除装置の大まかな構成を示した説明図である。図示されているように本実施例の切除装置10は、大きく分けると、パルス状に液体を噴射する噴射ユニット100と、噴射ユニット100から噴射される液体を噴射ユニット100に向けて供給する供給ポンプ300と、噴射ユニット100および供給ポンプ300の動作を制御する制御ユニット200などから構成されている。
図4は、本実施例の噴射ユニット100が液体を噴射する動作を示した説明図である。図4(a)は、供給ポンプ300を駆動しているが、アクチュエーター112は駆動していない状態(駆動電圧を印加する前の状態)を表している。この状態では、図中に太い破線の矢印で示されるように、供給ポンプ300によって供給された液体で液体室110が満たされる。図中では、液体室110に斜線を付すことによって、液体室110が液体で満たされていることを表している。
図5は、本実施例の切除装置10が噴射ユニット100内に混入した気泡を検出する原理を示した説明図である。図5には、アクチュエーター112に駆動電圧波形を印加した時に、アクチュエーター112に流れる駆動電流の電流波形が示されている。図5(a)は、噴射ユニット100内に気泡が混入していない場合の電流波形であり、図5(b)は、気泡が混入している場合の電流波形である。また、何れの場合も、アクチュエーター112には同じ駆動電圧波形が印加されている。
図6は、第1実施例の気泡検出部250の内部構成を示した説明図である。図示されるように、第1実施例の気泡検出部250は、電流検出部251や、ピークホールド部252、比較部253、遅延部254、ラッチ部255などの電気回路によって構成されている。このうち、電流検出部251は主にコイルによって構成されており、アクチュエーター112に向かって電流が流れると、その時にコイルに誘導起電力が生じることで、電流値に応じた電圧を発生させる。こうして発生した電圧は、ピークホールド部252に出力される。ピークホールド部252は主にICチップによって構成されており、入力された電圧値の最大値を保持する機能を有している。また、ピークホールド部252には、動作制御部204(あるいは駆動電圧生成部208)からのタイミング信号も入力されるようになっており、タイミング信号が入力されると、保持していた電圧値がリセットされるようになっている。
以上に説明した第1実施例では、アクチュエーター112を駆動した時の駆動電流のピーク値に基づいて、噴射ユニット100に混入した気泡を検出した。しかし、図5を用いて前述したように、混入した気泡の有無に起因する駆動電流波形の変化は、ピーク電流値だけに現れるものではなく、異なる点に着目して駆動電流波形の変化を検出することで、混入した気泡の有無を検出することも可能である。例えば、図5を用いて前述したように、噴射ユニット100内に気泡が混入すると、アクチュエーター112に印加した駆動電圧波形が増加から減少に転ずるタイミングでの電流値が低下する。以下では、この点に着目して気泡を検出する第2実施例について説明する。
上述した第1実施例あるいは第2実施例では、気泡検出部250内で気泡検出の為に用いられる閾値電圧が固定されているものとして説明した。しかし、気泡が混入した時にアクチュエーター112に流れる駆動電流波形は、アクチュエーター112毎に異なっており、従って、気泡検出の為に用いられる閾値電圧の最適値も、アクチュエーター112毎に異なっている。そこで、アクチュエーター112の個体差に応じて閾値電圧の値を変更するようにしてもよい。
Claims (6)
- 液体を供給可能な液体室と、前記液体室に接続され該液体室に連通する噴射ノズルと、
駆動電圧が印加されると前記液体室の容積を変更するよう変形可能な駆動部材と、前記駆動部材に関する個体差情報保持部と、を含み、前記駆動部材に前記駆動電圧が印加されることにより前記液体室内の液体を前記噴射ノズルから生物組織に向けてパルス状に噴射させ、該生物組織の切開または切除を行うための液体噴射ユニットと、前記液体室に液体を供給可能な液体供給手段と、に接続して使用可能な液体噴射装置用制御ユニットであって、
前記液体噴射装置用制御ユニットは、
前記駆動部材へ印加する駆動電圧を生成可能な駆動電圧生成部と、
前記駆動電圧を前記駆動部材に印加したときに前記駆動部材に流れる電流値に応じて出力される出力電圧と、所定の閾値電圧とを比較することで、前記液体室内の気泡を検出するための気泡検出部と、
を備え、
前記液体噴射装置用制御ユニットは、
前記液体噴射ユニットから前記個体差情報を取得して、前記閾値電圧を設定可能であることを特徴とする液体噴射装置用制御ユニット。 - 請求項1に記載の液体噴射装置用制御ユニットであって、
前記気泡検出部は、
前記駆動電圧を前記駆動部材に印加したときに前記駆動部材に流れる電流値に応じた電圧を出力する電圧出力部と、
前記電圧出力部の出力電圧と、所定の閾値電圧とを比較する比較部と、を有することを特徴とする液体噴射装置用制御ユニット。 - 請求項1または2に記載の液体噴射装置用制御ユニットであって、
前記気泡検出部が、前記駆動電圧が最大電圧から減少に転じるタイミングで前記駆動部材に流れる電流値に応じて出力される前記出力電圧に基づき、気泡の有無を検出することを特徴とする液体噴射装置用制御ユニット。 - 請求項1または2に記載の液体噴射装置用の制御ユニットであって、
前記気泡検出部が、前記駆動部材に流れるピーク電流値に応じて出力される前記出力電圧に基づき、気泡の有無を検出することを特徴とする液体噴射装置用制御ユニット。 - 請求項1ないし4に記載の液体噴射装置用の制御ユニットであって、
前記個体差情報が、所定の閾値電圧に対する補正値である液体噴射装置用制御ユニット。 - 請求項1ないし4に記載の液体噴射装置用の制御ユニットであって、
前記個体差情報が、複数の所定の閾値電圧のうちのいずれかを指定するための番号である液体噴射装置用制御ユニット。
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JP2014105910A JP5867545B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 液体噴射装置用制御ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014105910A JP5867545B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 液体噴射装置用制御ユニット |
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Family Applications (1)
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JP3740673B2 (ja) * | 1999-11-10 | 2006-02-01 | 株式会社日立製作所 | ダイヤフラムポンプ |
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-
2014
- 2014-05-22 JP JP2014105910A patent/JP5867545B2/ja active Active
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