JP5863793B2 - 活性化合物の組合せ - Google Patents

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    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles

Description

本発明は、(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドおよび任意選択で(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む活性化合物の組合せ、特に、殺真菌剤組成物における活性化合物の組合せに関する。さらに、本発明は、植物または作物(例えば、穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、キビおよびライコムギなど);ダイズ;コメ;コーン/トウモロコシ;アブラナ(カノーラを含む);豆類、エンドウ、ラッカセイ;テンサイ、飼料ビート、ビートルート;ジャガイモ;ワタ)の植物病原性真菌を治療的または予防的に防除するための方法、ならびに種子の処理のための本発明による組合せの使用、種子(少なくとも処理されたものでない種子)を保護するための方法に関する。
化学名2-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(2-クロロフェニル)-2-ヒドロキシプロピル]-1,2-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオンを有するプロチオコナゾール(CAS登録番号178928-70-6)(化合物A)およびその製造方法がWO 96/16048に記載されている。
化学名3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)ピラゾール-4-カルボキサミドを有するフルキサピロキサド(CAS登録番号907204-31-3)(化合物B)およびその製造方法がWO 2006/087343に記載されている。
また、ある種の植物衛生組成物も知られている(WO 2009/098218)。
今日の作物保護組成物に対して課される例えば作用スペクトル、毒性、選択性、散布量、残留物の形成、および有利な調製可能性に関する環境的および経済的必要性が持続的に高まっているため、さらに、例えば、耐性の問題が起こることがあり得るため、少なくとも一部の領域において上記の必要性が満たされることを補助する新たな組成物、特に殺真菌剤を開発するための課題が絶えず存在している。
本発明は、少なくとも一部の態様において記載の目的が達成される活性化合物の組合せ/組成物を提供する。
驚くべきことに、ここに、本発明による組合せによって、原理上は防除されることが予測される植物病原体に関して作用スペクトルの相加的向上がもたらされるだけでなく、成分(A)と成分(B)の作用範囲が2つの様式で拡延される相乗効果も得られることがわかった。第1に、成分(A)と成分(B)の散布量は少なくなるが作用は同等に良好なままである。第2に、該組合せでは、2つの個々の化合物がかかる低散布量範囲で完全に不奏功になったとしても、依然として高い植物病原体防除度が達成される。これにより、一方において、防除され得る植物病原体の範囲のかなりの拡大、他方において、使用における安全性の増大が可能になる。
殺真菌相乗活性に加え、本発明による活性化合物の組合せは、さらなる驚くべき特性(広い意味で、相乗的とも称され得る)、例えば:他の植物病原体に対する(例えば、植物病害の耐性株に対する)活性スペクトルの拡大;活性化合物の散布量の低減;個々の化合物が活性を示さない、または事実上示さない散布量であっても、本発明による活性化合物の組合せの補助を伴う害虫の充分な防除;製剤時または使用時(例えば、磨砕、篩い分け、乳化、溶解もしくは施与時)の好都合な挙動;貯蔵安定性および光安定性の改善;残留物形成が好都合なこと;毒性学的または生態毒性学的挙動の改善;植物の特性の改善(例えば、より良好な植物生長、収穫量の増大、より良好な根系の発達、より大きな葉の面積、より緑色の葉色、より強い苗条、必要種子量の低減、植物毒性の低下、植物の防御機構の動員、植物との良好な適合性)などを有する。したがって、本発明による活性化合物の組合せまたは組成物の使用は、未熟な穀物が健常であることの維持にかなり寄与し、これにより、例えば、被処理穀物種子の冬季の生存能、また、セイフガード品質および収穫量が増大する。さらに、本発明による活性化合物の組合せは全身性作用の向上に寄与し得る。組合せの個々の化合物が充分な全身性特性を有しない場合であっても、本発明による活性化合物の組合せは、依然としてこの特性を有するものであり得る。同様の様式で、本発明による活性化合物の組合せでは、殺真菌作用の長期有効性がより高くなり得る。
特に、本発明は、(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドおよび任意選択で、特定の病原体に対する特定の作物におけるさらなる殺真菌活性化合物である化合物(C)を含む本発明による組合せの好都合な使用を提供する。
化合物(C)は、以下の群から選択され得る。
(1)エルゴステロール生合成の阻害剤、例えば、アルジモルフ、アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジクロブトラゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、ドデモルフ、酢酸ドデモルフ、エポキシコナゾール、エタコナゾール、フェナリモール、フェンブコナゾール、フェンヘキサミド、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フルキンコナゾール、フルルプリミドール、フルシラゾール、フルトリアホール、フルコナゾール、フルコナゾール-シス、ヘキサコナゾール、イマザリル、イマザリル硫酸、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ナフチフィン、ヌアリモル、オキシポコナゾール、パクロブトラゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、ピペラリン、プロクロラズ、プロピコナゾール、ピリブチカルブ、ピリフェノックス、キンコナゾール、シメコナゾール、スピロキサミン、テブコナゾール、テルビナフィン、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリデモルフ、トリフルミゾール、トリホリン、トリチコナゾール、ウニコナゾール、ウニコナゾール-P、ビニコナゾール、ボリコナゾール、1-(4-クロロフェニル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾル-1-イル)シクロヘプタノール、メチル1-(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)-1H-イミダゾール-5-カルボキシレート、N'-{5-(ジフルオロメチル)-2-メチル-4-[3-(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、N-エチル-N-メチル-N'-{2-メチル-5-(トリフルオロメチル)-4-[3-(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}イミドホルムアミドおよびO-[1-(4-メトキシフェノキシ)-3,3-ジメチルブタン-2-イル]1H-イミダゾール-1-カルボチオエート
(2)複合体IまたはIIにおける呼吸鎖の阻害剤、例えば、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、ジフルメトリム、フェンフラム、フルオピラム、フルトラニル、フラメトピル、フルメシクロックス、イソピラザム(シンエピマーラセミ化合物1RS,4SR,9RSとアンチエピマーラセミ化合物1RS,4SR,9SRの混合物)、イソピラザム(アンチエピマーラセミ化合物1RS,4SR,9SR)、イソピラザム(アンチエピマーエナンチオマー1R,4S,9S)、イソピラザム(アンチエピマーエナンチオマー1S,4R,9R)、イソピラザム(シンエピマーラセミ化合物1RS,4SR,9RS)、イソピラザム(シンエピマーエナンチオマー1R,4S,9R)、イソピラザム(シンエピマーエナンチオマー1S,4R,9S)、メプロニル、オキシカルボキシン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、セダキサン、チフルザミド、1-メチル-N-[2-(1,1,2,2-テトラフルオロエトキシ)フェニル]-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[2-(1,1,2,2-テトラフルオロエトキシ)フェニル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-N-[4-フルオロ-2-(1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-[1-(2,4-ジクロロフェニル)-1-メトキシプロパン-2-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミドおよびその塩
(3)複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害剤、例えば、アメトクトラジン、アミスルブロム、アゾキシストロビン、シアゾファミド、ジモキシストロビン、エネストロブリン、ファモキサドン、フェンアミドン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、ピリベンカルブ、トリフロキシストロビン、(2E)-2-(2-{[6-(3-クロロ-2-メチルフェノキシ)-5-フルオロピリミジン-4-イル]オキシ}フェニル)-2-(メトキシイミノ)-N-メチルエタンアミド、(2E)-2-(メトキシイミノ)-N-メチル-2-(2-{[({(1E)-1-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)エタンアミド、(2E)-2-(メトキシイミノ)-N-メチル-2-{2-[(E)-({1-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]エトキシ}イミノ)メチル]フェニル}エタンアミド、(2E)-2-{2-[({[(1E)-1-(3-{[(E)-1-フルオロ-2-フェニルエテニル]オキシ}フェニル)エチリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}-2-(メトキシイミノ)-N-メチルエタンアミド、(2E)-2-{2-[({[(2E,3E)-4-(2,6-ジクロロフェニル)ブト-3-エン-2-イリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}-2-(メトキシイミノ)-N-メチルエタンアミド、2-クロロ-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド、5-メトキシ-2-メチル-4-(2-{[({(1E)-1-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾル-3-オン、メチル(2E)-2-{2-[({シクロプロピル[(4-メトキシフェニル)イミノ]メチル}スルファニル)メチル]フェニル}-3-メトキシプロプ-2-エノエート、N-(3-エチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシル)-3-(ホルミルアミノ)-2-ヒドロキシベンズアミド、2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミド、(2R)-2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミドおよびその塩
(4)有糸分裂および細胞分裂の阻害剤、例えば、ベノミル、カルベンダジム、クロルフェンアゾール、ジエトフェンカルブ、エタボキサム、フルオピコリド、フベリダゾール、ペンシクロン、チアベンダゾール、チオファネート-メチル、チオファネート、ゾキサミド、5-クロロ-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン、3-クロロ-5-(6-クロロピリジン-3-イル)-6-メチル-4-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリダジンおよびその塩
(5)マルチサイト作用を有し得る化合物、例えば、ボルドー混合物、カプタホール、キャプタン、クロロタロニル、水酸化銅、ナフテン酸銅、酸化銅、オキシ塩化銅、硫酸銅(II)、ジクロフルアニド、ジチアノン、ドジン、ドジン遊離塩基、フェルバム、フルオロホルペット、ホルペット、グアザチン、酢酸グアザチン、イミノクタジン、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン三酢酸塩、マンカッパー(mancopper)、マンコゼブ、マネブ、メチラム、メチラム亜鉛、オキシン-銅、プロパミジン、プロピネブ、イオウおよびイオウ調製物、例えば、ポリ硫化カルシウム、チラム、トリルフルアニド、ジネブ、ジラムおよびその塩など
(6)宿主の防御を誘導し得る化合物、例えば、アシベンゾラル-S-メチル、イソチアニル、プロベナゾール、およびチアジニルおよびその塩など
(7)アミノ酸および/またはタンパク質の生合成の阻害剤、例えば、アンドプリム、ブラストサイジン-S、シプロジニル、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩水和物、メパニピリム、ピリメタニルおよびその塩
(8)ATP生成の阻害剤、例えば、酢酸フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチンおよびシルチオファム
(9)細胞壁合成の阻害剤、例えば、ベンチアバリカルブ、ジメトモルフ、フルモルフ、イプロバリカルブ、マンジプロパミド、ポリオキシン、ポリオキソリム、バリダマイシンAおよびバリフェナレート
(10)脂質および膜の合成の阻害剤、例えば、ビフェニル、クロロネブ、ジクロラン、エジフェンホス、エトリジアゾール、ヨードカルブ、イプロベンホス、イソプロチオラン、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、プロチオカルブ、ピラゾホス、キントゼン、テクナゼンおよびトルクロホス-メチル
(11)メラニン生合成の阻害剤、例えば、カルプロパミド、ジクロシメット、フェノキサニル、フタリド、ピロキロンおよびトリシクラゾール
(12)核酸合成の阻害剤、例えば、ベナラキシル、ベナラキシル-M(キララキシル)、ブピリメート、クロジラコン、ジメチリモール、エチリモール、フララキシル、ヒメキサゾール、メタラキシル、メタラキシル-M(メフェノキサム)、オフラセ、オキサジキシルおよびオキソリン酸
(13)シグナル伝達の阻害剤、例えば、クロゾリネート、フェンピクロニル、フルジオキソニル、イプロジオン、プロシミドン、キノキシフェンおよびビンクロゾリン
(14)脱共役剤として作用し得る化合物、例えば、ビナパクリル、ジノカップ、フェリムゾン、フルアジナムおよびメプチルジノカップなど
(15)さらなる化合物、例えば、ベンチアゾール、ベトキサジン、カプシマイシン、カルボン、キノメチオナートクラザフェノン、クフラネブ、シフルフェナミド、シモキサニル、シプロスルファミド、ダゾメット、デバカルブ、ジクロロフェン、ジクロメジン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルスルフェート、ジフェニルアミン、エコメート、フェンピラザミン、フルメトベール、フルオロイミド、フルスルファミド、フルチアニル、ホセチル-アルミニウム、ホセチル-カルシウム、ホセチル-ナトリウム、ヘキサクロロベンゼン、イルママイシン、メタスルホカルブ、メチルイソチオシアネート、メトラフェノン、ミルジオマイシン、ナタマイシン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタール-イソプロピル、オクチリノン、オキサモカルブ、オキシフェンチイン、ペンタクロロフェノールおよび塩、フェノトリン、リン酸およびその塩、プロパモカルブ-ホセチレート、プロパノシン-ナトリウム、プロキナジド、ピロルニトリン、テブフロキン、テクロフタラム、トルニファニド、トリアゾキシド、トリクラミド、ザリラミド、1-(4-{4-[(5R)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル]-1,3-チアゾル-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]エタノン、1-(4-{4-[(5S)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル]-1,3-チアゾル-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]エタノン、1-(4-{4-[5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル]-1,3-チアゾル-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]エタノン、1-(4-メトキシフェノキシ)-3,3-ジメチルブタン-2-イル1H-イミダゾール-1-カルボキシレート、2,3,5,6-テトラクロロ-4-(メチルスルホニル)ピリジン、2,3-ジブチル-6-クロロチエノ[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン、2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]-1-(4-{4-[(5R)-5-フェニル-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル]-1,3-チアゾル-2-イル}ピペリジン-1-イル)エタノン、2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]-1-(4-{4-[(5S)-5-フェニル-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル]-1,3-チアゾル-2-イル}ピペリジン-1-イル)エタノン、2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]-1-{4-[4-(5-フェニル-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾル-3-イル)-1,3-チアゾル-2-イル]ピペリジン-1-イル}エタノン、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピル-4H-クロメン-4-オン、2-クロロ-5-[2-クロロ-1-(2,6-ジフルオロ-4-メトキシフェニル)-4-メチル-1H-イミダゾル-5-イル]ピリジン、2-フェニルフェノールおよび塩、3,4,5-トリクロロピリジン-2,6-ジカルボニトリル、3-[5-(4-クロロフェニル)-2,3-ジメチル-1,2-オキサゾリジン-3-イル]ピリジン、3-クロロ-5-(4-クロロフェニル)-4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチルピリダジン、4-(4-クロロフェニル)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-3,6-ジメチルピリダジン、5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール、5-クロロ-N'-フェニル-N'-(プロプ-2-イン-1-イル)チオフェン-2-スルホノヒドラジド、5-メチル-6-オクチル[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-アミン、エチル(2Z)-3-アミノ-2-シアノ-3-フェニルプロプ-2-エノエート、N-(4-クロロベンジル)-3-[3-メトキシ-4-(プロプ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、N-[(4-クロロフェニル)(シアノ)メチル]-3-[3-メトキシ-4-(プロプ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、N-[(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)メチル]-2,4-ジクロロピリジン-3-カルボキサミド、N-[1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)エチル]-2,4-ジクロロピリジン-3-カルボキサミド、N-[1-(5-ブロモ-3-クロロピリジン-2-イル)エチル]-2-フルオロ-4-ヨードピリジン-3-カルボキサミド、N-{(E)-[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6-(ジフルオロメトキシ)-2,3-ジフルオロフェニル]メチル}-2-フェニルアセトアミド、N-{(Z)-[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6-(ジフルオロメトキシ)-2,3-ジフルオロフェニル]メチル}-2-フェニルアセトアミド、N-メチル-2-(1-{[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-N-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド、N-メチル-2-(1-{[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-N-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド、N-メチル-2-(1-{[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾル-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-N-[(1S)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]-1,3-チアゾール-4-カルボキサミド、ペンチル{6-[({[(1-メチル-1H-テトラゾル-5-イル)(フェニル)メチリデン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバメート、フェナジン-1-カルボキシレート、キノリン-8-オールならびにキノリン-8-オール硫酸(2:1)など
(16)さらなる化合物、例えば、1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-N-[2'-(トリフルオロメチル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(4'-クロロビフェニル-2-イル)-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',4'-ジクロロビフェニル-2-イル)-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[4'-(トリフルオロメチル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',5'-ジフルオロビフェニル-2-イル)-1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[4'-(プロプ-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、5-フルオロ-1,3-ジメチル-N-[4'-(プロプ-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、2-クロロ-N-[4'-(プロプ-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]ピリジン-3-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-N-[4'-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-[4'-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-5-フルオロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-N-(4'-エチニルビフェニル-2-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(4'-エチニルビフェニル-2-イル)-5-フルオロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、2-クロロ-N-(4'-エチニルビフェニル-2-イル)ピリジン-3-カルボキサミド、2-クロロ-N-[4'-(3,3-ジメチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]ピリジン-3-カルボキサミド、4-(ジフルオロメチル)-2-メチル-N-[4'-(トリフルオロメチル)ビフェニル-2-イル]-1,3-チアゾール-5-カルボキサミド、5-フルオロ-N-[4'-(3-ヒドロキシ-3-メチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、2-クロロ-N-[4'-(3-ヒドロキシ-3-メチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]ピリジン-3-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-N-[4'-(3-メトキシ-3-メチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、5-フルオロ-N-[4'-(3-メトキシ-3-メチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、2-クロロ-N-[4'-(3-メトキシ-3-メチルブト-1-イン-1-イル)ビフェニル-2-イル]ピリジン-3-カルボキサミド、(5-ブロモ-2-メトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)(2,3,4-トリメトキシ-6-メチルフェニル)メタノンおよびN-[2-(4-{[3-(4-クロロフェニル)プロプ-2-イン-1-イル]オキシ}-3-メトキシフェニル)エチル]-N2-(メチルスルホニル)バリンアミドなど
本発明による活性化合物の組合せの活性化合物が一部の特定の重量比で存在している場合、相乗効果は特に顕明となる。しかしながら、活性化合物の組合せの活性化合物の重量比は比較的広い範囲内で異なり得る。
本発明による組合せにおいて、化合物(A)と(B)(適用可能な場合は、化合物(compund)(A)と(C))は、100:1〜1:100の範囲のA:B(適用可能な場合は、A:C)の相乗有効重量比、好ましくは50:1〜1:50の重量比、最も好ましくは20:1〜1:20の重量比で存在させる。本発明に従って使用され得るさらなるA:B(適用可能な場合は、A:C)の比は、好ましさが増大する順に示すと:95:1〜1:95、90:1〜1:90、85:1〜1:85、80:1〜1:80、75:1〜1:75、70:1〜1:70、65:1〜1:65、60:1〜1:60、55:1〜1:55、45:1〜1:45、40:1〜1:40、35:1〜1:35、30:1〜1:30、25:1〜1:25、15:1〜1:15、10:1〜1:10、5:1〜1:5、4:1〜1:4、3:1〜1:3、2:1〜1:2である。
化合物(A)または化合物(B)および任意選択で化合物(C)が互変異性体形態で存在し得る場合、かかる化合物は、各場合において具体的に示していない場合であっても、本明細書の上記および本明細書の下記において、適用可能な場合は対応する互変異性体形態も包含していると理解されたい。
少なくとも1つの塩基性中心を有する化合物(A)または化合物(B)および任意選択で化合物(C)は、例えば、鉱酸などの強無機酸(例えば、過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸)、強有機カルボン酸(非置換 置換、例えば、ハロ置換C1〜C4アルカンカルボン酸、例えば、酢酸、飽和または不飽和ジカルボン酸、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸およびフタル酸、ヒドロキシカルボン酸、例えば、アスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸もしくは安息香酸など)、または有機スルホン酸(非置換もしくは置換、例えば、ハロ置換C1〜C4アルカン-もしくはアリール-スルホン酸、例えば、メタン-もしくはp-トルエン-スルホン酸など)とともに例えば酸付加塩を形成し得る。少なくとも1つの酸基を有する化合物(A)または化合物(B)および任意選択で化合物(C)は、例えば、塩基との塩、例えば、金属塩(アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属塩、例えば、ナトリウム、カリウムもしくはマグネシウムの塩など)、またはアンモニアもしくは有機アミン(モルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ-、ジ-あるいはトリ-低級アルキルアミン、例えば、エチル-、ジエチル-、トリエチル-もしくはジメチル-プロピル-アミン、あるいはモノ-、ジ-もしくはトリ-ヒドロキシ-低級アルキルアミン、例えば、モノ-、ジ-もしくはトリ-エタノールアミンなど)との塩を形成し得る。また、対応する分子内塩を任意選択で形成させてもよい。本発明との関連において、農芸化学的に好都合な塩が好ましい。遊離形態およびその塩形態の化合物(A)または化合物(B)および任意選択で化合物(C)間の密接な関係に鑑みると、本明細書の上記および本明細書の下記において、遊離の化合物(A)または遊離の化合物(B)および任意選択で化合物(C)あるいはその塩に対する言及はいずれも、適切で目的に合う場合は、対応する塩または遊離の化合物(A)または遊離の化合物(B)および任意選択で遊離の化合物(C)のそれぞれもまた包含していると理解されたい。同等のことが、化合物(A)または化合物(B)および任意選択で化合物(C)の互変異性体ならびにその塩にも適用される。
本発明によれば、表現「組合せ」は、例えば、単一の「レディミックス」形態、単独活性化合物の別々の製剤で構成された併用噴霧混合物(「タンクミックス」など)、逐次的様式で(すなわち、一方の後、適度に短い期間後(数時間後もしくは数日後)に他方が)適用される場合の単独活性成分の併用使用の化合物(A)と(B)と任意選択で化合物(C)の種々の組合せを表す。好ましくは、化合物(A)と(B)と任意選択で化合物(C)を適用する順序は本発明の奏功に必須ではない。
本発明との関連において、「防除する」とは、未処理作物と比べたときの病害の蔓延の有意な低減を表し、より好ましくは、蔓延は本質的に減弱され(50〜79%)、最も好ましくは、蔓延は完全に抑制される(80〜100%)。
さらに、本発明は、本発明による活性化合物の組合せを含む望ましくない微生物の対処/防除のための組成物に関する。好ましくは、該組成物は、農業用に適した助剤、溶媒、担体、界面活性剤または展着剤を含む殺真菌性組成物である。
さらに、本発明は、本発明による活性化合物の組合せが植物病原性真菌および/またはその生育場所に適用されることを特徴とする、望ましくない微生物に対処する方法に関する。
本発明の一実施形態は、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、特に、アルテルナリア・トリティキナ(Alternaria triticina)、アスコシタ・トリティキ(Ascochyta tritici)、アテリア・ロルフシイ(Athelia rolfsi)、バイポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)、セファロスポリウム・グラミニウム(Cephalosporium gramineum)、セラトバシジウム・セレアレ(Ceratobasidium cereale)、クラドスポリウム属の種(Cladosporium spp.)、特に、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)、クラトロスポラ・ペンタメラ(Clathrospora pentamera)、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、コレトトリクム・グラミニコラ(Colletotrichum graminicola)、コプリヌス・サイクロモルビドュス(Coprinus psychromorbidus)、ジロホスポラ・アロペクリ(Dilophospora alopecuri)、ドレクスレア・カンパヌラタ(Drechslera campanulata)、ドレクスレア・トリティキ-レペンティス(Drechslera tritici-repentis)、ドレクスレア・ウィレガネシス(Drechslera wirreganesis)、エピコッカム属の種(Epicoccum spp.)、エリシフェ・グラミニス(Erysiphe graminis)、フザリウム・アベナセウム(Fusarium avenaceum)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・プソイドグラミネアルム(Fusarium pseudograminearum)、ゲウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)、ゲウマノミセス・グラミニス変種アベナエ(Gaeumannomyces graminis var. avenae)、ゲウマノミセス・グラミニス変種トリティキ(Gaeumannomyces graminis var. tritici)、ギベレラ・アベナセア(Gibberella avenacea)、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)、ギベリナ・セレアリス(Gibellina cerealis)、グロメレラ・グラミニコラ(Glomerella graminicola)、ヒメヌラ・セレアリス(Hymenula cerealis)、ラゲナ・ラディシコラ(Lagena radicicola)、レプトスファエリア・ヘルポトリコイデス(Leptosphaeria herpotrichoides)、レプトスファエリア・ミクロスコピカ(Leptosphaeria microscopica)、レプトスファエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)、リグニエラ・ピロルム(Ligniera pilorum)、リノコラ・グラミニス(Linochora graminis)、ミクロドキウム・ボレイイ(Microdochium bolleyi)、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、オイジウム・モニリオイデス(Oidium monilioides)、オルピディウム・ブラシカエ(Olpidium brassicae)、フェオスファエリア・アベナリア特品種トリチセア(Phaeosphaeria avenaria f. sp. triticea)、フェオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum)、ホーマ・ソルギナ(Phoma sorghina)、ホーマ・グロメラタ(Phoma glomerata)、フィラコラ・グラミニス(Phyllachora graminis)、シュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス変種アクホルミス(Pseudocercosporella herpotrichoides var. acuformis)、シュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)、プッキニア・グラミニス(Puccinia graminis)、プッキニア・ホルディ(Puccinia hordei)、プッキニア・レコンディタ(Puccinia recondita)、プッキニア・ストリホルミス(Puccinia striiformis)、プッキニア・トリティキ-デュリ(Puccinia tritici-duri)、プッキニア・トリティキナ(Puccinia triticina)、ピレノホラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)、ピレノホラ・セメニペルダ(Pyrenophora semeniperda)、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)、ピレノホラ・トリティキ-レペンティス(Pyrenophora tritici-repentis)、ピシウム・ミリオチルム(Pythium myriotylum)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・アリストスポルム(Pythium aristosporum)、ピシウム・アレノマネス(Pythium arrhenomanes)、ピシウム・グラミニコラ(Pythium graminicola)、ピシウム・イワヤマイ(Pythium iwayamai)、ピシウム・オカノガネンセ(Pythium okanoganense)、ピシウム・ボルツム(Pythium volutum)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾフィジウム・グラミニス(Rhizophydium graminis)、スクレロフトラ・マクロスポア(Sclerophthora macrospore)、スクレロチニア・ボレアリス(Sclerotinia borealis)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、セレノホマ・ドナシス(Selenophoma donacis)、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、セプトリア・トリティキ(Septoria tritici)、スファケリア・セゲツム(Sphacelia segetum)、スポロボロミケス属の種(Sporobolomyces spp.)、スタゴノスポラ・アベナエ特品種トリティカ(Stagonospora avenae f. sp. tritica)、ステムフィリウム属の種(Stemphylium spp.)、タペシア・ヤルンダエ(Tapesia yallundae)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チレチア・カリエヌ(Tilletia caries)、チレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、チレチア・ホエチダ(Tilletia foetida)、チレチア・インジカ(Tilletia indica)(=ネオボシア・インジカ(Neovossia indica))、チレチア・ラエヴィス(Tilletia laevis)、ティフラ・イダホエンシス(Typhula idahoensis)、ティフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)、ティフラ・イシカリエンシス・イマイ変種カナデンシス(Typhula ishikariensis Imai var. canadensis)、ティフラ・イシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、ウレド・グルマルム(Uredo glumarum)、ウロチスティス・アグロピリ(Urocystis agropyri)、ウスチラゴ・セゲツム・アベナ(Ustilago segetum avena)、ウスチラゴ・セゲツム・ヌダ(Ustilago segetum nuda)、ウスチラゴ・セゲツム・トリティキ(Ustilago segetum tritici)、ウスチラゴ・トリティキ(Ustilago tritici)によって引き起こされるコムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるコムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、アピオスポラ・モンタグネイ(Apiospora montagnei)、アルトリニウム・アルンジニス(Arthrinium arundinis)、アスコキタ・ホルディ(Ascochyta hordei)、アソキタ・グラミネア(Asochyta graminea)、アソキタ・ソルギ(Asochyta sorghi)、アソキタ・トリティキ(Asocyhta tritici)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、バイポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)、セファロスポリウム・グラミニウム(Cephalosporium gramineum)、セラトバシジウム・セレアレ(Ceratobasidium cereale)、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、コレトトリクム・グラミニコラ(Colletotrichum graminicola)、ドレクスレア・グラミネア(Drechslera graminea)、ドレクスレア・テレス特品種マクラタ(Drechslera teres f. maculata)、ドレクスレア・テレス(Drechslera teres)、ドレクスレア・ウィレガネンシス(Drechslera wirreganensis)、エリシフェ・グラミニス特品種ホルディ(Erysiphe graminis f. sp. hordei)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・ニバレ(Fusarium nivale)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ゲウマノミセス・グラミニス変種トリティキ(Gaeumannomyces graminis var. tritici)、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)、グロメレラ・グラミニコラ(Glomerella graminicola)、ヘルミントスポリウム・トリティキ-レペンティス(Helminthosporium tritici-repentis)、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)、オイジウム・モニリオイデス(Oidium monilioides)、フェオスファエリア・アベナリア特品種トリチセア(Phaeo-sphaeria avenaria f. sp. triticea)、シュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosoporella herpotrichoides)、シュードセプトリア・ドナシス(Pseudoseptoria donacis)、プッキニア・コロナタ(Puccinia corona-ta)、プッキニア・グラミニス(Puccinia graminis)、プッキニア・ホルディ(Puccinia hordei)、プッキニア・ストリホルミス(Puccinia striiformis)、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)、ピレノホラ・トリティキ-レペンティス(Pyrenophora tritici-repentis)、ピシウム・アレノマネス(Pythium arrhenomanes)、ピシウム・グラミニコラ(Pythium graminicola)、ピシウム・イワヤマイ(Pythium iwayamai)、ピシウム・オカノガネンセ(Pythium okanoganense)、ピシウム・パディックム(Pythium paddicum)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ピシウム・タルディクレセンス(Pythium tardicrescens)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)、スクレロフトラ・レイシアエ(Sclero-ph-thora rayssiae)、スクレロチニア・ボレアリス(Sclerotinia borealis)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、セレノホマ・ドナシス(Selenophoma donacis)、セプトリア・ドナシス(Septoria donacis)、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、セプトリア・パッセリニイ(Septoria passerinni)、スファケリア・セゲツム(Sphacelia segetum)、スタゴノスポラ・アベナエ特品種トリチセア(Stagonospora avenae f. sp. triticea)、スタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodrum)、タペシア・ヤルンダエ(Tapesia yallundae)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、ティフラ・イダホエンシス(Typhula idahoensis)、ティフラ・インカルナテ(Typhula incarnate)、ティフラ・イシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、ウスチラゴ・アベナエ(Ustilago avenae)、ウスチラゴ・ホルディ(Ustilago hordei)、ウスチラゴ・ニグラ(Ustilago nigra)、ウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・トリティキ(Ustilago tritici)、ベルチキリウム・ダリアエ(Verticillium dahliae)によって引き起こされるオオムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるオオムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、エシジウム・クレマチディス(Aecidium clematidis)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、バイポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)、セファロスポリウム・グラミニウム(Cephalosporium gramineumet)など、セラトバシジウム・セレアレ(Ceratobasidium cereale)、セルコスポリジウム・グラミニス(Cercosporidium graminis)、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、コレトトリクム・グラミニコラ(Colletotrichum graminicola)、コプリヌス・サイクロモルビドュス(Coprinus psychromorbidus)、ジロホスポラ・アロペクリ(Dilophospora alopecuri)、ドレクスレア・トリティキ-レペンティス(Drechslera tritici-repentis)、エピコッカム属の種(Epicoccum spp.)、エリシフェ・グラミニス(Erysiphe graminis)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・ニバレ(Fusarium nivale)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ゲウマノミセス・グラミニストリティキ(Gaeumannomyces graministritici)、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)、グロメレラ・グラミニコラ(Glomerella graminicola)、ヘルミントスポリウム・サチブム(Helminthosporium sativum)、ヘルミントスポリウム・トリティキ-レペンティス(Helminthosporium tritici-repentis)、ヒメヌラ・セレアリス(Hymenula cerealis)、レプトスファエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)、レプトスファエリアヘルポトリコイデス(Leptosphaeriaherpotrichoides)、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、ミコスファエレラ・タッシアナ(Mycosphaerella tassiana)、ミリオスクレロティニア・ボレアリス(Myriosclerotinia borealis)、ネオボシア・インジカ(Neovossia indica)、フェオスファエリア・ヘルポトリコイデス(Phaeosphaeria herpotrichoides)、フェオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum)、シュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)、シュードセプトリア・ドナシス(Pseudoseptoria donacis)、プッキニア・グラミニス(Puccinia graminis)、プッキニア・レコンディタ(Puccinia recondita)、プッキニア・ストリホルミス(Puccinia striiformis)、プッキニア.グラミニスセカリス(Puccinia. graminissecalis)、ピレノホラ・トリティキ-レペンティス(Pyrenophora tritici-repentis)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・アレノマネス(Pythium arrhenomanes)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・グラミニコラ(Pythium graminicola)、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)、スクレロチニア・ボレアリス(Sclerotinia borealis)、スコリコトリクム・グラミニス(Scolicotrichum graminis)、セレノホマ・ドナシス(Selenophoma donacis)、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、セプトリア・セカリス(Septoria secalis)、セプトリアトリティキ(Septoriatritici)、スファケリア・セゲツム(Sphacelia segetum)、スポロボロミケス属の種(Sporobolomyces spp.)、スタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum)、ステムフィリウム属の種(Stemphylium spp.)、チレチア・カリエヌ(Tilletia caries)、チレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、チレチア・ホエチダ(Tilletia foetida)、チレチア・インジカ(Tilletia indica)、チレチア・ラエヴィス(Tilletia laevis)、チレチア・トリティキ(Tilletia tritici)、ティフラ・イダホエンシス(Typhula idahoensis)、ティフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)、ティフラ・イシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、ティフラ・イシカリエンシス変種カナデンシス(Typhula ishikariensis var. canadensis)、ウレド・グルマルム(Uredo glumarum)、ウロチスティス・オックルタ(Urocystis occulta)、ウスチラゴ・トリティキ(Ustilago tritici)によって引き起こされるライムギまたはライコムギ、特にライムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるライムギまたはライコムギ、特にライムギの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は()、バイポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)、バイポラリス・ビクトリアエ(Bipolaris victoriae)、セラトバシジウム・セレアレ(Ceratobasidium cereale)、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、コクリオボルス・ビクトリアエ(Cochliobolus victoriae)、コレトトリクム・グラミニコラ(Colletotrichum graminicola)、ドレクスレア・アベナセア(Drechslera avenacea)、ドレクスレア・アベナエ(Drechslera avenae)、エリシフェ・グラミニス アベナエ(Erysiphe graminis avenae)、エリシフェ・グラミニス(Erysiphe graminis)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・ニバレ(Fusarium nivale)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ゲウマノミセス・グラミニス変種アベナエ(Gaeumannomyces graminis var. avenae)、ゲウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)、グロメレラ・グラミニコラ(Glomerella graminicola)、ヘルミントスポリウム・アベナセウム(Helminthosporium avenaceum)、ヘルミントスポリウム・アベナエ(Helminthosporium avenae)、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)、オイジウム・モニリオイデス(Oidium monilioides)、フェオスファエリア・アベナリア(Phaeosphaeria avenaria)、プッキニア・コロナタ(Puccinia coronata)、プッキニア・グラミニス(Puccinia graminis)、ピレノホラ・アベナエ(Pyrenophora avenae)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、スクレロフトラ・マクロスポラ(Sclerophthora macrosporaet)など、セプトリア・アベナエ(Septoria avenae)、スファケリア・セゲツム(Sphacelia segetum)、スタゴノスポラ・アベナエ(Stagonospora avenae)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、ティフラ・イダホエンシス(Typhula idahoensis)、ティフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)、ティフラ・イシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、ウスチラゴ・アベナエ(Ustilago avenae)、ウスチラゴ・コレリ(Ustilago kolleri)、ウスチラゴ・セゲツム(Ustilago segetum)によって引き起こされるオートムギまたはキビ、特にキビの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるオートムギまたはキビ、特にキビの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アクレモニウム属(Acremonium)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、アルコオラ・ニグラ(Arkoola nigra)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、カロネクトリア・クロタラリエ(Calonectria crotalariae)、セファロスポリウム・グレガタム(Cephalosporium gregatum)、セルコスポラ・キクチイ(Cercospora kikuchii)、セルコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、コアネフォラ・インフンジブリフェラ(Choanephora infundibulifera)、コアネフォラ・トリスポラ(Choanephora trispora)、コレトトリクム・デマチウムトルンカツム(Colletotrichum dematiumtruncatum)、コレトトリクム・デストルクティブム(Colletotrichum destructivum)、コレトトリクム・トルンカツム(Colletotrichum truncatum)、コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora cassiicola)、シリンドロクラジウム・クロタラリエ(Cylindrocladium crotalariae)、ダクチュリカエタ・グリシネス(Dactuliochaeta glycines)、ダクチュリホラ・グリシネス(Dactuliophora glycines)、ジアポルテ・ファゼオロルム(Diaporthe phaseolorum)、ジアポルテ・ファゼオロルム変種カウリボラ(Diaporthe phaseolorum var. caulivora)、ジアポルテ・ファゼオロルム変種ソジャエ(Diaporthe phaseolorum var. sojae)、ドレクスレア・グリシネス(Drechslera glycines)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、グロメレラ・グリシネス(Glomerella glycines)、レプトスファエルリナ・トリホリイ(Leptosphaerulina trifolii)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミクロスファエラ・ジフサ(Microsphaera diffusa)、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)、ミコスファエレラ・ウソエンスカジャエ(Mycosphaerella usoenskajae)、ネオコスモスポラ・バシンフェクタ(Neocosmospora vasinfecta)、ペロノスポラ・マンシュリカ(Peronospora manshurica)、ファコソプラ・パキジリ(Phakopsora pachyrhizi)、フィアロホラ・グレガタ(Phialophora gregata)、ポモプシス・ファセオリ(Phomopsis phaseoli)、ポモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)、ポモプシス属の種(Phomopsis spp.)、フィロスティクタソジコラ(Phyllostictasojicola)、フィマトトリコプシス・オムニボラ(Phymatotrichopsis omnivora)、フィマトリクム・オムニボルム(Phymatotrichum omnivorum)、フィトフトラ・ソジャエ(Phytophthora sojae)、プレオスポラ・タルダ(Pleospora tarda)、ピレノカエタ・グリシネス(Pyrenochaeta glycines)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム・ミリオチルム(Pythium myriotylum)、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、セプトリア・グリシネス(Septoria glycines)、スパセロマ・グリシネス(Spaceloma glycines)、ステムフィリウム・ボトリオスム(Stemphylium botryosum)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)によって引き起こされるダイズの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるダイズの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アキルヤ・コンスピクア(Achlya conspicua)、アキルヤ・クレブシアナ(Achlya klebsiana)、アクロシリンドリウム・オリザエ(Acrocylindrium oryzae)、アルテルナリア・パドウィッキイ(Alternaria padwickii)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、セラトバシジウム・オリザエ-サチバエ(Ceratobasidium oryzae-sativae)、セルコスポラ・ジャンセアナ(Cercospora janseana)、セルコスポラ・オリザエ(Cercospora oryzae)、コキオボルス・ルナツス(Cochiobolus lunatus)、コクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus)、コクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus)、クルブラリア・ルナタ(Curvularia lunata)、クルブラリア属の種(Curvularia spp.)、ドレクスレア・ギガンテアン(Drechslera gigantean)、エンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ゲウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea)、マグナポルテ・サルビニイ(Magnaporthe salvinii)、ミクロドキウム・オリザエ(Microdochium oryzae)、ナカタエア・シグモイダエ(Nakataea sigmoidae)、ネオボシア・ホリダ(Neovossia horrida)、ピリクラリア・グリセア(Pyricularia grisea)、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、ピシウム・ジソトクム(Pythium dissotocum)、ピシウム・スピノスム(Pythium spinosum)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、リゾクトニア・オリザエ(Rhizoctonia oryzae)、リゾクトニア・オリザエ-サチバエ(Rhizoctonia oryzae-sativae)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リンコスポリウム・オリザエ(Rhynchosporium oryzae)、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)、スクレロフトラ・マクロスポア(Sclerophthora macrospore)、スクレロチウム・オリザエ(Sclerotium oryzae)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、スファエルリナ・オリジナ(Sphaerulina oryzina)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チレチア・バルクラヤナ(Tilletia barclayana)、ウスチラギノイデア・ビレンス(Ustilaginoidea virens)によって引き起こされるコメの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるコメの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アクレモニウム・ストリクツム(Acremonium strictum)、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)、ボトリオディプロディア・テオブロマエ(Botryodiplodia theobromae)、ボトリオスフェリア・フェスツカエ(Botryosphaeria festucae)、セファロスポリウム・アクレモニウム(Cephalosporium acremonium)、コクリオボルス・エラグロスチジス(Cochliobolus eragros-ti-dis)、コクリオボルス・インテルメジウス(Cochliobolus intermedius)、コクリオボルス・ルナツス(Cochliobolus lunatus)、コクリオボルス・パレセンス(Cochliobolus pallescens)、コクリオボルス・ツベルクラツス(Cochliobolus tuberculatus)、コレトトリクム・グラミニコラ(Colleto-trichum graminicola)、コルチキウム・ササキイ(Corticium sasakii)、クルブラリア・クラバタ(Curvularia clavata)、クルブラリア・エラグロスチジス(Curvularia eragrostidis)、クルブラリア・イナエクアリス(Curvularia inaequalis)、クルブラリア・インテルメディア(Cur-vularia intermedia)、クルブラリア・ルナタ(Curvularia lunata)、クルブラリア・マクランス(Curvularia maculans)、クルブラリア・パレセンス(Curvularia pallescens)、クルブラリア・セネガレンシス(Curvularia senegalensis)、クルブラリア・ツベルクラタ(Cu-rvularia tuberculata)、ジジメラ・エキシタリス(Didymella exitalis)、ジプロディア・フルメンティ(Diplodia frumenti)、ジプロディア・マクロスポラ(Diplodia macrospora)、ジプロディア・マイディス(Diplodia maydis)、グロメレラ・ファルカツム(Glomerella falcatum)、グロメレラ・グラミニコラ(Glomerella graminicola)、グロメレラ・ツクマネンシス(Glomerella tucumanensis)、ラシオジプロジア・テオブロマエ(Lasiodiplodia theobromae)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、マラスミエルス属の種(Marasmiellus sp.)、フィソデルマ・マイディス(Physoderma maydis)、リゾクトニア・ミクロスクレロチア(Rhizoctonia microsclerotia)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、ステノカルペラ・マクロスポラ(Ste-no-carpella macrospora)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)によって;またはアルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アルテルナリア・テラヌイス(Alternaria tenuis)、アンギオプソラ・ゼアエ(Angiopsora zeae)、アスコキタ・イスカエミ(Ascochyta ischaemi)、アスコキタ・マイディス(Ascochyta maydis)、アスコシタ・トリティキ(Ascochyta tritici)、アスコキタ・ゼイコラ(Ascochyta zeicola)、アスペルギルス・グラウクス(Aspergillus glaucus)、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger)、アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、アウレオバシディウム・ゼアエ(Aureobasidium zeae)、バイポラリス・マイディス(Bipolaris maydis)、バイポラリス・ソロキニアナ(Bipolaris sorokiniana)、バイポラリス・ビクトリアエ(Bipolaris victoriae)、バイポラリス・ゼイコラ(Bipolaris zeicola)、ボトリオスフェリア・フェスツカエ(Botryosphaeria festucae)、ボトリオスフェリア・ゼアエ(Botryosphaeria zeae)、ボトリオチニア・フケリアナ(Botryotinia fuckeliana)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、セファロスポリウム・マイディス(Cephalosporium maydis)、セファロトリクム・ステモニティス(Cephalotrichum stemonitis)、セルコスポラ・ソルギ(Cercospora sorghi)、セルコスポラ・ソルギ変種マイディス(Cercospora sorghi var. maydis)、セルコスポラ・ゼアエ-マイディス(Cercospora zeae-maydis)、クラドスポリウム・クラドスポリオエデス(Cladosporium cladosporioides)、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)、クラビセプス・ギガンテア(Claviceps gigantea)、コクリオボルス・カルボヌム(Cochliobolus carbonum)、コクリオボルス・ヘテロストロフス(Cochliobolus heterostrophus)、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、コクリオボルス・ビクトリアエ(Cochliobolus victoriae)、クンニンガメラ属の種(Cunninghamella sp.)、クルブラリア・パレセンス(Curvularia pallescens)、ジクトカエタ・フェルティリス(Dictochaeta fertilis)、ジプロディア・フルメンティ(Diplodia frumenti)、ジプロディア・マクロスポラ(Diplodia macrospora)、ジプロディア・マイディス(Diplodia maydis)、ジプロディア・ゼアエ(Diplodia zeae)、ドラトマイセス・ステモニティス(Doratomyces stemonitis)、ドレクスレア・プロラタ(Drechslera prolata)、エピコッカム・ニグルム(Epicoccum nigrum)、エクセロヒルム・ペディセラツム(Exserohilum pedicellatum)、エクセロヒルム・プロラツム(Exserohilum prolatum)、エクセロヒルム・ロストラツム(Exserohilum rostratum)、エクセロヒルム・ツルキクム(Exserohilum turcicum)、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)、フザリウム・アベナセウム(Fusarium avenaceum)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・エピスファエリア(Fusarium episphaeria)、フザリウム・エキセチ(Fusarium equiseti)、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・メリスモイデス(Fusarium merismoides)、フザリウム・モニリホルメ(Fusarium moniliforme)、フザリウム・モニリホルメ変種スブグルチナンス(Fusarium moniliforme var. subglutinans)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・パリドロセウム(Fusarium pallidoroseum)、フザリウム・ポアエ(Fusarium poae)、フザリウム・ロセウム(Fusarium roseum)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム・スブグルチナンス(Fusarium subglutinans)、フザリウム・スルフレウム(Fusarium sulphureum)、フザリウム・トリシンクツム(Fusarium tricinctum)、ゲウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)、ギベレラ・アクミナタ(Gibberella acuminata)、ギベレラ・アベナセア(Gibberella avenacea)、ギベレラ・シアノゲナ(Gibberella cyanogena)、ギベレラ・フジクロイ(Gibberella fujikuroi)、ギベレラ・イントリカンス(Gibberella intricans)、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)、グロエオセルコスポラ・ソルギ(Gloeocercospora sorghi)、ゴナトボトリス・シンプレックス(Gonatobotrys simplex)、グラフィウム・ペニシリオイデス(Graphium penicillioides)、ヘルミントスポリウム・カルボヌム(Helminthosporium carbonum,)、ヘルミントスポリウム・マイディス(Helminthosporium maydis)、ヘルミントスポリウム・ペディセラツム(Helminthosporium pedicellatum)、ヘルミントスポリウム・ロストラツム(Helminthosporium rostratum)、ヘルミントスポリウム・サチブム(Helminthosporium sativum)、ヘルミントスポリウム・ソロキニアヌム(Helminthosporium sorokinianum)、ヘルミントスポリウム・ツルキクム(Helminthosporium turcicu)、ヘルミントスポリウム・ビクトリアエ(Helminthosporium victoriae)、ホルモデンドルム・クラドスポリオエデス(Hormodendrum cladosporioides)、ヒアロチリジウム・マイディス(Hyalothyridium maydis)、ヒポクレア属の種(Hypocrea sp.)、カバチエラ・ゼアエ(Kabatiella zeae)、クスキア・オリザエ(Khuskia oryzae)、レプトスファエリア・マイディス(Leptosphaeria maydis)、レプトチリウム・ゼアエ(Leptothyrium zeae)、マクロフォーマ・ゼアエ(Macrophoma zeae)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、マリアンナエア・エレガンス(Mariannaea elegans)、ミクロドキウム・ボレイイ(Microdochium bolleyi)、モナスカス・プルプレウス(Monascus purpureus)、モナスカス・ルベル(Monascus ruber)、ムコル属の種、ミコスファエレラ・タッシアナ(Mycosphaerella tassiana)、ミコスファエレラ・ゼアエ-マイディス(Mycosphaerella zeae-maydis)、ミロテシウム・グラミニウム(Myrothecium gramineum)、ネクトリア・ハエマトコカ(Nectria haematococca)、ニグロスポラ・オリザエ(Nigrospora oryzae)、オフィオスファエレラ・ヘルポトリカ(Ophiosphaerella herpotricha)、パラファエオスファエリア・ミコティイ(Paraphaeosphaeria michotii)、ペニシリウム・クリソゲヌム(Penicillium chrysogenum)、ペニシリウム・エクスパンスム(Penicillium expansum)、ペニシリウム・オキサリクム(Penicillium oxalicum)、ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)、ペリコニア・シルシナタ(Periconia circinata)、ペロノスクレロスポラ・マイディス(Peronosclerospora maydis)、ペロノスクレロスポラ・フィリピネンシス(Peronosclerospora philippinensis)、ペロノスクレロスポラ・サッカリ(Peronosclerospora sacchari)、ペロノスクレロスポラ・ソルギ(Peronosclerospora sorghi)、ペロノスクレロスポラ・スポンタネア(Peronosclerospora spontanea)、ファエオキトスポレラ・ゼアエ(Phaeocytosporella zeae)、ファエオキトストロマ・アンビグウム(Phaeocytostroma ambiguum)、フェオスファエリア・マイディス(Phaeosphaeria maydis)、ホーマ属の種(Phoma sp.)、ホーマ・テレストリス(Phoma terrestris)、ポモプシス属の種(Phomopsis sp.)、フィラコラ・マイディス(Phyllachora maydis)、フィロスティクタ・マイディス(Phyllosticta maydis)、フィザロスポラ・ゼアエ(Physalospora zeae)、フィザロスポラ・ゼイコラ(Physalospora zeicola)、フィソペラ・パレセンス(Physopella pallescens)、フィソペラ・ゼアエ(Physopella zeae)、フィトフトラ・カクトルム(Phytophthora cactorum)、フィトフトラ・ドレクスレリ(Phytophthora drechsleri)、フィトフトラ・ニコチアナエ変種パラジチカ(Phytophthora nicotianae var. parasitica)、ピトミケス・メイディクス(Pithomyces maydicu)、プッキニア・ポリソラ(Puccinia polysora)、プッキニア・ソルギ(Puccinia sorghi)、ピレノカエタ・テレストリス(Pyrenochaeta terrestris)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・アレノマネス(Pythium arrhenomanes)、ピシウム・ブトレリ(Pythium butleri)、ピシウム・グラミニコラ(Pythium graminicola)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア・ゼアエ(Rhizoctonia zeae)、リゾクトニア・ゼアエ(Rhizoctonia zeae)、リゾープス・アリズス(Rhizopus arrhizus)、リゾープス・ミクロスポルス(Rhizopus microsporus)、リゾープス・ニグリカンス(Rhizopus nigricans)、リゾープス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)、ロポグラフス・ゼアエ(Rhopographus zeae)、スクレロフトラ・マクロスポア(Sclerophthora macrospore)、スクレロフトラ・レイシアエ変種ゼアエ(Sclerophthora rayssiae var. zeae)、スクレロスポラ・グラミニコラ(Sclerospora graminicola)、スクレロスポラ・マクロスポア(Sclerospora macrospor)、スクレロスポラ・マイディス(Sclerospora maydis)、スクレロスポラ・フィリピネンシス(Sclerospora philippinensis)、スクレロスポラ・サッカリ(Sclerospora sacchar)、スクレロスポラ・ソルギ(Sclerospora sorghi)、スクレロスポラ・スポンタネア(Sclerospora spontanea)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、スコレコスポリエラ属の種(Scolecosporiella sp)、スコプラリオプシス・ブルンプティイ(Scopulariopsis brumptii)、セレノホマ属の種(Selenophoma sp.)、セプトリア・ゼアエ(Septoria zeae)、セプトリア・ゼイコラ(Septoria zeicola)、セプトリア・ゼイナ(Septoria zeina)、セトスフェリア・ペデ
ィセラタ(Setosphaeria pedicellata)、セトスフェリア・プロラタ(Setosphaeria prolata)、セトスフェリア・ロストラタ(Setosphaeria rostrata)、セトスフェリア・ツルキカ(Setosphaeria turcica)、スファケリア属の種(Sphacelia sp.)、スファケロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana)、スファエルリナ・マイディス(Sphaerulina maydis)、スピカリア属の種(Spicaria sp.)、スポリソリウム・ホルキ-ソルギ(Sporisorium holci-sorghi)、ステノカルペラ・マクロスポア(Stenocarpella macrospore)、ステノカルペラ・マイディス(Stenocarpella maydis)、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、ウスチラギノイデア・ビレンス(Ustilaginoidea virens)、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)、ウスチラゴ・ゼアエ(Ustilago zeae)、ワイテア・シルシナタ(Waitea circinata)から選択されるべと病によって引き起こされるコーン/トウモロコシの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるコーン/トウモロコシの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルブゴ・カンディダ(Albugo candida)、アルブゴ・クルシフェラルム(Albugo cruciferarum)、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アルテルナリア・ブラシカエ(Alternaria brassicae)、アルテルナリア・ブラシキコラ(Alternaria brassicicola)、アルテルナリア・ジャポニカ(Alternaria japonica)、アルテルナリア・ラファニ(Alternaria raphani)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、アファノミケス・ラファニ(Aphanomyces raphani)、アスコキタ属の種(Ascochyta spp.)、アステロメラ・ブラシカ(Asteromella brassica)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、ボトリオチニア・フケリアナ(Botryotinia fuckeliana)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、セルコスポラ・ブラシキコラ(Cercospora brassicicola)、セルコスポレラ・ブラシカエ(Cercosporella brassicae)、クラドスポリウム属の種(Cladosporium sp.)、コレトトリクム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、コレトトリクム・ヒギンシアヌム(Colletotrichum higginsianum)、シリンドロスポリウム・コンケントリクム(Cylindrosporium concentricum)、エリシフェクルシフェラルム(Erysiphecruciferarum)、エリシフェポリゴニ(Erysiphepolygoni)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポルム属の種コングルチナンス(Fusarium oxysporum sp.conglutinans)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、グリオクラディウム・ロセウム(Gliocladium roseum)、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)、レプトスファエリア・マクランス(Leptosphaeria maculans)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミコスファエレラ・ブラシキコラ(Mycosphaerella brassicicola)、ミコスファエレラ・カプセラエ(Mycosphaerella capsellae)、ネクトリア・オクロレウカ(Nectria ochroleuca)、ペロノスポラ・パラジチカ(Peronospora parasitica)、ペロノスポラ属の種(Peronospora sp.)、ホーマ・リンガム(Phoma lingam)、フィマトトリコプシス・オムニボラ(Phymatotrichopsis omnivora)、フィトフトラ・メガスペリス(Phytophthora megasperma)、プラスモディオホラ・ブラシカエ(Plasmodiophora brassicae)、シュードセルコスポレラ・カプセラエ(Pseudocercosporella capsellae)、ピレノペジザ・ブラシカエ(Pyrenopeziza brassicae)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾープス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、ウロチスティス・ブラシカエ(Urocystis brassicae)、ベルチキリウム・ロンギスポルム(Verticillium longisporum)によって引き起こされるアブラナ(カノーラを含む)の病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるアブラナ(カノーラを含む)の病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アファノミケス・エウテイケス特品種ピシ(Aphanomyces euteiches f. sp. pisi)、アスコキタ・ピノデラ(Ascochyta pinodella)、アスコキタ・ピノデス(Ascochyta pinodes)、アスコキタ・ピシ(Ascochyta pisi)、ボトリオチニア・フケリアナ(Botryotinia fuckeliana)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、セルコスポラ・ピサ-サチバエ(Cercospora pisa-sativae)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、クラドスポリウム・クラドスポリオエデス特品種ピシコラ(Cladosporium cladosporioides f. sp. pisicola)、クラドスポリウム・ピシコラ(Cladosporium pisicola)、コレトトリクム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、コレトトリクム・ピシ(Colletotrichum pisi)、エリシフェ・ピシ(Erysiphe pisi)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポルム特品種ピシ(Fusarium oxysporumf. sp. pisi)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フジクラジウム・ピシコラ(Fusicladium pisicola)、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)、ミコスファエレラ・ピノデス(Mycosphaerella pinodes)、オイジウム属の種(Oidium sp.)、ペロノスポラ・ビキアエ(Peronospora viciae)、ホーマ・ピノデラ(Phoma pinodella)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、セプトリア・ピシ(Septoria pisi)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)、ウロミケス・ファバエ(Uromyces fabae)によって引き起こされるエンドウの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるエンドウの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アルテルナリア・アラキディス(Alternaria arachidis)、アルテルナリア・テラヌイスシマ(Alternaria tenuissima)、アスコキタ・アドザメチカ(Ascochyta adzamethica)、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger)、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、バイポラリス・スピシフェラ(Bipolaris spicifera)、ボトリオチニア・フケリアナ(Botryotinia fuckeliana)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、カロネクトリア・クロタラリエ(Calonectria crotalariae)、カロネクトリア・ケヨテンシス(Calonectria keyotensis)、セルコスポラ・アラキディコラ(Cercospora arachidicola)、セルコスポリジウム・ペルソナツム(Cercosporidium personatum)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、コアネフォラ属の種(Choanephora spp.)、コクリオボルス・スピシフェル(Cochliobolus spicifer)、コレトトリクム・アラキディス(Colletotrichum arachidis)、コレトトリクム・デマチウム(Colletotrichum dematium)、コレトトリクム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、コレトトリクム・マンゲノティ(Colletotrichum mangenoti)、クリストラリエラ・モリコラ(Cristulariella moricola)、シリンドロクラジウム・クロタラリエ(Cylindrocladium crotalariae)、シリンドロクラジウム・スコパリウム(Cylindrocladium scoparium)、ジアポルテ・ファゼオロルム(Diaporthe phaseolorum)、ジジモスフェリア・アラキディコラ(Didymosphaeria arachidicola)、ジプロディア・ゴシピナ(Diplodia gossypina)、ドレクスレア・スピシフェラ(Drechslera spicifera)、フザリウム・エキセチ(Fusarium equiseti)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・スキルピ(Fusarium scirp)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ギベレラ・イントリカンス(Gibberella intricans)、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)、グロベシニア・ピラミダリス(Grovesinia pyramidalis)、ラシオジプロジア・テオブロマエ(Lasiodiplodia theobromae)、レプトスファエルリナ・クラシアスカ(Leptosphaerulina crassiasca)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミコスファエレラ・アラキディコラ(Mycosphaerella arachidicola)、ミコスファエレラ・アラキディス(Mycosphaerella arachidis)、ミコスファエレラ・ベルケレイイ(Mycosphaerella berkeleyi)、ミロテシウム・ロリドゥム(Myrothecium roridum)、ネクトリア・ハエマトコカ(Nectria haematococca)、オイジウム・アラキディス(Oidium arachidis)、オルピディウム・ブラシカエ(Olpidium brassicae)、ペスタロチオプシス・アラキディス(Pestalotiopsis arachidis)、ファエオイサリオプシス・ペルソナタ(Phaeoisariopsis personata)、ホーマ・アラキディコラ(Phoma arachidicola)、ホーマ・ミクロスポラ(Phoma microspora)、ポモプシス・ファセオリ(Phomopsis phaseoli)、ポモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)、ポモプシス属の種(Phomopsis spp.)、フィロスティクタ・アラキディス-ヒポガエア(Phyllosticta arachidis-hypogaea)、フィロスティクタ・ソジコラ(Phyllosticta sojicola)、フィマトトリコプシス・オムニボレ(Phymatotrichopsis omnivore)、フィマトリクム・オムニボルム(Phymatotrichum omnivorum)、プレオスファエルリナ・ソジコラ(Pleosphaerulina sojicola)、プレオスポラ・タルダ(Pleospora tarda)、プッキニア・アラキディス(Puccinia arachidis)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム・ミリオチルム(Pythium myriotylum)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)、リゾクトニア・バタティコラ(Rhizoctonia bataticola)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア属の種(Rhizoctonia spp.)、リゾープス属の種(Rhizopus spp.)、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・シンノモニ(Sclerotium cinnomomi)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、スファケロマ・アラキディス(Sphaceloma arachidis)、ステムフィリウム・ボトリオスム(Stemphylium botryosum)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)、ベルチキリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)、ベルチキリウム・ダリアエ(Verticillium dahliae)によって引き起こされるラッカセイの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるラッカセイの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルテルナリア・ブラシカエ(Alternaria brassicae)、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アファノミケス・コクリオイデス(Aphanomyces cochlioides)、アファノミケス・コクリオイデス(Aphanomyces cochlioides)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、セルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola)、コアネフォラ・ククルビタツム(Choanephora cucurbitatum)、コレトトリクム・デマチウム特品種スピナシアエ(Colletotrichum dematium f. spinaciae)、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)、エリシフェ・ベタエ(Erysiphe betae)、エリシフェ・ポリゴニ(Erysiphe polygoni)、フザリウム・オキシスポルム特品種ベタエ(Fusarium oxysporum f. sp. betae)、フザリウム・オキシスポルム特品種スピナシアエ(Fusarium oxysporum f. sp. spinaciae)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、ヘリコバシジウム・ブレビスソニイ(Heli-co-ba-sidium brebissonii)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ペロノスポラ・ファリノサ特品種ベタエ(Peronospora farinosa f. sp. betae)、ペロノスポラ・ファリノサ(Peronospora farinosa)、ペロノスポラ・スチャクチイ(Pero-no-spora schachtii)、ホーマ・ベタエ(Phoma betae)、フィマトトリコプシス・オムニボラ(Phymatotrichopsis omnivora)、フィマトリクム・オムニボルム(Phymatotrichum omnivorum)、フィザルム・シネレウム(Physarum cinereum)、フィソデルマ・レプロイデス(Phy-soderma leproides)、フィトフトラ・ドレクスレリ(Phytophthora drechsleri)、プレオスポラ・ベタエ(Pleospora betae)、プレオスポラ・タルダ(Pleospora tarda)、プッキニア・スブニテンス(Puccinia subnitens)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・デリエンセ(Pythium deliense)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ラムラリアベチコラ(Ramulariabeticola)、リゾクトニア・クロコルム(Rhizoctonia crocorum)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾープス・アリズス(Rhizopus arrhizus)、リゾープス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、ステムフィリウム・ボトリオスム(Stemphylium botryosum)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、ウロミケスベタエ(Uromycesbetae)、ウロフリクチス・レプロイデス(Urophlyctis leproides)、ベルチキリウム・アルボアトルム(Verticillium albo-atrum)によって引き起こされるテンサイ、飼料ビートまたはビートルートの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるテンサイ、飼料ビートまたはビートルートの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、エシジウム・カンテンシス(Aecidium cantensis)、アルテルナリアアルテルナタ(Alternariaalternata)、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)、アルテルナリアテラヌイス(Alternariatenuis)、アンギオソルス・ソラニ(Angiosorus solani)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、ボトリオチニア・フケリアナ(Botryotinia fuckeliana)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、セルコスポラ・コンコルス(Cercospora concors)、セルコスポラ・ソラニ(Cercospora solani)、セルコスポラ・ソラニ-ツベロシ(Cercospora solani-tuberosi)、コアネフォラ・ククルビタルム(Choanephora cucurbitarum)、コレトトリクム・アトラメンタリウム(Colletotrichum atramentarium)、コレトトリクム・コッコデス(Colletotrichum coccodes)、デマトホラ属の種(Dematophora sp.)、エリシフェ・キコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)、フザリウムアクミナツム(Fusariumacuminatum)、フザリウム・アベナセウム(Fusarium avenaceum)、フザリウム・クルークウェレンセ(Fusarium crookwellense)、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・エキセチ(Fusarium equiseti)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・サンブシヌム(Fusarium sambucinum)、フザリウム・ソラニ特品種オイマルチイ(Fusarium solani f. sp. eumartii)、フザリウム・ソラニ変種コエルレウム(Fusarium solani var. coeruleum)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、フザリウム・スルフレウム(Fusarium sulphureum)、ギベレラ・プリカリス(Giberella pulicaris)、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミコベロシエラ・コンコルス(Mycovellosiella concors)、ホーマ・アンジゲナ変種アンジナ(Phoma andigena var. andina)、ホーマ・エキシグア変種エキシグア(Phoma exigua var. exigua)、ホーマ・エキシグア変種ホベアタ(Phoma exigua var. foveata)、ホーマ・ホベアタ(Phoma foveata)、ホーマ・ソラニコラ特品種ホベアタ(Phoma solanicola f. foveata)、フィトフトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)、フィトフトラ・ドレクスレリ(Phytophthora drechsleri)、フィトフトラ・エリトロセプチカ(Phytophthora erythroseptica)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラ・メガスペリス(Phytophthora megasperma)、フィトフトラ・ニコチアナエ変種パラジチカ(Phytophthora nicotianae var. parasitica)、フィトフトラ属の種(Phytophthora spp.)、プレオスポラ・ヘルバルム(Pleospora herbarum)、ポリスキタルム・プスツランス(Polyscytalum pustulans)、プッキニア・ピットチエリアナ(Puccinia pittieriana,)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・デリエンセ(Pythium deliense)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ピシウム・ウルティムム変種ウルティムム(Pythium ultimum var. ultimum)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、ロセリニア属の種(Rosellinia sp.)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・バタティコラ(Sclerotium bataticola)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、セプトリア・リコペルシキ変種マラグティイ(Septoria lycopersici var. malagutii)、スポンゴスポラ・スブルラネア特品種スブルラネア(Spongospora subterranea f. sp. subterranea)、ステムフィリウム・ヘルバルム(Stemphylium herbarum)、シンキトリウム・エンドビオチクム(Synchytrium endobioticum)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、ウロクラジウム・アトルム(Ulocladium atrum)、ベルチキリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)、ベルチキリウム・ダリアエ(Verticillium dahliae)によって引き起こされるジャガイモの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるジャガイモの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata)、アルテルナリア・マクロスポラ(Alternaria macrospora)、アスコキタ・ゴシッピイ(Ascochyta gossypii)、アスコキタ・ゴシッピイ(Ascochyta gossypii)、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、バイポラリス・スピシフェラ(Bipolaris spicifera)、ボトリオスフェリア・ロジナ(Botryosphaeria rhodina)、セルコスポラ・ゴシピナ(Cercospora gossypina)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、コクリオボルス・スピシフェル(Cochliobolus spicifer)、コレトトリクムゴシッピイ(Colletotrichumgossypii)、フザリウム・オキシスポルム特品種バシンフェクツム(Fusarium oxysporum f. sp. vasinfectum)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、グロメレラ・ゴシッピイ(Glomerella gossypii)、ラシオジプロジア・テオブロマエ(Lasiodiplodia theobromae)、レベイルラ・タウリカ(Leveillula taurica)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミコスファエレラ・アレオラ(Mycosphaerella areola)、ミコスファエレラ・ゴシピナ(Mycosphaerella gossypina)、ミロテシウム・ロリドゥム(Myrothecium roridum)、ネマトスポラ属の種(Nematospora spp.)、ニグロスポラ・オリザエ(Nigrospora oryzae)、オイディオプシス・ゴシッピイ(Oidiopsis gossypii)、オイディオプシス・シクラ(Oidiopsis sicula)、ファコソプラ・ゴシッピイ(Phakopsora gossypii)、ホーマ・エキシグア(Phoma exigua)、フィマトトリコプシス・オムニボラ(Phymatotrichopsis omnivora)、フィトフトラ属の種(Phytophthora spp.)、プッキニア・カカバタ(Puccinia cacabata)、プッキニア・スケドンナルディ(Puccinia schedonnardi)、ピシウム属の種(Pythium spp.)、ラムラリア・ゴシッピイ(Ramularia gossypii)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、サルモニア・マラクラエ(Salmonia malachrae)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、ステムフィリウム・ソラニ(Stemphylium solani)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)、ベルチキリウム・ダリアエ(Verticillium dahliae)によって引き起こされるワタの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドを含む組成物の使用に関する。
本発明の別の実施形態は、上記の生物体によって引き起こされるワタの病害を防除するための(A)プロチオコナゾールと(B)フルキサピロキサドと(C)さらなる殺真菌活性化合物を含む組成物の使用に関する。
本発明によれば、担体は、より良好な適用可能性のため、特に、植物または植物の一部分または種子への適用のために活性化合物と混合または合わされる天然または合成の有機または無機物質を意味すると理解されたい。担体は、固形であっても液状であってもよく、一般的に不活性であり、農業における使用に適したものであるのがよい。
好適な固形または液状の担体は:例えば、アンモニウム塩ならびに天然の磨砕鉱物(カオリン、クレイ、タルク、白亜、石英、アタパルガイト、モンモリロナイトもしくはケイソウ土など)ならびに合成の磨砕鉱物(微粉化シリカ、アルミナおよび天然もしくは合成のシリケートなど)、樹脂、ワックス、固形肥料、水、アルコール(特にブタノール)、有機溶媒、鉱油および植物油、またその誘導体である。また、かかる担体の混合物を使用することも可能である。顆粒剤に適した固形担体は:例えば、粉砕および分級された天然鉱物(方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石など)、また、無機および有機粗粉の合成顆粒、また、有機物の顆粒(おがくず、ココナッツの殻、トウモロコシの穂軸およびタバコ茎など)である。
好適な液化されたガス状の展着剤または担体は、周囲温度および雰囲気圧下でガス状の液状物、例えば、エーロゾル用噴射剤(ブタン、プロパン、窒素および二酸化炭素など)である。固着剤(カルボキシメチルセルロースなど)、ならびに粉末、顆粒およびラテックス形態の天然および合成のポリマー(アラビアゴムなど)、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、あるいは他に、天然リン脂質(セファリンおよびレシチンなど)および合成リン脂質を製剤に使用してもよい。考えられ得る他の添加剤は、鉱油および植物油ならびにワックス(任意選択で、変性されたもの)である。
使用される展着剤が水である場合、例えば、有機溶媒を補助溶媒として使用することも可能である。好適な液状溶媒は、本質的に:芳香族化合物(キシレン、トルエンもしくはアルキルナフタレンなど)、塩素化芳香族化合物または塩素化脂肪族炭化水素(クロロベンゼン、クロロエチレンもしくは塩化メチレンなど)、脂肪族炭化水素(シクロヘキサンまたはパラフィンなど、例えば、鉱油画分、鉱油および植物油)、アルコール(ブタノールまたはグリコール、また、これらのエーテルおよびエステルなど)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンまたはシクロヘキサノンなど)、極性の強い溶媒(ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシドなど)、また、水である。
本発明による組成物に、追加的なさらなる成分、例えば界面活性剤などを含めてもよい。好適な界面活性剤は、イオン特性または非イオン特性を有する乳化剤、分散剤もしくは湿潤剤またはこのような界面活性剤の混合物である。このようなものの例は、ポリアクリル酸の塩、リグノスルホン酸の塩、フェノールスルホン酸またはナフタレンスルホン酸の塩、エチレンオキシドと脂肪族アルコールまたは脂肪酸または脂肪族アミン、置換フェノール(好ましくはアルキルフェノールもしくはアリールフェノール)との重縮合物、スルホコハク酸エステルの塩、タウリン誘導体(好ましくはタウリン酸アルキル)、ポリエトキシル化アルコールまたはフェノールのリン酸エステル、ポリオールの脂肪酸エステルならびにスルフェート、スルホネートおよびホスフェートを含む化合物の誘導体である。界面活性剤の存在は、活性化合物のうちの1種類および/または不活性な担体のうちの1種類が水に不溶性である場合、ならびに適用が水に含めて行なわれる場合に必要とされる。界面活性剤の割合は本発明による組成物の5〜40重量パーセントである。
着色剤、例えば、無機顔料(例えば、酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー)、ならびに有機染料(アリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシアニン染料など)ならびに微量栄養素(鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩など)を使用することが可能である。
また、適切な場合は、他の追加成分、例えば、保護コロイド、結合剤、接着剤、増粘剤、チキソトロープ物質、浸透剤、安定剤、金属イオン封鎖剤、錯体形成剤を存在させてもよい。一般に、活性化合物は、製剤化目的で一般的に使用される任意の固形または液状の添加剤と合わされ得る。
一般に、本発明による組成物は、0.05〜99重量パーセント、0.01〜98重量パーセント、好ましくは0.1〜95重量パーセント、特に好ましくは0.5〜90重量パーセント、非常に特に好ましくは10〜70重量パーセントの本発明による活性化合物の組合せを含む。
本発明による活性化合物の組合せまたは組成物は、そのままで使用してもよく、あるいはそのそれぞれの物理学的および/または化学的特性に応じて、その製剤または該製剤から調製される使用形態、例えば、エーロゾル剤、カプセル懸濁剤、コールドフォギング濃縮液剤、ウォームフォギング濃縮液剤、カプセル封入顆粒剤、微細顆粒剤、種子処理用の流動性濃縮液剤、既製液剤、振りかけ用粉末剤、乳化性濃縮液剤、水中油型乳剤、油中水型乳剤、大形顆粒剤、微小顆粒剤、油分散性粉末剤、油混和性流動性濃縮液剤、油混和性液状剤、フォーム剤、ペースト剤、農薬コーティング種子、懸濁濃縮液剤、乳濁濃縮液剤、可溶性濃縮液剤、懸濁剤、湿潤性粉末剤、可溶性粉末剤、粉剤および顆粒剤、水溶性顆粒剤または錠剤、種子処理用の水溶性粉末剤、湿潤性粉末剤、活性化合物を含浸させた天然物および合成物質、また、種子用の高分子物質中およびコーティング物質中のマイクロカプセル封入体、また、ULVコールドフォギング製剤およびウォームフォギング製剤の形態で使用され得る。
記載の製剤は、それ自体は既知の様式で、例えば、活性化合物または活性化合物の組合せを少なくとも1種類の添加剤と混合することにより調製され得る。好適な添加剤は、慣用的なあらゆる製剤化助剤、例えば、有機溶媒、展着剤、溶媒または希釈剤、固形担体および充填剤、界面活性剤(アジュバント、乳化剤、分散剤、保護コロイド、湿潤剤および固着剤など)、分散剤および/または結合剤または固定剤、保存料、染料および顔料、消泡剤、無機および有機増粘剤、撥水剤、適切な場合は、乾燥剤およびUV安定剤、ジベレリン、また、水およびさらなる加工助剤などである。各場合で調製される製剤の型に応じて、さらなる加工工程(例えば、湿式磨砕、乾式磨砕または造粒など)が必要とされることがあり得る。
本発明による組成物は、適当な装置を用いて植物または種子に適用され得る既製組成物を含むだけでなく、使用前に水で希釈しなければならない市販濃縮液剤も含む。
本発明による活性化合物の組合せは、他の(既知の)活性化合物との混合物として、例えば、殺虫剤、誘引剤、滅菌剤、殺菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺真菌剤、生長調節剤、除草剤、肥料、毒性緩和剤および情報化学物質としての(市販の)製剤中に、このような製剤から調製される使用形態で存在させ得る。
活性化合物または組成物での植物および植物の一部分の本発明による処理は直接、またはその周囲環境、生育場所もしくは貯蔵空間に対する作用によって、慣用的な処理方法を用いて、例えば、浸漬、噴霧、霧吹き、灌漑、蒸散、振りかけ、フォギング、散布、起泡、塗布、拡延、水まき(ドレンチ)、細流灌漑および、種苗(propagation material)の場合、特に種子の場合は、さらに、乾燥種子処理用の粉末剤、種子処理用の液剤、スラリー処理用の水溶性粉末剤として、被覆によって、1つ以上の層でコートすることなどによって行なわれる。さらに、活性化合物を微量方法によって適用すること、または活性化合物調製物もしくは活性化合物自体を土壌中に注入することが可能である。
本発明は、さらに、種子の処理方法を含む。さらに、本発明は、先の段落に記載した方法のうちの1つに従って処理された種子に関する。
本発明による活性化合物または組成物は、種子の処理に特に好適である。有害な生物体によって引き起こされる作物植物に対する被害の大部分は、貯蔵中または播種後の種子の感染によって、ならびに植物の発芽中および発芽後に誘発される。この段階は、生長中の植物の根および苗条が特に感受性であり、小さな被害であっても植物の枯死がもたらされることがあり得るため特に重要である。したがって、適切な組成物を使用することによる種子および発芽中の植物の保護には大きな関心が存在している。
植物の種子を処理することによる植物病原性真菌の防除は、長い間にわたって知られており、継続的な改善の主題である。しかしながら、種子の処理には、常に満足な様式で解決され得るとは限らないという一連の問題を伴う。したがって、播種後もしくは植物の出現後にさらなる作物保護剤の適用を伴って施与される、または少なくともさらなる適用がかなり低減される、種子および発芽中の植物を保護するための方法を開発することが望ましい。使用される活性化合物の量を、種子および発芽中の植物に対して植物病原性真菌による攻撃からの最大保護がもたらされるが、使用される活性化合物による植物自体への被害はないような様式で最適化することがさらに望ましい。特に、種子の処理方法は、最小限の作物保護剤の使用で種子および発芽中の植物の至適保護を得るために、トランスジェニック植物の固有の殺真菌特性も考慮したものであるのがよい。
したがって、本発明はまた、特に、種子を本発明による組成物で処理することにより、植物病原性真菌による攻撃に対して種子および発芽中の植物を保護するための方法に関する。また、本発明は、植物病原性真菌に対して種子および発芽中の植物を保護するために種子を処理するための本発明による組成物の使用に関する。さらに、本発明は、植物病原性真菌に対する保護のための本発明による組成物で処理された種子に関する。出現後の植物に被害を与える植物病原性真菌の防除は、主に、土壌および植物の地上部分を作物保護組成物で処理することにより行なわれる。環境および人間や動物の健康に対する作物保護組成物の影響の可能性に関する懸念のため、適用される活性化合物の量を低減する取り組みがなされている。
本発明の利点の1つは、本発明による組成物の具体的な全身性特性のため、このような組成物での種子の処理により種子自体だけでなく、出現後に得られる植物も植物病原性真菌から保護されることである。この様式では、播種時またはその直後に作物の即時的処理が施与され得る。
また、本発明による混合物は、特に、種子から生長する植物が害虫に対して作用するタンパク質を発現し得るものであるトランスジェニック種子にも使用され得ることも好都合であると考えられる。かかる種子を本発明による活性化合物の組合せまたは組成物で処理することにより、例えば殺虫性タンパク質を発現させるだけで特定の害虫が防除され得る。驚くべきことに、害虫による攻撃に対する保護の有効性がさらに増大するさらなる相乗効果がこのときに観察されることがあり得る。
本発明による組成物は、農業、温室、森林または園芸またはブドウ栽培において使用される任意の植物変種の種子の保護に適している。特に、これは、穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、キビ、オートムギなど)、トウモロコシ(コーン)、ワタ、ダイズ、コメ、ジャガイモ、ヒマワリ、豆類、ビート(例えば、テンサイおよび飼料ビート)、ラッカセイ、アブラナの種子の形態である。穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、およびオートムギなど)、トウモロコシ(コーン)、ダイズおよびコメの種子の処理は特に重要である。以下にもさらに記載しているように、本発明による活性化合物の組合せまたは組成物でのトランスジェニック種子の処理は特に重要である。これは、殺虫特性を有するポリペプチドまたはタンパク質の発現を可能にする少なくとも1つの非相同遺伝子を含む植物の種子をいう。トランスジェニック種子内の非相同遺伝子は、例えば、バチルス属、リゾビウム属、シュードモナス属、セラチア属、トリコデルマ属、クラビバクター属、グロムス属またはグリオクラディウム属の種の微生物に由来するものであり得る。好ましくは、この非相同遺伝子はバチルス属の種に由来するものであり、その遺伝子産物は、アワノメイガおよび/またはトウモロコシ根切り虫(Western corn rootworm)に対する活性を有する。特に好ましくは、非相同遺伝子は、バチルス・チューリンゲンシスに由来するものである。
本発明との関連において、本発明による活性化合物の組合せまたは組成物は、種子に対してそのままで適用されるか、または適当な製剤にて適用される。好ましくは、種子は、処理によってなんら被害が引き起こされないように充分に安定な状態で処理される。一般に、種子の処理は、収穫から播種の間の任意の時点で行なわれ得る。通常、使用される種子は、植物から分離されており、穂軸、殻、柄、皮、毛または果肉が付いていない。したがって、例えば、収穫され、清浄にされ、15重量%未満の含水量まで乾燥させた種子を使用することが可能である。あるいはまた、乾燥後、例えば水で処理し、次いで再度乾燥させた種子を使用することも可能である。
種子を処理する場合、一般的に、種子に適用される本発明による組成物の量および/またはさらなる添加剤の量を種子の発芽が有害な影響を受けないように、あるいは、得られる植物が被害を受けないように選択することに注意を払わなければならない。これは、特に、一定の散布量で植物毒性効果を有することがあり得る活性化合物の場合に留意しなければならない。
本発明による組成物は、直接、すなわち、さらなる成分を含めずに希釈せずに適用することができる。一般に、該組成物は、種子に対して適当な製剤の形態で適用することが好ましい。種子の処理のための好適な製剤および方法は、当業者に知られており、例えば、以下の文献:US 4,272,417 A、US 4,245,432 A、US 4,808,430 A、US 5,876,739 A、US 2003/0176428 A1、WO 2002/080675 A1、WO 2002/028186 A2に記載されている。
本発明に従って使用され得る活性化合物の組合せは、慣用的な種子粉衣製剤、例えば、液剤、乳剤、懸濁剤、粉末剤、フォーム剤、スラリー剤または種子用の他のコーティング物質、また、ULV製剤に変換してもよい。
このような製剤は、活性化合物または活性化合物の組合せを、慣用的な添加剤、例えば、慣用的な展着剤、また、溶媒または希釈剤、着色剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、保存料、二次増粘剤、接着剤、ジベレリンなど、さらに水と混合することにより既知の様式で調製される。
本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤に存在させ得る好適な着色剤としては、かかる目的のための慣用的なあらゆる着色剤が挙げられる。顔料(水にやや溶けにくい)および染料(水に可溶性である)のどちらも使用され得る。挙げられ得る例としては、Rhodamine B、C.I.Pigment Red 112、およびC.I.Solvent Red 1の呼称で知られた着色剤などである。
本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤に存在させ得る好適な湿潤剤としては、ぬれを促進させ、活性な農芸化学的物質の製剤化に慣用的なあらゆる物質が挙げられる。優先的には、アルキルナフタレン-スルホネート(ジイソプロピル-またはジイソブチルナフタレン-スルホネートなど)を使用することが可能である。
本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤に存在させ得る好適な分散剤および/または乳化剤としては、活性な農芸化学的物質の製剤化に慣用的なあらゆる非イオン性、アニオン性およびカチオン性の分散剤が挙げられる。優先的には、非イオン性もしくはアニオン性の分散剤または非イオン性もしくはアニオン性の分散剤の混合物を使用することが可能である。特に好適な非イオン性分散剤は、エチレンオキシド-プロピレンオキシドブロックポリマー、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、およびトリスチリルフェノールポリグリコールエーテル、ならびにそのリン酸化または硫酸化誘導体である。特に好適なアニオン性分散剤は、リグノスルホネート、ポリアクリル酸塩、およびアリールスルホネート-ホルムアルデヒド縮合物である。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤に存在させ得る消泡剤としては、農芸化学的活性化合物の製剤化に慣用的なあらゆる起泡抑止化合物が挙げられる。シリコーン消泡剤、ステアリン酸マグネシウム、シリコーン乳剤、長鎖アルコール、脂肪酸およびその塩、また、有機フッ素化合物ならびにその混合物の使用が優先される。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤に存在させ得る保存料としては、農芸化学組成物においてかかる目的に使用され得るあらゆる化合物が挙げられる。一例として、ジクロロフェンおよびベンジルアルコールヘミホルマールが挙げられ得る。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤に存在させ得る二次増粘剤としては、農芸化学組成物においてかかる目的に使用され得るあらゆる化合物が挙げられる。セルロース誘導体、アクリル酸誘導体、多糖類(キサンタンガムまたはビーガムなど)、改質クレイ、フィロシリケート(アタパルガイトおよびベントナイトなど)、また、微粉化ケイ酸が優先される。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤に存在させ得る好適な接着剤としては、種子粉衣に使用され得るあらゆる慣用的な結合剤が挙げられる。ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコールおよびチロースが好ましいものとして挙げられ得る。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤に存在させ得る好適なジベレリンは、好ましくは、ジベレリンA1、A3(=ジベレリン酸)、A4およびA7であり;特に、ジベレリン酸の使用が優先される。ジベレリンは既知のものである(R.Wegler“Chemie der Pflanzenschutz-and Schaedlingsbekaempfungsmittel”[Chemistry of Crop Protection Agents and Pesticides],第2巻,Springer Verlag,1970,pp.401-412参照)。
本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤は、非常に広範な様々な任意の型の種子を事前に処理するために直接、または水での希釈後に使用され得る。また、本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤またはその希釈調製物をトランスジェニック植物の種子の粉衣作製に使用してもよい。これとの関連において、相乗効果は、発現によって形成された物質との相互作用によっても生じることもあり得る。
本発明に従って使用され得る種子粉衣製剤または水を添加することによって該製剤から調製される調製物で種子を処理するための好適な混合装置としては、粉衣作製のために一般的に使用され得るあらゆる混合装置が挙げられる。粉衣作製時に採用される具体的な手順は、種子を混合機に導入すること、所望の具体的な量の種子粉衣製剤をそのままで、または事前に水で希釈した後のいずれかで添加すること、ならびに製剤が種子上に均一に分布するまで混合を行なうことを含む。任意選択で、その後に乾燥操作を行なう。
本発明による活性化合物または組成物は強力な殺菌活性を有し、作物保護および物質保護において不要な微生物(真菌および細菌など)を防除するために使用され得る。
作物保護において、殺真菌剤は、ネコブカビ綱、卵菌綱、ツボカビ綱、接合菌綱、子嚢菌類、担子菌類および不完全菌類を防除するために使用され得る。
作物保護において、殺菌剤は、シュードモナス科、リゾビウム科、腸内細菌科、コリネバクテリウム科およびストレプトマイセス科を防除するために使用され得る。
本発明による殺真菌性組成物は、植物病原性真菌の治療的または保護的防除のために使用され得る。したがって、本発明はまた、本発明による活性化合物の組合せまたは組成物を使用する植物病原性真菌の治療的および保護的防除方法に関するものであり、該組合せまたは組成物は、種子、植物もしくは植物の一部分、果実または植物が生育する土壌に適用される。植物もしくは植物の一部分、果実または植物が生育する土壌に対する適用が優先される。
作物保護において植物病原性真菌に対処するための本発明による組成物は、活性であるが非植物毒性の量の本発明による化合物を含む。「活性であるが非植物毒性の量」は、真菌によって引き起こされる植物病害を防除または完全になくすために充分であるとともに植物毒性の顕著な症状は示されない本発明による組成物の量を意味するものとする。このような散布量は、一般的に広範に異なり得、いくつかの要素、例えば、植物病原性真菌、植物または作物、気候条件および本発明による組成物の成分に依存する。
活性化合物が植物病害の防除に必要とされる濃度において植物による耐容性が良好であることにより、植物の地上部分、生長種苗および種子ならびに土壌の処理が可能である。
本発明によれば、あらゆる植物および植物の一部分を処理することが可能である。植物は、ここでは、あらゆる植物および植物群、例えば、所望のおよび不要な野生植物または作物植物(天然の作物植物など)を意味すると理解されたい。作物植物は、慣用的な育種および最適化法によって、またはバイオテクノロジー法および遺伝子操作法もしくはこれらの方法の組合せによって得られ得る植物、例えば、トランスジェニック植物および植物変種保護権によって保護され得るまたはされ得ない植物品種などであり得る。植物の一部分は、植物の地上および地下のあらゆる部分および器官、例えば、苗条、葉、花および根を意味すると理解されたい。挙げられ得る例は、葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実および種子、また、根、塊茎および地下茎である。また、植物の一部分としては、収穫物ならびに生長性および生殖性の種苗、例えば、苗木、塊茎、地下茎、切り枝および種子も挙げられる。植物、ならびに植物の地上および地下のあらゆる部分ならびに器官、例えば、苗条、葉、花および根(挙げられ得る例は、葉、針状葉、茎、幹、花および果実である)の処理が優先される。
本発明の活性化合物は、良好な植物耐容性と温血動物に対して都合の良い毒性を兼ね備えており、環境に充分に許容されるものであり、植物および植物器官の保護、収穫量の増大、収穫物の品質の改善に適している。該化合物は、好ましくは作物保護剤として使用され得る。該化合物は、通常の感受性種および耐性種に対してならびに全発育段階または一部の発育段階に対して活性である。
本発明に従って処理され得る植物として、以下の植物:ワタ、マメ亜科(Papilionaceae sp.)(例えば、エンドウ);主要作物植物、例えば、イネ科(Gramineae sp.)(例えば、トウモロコシ、穀物(コムギ、ライムギ、コメ、オオムギ、オートムギ、キビおよびライコムギなど))、キク科(Asteraceae sp.)(例えば、ヒマワリ)、アブラナ科(Brassicaceae sp.)(例えば、アブラナ)、マメ科(Fabacae sp.)(例えば、豆類、エンドウ、ラッカセイ)、マメ亜科(Papilionaceae sp.)(例えば、ダイズ)、ナス科(Solanaceae sp.)(例えば、ジャガイモ)、アカザ科(Chenopodiaceae sp.)(例えば、テンサイ、飼料ビート、ビートルート);また、各場合におけるこれらの植物の遺伝子組換え変種が挙げられる。
既に上記のように、あらゆる植物およびその一部分を本発明に従って処理することが可能である。好ましい実施形態では、野生植物種および植物品種、または慣用的な生物学的育法(交配もしくはプロトプラスト融合など)によって得られるものおよびその一部分が処理される。さらに好ましい実施形態では、遺伝子操作法(適切な場合は、慣用的な方法との組合せ)によって得られるトランスジェニック植物および植物品種(遺伝子組換え生物体)およびその一部分が処理される。用語「一部分」、「植物の一部分(“parts of plants”および“plant parts”)」は上記において説明した。特に好ましくは、各場合において商業的に利用可能または有用な植物品種の植物が本発明に従って処理される。植物品種(cultivar)は、慣用的な育種、変異誘発または組換えDNA技術によって得られた新規な特性(「形質」)を有する植物を意味すると理解されたい。これらは、品種、バイオタイプまたは遺伝子型であり得る。
本発明による処理方法は、遺伝子組み換え生物体(GMO)、例えば、植物または種子の処理において使用される。遺伝子組み換え植物(またはトランスジェニック植物)は、非相同遺伝子が安定的にゲノムに組み込まれた植物である。表現「非相同遺伝子」は、本質的に、植物外で供給もしくは合成され、核、葉緑体もしくはミトコンドリアゲノムに導入されると、対象のタンパク質もしくはポリペプチドを発現することにより、または植物中に存在する他の遺伝子(1つもしくは複数)を下方調節もしくはサイレンシングすることにより(例えば、アンチセンス技術、共抑制技術またはRNA干渉(RNAi)技術を使用)、形質転換された植物に、新たなもしくは改善された農学的または他の特性をもたらす遺伝子を意味する。ゲノム内に存在する非相同遺伝子は導入遺伝子とも称される。植物ゲノム内の具体的な位置によって規定される導入遺伝子は、形質転換もしくはトランスジェニックイベントと称される。
また、植物種または植物品種、その存在地および生長条件(土壌、気候、生長期間、養分)にもよるが、本発明による処理によって、超相加的(superadditive)(「相乗的」)効果がもたらされることもあり得る。したがって、例えば、本発明に従って使用され得る活性化合物および組成物の散布量の低減および/または活性スペクトルの拡大および/または活性の増大、より良好な植物の生長、高温もしくは低温に対する耐容性の増大、干ばつまたは水中塩分もしくは土壌塩分に対する耐容性の増大、開花能の増大、より容易な収穫、成熟の加速、より高い収穫高、より大きい果実、より大きい植物丈、より緑色の濃い葉、より早い開花、収穫産物のより高い品質および/またはより高い栄養価、果実中のより高い糖濃度、収穫産物のより良好な貯蔵安定性および/または加工可能性が可能であり、これらは、実際に予測された効果を超えている。
また、特定の散布量では、本発明による活性化合物の組合せが植物において強化効果を有することもあり得る。したがって、これも、不要な植物病原性真菌および/または微生物および/またはウイルスによる攻撃に対する植物の防御機構の動員に適している。これは、適切な場合は、例えば真菌に対する本発明による組合せの活性の向上の理由の1つとなり得る。植物強化(耐性誘導)物質は、本発明との関連において、後で不要な植物病原性真菌および/または微生物および/またはウイルスを接種したときに、被処理植物がこのような植物病原性真菌および/または微生物および/またはウイルスに対して相当な耐性度を示すような様式で植物の防御機構を刺激し得る物質または物質の組合せを意味すると理解されたい。したがって、本発明による物質は、処理後の一定期間において上記の病原体による攻撃から植物を保護するために使用され得る。保護が奏功される期間は、該活性化合物での植物の処理後、一般的に1〜10日間、好ましくは1〜7日間である。
本発明に従って好ましく処理される植物および植物品種としては、このような植物に特に好都合で有用な形質を付与する遺伝物質を有するあらゆる植物(育種および/またはバイオテクノロジー手段のいずれによって得られるものであれ)が挙げられる。
また、本発明に従って好ましく処理される植物および植物品種は、1つまたは複数の生物的ストレスに対して耐性のものである、すなわち前記植物は、動物害虫および微生物害虫に対して、例えば、線虫、昆虫、ダニ、植物病原性の真菌、細菌、ウイルスおよび/またはウィロイドに対してより良好な防御を示すものである。
また、本発明に従って処理され得る植物および植物品種は、1つまたは複数の非生物的ストレスに対して耐性の植物である。非生物的ストレス条件としては、例えば、干ばつ、低温曝露、熱曝露、浸透圧ストレス、洪水、高い土壌塩分、高塩類への曝露、オゾン曝露、強い光への曝露、窒素栄養素の利用可能性の制限、リン栄養素の利用可能性の制限、日陰の忌避が挙げられ得る。
また、本発明に従って処理され得る植物および植物品種は、高産生特性を特徴とする植物である。前記植物の高い産生量は、例えば、植物生理機能、生長および発育(水分利用効率、水分保持効率など)の改善、窒素利用の改善、炭素同化作用の向上、光合成の改善、発芽効率の増大および成熟加速の結果であり得る。さらに、産生量は、植物構造(ストレスおよび非ストレス条件下)の改善、例えば限定されないが、早期開花、ハイブリッド種子の作出のための開花管理、苗木の活力、植物の大きさ、節間数および間隔、根の生長、種子の大きさ、果実の大きさ、鞘の大きさ、鞘もしくは穂の数、鞘もしくは穂当り種子数、種子質量、種子充実性の向上、種子の飛散の低減、鞘裂開の低減および耐倒伏性によって影響され得る。さらなる産生量の形質としては、種子組成(炭水化物含量、タンパク質含量、油分の含量および組成など)、栄養価、抗栄養化合物の低減、加工可能性の改善およびより良好な貯蔵安定性が挙げられる。
本発明に従って処理され得る植物は、一般的により高い産生量、活力、健全性ならびに生物的および非生物的ストレス因子に対する耐性)をもたらす雑種強勢または雑種強勢の特徴を既に示しているハイブリッド植物である。かかる植物は、典型的には、同系繁殖雄性不稔親系統(雌性親)を、別の同系繁殖雄性稔性親系統(雄性親)と交配することにより作製される。ハイブリッド種子は、典型的には、雄性不稔性植物から収穫され、栽培者に販売される。雄性不稔性植物は、一部の場合では(例えばトウモロコシでは)雄穂除去、すなわち雄性生殖器(または雄花)の機械的除去によって作出され得るが、より典型的には、雄性不稔性は植物ゲノム内の遺伝的決定子の結果である。その場合、特に、種子がハイブリッド植物から収穫される所望の産生物である場合、該種子は、典型的には、該ハイブリッド植物における雄性稔性が充分に回復することを確実にするために有用である。これは、雄性不稔性の原因である遺伝的決定子を含んでいるハイブリッド植物において、雄性親が、雄性稔性を回復させ得る適切な稔性回復遺伝子を確実に有することを確実にすることによってなされ得る。雄性不稔性の遺伝的決定子は細胞質内に存在し得る。細胞質雄性不稔性(CMS)の例は、例えばアブラナ属の種において報告された。しかしながら、雄性不稔性の遺伝的決定子は、細胞核ゲノム内に存在することもあり得る。また、雄性不稔性植物は、遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法によっても得られ得る。雄性不稔性植物を得る特に有用な手段はWO89/10396において記載されており、ここでは、例えばバルナーゼなどのリボヌクレアーゼを雄しべ内のタペート細胞において選択的に発現させる。すると、タペート細胞内でのバルスターなどのリボヌクレアーゼインヒビターの発現により、稔性が回復され得る。
本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は除草剤耐性植物、すなわち、1種類以上の所与除草剤に対して耐性となっている植物である。かかる植物は、遺伝的形質転換またはかかる除草剤耐性を付与する変異を含む植物の選択のいずれかによって得られ得る。
除草剤耐性植物は、例えば、グリホサート耐性植物、すなわち、除草剤グリホサートまたはその塩に対して耐性となっている植物である。植物は、種々の手段によってグリホサートに対して耐性にすることができる。例えば、グリホサート耐性植物は、植物を、酵素5-エノールピルビルシキメート-3-ホスフェートシンターゼ(EPSPS)をコードしている遺伝子で形質転換することにより得られ得る。かかるEPSPS遺伝子の例は、細菌サルモネラ・チフィムリウムのAroA遺伝子(変異型CT7)、細菌アグロバクテリウム属の種のCP4遺伝子、ペチュニアEPSPSをコードしている遺伝子、トマトEPSPSをコードしている遺伝子またはエリューシン(Eleusine)EPSPSをコードしている遺伝子である。また、EPSPS遺伝子は変異したEPSPSであってもよい。また、グリホサート耐性植物は、グリホサートオキシドレダクターゼ酵素をコードしている遺伝子を発現させることによっても得られ得る。また、グリホサート耐性植物は、グリホサートアセチルトランスフェラーゼ酵素をコードしている遺伝子を発現させることによっても得られ得る。また、グリホサート耐性植物は、上記の遺伝子の自然発生変異を含む植物を選択することによっても得られ得る。
他の除草剤耐性植物は、例えば、酵素グルタミンシンターゼ(ビアラホス、ホスフィノトリシンまたはグルフォシネートなど)を阻害する除草剤に対して耐性となっている植物である。かかる植物は、除草剤を解毒する酵素または阻害に抵抗性である変異型グルタミンシンターゼ酵素を発現させることにより得られ得る。かかる効率的な解毒酵素の一例は、ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ(ストレプトマイセス属の種由来の棒状(bar)もしくは塊状(pat)のタンパク質など)をコードしている酵素である。外因性ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼを発現する植物も報告されている。
また、さらなる除草剤耐性植物は、酵素ヒドロキシフェニルピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)を阻害する除草剤に対して耐性となっている植物である。ヒドロキシフェニルピルベートジオキシゲナーゼは、パラ−ヒドロキシフェニルピルベート(HPP)がホモゲンチセートに変換される反応を触媒作用する酵素である。HPPD阻害剤に耐性である植物は、自然耐性HPPD酵素をコードしている遺伝子または変異型HPPD酵素をコードしている遺伝子で形質転換させることができる。また、HPPD阻害剤に対する耐性は、植物を、HPPD阻害剤による天然HPPD酵素の阻害にもかかわらずホモゲンチセートの形成を可能にする特定の酵素をコードしている遺伝子で形質転換することによっても獲得することができる。また、HPPD阻害剤に対する植物の耐性は、植物を、HPPD耐性酵素をコードしている遺伝子に加えて、酵素プレフェン酸デヒドロゲナーゼをコードしている遺伝子で形質転換することにより改善され得る。
なおさらなる除草剤耐性植物は、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤に対して耐性となっている植物である。既知のALS阻害剤としては、例えば、スルホニル尿素、イミダゾリノン、トリアゾロピリミジン、ピリミジニオキシ(チオ)ベンゾアートおよび/またはスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン除草剤が挙げられる。種々の除草剤および除草剤群に対する耐性を付与するALS酵素(アセトヒドロキシ酸シンターゼ、AHASとしても知られている)における種々の変異が知られている。スルホニル尿素耐性植物およびイミダゾリノン耐性植物の作出はWO1996/033270に記載されている。他のイミダゾリノン耐性植物も報告されている。また、さらなるスルホニル尿素耐性植物およびイミダゾリノン耐性植物が、例えばWO2007/024782にも記載されている。
イミダゾリノンおよび/またはスルホニル尿素に耐性である他の植物は、変異誘発の誘導、除草剤の存在下での細胞培養物における選択または変異育種によって得られ得る(例えば、ダイズ、コメ、テンサイ、レタスまたはヒマワリについて報告されている)。
また、本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は、耐虫性トランスジェニック植物、すなわち、特定の標的昆虫による攻撃に対して耐性となっている植物である。かかる植物は、遺伝的形質転換またはかかる耐虫性を付与する変異を含む植物の選択によって得られ得る。
「耐虫性トランスジェニック植物」は、本明細書で用いる場合、以下のものをコードしているコード配列を含む少なくとも1つの導入遺伝子を含む任意の植物を包含する:
1)バチルス・チューリンゲンシス由来の殺虫性結晶タンパク質もしくは該タンパク質の殺虫性の一部分、例えば、オンラインのhttp://www.lifesci.sussex.ac.uk/Home/Neil_Crickmore/Bt/に示された殺虫性結晶タンパク質もしくは該タンパク質の殺虫性の一部分、例えば、Cryタンパク質類型
Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry2Ab、Cry3AaもしくはCry3Bbのタンパク質もしくは該タンパク質の殺虫性の一部分;または
2)バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の第2の他の結晶タンパク質もしくは該タンパク質の一部分の存在下で殺虫性であるバチルス・チューリンゲンシス由来の結晶タンパク質もしくは該タンパク質の一部分、例えば、Cry34およびCry35結晶タンパク質で構成された二元性毒素;または
3)バチルス・チューリンゲンシス由来の異なる殺虫性結晶タンパク質の一部分を含むハイブリッド殺虫性タンパク質、例えば、上記1)のタンパク質のハイブリッドまたは上記2)のタンパク質のハイブリッド、例えば、コーンイベントMON98034によって得られるCry1A.105タンパク質(WO2007/027777);または
4)上記の1)〜3)のいずれか1種類のタンパク質であって、標的昆虫種に対するより高い殺虫活性を得るため、および/もしくは影響を及ぼす標的昆虫種の範囲を広げるため、および/またはクローニングもしくは形質転換の際にコードDNA内に導入された変化のために、一部のアミノ酸、特に1〜10個のアミノ酸が別のアミノ酸で置き換えられているもの、例えば、コーンイベントMON863もしくはMON88017におけるCry3Bb1タンパク質、またはコーンイベントMIR604におけるCry3Aタンパク質;または
5)バチルス・チューリンゲンシスもしくはバチルス・セレウス(Bacillus cereus)由来の殺虫性分泌タンパク質もしくは該タンパク質の殺虫性の一部分、例えば、http://www.lifesci.sussex.ac.uk/home/Neil_Crickmore/Bt/vip.htmlに示された栄養(vegetative)殺虫性(VIP)タンパク質、例えば、VIP3Aaタンパク類型のタンパク質;または
6)バチルス・チューリンゲンシスまたはB.セレウス由来の第2の分泌タンパク質の存在下で殺虫性であるバチルス・チューリンゲンシスもしくはバチルス・セレウス由来の分泌タンパク質、例えば、VIP1Aタンパク質とVIP2Aタンパク質で構成された二元性毒素;または
7)バチルス・チューリンゲンシスもしくはバチルス・セレウス由来の異なる分泌タンパク質の一部分を含むハイブリッド殺虫性タンパク質、例えば、上記1)のタンパク質のハイブリッドもしくは上記2)のタンパク質のハイブリッド;または
8)上記の1)〜3)のいずれか1種類のタンパク質であって、標的昆虫種に対するより高い殺虫活性を得るため、および/もしくは影響を及ぼす標的昆虫種の範囲を広げるため、および/またはクローニングもしくは形質転換の際にコードDNA内に導入された変化のために、一部のアミノ酸、特に1〜10個のアミノ酸が別のアミノ酸で置き換えられているもの(依然としてなお殺虫性タンパク質をコードしている)、例えば、ワタイベントCOT102におけるVIP3Aaタンパク質。
もちろん、耐虫性トランスジェニック植物は、本明細書で用いる場合、上記の類型1〜8のいずれか1種のタンパク質をコードする遺伝子の組合せを含む任意の植物も包含する。一実施形態において、耐虫性植物は、種々の標的昆虫種に指向される種々のタンパク質を使用した場合に影響を及ぼす標的昆虫種の範囲を広げるため、または、同じ標的昆虫種に対して殺虫性であるが異なる作用様式を有する(昆虫の異なる受容体結合部位に結合する)種々のタンパク質を使用することにより植物に対して耐虫性の発現を遅延させるために、上記の類型1〜8のいずれか1種のタンパク質をコードする1つより多くの導入遺伝子を含むものである。
また、本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は非生物的ストレスに対して耐性である。かかる植物は、遺伝的形質転換によって、またはかかるストレス耐性を付与する変異を含む植物の選択によって得られ得る。特に有用なストレス耐性植物としては:
a.植物細胞内もしくは植物においてポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)遺伝子の発現および/または活性を低下させ得る導入遺伝子を含む植物
b.植物または植物細胞のPARGコード遺伝子の発現および/または活性を低下させ得るストレス耐性向上導入遺伝子を含む植物
c.ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドサルベージ合成経路の植物機能性酵素、例えば、ニコチンアミダーゼ、ニコチネートホスホリボシルトランスフェラーゼ、ニコチン酸モノヌクレオチドアデニルトランスフェラーゼ、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドシンセターゼまたはニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼをコードしているストレス耐性向上導入遺伝子を含む植物
が挙げられる。
また、本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法によって得られる)は、収穫作物の量、質および/または貯蔵安定性の改変および/または収穫作物の特定の成分の特性の改変を示すもの、例えば:
1)変性デンプンを合成するトランスジェニック植物、該変性デンプンは、物理的−化学的特性、特に、アミロース含量もしくはアミロース/アミロペクチン比、分岐度、平均鎖長、側鎖分布、粘性挙動、ゲル化強度、デンプン粒径および/もしくはデンプン粒形態構造が野生型の植物細胞もしくは植物において合成されるデンプンと比べて変化しており、そのため、これは特別な適用用途に対してより良好に適合している
2)非デンプン炭水化物ポリマーを合成する、または遺伝子組換えなしの野生型植物と比べて改変された特性を有する非デンプン炭水化物ポリマーを合成するトランスジェニック植物。例は、特にイヌリンおよびレバン型のポリフルクトースを生成する植物、α1,4グルカンを生成する植物、α-1,6分岐α-1,4-グルカンを産生する植物、アルテルナンを生成する植物である
3)ヒアルロナンを生成するトランスジェニック植物
である。
また、本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法などの得られ得るもの)は、改変された繊維特性を有するワタ植物などの植物である。かかる植物は、遺伝的形質転換またはかかる改変された繊維特性を付与する変異を含む植物の選択によって得られ得:
a)改変形態のセルロースシンターゼ遺伝子を含む植物(ワタ植物など)
b)改変形態のrsw2またはrsw3相同核酸を含む植物(ワタ植物など)
c)スクロースホスフェートシンターゼの発現が増大している植物(ワタ植物など)
d)スクロースシンターゼの発現が増大している植物(ワタ植物など)
e)繊維細胞ベースでの原形質連絡ゲーティングのタイミングが、例えば、繊維選択的β1,3-グルカナーゼの下方調節によって改変されている植物(ワタ植物など)
f)例えば、N-アセチルグルコサミントランスフェラーゼ遺伝子(例えば、nodCおよびキチンシンターゼ遺伝子)の発現によって反応性が改変された繊維を有する植物(ワタ植物など)
が挙げられる。
また、本発明に従って処理され得る植物または植物品種(遺伝子操作などの植物バイオテクノロジー法などの得られ得るもの)は、改変された油分プロフィール特性を有するアブラナまたは近縁アブラナ属植物などの植物である。かかる植物は、遺伝的形質転換によって、またはかかる改変された油分プロフィール特性を付与する変異を含む植物の選択によって得られ得:
a)高いオレイン酸含量を有する油を生成する植物(アブラナ植物など)
b)低いリノレン酸含量を有する油を生成する植物(アブラナ植物など)
c)飽和脂肪酸が低レベルである油を生成する植物(アブラナ植物など)
が挙げられる。
本発明に従って処理され得る特に有用なトランスジェニック植物は、1種類以上の毒素をコードしている1つ以上の遺伝子を含む植物、例えば、以下の商品名YIELD GARD(登録商標)(例えば、トウモロコシ、ワタ、ダイズ)、KnockOut(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、BiteGard(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bt-Xtra(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、StarLink(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bollgard(登録商標)(ワタ)、Nucotn(登録商標)(ワタ)、Nucotn 33B(登録商標)(ワタ)、NatureGard(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Protecta(登録商標)およびNewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)で販売されているものである。挙げられ得る除草剤耐性植物の例は、トウモロコシ変種、ワタ変種およびダイズ変種であり、これらは、商品名Roundup Ready(登録商標)(グリホサートに対して耐性、例えば、トウモロコシ、ワタ、ダイズ)、Liberty Link(登録商標)(ホスフィノトリシンに対して耐性、例えば、アブラナ)、IMI(登録商標)(イミダゾリノンに対して耐性)およびSTS(登録商標)(スルホニル尿素に対して耐性、例えば、トウモロコシ)で販売されている。挙げられ得る除草剤耐性植物(除草剤耐性のために慣用的な様式で育種された植物)としては、名称Clearfield(登録商標)(例えば、トウモロコシ)で販売されている変種が挙げられる。
本発明に従って処理され得る特に有用なトランスジェニック植物は、例えば、種々の国家および地方の規制機関のデータベースに示されている形質転換イベントまたは形質転換イベントの組合せを含む植物である(例えば、http://gmoinfo.jrc.it/gmp_browse.aspx およびhttp://www.agbios.com/dbase.php参照)。
物質保護において、本発明の物質は、望ましくない真菌および/または微生物による蔓延および破壊からの工業物質の保護に使用され得るものである。
工業物質は、本発明の解釈上、工業技術における使用のために調製された非生体構成物質であると理解されたい。本発明の活性物質によって微生物学的変化または破壊から保護される工業物質は、接着剤、のり、紙およびダンボール、テキスタイル、カーペット、皮革、木材、塗料およびプラスチック物品、冷却潤滑剤ならびに微生物が蔓延し得る、または微生物によって破壊され得る他の物質であり得る。真菌および/または微生物の伝播によって有害に影響され得る生産プラントおよび建造物の一部、例えば、冷却回路、冷却および加熱システム、空調設備ならびに換気システムもまた保護対象の物質との関連の範囲内である。本発明との関連の範囲内で、好ましくは、工業物質として接着剤、のり、紙およびダンボール、皮革、木材、塗料、冷却潤滑剤および熱交換液が挙げられ、木材が特に好ましい。本発明による組合せにより、腐朽、変色および脱色またはカビの発生などの不都合な効果が抑制され得る。本発明による活性化合物の組合せおよび組成物は、海水または汽水と接触している物体、特に、船体、篩、網、建造物、埠頭および信号装置のコロニー形成からの保護にも同様に使用され得る。
また、本発明による処理方法は、真菌および微生物の攻撃からの貯蔵商品の保護の分野にも使用され得る。本発明によれば、用語「貯蔵商品」は、自然の生活環から取り出されており、長期保護が所望される植物または動物起源の天然物質およびその加工形態を表すと理解されたい。植物起源(植物またはその一部分、例えば、茎、葉、塊茎、種子、果実または穀粒)の貯蔵商品は、新鮮な収穫状態または加工形態(予備乾燥、湿潤、粉砕、磨砕、加圧もしくはロースト状態など)で保護され得る。また、貯蔵商品の定義に含まれるのは、材木(粗野材木(建築用材木、電線用鉄塔(electricity pylon)および障壁など)の形態であれ、完成品(家具または木材製の物体など)の形態であれ)である。動物起源の貯蔵商品は皮、皮革、毛皮、毛髪などである。本発明による組合せにより、腐朽、変色またはカビの発生などの不都合な効果が抑制され得る。好ましくは、「貯蔵商品」は、植物起源の天然物質およびその加工形態、より好ましくは、果実およびその加工形態(仁果類、核果類、柔らかい果実および柑橘類の果実およびその加工形態など)を表すと理解されたい。
上記の真菌性病害の病原体に加えて、本発明に従って処理され得るのは、限定されないが以下の病害も一例として挙げられ得る。
うどんこ病、例えば、ブルメリア属による病害(例えば、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)によって引き起こされる);ポドスファエラ属による病害(例えば、ポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leuco-tricha)によって引き起こされる);スファエロテカ属による病害(例えば、スファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea
)によって引き起こされる);ウンキヌラ属による病害(例えば、ウンキヌラ・ネカトル(Uncinula necator)によって引き起こされる);
さび病、例えば、ギムノスポランギウム属による病害(例えば、ギムノスポランギウム・サビナエ(Gymnosporangium sabinae)によって引き起こされる);ヘミレイア属による病害(例えば、ヘミレイア・バスタトリックス(Hemileia vastatrix)によって引き起こされる);ファコソプラ属による病害(例えば、ファコソプラ・パキジリ(Phakopsora pachyrhizi)およびファコソプラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)によって引き起こされる);プッキニア属による病害(例えば、プッキニア・レコンディタ(Puccinia recondita)、プッキニア・グラミニス(Puccinia graminis)またはプッキニア・ストリホルミス(Puccinia striiformis)によって引き起こされる);ウロミケス属による病害(例えば、ウロミケス・アペンディクラツス(Uromyces appendiculatus)によって引き起こされる);
卵菌による病害、例えば、アルブゴ属による病害(例えば、アルブゴ・カンディダ(Albugo candida)によって引き起こされる);ブレミア属による病害(例えば、ブレミア・ラクツケ(Bremia lactucae)によって引き起こされる);ペロノスポラ属による病害(例えば、ペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)およびペロノスポラ・ブラシカエ(Peronospora brassicae)によって引き起こされる);フィトフトラ属による病害(例えば、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)によって引き起こされる);
プラズモパラ属による病害(例えば、プラズモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)によって引き起こされる);シュドペロノスポラ属による病害(例えば、シュドペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)およびシュドペロノスポラ・クベンシス(Pseudo-pero-nospora cubensis)によって引き起こされる);ピシウム属による病害(例えば、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)によって引き起こされる);
斑点病、葉枯病(“leaf blotch”および“leaf blight”)、例えば、アルテルナリア属による病害(例えば、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)によって引き起こされる);セルコスポラ属による病害(例えば、セルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola)によって引き起こされる);クラドスポリウム属による病害(例えば、クラドスポリウム・ククメリナム(Cladiosporium cucumerinum)によって引き起こされる);コクリオボルス属による病害(例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形:ドレクスレア、シン:ヘルミントスポリウム(Conidiaform Drechslera, Syn: Helminthosporium))またはコクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus)によって引き起こされる);コレトトリクム属による病害(例えば、コレトトリクム・リンデムシアヌム(Colletotrichum lindemuthianum)によって引き起こされる);シクロコニウム属による病害(例えば、シクロコニウム・オレアギヌム(Cycloconium oleaginum)によって引き起こされる);ジアポルテ属による病害(例えば、ジアポルテ・シトリ(Diaporthe citri)によって引き起こされる);エルシノエ属による病害(例えば、エルシノエ・ファウセッチイ(Elsinoe fawcettii)によって引き起こされる);グロエオスポリウム属による病害(例えば、グロエオスポリウム・ラエチコロル(Gloeosporium laeticolor)によって引き起こされる);グロメレラ属による病害(例えば、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata)によって引き起こされる);ギグナルデア属による病害(例えば、ギグナルデア・ビドウェルリイ(Guignardia bidwellii)によって引き起こされる);レプトスファエリア属による病害(例えば、レプトスファエリア・マクランス(Leptosphaeria maculans)およびレプトスファエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)によって引き起こされる);マグナポルテ属による病害(例えば、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea)によって引き起こされる);ミコスファエレラ属による病害(例えば、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、ミコスファエレラ・アラキディコラ(Mycosphaerella arachidicola)およびミコスファエレラ・フィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis)によって引き起こされる);フェオスファエリア属による病害(例えば、フェオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum)によって引き起こされる);ピレノホラ属による病害(例えば、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)またはピレノホラ・トリティキ レペンティス(Pyrenophora tritici repentis)によって引き起こされる);ラムラリア属による病害(例えば、ラムラリア・コロ-シグニ(Ramularia collo-cygni)またはラムラリア・アレオラ(Ramularia areola)によって引き起こされる);リンコスポリウム属による病害(例えば、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)によって引き起こされる);セプトリア属による病害(例えば、セプトリア・アピイ(Septoria apii)およびセプトリア・リコペルシキ(Septoria lycopersici)によって引き起こされる);ティフラ属による病害(例えば、チフラ・インカルナタ(Thyphula incarnata)によって引き起こされる);ベンツリア属による病害(例えば、ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)によって引き起こされる);
根-、鞘および茎の病害、例えば、コルチキウム属による病害(例えば、コルチキウム・グラミネアルム(Corticium graminearum)によって引き起こされる);フザリウム属による病害(例えば、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)によって引き起こされる);ゲウマノミセス属による病害(例えば、ゲウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)によって引き起こされる);リゾクトニア属による病害(例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)によって引き起こされる);サロクラジウム属による病害(例えば、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)によって引き起こされる);スクレロチウム属による病害(例えば、スクレロチウム・オリザエ(Sclerotium oryzae)によって引き起こされる);タペシア属による病害(例えば、タペシア・アクホルミス(Tapesia acuformis)によって引き起こされる);チェラウィオプシス属による病害(例えば、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)によって引き起こされる);
穂および円錐花序の病害、例えば、トウモロコシの穂軸、例えば、アルテルナリア属による病害(例えば、アルテルナリア属の種によって引き起こされる);アスペルギルス属による病害(例えば、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)によって引き起こされる);クラドスポリウム属による病害(例えば、クラドスポリウム・クラドスポリオエデス(Cladiosporium cladosporioides)によって引き起こされる);クラビセプス属による病害(例えば、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)によって引き起こされる);フザリウム属による病害(例えば、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)によって引き起こされる);ギベレラ属による病害(例えば、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)によって引き起こされる);モノグラフェラ属による病害(例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)によって引き起こされる);
黒穂病およびムギ黒穂病、例えば、スファケロテカ属による病害(例えば、スファケロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana)によって引き起こされる);チレチア属による病害(例えば、チレチア・カリエヌ(Tilletia caries)によって引き起こされる);ウロチスティス属による病害(例えば、ウロチスティス・オックルタ(Urocystis occulta)によって引き起こされる);ウスチラゴ属による病害(例えば、ウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)によって引き起こされる);
果実腐敗およびカビによる病害、例えば、アスペルギルス属による病害(例えば、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)によって引き起こされる);ボトリチス属による病害(例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)によって引き起こされる);ペニシリウム属による病害(例えば、ペニシリウム・エクスパンスム(Penicillium expansum)およびペニシリウム・プルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum)によって引き起こされる);リゾープスの病害(例えば、リゾープス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)によって引き起こされる)、スクレロチニア属による病害(例えば、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)によって引き起こされる);ウェルチキリウム属による病害(例えば、ウェルチキリウム・アルボアトルム(Verticillium alboatrum)によって引き起こされる);
種子-および土壌媒介性腐朽、カビ、立ち枯れ病、腐敗および苗立ち枯れ病(例えば、アルテルナリア属による病害によって引き起こされる)(例えば、アルテルナリア・ブラシキコラ(Alternaria brassicicola)によって引き起こされる);アファノミケス属による病害(例えば、アファノミケス・エウテイケス(Aphanomyces euteiches)によって引き起こされる);アスコキタ属による病害(例えば、アスコキタ・レンチス(Ascochyta lentis)によって引き起こされる);アスペルギルス属による病害(例えば、アスペルギルス・フラウス(Aspergillus flavus)によって引き起こされる);クラドスポリウム属による病害(例えば、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)によって引き起こされる);コクリオボルス属による病害(例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)によって引き起こされる);(分生子形:ドレクスレア、バイポラリス・シン:ヘルミントスポリウム(Conidiaform: Drechslera, Bipolaris Syn: Helminthosporium));コレトトリクム属による病害(例えば、コレトトリクム・コッコデス(Colletotrichum coccodes)によって引き起こされる);フザリウム属による病害(例えば、フザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)によって引き起こされる);ギベレラ属による病害(例えば、ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)によって引き起こされる);マクロホミナ属による病害(例えば、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)によって引き起こされる);ミクロドキウム属による病害(例えば、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)によって引き起こされる);モノグラフェラ属による病害(例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)によって引き起こされる);ペニシリウム属による病害(例えば、ペニシリウム・エクスパンスム(Penicillium expansum)によって引き起こされる);ホーマ属による病害(例えば、ホーマ・リンガム(Phoma lingam)によって引き起こされる);ポモプシス属による病害(例えば、ポモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)によって引き起こされる);フィトフトラ属による病害(例えば、フィトフトラ・カクトルム(Phytophthora cactorum)によって引き起こされる);ピレノホラ属による病害(例えば、ピレノホラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)によって引き起こされる);ピリクラリア属による病害(例えば、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)によって引き起こされる);ピシウム属による病害(例えば、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)によって引き起こされる);リゾクトニア属による病害(例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)によって引き起こされる);リゾープス属による病害(例えば、リゾープス・オリザエ(Rhizopus oryzae)によって引き起こされる);スクレロチウム属による病害(例えば、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)によって引き起こされる);セプトリア属による病害(例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)によって引き起こされる);ティフラ属による病害(例えば、ティフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)によって引き起こされる);ウェルチキリウム属による病害(例えば、ウェルチキリウム・ダリアエ(Verticillium dahliae)によって引き起こされる);
癌腫、エニシダおよび枝枯れ病、例えば、ネクトリア属による病害(例えば、ネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena)によって引き起こされる);
胴枯れ病、例えば、モリニア属による病害(例えば、モリニア・ラクサ(Monilinia laxa)によって引き起こされる);
葉の水泡または縮葉病、例えば、花および果実の変形、例えば、エキソバシジウム属による病害(例えば、エキソバシジウム・ベキサンス(Exobasidium vexans)によって引き起こされる)。
タフリナ属による病害(例えば、タフリナ・デホルマンス(Taphrina deformans)によって引き起こされる);
木系植物の倒伏病、例えば、エスカ属による病害(例えば、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaeomoniella clamydospora)、ファエオアクレモニウム・アエオフィルム(Phaeoacremonium aleophilum)およびホミチポリア・メジテラネア(Fomitiporia mediterranea)によって引き起こされる);ガノデルマ属による病害(例えば、ガノデルマ・ボニネンセ(Ganoderma boninense)によって引き起こされる);リギドポルス属による病害(例えば、リギドポルス・リグノスス(Rigidoporus lignosus)によって引き起こされる)
花および種子の病害、例えば、ボトリチス属による病害(例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)によって引き起こされる);
塊茎の病害、例えば、リゾクトニア属による病害(例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)によって引き起こされる);ヘルミントスポリウム属による病害(例えば、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani)によって引き起こされる);
根こぶ病、例えば、プラスモディオホラ属による病害(例えば、プラモジオホラ・ブラシカエ(Plamodiophora brassicae)によって引き起こされる)。
細菌性生物体、例えば、キサントモナス属の種、例えば、キサントモナス・カンペストリス・pv.オリザエ(Xanthomonas campestris pv. oryzae);シュードモナス属の種、例えば、シュードモナス・シリンゲ・pv.ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv. lachrymans);エルウィニア属の種、例えば、エルウィニア・アミロボーラ(Erwinia amylovora)によって引き起こされる病害。
ダイズの以下の病害の防除が優先される。
例えば、黒斑病(アルテルナリア属の種アトランス・テラヌイスシマ(Alternaria spec. atrans tenuissima))、炭疽病(コレトトリクム・グロエオスポイデス・デマチウム変種トルンカツム(Colletotrichum gloeosporoides dematium var. truncatum))、褐斑病(セプトリア・グリシネス(Septoria glycines))、テンサイ褐斑病および胴枯れ病(セルコスポラ・キクチイ(Cercospora kikuchii))、コアネフォラ葉枯病(コアネフォラ・インフンジブリフェラ・トリスポラ(シン)(Choanephora infundibulifera trispora (Syn.)))、ダクチュリホラ斑点病(ダクチュリホラ・グリシネス(Dactuliophora glycines))、べと病(ペロノスポラ・マンシュリカ(Peronospora manshurica))、ドレクスレア胴枯れ病(ドレクスレア・グリシニ(Drechslera glycini))、赤星病斑点病(セルコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina))、レプトスファエルリナ斑点病(レプトスファエルリナ・トリホリイ(Leptosphaerulina trifolii))、フィロスティクタ斑点病(フィロスティクタ・ソジャエコラ(Phyllosticta sojaecola))、鞘および茎の胴枯れ病(ポモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae))、うどんこ病(ミクロスファエラ・ジフサ(Microsphaera diffusa))、ピレノカエタ斑点病(ピレノカエタ・グリシネス(Pyrenochaeta glycines))、ダイズ葉腐病、群葉およびクモの巣病(リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani))、さび病(ファコソプラ・パキジリ ファコソプラ・メイボミアエ(Phakopsora pachyrhizi Phakopsora meibomiae))、腐敗病(スファケロマ・グリシネス(Sphaceloma glycines))、ステムフィリウム葉枯病(ステムフィリウム・ボトリオスム(Stemphylium botryosum))、輪紋(コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora cassiicola))によって引きによって引き起こされる葉、茎、鞘および種子に対する真菌性病害。
例えば、黒根病(カロネクトリア・クロタラリエ(Calonectria crotalariae))、炭腐病(マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina))、フザリウム胴枯れ病または立ち枯れ病、根腐病、ならびに鞘およびカラー(collar)の腐敗(フザリウム・オキシスポルム、フザリウム・オルトセラス、フザリウム・セミテクツム、フザリウム・エキセチ(Fusarium oxysporum, Fusarium orthoceras, Fusarium semitectum, Fusarium equiseti))、ミコレプトジスクス根腐病(ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris))、ネオコスモスポラ(ネオコスモスポラ・バシンフェクタ(Neocosmopspora vasinfecta))、鞘および茎の胴枯れ病(ジアポルテ・ファゼオロルム(Diaporthe phaseolorum))、茎の癌腫(ジアポルテ・ファゼオロルム変種カウリボラ(Diaporthe phaseolorum var. caulivora))、フィトフトラ腐敗(フィトフトラ・メガスペリス(Phytophthora megasperma))、落葉病(フィアロホラ・グレガタ(Phialophora gregata))、ピシウム腐敗(ピシウム・アファニデルマツム、ピシウム・イレグラレ、ピシウム・デバリアヌム、ピシウム・ミリオチルム、ピシウム・ウルティムム(Pythium aphanidermatum, Pythium irregulare, Pythium debaryanum, Pythium myriotylum, Pythium ultimum))、リゾクトニア根腐病、茎腐敗、および立枯れ病(リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani))、スクレロチニア茎腐敗(スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum))、スクレロチニア白絹病(スクレロチニア・ロルフシイ(Sclerotinia rolfsii))、チェラウィオプシス根腐病(チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola))によって引き起こされる根および稈基に対する真菌性病害。
また、上記の生物体の耐性株を防除することも可能である。
工業原料を分解し得る、または変化させ得る微生物で挙げられ得るものは、例えば、細菌、真菌、酵母、藻類および粘液菌である。本発明による活性化合物は、好ましくは、真菌、特に、カビ、木材変色性および木材破壊性真菌(担子菌類)に対して、ならびに粘液菌および藻類に対して作用する。以下の属の微生物:アルテルナリア属(アルテルナリア・テラヌイス(Alternaria tenuis)など)、アスペルギルス(アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger)など)、カエトミウム属(カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)など)、コニオホラ属(コニオホラ・プテアナ(Coniophora puetana)など)、レンチヌス属(レンチヌス・チグヌス(Lentinus tigrinus)など)、ペニシリウム属(ペニシリウム・グラウクム(Penicillium glaucum)など)、ポリポルス属(ポリポルス・ベルシコロル(Polyporus versicolor)など)、アウレオバシディウム(アウレオバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)など)、スクレロホマ属(など)、スクレロホマ・ピチオフィラ(Sclerophoma pityophila)、トリコデルマ属(トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)など)、エシェリキア属(エシェリキア・コリ(Escherichia coli)など)、シュードモナス属(シュードモナス・アエルギノサなど)、およびスタフィロコッカス属(スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)など)が一例として挙げられ得る。
また、本発明による式(I)の化合物は非常に良好な抗カビ活性も有する。該化合物は、特に、皮膚糸状菌および酵母、カビおよび二形性真菌(例えば、カンジダ種、例えば、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)に対して)およびエビデルモフィトン・フロッコスム(Epidermophyton floccosum)、アスペルギルス属の種、例えば、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger)およびアスペルギルス・フミガツス(Aspergillus fumigatus)、トリコフィトン属の種、例えば、トリコフィトン・メンタグロフィテス(Trichophyton mentagrophytes)、ミクロスポロン属の種、例えば、ミクロスポロン・カニス(Microsporon canis)」およびアウドウニイに対して非常に広い抗カビ活性スペクトルを有する。これらの真菌の列挙は、なんら包含され得る真菌症スペクトルを制限するものでなく、例示にすぎない。
本発明による化合物を適用する場合、散布量は広い範囲内で異なり得る。本発明による処理方法において通常適用される活性化合物の用量/散布量は、一般的に好都合には
・ 植物の一部分、例えば葉(群葉の処理)の処理では:0.1〜10,000g/ha、好ましくは50〜1,000g/ha、より好ましくは100〜750g/ha;ドレンチまたは滴下適用の場合、用量はさらに低減され得(特に、不活性機材(石綿またはパーライトなど)を使用している間);
・ 種子処理では:2〜250g/100kgの種子、好ましくは3〜200g/100kgの種子、より好ましくは2.5〜50g/100kgの種子、さらにより好ましくは2.5〜25g/100kgの種子;
・ 土壌処理では:0.1〜10,000g/ha、好ましくは1〜5,000g/ha
である。
本明細書において示した用量は、本発明による方法の実例の一例として示している。当業者は、特に処理対象の植物または作物の性質に応じてどのようにして適用用量を採用するかがわかるであろう。
本発明による組合せは、害虫および/または植物病原性真菌および/または微生物に対する処理後、一定の時間幅において植物を保護するために使用され得る。保護が奏功される時間幅は、該組合せでの植物の処理後、一般に1〜28日間、好ましくは1〜14日間、より好ましくは1〜10日間、さらにより好ましくは1〜7日間、または植物種苗の処理後、200日間までである。
また、生長中の植物または植物の一部分に対する本発明による組成物の適用は、収穫後の植物または植物の一部分を保護するためにも使用され得る。
本発明によれば、収穫後および貯蔵時の病害は、例えば、以下の真菌:コレトトリクム属の種(Col-letotrichum spp.)、例えば、コレトトリクム・ムサエ(Colletotrichum musae)、コレトトリクム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、コレトトリクム・コッコデス(Colletotrichum coc-codes);フザリウム属の種(Fusari-um spp.)、例えば、フザリウム・セミテクツム(Fusarium semitectum)、フザリウム・モニリホルメ(Fusarium moniliforme)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum);ウェルチキリウム属の種(Verticillium spp.)、例えば、ウェルチキリウム・テオブロマエ(Verticillium theobromae);ニグロスポラ属の種(Nigrospora spp.);ボトリチス属の種(Botrytis spp.)、例えば、ボトリチス・シネレア(Bo-try-tis cinerea);ゲオトリクム属の種(Geotrichum spp.)、例えば、ゲオトリクム・カンディズム(Geo-tri---chum candidum);ポモプシス属の種(Phomopsis spp.)、ポモプシス・ナタレンシス(Phomopsis natalensis);ジプロディア属の種(Di-plodia spp.)、例えば、ジプロディア・シトリ(Diplodia citri);アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、例えば、アルテルナリア・シトリ(Al--ternaria citri)、アルテルナリア・アルテルナタ(Alternaria alternata);フィトフトラ属の種(Phytophthora spp.)、例えば、フィトフトラ・シトロフトラ(Phytophthora citrophthora)、フィトフトラ・フラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラ・カクトルム(Phy--tophthora cactorum)、フィトフトラ・パラジチカ(Phytophthora parasitica);セプトリア属の種(Septoria spp.)、例えば、セプトリア・デプレッサ(Septoria depressa);ムコル属の種(Mucor spp.)、例えば、ムコル・ピリホルミス(Mucor piriformis);モリニア属の種(Mo-ni-li-nia spp.)、例えば、モリニア・フルクチゲナ(Monilinia fructigena)、モリニア・ラクサ(Monilinia laxa);ベンツリア属の種(Venturia spp.)、例えば、ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)、ベンツリア・ピリナ(Venturia py--rina);リゾープス属の種(Rhizopus spp.)、例えば、リゾープス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)、リゾープス・オリザエ(Rhizopus oryzae);グロメレラ属の種(Glomerella spp.)、例えば、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);スクレロチニア属の種(Sclero-tinia spp.)、例えば、スクレロチニア・フルチコラ(Sclerotinia fruiticola);セラトシスチス属の種(Ceratocystis spp.)、例えば、セラトシスチス・パラドクサ(Ceratocystis paradoxa);ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)、例えば、ペニシリウム・フニクロスム(Penicillium funiculosum)、ペニシリウム・エクスパンスム(Penicillium expansum)、ペニシリウム・ジギタツム(Penicillium digitatum)、ペニシリウム・イタリクム(Penicillium italicum);グロエオスポリウム属の種(Gloeosporium spp.)、例えば、グロエオスポリウム・アルブム(Gloe-osporium album)、グロエオスポリウム・ペレンナンス(Gloeosporium perennans)、グロエオスポリウム・フルクチゲヌム(Gloeosporium fructigenum)、グロエオスポリウム・シングラタ(Gloeosporium singulata);フリクタエナ属の種(Phlyctaena spp.)、例えば、フリクタエナ・バガブンダ(Phlyctaena vagabunda);シリンドロカルポン属の種(Cylindrocarpon spp.)、例えば、シリンドロカルポン・マリ(Cylindrocarpon mali);ステムフィリウム属の種(Stemphyllium spp.)、例えば、ステムフィリウム・べシカリウム(Stemphylli--um vesicarium);ファシジオピクニス属の種(Phacydiopycnis spp.)、例えば、ファシジオピクニス・マリウム(Phacydiopycnis malirum);チェラウィオプシス属の種(Thielaviopsis spp.)、例えば、チェラウィオプシス・パラドキシ(Thielaviopsis paradoxy);アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)、例えば、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger)、アスペルギルス・カルボナリウス(Aspergillus carbonarius);ネクトリア属の種(Nectria spp.)、例えば、ネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena);ペジクラ属の種(Pezicula spp.)によって引き起こされ得る。
本発明によれば、収穫後貯蔵時の障害は、例えば、やけど、焼け焦げ、軟化、老化による分解崩壊、皮目の斑点、苦痘病、褐変、みつ病、維管束崩壊、CO2損傷、CO2欠乏およびO2欠乏である。
さらに、本発明による組合せおよび組成物はまた、植物および収穫植物素材中、したがってこれらから作製される食品および動物飼料中のマイコトキシンの含有量を低減させるためにも使用され得る。排他的ではないが、特に、以下のマイコトキシン:デオキシニバレノール(DON)、ニバレノール、15-Ac-DON、3-Ac-DON、T2-およびHT2-トキシン、フモニシン、ゼアラレノン モニホルミン、フサリン、ジアセトキシシルペノール(DAS)、ボウベリシン、エンニアチン、フサロプロリフェリン、フサレノール、オクラトキシン、パツリン、エルゴットアルカロイドおよびアフラトキシン(例えば、以下の真菌性病害:フザリウム属の種、例えば、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)、F.アベナセウム(F. avenaceum)、F.クルークウェレンセ(F. crookwellense)、F.クルモルム(F. culmorum)、F.グラミネアルム(F. graminearum)(ギベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae))、F.エキセチ(F. equiseti)、F.フジコロイ(F. fujikoroi)、F.ムサルム(F. musarum)、F.オキシスポルム(F. oxysporum)、F.プロリフェラツム(F. proliferatum)、F.ポアエ(F. poae)、F.プソイドグラミネアルム(F. pseudograminearum)、F.サンブシヌム(F. sambucinum)、F.スキルピ(F. scirpi)、F.セミテクツム(F. semitectum)、F.ソラニ(F. solani)、F.スポロトリコイデス(F. sporotrichoides)、F.ラングセチアエ(F. langsethiae)、F.スブグルチナンス(F. subglutinans)、F.トリシンクツム(F. tricinctum)、F.ベルチシリオイデス(F. verticillioides)などだけでなく、アスペルギルス属の種(Aspergillus spec.)、ペニシリウム属の種(Penicillium spec.)、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、スタキボトリス属の種(Stachybotrys spec.)などによっても引き起こされる)が指定され得る。
本発明による活性化合物の組合せの良好な殺真菌活性は、以下の実施例から明白である。個々の活性化合物は殺真菌活性に関して弱さを示すが、その組合せは、活性の単純な相加を超える活性を有する。
殺真菌剤の相乗効果は、活性化合物の組合せの殺真菌活性が、個々に適用した場合の活性化合物の活性の総和を超える場合、常に存在する。
2つの活性化合物の所与の組合せについて予測される活性は、以下のようにして計算され得る(Colby,S.R.,“Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations”,Weeds 1967,15,20-22参照):
Xが、活性化合物Aをm ppm(またはg/ha)の散布量で適用したときの有効性であり、
Yが、活性化合物Bをn ppm(またはg/ha)の散布量で適用したときの有効性であり、
Eが、活性化合物AとBを、それぞれ、mおよびn ppm(またはg/ha)の散布量で適用したときの有効性である場合、
Figure 0005863793
である。
有効性の度合い(単位:%で表示)を示す。0%は、対照のものに相当する有効性を意味し、有効性100%は、病害が観察されないことを意味する。
実際の殺真菌活性が計算値を超える場合、組合せの活性は超相加的、すなわち相乗効果が存在する。この場合、実際に観察された有効性は、上記の式から算出された予測有効性(E)の値より大きくなければならない。
相乗効果を実証するさらなる方法は、Tammesの方法である(“Isoboles,a graphic representation of synergism in pesticides”,Neth.J.Plant Path.,1964,70,73-80参照)。
本発明を以下の実施例によって実例を示す。しかしながら、本発明は本実施例に限定されない。
実施例:アルテルナリア属での試験(トマト)/予防的
溶媒:24.5重量部のアセトン
24.5重量部のジメチルアセトアミド
乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な製剤を作製するため、1重量部の活性化合物を記載した量の溶媒および乳化剤と混合し、濃縮液剤を水で所望の濃度に希釈する。予防活性について試験するため、若い植物に活性化合物の調製物を記載の散布量で噴霧する。噴霧コーティングが乾燥したら、植物にアルテルナリア・ソラニの水性胞子懸濁液を接種する。次いで、植物を、およそ20℃および大気相対湿度100%のインキュベーションキャビネットに入れる。接種の3日後に試験を評価する。0%は、未処理対照のものに相当する有効性を意味し、有効性100%は、病害が観察されないことを意味する。以下の表は、本発明による活性化合物の組合せで観察された活性が計算値の活性よりも大きい、すなわち、相乗効果が存在することを明白に示す。実験でみられた生物学的活性とColbyの式の使用による計算値の活性の差は、既知の組合せと比べて本発明による組合せに相乗作用の卓越性を明白に示す。
Figure 0005863793

Claims (10)

  1. アクレモニウム属(Acremonium)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、アルコオラ・ニグラ(Arkoola nigra)、アテリア・ロルフシイイ(Athelia rolfsii)、カロネクトリア・クロタラリエ(Calonectria crotalariae)、セファロスポリウム・グレガタム(Cephalosporium gregatum)、セルコスポラ・キクチイ(Cercospora kikuchii)、セルコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina)、カララ・エレガンス(Chalara elegans)、コアネフォラ・インフンジブリフェラ(Choanephora infundibulifera)、コアネフォラ・トリスポラ(Choanephora trispora)、コレトトリクム・デマチウムトルンカツム(Colletotrichum dematiumtruncatum)、コレトトリクム・デストルクティブム(Colletotrichum destructivum)、コレトトリクム・トルンカツム(Colletotrichum truncatum)、コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora cassiicola)、シリンドロクラジウム・クロタラリエ(Cylindrocladium crotalariae)、ダクチュリカエタ・グリシネス(Dactuliochaeta glycines)、ダクチュリホラ・グリシネス(Dactuliophora glycines)、ジアポルテ・ファゼオロルム(Diaporthe phaseolorum)、ジアポルテ・ファゼオロルム変種カウリボラ(Diaporthe phaseolorum var. caulivora)、ジアポルテ・ファゼオロルム変種ソジャエ(Diaporthe phaseolorum var. sojae)、ドレクスレア・グリシネス(Drechslera glycines)、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)、フザリウム属の種(Fusarium spp.)、グロメレラ・グリシネス(Glomerella glycines)、レプトスファエルリナ・トリホリイ(Leptosphaerulina trifolii)、マクロホミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)、ミクロスファエラ・ジフサ(Microsphaera diffusa)、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)、ミコスファエレラ・ウソエンスカジャエ(Mycosphaerella usoenskajae)、ネオコスモスポラ・バシンフェクタ(Neocosmospora vasinfecta)、ペロノスポラ・マンシュリカ(Peronospora manshurica)、ファコソプラ・パキジリ(Phakopsora pachyrhizi)、フィアロホラ・グレガタ(Phialophora gregata)、ポモプシス・ファセオリ(Phomopsis phaseoli)、ポモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)、ポモプシス属の種(Phomopsis spp.)、フィロスティクタソジコラ(Phyllostictasojicola)、フィマトトリコプシス・オムニボラ(Phymatotrichopsis omnivora)、フィマトリクム・オムニボルム(Phymatotrichum omnivorum)、フィトフトラ・ソジャエ(Phytophthora sojae)、プレオスポラ・タルダ(Pleospora tarda)、ピレノカエタ・グリシネス(Pyrenochaeta glycines)、ピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウム・デバリアヌム(Pythium debaryanum)、ピシウム・イレグラレ(Pythium irregulare)、ピシウム・ミリオチルム(Pythium myriotylum)、ピシウム・ウルティムム(Pythium ultimum)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)、セプトリア・グリシネス(Septoria glycines)、スパセロマ・グリシネス(Spaceloma glycines)、ステムフィリウム・ボトリオスム(Stemphylium botryosum)、タナテホルス・ククメリス(Thanatephorus cucumeris)、チェラウィオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)によって引き起こされるダイズの病害を防除するための、活性成分として(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドを含み、ならびに所望によりさらなる第3の殺真菌活性化合物(C)を含んでいてもよい、活性化合物の組合せの使用
  2. 活性成分として(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドを含む活性化合物の組合せがさらなる第3の殺真菌活性化合物(C)を含むことを特徴とする、請求項1記載の使用。
  3. 活性成分として(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドを含む活性化合物の組合せが単独活性成分として(A)プロチオコナゾールおよび(B)フルキサピロキサドを含むことを特徴とする、請求項1記載の使用。
  4. 活性化合物の組合せを、植物または植物が生長する、もしくは生長することが想定される土壌に適用することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の使用。
  5. 活性化合物の組合せを、植物の種子または果実に適用することを特徴とする、請求項4記載の使用。
  6. 植物または植物が生長する、もしくは生長することが想定される土壌を処理することを特徴とする、請求項4記載の使用。
  7. 植物の種子または果実を処理することを特徴とする、請求項5記載の使用。
  8. 葉の処理では0.1〜10000g/haおよび種子の処理では2〜200g/100kgの種子を使用することを特徴とする、請求項6または7記載の使用。
  9. 種子がトランスジェニック植物の種子であることを特徴とする、請求項5記載の使用。
  10. 植物がトランスジェニック植物であることを特徴とする、請求項4記載の使用。
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