JP5867224B2 - 有機el装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、有機EL装置および電子機器に関する。
有機EL(Electro Luminescence)装置は、陽極と、発光層を含む有機機能層と、陰極とが積層された構成を有している。有機EL装置では、陽極と陰極との間に流れる電流量に応じた輝度で、有機機能層の発光層が発光する。有機EL装置において、射出する光の色再現性を向上させるため、光共振構造を備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の有機EL装置では、陽極上に画素の領域を区画する開口部を有する隔壁が設けられ、陽極と隔壁とを覆うように有機機能層と陰極とが積層されている。そして、陽極の有機機能層とは反対側に反射層が設けられ、有機機能層から発せられる光が反射層と陰極との間で往復して所定の共振波長で共振する。各画素では、共振波長が射出される所定の色の光に対応するように、例えば、陽極の層厚を異ならせることにより、光学的距離(光路長)が最適化される。
特開2009−129604号公報
しかしながら、開口部で区画された一つの画素の領域内において、周縁の部分では有機機能層と陰極とが隔壁の傾斜面に沿って斜めに形成されるため、光学的距離が最適な値からずれ共振波長が異なってしまう。そのため、他の画素の発光色(例えば、赤色や緑色)よりも波長が短い発光色(例えば、青色)を射出する画素では、画素の領域の周縁部分における発光色が内側部分の所定の発光色とは異なってしまうという課題がある。
また、波長が短い光を発する画素において、発光の輝度が高い(陽極と陰極との間に流れる電流が大きい)状態に比べて発光の輝度が低い(陽極と陰極との間に流れる電流が小さい)状態では、所定の色の発光に対する所定外の色の発光の比率が大きくなり、色の純度が著しく低下する。つまり、表示品質が著しく低下するという課題がある。
本発明の態様は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る有機EL装置は、光共振構造を有する有機EL装置であって、第1の波長帯域の光を射出する第1の画素と、前記第1の波長帯域よりも波長が短い第2の波長帯域の光を射出する第2の画素と、前記第1の画素の領域を区画する第1の開口部、および前記第2の画素の領域を区画する第2の開口部を有する絶縁膜と、を備え、前記第2の開口部の面積は、前記第1の開口部の面積よりも小さいことを特徴とする。
この構成によれば、第2の画素の領域の面積が第1の画素の領域の面積よりも小さいので、第2の画素における単位面積当たりの電流を大きくして発光の輝度を高くしても、第1の画素全体の輝度に対して第2の画素全体の輝度が高くなり過ぎないようにすることができる。したがって、例えば、第1の画素が赤色や緑色の光を射出し、第2の画素が赤色や緑色よりも波長が短い青色の光を射出する場合、第1の画素の輝度と第2の画素の輝度とのバランスを維持しつつ、第2の画素の単位面積当たりの発光輝度を高くし、第2の画素における所定の発光色(青色)に対する周縁部の異なる発光色(緑色)の比率を小さくして色の混在を抑えることができる。これにより、第2の画素における発光色(青色)の純度を高めることができるので、有機EL装置の表示品質を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記第2の開口部の面積に対する前記第2の開口部の周長の比は、前記第1の開口部の面積に対する前記第1の開口部の周長の比よりも小さいことが好ましい。
この構成によれば、第2の画素の領域の面積に対する周長(周囲の長さ)の比が第1の画素の領域の面積に対する周長の比よりも小さいので、第2の画素では第1の画素よりも周縁部の比率を小さくすることができる。したがって、第2の画素において所定の発光色(青色)に対する周縁部の異なる発光色(緑色)の比率をより小さく抑えることができる。
[適用例3]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記第2の開口部の形状は正方形であり、前記第1の開口部の形状は長方形であることが好ましい。
この構成によれば、正方形である第2の画素の領域の面積に対する周長の比は、長方形である第1の画素の領域の面積に対する周長の比よりも小さいので、第2の画素において所定の発光色(青色)に対する周縁部の異なる発光色(緑色)の比率をより小さく抑えることができる。
[適用例4]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記第1の開口部の形状および前記第2の開口部の形状はともに多角形であり、前記第2の開口部の前記多角形の角数は前記第1の開口部の前記多角形の角数よりも多いことが好ましい。
この構成によれば、第1の画素よりも角数が多い多角形である第2の画素の領域の面積に対する周長の比は、第1の画素の領域の面積に対する周長の比よりも小さいので、第2の画素において所定の発光色(青色)に対する周縁部の異なる発光色(緑色)の比率をより小さく抑えることができる。
[適用例5]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記第2の開口部の形状は円または楕円であり、前記第1の開口部の形状は多角形であることが好ましい。
この構成によれば、円または楕円である第2の画素の領域の面積に対する周長の比は、多角形である第1の画素の領域の面積に対する周長の比よりも小さいので、第2の画素において所定の発光色(青色)に対する周縁部の異なる発光色(緑色)の比率をより小さく抑えることができる。
[適用例6]本適用例に係る電子機器は、上記に記載の有機EL装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、発光色の純度が高められた有機EL装置を備えているので、表示品質を向上させることが可能な電子機器を提供することができる。
第1の実施形態に係る有機EL装置の電気的な構成を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る有機EL装置の構成を示す模式平面図。 第1の実施形態に係る有機EL装置の構造を示す模式図。 有機EL装置を備えた電子機器の一例としてスマートフォンを示す模式図。 第2の実施形態に係る有機EL装置のサブ画素の領域の形状を示す模式平面図。 従来の有機EL装置の構造の一例を示す模式図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。また、説明に必要な構成要素以外は図示を省略する場合がある。
なお、以下の形態において、例えば「基板上に」と記載された場合、基板の上に接するように配置される場合、または基板の上に他の構成物を介して配置される場合、または基板の上に一部が接するように配置され、一部が他の構成物を介して配置される場合を表すものとする。
(第1の実施形態)
<有機EL装置>
まず、第1の実施形態に係る有機EL装置の構成について図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る有機EL装置の電気的な構成を示す等価回路図である。図2は、第1の実施形態に係る有機EL装置の構成を示す模式平面図である。
図1に示すように、有機EL装置1は、スイッチング素子としてトランジスターを用いたアクティブマトリクス型の有機EL装置である。トランジスターとしては、薄膜半導体層を用いた薄膜トランジスター(Thin Film Transistor、以下、TFTと呼ぶ)であってもよいし、半導体基板自体にチャネルが形成されるトランジスターであってもよい。有機EL装置1は、基板10と、基板10上に設けられた走査線16と、走査線16に対して交差する方向に延びる信号線17と、信号線17に並列に延びる電源線18とを備えている。
信号線17には、シフトレジスター、レベルシフター、ビデオライン、およびアナログスイッチを備えたデータ線駆動回路14が接続されている。また、走査線16には、シフトレジスターおよびレベルシフターを備えた走査線駆動回路15が接続されている。
走査線16と信号線17とによりサブ画素2の領域が区画されている。サブ画素2は、有機EL装置1の表示の最小単位であり、例えば、走査線16の延在方向と信号線17の延在方向とに沿ってマトリックス状に配列されている。各サブ画素2には、スイッチング用トランジスター11と、駆動用トランジスター12と、保持容量13と、陽極24と、陰極32と、有機機能層30とが設けられている。
有機機能層30は、例えば、順に積層された正孔輸送層と発光層と電子輸送層とで構成されている。陽極24と、陰極32と、有機機能層30とによって有機EL素子8が構成される。有機EL素子8では、正孔輸送層から注入される正孔と、電子輸送層から注入される電子とが発光層で再結合することにより発光が得られる。
有機EL装置1では、走査線16が駆動されてスイッチング用トランジスター11がオン状態になると、信号線17を介して供給される画像信号が保持容量13に保持され、保持容量13の状態に応じて駆動用トランジスター12のソースとドレインの間の導通状態が決まる。そして、駆動用トランジスター12を介して電源線18に電気的に接続したとき、電源線18から陽極24に駆動電流が流れ、さらに有機機能層30を通じて陰極32に電流が流れる。
この駆動電流は、駆動用トランジスター12のソースとドレインの間の導通状態に応じたレベルとなる。このとき、駆動用トランジスター12のソースとドレインとの間の導通状態、すなわち、駆動用トランジスター12のチャネルの導通状態は、駆動用トランジスター12のゲートの電位により制御される。そして、有機機能層30の発光層は、陽極24と陰極32との間に流れる電流量に応じた輝度で発光する。言い換えると、有機EL素子8の発光状態を駆動用トランジスター12により制御するとき、駆動用トランジスター12のソース及びドレインのいずれか一方が電源線18に電気的に接続され、駆動用トランジスター12のソース及びドレインのいずれか他方が有機EL素子8に電気的に接続される。
図2に示すように、有機EL装置1は、基板10上に、略矩形の平面形状を有する発光領域4を備えている。発光領域4は、有機EL装置1において、実質的に発光に寄与する領域である。有機EL装置1は、発光領域4の周囲に、実質的に発光に寄与しないダミー領域を備えていてもよい。発光領域4には、サブ画素2(第1の画素および第2の画素を含む)がマトリックス状に配列されている。サブ画素2は、例えば略矩形の平面形状を有している。サブ画素2の矩形形状の4つの角は丸く形成されていてもよい。この場合、サブ画素2の平面形状は、4つの辺と4隅に対応する湾曲部から構成されてもよい。
本実施形態に係る有機EL装置1は、第1の波長帯域としての赤色(R)の波長帯域および緑色の(G)波長帯域と、第1の波長帯域よりも波長が短い第2の波長帯域としての青色(B)波長帯域と、を含む3つの波長帯域の光を射出する。以下では、赤色、緑色、青色を、それぞれR、G、Bと記す。有機EL装置1は、光共振構造を有している。
また、本実施形態に係る有機EL装置1は、Rの波長帯域の光を射出するサブ画素2R(第1の画素)と、Gの波長帯域の光を射出するサブ画素2G(第1の画素)と、Bの波長帯域の光を射出するサブ画素2B(第2の画素)とを有している。サブ画素2R,2G,2Bに対応して、有機EL素子8R,8G,8Bが設けられている。以下では、対応する色を区別しない場合には、それぞれ単にサブ画素2、有機EL素子8と記す。
発光領域4の周囲には、2つの走査線駆動回路15と検査回路19とが配置されている。検査回路19は、有機EL装置1の作動状況を検査するための回路である。基板10の外周部には、陰極用配線33が配置されている。また、基板10の一辺側には、フレキシブル基板20が設けられている。フレキシブル基板20は、各配線と接続された駆動用IC21を備えている。
本実施形態に係る有機EL装置1では、画像を形成する際の一つの単位がサブ画素2R,2G,2Bの画素群により構成され、それぞれの単位においてサブ画素2R,2G,2Bのそれぞれの輝度を適宜変えることで、種々の色の光を射出することができる。これにより、有機EL装置1は、フルカラー表示またはフルカラー発光が可能である。
続いて、第1の実施形態に係る有機EL装置の構造について図3を参照して説明する。図3は、第1の実施形態に係る有機EL装置の構造を示す模式図である。詳しくは、図3(a)は有機EL装置のサブ画素を示す模式平面図であり、図3(b)は図3(a)に示す有機EL装置のA−A’線に沿う模式断面図である。
図3(b)に示すように、有機EL装置1は、基板10上に、反射層22と、保護層26と、陽極24と、絶縁膜28と、有機機能層30と、陰極32と、封止層44と、カラーフィルター基板40とを備えている。有機EL装置1は、有機機能層30から発した光がカラーフィルター基板40側に射出されるトップエミッション型である。
なお、本明細書では、図3(b)における有機EL装置1のカラーフィルター基板40側を上方と呼ぶ。また、本明細書では、有機EL装置1のカラーフィルター基板40側表面の法線方向から見ることを「平面視」と呼ぶ。図3(a)は、カラーフィルター基板40を省略した状態で有機EL装置1を平面視した図である。
基板10は、有機EL装置1がトップエミッション型であることから、基材に透光性材料および不透光性材料のいずれを用いてもよい。透光性材料としては、例えば、ガラス、石英、樹脂(プラスチック、プラスチックフィルム)等があげられる。不透光性材料としては、例えば、アルミナ等のセラミックス、ステンレススチール等の金属シートに表面酸化等の絶縁処理を施したもの、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、およびそのフィルム(プラスチックフィルム)等があげられる。また、基板10としてガラス、石英、樹脂(プラスチック、プラスチックフィルム、セラミックス等としたが、シリコンなどの半導体基板であってもよいし、SOI基板であってもよい。
図3(b)では図示を省略するが、基板10には、サブ画素2(2R,2G,2B)毎に、半導体膜とゲート絶縁層とゲート電極とドレイン電極とソース電極とを備えた駆動用トランジスター12(図1参照)が設けられている。基板10は、例えば二酸化珪素(SiO2)等からなる絶縁層や平坦化層等で覆われていてもよい。
基板10上には、反射層22が設けられている。反射層22は、例えば、アルミニウムや銀、またはアルミニウムや銀を主成分とする合金等の光反射性を有する材料によって形成される。
保護層26は、基板10と反射層22とを覆うように設けられている。保護層26の上面は、平坦化されている。保護層26は、例えば、二酸化珪素(SiO2)、窒化珪素(SiN)、酸化窒化珪素(SiON)等の無機絶縁膜によって形成されている。保護層26は、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等の有機樹脂によって形成されてもよい。
陽極24(24R,24G,24B)は、保護層26上に設けられている。陽極24R,24G,24Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置されている。陽極24R,24G,24Bの層厚は、後述する光共振構造の光学的距離(光路長)を調整するため互いに異なっており、陽極24B,24G,24Rの順に厚くなっている。陽極24は、透光性を有する導電材料からなり、例えば、ITO(indium tin oxide)やZnO2で形成される。
絶縁膜28は、保護層26上に設けられている。絶縁膜28の断面は、傾斜面を有する台形状である。絶縁膜28は、第1の開口部および第2の開口部を含む開口部29(29R,29G,29B)を有している。絶縁膜28は、開口部29(29R,29G,29B)の周囲に沿って陽極24(24B,24G,24R)の周縁部に所定幅で乗り上げるように形成されている(図3(a)に斜線で示す)。絶縁膜28は、例えば、二酸化珪素(SiO2)等の無機絶縁材料で形成されている。絶縁膜28は、アクリル樹脂等の樹脂で形成されていてもよい。
開口部29R,29G,29Bは、サブ画素2R,2G,2Bの各領域を区画している。開口部29R,29G,29B内、すなわちサブ画素2R,2G,2Bの領域内では、陽極24B,24G,24Rから有機機能層30を通じて陰極32に電流が流れて有機機能層30が発光する。一方、開口部29R,29G,29B以外の領域では、陽極24B,24G,24Rと陰極32との間が絶縁膜28で絶縁されているので電流が流れない。
本実施形態に係る有機EL装置1では、開口部29R,29Gが第1の開口部に相当し、開口部29Bが第2の開口部に相当する。開口部29Bの面積は、開口部29R,29Gの面積よりも小さい。つまり、サブ画素2Bの領域は、サブ画素2R,2Gの領域よりも小さい。この理由については、後で詳述する。
有機機能層30は、陽極24(24B,24G,24R)と絶縁膜28とを覆うように設けられている。つまり、有機機能層30は、断面が台形状の絶縁膜28に跨るように、複数のサブ画素2(有機EL素子8)に亘って連続して形成されている。有機機能層30の特性は、サブ画素2R,2G,2B(有機EL素子8R,8G,8B)について共通である。
有機機能層30は、例えば、正孔輸送層と発光層と電子輸送層とで構成される。有機機能層30では、正孔輸送層から注入される正孔と電子輸送層から注入される電子とが発光層で再結合することにより、白色の発光が得られる。有機機能層30を構成するこれらの層は、公知の材料を用いて形成することができる。
陰極32は、有機機能層30を覆うように設けられている。したがって、陰極32は、断面が台形状の絶縁膜28に跨るように、複数のサブ画素2(有機EL素子8)に亘って連続して形成されている。陰極32は、その表面に達した光の一部を透過するとともに他の一部を反射する性質(すなわち半透過反射性)を持った半透過反射層として機能する。陰極32は、マグネシウム(Mg)や銀(Ag)、またはこれらを主成分とする合金等で形成される。
陽極24(24R,24G,24B)と有機機能層30と陰極32とで、有機EL素子8(8R,8G,8B)が構成される。つまり、有機EL素子8R,8G,8Bでは、陽極24(24R,24G,24B)の層厚が異なっている。有機EL素子8R,8G,8Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置される。
なお、図示を省略するが、陰極32上には、パッシベーション層が設けられている。パッシベーション層は、酸素や水分の浸入による有機EL素子8の劣化を防止するための保護膜である。パッシベーション層は、例えばSiO2、SiN、SiON等のガス透過率が低い無機材料で形成される。
複数の有機EL素子8(8R,8G,8B)が形成された基板10上には、カラーフィルター基板40が対向配置される。カラーフィルター基板40は、ガラス等の透光性材料で構成されている。カラーフィルター基板40の基板10側の面には、少なくともカラーフィルター42(42R,42G,42B)が形成されており、遮光層43を有してもよい。
有機EL装置1は、カラーフィルター42として、Rの波長帯域に対応するカラーフィルター42Rと、Gの波長帯域に対応するカラーフィルター42Gと、Bの波長帯域に対応するカラーフィルター42Bとを有している。カラーフィルター42R,42G,42Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置され、平面視で有機EL素子8R,8G,8Bに重なるように設けられている。カラーフィルター42R,42G,42Bは、有機EL素子8R,8G,8Bから射出される光のうち、R,G,Bの各波長帯域の光を選択的に透過させるためのものである。
遮光層43は、有機EL素子8R,8G,8Bに対応する開口部43aを有し、開口部43aによりカラーフィルター42R,42G,42Bを区画している。
カラーフィルター42R,42G,42Bと遮光層43とが形成されたカラーフィルター基板40は、封止層44を介して基板10と貼り合わされている。封止層44は、透光性の樹脂材料、例えば、エポキシ樹脂などの硬化性樹脂で形成されている。
<光共振構造>
次に、本実施形態に係る有機EL装置1が有する光共振構造を説明する。有機EL装置1では、反射層22と陰極32との間に、有機機能層30で発せられた光を共振させる光共振器が形成されている。
有機機能層30で発せられた光の少なくとも一部は、光共振器により共振して光共振器の光学的距離(光路長)に対応した共振波長の光が増強される。光共振器による共振は、反射層22と陰極32との間で光が往復して行われる。共振器で共振した光は、陰極32を透過して上方に射出される。このため、有機EL装置1から射出されるR,G,Bのそれぞれの波長帯域の光について、輝度を高めることができるとともに、半値幅が狭いスペクトルを有する光を取り出すことができる。
光共振器における共振波長は、反射層22と陰極32との間の光学的距離を変えることによって調整が可能である。反射層22と陰極32との間の光学的距離をLとし、有機機能層30で発せられた光のうち取り出したい光のスペクトルのピーク波長をλとすると、次のような関係式が成り立つ。Φ(ラジアン)は、有機機能層30で発せられた光が光共振器の両端(例えば、反射層22と陰極32と)で反射する際に生じる位相シフトを表す。
(2L)/λ+Φ/(2π)=m(mは整数)
有機EL装置1では、サブ画素2R,2G,2Bが射出するR,G,Bの光に対応させて、それぞれにおける光共振器の共振波長が所定の波長λとなるように、陽極24R,24G,24Bの層厚を適宜設定することにより光学的距離Lを最適化する構成となっている。このような構成により、有機機能層30で発せられた白色光のうち、サブ画素2RではR光が強められ、サブ画素2GではG光が強められ、サブ画素2BではB光が強められる。
上述したように、本実施形態に係る有機EL装置1では、開口部29Bの面積が開口部29R,29Gの面積よりも小さい。すなわち、サブ画素2Bの領域がサブ画素2R,2Gの領域よりも小さくなっている。有機EL装置1がこのような構成を有する理由について、従来の有機EL装置の構成と比較して以下に説明する。
図6は、従来の有機EL装置の構造の一例を示す模式図である。詳しくは、図6(a)は従来の有機EL装置のサブ画素2R,2G,2Bを示す模式平面図であり、図6(b)は従来の有機EL装置におけるサブ画素2Bの部分の模式断面図である。なお、本実施形態に係る有機EL装置1と共通する構成要素については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図6(a),(b)に示す従来の有機EL装置61は、第1の実施形態の有機EL装置1と比べて、絶縁膜68に設けられた第2の開口部としての開口部69Bの面積が第1の開口部としての開口部69R,69Gの面積と同じである点が異なっているが、その他の構成はほぼ同じである。つまり、従来の有機EL装置61では、サブ画素2Bの領域の面積は、サブ画素2R,2Gの領域の面積と同じである。
なお、従来の有機EL装置61も、有機EL装置1と同様に、光共振構造を有する有機EL装置である。有機EL装置61において、開口部69Bで区画されたサブ画素2Bの領域では、光共振器の共振波長が所定の波長となるように最適化された光学的距離L1(図6(b)参照)が設定されているものとする。
図6(b)に示すように、有機機能層30および陰極32は、有機EL装置1と同様に台形状の断面を有する絶縁膜68に跨るように形成されている。したがって、開口部69B(サブ画素2Bの領域)の周縁部Fでは、有機機能層30および陰極32が絶縁膜68の傾斜面68aに沿って斜めに形成されている。そのため、開口部69B内で、周縁部Fにおける光共振器の光学的距離(図6(b)には周縁部の最外周における光学的距離L2を示している)が、内側部分における光共振器の最適な光学的距離L1からずれてしまう。
そうすると、周縁部Fでは、共振波長が所定の波長からずれるため、サブ画素2Bの所定の色(B)とは異なる色(G)の光が発せられることとなる。R,Gの波長帯域の光に比べて波長の短いBの波長帯域の光では周縁部FのGの光が視認され易いため、一つのサブ画素2Bの領域内で色が混在して、Bの色純度が低下してしまう。その結果、フルカラー表示またはフルカラー発光におけるR,G,Bの色のバランスが崩れてしまい、有機EL装置61の表示品質の低下を招くこととなる。
また、所定の色(B)の光の強度に対する周縁部Fにおける所定外の色(G)の光の強度の比率は、サブ画素2Bにおける発光輝度が低いほど大きくなり、サブ画素2Bにおける発光輝度が高いほど小さくなる。したがって、サブ画素2Bにおいて、陽極24Bと陰極32との間を流れる電流が小さく発光輝度が低い状態においては、所定の発光色(B)に対して周縁部Fにおける所定外の発光色(G)の比率が大きくなるため、発光色(B)の純度が著しく低下する。その結果、有機EL装置61の表示品質が著しく低下するという課題があった。
そこで、サブ画素2Bにおいて、陽極24Bと陰極32との間を流れる単位面積当たりの電流を大きくして発光輝度を高めてやれば、所定の発光色(B)に対する周縁部Fにおける所定外の発光色(G)の比率が小さくなるため、発光色(B)の純度の低下は小さくなる。しかしながら、サブ画素2Bの単位面積当たりの発光輝度を高めると、サブ画素2B全体の輝度がサブ画素2R,2Gの輝度に比べて相対的に高くなるので、フルカラー表示またはフルカラー発光におけるR,G,Bの色のバランスが崩れてしまい、その結果、有機EL装置61の表示品質低下を招くこととなる。
これに対して、本実施形態に係る有機EL装置1では、図3(a)に示すように、サブ画素2Bの領域がサブ画素2R,2Gの領域よりも小さい。したがって、サブ画素2Bの周縁部における所定外の発光色を目立たなくするためにサブ画素2Bの単位面積当たりの発光輝度を高くしても、サブ画素2B全体の輝度がサブ画素2R,2Gの輝度に比べて高くなり過ぎないようにすることができる。換言すれば、サブ画素2R,2Gの輝度とサブ画素2Bの輝度とのバランスを維持しつつ、サブ画素2Bにおける所定外の発光色の比率を小さくして色の混在を抑えることができる。これにより、サブ画素2Bにおける発光色の純度を高めることができるので、有機EL装置1の表示品質を向上させることができる。
なお、本実施形態では、R,G,Bの発光色を有する有機EL装置1を例にとって説明したが、本発明は他の発光色の組み合わせを有する有機EL装置にも適用できる。上述のような所定外の発光色の混在は、短い波長帯域の光を射出するサブ画素2ほど顕著となる。したがって、他の発光色の組み合わせであっても、その中で短い波長帯域の光を射出するサブ画素2の領域、特に最も短い波長帯域の光を射出するサブ画素2の領域を他のサブ画素2の領域よりも小さくすることで、同様の効果を得ることができる。
<電子機器>
次に、第1の実施形態に係る電子機器を説明する。図4は、有機EL装置を備えた電子機器の一例としてスマートフォンを示す模式図である。図4に示すように、電子機器としてのスマートフォン100は、表示部101に上述した有機EL装置1を備えている。表示部101には、例えば、アイコン102が表示される。スマートフォン100では、アイコン102にタッチする等の操作により種々の機能を動作させて、有機EL装置1により表示部101において高品位な表示を行うことができる。
なお、上述した有機EL装置1は、スマートフォン100の他、携帯電話機、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)、EVF(Electrical View Finder)、小型プロジェクター、モバイルコンピューター、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ディスプレイ、車載機器、オーディオ機器、露光装置や照明機器等の各種電子機器に用いることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る有機EL装置の構成を説明する。第2の実施形態に係る有機EL装置は、第1の実施形態に対して、絶縁膜の開口部(サブ画素の領域)の形状が異なっている点以外はほぼ同じである。したがって、ここでは、有機EL装置の絶縁膜の開口部(サブ画素の領域)の形状について説明する。
図5は、第2の実施形態に係る有機EL装置のサブ画素の領域の形状を示す模式平面図である。詳しくは、図5(a),(b),(c),(d),(e)は、平面視における開口部(サブ画素の領域)の形状の例を示した図である。第2の実施形態に係る有機EL装置では、サブ画素2Bの領域の面積がサブ画素2R,2Gの領域の面積よりも小さいことに加えて、サブ画素2Bの領域における面積に対する周長(周囲の長さ)の比は、サブ画素2R,2Gの領域における面積に対する周長の比よりも小さい。
サブ画素2Bの領域の面積が同じであれば周長が短いほど、周縁の所定外の発光色を発する部分を小さくすることができる。つまり、サブ画素2Bの発光輝度が同じであっても、サブ画素2Bの領域における面積に対する周長の比を小さくすることで、所定の発光色(B)に対する所定外の発光色(G)の比率を小さく抑えることができる。なお、サブ画素2R,2G,2Bの領域は絶縁膜に設けられた開口部で区画されるため、以下の説明では、サブ画素2R,2G,2Bの領域を区画する開口部を比較して説明する。
図5(a)に示す例では、絶縁膜50の開口部51R,51G,51Bの形状は、ともに四角形である。そして、開口部51R,51Gが長方形であるのに対して、開口部51Bは正方形である。
ここで、四角形の長辺をaとし、短辺をbとすると、開口部の面積に対する周長の比は、2×(a+b)/a×bで表される。この式より、開口部の形状が四角形の場合は、長辺aの長さと短辺bの長さとの差が小さいほど開口部の面積に対する周長の比は小さくなる。
したがって、図5(a)に示す例において、正方形の開口部51Bにおける面積に対する周長の比は、長方形の開口部51R,51Gにおける面積に対する周長の比よりも小さくなる。これにより、開口部51Bで区画されたサブ画素2Bにおける所定の発光色に対する所定外の発光色の比率をより小さく抑えることができる。
図5(b)に示す例では、絶縁膜52の開口部53R,53Gの形状はともに四角形(長方形)であり、開口部53Bの形状は四角形よりも角数が多い八角形である。開口部の形状が多角形の場合は、角数が多いほど開口部の面積に対する周長の比が小さい。これにより、開口部53Bで区画されたサブ画素2Bにおける所定の発光色に対する所定外の発光色の比率をより小さく抑えることができる。
図5(c)に示す例では、絶縁膜54の開口部55R,55Gの形状はともに多角形(八画形)であり、開口部55Bの形状は楕円形である。楕円形の面積に対する周長の比は多角形の面積に対する周長の比よりも小さい。これにより、開口部55Bで区画されたサブ画素2Bにおける所定の発光色に対する所定外の発光色の比率をより小さく抑えることができる。
図5(d)に示す例では、絶縁膜56の開口部57R,57Gの形状はともに多角形(八画形)であり、開口部57Bの形状は円形である。円形は平面図形の中で、面積に対する周長の比が最も小さい。これにより、開口部57Bで区画されたサブ画素2Bにおける所定の発光色に対する所定外の発光色の比率をより小さく抑えることができる。
図5(e)に示す例では、絶縁膜58の開口部59R,59Gの形状はともに楕円形であり、開口部59Bの形状は円形である。したがって、開口部59Bで区画されたサブ画素2Bにおける所定の発光色に対する所定外の発光色の比率をより小さく抑えることができる。
なお、サブ画素2R,2G,2B(開口部)の形状の組み合わせは、サブ画素2R,2Gよりもサブ画素2Bの領域の面積に対する周長の比が小さい組み合わせであれば、上記以外の組み合わせであってもよい。また、サブ画素2R,2G,2Bの配列も、上記以外の配列であってもよい。
また、サブ画素2(開口部)の形状が四角形や多角形の場合、サブ画素2の角は丸く形成されていてもよい。この場合、サブ画素2の平面形状は、各辺と各隅に対応する湾曲部から構成されてもよい。
以上述べたように、第2の実施形態に係る有機EL装置では、サブ画素2Bの領域の面積がサブ画素2R,2Gの領域の面積よりも小さいことに加えて、サブ画素2Bの領域における面積に対する周長の比が、サブ画素2R,2Gの領域における面積に対する周長の比よりも小さい。したがって、サブ画素2Bにおける所定の発光色(B)に対する所定外の発光色(G)の比率がより小さく抑えられ、発光色(B)の純度をより高めることができるので、有機EL装置の表示品質をより向上させることができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(変形例1)
上述の実施形態の有機EL装置は、R,G,Bの3種類の波長帯域の光を射出する構成であったが、本発明はこのような形態に限定されない。有機EL装置は、2種類、または4種類以上の波長帯域の光を射出する構成を有していてもよい。
(変形例2)
上述の実施形態の有機EL装置では、有機機能層30が白色で発光する構成であったが、本発明はこのような形態に限定されない。有機機能層30がR,G,Bの各色で発光する材料を塗り分けて形成された構成としてもよい。
(変形例3)
上述の実施形態の有機EL装置では、サブ画素2R,2G,2Bに対応して陽極24の層厚を異ならせることで、光共振器の光学的距離を最適化する構成となっていたが、本発明はこのような形態に限定されない。サブ画素2R,2G,2Bに対応して、反射層22と陰極32との間に配置された絶縁層等の層厚を異ならせることや、複数の絶縁層または導電層を積層することや、有機機能層30の層厚を異ならせることで光共振器の光学的距離を最適化する構成としてもよい。
1,61…有機EL装置、2B…サブ画素(第2の画素)、2G…サブ画素(第1の画素)、2R…サブ画素(第1の画素)、28,50,52,54,56,58,68…絶縁膜、29B,51B,53B,55B,57B,59B,69B…開口部(第2の開口部)、29G,51G,53G,55G,57G,59G,69G…開口部(第1の開口部)、29R,51R,53R,55R,57R,59R,69R…開口部(第1の開口部)、100…スマートフォン(電子機器)。

Claims (5)

  1. 光共振構造を有する有機EL装置であって、
    第1の波長帯域の光を射出する第1の画素と、
    前記第1の波長帯域よりも波長が短い第2の波長帯域の光を射出する第2の画素と、
    前記第1の画素の領域を区画する第1の開口部、および前記第2の画素の領域を区画する第2の開口部を有する絶縁膜と、を備え、
    前記第2の波長帯域は、青色の波長帯域であり、
    前記第2の開口部の面積は、前記第1の開口部の面積よりも小さく、
    前記第2の開口部の面積に対する前記第2の開口部の周長の比は、前記第1の開口部の面積に対する前記第1の開口部の周長の比よりも小さいことを特徴とする有機EL装置。
  2. 請求項1に記載の有機EL装置であって、
    前記第2の開口部の形状は正方形であり、前記第1の開口部の形状は長方形であることを特徴とする有機EL装置。
  3. 請求項1に記載の有機EL装置であって、
    前記第1の開口部の形状および前記第2の開口部の形状はともに多角形であり、前記第2の開口部の前記多角形の角数は前記第1の開口部の前記多角形の角数よりも多いことを特徴とする有機EL装置。
  4. 請求項1に記載の有機EL装置であって、
    前記第2の開口部の形状は円または楕円であり、前記第1の開口部の形状は多角形であることを特徴とする有機EL装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の有機EL装置を備えることを特徴とする
    電子機器。
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