JP5863473B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流電圧に対応するパルス電圧の印加によって回転するブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
現在、ブラシレスモータは、ブラシのメンテナンスが不要であること、及び、小型化が可能であること等の利点からHDD(Hard Disk Drive)又はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブ等の情報機器だけでなく、洗濯機又は冷蔵庫等の家電製品にも使用されている。
ブラシレスモータは、バイポーラトランジスタ又はFET(Field Effect Transistor)等の複数の半導体スイッチで構成されるインバータが直流電圧を、交流電圧に対応するパルス電圧に変換して印加することによって作動する。ブラシレスモータに流れる電流の成分には、界磁磁束を発生させてブラシレスモータの逆起電力に寄与する界磁電流と、界磁磁束に直交する磁束を発生させてブラシレスモータのトルクに寄与するトルク電流とがある。
ブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置は、ブラシレスモータが有する複数のコイル夫々に印加される交流電圧の値を、複数の半導体スイッチを各別にオン/オフすることによって調整し、界磁電流及びトルク電流の値を調整している。
ブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置として、各コイルに入出力される電流の値を検出する電流センサを備え、電流センサが検出した値から演算した界磁電流及びトルク電流の値に基づいて複数の半導体スイッチを各別にオン/オフするモータ駆動装置がある。しかしながら、このモータ駆動装置には、電流センサが設けられているため、大型でかつ高価であるという問題がある。
特許文献1には、電流センサを用いずに、界磁電流及びトルク電流の値を適切に調整することができるモータ駆動装置が開示されている。このモータ駆動装置は、ブラシレスモータ2のロータから発生する磁界の大きさを検出し、ロータの磁極が切り替わった場合に出力電圧が大きく変化するホールセンサを用いて、ブラシレスモータの回転速度を検出する。
特許文献1に記載のモータ駆動装置は、検出した回転速度と、ブラシレスモータの目標回転速度との差を用いて、PI(Proportional-Integral)制御を行い、ブラシレスモータに流すべきトルク電流の値を決定する。更に、特許文献1に記載のモータ駆動装置は、目標回転速度に対応付けてブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を記憶している記憶部を備え、記憶部から読み出すことによって界磁電流の値を決定する。
特開2006−203970号公報
洗濯機又は冷蔵庫等の家電製品に搭載されるブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置は、家庭に引き入れられている交流電源(商用電源)に接続されている。このモータ駆動装置は、交流電源から印加された交流電圧を直流電圧に整流して平滑化し、平滑化した直流電圧をブラシレスモータの端子間に印加すべき交流電圧に対応するパルス電圧に変換し、変換したパルス電圧をブラシレスモータの端子間に印加する。このため、ブラシレスモータの端子間に印加することが可能な交流電圧の値の範囲は交流電源が出力する交流電圧を整流して平滑化した直流電圧の値に依存し、平滑化した直流電圧の値は、交流電源の負荷状況、例えば、交流電源が給電する電気負荷の数によって変動する。
しかしながら、特許文献1に記載のモータ駆動装置は、目標回転速度と、演算したブラシレスモータの回転速度とに基づいて、ブラシレスモータの端子間に印加する交流電圧の値を決定しており、交流電源によって印加された交流電圧を整流して平滑化した直流電圧の値に基づいて決定していない。このため、特許文献1に記載のモータ駆動装置は、前記直流電圧の値では生成することができないパルス電圧の印加を試みる虞がある。この場合、特許文献1に記載のモータ駆動装置には、ブラシレスモータの回転が不安定になりブラシレスモータが高速に回転しない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パルス電圧に変換する直流電圧の値が変動した場合であっても安定的にかつ高速にブラシレスモータを回転させることができるモータ駆動装置を提供することにある。
本発明に係るモータ駆動装置は、ブラシレスモータの目標回転速度に基づいて該ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を決定する決定手段と、該決定手段が決定した界磁電流の値を含む前記ブラシレスモータの回転に係る値を用いて、前記ブラシレスモータが有する複数のコイル夫々に印加すべき交流電圧の値を演算する第1演算手段と、直流電圧を該第1演算手段が演算した値に応じたパルス電圧に変換し、変換したパルス電圧を前記ブラシレスモータの端子間に印加するインバータとを備えるモータ駆動装置において、前記直流電圧の値を検出する電圧検出部と、該電圧検出部が検出した値から、前記端子間に印加する交流電圧の振幅値の上限値を演算する第2演算手段と、前記第1演算手段が演算した値の交流電圧を前記複数のコイル夫々に印加した場合に前記ブラシレスモータの端子間に印加される交流電圧の振幅値を演算する第3演算手段と、前記界磁電流の値を低減する低減手段とを備え、前記第1演算手段は、前記低減手段が低減した界磁電流の値を含む前記ブラシレスモータの回転に係る値を用いて、前記交流電圧の値を演算し、前記低減手段は、前記第3演算手段で演算した振幅値が前記第2演算手段で演算した上限値を超える場合に、前記界磁電流の値からの低減幅を所定値だけ大きくし、前記第3演算手段で演算した振幅値が前記第2演算手段で演算した上限値以下である場合に、前記界磁電流の値からの低減幅を維持するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、電圧検出部はパルス電圧に変換する直流電圧の値を検出する。第2演算手段は、電圧検出部が検出した直流電圧の値から、ブラシレスモータの端子間に印加する交流電圧の振幅値の上限値を演算する。第3演算手段は、第1演算手段が演算した値の交流電圧をブラシレスモータが有する複数のコイル夫々に印加した場合にブラシレスモータの端子間に印加される交流電圧の振幅値を演算する。
低減手段は、決定手段がブラシレスモータの目標回転速度に基づいて決定したブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を低減する。第1演算手段は、低減手段が低減した界磁電流の値を含むブラシレスモータの回転に係る値を用いて、ブラシレスモータの端子間に印加すべき交流電圧の値を演算する。インバータは、直流電圧を第1演算手段が演算した値に応じたパルス電圧に変換し、変換したパルス電圧をブラシレスモータの端子間に印加する。低減手段は、第3演算手段で演算した振幅値が第2演算手段で演算した上限値を超える場合に、決定手段が決定した界磁電流の値からの低減幅を所定値だけ大きくし、第3演算手段で演算した振幅値が第2演算手段で演算した上限値以下である場合に、決定手段が決定した界磁電流の値からの低減幅を維持する。
従って、パルス電圧に変換する直流電圧の値が変動した場合であっても、第1演算手段が演算した交流電圧の値に応じたパルス電圧は、前記直流電圧の変換によって生成することが可能なパルス電圧となるため、ブラシレスモータは安定的にかつ高速に回転する。
低減手段は、第3演算手段で演算した振幅値が第2演算手段で演算した上限値以下である場合に低減手段は界磁電流の値からの低減幅を維持し、第3演算手段で演算した振幅値が第2演算手段で演算した上限値を超える都度、決定手段が決定した界磁電流の値からの低減幅を所定値ずつ大きくし、複雑な演算を行わない。このため、回路構成が簡単であり、製造コストが低い。
本発明に係るモータ駆動装置は、前記上限値は、前記複数のコイル夫々に実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な前記端子間の交流電圧の振幅値未満であることを特徴とする。
本発明にあっては、上限値は、ブラシレスモータの端子間に印加する交流電圧の振幅値の中で、ブラシレスモータが有する複数のコイル夫々に実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値未満である。
これにより、ブラシレスモータの端子間に適切な交流電圧が印加され、ブラシレスモータはより安定して回転する。また、上限値は実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値“未満”である。このため、ブラシレスモータの端子間に印加される交流電圧、より詳細にはパルス電圧が変動しても、ブラシレスモータの端子間に印加した交流電圧の振幅値が実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値を超えることはなく、ブラシレスモータはより安定して回転する。
本発明に係るモータ駆動装置は、前記目標回転速度に対応付けて前記ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を記憶している記憶部を備え、前記決定手段は、前記目標回転速度に対応する前記界磁電流の値を前記記憶部から読み出すことによって前記ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、決定手段は、ブラシレスモータの目標回転速度に対応する界磁電流の値を記憶部から読み出し、ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を、記憶部から読み出した界磁電流の値に決定する。
これにより、界磁電流の値が容易かつ適切に決定される。
本発明によれば、界磁電流の値がパルス電圧に変換する直流電圧の値に応じて低減されるので、該直流電圧が変動した場合であってもブラシレスモータを安定的にかつ高速に回転させることができる。
本発明に係るモータ駆動装置の要部構成を示す回路図である。 制御装置の要部構成を示すブロック図である。 目標回転速度に対応する界磁電流の値を示すグラフである。 ロータの回転位置に対してコイルに印加すべき交流電圧の値の一例を示すグラフである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係るモータ駆動装置の要部構成を示す回路図である。このモータ駆動装置1は、例えばドラム式洗濯機のドラムを回転させるブラシレスモータ2と、各家庭に引き入れられている交流電源3とに接続されている。
モータ駆動装置1が駆動するブラシレスモータ2は3相モータであり、ステータに3つのコイルLu,Lv,Lwが各別に巻かれている。コイルLuの一方の端子は、コイルLv,Lw夫々の一方の端子に、コイルLu,Lv,Lw夫々の他方の端子はモータ駆動装置1に各別に接続されている。
モータ駆動装置1は、交流電源3によって与えられた交流電圧を整流して平滑化し、平滑化した直流電圧を交流電圧に対応するパルス電圧に変換する。モータ駆動装置1は、変換したパルス電圧をブラシレスモータ2の端子、即ち、コイルLu,Lv,Lw夫々の他方の端子間に、交流電圧に対応するパルス電圧を印加することによって、ブラシレスモータ2に含まれて永久磁石によって構成される図示しないロータを回転させる。
交流電源3は、周波数が50Hz又は60Hzである交流電圧をモータ駆動装置1に与える商用電源である。
なお、交流電源3は商用電源に限定されず、更には、交流電源3が与える交流電圧の周波数は50Hz又は60Hzに限定されない。
また、ブラシレスモータ2は、ロータの他に、ロータから発生する磁界の大きさを検出し、ロータの磁極が切り替わった場合に出力電圧が大きく変化するホールセンサHu,Hv,Hwを有する。
モータ駆動装置1は、コイルL1、整流回路11、コンデンサC1,C2、抵抗R1,R2、インバータ12、駆動回路13、電圧検出部14及び制御装置15を備える。インバータ12は、入力端子S1,S2と出力端子T1,T2,T3とを有する。
整流回路11は、4つのダイオードからなるダイオードブリッジであり、2つの入力端子と2つの出力端子とを有する。整流回路11は、交流電源3がコイルL1を介して入力端子間に印加した交流電圧を整流する。整流回路11が整流した直流電圧は、コンデンサC1及びC2の直列回路であって両端子夫々が整流回路11の出力端子に各別に接続されている平滑回路によって平滑化される。平滑回路によって平滑化された直流電圧は抵抗R1及びR2の直列回路の両端子間、並びに、インバータ12の入力端子S1及びS2間に印加される。
インバータ12は、入力端子S1,S2及び出力端子T1,T2,T3の他に、NPN型のバイポーラトランジスタ31,32,・・・,36を有する。バイポーラトランジスタ31、32及び33夫々のコレクタは入力端子S1に、バイポーラトランジスタ34、35及び36夫々のエミッタは入力端子S2に接続されている。
更に、バイポーラトランジスタ31のエミッタ及びバイポーラトランジスタ34のコレクタは出力端子T1に、バイポーラトランジスタ32のエミッタ及びバイポーラトランジスタ35のコレクタは出力端子T2に、バイポーラトランジスタ33のエミッタ及びバイポーラトランジスタ36のコレクタは出力端子T3に接続されている。出力端子T1、T2及びT3夫々は、ブラシレスモータ2のコイルLu、Lv及びLwの他方の端子に接続している。バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々のベースは駆動回路13に各別に接続している。
バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々は、半導体スイッチとして機能する。バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々は、駆動回路13によって所定電圧以上の電圧がベースに印加された場合、電流がコレクタからエミッタへ流れることが可能となり、オンになる。バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々は、ベースに電圧が印加されない場合、電流がコレクタからエミッタへ流れることはなく、オフになる。
インバータ12は、駆動回路13によるバイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々のオン/オフによって、入力端子S1及びS2間に印加された直流電圧をパルス電圧に変換し、変換したパルス電圧を出力端子T1,T2,T3夫々からブラシレスモータ2の端子間に印加する。
駆動回路13は、制御装置15からコイルLu,Lv,Lw夫々に印加すべき交流電圧の値Vu,Vv,Vwを与えられる。駆動回路13は、与えられた値Vu,Vv,Vw夫々に応じたパルス電圧がインバータ12によってコイルLu,Lv,Lw夫々に印加されるように、バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36をオン/オフする。
電圧検出部14は、抵抗R2の両端子間に印加される電圧の値を検出し、検出した電圧値から、入力端子S1及びS2間の直流電圧の値Vdcを算出する。具体的には、抵抗R1及びR2夫々の抵抗値をr1及びr2とした場合、電圧検出部14は、抵抗R2の両端子間の電圧を(r1+r2)/r2倍することによって、入力端子S1及びS2間の直流電圧の値Vdcを算出する。電圧検出部14は、算出した直流電圧の値Vdcを制御装置15に与える。
制御装置15は、マイクロコンピュータを有し、ホールセンサHu,Hv,Hw夫々の出力電圧からブラシレスモータ2の回転速度ωと、ロータの回転位置θとを推定する。制御装置15は、外部から与えられた目標回転速度から、推定した回転速度ωを減算した値にPI制御を施すことによって、ブラシレスモータ2の端子間に流すべきトルク電流の値Iqを演算する。
ここで、トルク電流は、q軸電流と呼ばれ、ブラシレスモータ2の端子間に流れる電流の成分の1つであり、界磁磁束に直交する磁束を発生させてブラシレスモータ2のトルクに寄与する電流である。
ブラシレスモータ2の端子間に流れる電流のもう1つの成分は界磁電流である。界磁電流は、d軸電流と呼ばれ、界磁磁束を発生させてブラシレスモータ2の逆起電力に寄与する電流である。
制御装置15は、目標回転速度に対応付けて界磁電流の値を予め記憶しており、目標回転速度を与えられ場合、与えられた目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1を適宜低減することによってブラシレスモータ2の端子間に流すべき界磁電流の値Id2を演算する。界磁電流の値Id1の低減方法については後述する。
制御装置15は、推定した回転速度ωと、演算したトルク電流の値Iq、及び、界磁電流の値Id2とから、トルク電圧の値Vq及び界磁電圧の値Vdを演算する。
ここで、トルク電圧及び界磁電圧夫々はトルク電流及び界磁電流を流すための電圧である。
制御装置15は、トルク電圧の値Vd、及び、界磁電圧の値Vqから、推定したロータの回転位置θにおいてコイルLu,Lv,Lw夫々に印加すべき交流電圧の値Vu,Vv,Vwを演算し、演算した値Vu,Vv,Vwを駆動回路13に与える。
また、制御装置15は、夫々の値がVd及びVqであるトルク電圧及び界磁電圧をブラシレスモータ2の端子間に印加した場合、即ち、夫々の値がVu,Vv,Vwである交流電圧をコイルLu,Lv,Lwに印加した場合にブラシレスモータ2の端子間に印加される交流電圧の振幅値Vaを演算する。
制御装置15は、電圧検出部14によって与えられたインバータ12の入力端子S1及びS2間の直流電圧の値Vdcから、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値の上限値Vhを演算する。
制御装置15は、演算した上限値Vhから交流電圧の振幅値Vaを減算する。制御装置15は、減算値が負である場合、即ち、交流電圧の振幅値Vaが上限値Vhを超える場合に、目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1を低減する。制御装置15は、低減した界磁電流の値Id2を用いて、繰り返し界磁電圧の値Vd、トルク電圧の値Vq及び交流電圧の振幅値Vaを演算する。
制御装置15は、前回界磁電流の値Id1の低減に用いた電流値を記憶しており、上限値Vhから交流電圧の振幅値Vaを減算した値が負である場合、前回用いた電流値に一定の電流値ΔIを加えた電流値だけ界磁電流の値Id1を低減する。制御装置15は、上限値Vhから交流電圧の振幅値Vaを減算した値がゼロ又は正である場合、前回用いた電流値だけ界磁電流の値Id1を低減する。
図2は制御装置15の要部構成を示すブロック図である。制御装置15は、速度推定部41、位置推定部42、減算部43,47,51、電流演算部44、電流決定部45、記憶部46、ベクトル演算部48、変換部49、電圧演算部50及び低減部52を備える。
速度推定部41は、ホールセンサHu,Hv,Hw夫々の出力電圧からブラシレスモータ2の回転速度ωを推定し、推定した回転速度ωを位置推定部42、減算部43及びベクトル演算部48夫々に与える。
速度推定部41は、ロータの磁極が切り替わった場合に生じるホールセンサHu,Hv,Hw夫々の出力電圧の大きな変化を検出し、出力電圧の大きな変化を検出した時間間隔からブラシレスモータ2の回転速度を推定している。
位置推定部42は、ホールセンサHu,Hv,Hw夫々の出力電圧と速度推定部41が推定した回転速度ωとからロータの回転位置θを推定する。具体的には、位置推定部42は、ホールセンサHu,Hv,Hw夫々の出力電圧の大きな変化から、ロータのS極及びN極の切り替わり位置を検出する。位置推定部42は、切り替わり位置を検出した時点からの経過時間と速度推定部41が推定した回転速度ωとの積に基づいて、ロータが切り替わり位置から回転した角度を演算する。位置推定部42は、検出した切り替わり位置と、演算したロータの回転角度とからロータの回転位置θを推定する。位置推定部42は、推定したロータの回転位置θを変換部49に与える。
減算部43は、ブラシレスモータ2の目標回転速度から速度推定部41が推定した回転速度ωを減算し、減算した回転速度Δωを電流演算部44に与える。
電流演算部44は、減算部43が減算した回転速度Δωを下記の(1)式に代入することによって、ブラシレスモータ2の端子間に流すべきトルク電流の値Iqを算出する。
Iq=(Kp×Δω)+(Ki×∫Δωdt) (1)
ここで、Kp及びKi夫々は、比例ゲイン及び積分ゲインと呼ばれる定数である。
電流演算部44は、目標回転速度から、速度推定部41が推定した回転速度ωを減算した回転速度Δωを用いて、トルク電流の値Iqを繰り返し演算することによってPI制御を行っている。
電流決定部45は、目標回転速度を与えられ、与えられた目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1を記憶部46から読み出し、読み出した界磁電流の値Id1をブラシレスモータ2の端子間に流すべき界磁電流の値Id1に決定する。このため、電流決定部45は界磁電流の値Id1を容易かつ適切に決定することができる。
電流決定部45は、決定した界磁電流の値Id1を減算部47に与える。電流決定部45は決定手段として機能する。
図3は目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1を示すグラフである。図3には、各目標回転速度において、最もブラシレスモータ2の効率が良い界磁電流の値Id1が示されている。図3に示す各目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1は記憶部46に記憶してある。図3に示す作成する段階では、各目標回転速度においてブラシレスモータ2に流れるトルク電流の値と、インバータ12の入力端子S1及びS2間に印加される直流電圧の値とが予め想定され、予め想定されたトルク電流及び直流電圧の値を用いて図3に示すグラフが作成されている。
図3に示すように、目標回転速度が遅い場合、界磁電流の値Id1はゼロであり、目標回転速度が所定回転速度を超えると、目標回転速度の上昇と共に界磁電流の値Id1は負の方向に大きくなっている。界磁電流の値Id1はゼロ以下の値である。
減算部47は、電流決定部45が決定した負の界磁電流の値Id1に低減部52が与えた正の電流値を減算する。減算部47は、算出した界磁電流の値Id2をベクトル演算部48に与える。
ベクトル演算部48は、速度推定部41が推定した回転速度ω、電流演算部44が演算したトルク電流の値Iq、及び、減算部47が算出した界磁電流の値Id2を下記(2)式、(3)式及び(4)式夫々に代入することによって、界磁電圧の値Vd、トルク電圧の値Vq及び交流電圧の振幅値Vaを演算する。
Vd=Ra×Id2−ω×Lq×Iq (2)
Vq=ω×Ld×Id2+Ra×Iq+ω×Φa (3)
Va=√(Vd2 +Vq2 ) (4)
ここで、Ra及びΦa夫々はブラシレスモータ2の巻線抵抗値及び鎖交磁束値であり、Ld及びLq夫々はブラシレスモータ2のインダクタンスである。Ra、Φa、Ld及びLq夫々は、ブラシレスモータ2の構成により決まる定数である。
巻線抵抗値Raがゼロである場合における交流電圧の振幅値Vaは下記の(5)式のようになる。
Va=√((ω×Lq×Iq)2
+(ω×Ld×Id2+ω×Φa)2 ) (5)
(5)式は、(2)式、(3)式及び(4)式から界磁電圧の値Vd及びトルク電圧の値Vqを消去することによって算出される。
(5)式から、ブラシレスモータ2の端子間に印加される交流電圧の振幅値Vaは、界磁電流の値Id2が−(Φa/Ld)以上の範囲で減少すると共に小さくなることがわかる。巻線抵抗値Raがゼロでない場合における交流電圧の振幅値Vaも同様に界磁電流の値Id2の減少と共に小さくなる。従って、界磁電流の値Id2を低くすることによって、ブラシレスモータ2の端子間に印加される交流電圧の振幅値Vaを低くすることができる。
ベクトル演算部48は、界磁電圧の値Vd及びトルク電圧の値Vqを変換部49に、交流電圧の振幅値Vaを減算部51に与える。
ベクトル演算部48は第3演算手段として機能する。
変換部49は、位置推定部42が推定したロータの回転位置θと、ベクトル演算部48が演算した界磁電圧の値Vd及びトルク電圧の値Vqとを用いて、ブラシレスモータ2のコイルLu,Lv,Lw夫々に印加すべき交流電圧の値Vu,Vv,Vwを演算する。
図4は、ロータの回転位置θに対してコイルLu,Lv,Lw夫々に印加すべき交流電圧の値Vu,Vv,Vwの一例を示すグラフである。ロータの回転位置θに対して交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々が描く波形は、太い実線、破線及び細い実線によって示されている。
図4に示すように、交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々は、ロータの回転位置θに対して、正弦波状の波形を描き、交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々が描く正弦波状の波形は互いに120degずれている。ロータの回転位置θに対して交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々が描く正弦波状の波形は、ベクトル演算部48が演算した界磁電圧の値Vd及びトルク電圧の値Vqによって決まる。
変換部49は、位置推定部42が推定したロータの回転位置θに対応する交流電圧の値Vu,Vv,Vwを演算し、演算した交流電圧の値Vu,Vv,Vwを駆動回路13に与える。
前述したように、駆動回路13は、演算した交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々に応じたパルス電圧をインバータ12がブラシレスモータ2の端子間に印加するようにバイポーラトランジスタ31,32,・・・,36をオン/オフする。速度推定部41及び位置推定部42が回転速度ω及びロータの回転位置θを推定する都度、交流電圧の値Vu,Vv,Vw夫々に応じたパルス電圧をブラシレスモータ2の端子間に印加することによって、コイルLu,Lv,Lw夫々には、図4に示すような正弦波状の交流電圧が実質的に印加される。
なお、ベクトル演算部48及び変換部49は第1演算手段として機能し、界磁電流の値Id2、トルク電流の値Iq、ブラシレスモータ2の回転速度ω、及び、ロータの回転位置θはブラシレスモータ2の回転に係る値である。
電圧演算部50は、電圧検出部14が検出した直流電圧の値、即ち、インバータ12の入力端子S1及びS2間に印加される直流電圧の値Vdcから、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値の上限値Vhを演算する。電圧演算部50は、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値の中で、コイルLu,Lv,Lw夫々に実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値未満となるように、上限値Vhを演算する。
電圧演算部50は、一例として、電圧検出部14が検出した直流電圧の値Vdcを(6)式に代入することによって上限値Vhを演算することができる。
Vh=Vdc/√2 (6)
電圧演算部50は、演算した上限値Vhを減算部51に与える。電圧演算部50は第2演算手段として機能する。
減算部51は、電圧演算部50が演算した上限値Vhから、ベクトル演算部48が演算した交流電圧の振幅値Vaを減算し、算出した減算値を低減部52に与える。
低減部52は、減算部51が算出した減算値が負である場合、即ち、ベクトル演算部48で演算した交流電圧の振幅値Vaが電圧演算部50で演算した上限値Vhを超える場合、正の電流値を減算部47に与え、電流決定部45が決定した界磁電流の値Id1を低減する。
記憶部46には、前回、低減部52が減算部47に与えた正の電流値が記憶してある。低減部52は、減算部51が算出した減算値が負である場合に、記憶部46に記憶してある正の電流値に一定の電流値ΔIを加算した正の電流値を減算部47に与え、与えた正の電流値を記憶部46に記憶する。
低減部52は、減算部51が算出した減算値がゼロ又は正である場合、即ち、ベクトル演算部48で演算した交流電圧の振幅値Vaが電圧演算部50で演算した上限値Vh以下である場合、記憶部46に記憶してある正の電流値を減算部47に与える。
低減部52及び減算部47は、上限値Vhがベクトル演算部48で演算した交流電圧の振幅値Vaを超える場合に、電流決定部45が決定した界磁電流の値Id1を一定の電流値ΔIずつ低減し、複雑な演算を行わない。このため、低減部52及び減算部47の回路構成が簡単になり製造コストを低くすることができる。この効果は、低減部52及び減算部47を備えるモータ駆動装置1にも反映される。
低減部52及び減算部47は低減手段として機能する。
本実施の形態にあっては、交流電源3が出力した交流電圧を整流して平滑化した直流電圧の値Vdcに応じて界磁電流の値Id2が低くなり、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値Vaが調整される。このため、モータ駆動装置1は、例えば交流電源3が給電する電気負荷の数が変更されたことによって、交流電源3が出力した交流電圧を整流して平滑化した直流電圧の値Vdcが変動した場合であっても、ブラシレスモータ2を安定的にかつ高速に回転させることができる。
更には、記憶部46に記憶してある図3のグラフ作成で用いたトルク電流が実際のトルク電流Iqと異なって界磁電流の値Id1が大きい場合であっても、トルク電流Iqを用いて算出される交流電圧の値Vaに応じて適切な界磁電流の値Id2に調整される。これにより、ブラシレスモータ2を安定的にかつ高速に回転させることができる。
洗濯機に搭載されたブラシレスモータ2が例えば脱水のために洗濯機のドラム又は内槽を回転させる場合、ブラシレスモータ2への負荷の変動は小さく、ブラシレスモータ2の回転は交流電源3が印加した交流電圧に強く依存する。このため、交流電源3によって印加された交流電圧を整流して平滑化した直流電圧に応じて交流電圧の値Vu,Vv,Vwを演算するモータ駆動装置1は、洗濯機のドラム又は内槽を回転させるモータを駆動するモータ駆動装置として有効である。
また、電圧演算部50が演算する上限値Vhは、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値の中で、コイルLu,Lv,Lw夫々に実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値未満である。これにより、ブラシレスモータ2の端子間には適切な交流電圧が印加されるため、モータ駆動装置1はブラシレスモータ2をより安定的にかつ高速に回転させることができる。
更に、上限値Vhは実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値“未満”である。このため、ブラシレスモータ2の端子間に印加される交流電圧、より詳細にはパルス電圧が変動しても、ブラシレスモータ2の端子間に印加した交流電圧の振幅値が実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な交流電圧の振幅値を超えることはなく、モータ駆動装置1はブラシレスモータ2をより安定的に回転させることができる。
モータ駆動装置1及びブラシレスモータ2が量産された場合、モータ駆動装置1に予め設定されているブラシレスモータ2の構造により決まる定数、即ち、巻線抵抗値Ra、鎖交磁束値Φa、及び、インダクタンスLd,Lqは、一のブラシレスモータ2の構造から求められた定数である。これにより、各モータ駆動装置1には、ブラシレスモータ2を適切に駆動できない虞があるが、モータ駆動装置1はブラシレスモータ2の回転速度ω及びロータの回転位置θを繰り返し推定し、交流電圧の値Vu,Vv,Vwについてフィードバック制御を行うため、適切にブラシレスモータ2を駆動することができる。
なお、ブラシレスモータ2が有するコイルの数は3つに限定されず、2つ又は4つ以上であってもよい。また、ブラシレスモータ2が有するコイルの結線方法はY結線に限定されず、例えばデルタ結線でもよい。
バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々は、NPN型のバイポーラトランジスタに限定されず、PNP型のバイポーラトランジスタであってもよい。また、バイポーラトランジスタ31,32,・・・,36夫々は、半導体スイッチであればよいため、例えばFETであってもよい。
上限値Vhは、ブラシレスモータ2の端子間に印加する交流電圧の振幅値の中で、実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な振幅値未満に限定されず、例えば、該振幅値以下であってもよい。
電流決定部45が界磁電流の値Id1を決定する方法は、記憶部46から読み出すことによって、目標回転速度に対応する界磁電流の値Id1を決定する方法に限定されない。電流決定部45は、与えられた目標回転速度を用いて演算により界磁電流の値Id1を決定してもよい。
低減部52及び減算部47は、電流決定部45が決定した界磁電流の値Id1を一定の電流値ΔIずつ低減しなくてもよい。低減部52は、例えば、電圧演算部50で演算した上限値Vhからベクトル演算部48で演算した交流電圧の振幅値Vaを減算した減算値に基づいて、界磁電流の値Id1を低減する正の電流値を決定してもよい。
1 モータ駆動装置
12 インバータ
14 電圧検出部
2 ブラシレスモータ
45 電流決定部
46 記憶部
47 減算部
48 ベクトル演算部
49 変換部
50 電圧演算部
52 低減部
Id1,Id2 界磁電流の値
Iq トルク電流の値
Lu,Lv,Lw コイル
Vh 上限値
Va 振幅値
ω 回転速度
θ ロータの回転位置

Claims (3)

  1. ブラシレスモータの目標回転速度に基づいて該ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を決定する決定手段と、該決定手段が決定した界磁電流の値を含む前記ブラシレスモータの回転に係る値を用いて、前記ブラシレスモータが有する複数のコイル夫々に印加すべき交流電圧の値を演算する第1演算手段と、直流電圧を該第1演算手段が演算した値に応じたパルス電圧に変換し、変換したパルス電圧を前記ブラシレスモータの端子間に印加するインバータとを備えるモータ駆動装置において、
    前記直流電圧の値を検出する電圧検出部と、
    該電圧検出部が検出した値から、前記端子間に印加する交流電圧の振幅値の上限値を演算する第2演算手段と、
    前記第1演算手段が演算した値の交流電圧を前記複数のコイル夫々に印加した場合に前記ブラシレスモータの端子間に印加される交流電圧の振幅値を演算する第3演算手段と、
    記界磁電流の値を低減する低減手段と
    を備え、
    前記第1演算手段は、前記低減手段が低減した界磁電流の値を含む前記ブラシレスモータの回転に係る値を用いて、前記交流電圧の値を演算し、
    前記低減手段は、
    前記第3演算手段で演算した振幅値が前記第2演算手段で演算した上限値を超える場合に、前記界磁電流の値からの低減幅を所定値だけ大きくし、
    前記第3演算手段で演算した振幅値が前記第2演算手段で演算した上限値以下である場合に、前記界磁電流の値からの低減幅を維持するように構成してあること
    を特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記上限値は、前記複数のコイル夫々に実質的に正弦波状の交流電圧を印加することが可能な前記端子間の交流電圧の振幅値未満であること
    を特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記目標回転速度に対応付けて前記ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を記憶している記憶部を備え、
    前記決定手段は、前記目標回転速度に対応する前記界磁電流の値を前記記憶部から読み出すことによって前記ブラシレスモータに流すべき界磁電流の値を決定するように構成してあること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動装置。
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