JP5863575B2 - 水流発電装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、水流発電装置に関する。
水を動力として用いる発電システムには、ダムなどの高低差を利用した水車による発電、海の波力、潮汐を利用する発電、浸透膜や温度差を利用する発電など数多くの種類が存在する。中でも大容量のエネルギが容易に得られる発電システムは、高低差を利用する発電システム以外では、潮流や海流などの海水の流れを利用する発電システムである。
しかしながら、海水の流れを利用する潮流発電システムや海流発電システムは、大容量機に関しては改良の余地を残しており、欧州の一部で先行して開発が進められている。
ところで、プロペラ型の海流(又は潮流)発電装置は、海流の運動エネルギを翼を介して回転エネルギに変換し、この回転エネルギで発電機を駆動することによって発電を行うものである。したがって、海流発電装置は、翼の回転数の増加や翼径の増大によりそれ相応の発電量を得ることができる。また、翼自体の高性能化を図ることなどによっても、発電用のエネルギをより多く取り出すことが可能となる。
しかしながら、翼の高性能化や高効率化を図るための既存の技術は、既にいくつか提案されてはいるものの、機構の複雑化を招く傾向にある。一方、翼の回転数の増加は、いわゆるキャビテーションを生じさせやすくすると共に、翼端渦の発生も顕著となり、翼自体や翼周辺の海中の生態系などに悪影響を及ぼすことが考えられる。また、翼径の増大は、翼と船舶との接触や、翼と海底との接触が懸念される。このため、所定寸法を超えて翼径を増大させる設計は、難しくなっている。
特許第4535378号公報 米国特許第7,830,033号 米国特許第7,948,107号 特許第4001485号公報 米国特許出願公開第2011/0081251号 米国特許第6,091,161号
そこで、翼の回転数や翼径を増大させずに高出力を得る翼形状を考える必要がある。例えば風車で通常使用される翼を海流発電用の翼として適用することを想定した場合、作動流体の密度やレイノルズ数の違いから翼のコード長を長くする設計が必要である。これは風車用の翼のコード長を長くすることで海中での周速比が小さくなる状況が得られ、これにより海中で翼を所定の定格回転数で回転させることを可能にする。しかしながら、上述した理由から、風車用の翼を海流発電用の翼としてそのまま適用することは難しくなっている。
このような事情を踏まえたうえで、本発明が解決しようとする課題は、水流を有効に活用することにより発電の効率を高めることができる水流発電装置を提供することである。
実施の形態の水流発電装置は、回転軸、翼、筐体及び水流誘導部を備えている。回転軸は、発電機側に動力を伝達する。翼は、回転軸に対して基端部側が一体的に固定され、水流を受けて回転軸と共に回転する。筐体は、発電機を内蔵し翼よりも水流の上流側に設けられている。水流誘導部は、筐体の外形部分によって構成され、筐体で受けた水流を放射状に広げるようにして翼の先端部側方向に誘導する。
第1の実施形態に係る水流発電装置の構成を示す図。 図1の水流発電装置の構成をより具体的に示す図。 比較例の水流発電装置の構成を示す図。 図2の水流発電装置とはナセルの構造が異なる他の水流発電装置の構成を示す図。 図2の水流発電装置とはボス及びその周辺の構造が異なる他の水流発電装置の構成を示す図。 第2の実施形態に係る水流発電装置の構成を示す図。 図3に示した比較例の水流発電装置において、翼近傍で生じる水流について説明するための図。 図6の水流発電装置とはナセルの構造が異なる他の水流発電装置の構成を示す図。 第3の実施形態に係る水流発電装置の構成を示す図。 図9の水流発電装置とは翼の構造が異なる他の水流発電装置の構成を示す図。 第4の実施形態に係る水流発電装置の構成を示す図。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1に示すように、例えば一対で用いられる本実施形態の水流発電装置10、20は、海中16に設置されるプロペラ型の海流発電(又は潮流発電)システムである。水流発電装置10、20は、連結部材12によって互いが連結されており、さらに係留ロープ14を介して例えば水深200mを超える海底15にアンカ(係留)されている。
図1、図2に示すように、一対の水流発電装置10、20は、筐体としてのナセル2と、複数の翼3と、翼3を支持するボス5と、をそれぞれ備えている。ナセル2、ボス5及び翼3は、海水に対しての耐腐食性の高い材料や、耐腐食性の高い塗料をコーティングした材料を用いて構成されている。
ナセル2は、水密構造を有し、図2に示すように、発電機8や変速機構7bなどが内蔵(収容)されている。また、ナセル2は、所定の浮力を有している。ここで、一対の水流発電装置10、20は、各々が備える翼3が逆方向に回転しさらに同等の推力を発生させることで、互いの位置が静的に確保される。
図2に示すように、ボス5は、翼3の基端部側を支持する支持部としての機能を有する。また、ボス5は、ナセル2と同様に水密構造を有しており、ナセル2と協働して回転軸7を内蔵する。回転軸7の一端部側は、ナセル2内の変速機構7bに連結され、回転軸7の他端部側は、ハブ7aを介してボス5本体に固定されている。つまり、翼3は、その基端部側が、ボス5(ハブ7a)を介して回転軸7に一体的に固定されており、翼3本体が水流を受けると回転軸7(ボス5)と共に一体となって回転する。
回転軸7の動力(駆動力)は、ナセル2内の発電機8に伝達される。具体的には、回転軸7の回転は、変速機構7bによって減速又は増速され、変速機構7bと発電機8との間の伝達軸7cを介して発電機8側に伝達される。
翼3は、水流発電装置10、20ごとに例えば2つ又は3つずつ設けられている。例えば翼3が3つの場合、個々の翼3は、それぞれの基端部側がボス5(回転軸7)の軸まわりに120°の間隔をおいて各々固定されている。また、回転軸7が一定の方向に回転する回転力を翼3のそれぞれから得られるように、個々の翼3は、圧力面(正圧面)及び負圧面のそれぞれが一定の向きにそろう形状に形成されている。
このように構成された各翼3は、図2に示すように、水流(海流)F1から得た運動エネルギを回転エネルギに変換する。一方、翼3と共に一体となって回転する回転軸7は、変換された回転エネルギを、変速機構7b、伝達軸7cを介してナセル2内の発電機8に伝達し、発電機8は、この回転エネルギを用いて発電を行う。
次に、ナセル2の特徴的構成について説明する。図2に示すように、ナセル2は、翼3よりも海流F1の上流側に設けられている。ナセル2は、略円錐形状に形成されており、回転軸7と同軸的に配置されている。ナセル2は、ナセル2本体の外形部分によって構成された水流受け部2a及び水流誘導部2bを有している。水流受け部2aは、図2に示すように、ナセル2本体において海流F1の最上流側に設けられており、上記の略円錐形状の頂点部分を構成する。この水流受け部2aの表面は、球面状に形成されている。
一方、水流誘導部2bは、図2に示すように、上記した略円錐形状の側面部分で構成されている。より具体的には、水流誘導部2bは、水流F1の上流側から下流側に向かうにつれて、ナセル2の外形部分における外周長が増大して行く形状で構成されている。つまり、水流誘導部2bは、ナセル2本体の水流受け部2aで受けた水流F1を、放射状に広げるようにして(放射状に分散して)各翼3のチップ側方向(翼の先端部側方向)に誘導する。
詳述すると、翼3を回転させる力を高めようとする場合、回転軸7の軸周りの力のモーメント(トルク)を考慮すると、図2に示すように、相対的に、ハブ7a側(翼の基端部側)よりも翼3のチップ側に水流F2を導いたほうが、翼3の回転力の向上には効果的である。そこで、本実施形態の水流発電装置10、20では、水流F1、F2を放射状に広げて翼3のチップ側方向に導く水流誘導部2bをナセル2に設けたことで、発電のための回転エネルギを効率的に、より多く取り出すことが可能となる。
ここで、図3を用いて比較例のナセル100について説明する。比較例のナセル100は、翼3と一体となって回転するボス95を、上流側ナセル部92aと下流側ナセル部92bとで挟んだ構成の円柱状のナセル92を備えている。つまり、円柱状のナセル92は、ナセル2本体の外形部分における外周長が、水流F1の上流側、下流側のいずれにおいても、等しくなるように構成されている。したがって、図3に示すように、比較例のナセル100は、水流F3が放射状に広がることはなく、そのまま翼3の基端部側に導かれる。このため、比較例のナセル100は、上記した力のモーメントの観点から、翼3の回転力を向上させることが難しくなっている。
これに対して、本実施形態の水流発電装置10、20では、図2に示すように、略円錐形状に構成されたナセル2の水流誘導部2bによって、水流F2が翼3のチップ側方向に誘導され、これにより、流体力が効果的に翼3に作用し翼3の回転力を増大させることができる。したがって、本実施形態の水流発電装置10、20によれば、水流(海流)F1の有効な活用によって発電の効率を高めることができる。
また、水流発電装置10、20が備えるナセル2に代えて、図4に示すように、ナセル32を備えた水流発電装置30によっても、水流発電装置10、20と同様の効果を得ることができる。図4に示すように、水流発電装置30におけるナセル32の外形部分は、水流F1の上流側に配置される上流側外形部分32cと水流F1の下流側に配置される下流側外形部分32dとに区分される。
上流側外形部分32cは、円柱状に形成されている。一方、下流側外形部分32dは、水流F1、F5の上流側から下流側に向かうにつれて末広がりとなる形状で形成されている。ナセル32が備える水流誘導部32bは、このような下流側外形部分32dによって構成されている。言い換えると、水流誘導部32bにおいてその外周長の増大して行く比率は、水流F1、F5の上流側から下流側に向かうにつれて増加することになる。
したがって、水流発電装置30においても、図4に示すように、末広がりのナセル32の水流誘導部32bによって、水流F5が翼3のチップ側方向に導かれることになるので、翼3の回転力が増大し発電の効率を向上させることが可能となる。
なお、翼3よりも水流F1、F5の下流側に位置するボスの構造は、発電効率を向上させるうえで特に制約を受けるものではないため、図2に示したボス5を、例えば図5に示すように、翼3と一体となって回転するボス15と、回転しない下流側ナセル部9とに分けた水流発電装置40を構成してもよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施形態を図6〜図8に基づき説明する。なお、これらの図において、図1〜図5に示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
この実施形態では、第1の実施形態と同様、翼の回転方向が互いに異なる例えば一対の図6に示す水流発電装置50が適用される。この水流発電装置50は、図1、図2に示した第1の実施形態の水流発電装置10、20の翼3に代えて、図6に示すように、翼53を備えている。
翼53は、水流発電装置50ごとに例えば2つ又は3つずつ設けられている。個々の翼53は、図6に示すように、ハブ7a側(翼の基端部側)よりもチップ側(翼の先端部側)が水流F1の下流側に位置する形状で構成されている。
ここで、図7に示すように、円柱状のナセル92を備える上述した比較例の水流発電装置100では、ナセル92の円柱状の外形部分に沿って直線的に進行する水流F3が翼3表面に軸方向から接触した後、この向きとほぼ直交する翼3の径方向(外周方向)に急激に向きを変える局所的な水流(乱流)F7を生じさせることになる。
この局所的な水流F7は、翼3が閉止板のように作用することで発生する。この場合、急激に進行方向を変える局所的な流れによって流体エネルギの損失を招く結果となる。また局所的な水流F7は、翼3における径方向の基端部側(ハブ7a側)より発生し、翼3の先端部側(チップ側)へ向かうにつれて増大して行く乱流となる。
そこで、本実施形態の水流発電装置50は、図6に示すように、翼53を、基端部側よりも先端部側が水流F1の下流側に位置する後退翼とすることで、翼近傍での水流の向きの急激な変化を抑制し、乱流の発生を抑えるものである。したがって、水流発電装置50によれば、水流を放射状に広げる水流誘導部2bをナセル2に設け、しかも翼53を後退翼にしたことで、第1の実施形態の効果に加え、翼近傍での流体エネルギの損失を低減でき、これにより、翼53において効果的にトルクを発生させることが可能となる。
また、水流発電装置50が備えるナセル2に代えて、図8に示すように、前述した末広がり形状のナセル32を設けた水流発電装置60によっても、水流発電装置50と同様の効果を期待できる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施形態を図9、図10に基づき説明する。なお、図9、図10において、図1〜図5に示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。また、図9、図10は、後述する水流発電装置70、80を、それぞれ水流(海流)の上流側方向からみた図である。
この実施形態では、第1の実施形態と同様に、翼の回転方向が互いに異なる例えば一対の図9に示す水流発電装置70が適用される。この水流発電装置70は、図1、図2に示した第1の実施形態の水流発電装置10、20の翼3に代えて、図9に示すように、翼73を備えている。
翼73は、水流発電装置70ごとに例えば2つ又は3つずつ設けられている。図9に示すように、個々の翼73の基端部側から先端部側に向かう長さ方向の中央部分73aには、翼73の回転方向Rと相対する方向に中央部分73aを膨出させるようにスキュー角が付与されている。
これにより、水流発電装置70では、図9に示すように、翼73の径方向の基端部側(ハブ7a側)で発生し得る乱流F9(図7で例示した急激に進行方向を変える水流F7)が、上記のスキュー角が付与されたことで、翼73の先端部側(チップ側)へ伝播されることを抑制できる。
したがって、本実施形態の水流発電装置70では、翼近傍での流体エネルギの損失(乱流F9の増大)を抑えることで、翼73が効果的にトルクを発生させることが可能となる。つまり、水流発電装置70によれば、翼73の高性能化及び高効率化によって、水流(海流)を有効に活用して発電の効率を高めることができる。
また、水流発電装置70が備える翼73に代えて、図10に示すように、翼83を設けた水流発電装置80によっても、水流発電装置70と同様の効果を得ることができる。水流発電装置80の翼83の全体には、図10に示すように、翼83の基端部側(ハブ側)よりも先端部側(チップ側)を、より翼83の回転方向R側に後退させるようにスキュー角が付与されている。
したがって、水流発電装置80においても、図10に示すように、翼83の径方向の基端部側で生じ得る乱流F10が、前記のスキュー角が付与されたことで、翼83の先端部側へ伝播されることを抑制でき、翼83の高性能化及び高効率化を図ることができる。なお、本実施形態の翼73、83の構成を、もちろん、図2、図4、図5、図6、図8で例示した水流発電装置の翼の構成に追加してもよい。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施形態を図11に基づき説明する。なお、この図11において、図1〜図5に示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
この実施形態では、第1の実施形態と同様、翼の回転方向が互いに異なる例えば一対の図11に示す水流発電装置90が適用される。この水流発電装置90は、図1、図2に示した第1の実施形態の水流発電装置10、20の翼3に代えて、図11に示すように、翼93を備えている。
翼93は、水流発電装置90ごとに例えば2つ又は3つずつ設けられている。個々の翼93は、図11に示すように、ハブ7a側(翼の基端部側)よりもチップ側(翼の先端部側)が水流F1の上流側に位置する形状で構成されている。
つまり、水流発電装置90では、翼93においてトルクを発生するうえで有利なチップ側へ水流F1、F2を導くナセル2を備えていること、及びその導かれた水流F1、F2を受けるように翼93のチップ側が前進していること、によって、第2、第3の実施形態で述べたハブ側より発生してチップ側へ向かう局所的な乱流(水流F11)の影響を直接受けることなく、導かれた水流F1、F2を効率的に回転エネルギへ変換することが可能となる。これにより、翼の例えば回転数や翼径を増大させることなく、水流F1、F2の運動エネルギを効率良く取り入れることができる。
したがって、本実施形態の水流発電装置90によれば、水流(海流)F1、F2の有効な活用によって発電の効率を高めることができる。なお、本実施形態の翼93の構成を図2、図4、図5、図9、図10で例示した水流発電装置の翼の構成に追加してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1〜第4の実施形態では、主に海流発電や潮流発電など、海水の流れを利用した発電について例示したが、水深方向に対して直交する方向から水流を得られる環境であれば、海中以外の例えば河川などの水中においても、第1〜第4の実施形態の水流発電装置を適用することが可能である。
10,20,30,40,50,60,70,80,90…水流発電装置、2,32…ナセル、2b、32b…水流誘導部、3,53,73,83,93…翼、5,15…ボス、7…回転軸、7a…ハブ、7c…伝達軸、8…発電機、32c…上流側外形部分、32d…下流側外径部分、9…下流側ナセル、73a…翼の中央部分、F1…水流(海流)、F2,F5…水流。

Claims (8)

  1. 発電機側に動力を伝達する回転軸と、
    前記回転軸に対して基端部側が一体的に固定され、水流を受けて前記回転軸と共に回転する翼と、
    前記発電機を内蔵し前記翼よりも前記水流の上流側に設けられた筐体と、
    前記筐体の外形部分によって構成され、当該筐体で受けた前記水流を放射状に広げるようにして前記翼の先端部側方向に誘導する水流誘導部と、
    を具備する水流発電装置。
  2. 前記水流誘導部は、前記水流の上流側から下流側に向かうにつれて前記筐体の前記外形部分における外周長が増大して行く形状で構成されている、
    請求項1記載の水流発電装置。
  3. 前記水流誘導部において前記外周長の増大して行く比率は、前記水流の上流側から下流側に向かうにつれて増加する、
    請求項2記載の水流発電装置。
  4. 前記筐体の外形部分は、前記水流の上流側に配置される上流側外形部分と前記水流の下流側に配置される下流側外形部分とに区分され、
    前記水流誘導部は、前記下流側外形部分によって構成されている、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水流発電装置。
  5. 前記翼は、基端部側よりも先端部側が前記水流の下流側に位置する形状で構成されている、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水流発電装置。
  6. 前記翼は、基端部側よりも先端部側が前記水流の上流側に位置する形状で構成されている、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水流発電装置。
  7. 前記翼の長さ方向における中央部分には、前記翼の回転方向と相対する方向に前記中央部分を膨出させるようにスキュー角が付与されている、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の水流発電装置。
  8. 前記翼の全体には、前記翼の基端部側よりも先端部側を、より前記翼の回転方向に後退させるようにスキュー角が付与されている、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の水流発電装置。
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