JP5864781B2 - 蒸気洗浄器具 - Google Patents

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    • B29C2793/009Shaping techniques involving a cutting or machining operation after shaping

Description

本発明は、液体用の電熱可能な貯蔵タンクを含む蒸気洗浄器具であって、前記タンクが、蒸気出口及び液体出口を有し、前記器具が、混合装置、ここで該混合装置は、第1接続線によって前記蒸気出口に接続され且つ第2接続線によって前記液体出口に接続されると共に、液体媒質及び気体媒質用の共通の出口を有する、を含み、前記器具が、入口及び出口を有する液体引抜き線を含み、前記貯蔵タンクの内部からの液体が、前記液体引抜き線の前記入口から該液体引抜き線の前記出口を介して前記混合装置に供給可能である、蒸気洗浄器具に関する。
この種類の蒸気洗浄器具がEP 0 809 544 B1から知られている。この器具は、様々な表面の洗浄、特に硬表面の洗浄を許容し、液体用、特に水用の貯蔵タンクを包含する。貯蔵タンクは、貯蔵タンク内で蒸気が発生するように電気的に加熱することができる。蒸気は、貯蔵タンクの蒸気出口及び第1接続線を介して混合装置に供給され、混合装置から出口を通して放出されることができる。蒸気は洗浄されるべき表面へと差し向けることができる。このことにより、化学薬品を使用せずに表面を洗浄することが可能となる。洗浄効果を増すために、貯蔵タンクから取り出されて第2接続線を通して混合装置に供給される液体は、蒸気と混合することができる。このように取り出された液体は、混合装置により蒸気と混合することが可能になり、液体及び蒸気の混合物は、混合装置の出口を介して放出することができる。貯蔵タンクの内部から液体を引き抜くために、蒸気洗浄装置は入口及び出口を有する液体引抜き線を有する。
従って、液体ならびに蒸気は貯蔵タンクから取り出すことができ、媒質の送出又は気体媒質及び液体媒質の混合物の送出を混合装置の調節要素によって調節することができる。媒質は任意で気体である。当業者であれば、DE 102 58 832 B4からこのような混合設備を熟知している。
液体引抜き線は、通例、貯蔵タンクの内部へ延びるライザ管の形態に設計される。加熱された貯蔵タンク内で優勢である蒸気圧が、液体を貯蔵タンクからライザパイプを通して貯蔵タンクの液体出口へと流す。
蒸気洗浄器具の動作中、貯蔵タンク内では石灰が頻繁に沈積する。これにより、貯蔵タンク内の石灰粒子の濃度が増加する。これらの石灰粒子は、主として貯蔵タンクの底に集まる。液体が取り出されるとき、石灰粒子が液体により混入することがある。このことは、混入した石灰粒子が混合装置を詰まらせ得るというリスクを伴う。
EP 0 809 544 B1 DE 102 58 832 B4 EP 1 527 827 A2 WO 2005/023442 A1 DE 1 517 891 A DE 277 599 A WO 2011/127977 A1
従って、導入部で規定した種類の蒸気洗浄器具を、混合装置の詰まりのリスクが低減されるように改良することが本発明の目的である。
この目的は、一般的な種類の蒸気洗浄器具において、本発明に従い、前記液体引抜き線の前記入口の流れ断面が、前記液体出口の流れ断面より大きいことにより達成される。
本発明は、主に前記液体引抜き線の前記入口のエリア内の液体が高い流速を有すると、液体が前記貯蔵タンクの内部から流入することにより、前記貯蔵タンク内に存在する石灰粒子が混入する、という考えにも基づく。流速は流れ断面に依存する。前記入口の流れ断面が大きくなるにつれ、液体の流速が低くなり、石灰粒子が液体により前記貯蔵タンクの内部から掃き出される可能性は低くなる。従って、前記液体引抜き線の前記入口に比較的大きい流れ断面を選択することにより、石灰粒子も液体と共に前記貯蔵タンクの内部から掃き出されるリスクを大いに低減することができる。もっとも、前記貯蔵タンクの前記液体出口の領域の流れ断面は、前記液体引抜き線の前記入口での流れ断面よりもはるかに小さくなるように選択することができる。前記液体出口での流れ断面がかなり小さいと、前記貯蔵タンクからの熱損失を最小にできるという利点を有する。更に、流れ断面がかなり小さいと、前記液体出口の領域における液体が高い流速を有するという効果を有する。このことは、石灰粒子が前記液体出口の領域に沈積するリスクを低減する。
前記液体引抜き線の前記入口の流れ断面が、前記液体出口の流れ断面より少なくとも10倍大きいことが有利である。
特に、前記液体引抜き線の前記入口及び前記貯蔵コンテナの前記液体出口が円形の流れ断面を有し、前記液体引抜き線の前記入口の直径が前記液体出口の直径より少なくとも5倍大きいことを実現することができる。
本発明の有利な1実施形態において、前記液体出口は、前記液体引抜き線の端部がその中へ延びる、前記貯蔵タンクの貫通開口の形態に設計される。前記液体引抜き線の前記端部は、その出口を形成する。前記液体引抜き線の流れ断面は、好ましくは前記入口と前記出口との間の領域において減少する。
有利な実施形態において、前記液体引抜き線の流れ断面は、少なくとも1つの段部を介して低減される。段部を設けることは、前記貯蔵タンクから流入する液体の流速が前記液体引抜き線の前記段部の領域において急激に変化するという利点を有する。従って、液体により依然混入し得る石灰粒子は、好ましくは前記段部にて沈積し、従って、前記液体出口を通って前記混合装置に到達することはできない。
前記液体引抜き線の流れ断面は、好ましくは、少なくとも1つの直線部において連続的に減少する。流れ断面が連続的に低減されることにより、液体の流速が連続的に増加する。このことは、石灰粒子が液体により混入するリスクを特に低く保つ際に有利であると分かっている。
前記液体引抜き線は、有利なことに、円錐台の形態の少なくとも1つの直線部を包含する。
前記液体引抜き線は、例えば、前記貯蔵タンク内へ延びるライザ線の形態に構成することができる。
前記ライザ線は、好ましくは、前記貯蔵タンクの上壁に装着される。
前記ライザ線は、好ましくは、フード又は鐘の形状を有する。
前記ライザ線が、円形、楕円形又は多角形の断面を有することが有利である。
本発明による前記蒸気洗浄器具の特に好適な実施形態において、一定の流れ断面を有する前記液体引抜き線の第1直線部が、前記液体引抜き線の前記入口に隣接する。この第1直線部において、前記貯蔵タンクの内部チャンバから引き抜かれた液体は、一様に低い流速を有する。前記第1直線部は、液体の移動を沈静化する機能を有する。従って、特に石灰粒子が液体により混入するリスクを最小にすることが可能である。
前記第1直線部の長さ部分は、好ましくは前記液体引抜き線の前記入口の流れ断面の直径の少なくとも約4分の1である。
前記貯蔵タンクの内部から流入する液体の流れ方向において前記液体引抜き線の流れ断面を低減する段部に隣接する管状端部を、前記液体引抜き線が有すると有利である。
前記管状端部は、好ましくは、一定の流れ断面を有する。
前記液体引抜き線の前記管状端部は、好ましくは、前記貯蔵タンクの貫通開口内へ延びる。前記貫通開口は前記液体出口を形成する。
本発明の有利な1実施形態において、前記液体引抜き線内に少なくとも1つのバッフル壁が据えられ、前記貯蔵タンクから流入する液体により石灰粒子が混入するリスクが特に低く保たれる。混入するいかなる石灰粒子も好ましくは前記バッフル壁上に沈積するように、前記液体引抜き線を流通する液体は前記バッフル壁にて強く偏向される。
前記液体引抜き線内に配置される複数のバッフル壁が、流れラビリンスを形成すると特に有利である。
前記液体引抜き線の前記入口に、好ましくは、篩又はフィルタが配置される。前記貯蔵タンクから流入する前記液体が前記篩又はフィルタを流通するため、混入する石灰粒子は前記篩はフィルタ上に沈積させることができる。
前記貯蔵タンクの充填レベルを検出することができる充填レベルセンサが、前記貯蔵タンク内に配置されると有利である。前記充填レベルが下限値に到達すると、使用者が前記貯蔵タンクに再充填できるようにこのことを使用者に対して表示することができる。前記蒸気洗浄器具が、前記電熱可能な貯蔵タンク、ならびに、前記貯蔵タンクの前記充填レベルの機能として制御されるポンプに加えて、加熱されない液体コンテナを有することを実現することもできる。前記貯蔵タンクの前記充填レベルが下限値に到達すると、液体は前記ポンプによって前記液体コンテナから前記貯蔵タンクへと送り込むことができる。前記貯蔵タンク内の前記充填レベルが上限値に到達すれば、前記ポンプはオフにすることができる。このことにより、必要に応じて液体を前記液体コンテナから前記加熱可能な貯蔵タンクへと送り込むことが可能となる。従って、前記電熱可能な貯蔵タンクは比較的小さい容積を有することができる。このことにより、前記貯蔵タンクのほんの短い加熱時間後に前記蒸気洗浄器具の動作を開始することが可能になる。
前記充填レベルセンサは、有利なことに、保護要素により包囲される。有利な実施形態において、前記保護要素は前記充填レベルセンサを周方向で包囲する円錐台の前記形状の保護壁を有する。
本発明の特に好適な実施形態において、前記液体引抜き線は保護要素に一体化される。前記液体引抜き線と前記充填レベルセンサを包囲する前記保護要素とが、有利なことに、前記蒸気洗浄器具の一体の部品を形成する。このことにより、前記蒸気洗浄器具の組立てが簡素化され、その製造費用が低減する。
前記液体引抜き線は、前記貯蔵タンクの壁に、特に前記貯蔵タンクの上壁に固定することができる。
前記液体引抜き線が、前記貯蔵タンクの壁に一体に接続されると特に有利である。例えば、前記貯蔵タンクが、互いに取り外し可能に接続される、特に螺合される平鍋形の底部とフード形の上部とを有し、前記液体引抜き線が前記上部へと一体に成形されることを実現することができる。
本発明を図面と合わせてより詳細に説明するため、本発明の有利な実施形態の以下に記載する。
加熱可能な貯蔵タンクの断面図を伴う、本発明による蒸気洗浄器具の第1実施形態の略図。 加熱可能な貯蔵タンクの断面図を伴う、本発明による蒸気洗浄器具の第2実施形態の略図。 加熱可能な貯蔵タンクの断面図を伴う、本発明による蒸気洗浄器具の第3実施形態の略図。 加熱可能な貯蔵タンクの断面図を伴う、本発明による蒸気洗浄器具の第4実施形態の略図。
図1は、本発明による蒸気洗浄器具の第1実施形態を概略的に示す。第1実施形態を、全体として参照符号10で表す。蒸気洗浄器具は、液体用の好ましくは水用の電熱可能な貯蔵タンク12を含む。更に蒸気洗浄器具10は、第1接続線16及び第2接続線18によって貯蔵タンク12と流れ接続していると共に、液体媒質及び気体媒質を分配するための共通の出口20を有する混合装置14を有する。出口20には出口線を接続することができ、気体媒質及び液体媒質の混合物を又は必要ならば気体媒質のみを、洗浄されるべき表面へと差し向けることのできる洗浄ノズル等の分配部材を、出口線はその自由端に有する。出口線はそれ自体知られており、従って図示しない。
貯蔵タンク12は、密封リング28を間において接合ねじ26によって螺合される底部22と上部24とを含む。底部22は平鍋の形態に設計され、下側壁32が隣接する底壁30を有する。上部24はフードのやり方で構成され、下側壁32の方を向く上側壁36が隣接する上壁34を有する。
底側では底壁30内に、外側環状溝38及び内側環状溝40が形成される。外側環状溝38は外側加熱導体42を収容し、内側環状溝40は内側加熱導体44を収容する。貯蔵タンク12は2つの加熱導体42、44により加熱することができ、貯蔵タンク12内に存在する液体、好ましくは水が蒸発する。貯蔵タンク12の内部46は中の液体により、液面48の下に位置する水空間50と液面48の上に位置する蒸気空間52とに細分化される。
貯蔵タンク12の上壁34内に、蒸気出口54を形成する第1貫通開口が形成される。上壁34内には更に、液体出口56を形成する第2通路が形成される。外では、上壁34に接続部60が接合ねじによって固定される。この接続部は蒸気出口54の方を向き、蒸気出口54に整列する蒸気出口線62及び液体出口56の方を向き液体出口56に整列する液体出力線64を包含する。蒸気出口線62の蒸気出口56から離れる方を向く端領域は、第1接続線16がそれに接合されるニップルとして形成され、第1接続線16を介して蒸気出口線62は混合装置14と流れ接続している。同様に、液体出口線54の液体出口56から離れる方を向く端領域は、第2接続線18がそれに接合されるニップルとして形成され、第2接続線18を介して液体出口線64は混合装置14と流れ接続している。
上壁34に液体引抜き線66が装着され、液体引抜き線66はその入口68が、貯蔵タンク12の内部46へと十分に遠くへ延び、水空間50に到達する。即ち、入口68は液面48の下に位置する。液体引抜き線66は、図示する実施形態において円形の流れ断面を有するライザ線のやり方で設計される。液体引抜き線66の流れ断面は、その入口68と出口70との間の領域において減少する。
液体引抜き線66の第1直線部72が、一定の流れ断面を有し、入口68に隣接する。流れ断面は、円錐状狭窄部74を介して第2直線部76に融合する。第2直線部76は基本的に円錐台の形状を有し、内方に差し向けられる段部78を介して管状の第3直線部80に融合する。第3直線部は一定の流れ断面を有し、液体出口56を通って延びる。
液体引抜き線66内で、円錐状狭窄部74の領域に篩82が配置される。
貯蔵タンク12の内部46へ延びる充填レベルセンサ84が上壁34を中央で通過し、自由端領域88を除き、電極86に直接接触している保護カバー90により包囲される電極86を有する。
充填レベルセンサ84によって貯蔵タンク12の充填レベルを検出し、充填レベルを使用者に対して表示装置上で表示することができる。表示装置はそれ自体知られており、従って簡単にするために図面には示さない。図1に示す液面48は、充填レベルの下限値を形成する。この限界値を達成するとこのことが使用者に対して表示されるため、使用者は、それ自体知られているため図面には示さない充填ポートを通して、貯蔵タンク12に液体を充填することができる。
別法として、蒸気洗浄器具10が加熱可能な貯蔵タンク12に加えて加熱不可能な液体コンテナを有すると共に、充填レベルが液面48に到達した際に液体コンテナから貯蔵タンク12へ液体をそれによって送り込むことのできるポンプを有することを実現することができる。
2つの加熱導体42、44によって貯蔵タンク12が加熱されると、ますます多量の蒸気が形成される。蒸気は、蒸気出口54、蒸気出口線62及び第1接続線16を介して混合装置14に供給することができる。蒸気が貯蔵タンク12内に存在する液体に圧力を及ぼすため、加熱された液体も液体引抜き線66、隣接している液体出口線64及び第2接続線18を介して、混合装置14に供給することができる。混合装置14は調節要素92を有する。調節要素92は、図示する実施形態において回転式ノブのやり方で形成され、使用者が蒸気及び液体の分配量を調節できるようにする。回転式ノブの回転位置に応じて混合装置14内で液体が蒸気と混合され、出口20を通して蒸気及び液体の混合物を放出することができる。
一般に、溶解した石灰を含有する水が液体として使用される。水を加熱することに起因して、貯蔵タンク12内に石灰粒子が形成される。石灰粒子が液体により混入するというリスクを低減するために、液体引抜き線66の流れ断面は、その入口68の方が液体出口56及び液体引抜き線の出口70の流れ断面より実質大きくなるように選ばれる。結果として、入口68の領域における液体が比較的低い流速を有するため、液体により混入する石灰粒子はせいぜい非常に小量である。入口68に隣接する第1直線部72は、液体の沈静化地帯として作用する。液体により混入する石灰粒子は、重力に起因して第1直線部72の領域において底壁30に落下し、従ってもはや液体により混入しない。更に、石灰粒子は篩82上で保持される。液体の流速は、第2直線部76の領域では液体引抜き線66の流れ断面が急激に減少して流速が急激に増加する段部78に到達するまで次第に増加する。流速が急激に変化する結果として、この領域へと運び込まれ得る石灰粒子が段部78に沈積する。従って、貯蔵タンク12から流入する液体が含有する混入石灰粒子はせいぜい非常に小量である。従って、下流に置かれた混合装置14をこれらの粒子が詰まらせるリスクは極めて低い。
図2、図3及び図4は、本発明による蒸気洗浄器具の代わりの実施形態を示す。実施形態は、図1に示す蒸気洗浄器具10と設計において大部分が同一である。従って、同一部品については図1で使用したのと同じ参照符号を図2、図3及び図4でも使用し、繰返しを回避するために、これらの部品に関する先の検討を参照する。
図2は、貯蔵タンク12の上部24と一体に接続される液体引抜き線102が使用されるという点でのみ、図1に示す蒸気洗浄器具10と相違する蒸気洗浄器具100を示す。蒸気洗浄器具100において、上部24はその液体引抜き線102と共に一体の部品を形成する。このことにより、蒸気洗浄器具100の製造及び組立てが簡素化される。その他の点では、液体引抜き線102は上述の液体引抜き線66に対応する。
図3は、全体として参照符号110で表す、本発明による蒸気洗浄器具の第3実施形態を示す。液体引抜き線112の長手方向軸114に対して直角に配向された複数のバッフル壁116、117及び118を有する液体引抜き線112が流れラビリンスを形成する理由で、蒸気洗浄器具110は、図1に示す蒸気洗浄器具10と相違する。液体引抜き線112を流通する液体はその流れ方向がバッフル壁116、117及び118にて著しく変化させられる。結果として、混入し得る任意の石灰粒子の大半がバッフル壁116、117、118に衝突し、そこで沈積する。従って、混合装置14が石灰粒子により閉塞されるリスクは特に低く保つことができる。
図4は、全体として参照符号120で表す本発明による蒸気洗浄器具の第4実施形態を示す。この実施形態において、充填レベルセンサ84は周方向を保護要素122により包囲され、蒸気洗浄器具120の液体引抜き線124がこの保護要素に一体化される。液体引抜き線124の形状は図1に示す液体引抜き線66に対応するのであるが、液体引抜き線124は保護要素122と共に一体の部品を形成する。保護要素122は、基本的に円錐台の形状を有し、蒸気洗浄器具120の貯蔵タンク12の底壁30から上方に突出する支持リブ126上で維持される。保護要素122は、底壁30にて2つの加熱導体42、44の領域で形成して充填レベル計測に対し負の効果を有することのあるであろう気泡から、充填レベルセンサ84を保護する。円錐台の形状の保護要素122は、底壁30の領域まで加熱導体44の内側に延びるのであり、上壁34の方向へ連続的に広がる。保護要素122は、支持リブ126から上壁34まで延びると共に液体引抜き線124がそこへ一体化される閉鎖された周囲壁128を包含する。
上述した本発明の実施形態は全て、混合装置14が石灰粒子により詰まるというリスクが実際にないことを特徴とする。更に、入口68でのその流れ断面が出口70及び液体出口56よりもはるかに大きくなるように選択される液体引抜き線66、102、112又は124がそれぞれ使用される。液体の流速は入口68では比較的低いため、実際には石灰粒子が混入するというリスクがない。一方、液体出口56の流れ断面は比較的小さくなるように選択されるため、貯蔵タンク12からの熱損失を限定することができる。

Claims (12)

  1. 液体用の電熱可能な貯蔵タンクを含む蒸気洗浄器具であって、
    前記タンクが、蒸気出口及び液体出口を有し、
    前記器具が、混合装置、ここで該混合装置は、第1接続線によって前記蒸気出口に接続され且つ第2接続線によって前記液体出口に接続されると共に、液体媒質及び気体媒質用の共通の出口を有する、を含み、
    前記器具が、入口及び出口を有する液体引抜き線を含み、
    前記貯蔵タンクの内部からの液体が、前記液体引抜き線の前記入口から該液体引抜き線の前記出口を介して前記混合装置に供給可能である、
    蒸気洗浄器具において、
    前記液体引抜き線(66、102、112、124)の前記入口(68)の流れ断面が、前記液体出口(56)の流れ断面より大きいこと、且つ
    前記液体引抜き線(66、102、112、124)の前記入口(68)の流れ断面が、前記液体出口(56)の流れ断面より少なくとも10倍大きいこと、
    を特徴とする蒸気洗浄器具。
  2. 請求項1に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の流れ断面が、前記入口(68)と前記出口(70)との間の領域において減少すること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  3. 請求項1又は2に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の流れ断面が、少なくとも1つの段部(78)を介して低減されること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の流れ断面が、少なくとも1つの直線部(74、76)において連続的に減少すること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)が、円錐台の形状の少なくとも1つの直線部(76)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)が、前記貯蔵タンク(12)内へ延びるライザ線として構成されること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、一定の流れ断面を有する、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の第1直線部(72)が、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の前記入口(68)に隣接すること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(66、102、112、124)が、前記貯蔵タンク(12)の内部(46)から流入する液体の流れ方向において前記液体引抜き線(66、102、112、124)の流れ断面を低減する段部(78)に隣接する、管状端部(80)を有すること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、少なくとも1つのバッフル壁(116、117、118)が、前記液体引抜き線(112)内に据えられること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、篩(82)又はフィルタが、前記液体引抜き線(66、102、112、124)の前記入口(68)に据えられること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、保護要素(122)により包囲される充填レベルセンサ(84)が、前記貯蔵タンク(12)内に据えられ、前記液体引抜き線(124)が前記保護要素(122)に一体化されること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の蒸気洗浄器具であって、前記液体引抜き線(102)が、前記貯蔵タンクの壁(34)に一体に接続されること、を特徴とする蒸気洗浄器具。
JP2014550667A 2012-01-05 2012-12-13 蒸気洗浄器具 Active JP5864781B2 (ja)

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