JP5864702B1 - パチンコ遊技機の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施錠装置の鉤部材の位置がパチンコ遊技機によって異なったとしても、それに対応することが可能な汎用性があり、且つコストダウン可能な施錠装置を提供する。【解決手段】 縦長の支持基板の上下方向に沿って上下動自在に軸支された棒状の施錠ロッド31を設け、施錠ロッドに第1の鉤部材32と第2の鉤部材33を摺動自在に装着する。また、施錠ロッドであって第1の鉤部材と第2の鉤部材の支承部間に押圧部材34を固着する。さらに、施錠ロッドに第1の鉤部材を上向き若しくは下向きに付勢すると共に第2の鉤部材を該第1の鉤部材と反対方向に付勢する圧縮バネ35を装着する。また、施錠ロッドにシリンダ錠の錠軸に固定された係合片と係合する受止部材36を設ける。そして、シリンダ錠を開錠操作すると受止部材が施錠ロッドを上下動させ、該シリンダ錠の開錠操作の方向によって押圧部材が第1の鉤部材又は第2の鉤部材を上下いずれかに移動させることを特徴としている。【選択図】図4

Description

本発明はパチンコ遊技機に装着される施錠装置に関するものである。
パチンコ遊技機には、本体枠や前面枠を施錠・開錠するための施錠装置が設けられており、この施錠装置の最も一般的なものとして、特許文献1又は2に示されたようなものが広く使用されている。すなわち、特許文献1に示されている施錠装置は、基枠体1の側面に、鉤部21,22が形成された中枠施錠杆2と鉤部31,32,33が形成されたガラス枠施錠杆3とを摺動自在に設けている。そして、パチンコ遊技機の前面から鍵を操作することで中枠施錠杆2、ガラス枠施錠杆3のそれぞれが上下動するようにし、この上下動によって、施錠された中枠(本体枠)、若しくはガラス枠(前面枠)を開錠し得るようにしている。一方、特許文献2に示されている施錠装置は、基枠1の側面に摺動杆6を摺動自在に設けると共に、基枠1と摺動杆6の上下位置に鉤部材4,5を傾動自在に枢支している。そして、パチンコ遊技機の前面から鍵を操作することで摺動杆6が上下動すると共に、この上下動によって鉤部材4,5のそれぞれが傾動するようにし、前面枠が開錠されるようにしている。
特開2012−50708号公報 特開2003−260244号公報
しかしながら、特許文献1及び2に示された施錠装置には、次に述べるような問題点がある。すなわち、パチンコ遊技機の設計は、当然のことながら、遊技機メーカー毎によって異なっており、装着される部品、及びその配置等もメーカー毎にまちまちである。この点、パチンコ遊技機に装着される施錠装置も同様で、特に、施錠装置の鉤部の位置は、遊技機メーカー毎の設計にあわせて決定する必要がある。また、同じ遊技機メーカーのパチンコ遊技機であっても、機種が異なると施錠装置の鉤部の位置が異なる場合もあった。この点、特許文献1に示されたものの場合、鉤部が中枠施錠杆、及びガラス枠施錠杆のそれぞれに一体成形されていることから、遊技機メーカー毎に異なる中枠施錠杆及びガラス扉施錠杆を設計及び製造することが必要になる。また、特許文献2に示されたものも、鉤部材を装着する箇所等を予め決めておく必要があることから、同様にこれらを見据えて設計及び製造する必要がある。そのため、結果として、施錠装置の設計に余分な労力が掛かると共に、製造コストが嵩むという問題があった。
そこで、本発明は、施錠装置の鉤部材の位置が遊技機によって異なったとしても、それに対応することが可能な汎用性があり、且つコストダウン可能なパチンコ遊技機の施錠装置を提供することを目的としている。
上記のような課題を解決するために本発明に係るパチンコ遊技機の施錠装置は、縦長の支持基板と、前記支持基板の上下方向に沿って上下動自在に軸支された棒状の施錠ロッドと、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前方又は後方へ突出する第1の鉤部材と、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前記第1の鉤部材と反対方向へ突出する第2の鉤部材と、前記第1の鉤部材の支承部と前記第2の鉤部材の支承部の間に位置するように前記施錠ロッドに固着した押圧部材と、前記施錠ロッドに装着されて前記第1の鉤部材を上向き若しくは下向きに付勢すると共に前記第2の鉤部材を該第1の鉤部材と反対方向に付勢する圧縮バネと、前記施錠ロッドに固着されると共にシリンダ錠の錠軸に固定された係合片と係合する受止部材とを備え、前記シリンダ錠を開錠操作すると前記受止部材が前記施錠ロッドを上下動させ、該シリンダ錠の開錠操作の方向によって前記押圧部材が前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材を上下いずれかに移動させることを特徴としている。
また、請求項2に係るパチンコ遊技機の施錠装置は、前記第1の鉤部材の支承部は少なくとも上下に2箇所に形成されており、前記第2の鉤部材は前記第1の鉤部材の上下の支承部間に配置されており、前記押圧部材は前記第1の鉤部材の一方の支承部と前記第2の鉤部材の支承部との間に固着されており、前記圧縮バネは前記第1の鉤部材の他方の支承部と前記第2の鉤部材の支承部との間に装着されており、さらに、前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材のいずれか一方の移動時に他方の鉤部材の移動を規制するストッパ手段を備えていることを特徴としている。
さらに、請求項3に係るパチンコ遊技機の施錠装置は、前記第1の鉤部材及び第2の鉤部材の支承部はそれぞれ上下に2箇所に形成されていると共にそれぞれの支承部が互い違いになるように配置されており、前記押圧部材は上端又は下端に位置する支承部と該支承部と隣接する支承部との間に固着されており、前記圧縮バネは内側に位置する支承部間に装着されており、さらに、前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材のいずれか一方の移動時に他方の鉤部材の移動を規制するストッパ手段を備えていることを特徴としている。
また、請求項4に係るパチンコ遊技機の施錠装置は、縦長の支持基板と、前記支持基板の上下方向に沿って上下動自在に軸支された棒状の施錠ロッドと、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前方へ突出する第1の鉤部材と、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が後方へ突出する第2の鉤部材と、前記第1の鉤部材の支承部と前記第2の鉤部材の支承部の間に位置するように前記施錠ロッドに固着した押圧部材と、前記施錠ロッドに装着されて前記第1の鉤部材を上向き若しくは下向きに付勢する第1の圧縮バネと、前記第1の鉤部材と所定間隔を離して前記施錠ロッドに固着され前記第1の圧縮バネの端部を接触させる第1のバネ止め部と、前記施錠ロッドに装着されて前記第2の鉤部材を前記第1の圧縮バネとは反対方向に付勢する第2の圧縮バネと、前記第2の鉤部材と所定間隔を離して前記施錠ロッドに固着され前記第2の圧縮バネの端部を接触させる第2のバネ止め部と、前記施錠ロッドに固着されると共にシリンダ錠の錠軸に固定された係合片と係合する受止部材とを備え、前記シリンダ錠を開錠操作すると前記受止部材が前記施錠ロッドを上下動させ、該シリンダ錠の開錠操作の方向によって前記押圧部材が前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材を上下いずれかに移動させることを特徴としている。
本発明に係るパチンコ遊技機の施錠装置は、鉤部材の位置を自由に変更することができるため、パチンコ遊技機毎に施錠装置を新たに設計する面倒を解消すると共に、コストの削減を図ることを可能としている。
また、鉤部材を上下動させる部材を棒状の部材からなる施錠ロッドにすることで、従来の施錠装置のように金属製の帯板部材を使用する必要がなくなり、材料費のコストを大幅に削減することができる。
さらに、施錠ロッドを採用したことで、施錠装置の組み立てもきわめて簡単になり、組立作業の能率を向上させることも可能としている。
また、施錠ロッドに圧縮バネを装着して鉤部材を付勢するようにしたことから、従来の引張バネを使用したものと比較して、バネの配置の自由度が増し、ひいては、施錠装置自体の設計についての自由度も増すことができる。
パチンコ遊技機Pの正面斜視図。 本体枠の背面斜視図。 施錠装置の背面斜視図。 施錠装置の分解斜視図。 本体枠用鉤部材の斜視図。 前面枠用鉤部材の斜視図。 施錠装置の作用図。 施錠装置の作用図。 施錠装置の他の実施形態を示す要部側面図。 施錠装置の他の実施形態を示す要部側面図。 施錠装置の他の実施形態を示す要部側面図。 施錠装置の他の実施形態を示す要部側面図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、施錠装置Sが装着されたパチンコ遊技機Pの正面斜視図、図2は施錠装置Sが装着されたパチンコ遊技機Pの本体枠の背面斜視図、図3は施錠装置Sの背面斜視図、図4は施錠装置Sの分解斜視図である。ここで、本発明に係る施錠装置Sを説明するに先立ち、パチンコ遊技機Pについて簡単に説明をしておく。パチンコ遊技機Pは、縦長な方形状に枠組み形成される外枠1と、該外枠1の一側にヒンジ機構2,2によって開閉自在に装着される本体枠3と、該本体枠3の前面一側にヒンジ機構4,4によって開閉自在に装着される前面枠5とによって概略構成されている。また、該パチンコ遊技機Pには、外枠1に対し本体枠3を開放及び施錠し、本体枠3に対し前面枠5を開放及び施錠する施錠装置Sが設けられている。なお、この実施形態において「前側」とは、パチンコ遊技機Pの正面側、「後側」とは、パチンコ遊技機Pの背面側、「右側」「左側」とは、パチンコ遊技機Pを正面から見た場合の右側、左側をそれぞれ指すこととする。
前記外枠1は、上下に配置される上枠板10及び下枠板11、左右に配置される側枠板12,12を組み合わせることで縦長な方形枠状に形成されている。また、下枠板11の前方には、合成樹脂製の装飾カバー13が装着されている。なお、外枠1の開放側内側面の上部と下部に、後述する施錠装置Sの本体枠用鉤部材32のフック部51が係止される係止部14,14が固着されている。
前記本体枠3は、上下に配置される上囲繞部材15及び下囲繞部材16、左右に配置される側部囲繞部材17,17を組み合わせることで縦長な方形枠状に形成されており、そのサイズは、外枠1の装飾カバー13を除く前面を略覆うサイズになっている。また、本体枠3の下囲繞部材16の上側に遊技球を流下させる遊技盤18が配設されている。そして、遊技盤18の前面には、図示はしないが入賞装置、遊技釘、球誘導レール等が配設され、遊技盤18の後側には、球タンク、通路部材、球払出装置、各種制御基板等が配設されることになる。また、下囲繞部材16には、図示はしないが打球発射装置等が配設されることになる。さらに、下囲繞部材16の右側(開放側)よりの位置には、施錠装置Sを操作するためのシリンダ錠19が前方に突出するように設けられている。なお、図2に示すように、本体枠3の開放側の側面に施錠装置Sが装着されている。
前記前面枠5は、上下に配置される上枠部材20及び下枠部材21、左右に配置される側枠部材22,22を組み合わせることで縦長な方形枠状に形成されており、そのサイズは、本体枠3の前面を略覆うサイズになっている。このうち、下枠部材21は、本体枠3の下囲繞部材16の前面全体を覆う板状に形成されている。また、この下枠部材21の右側には、本体枠3に設けられたシリンダ錠19を突出させるための貫通穴23が開設されている。また、前面枠5の下枠部材26を除く部分は開放部になっており、図示はしないが該開放部を後方から塞ぐようにして一対の透明板ユニットが装着されることになる。さらに、前面枠5の下枠部材21の前面には、図示はしないが球受皿、操作ハンドル等が装着されることになり、また、前面枠5の周囲前面には、装飾用の合成製樹脂カバーが装着されることになる。なお、前面枠5の開放側内側面の上部と下部に、後述する施錠装置Sの前面枠用鉤部材33のフック部56が係止される係止部24,24が固着されている。
次に、パチンコ遊技機Pに装着される施錠装置Sについて説明する。この施錠装置Sは、図2に示されているように本体枠3の開放側の側面に装着される。また、この施錠装置Sは、図3及び図4に示されているように、縦長帯板を折曲した基枠体30に棒状の施錠ロッド31を軸支し、該施錠ロッド31に本体枠用鉤部材(第1の鉤部材)32,32と、前面枠用鉤部材(第2の鉤部材)33,33と、押圧部材としてのEリング34,34と、圧縮バネ35,35、施錠ロッド31を上下動させる受止部材36とを装着して概略構成されている。
前記基枠体30は、縦長な金属製の帯板の2箇所を直角に折曲して形成されている。具体的には、基枠体30は、施錠装置Sがパチンコ遊技機Pに装着されると、パチンコ遊技機Pの遊技盤18の側方に位置するやや幅広の支持基板30aと、該支持基板30aの後側端を直角に折曲した細幅の取付板30bと、該支持基板30aの前側端を直角に折曲した細幅の閉塞板30cとによって一体成形されている。このうち、取付板30bは、パチンコ遊技機Pの遊技盤18の後方に当接させる部位であり、取付板30bの上側と下側のそれぞれに開設された螺子孔38,38・・・に螺子を螺着することで施錠装置Sがパチンコ遊技機Pに装着される。他方、閉塞板30cは、パチンコ遊技機Pの施錠時に本体枠3の開放側の側部にできる間隙を塞ぐ働きをするもので、この閉塞板30cによって針金等の異物を挿入して行われる不正を防止することができる。
前記支持基板30aには、該支持基板30aの上下方向に沿うように棒状の施錠ロッド31が上下動自在に軸支されている。具体的には、支持基板30aの上側に2箇所、下側に1箇所の計3箇所に支持基板30aを切り起して形成した軸受部41a,41b,41cが形成されていると共に、支持基板30aの略中央部に軸受部42a,42bが形成された軸受部材42が固設されており、該軸受部41a,41b,41c及び軸受部材42の軸受部42a,42bに施錠ロッド31が挿入されている。この施錠ロッド31の外径は、軸受部41a,41b,41c及び42a,42bの軸孔の内径よりも若干小さいため、施錠ロッド31は、これら軸受部に対し摺動自在になっている。ちなみに、軸受部41b,41cは、本体枠用鉤部材32が下動する際に前面枠用鉤部材33が一緒に下動してしまうことを規制するストッパ手段としての役目を有している。これについての詳細は別途後述する。また、支持基板30aの上側に位置する軸受部41a,41bの略中間の側方と、下側に位置する軸受部41cのやや上側の側方に後述する本体枠用鉤部材32の移動をガイドする案内片部43,43が直角に切り起されて形成されている。さらに、支持基板30aの下方であり、軸受部41cよりもやや上側に閉塞板30cと面一になるように矩形状に切り起された錠取付部44が形成されており、この錠取付部44にシリンダ錠19が螺子45によって螺着されている。また、シリンダ錠19の後端部から突出する錠軸46には、上動用爪47aと下動用爪47bが二股状に形成された係合片47が固設されている。
前記施錠ロッド31の上部と下部の2箇所に、本体枠用鉤部材32,32が後方へ突出するように装着されていると共に、前面枠用鉤部材33,33が前方へ突出するように装着されている。このうち、本体枠用鉤部材32は、図5に示されているように、その基端部側の上下2箇所に施錠ロッド31に挿入される支承部50a,50bが形成されており、その先端部側に上向き鉤状のフック部51が形成されている。また、本体枠用鉤部材32の中央部にはリベット52の軸を遊嵌させる長孔53が開設されており、該長孔53の上方には支持基板30aの案内片部43を挿入させるためのガイド溝54が形成されている。なお、本体枠用鉤部材32の長孔53にはリベット52の軸が貫挿されており、このリベット52の軸が支持基板30aに固着されている。従って、本体枠用鉤部材32は、長孔53の範囲内で上下に移動可能になる。ちなみに、このリベット52は、前面枠用鉤部材33が上動する際に本体枠用鉤部材32が一緒に上動してしまうことを規制するストッパ手段としての役目を有している。これについての詳細は別途後述する。他方、前面枠用鉤部材33は、図6に示されているように、その基端部側の上下2箇所に施錠ロッド31に挿入される支承部55a,55bが形成されており、その先端部側に下向き鉤状のフック部56が形成されている。なお、前面枠用鉤部材33,33のフック部56,56は、閉塞板30cに開設されたガイド孔58,58から前方へ突出している。さらに、施錠ロッド31の下方であり、前述したシリンダ錠19の錠軸46に固設された係合片47に対応する位置に受止部材36が固着されている。この受止部材36は、その基端部側に施錠ロッド31に嵌合させる筒状部60が形成されており、その先端部に係合片47と係合する係合部61a,61bが形成されている。なお、本体枠用鉤部材32の支承部50a,50b及び前面枠用鉤部材33の支承部55a,55bは、いずれもその内径が施錠ロッド31の外径よりも若干大きいため、鉤部材32及び33は、施錠ロッド31に対して摺動自在になっている。
さらに、本体枠用鉤部材32,32と前面枠用鉤部材33,33の配置関係について、図7及び図8を参照しながら説明する。まず、施錠ロッド31の上側に配置された本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33から説明すると、これら鉤部材32,33は、それらの支承部50a,50b,55a,55bが支持基板30aに形成されている軸受部41aと41bの間に位置するように施錠ロッド31に配置されており、また、前面枠用鉤部材33の支承部55a,55bの間に本体枠用鉤部材32の支承部50a,50bが位置するように配置されている。さらに、前面枠用鉤部材33の上側の支承部55aと本体枠用鉤部材32の上側の支承部50aの間に位置するように押圧部材としてのEリング34が設けられ、このEリング34は、施錠ロッド31に固着されている。また、本体枠用鉤部材32の下側の支承部50bと前面枠用鉤部材33の下側の支承部55bの間にコイル状の圧縮バネ35が配置されている。なお、施錠ロッド31の下側に位置する本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33も基本的に同様の配置関係にあり、相違する点は、施錠ロッド31の下側に位置する本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33の上部には、支持基板30aに形成されている軸受部41aに相当するものが存在していない点のみである。このように、本実施の形態における施錠装置Sは、施錠ロッド31に本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33の支承部50a,50b,55a,55bが前述したような配置関係になるよう挿入し、且つ前述したような配置関係でEリング34を固着すると共に圧縮バネ35を装着すれば足り、あとはストッパ手段となる軸受部の位置を決定するのみでよい。従って、これら鉤部材の位置を後から自由に変更することが可能であると共に、施錠装置の組み立てもきわめて容易に行うことが可能となる。
次に本実施形態における施錠装置Sの作用について図7及び図8を参照しながら説明する。まず、前面枠5の施錠・開錠から説明すると、前面枠5が施錠されている状態では、図8に示されているように、前面枠用鉤部材33のフック部56が前面枠5の係止部24に上側から係合している。そして、前面枠5と本体枠3の施錠を解き、前面枠5を本体枠3から開放する場合、図7に示されているように、パチンコ遊技機Pの前面に位置するシリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで反時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、シリンダ錠19の錠軸46と共に係合片47が回転し、係合片47の上動用爪47bがこれと係合している受止部材36の係合部61bを押し上げ、同時に施錠ロッド31も上動する。さらに、施錠ロッド31の上動に伴い、施錠ロッド31に固着されているEリング34が前面枠用鉤部材33の上側の支承部55aを押し上げるため、前面枠用鉤部材33も上方へ移動し、前面枠用鉤部材33のフック部56が前面枠5の係止部24から外れ、前面枠5が本体枠3から開放される。この一連の動作の間、本体枠用鉤部材32は、リベット52が長孔53の下方に位置しているため、このリベット52により上方への移動が規制されている。すなわち、前面枠用鉤部材33の上方への移動により、前面枠用鉤部材33の下側の支承部55bが圧縮バネ35を下から押し上げ、圧縮バネ35によって本体枠用鉤部材32の下側の支承部50bが押圧されるが、本体枠用鉤部材32はリベット52によって上方への移動が規制されるため、その場に留まって移動しない。すなわち、リベット52が本体枠用鉤部材32の上方への移動を規制するストッパ手段となって、前面枠用鉤部材33のみが上方へ移動する。
前面枠5が本体枠3から一旦開放されると、圧縮バネ35の付勢力によって前面枠用鉤部材33の下側の支承部55bが下側へ押圧されるため、前面枠用鉤部材33も下側へ移動し元の位置に戻る。そして、この状態で前面枠5を本体枠3に対し閉止する時は、前面枠5を本体枠3にそのまま押し込むことで閉止することができる。すなわち、前面枠5を本体枠3に向けて押すと、前面枠用鉤部材33のフック部56が前面枠5の係止部24の前縁に当接する。この時、前面枠用鉤部材33のフック部56の先端縁下方がテーパー状になっていることから、当該フック部56が係止部24を摺動しながら圧縮バネ35の付勢に抗しつつ徐々に押し上げられる。そして、フック部56が係止部24を乗り越えると、前面枠用鉤部材33は圧縮バネ35の付勢力により下方へ移動するため、そのフック部56が係止部24に再び係止されることになる。
次いで、本体枠3の施錠・開錠について説明すると、本体枠3が施錠されている状態では、図7に示されているように、本体枠用鉤部材32のフック部51が外枠1の係止部14に下側から係合している。そして、本体枠3と外枠1の施錠を解き、本体枠3を外枠1から開放する場合、図8に示されているように、パチンコ遊技機Pの前面に位置するシリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、シリンダ錠19の錠軸46と共に係合片47が回転し、係合片47の下動用爪47aがこれと係合している受止部材36の係合部61aを押し下げ、同時に施錠ロッド31も下動する。さらに、施錠ロッド31の下動に伴い、施錠ロッド31に固着されているEリング34が本体枠用鉤部材32の上側の支承部50aを押し下げるため、本体枠用鉤部材32も下方へ移動し、本体枠用鉤部材32のフック部51が外枠1の係止部14から外れ、本体枠3が外枠1から開放される。この一連の動作の間、前面枠用鉤部材33は、その下側の支承部55bが支持基板30aに形成された軸受部41b又は41cに当接し下方への移動が規制されている。すなわち、本体枠用鉤部材32の下方への移動により、本体枠用鉤部材32の下側の支承部50bが圧縮バネ35を上から押し下げ、圧縮バネ35によって前面枠用鉤部材33の下側の支承部55bが押圧されるが、前面枠用鉤部材33は軸受部41b又は41cによって下方への移動が規制されるため、その場に留まって移動しない。すなわち、軸受部41b,41cが前面枠用鉤部材33の下方への移動を規制するストッパ手段となって、本体枠用鉤部材32のみが下方へと移動する。
本体枠3が外枠1から一旦開放されると、圧縮バネ35の付勢力によって本体枠用鉤部材32の下側の支承部50bが上側へ押圧されるため、本体枠用鉤部材32も上側へ移動し元の位置に戻る。そして、この状態で本体枠3を外枠1に対し閉止する時は、本体枠3を外枠1にそのまま押し込むことで閉止することができる。すなわち、本体枠3を外枠1に向けて押すと、本体枠用鉤部材32のフック部51が外枠1の係止部14の前縁に当接する。この時、本体枠用鉤部材32のフック部51の先端縁上方がテーパー状になっていることから、当該フック部51が係止部14を摺動しながら圧縮バネ35の付勢に抗しつつ徐々に押し下げられる。そして、フック部51が係止部14を乗り越えると、本体枠用鉤部材32は圧縮バネ35の付勢力により上方へ移動するため、そのフック部56が係止部24に再び係止されることになる。
なお、前記実施の形態では、本体枠用鉤部材32の支承部50a,50bを上下に2つ設けた例を示したが、これに限られず、例えば、図9に示されているように、本体枠用鉤部材32の支承部50a´を筒状にして1つのみ形成してもよい。すなわち、本体枠用鉤部材32の支承部が前面枠用鉤部材33に少なくとも2つ以上設けられた支承部間に位置するように配置すれば本発明の目的を達成することができる。また、本実施形態の本体枠用鉤部材と前面枠用鉤部材を逆にすることも可能である。すなわち、本実施形態では、前面枠用鉤部材の2つの支承部間に本体枠用鉤部材の支承部が位置するように配置した例を示したが、これを逆にして、本体枠用鉤部材の2つの支承部間に前面枠用鉤部材の支承部が位置するように配置しても本発明の目的を達成することができる。
さらに、前記実施の形態では、本体枠用鉤部材32が下方に移動する際、前面枠用鉤部材33の下方への移動を規制するストッパ手段として、支持基板30aに形成された軸受部41b又は41cを利用した例を示したが、これに限られず、例えば、図10に示されているように、前面枠用鉤部材33にリベット70を設け、これをストッパ手段とすることも可能である。要するに、一方の鉤部材が上方若しくは下方に移動する際、他方の鉤部材が一方の鉤部材と同じ方向に移動してしまうことを規制する手段が設けられていれば、本発明の目的を達成することができる。
また、前記実施の形態では、鉤部材が支持基板の上下に設けられている例を示したが、例えば、その中間にも鉤部材を設けるなど、その数は任意に選択可能である。
図11は、請求項3に係る他の実施形態を示すものである。なお、前記した実施の形態と同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態の施錠装置Sは、前面枠用鉤部材33の基端部に2つの支承部75a,75bを設けると共に、本体枠用鉤部材32の基端部にも2つの支承部を76a,76bを設けて構成している。また、これらの支承部75a,75b,76a,76bが互い違いになるように前面枠用鉤部材33と本体枠用鉤部材32を配置している。具体的には、前面枠用鉤部材33の支承部75aが最上部に位置し、その下に本体枠用鉤部材32の支承部76aが位置し、その下に前面枠用鉤部材33の支承部75bが位置し、最下部に本体枠用鉤部材32の支承部76bとなるように前面枠用鉤部材33と本体枠用鉤部材32を配置している。さらに、前面枠用鉤部材33の中央部に長孔77を開設し、この長孔77にリベット78の軸を挿通し該軸を支持基板30aに固着している。また、同様に本体枠用鉤部材32にも長孔79とリベット80を設け、これらリベット78及び80にストッパ手段の役割を果たさせている。
このように構成した施錠装置は、次のように作用する。すなわち、前面枠5を開放する場合、シリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで反時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、施錠ロッド31が上動し、施錠ロッド31に固着されているEリング34が前面枠用鉤部材33の上側の支承部75aを押し上げるため、前面枠用鉤部材33も上方へ移動し、前面枠用鉤部材33のフック部56が本体枠3の係止部24から外れ、前面枠5が本体枠3から開放される。この一連の動作の間、本体枠用鉤部材32は、リベット80が長孔79の下方に位置しているため、このリベット80により上方への移動が規制される。すなわち、リベット80が本体枠用鉤部材32の上方への移動を規制するストッパ手段となり、前面枠用鉤部材33のみが上方へと移動する。他方、本体枠3を開放する場合、シリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、施錠ロッド31が下動し、施錠ロッド31に固着されているEリング34が本体枠用鉤部材32の上側の支承部76aを下方へと押下げるため、本体枠用鉤部材32も下方へ移動し、本体枠用鉤部材32のフック部51が外枠1の係止部14から外れ、本体枠3が外枠1から開放される。この一連の動作の間、前面枠用鉤部材33は、リベット78が長孔77の上方に位置しているため、このリベット78により下方への移動が規制される。すなわち、リベット78が前面枠用鉤部材33の下方への移動を規制し、本体枠用鉤部材32のみが下方へと移動する。
なお、前記の例では、本体枠用鉤部材32及び前面枠用鉤部材33の支承部を上から75a、76a、75b、76bとなるように配置し、また、押圧部材としてのEリング34を上側の支承部75aと上側の支承部76aの間に位置するようにしているが、これに限られるわけではない。すなわち、本発明の目的を達成するためには、本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33の支承部が互い違いになるようにすればよく、また、押圧部材としてのEリング34をそれぞれの鉤部材の下側の支承部間に位置するようにしてもよい。もっとも、この場合、これらの配置関係によって、フック部の向きとリベットの位置を考慮することが必要になる。
図12は、請求項4に係る他の実施形態を示すものである。なお、前記した実施の形態と同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態の施錠装置Sは、本体枠用鉤部材32を上側に配置すると共に、その下側に前面枠用鉤部材33を配置して、両者を並列するようにしている。また、本体枠用鉤部材32のフック部85を下向き鉤状にし、前面枠用鉤部材33のフック部86を上向き鉤状にしている。そして、押圧部材としてのEリング34を本体枠用鉤部材32と前面枠用鉤部材33の中間に位置するように設けている。具体的には、本体枠用鉤部材32には2つの支承部88a,88bが設けられ、前面枠用鉤部材33には2つの支承部89a,89bが設けられている。また、本体枠用鉤部材の下側の支承部88bと前面枠用鉤部材33の上側の支承部89aの間に位置するようにEリング34が配置されている。さらに、本体枠用鉤部材32の上側に所定間隔を離して第1のバネ止め部90が設けられ、前面枠用鉤部材33の下側に所定間隔を離して第2のバネ止め部91が設けられている。これらバネ止め部90,91はいずれも支持基板30aを切り起して形成されている。さらに、本体枠用鉤部材32の上側の支承部88aと第1のバネ止め部90の間に圧縮バネ92が装着されており、また、前面枠用鉤部材33の下側の支承部89bと第2のバネ止め部91の間に圧縮バネ93が装着されている。
このように構成した施錠装置Sは、次のように作用する。すなわち、前面枠5を開放する場合、シリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、施錠ロッド31が下動し、施錠ロッド31に固着されているEリング34が前面枠用鉤部材33の上側の支承部89aを下方へと押下げる。そして、前面枠用鉤部材33が下方へと移動し、そのフック部86が前面枠5の係止部24から外れ、前面枠5が本体枠3から開放される。他方、本体枠3を開放する場合、シリンダ錠19の鍵穴に錠を差し込んで反時計回り方向へと錠を回転させる。これによって、施錠ロッド31が上動し、施錠ロッド31に固着されているEリング34が本体枠用鉤部材32の下側の支承部88bを上方へと押上げる。そして、本体枠用鉤部材32が上方へと移動し、そのフック部85が外枠1の係止部14から外れ、本体枠3が外枠1から開放される。
ちなみに、この実施の形態では、本体枠用鉤状部材及び前面枠用鉤部材のいずれにも支承部が2つずつ設けられている例を示したが、支承部は1つのみ設けてもよく、また、3つ以上設けてもよい。要するに、この実施の形態では、本体枠用鉤部材と前面枠用鉤部材の間に押圧部材を設ければ、本発明の目的を達成することができる。
なお、前記したいずれの実施の形態においても、本体枠用鉤部材のフック部が上向き鉤状になっており、前面枠用鉤部材のフック部が下向き鉤状である例を示したが、これを逆にすること、すなわち、本体枠用鉤部材のフック部が下向き鉤状とし、前面枠用鉤部材のフック部を上向き鉤状にすることも当然可能である。また、前記実施の形態では、押圧部材としてEリングを用いた例を示したが、これに限られず他の部材で代用することも可能である。さらに、前記実施の形態では、施錠ロッドとして丸棒状のものを示したが、必ずしも丸棒状のものに限られない。
P パチンコ遊技機
S 施錠装置
19 シリンダ錠
30a 支持基板
31 施錠ロッド
32 本体枠用鉤部材(第1の鉤部材)
33 前面枠用鉤部材(第2の鉤部材)
34 Eリング(押圧部材)
35 圧縮バネ
36 受止部材
41b 軸受部(ストッパ手段)
41c 軸受部(ストッパ手段)
46 錠軸
47 係合片
50a 支承部
50b 支承部
51 フック部
52 リベット
56 フック部
55a 支承部
55b 支承部

Claims (4)

  1. 縦長の支持基板と、前記支持基板の上下方向に沿って上下動自在に軸支された棒状の施錠ロッドと、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前方又は後方へ突出する第1の鉤部材と、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前記第1の鉤部材と反対方向へ突出する第2の鉤部材と、前記第1の鉤部材の支承部と前記第2の鉤部材の支承部の間に位置するように前記施錠ロッドに固着した押圧部材と、前記施錠ロッドに装着されて前記第1の鉤部材を上向き若しくは下向きに付勢すると共に前記第2の鉤部材を該第1の鉤部材と反対方向に付勢する圧縮バネと、前記施錠ロッドに固着されると共にシリンダ錠の錠軸に固定された係合片と係合する受止部材とを備え、
    前記シリンダ錠を開錠操作すると前記受止部材が前記施錠ロッドを上下動させ、該シリンダ錠の開錠操作の方向によって前記押圧部材が前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材を上下いずれかに移動させることを特徴とするパチンコ遊技機の施錠装置。
  2. 前記第1の鉤部材の支承部は少なくとも上下に2箇所に形成されており、前記第2の鉤部材は前記第1の鉤部材の上下の支承部間に配置されており、前記押圧部材は前記第1の鉤部材の一方の支承部と前記第2の鉤部材の支承部との間に固着されており、前記圧縮バネは前記第1の鉤部材の他方の支承部と前記第2の鉤部材の支承部との間に装着されており、さらに、前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材のいずれか一方の移動時に他方の鉤部材の移動を規制するストッパ手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の施錠装置。
  3. 前記第1の鉤部材及び第2の鉤部材の支承部はそれぞれ上下に2箇所に形成されていると共にそれぞれの支承部が互い違いになるように配置されており、前記押圧部材は上端又は下端に位置する支承部と該支承部と隣接する支承部との間に固着されており、前記圧縮バネは内側に位置する支承部間に装着されており、さらに、前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材のいずれか一方の移動時に他方の鉤部材の移動を規制するストッパ手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の施錠装置。
  4. 縦長の支持基板と、前記支持基板の上下方向に沿って上下動自在に軸支された棒状の施錠ロッドと、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が前方へ突出する第1の鉤部材と、前記施錠ロッドにその支承部が遊嵌されて摺動自在に装着されると共にフック部が後方へ突出する第2の鉤部材と、前記第1の鉤部材の支承部と前記第2の鉤部材の支承部の間に位置するように前記施錠ロッドに固着した押圧部材と、前記施錠ロッドに装着されて前記第1の鉤部材を上向き若しくは下向きに付勢する第1の圧縮バネと、前記第1の鉤部材と所定間隔を離して前記施錠ロッドに固着され前記第1の圧縮バネの端部を接触させる第1のバネ止め部と、前記施錠ロッドに装着されて前記第2の鉤部材を前記第1の圧縮バネとは反対方向に付勢する第2の圧縮バネと、前記第2の鉤部材と所定間隔を離して前記施錠ロッドに固着され前記第2の圧縮バネの端部を接触させる第2のバネ止め部と、前記施錠ロッドに固着されると共にシリンダ錠の錠軸に固定された係合片と係合する受止部材とを備え、
    前記シリンダ錠を開錠操作すると前記受止部材が前記施錠ロッドを上下動させ、該シリンダ錠の開錠操作の方向によって前記押圧部材が前記第1の鉤部材又は前記第2の鉤部材を上下いずれかに移動させることを特徴とするパチンコ遊技機の施錠装置。
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