JP5360690B2 - 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法 - Google Patents

流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5360690B2
JP5360690B2 JP2009220278A JP2009220278A JP5360690B2 JP 5360690 B2 JP5360690 B2 JP 5360690B2 JP 2009220278 A JP2009220278 A JP 2009220278A JP 2009220278 A JP2009220278 A JP 2009220278A JP 5360690 B2 JP5360690 B2 JP 5360690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
flow rate
unit
tube
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009220278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011067330A (ja
Inventor
尚洋 松崎
英揮 小島
繁夫 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009220278A priority Critical patent/JP5360690B2/ja
Publication of JP2011067330A publication Critical patent/JP2011067330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5360690B2 publication Critical patent/JP5360690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments

Description

本発明は、流体を高速噴射させる流体噴射装置と、この流体噴射装置の制御方法に関する。
従来、流体をパルス状に噴射して対象物の切断または切除等を行う技術が知られている。例えば、医療分野では、生体組織を切開または切除する手術具としての流体噴射装置として、流体室の容積を容積変更手段の駆動によって変化させて流体を脈流に変換し、流体噴射開口部からパルス状に高速噴射させる脈流発生部と、脈流発生部に流体を供給する流体供給部と、脈流発生部と流体供給部とを連通する流体供給チューブとから構成される流体噴射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−82202号公報
上述した脈流発生部は、容積変更手段の駆動によって流体室の容積を縮小し、流体を脈流に変換して流体噴射開口部からパルス状に高速噴射させる。また、脈流発生部と流体供給部とを流体供給チューブで連通している。流体噴射装置を手術具として用いる場合、脈流発生部を把持して操作する。従って、流体供給チューブは操作性を高めるために柔軟性を有するものが用いられる。
上述した脈流発生部に限らず、流体供給部と流体供給チューブで連通した流体噴射部から流体を噴射させる場合には、流体噴射部の流体噴射開口部や内部流路の流体抵抗が存在するため、流体供給部から流体噴射部に流体を供給すると流体供給チューブ内の流体圧力が増加して、柔軟性を有する流体供給チューブは径方向に膨張される。このことにより、流体供給部を起動したときに、脈流発生部への流体供給流量が一時的に減少し、安定した定常流量になるまで時間がかかってしまう。流体供給流量が定常流量よりも減少した期間では、所望の安定した流体噴射流量が確保できないという課題がある。
なお、定常流量とは、流体噴射部を継続駆動する場合に流体供給部からほぼ一定の流量で供給される供給流量を意味する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る流体噴射装置は、流体を噴射する流体噴射部と、前記流体噴射部に流体を供給する流体供給部と、前記流体噴射部と前記流体供給部とを連通し柔軟性を有する流体供給チューブと、前記流体噴射部と前記流体供給部の駆動制御を行う駆動制御部と、が備えられ、前記駆動制御部により前記流体供給部を起動させるとともに、前記流体供給部から第1流量の流体を指定時間供給し、前記指定時間経過後、前記流体供給部から前記第1流量よりも少ない第2流量の流体を供給することを特徴とする。
本適用例によれば、流体供給部の起動直後に、所望の流体噴射流量に必要な第2流量よりも多い第1流量の流体を流体噴射部に供給することにより、いち早く流体噴射部からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができ、第1流量での流体供給を指定時間行った後、第2流量で流体供給することで流体供給部の起動から極めて短時間で安定した流体噴射流量の流体噴射をさせることができる。
[適用例2]上記適用例に係る流体噴射装置は、前記流体噴射部が、流体室と、流体室の容積を変更し流体を脈流に変換する容積変更手段と、を有し、前記流体供給部の起動とともに前記流体噴射部を起動させて前記流体をパルス状に噴射することが好ましい。
このような構成によれば、流体供給部と流体噴射部とをほぼ同時に起動したときに、流体供給部から第2流量よりも多い第1流量の流体を供給させることにより、いち早く流体噴射部からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができるため、流体噴射部の起動直後から流体を安定した流体噴射流量でパルス状に高速噴射させることができる。
なお、脈流とは、流体の流れる方向が一定で、流体の流量または流速が周期的または不定期な変動を伴った流体の流動を意味する。脈流には、流体の流動と停止とを繰り返す間欠流も含むが、流体の流量または流速が周期的または不定期に変動していればよいため、必ずしも間欠流である必要はない。
同様に、流体をパルス状に噴射するとは、噴射する流体の流量または移動速度が周期的または不定期に変動した流体の噴射を意味する。パルス状の噴射の一例として、流体の噴射と非噴射とを繰り返す間欠噴射が挙げられるが、噴射する流体の流量または移動速度が周期的または不定期に変動していればよいため、必ずしも間欠噴射である必要はない。
[適用例3]上記適用例に係る流体噴射装置は、前記流体供給チューブの材質、外径、長さ、及び厚さの少なくとも一つを含むチューブ情報と、前記第2流量と、を用いて前記第1流量及び前記指定時間とを決定することが好ましい。
第1流量と指定時間は、流体供給チューブの膨張量を決定する要因である流体供給チューブの材質、外径、長さ、厚さ(肉厚)を含むチューブ情報と、第2流量と、を用いて決定する。流体供給チューブの膨張量は、脈流発生部への流体供給の減少量に匹敵するので、これらの情報に基づき脈流発生部への流体供給量を精度よく増加させることにより、流体供給部または脈流発生部の起動直後から所定の噴射流量で噴射させることができる。
[適用例4]本適用例に係る流体噴射装置の制御方法は、流体を噴射する流体噴射部と、前記流体噴射部に流体を供給する流体供給部と、前記流体噴射部と前記流体供給部とを連通し柔軟性を有する流体供給チューブと、が備えられる流体噴射装置の制御方法であって、前記流体供給部を起動させるとともに、前記流体供給部から第1流量の流体を前記流体噴射部に指定時間供給することと、前記指定時間経過後、前記流体供給部から前記第1流量よりも少ない第2流量の流体を前記流体噴射部に供給することと、を含むことを特徴とする。
本適用例の制御方法によれば、流体供給部の起動直後に、所望の流体噴射流量に必要な第2流量よりも多い第1流量の流体を流体噴射部に供給することにより、いち早く流体噴射部からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができ、第1流量での流体供給を指定時間行った後、第2流量で流体供給することで流体供給部の起動から極めて短時間で安定した流体噴射流量の流体噴射をさせることができる。
[適用例5]上記適用例に係る流体噴射装置の制御方法は、前記流体噴射部が、流体室と、流体室の容積を変更し流体を脈流に変換する容積変更手段と、を有し、前記流体供給部の起動とともに前記流体噴射部を起動させて前記流体をパルス状に噴射させることが好ましい。
このような制御方法によれば、流体供給部と流体噴射部とをほぼ同時に起動したときに、流体供給部から第2流量よりも多い第1流量の流体を供給させることにより、いち早く流体噴射部からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができるため、流体噴射部の起動から極めて短時間で安定した流体噴射流量の流体噴射をさせることができる。
実施形態1に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図。 実施形態1に係る脈流発生部を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図。 実施形態1に係る制御系の概略構成を示す構成説明図。 実施形態1による制御を行わない場合の噴射流量と経過時間との関係を模式的に示すグラフ。 実施形態1に係る流体噴射装置の制御方法を示すフロー説明図。 実施形態1による制御を行った場合の噴射流量と経過時間との関係を模式的に示すグラフ。 実施形態2に係る脈流発生部をダイアフラムに対して垂直方向に切断した切断面を示す部分断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明による流体噴射装置は、インク等を用いた描画、細密な物体及び構造物の洗浄、手術用メス等様々に採用可能であるが、以下に説明する実施形態では、生体組織を切開または切除することに好適な手術具としての流体噴射装置を例示して説明する。従って、実施形態にて用いる流体は、水または生理食塩水等の液体である。なお、以降説明する図2、図7は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図である。図1において、流体噴射装置1は、液体を収容する液体供給容器2と、流体供給部としてのポンプ10と、ポンプ10から供給される液体を脈流に変換させパルス状に噴射する流体噴射部20と、ポンプ10と流体噴射部20の駆動を制御する駆動制御部15と、を備えている。ポンプ10と流体噴射部20とは、流体供給チューブ4(以降、単にチューブ4と表す)によって連通されている。
流体噴射部20は、液体を脈流に変換させる脈流発生部21と、脈流発生部21に接続される細いパイプ状の接続流路管90と、を有し、接続流路管90の先端部には流路径が縮小された流体噴射開口部96を有するノズル95が挿着されている。
なお、本実施形態では、駆動制御部15はポンプ10と流体噴射部20から離間した位置に配設されているが、ポンプ10を含む駆動制御部として構成してもよい。
脈流発生部21は、起動スイッチ25と、ポンプ10からの供給流量を選択する供給流量切換スイッチ26とを備えている。流体噴射装置1を手術具として用いる場合、脈流発生部21を把持して操作するため、起動スイッチ25と供給流量切換スイッチ26を手元に備えることで操作性を高めている。なお、起動スイッチ25は脈流発生部21の起動及び停止、供給流量切換スイッチ26はポンプ10の定常流量の選択的切換えを司る。
なお、定常流量とは、流体噴射部20を起動して指定時間経過後、継続駆動する場合にポンプ10からほぼ一定の流量で供給される第2流量であって、ポンプ10の起動直後の供給流量としての第1流量とは区別される。
まず、流体噴射装置1における液体の流動を簡単に説明する。液体供給容器2に収容された液体は、ポンプ10によって吸引され、一定の圧力でチューブ4を介して脈流発生部21に供給される。ここで、チューブ4が剛性を有する場合は、ポンプ10の起動直後から一定の流量(定常流量)で供給される。脈流発生部21には、流体室80と、この流体室80の容積を変化させる容積変更手段としての圧電素子30及びダイアフラム40とを備えており、容積変更手段を駆動して流体室80の容積を変化させて脈流を発生し、接続流路管90、ノズル95を介して流体噴射開口部96から液体をパルス状に高速噴射する。
ここで、この流体噴射装置1を用いて手術をする際、術者が把持する部位は脈流発生部21である。従って、術者による操作性を高めるために、チューブ4はできるだけ柔軟であることが求められる。
次に、本実施形態に係る脈流発生部21の構造について説明する。
図2は、本実施形態に係る脈流発生部を液体の噴射方向に沿って切断した断面図である。脈流発生部21は、ポンプ10からチューブ4を介して流体室80に液体を供給する入口流路81と、流体室80の容積を変化させる容積変更手段としての圧電素子30及びダイアフラム40と、流体室80から流体噴射開口部96まで液体を送出する出口流路82と、を有して構成されている。
ダイアフラム40は、円盤状の金属薄板からなり、周縁部が下ケース50と上ケース70によって密着固定されている。圧電素子30は、本実施形態では積層型圧電素子であって、両端部の一方がダイアフラム40に、他方が底板60に固着されている。
流体室80は、上ケース70のダイアフラム40に対向する面に形成される凹部とダイアフラム40とによって形成される空間である。流体室80の略中央部には出口流路82が開口されている。
上ケース70と下ケース50とは、それぞれ対向する面において接合一体化されている。上ケース70には、出口流路82に連通する接続流路91を有する接続流路管90が嵌着され、接続流路管90の先端部にはノズル95が挿着されている。そして、ノズル95には、流路径が出口流路82よりも縮小された流体噴射開口部96が開口されている。
上ケース70には、流体室80と連通する入口流路81が形成され、入口流路81にはチューブ4が取付けられている。
次に、本実施形態における脈流発生部21の流体吐出動作について図1、図2を参照して説明する。本実施形態の脈流発生部21の流体吐出は、入口流路81側の合成イナータンスL1と出口流路82側の合成イナータンスL2の差によって行われる。
まず、イナータンスについて説明する。
イナータンスLは、流体の密度をρ、流路の断面積をS、流路の長さをhとしたとき、L=ρ×h/Sで表される。流路の圧力差をΔP、流路を流れる流体の流量をQとした場合に、イナータンスLを用いて流路内の運動方程式を変形することで、ΔP=L×dQ/dtという関係が導き出される。
つまり、イナータンスLは、流量の時間変化に与える影響度合いを示しており、イナータンスLが大きいほど流量の時間変化が少なく、イナータンスLが小さいほど流量の時間変化が大きくなる。
入口流路81側の合成イナータンスL1は、入口流路81の範囲において算出される。また、出口流路82側の合成イナータンスL2は、出口流路82の範囲において算出される。
なお、接続流路管90の管壁の厚さは、流体の圧力伝播に十分な剛性を有している。
そして、本実施形態では、入口流路81側の合成イナータンスL1が出口流路82側の合成イナータンスL2よりも大きくなるように、入口流路81の流路長及び断面積、出口流路82の流路長及び断面積を設定する。
次に、流体噴射動作について説明する。
ポンプ10によって入口流路81には、常に一定圧力(定常流量)で液体が供給されている。その結果、圧電素子30が動作を行わない場合、ポンプ10の吐出力と入口流路側全体の流路抵抗の差によって液体は流体室80内に流動する。
ここで、圧電素子30に駆動信号が入力され圧電素子30がダイアフラム40の流体室80側の面の法線方向に急激に伸長したとすると、伸長した圧電素子30によってダイアフラム40が押圧され、ダイアフラム40が流体室80の容積を縮小する方向に変形する。流体室80内の圧力は、入口流路側及び出口流路側の合成イナータンスL1,L2が十分な大きさを有していれば急速に上昇して数十気圧に達する。
この圧力は、入口流路81に加えられていたポンプ10による圧力よりはるかに大きいため、入口流路81から流体室80内への液体の流入はその圧力によって減少し、出口流路82からの流出は増加する。
しかし、入口流路側の合成イナータンスL1は、出口流路側の合成イナータンスL2よりも大きく、入口流路81から流体室80へ流入する流量の減少量よりも、出口流路82から吐出される液体の増加量のほうが大きいため、接続流路91にパルス状の液体吐出、つまり、脈流が発生する。この吐出の際の圧力変動が、接続流路管90内(接続流路91)を伝播して、先端のノズル95の流体噴射開口部96から液体が噴射される。
ここで、流体噴射開口部96の流路径は、出口流路82の流路径よりも縮小されているので、液体はさらに高圧となり、パルス状の液滴となって高速噴射される。
一方、流体室80内は、入口流路81からの液体流入量の減少と出口流路82からの液体流出の増加との相互作用で、圧力上昇直後に真空に近い低圧状態となる。そして、圧電素子30を元の形状に復元すると、ポンプ10の圧力と、流体室80内の低圧状態の双方によって一定時間経過後、入口流路81の液体は圧電素子30の動作前(伸長前)と同様な速度で流体室80内に向かう流れが復帰する。
入口流路81内の液体の流動が復帰した後、圧電素子30の伸長があれば、流体噴射開口部96からパルス状の液滴を継続して噴射する。
続いて、本実施形態に係る流体噴射装置1の制御方法について説明する。まず、流体噴射装置1の制御系の構成について図面を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る制御系の概略構成を示す構成説明図である。制御系としては、ポンプ10及び脈流発生部21(具体的には圧電素子30)の駆動を制御する駆動制御部15と、起動スイッチ25と、ポンプ10の供給流量切換スイッチ26と、チューブ情報入力手段27と、から構成されている。
駆動制御部15は、ポンプ駆動回路153と圧電素子駆動回路154と、両回路を制御する制御回路151とを有している。駆動制御部15はLUT(Look Up Table)152をさらに有している。LUT152には、ポンプ10による指定の定常供給流量としての第2流量と、チューブ情報と、これらから算出される増加流量と、この増加流量で供給する指定時間等が含まれる。なお、第2流量に上述の増加流量を加算した流量を第1流量と表す。
図示は省略しているが、LUT152はRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等のメモリー(記憶手段)にデータとして記憶されている。
チューブ情報は、チューブ情報入力手段27によって制御回路151に入力され、制御回路151内の演算部(図示せず)によって、チューブ情報と指定される第2流量とから増加流量と指定時間を算出してLUTを作成する。チューブ情報入力手段27としては、キーボードまたは入力スイッチ等を用いることができる。なお、LUTは、実験によって求めたチューブ情報および指定される第2流量と指定時間との関係に基づいて、流体噴射装置1の出荷前に予め作成してもよい。
次に、LUTの内容について説明する。表1は、本実施形態に係るLUTの1例を示している。
Figure 0005360690
本例では、指定の流量(第2流量)と、チューブ情報としてチューブ材質、チューブ外径、チューブ長さ、チューブ厚さ(チューブの肉厚)と、第2流量及びチューブ情報を用いて算出される制御条件として増加流量と、この増加流量を供給する指定時間と、を算出している。
ここで、第2流量は、チューブ内の上昇圧力を算出するために必要な基礎要素であり、チューブ材質は、チューブの物理定数(ヤング率)を決定する要素である。
流体噴射装置1を駆動する場合、まず、供給流量切換スイッチ26により第2流量を指定し、起動スイッチ25を操作しポンプ10及び脈流発生部21を起動する。その際、チューブ情報入力手段27から使用されるチューブ4のチューブ情報を制御回路151に入力する。制御回路151からのチューブ情報に基づく読み出し信号により、LUT152からは脈流発生部21の制御条件が読み出される。LUT152から読み出された増加流量、つまり第1流量と、第1流量で流動する指定時間に基づきポンプ10が駆動される。
(流体噴射装置の制御方法)
続いて、流体噴射装置1の制御方法について説明する。まず、本実施形態による制御を行わない場合について説明する。
図4は、本実施形態による制御を行わない場合の噴射流量と経過時間との関係を模式的に示すグラフである。ポンプ10は指定された定常流量の液体を供給する。ここで、脈流発生部21を起動すると、脈流発生部21の流路抵抗が無い場合もしくは著しく小さい場合は、供給流量(第2流量)と噴射流量(定常噴射流量q1)はほぼ等しくなる。
しかし、圧電素子30を駆動し液体をパルス状に噴射させる場合、脈流発生部21の内部流路の流路抵抗が増加し、チューブ4内の流体圧力も増加して、柔軟性を有するチューブ4は径方向に膨張される。このことにより、安定した定常噴射流量に達するまで時間がかかってしまう。例えば、ポンプ10と脈流発生部21とをほぼ同時に起動すると、定常噴射流量q1に達するまでに時間t2を要し、起動から時間t2に至る期間では、供給流量の減少により所望の安定した定常噴射流量のパルス噴射ができない。
また、このように脈流発生部21への供給流量が減少すると、起動から時間t2の期間において、供給流量が極端に少ない場合には、圧電素子30が空駆動されてしまうことがある。
そこで、脈流発生部21の起動直後から所望の噴射流量(定常噴射流量)を確保するためにポンプ10からの供給流量を制御する。
図5は、本実施形態に係る流体噴射装置の制御方法を示すフロー説明図である。図5に示すフローに沿って説明する。図1、図3、図6も参照する。
図5に表す制御フローは、流体噴射装置1が停止している状態(ポンプ10と脈流発生部21とが停止している状態)から、ポンプ10と脈流発生部21とを起動させ、定常駆動(例えば、生体組織の切開手術等)を継続した後、停止させる間の一連のフローを表している。
まず、流体噴射装置1を起動させる前に、チューブ情報入力手段27によりチューブ情報を制御回路151に入力する(ST10、以降、制御のステップをSTと表す)。仮にチューブ情報として、チューブ材質A、チューブ外径2mm、チューブ長さ1000mm、チューブ厚さ1mmを入力する。
続いて、供給流量切換スイッチ26を操作して指定の液体供給流量(第2流量)を選択する(ST20)。仮に100ml/h(ml/時間)を選択したものとする。すると、入力したチューブ情報と第2流量とに基づき、表1に示したLUT152から、増加流量30ml/h(つまり、第1流量は130ml/h)と第1流量で供給する指定時間5sが選択される。
続いて、起動スイッチ25を操作してポンプ10と脈流発生部21とを起動させる(ST30)。この際、制御回路151からLUT152に対して読み出し信号が送出され、制御条件(増加流量30ml/h、指定時間5s)が読み出される。
ポンプ10の起動直後に、制御条件に基づきポンプ10からの液体供給量を増加させる(ST40)。このときの供給流量(第1流量)は130ml/hとなる。
ここで、制御回路151では、指定時間の経過を計測して指定時間(5秒)が経過したかを判定する(ST50)。指定時間5秒に達しない間(NO)は第1流量で指定時間に達するまで供給を継続する。指定時間を経過した(YES)後、ポンプ10からの液体供給量を定常流量(第2流量)に減少させて(ST60)定常流量供給を継続する(ST70)。この定常流量供給の期間では定常噴射流量が維持されるため、この期間において手術等を行う。
そして、流体噴射装置1を駆動停止させるかを判定し(ST80)、駆動停止する(YES)場合には起動スイッチ25を操作して流体噴射装置1を駆動停止させる。この際、まず脈流発生部21の駆動停止(ST90)、次にポンプ10の駆動停止(ST100)させる。駆動を継続する(NO)の場合は、そのままの状態を維持すればよい。
従って、起動スイッチ25は、起動操作と停止操作が可能な2状態切換スイッチである。
続いて、上述したような制御方法による流体噴射量について説明する。
図6は、本実施形態による制御を行った場合の噴射流量と経過時間との関係を模式的に示すグラフである。図6は、ポンプ10と脈流発生部21とをほぼ同時に起動した場合を示している。そして起動直後にポンプ10からの液体供給量を時間t1まで増加し、指定の増加流量(第1流量:二点鎖線で図示)で供給し続け、指定時間t3を経過した後、供給流量を減少させ定常供給流量(第2流量)を継続供給する。
図6に示すように、ポンプ10の起動直後に第2流量で液体を供給した場合(破線で図示)、定常噴射流量q1に達するまでに時間t2を要するが、ポンプ10の起動直後に第2流量よりも多い第1流量を供給することにより、定常噴射流量q1に達するまでに要する時間をt3に短縮することができる。
以上説明した本実施形態による流体噴射装置及び制御方法によれば、ポンプ10及び脈流発生部21の起動直後に、定常噴射流量を継続するのに必要な第2流量よりも多い第1流量の液体を供給することにより、いち早く流体噴射部20からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができるため、脈流発生部21の起動から極めて短時間で定常噴射流量のパルス噴射を行うことができる。
また、チューブ4の膨張量を算出するのに必要な第2流量とチューブ情報とを用いて第1流量と第1流量を供給する指定時間とを決定する。チューブ4の膨張量は、脈流発生部21への液体供給の減少量に匹敵するので、脈流発生部21への液体供給量を精度よく増加させることができる。
特に、特許文献1や本実施形態のように逆止弁を持たずに流体のイナータンス効果で高圧のパルス流を実現する構成においては、流路の一部でイナータンスを大きくする為に管路断面積を非常に小さくしたり、長くしたりしているので流路抵抗も高くなり、チューブ4の膨張が顕著になるため本実施形態による効果が大きい。
また、脈流発生部21への供給流量が減少した状態または無い状態で圧電素子30を駆動すると、圧電素子30の伸縮に伴う発熱に加え、流体室80内の断熱効果による発熱、及び冷媒としても作用する液体の量が不十分であるために圧電素子30の温度上昇を引き起こす可能性がある。本実施形態によれば供給流量が十分にあること、供給流量が少ない状態の時間が極めて短いため、この温度上昇に起因する圧電素子30の劣化を防止することができるという効果がある。
(実施形態2)
続いて、実施形態2に係る流体噴射装置について図面を参照して説明する。前述した実施形態1が、脈流発生部を術者が把持して操作する場合の構成を例示していることに対して、実施形態2は、脈流発生部をチューブ先端に装着し血管等の細管組織内に挿入可能な構成であることに特徴を有している。なお、実施形態2において、実施形態1との共通部分には同じ符号を附し、相違箇所を中心に説明する。
図7は、実施形態2に係る脈流発生部をダイアフラムに対して垂直方向に切断した切断面を示す部分断面図である。脈流発生部120は、上ケース170と下ケース150の互いの対向面が接合された状態で、断面形状がほぼ円形の筒状に構成されている。下ケース150の上ケース170との対向面には凹部が穿設され、この凹部と上ケース170の下ケース150との対向面に密着固定されるダイアフラム140とで流体室180が構成されている。
下ケース150には、流体室180に連通する入口流路181と出口流路182とが形成され、ダイアフラム140の流体室180に対して反対側の表面には圧電素子130が固着されている。なお、出口流路182の先端部は流体噴射開口部97である。
図7からも明らかなように、実施形態2に係る脈流発生部120は、入口流路181、流体室180、および出口流路182が一直線上に形成されている。このような構成にすることによって、液体が衝突する壁部を少なくすることができるため、液体が衝突する壁部において滞留する気泡を減らすことができる。その結果、滞留した気泡の影響によって流体室180の圧力が低下することを防止し、十分な切除能力を有する脈流を安定して発生させることができる。
また、図7において、ダイアフラム140は、流体室180の底面(下ケース150によって形成される面)と平行に配置されている。言い換えれば、ダイアフラム140は液体の流れる方向に対して平行に配置されているとも言える。このような構成にすることによって、脈流発生部120の外径をチューブ4の外径と同程度にすることができ、後述するように脈流発生部120を血管等の細管組織に挿入することが可能となる。
また、ダイアフラム140を流体室180の底面と平行に配置することによって、ダイアフラム140が流体室180を形成する面積を大きくすることができる。これにより、ダイアフラム140の変形によって流体室の容積を縮小する量(=流体室の排除体積)を大きくすることができる。例えばダイアフラム140を流体室180の底面と垂直に配置すると、ダイアフラム140が流体室180を形成する面積は脈流発生部120の外径に制限され、ダイアフラム140の変形によって流体室の排除体積を大きくすることができない。
その結果、十分な切除能力を有する脈流を発生させることが難しくなる。その点、実施形態2の構成では、脈流発生部120の外径に制限されることなく、ダイアフラム140の変形によって流体室の排除体積を大きくすることができるため、十分な切除能力を有する脈流を発生させることができ、好ましい。
このように構成される脈流発生部120は、チューブ4に接続される。ここで、脈流発生部120は、血管等の細管組織に挿入して、細管組織内の付着物等を除去することに好適な装置であって、外径は2mm〜5mm程度である。従って、チューブ4の外径は、脈流発生部120の外径とほぼ等しい。しかるに、チューブ4はカテーテルと考えることができる。
このように構成される細い筒状の脈流発生部であっても、前述した実施形態1と同様な効果が得られ、しかも、細管組織内に挿入して、細管組織内壁の付着物の除去に好適な手術器具として有効である。
さらに、細管構造物の管内の洗浄等にも用いることが可能である。
なお、本実施形態では、起動スイッチ25、供給流量切換スイッチ26、駆動制御部15またはポンプ10に配設される。
また、本実施形態における流体噴射装置1の駆動制御は、前述した実施形態1と同じ制御方法によって行うことができる。
(実施形態3)
続いて、実施形態3に係る流体噴射装置について説明する。前述した実施形態1及び実施形態2は、液体をパルス噴射させる構成であるが、実施形態3は連続流噴射であることを特徴とする。
まず、第1実施例について説明する。第1実施例における脈流発生部の構成は、前述した実施形態1及び実施形態2それぞれの脈流発生部21または脈流発生部120と同じ構成を踏襲できるので、実施形態1の構成を例示して説明する。
連続流噴射は、脈流発生部21の流体室80の容積を一定の状態(圧電素子30の駆動停止状態)で維持することで連続流噴射とすることが可能である。
脈流発生部21は、流体室80の容積を一定に維持した場合でも、流路の一部で流路断面積を非常に小さくしたり、長くしたりしているので流路抵抗も高くなり、チューブ4内の圧力が上昇し、チューブ4が膨張する。
そこで、ポンプ10の起動直後に、定常噴射流量を継続するのに必要な第2流量よりも多い第1流量の液体を指定時間だけ供給することにより、いち早く流体噴射部20からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができるため、ポンプ10を起動した後、非常に短時間で安定した連続流噴射を行うことができる。
次に、第2実施例について説明する。図示は省略するが、第2実施例は、チューブ4の先端にノズルを配設して構成されることを特徴とする。ノズルの先端部には流路径が縮小された流体噴射開口部が開口され、ポンプ10から一定の圧力で供給される液体は、流体噴射開口部により高圧となり高速噴射される。
このような構成では、流路長が長いことと、流体噴射開口部は流路径が縮小されているため流路抵抗が増加し、チューブ4の内部圧力が上昇してチューブ4が膨張する。このことにより、ポンプ10を起動した直後には流体噴射流量が減少する。
そこで、第1実施例と同様に、定常噴射流量を継続するのに必要な第2流量よりも多い第1流量の液体を指定時間だけ供給することにより、いち早く流体噴射部20からの流体噴射流量を第2流量に近づけることができるため、ポンプ10を起動した後、非常に短時間で安定した連続流噴射を行うことができる。
なお、前述した各実施形態では、LUT152に制御情報を格納しているが、チューブ4に圧力センサーを配設し、圧力センサーの圧力変化によりチューブ4の膨張を検出して、フィードバック信号に基づきポンプ10からの供給流量を制御する構成とすることができる。
また、供給流量切換スイッチ26をダイヤル式スイッチとし、LUT152(表1)の制御条件(a1〜a6、b4〜b6)を直接選択する構成としてもよい。
また、前述した実施形態1及び実施形態2では、ダイアフラムを圧電素子によって押圧することによって脈流を発生させる構成としたが、これに限らず、脈流を発生させる構成であれば他の形態でも構わない。例えばピストン(プランジャー)を圧電素子を用いて駆動することによって流体室の容積を変化させ、脈流を発生させてもよい。また、流体室内の液体をレーザー誘起によって泡状(バブル)にし、バブルを噴射させることによって脈流を発生するようにしてもよい。
また、前述した各実施形態では、LUTの1例として、指定の流量(定常流量)と、チューブ情報としてチューブ材質、チューブ外径、チューブ長さ、チューブ厚さ(チューブの肉厚)と、定常流量及びチューブ情報とを用いて算出される制御条件として増加流量と、この増加流量を流動する指定時間と、を算出する構成としたが、これに限らず、接続するチューブから増加流量と増加流量を流動する指定時間とを導出できればよい。例えば、チューブ情報として、チューブ材質、チューブ外径、チューブ長さ、チューブ厚さ(チューブの肉厚)の少なくともいずれかが含まれていればよい。
また、前述した各実施形態では、LUTを参照して、入力されたチューブ情報に対応する制御条件(増加流量と増加流量を流動する指定時間)を選択する構成としたが、入力されたチューブ情報に対応する制御条件がLUTに存在しない場合には、LUTとして記憶されている複数のチューブ情報および制御条件から、入力されたチューブ情報に最適と思われる制御条件を公知の補間演算によって求めるようにしてもよい。これにより、入力されたチューブ情報に対応する制御条件がLUTに存在しない場合であっても、適切と思われる制御条件を導出することが可能となる。
また、前述した各実施形態では、チューブ情報をチューブ情報入力手段27によって入力するように構成したが、これに限らず、チューブに貼り付けられたRF−IDやバーコードを読み込むことによってチューブ情報を制御回路151に入力するように構成してもよい。これにより、チューブ情報をユーザーが入力する手間を軽減することができる。
1…流体噴射装置、4…流体供給チューブ、10…流体供給部としてのポンプ、15…駆動制御部、20…流体噴射部、21…脈流発生部、30…容積変更手段としての圧電素子、40…ダイアフラム。

Claims (5)

  1. 流体を噴射する流体噴射部と、
    前記流体噴射部に流体を供給する流体供給部と、
    前記流体噴射部と前記流体供給部とを連通し柔軟性を有する流体供給チューブと、
    前記流体噴射部と前記流体供給部の駆動制御を行う駆動制御部と、が備えられ、
    前記駆動制御部により前記流体供給部を起動させるとともに、前記流体供給部から第1流量の流体を指定時間供給し、前記指定時間経過後、前記流体供給部から前記第1流量よりも少ない第2流量の流体を供給することを特徴とする流体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の流体噴射装置において、
    前記流体噴射部が、流体室と、流体室の容積を変更し流体を脈流に変換する容積変更手段と、を有し、前記流体供給部の起動とともに前記流体噴射部を起動させて前記流体をパルス状に噴射することを特徴とする流体噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の流体噴射装置において、
    前記流体供給チューブの材質、外径、長さ、及び厚さの少なくとも一つを含むチューブ情報と、前記第2流量と、を用いて前記第1流量及び前記指定時間とを決定することを特徴とする流体噴射装置。
  4. 流体を噴射する流体噴射部と、前記流体噴射部に流体を供給する流体供給部と、前記流体噴射部と前記流体供給部とを連通し柔軟性を有する流体供給チューブと、が備えられる流体噴射装置の制御方法であって、
    前記流体供給部を起動させるとともに、前記流体供給部から第1流量の流体を前記流体噴射部に指定時間供給することと、
    前記指定時間経過後、前記流体供給部から前記第1流量よりも少ない第2流量の流体を前記流体噴射部に供給することと、
    を含むことを特徴とする流体噴射装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の流体噴射装置の制御方法において、
    前記流体噴射部が、流体室と、流体室の容積を変更し流体を脈流に変換する容積変更手段と、を有し、前記流体供給部の起動とともに前記流体噴射部を起動させて前記流体をパルス状に噴射させることを特徴とする流体噴射装置の制御方法。
JP2009220278A 2009-09-25 2009-09-25 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法 Active JP5360690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009220278A JP5360690B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009220278A JP5360690B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011067330A JP2011067330A (ja) 2011-04-07
JP5360690B2 true JP5360690B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=44013266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009220278A Active JP5360690B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5360690B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9232959B2 (en) 2007-01-02 2016-01-12 Aquabeam, Llc Multi fluid tissue resection methods and devices
WO2009111736A1 (en) 2008-03-06 2009-09-11 Aquabeam Llc Tissue ablation and cautery with optical energy carried in fluid stream
CN104203078B (zh) 2012-02-29 2018-04-20 普罗赛普特生物机器人公司 自动化图像引导的组织切除和处理
JP6044098B2 (ja) * 2012-04-02 2016-12-14 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置及び液体噴射装置の制御方法
JP6186831B2 (ja) * 2013-04-18 2017-08-30 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5082049B2 (ja) * 2006-09-26 2012-11-28 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011067330A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4952754B2 (ja) 液体噴射装置および手術用メス、液体噴射装置の制御方法
JP4655163B1 (ja) 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法
JP4666094B2 (ja) 脈流発生装置および医療機器、脈流発生装置の制御方法
JP6044098B2 (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の制御方法
US9730723B2 (en) Fluid injection device
JP4788809B2 (ja) 流体噴射方法
JP5360690B2 (ja) 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法
JP2010106748A (ja) 流体噴射システム、流体噴射システムの駆動方法、手術装置
JP2009039383A (ja) 流体噴射装置
JP5862020B2 (ja) 流体噴射装置
JP2010084678A (ja) 流体噴射装置、流体噴射方法および手術装置
JP2015198861A (ja) 流体噴射装置、および、流体噴射方法
JP2010059939A (ja) 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法および手術装置
JP5408324B2 (ja) 流体噴射装置および医療機器
JP2011036681A (ja) 流体噴射装置および医療機器
JP5585713B2 (ja) 流体噴射装置
JP5212440B2 (ja) レーザーパルスメスおよび医療機器
JP5773039B2 (ja) 制御装置、流体噴射装置及び流体噴射方法
JP2011017342A (ja) 脈流発生装置および医療機器、脈流発生装置の制御方法
JP2010053766A (ja) 流体噴射装置、流体噴射手術器具及び流体噴射方法
JP5549489B2 (ja) 流体噴射方法
JP2009108866A (ja) 流体噴射装置
JP6222322B2 (ja) 医療機器
JP2011024706A (ja) 流体噴射装置の駆動方法
JP5773032B2 (ja) 流体噴射装置用制御装置および手術用メス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5360690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350