JP2014184315A - 液体噴射装置用噴射ユニットのブロック、液体噴射装置用噴射ユニットおよび手術機器 - Google Patents

液体噴射装置用噴射ユニットのブロック、液体噴射装置用噴射ユニットおよび手術機器 Download PDF

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Abstract

【課題】供給圧力の変動する液体が供給された場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを回避する。
【解決手段】液体圧送手段を用いて液体室に液体を圧送するとともに、容積変更部に駆動電圧を印加して液体室の容積を減少させることによって、加圧した液体室内の液体を噴射ノズルから噴射する。容積変更部に駆動電圧を印加するに際しては、液体室に圧送される液体の圧力変動が液体の噴射に与える影響を、駆動電圧の電圧波形を変更することによって補償する。こうすれば、たとえ液体室に圧送される液体の圧力が変動した場合でも、液体噴射装置の操作感に悪影響が現れることを抑制することが可能となる。
【選択図】図7

Description

本発明は、加圧した液体を生体組織に向けて噴射することにより、生体組織の切開または切除を行う技術に関する。
水あるいは生理食塩水などの液体を加圧して、噴射ノズルから細くしぼった状態で生体組織などに噴射することで、組織の切開や切除などを行う技術が開発されている(特許文献1)。この技術は、血管などの脈管構造を傷つけることなく臓器などの組織だけを切開することが可能であり、周囲の組織に与える損傷が少ないので、患者の負担を小さくすることが可能である。
また、液体を噴射するに際して、単に噴射ノズルから連続的に噴射するのではなく、パルス状の噴流を断続的に噴射することで、少ない噴射量で生体組織の切開を可能とした技術も提案されている(特許文献2)。この技術では、噴射しようとする液体を小さな液体室に供給した後に、液体室の容積を瞬間的に減少して液体を加圧することで、噴射ノズルからパルス状に液体を噴射している。
ここで、噴射ノズルから液体を噴射するためには、液体室が液体で満たされるように、常に必要十分な量の液体を液体室に供給しておく必要がある。また、供給した液体に気泡が混入していると、液体を噴射するために液体室の容積を減少させても気泡が潰れてしまうので、液体室内の液体を加圧して適切に噴射することができなくなる。このため、パルス状の噴流を噴射する技術では、液体室に液体を供給するためのポンプとして、気泡が発生し易い遠心型のポンプ(例えば、ベーンポンプなど)ではなく、気泡を発生させることなく十分な流量を確保することが可能な容積変更型のポンプ(例えば、ピストンポンプなど)が使用されている。
特開2005−152127号公報 特開2008−082202号公報
しかし、容積変更型のポンプは、液体の供給圧力に変動が生じ易いため、液体噴射装置の操作感が損なわれ易いという問題がある。これは、液体の供給圧力が変動すると、噴射ノズルから噴射される液体の噴射量に変動が生じるため、切開能力が変動したり、あるいは液体を噴射した時に操作者が感じる反力が変動したりするためである。このため、液体をパルス状に噴射する技術では、容積変更型ではありながら圧力変動ができるだけ生じない特殊なポンプの使用を余儀なくされていた。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、供給圧力の変動する液体が供給された場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを回避することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の液体噴射装置は次の構成を採用した。すなわち、
噴射ノズルから液体を噴射する液体噴射装置であって、
噴射しようとする液体が供給されると共に、前記噴射ノズルが接続された液体室と、
前記液体室内に液体を圧送する液体圧送手段と、
印加された駆動電圧に応じて変形することで、前記液体室の容積を変更する容積変更部と、
前記液体室に液体が供給された状態で、前記容積変更部に所定の電圧波形の前記駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と
を備え、
前記液体圧送手段は、前記液体室に圧力変動を伴う状態で液体を圧送する手段であり、
前記駆動電圧印加手段は、前記液体室に圧送される液体の圧力変動が前記液体の噴射に与える影響を、前記駆動電圧の電圧波形を変更することによって補償しながら、前記容積変更部に印加する手段であることを要旨とする。
こうした構成を有する本発明の液体噴射装置においては、液体圧送手段を用いて液体室に液体を圧送するとともに、容積変更部に駆動電圧を印加して液体室の容積を減少させることによって、加圧した液体室内の液体を噴射ノズルから噴射する。そして、容積変更部に駆動電圧を印加するに際しては、液体室に圧送される液体の圧力変動が液体の噴射に与える影響を、駆動電圧の電圧波形を変更することによって補償する。
詳細には後述するが、液体室に圧送される液体の圧力が変動すると、噴射ノズルから噴射される液体の勢いが変動する。一方、容積変更部に印加する駆動電圧の電圧波形を変更することによっても、噴射ノズルから噴射される液体の勢いが変動する。このことから、液体室に圧送される液体の圧力変動による影響を打ち消すように、駆動電圧の電圧波形を変更してやれば、たとえ液体室に圧送される液体の圧力が変動した場合でも、液体噴射装置の操作感に悪影響が現れることを抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の液体噴射装置においては、液体室に圧送される液体の圧力を検出して、検出した液体の圧力に応じて、駆動電圧の電圧波形を変更した後、容積変更部に印加するようにしてもよい。
こうすれば、液体室に圧送される液体の圧力に応じて、容積変更部に印加する駆動電圧の電圧波形を、適切に変更することができる。その結果、液体室に圧送される液体の圧力変動によって、液体噴射装置の操作感が損なわれることを確実に抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の液体噴射装置においては、液体室に圧送される液体の圧力が低くなるほど、駆動電圧の最大電位差が大きくなるように電圧波形を変更して、容積変更部に印加することとしてもよい。
駆動電圧の最大電位差が大きくなるように電圧波形を変更すれば、液体室内の液体の圧力を高めることができるので、液体室内に圧送される液体の圧力低下を補うことができる。その結果、たとえ、液体室に圧送される液体の圧力が低下した場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを抑制することが可能となる。
尚、液体室に圧送される液体の圧力が増加する場合には、圧力が高くなるほど、駆動電圧の最大電位差が小さくなるように電圧波形を変更して、容積変更部に印加すればよい。こうすれば、液体室の容積変更による液体室内の圧力増加を抑制することができるので、液体室内に圧送される液体の圧力増加を補うことができる。その結果、たとえ、液体室に圧送される液体の圧力が増加した場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の液体噴射装置においては、液体室に圧送される液体の圧力が低くなるほど、駆動電圧の電圧上昇速度が増加するように電圧波形を変形して、容積変更部に印加することとしてもよい。
駆動電圧の電圧上昇速度が増加するように電圧波形を変更すれば、液体室内の液体の圧力を高めることができるので、液体室内に圧送される液体の圧力低下を補うことができる。その結果、たとえ、液体室内に圧送される液体の圧力が低下した場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを抑制することが可能となる。
尚、液体室に圧送される液体の圧力が増加する場合には、圧力が高くなるほど、駆動電圧の電圧上昇速度が減少するように電圧波形を変更して、容積変更部に印加すればよい。こうすれば、液体室の容積変更による液体室内の圧力増加を抑制することができるので、液体室内に圧送される液体の圧力増加を補うことができる。その結果、たとえ、液体室に圧送される液体の圧力が増加した場合でも、液体噴射装置の操作感が損なわれることを抑制することが可能となる。
第1実施例の液体噴射装置の大まかな構成を示した説明図である。 噴射ユニットの詳細な構造を示した説明図である。 第1実施例の噴射ユニットが液体を噴射する動作を示した説明図である。 アクチュエーターに駆動電圧が印加されることにより、液体室内の液体が加圧される様子を概念的に示した説明図である。 供給ポンプから圧力変動を含む液体が供給される場合に生じる現象を概念的に示した説明図である。 第1実施例の液体噴射装置がアクチュエーターに印加する駆動電圧波形を変更する様子を示した説明図である。 第1実施例の液体噴射装置が駆動電圧波形に補正係数を乗算することで、供給される液体の圧力変動に起因する操作感の悪化を回避する様子を示した説明図である。 第1実施例の変形例の液体噴射装置が駆動電圧波形を変形する様子を示した説明図である。 第2実施例の液体噴射装置の大まかな構成を示した説明図である。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.第1実施例:
A−1.装置構成:
A−2.液体の噴射動作:
A−3.アクチュエーターの駆動方法:
A−4.第1実施例の変形例:
B.第2実施例:
A.第1実施例 :
A−1.装置構成 :
図1は、第1実施例の液体噴射装置10の大まかな構成を示した説明図である。図示されているように第1実施例の液体噴射装置10は、大きく分けると、パルス状に液体を噴射する噴射ユニット100と、噴射ユニット100から噴射される液体を噴射ユニット100に向けて供給する供給ポンプ300と、噴射ユニット100および供給ポンプ300の動作を制御する制御ユニット200などから構成されている。
噴射ユニット100は、金属製で略長方形形状の前ブロック106に、同じく金属製の後ブロック108を重ねてネジ止めしたような構造となっており、前ブロック106の前面には円管形状の液体通路管104が立設され、液体通路管104の先端には噴射ノズル102が挿着されている。前ブロック106と後ブロック108との合わせ面には、薄い円板形状の液体室110が設けられており、液体室110は、液体通路管104を介して噴射ノズル102に接続されている。また、後ブロック108の内部には、積層型圧電素子によって構成されたアクチュエーター112が設けられており、アクチュエーター112を駆動することによって、液体室110を変形させて、液体室110の容積を変化させることが可能となっている。
供給ポンプ300は、噴射しようとする液体(水、生理食塩水、薬液など)が貯められた液体タンク306から、チューブ302を介して液体を吸い上げた後、チューブ304を介して噴射ユニット100の液体室110内に供給する。供給ポンプ300には、噴射ユニット100の要求に応じて必要十分な分量の液体を供給可能であるとともに、液体中に気泡を混入させないこととが求められている。このため、水車状の部材(ベーンあるいはインペラーと呼ばれる)をケース内部で回転させることで液体を圧送する遠心型のポンプではなく、容積を増減可能な液体室内に液体を吸い込んだ後、その液体室の容積を減少させることで液体を圧送する容積変更型のポンプ(ピストンポンプや、ダイアフラムポンプなど)が用いられる。
第1実施例の液体噴射装置10で用いられている供給ポンプ300は、シリンダー内で2つのピストンを摺動させることによって液体室内の液体を圧送するピストンポンプであるものとする。2つのピストンは、一方が前進している時は他方が後退するといったように、互いに逆位相で摺動するようになっているため、途切れることなく噴射ユニット100に向かって液体を圧送することが可能である。もっとも、2つのピストンを逆位相で摺動させるだけでは、液体を圧送する圧力までは均一にすることができず、従って、噴射ユニット100には圧力変動を伴った状態で、液体が供給されている。
制御ユニット200は、噴射ユニット100に内蔵されたアクチュエーター112や、供給ポンプ300を制御することにより、液体噴射装置10の動作を制御している。また、上述したように、第1実施例の液体噴射装置10では、供給ポンプ300から噴射ユニット100に圧力変動を伴った液体が供給されている。このことと対応して、制御ユニット200には、供給ポンプ300から位相信号が入力されている。位相信号とは、供給ポンプ300内で摺動する一方のピストンが所定位置を通過する度に出力される信号である。噴射ユニット100に供給される液体の圧力変動は、ピストンが往復動することによって発生しているから、ピストンが所定位置を通過する度に出力される位相信号に基づいて、噴射ユニット100に供給される液体の圧力変動の位相を知ることが可能である。詳細には後述するが、第1実施例の液体噴射装置10では、噴射ユニット100に内蔵されたアクチュエーター112の駆動態様を位相信号に基づいて変更しているために、たとえ噴射ユニット100に供給される液体に圧力変動が含まれていた場合でも、液体噴射装置10の操作感が損なわれないようになっている。
図2は、噴射ユニット100の詳細な構造を示した説明図である。図2(a)には、噴射ユニット100の断面を取った分解組立図が示されており、図2(b)には、組み立て後の断面図が示されている。後ブロック108には、前ブロック106と合わさる面のほぼ中央に、大きな円形の浅い凹部108cが形成されており、凹部108cの中央位置には、後ブロック108を貫通して円形断面の貫通穴108hが形成されている。
凹部108cの底部には、貫通穴108hを塞ぐような状態で金属製の薄いダイアフラム114が設けられ、ダイアフラム114の周縁部は、ロウ付けあるいは拡散接合などの手法によって、凹部108cの底部に対して気密に固着されている。更に、ダイアフラム114の上からは、円環形状をした金属製の補強板120が、凹部108cに緩く嵌め込まれるようになっている。そして、補強板120の板厚は、ダイアフラム114の上から補強板120を嵌めた時に、凹部108cが形成された後ブロック108の端面と、補強板120の端面とが面位置となるような厚さに設定されている。
ダイアフラム114によって一端側が塞がれた貫通穴108hには、アクチュエーター112(第1実施例では積層型圧電素子)が収容され、アクチュエーター112の後側では、円板形状で金属製の底板118によって貫通穴108hが塞がれている。また、アクチュエーター112とダイアフラム114との間には、円形で金属製のシム116が収納される。そして、後ブロック108の貫通穴108hにアクチュエーター112を収納して、底板118で貫通穴108hを塞いだ時に、ダイアフラム114と、シム116と、アクチュエーター112と、底板118とがちょうど接した状態となるように、シム116の厚さが選択されている。
前ブロック106には、後ブロック108と合わさる側の面に、円形の浅い凹部106cが形成されている。この凹部106cの内径は、後ブロック108に嵌め込まれた補強板120の内径とほぼ同じ大きさに設定されている。そして、前ブロック106と後ブロック108とを合わせてネジ止めした時に、後ブロック108側に設けられたダイアフラム114および補強板120の内周面と、前ブロック106に設けられた凹部106cとによって、略円板形状の液体室110が形成されるようになっている。
また、前ブロック106には、前ブロック106の側方から液体室110に液体を供給するための供給通路106iが設けられている。更に、凹部106cの中央位置には、液体室110で加圧された液体が通過する細径の噴射通路106oが貫通している。この噴射通路106oが開口する部分には、液体通路管104が内径部分で挿着されている。そして、その液体通路管104の先端には噴射ノズル102が挿着されている。従って、液体室110から噴射される液体の通路は、噴射通路106oを通って液体通路管104に出ると通路断面積が広くなり、液体通路管104の先端の噴射ノズル102の部分で再び断面積が狭くなるようになっている。
図2(b)には、噴射ユニット100を組み立てた状態での断面図が示されている。図示されているように、補強板120の端面は後ブロック108の端面とちょうど面位置になっており、この面に前ブロック106を合わせることで、前ブロック106と後ブロック108との間に液体室110が形成されている。また、後ブロック108の貫通穴108hに、シム116およびアクチュエーター112を収納して底板118を取り付けると、ダイアフラム114と、シム116と、アクチュエーター112と、底板118とがちょうど接する状態となっている。
A−2.液体の噴射動作 :
図3は、第1実施例の噴射ユニット100が液体を噴射する動作を示した説明図である。図3(a)は、供給ポンプ300を駆動しているが、アクチュエーター112は駆動していない状態(駆動電圧を印加する前の状態)を表している。この状態では、図中に太い破線の矢印で示されるように、供給ポンプ300によって供給された液体で液体室110が満たされる。図中では、液体室110に斜線を付すことによって、液体室110が液体で満たされていることを表している。
続いて、駆動電圧を印加することにより、アクチュエーター112を駆動する。すると、アクチュエーター112は伸長する方向に変形し、ダイアフラム114を変形させて、液体室110の容積を減少させようとする。その結果、液体室110の液体が加圧されて、噴射通路106oおよび液体通路管104を介して、噴射ノズル102から噴射される。このとき噴射される液体の体積は、アクチュエーター112の変形によって生じた液体室110の容積減少分とほぼ等しくなる。
尚、液体室110には、噴射通路106oだけでなく、供給通路106iも接続されている。従って、液体室110で加圧された液体は、噴射通路106oからだけでなく、供給通路106iからも流出しようとするものと考えられる。しかし実際には、液体室110で加圧された液体は、専ら噴射通路106oから流出し、供給通路106iから流出することはない。これは、次のような理由による。先ず、供給通路106i内の液体は液体室110内に流入しようとしているので、液体室110で加圧された液体が供給通路106iから流出するためには、供給通路106i内の液体の流れを押し戻す必要がある。加えて、供給通路106i内の液体は、後方から供給ポンプ300によって圧送されているので、この圧力にも打ち勝つ必要がある。これに対して、噴射通路106oでは、液体室110からの流出を妨げるような液体の流れは存在せず、しかも供給ポンプ300が液体を圧送する圧力も、液体室110からの流出を妨げる方向には作用しない。このため、液体室110で加圧された液体は、供給通路106iではなく、専ら噴射通路106oから流出する。加えて、噴射通路106oと供給通路106iの断面積や長さを調整することで、噴射通路106oよりも供給通路106iのイナータンスを大きくして、液体室110で加圧された液体が噴射通路106oから流出し易くなる方向に作用させることができる。例えば、噴射通路106oを出た部分で液体の通路の断面積(すなわち、液体通路管104の断面積)を供給流路106iの断面積よりも大きく形成したり、噴射通路106oの長さを供給通路106iの長さよりも短く形成したりすることによって、噴射通路106oよりも供給流路106iのイナータンスを大きくすることができる。これらの理由から、液体室110で加圧された液体は、専ら噴射通路106oから流出し、供給通路106iから流出することはない。
図3(b)には、アクチュエーター112に駆動電圧を印加することで、アクチュエーター112が変形して、液体室110の容積を減少させる結果、押し出された分の液体が噴射ノズル102からパルス状に噴射される様子が示されている。
こうしてパルス状の液体を噴射したら、アクチュエーター112に印加した電圧を取り除く。すると、変形していたアクチュエーター112が元の長さに復元し、それに伴って減少していた液体室110の容積が元の容積に復元する。その動きと共に、供給ポンプ300から液体室110に液体が供給される結果、図3(a)に示したアクチュエーター112を駆動する前の状態に復帰する。そして、この状態から再びアクチュエーター112に駆動電圧を印加すると、図3(b)に示したようにアクチュエーター112が変形して、液体室110から押し出された分の液体が、噴射ノズル102からパルス状に噴射される。このように、第1実施例の液体噴射装置10では、アクチュエーター112に駆動電圧を印加する度に、噴射ノズル102からパルス状の液体を噴射することが可能となっている。
図4は、アクチュエーター112に駆動電圧が印加されることにより、液体室110内の液体が加圧される様子を概念的に示した説明図である。尚、図4は、アクチュエーター112による加減圧分のみであるため、供給ポンプ300から液体室110に液体が供給される際の圧力は含まれていない。図の上段には、アクチュエーター112に印加される駆動電圧波形が示されており、図の下段には、アクチュエーター112によって液体室110が変形することで、液体室110内の圧力が変化する様子が概念的に示されている。第1実施例では、アクチュエーター112に印加される電圧が上昇すると、アクチュエーター112が伸びる方向に変形して液体室110の容積が減少し、逆に、印加される電圧が低下すると、液体室110の容積が増加するようになっている。
図4中に示した駆動電圧波形では、実線で示した部分では液体室110が圧縮され、破線で示した部分では液体室110が拡大されている。そして、液体室110が圧縮される部分(駆動電圧波形が実線で示された部分)では、液体室110内の液体が加圧され、その結果、噴射ノズル102から液体が噴出することになる。その後、液体室110の容積が元に戻る部分(駆動電圧波形が破線で示された部分)では、液体室110の圧力が低下し、その結果、供給通路106iから液体室110内に液体が供給される。ここで、供給ポンプ300から供給される液体の圧力が変動していると、以下のような事態が発生する。
図5は、供給ポンプ300が噴射ユニット100に向かって供給する液体に圧力変動が含まれていた場合に生じる現象を概念的に示した説明図である。例えば、供給ポンプ300の出口部分での液体圧力が、図5(a)に示したように周期T1で変動していたものとする。この圧力変動は、供給ポンプ300と噴射ユニット100との間を接続するチューブ304の部分で、若干の時間遅れDが発生すると共に、圧力振幅も僅かに減少する結果、図5(b)のように圧力が変動した状態で、噴射ユニット100の液体室110に供給される。従って、アクチュエーター112を駆動しない状態では、液体室110内の圧力は、図5(b)に示すような状態で変動することになる。
この状態から、図4に示した駆動電圧波形を用いてアクチュエーター112を駆動する。すると、アクチュエーター112によって液体室110が圧縮あるいは拡大する動きに応じて、液体室110内の圧力が増加あるいは減少する。その結果、例えば、周期T2の駆動電圧波形をアクチュエーター112に印加すると、液体室110内の圧力は、図5(c)に示したように、周期T1で変化する長周期の変動に、周期T2で変化する短周期の変動が重畳したような状態で変動することになる。
図5(c)に示すような状態で液体室110内の圧力が変動すると、以下のように液体噴射装置10の操作感が損なわれてしまう。先ず、噴射ノズル102からは、周期T2の間隔でパルス状に液体が噴射されるが、パルス毎に、液体が噴射される勢いが変動する。このため、生物組織の切開能力も変動し、その結果、組織を切り過ぎてしまったり、逆に切り方が足らなかったりする事態が発生する。また、噴射ノズル102の外側は大気圧で一定であるから、液体室110内の圧力が変動すると、それに伴って噴射ノズル102から噴射される液体の流量も変動する。そして、噴射流量の変動も、切開能力の変動を引き起こす。
加えて、噴射ノズル102から液体を噴射すると、その反力が噴射ユニット100に伝わることから、噴射ノズル102から噴射する液体の勢いが変動すると、噴射ユニット100を保持しておくために要する力も変動し、その結果、液体噴射装置10の操作者が噴射ユニット100を同じ位置で保持しておくことが困難となる。以上のような理由から、供給ポンプ300の圧送圧力が変動すると液体噴射装置10の操作感が損なわれてしまう。そこで、第1実施例の液体噴射装置10では、供給ポンプ300から供給される液体の圧力に応じて、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形を変更することで、たとえ供給ポンプ300からの液体に圧力変動が存在する場合でも、液体噴射装置10の操作感が損なわれることを回避可能としている。
A−3.アクチュエーターの駆動方法 :
図6は、第1実施例の液体噴射装置10がアクチュエーター112に印加する駆動電圧波形を変更する様子を示した説明図である。第1実施例では、標準として記憶されている駆動電圧波形に補正係数を乗算することによって、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形を変更する。例えば、図6の上段に示した駆動電圧波形のうち、左端に示した駆動電圧波形は補正係数「1」を乗算した波形(すなわち、標準の駆動電圧波形)であり、中央に示した駆動電圧波形は補正係数「1.2」を乗算した波形であり、右端に示した波形は補正係数「1.4」を乗算した駆動電圧波形である。
また、図6の下段には、それぞれの駆動電圧波形によって液体室110内の圧力が変動する様子が示されている。図示されているように、補正係数が大きくなるほど(駆動電圧波形の最大電圧が大きくなるほど)、液体室110内に発生する圧力のピーク値も大きくなる。逆に、補正係数が小さくなると、液体室110内に発生する圧力のピーク値も小さくなる。第1実施例の液体噴射装置10では、このように、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形に補正係数を乗算することで、供給ポンプ300からの液体の圧力変動に起因して液体噴射装置10の操作感が損なわれることを回避している。
図7は、第1実施例の液体噴射装置10が、駆動電圧波形に補正係数を乗算することで、供給ポンプ300からの液体供給圧力の変動による操作感の悪化を回避する様子を示した説明図である。例えば、供給ポンプ300が液体を圧送する際の圧力が、図7(a)に示すように変動していた場合、標準の(補正係数を乗算しない)駆動電圧波形を用いてアクチュエーター112を駆動すると、液体室110内の圧力は、図7(b)に示すように変動する。その結果、図5を用いて前述したように、液体噴射装置10の操作感が損なわれることになる。
そこで、液体室110に供給される液体の圧力が低下している部分では、駆動電圧波形に「1」よりも大きな補正係数を乗算した後、アクチュエーター112に印加することで、図7(c)に示されるように、液体室110内の圧力のピーク値がほぼ同じ値となるようにする。図5を用いて前述したように、液体室110に供給される液体の圧力変動は、供給ポンプ300が圧送する液体の圧力変動に対して、位相の遅れや、振幅の減衰などが生じているが、これらは、供給ポンプ300と噴射ユニット100とを接続するチューブ304の長さやチューブ304の剛性などによってほぼ決まるので、予め調べておくことができる。また、供給ポンプ300から位相信号が出力された後、供給ポンプ300が液体を圧送する圧力がどのように変化するかも、予め調べておくことができる。従って、位相信号を受け取った時点からの経過時間に応じて、適切な補正係数を予め設定しておくことで、図7(c)に示されるように、液体室110内の圧力のピーク値がほぼ同じ値となるようにすることができる。
尚、図5では、チューブ304で発生する時間遅れDの大きさを誇張して表示しているが、実際の時間遅れDはそれほど大きいものではない。従って、簡便には、時間遅れDの影響は無視して、チューブ304による圧力変動の減衰のみを考慮して、補正係数を設定しておいても良い。また、図7(c)では、一定の周期でパルス状に液体が噴射されているものとしているが、以上の説明から明らかなように、一定の周期で液体を噴射する場合に限らず、任意のタイミングで液体を噴射する場合でも、それぞれのパルスのピーク値をほぼ同じ圧力にすることが可能である。
こうして、駆動電圧波形に補正係数を乗算することで、噴射ノズル102から噴射される液体の勢いをほぼ同じにしておけば、液体噴射装置10の切開能力をほぼ一定に保つことができる。また、毎回のパルスで噴射される液体の流量もほぼ一定に保っておくこともできる。更に、噴射ノズル102から液体を噴射した時に噴射ユニット100が受ける反力も、ほぼ一定に保っておくことができる。このため、たとえ、供給ポンプ300から圧送される液体の圧力が変動していても、液体噴射装置10の操作感が損なわれてしまうことを回避することが可能となる。尚、本実施例の波形は一例であって、矩形波や三角波など、他の波形に変更することが可能である。
A−4.第1実施例の変形例 :
上述した第1実施例では、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形に補正係数を乗算して、駆動電圧波形の相似形状を保ったまま変形(すなわち拡大あるいは縮小)することによって、供給ポンプ300からの圧力変動の影響を補償するものとして説明した。しかし、駆動電圧波形を非相似な形状に変形することによって、供給ポンプ300からの圧力変動の影響を補償するようにしても良い。以下では、このような第1実施例の変形例について説明する。
第1実施例の変形例では、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形を、電圧値が増加する部分(電圧増加部分)と、電圧値が減少する部分(電圧減少部分)とに分けて記憶する。そして、電圧増加部分の出力に要する時間を変更することによって、アクチュエーター112に印加する駆動電圧波形を変形する。例えば、標準として記憶されている駆動電圧波形は、時間taかけて電圧増加部分が出力され後、時間tbかけて電圧減少部分が出力される電圧波形であったとすると、電圧増加部分の出力に要する時間を短縮したり、あるいは延長したりすることによって駆動電圧波形を変形するのである。もちろん、電圧増加部分の時間taを変更することに併せて、電圧減少部分の時間tbを変更しても良い。
図8は、第1実施例の変形例の液体噴射装置10が駆動電圧波形を変形する様子を示した説明図である。図8の上段に示した3つの駆動電圧波形の中で、左側に示した電圧波形は、標準として記憶されている駆動電圧波形である。また、中央に示した駆動電圧波形は、電圧増加部の出力に要する時間を、標準の時間taから時間tc(=0.8×ta)に短縮した電圧波形である。更に、右側に示した駆動電圧波形は、電圧増加部の時間を時間td(=0.6×ta)に短縮した電圧波形である。
このように電圧増加部の出力に要する時間を短縮するに従って、アクチュエーター112に印加される電圧値は急激に増加するのでアクチュエーター112が急激に変形し、液体室110の容積を急激に減少させる。その結果、液体室110内の液体に加わる圧力のピーク値が大きくなる。図8の下段には、駆動電圧波形の電圧増加部の時間が短くなるにつれて、液体室110内の圧力のピーク値が増加する様子が示されている。尚、図8では、電圧増加部の出力に要する時間を短縮する場合のみが示されているが、電圧増加部の出力に要する時間を延長した場合には、液体室110内の圧力のピーク値が減少することになる。従って、前述した第1実施例の液体噴射装置10では、供給ポンプ300からの位相信号を基準として定めた補正係数を乗算することによって駆動電圧波形を変形したが、これと同様に、第1実施例の変形例の液体噴射装置10では、電圧増加部の出力に要する時間を、位相信号を基準として短縮(あるいは延長)して駆動電圧波形を変形することによっても、供給ポンプ300から供給される液体の圧力変動の影響で操作感が損なわれることを回避することが可能となる。尚、本実施例の波形は一例であって、三角波やのこぎり波などの他の波形に変更することが可能である。
B.第2実施例 :
上述した第1実施例の液体噴射装置10では、供給ポンプ300からの位相信号に基づいて駆動電圧波形を変形した後、その駆動電圧波形をアクチュエーター112に印加するものとして説明した。しかし、供給ポンプ300からの位相信号を受け取る代わりに、液体室110に供給される液体の圧力変動を検出して、検出した圧力に応じて駆動電圧波形を変形することにより、圧力変動の影響を補償することとしてもよい。
図9は、第2実施例の液体噴射装置10の大まかな構成を示した説明図である。尚、第2実施例の液体噴射装置10の構成のうち、前述した第1実施例の液体噴射装置10と同じ構成については同様の番号を符番することとして、詳細な説明は省略するものとする。
図9に示されるように、第2実施例の液体噴射装置10では、供給ポンプ300から制御ユニット200に向かって位相信号が出力されておらず、その代わりに、噴射ユニット100に圧力センサー150が設けられており、供給ポンプ300から供給される液体の圧力を、液体室110の入口付近で検出している。そして、検出された圧力が、標準の圧力よりも低い場合には、アクチュエーター112の駆動電圧波形に「1」よりも大きな補正係数を乗算し(あるいは、電圧増加部の所用時間を短縮し)、標準の圧力よりも高い場合には「1」よりも小さな補正係数を乗算(あるいは、電圧増加部の所用時間を延長)する。こうすれば、検出された液体の圧力に応じて、適切な値の補正係数を乗算し、あるいは適切な割合で電圧増加部の所要時間を短縮(または延長)することで、供給ポンプ300から供給される液体の圧力変動の影響で操作感が損なわれることを回避することが可能となる。
また、上述した第2実施例の液体噴射装置10では、液体室110に供給される液体の圧力が、何らかの理由で不規則に変動した場合でも、検出した圧力に応じて駆動電圧波形を変形することで、圧力変動によって液体噴射装置10の操作感が損なわれてしまうことを回避することが可能となる。
以上、各種実施例の液体噴射装置について説明したが、本発明は上記すべての実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
10…液体噴射装置、100…噴射ユニット、102…噴射ノズル、104…液体通路管、106…前ブロック、106c…凹部、106i…供給通路、106o…噴射通路、108…後ブロック、108c…凹部、108h…貫通穴、110…液体室、112…アクチュエーター、114…ダイアフラム、116…シム、118…底板、120…補強板、200…制御ユニット、300…供給ポンプ、302…チューブ、304…チューブ、306…液体タンク。

Claims (4)

  1. 噴射ノズルから液体を噴射する液体噴射装置であって、
    噴射しようとする液体が供給されると共に、前記噴射ノズルが接続された液体室と、
    前記液体室内に液体を圧送する液体圧送手段と、
    印加された駆動電圧に応じて変形することで、前記液体室の容積を変更する容積変更部と、
    前記液体室に液体が供給された状態で、前記容積変更部に所定の電圧波形の前記駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と
    を備え、
    前記液体圧送手段は、前記液体室に圧力変動を伴う状態で液体を圧送する手段であり、
    前記駆動電圧印加手段は、前記液体室に圧送される液体の圧力変動が前記液体の噴射に与える影響を、前記駆動電圧の電圧波形を変更することによって補償しながら、前記容積変更部に印加する手段である液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
    前記液体室に圧送される液体の圧力を検出する液体圧力検出手段を備え、
    前記駆動電圧印加手段は、前記検出された液体の圧力に応じて、前記駆動電圧の電圧波形を変更した後、前記容積変更部に印加する手段である液体噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置であって、
    前記駆動電圧印加手段は、前記液体室に圧送される液体の圧力が低くなるほど、前記駆動電圧の最大電位差が大きくなるように電圧波形を変更した後、前記容積変更部に印加する手段である液体噴射装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置であって、
    前記駆動電圧印加手段は、前記液体室に圧送される液体の圧力が低くなるほど、前記駆動電圧の電圧変化速度が増加するように電圧波形を変更した後、前記容積変更部に印加する手段である液体噴射装置。
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