JP5863301B2 - 陽極酸化用電解液の管理方法 - Google Patents
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また、最近、耐食性の高い陽極性酸化皮膜のみを厚くし、かつ放出水分の少ない高品質の無孔性酸化アルミニウム不動態膜を得るために、電解液の溶媒として、エチレングリコールやジエチレングリコールのような比誘電率の小さなグリコール系溶媒を使用することが提案されている(特許文献2)。
<1> 有機酸、ホウ酸又はリン酸由来のアンモニウム化合物を少なくとも一種以上含む電解質、水及びグリコール系溶媒の各成分(但し、陽極酸化用電解液において陽極酸化処理条件で酸成分が揮発する、前記有機酸、ホウ酸又はリン酸由来のアンモニウム化合物、及び陽極酸化用電解液において陽極酸化処理条件で揮発する、前記グリコール系溶媒を除く。)で構成された陽極酸化用電解液の管理方法であって、各成分濃度を電解液の屈折率と電気伝導度及び/又はpHとを測定することにより求め、陽極酸化処理により減少した成分を水とアンモニアにより補給することにより電解液を構成する各成分の濃度を管理する電解液の管理方法。
<2> 電解液の組成が、グリコール系溶媒:50〜99重量%、水:1〜50重量%、電解質:0.05〜20重量%の範囲であり、電解液のpHを、初期値の±0.5の範囲で管理する前記<1>に記載の管理方法。
<3> 電解液のpHが、6.0〜9.0の範囲である前記<1>又は<2>に記載の管理方法。
<4> 電解質が、多価の脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、又はアミノ酸由来のアンモニウム化合物を1種以上含む前記<1>乃至<3>のいずれかに記載の管理方法。
<5> アンモニウム化合物が、コハク酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、セバシン酸アンモニウム、ドデカン酸アンモニウム、リンゴ酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、又はサリチル酸アンモニウムである前記<4>に記載の管理方法。
<6> グリコール系溶媒が、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、及びテトラエチレングリコールの少なくとも一種以上である前記<1>乃至<5>のいずれかに記載の管理方法。
<7> グリコール系溶媒がエチレングリコール又はジエチレングリコールであり、電解質がアジピン酸アンモニウムである前記<1>乃至<3>のいずれかに記載の管理方法。
<8> 電解液への水の補給量を屈折率より求めて、減少した水を補給後、アンモニアの補給量を電気伝導度及び/又はpHより求めて、アンモニアを補給する前記<1>乃至<7>のいずれかに記載の管理方法。
<9> 前記<1>乃至<8>のいずれかに記載の管理方法により電解液を管理し、当該電解液を使用するアルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化処理方法。
本発明に用いる電解液は、電解中の各種物質の濃度変動を緩衝してpHを所定範囲に保つために、pH4〜10の範囲で緩衝作用を示すことが好ましい。前記、有機酸、ホウ酸又はリン酸由来のアンモニウム化合物は良好な緩衝作用を示し、かつ電解液への溶解性が高く溶解安定性もよい点から電解質として好適に使用することができる。
前記多価の脂肪族カルボン酸由来のアンモニウム化合物の具体例としては、コハク酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、セバシン酸アンモニウム、ドデカン酸アンモニウム、リンゴ酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、サリチル酸アンモニウム等が挙げられる。中でも溶液安定性、安全性、良好な緩衝作用等の理由で酒石酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウムが好ましい。中でも、溶液のpHが7近傍であるアジピン酸アンモニウムは高純度品が容易に入手でき、しかもpH緩衝能が高いことから特に好ましく使用される。
これらのアンモニウム化合物の中でも、金属酸化膜中にホウ素、リン元素の残留の虞がない有機酸由来のアンモニウム化合物が好適に使用される。
なお、これらのアンモニウム化合物は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
グリコール系溶媒の濃度は、水の濃度と相俟って電解液の比誘電率を決定する。グリコール系溶媒の濃度が50重量%を下回ると電解液の比誘電率が高くなり水の電気分解が促進されて、結果的には酸化皮膜の溶解を促進する。一方、99重量%を超えると酸化皮膜の生成に必要な酸素の供給源が極端に減少してしまうため、高品質の酸化皮膜を得ることが困難である。
また、電解質の濃度は、電気伝導度を決定するが、電解質の濃度が0.05重量%を下回ると電解液の電気抵抗値が高くなるため、陽極酸化を行う際に、アルミニウムに流れる電流値が均一で無く良質な酸化皮膜が得られない。一方、20重量%を超えると、電気抵抗値が低くなり、アルミ機材表面のわずかな凹凸でも電流の流れる場所が凸部に集中しやすく、やはり均一な酸化皮膜を得ることは難しい。
更に、電解液のpHは、高品質な膜を形成するための最適組成に電解液を調整するべく、好ましくは6.0〜9.0の範囲、より好ましくは8.0〜8.6の範囲にコントロールされる。
本発明の電解液の管理方法では、電解質、水及びグリコール系溶媒からなる電解液の仕込み組成(「初期値」という。)が、アルミニウムやアルミニウム合金の陽極酸化処理を行なうことにより初期値からずれてきた場合に、電解質成分であるアンモニウム化合物、水、グリコール系溶媒を補給することにより電解液の組成を制御し、所定の範囲(好ましくは初期値)に戻すことにより電解液を管理する。
また、アルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化反応において消費される成分は、主に、水の蒸発による減少と、アンモニウム化合物から解離したアンモニウムイオンが陽極酸化反応によってアンモニアとなり、これが蒸発することによる減少であり、グリコール溶媒は、アルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化反応において消費されない。
そのため、本発明の電解液の管理方法において、電解質成分の補給として、補給する成分を、実際には電解液成分のアンモニウム化合物を構成するアンモニアと水にすることができる。
即ち、電解液成分のアンモニウム化合物自体を補給するのではなく、アンモニアを補給することにより間接的にアンモニウム化合物が補給される。アンモニアと水の補給は、アンモニアガスと水、又はアンモニア水の何れの方法でも可能である。
なお、グリコール溶媒は、通常補給は必要では無いが、蒸散などにより減少した場合にはその分を補給すればよい。
なお、ここでは、測定対象をDEGとし、図1(A)〜(C)に示した、ADA濃度を一定とし、DEG濃度を変化させた場合の検量線を使用する場合を例示する。
図1(B)は、25℃におけるADAを一定濃度としたときの電解液のpHとDEG濃度の関係を表したグラフである。横軸に電解液中のDEG濃度を示しており、縦軸にpHを示している。図1(B)に示す濃度範囲において、pHは、DEG濃度が増加するにつれ、直線的に増加する傾向にある。
また、図1(C)は、25℃におけるADAを一定濃度としたときの電解液の電気伝導度とDEG濃度の関係を表したグラフである。横軸に電解液中のDEG濃度を示しており、縦軸に電気伝導度を対数表示している。図1(C)に示す濃度範囲において、電気伝導度の対数は、DEG濃度にDEG濃度が増加するにつれ、直線的に減少する傾向にある。
作成した屈折率、pH、電気伝導度に対するADA濃度、DEG濃度の検量線を用いることで、電解液の屈折率、pH、電気伝導度の測定値からADA濃度、DEG濃度を算出することができる。
なお、pH、電気伝導度は必ずしも両方を測定することを必要としないが、より測定精度を高めるため、両方を測定した方が好ましい。
電解液を使用して陽極酸化処理を行うと電解液の組成が変化する。電解液の組成変化は、水の蒸発による減少と、ADAの解離で発生するアンモニアの蒸発による減少である。
表1に示すとおりアンモニアの蒸発により相対的に増加するアジピン酸イオンにより、電解液のpHは大きく下がり、アンモニアイオンの減少により電気伝導度は小さな値になる。しかし、屈折率は、初期のADAからの過剰アジピン酸イオンの増加及びアンモニアイオンの減少があっても、ほとんど変化しない。つまり屈折率の値は、図1(A)で示される初期ADA濃度におけるDEGと水の量を表している。
まず、使用後の電解液の屈折率を測定する。この屈折率の測定値から、初期ADA濃度に相当する検量線(図1)より減少した水の量を算出し、初期の屈折率の値になるように、減少した分の水を補給する。
次に、減少したアンモニアを初期のpHの値になるまでアンモニア水を補給する。又は、電気伝導度が初期の値になるまでアンモニア水を補給する。
pHを初期の値に戻す補給の場合は電気伝導度を、電気伝導度を初期の値に戻す補給の場合はpHを測定し、初期値であることを確認することで電解液の管理を行う。
株式会社アタゴ製手持ち屈折計「IN−1α」を用い、JIS−K0062に準じて電解液の温度を20℃にしてBrixを測定し、Brixの値を屈折率に換算して求めた。
なお、屈折率の測定は、ディジタル屈折率計などで直接測定することもできる。
(2)電気伝導度の測定
東亜ディーケーケー株式会社製ポータブル電気伝導率・pH計 WM−22EPを用い、JIS−K0130に準じて電解液の温度を25℃にして測定した。
(3)pHの測定
東亜ディーケーケー株式会社製ポータブル電気伝導率・pH計 WM−22EPを用い、JIS−Z8802に準じて電解液の温度を25℃にして測定した。
アルミニウム合金を基板としたサンプルを、前処理として85重量%リン酸、98重量%硫酸、67.5重量%硝酸を体積比70:25:5で混合した溶液を65℃に加温し、これにサンプルを3分間揺動しながら浸漬した後、純水にて水洗を行った。次に、DEG79.5重量%、水20重量%、及びADA0.5重量%に電解液を調製した。この電解液の屈折率を株式会社アタゴ製手持ち屈折計「IN−1α」を用いて測定すると、Brixは、水による2倍希釈で25.4(20℃)であり、この値の屈折率は1.4215と算出でき、電解液中のDEG濃度と屈折率の関係を表す検量線より、DEG濃度は79.5重量%であった。また、電気伝導度とpHを東亜ディーケーケー株式会社製ポータブル電気伝導率・pH計を用いて測定すると、電気伝導度は、33.6mS/m(25℃)で、電解液中のADA濃度と電気伝導度の関係を表す検量線よりADA濃度は、0.5重量%であり、又pHは8.45(25℃)であった。
この電解液を50℃に加温し、陽極酸化処理を行い、サンプル表面に500nmの厚さの陽極酸化皮膜を形成した。形成した酸化膜の表面を走査型電子顕微鏡(SEM)により観察したところ、表面に凹凸の無い良質な膜であることが確認された(図2参照)。
実施例1の陽極酸化処理実施後の電解液の屈折率を前記屈折計「IN−1α」を用いて測定すると、Brixは、水による2倍希釈で25.5(20℃)であり、この値の屈折率は1.4222と算出でき、電解液中のDEG濃度と屈折率の関係を表す検量線より、DEG濃度は80.0重量%であった。又電気伝導度とpHを前記ポータブル電気伝導率・pH計を用いて測定すると、電気伝導度は、30.1mS/m(25℃)であり、pHは8.11(25℃)であった。この電解液を用いて、前記の実施例1と同様の処理により酸化膜を形成し、表面のSEM観察を行ったところ、前記実施例1と同様、表面に凹凸の無い良質な膜が観察された(図3参照)。
水及びアンモニア水の補給をせずに陽極酸化処理を2回実施した電解液の屈折率を前記屈折計「IN−1α」を用いて測定すると、Brixは、水による2倍希釈で26.4(20℃)であり、この値の屈折率は1.426と算出でき、電解液中のDEG濃度と屈折率の関係を表す検量線より、DEG濃度は83.6重量%であった。また、電気伝導度とpHを前記ポータブル電気伝導率・pH計を用いて測定すると、電気伝導度は、24.8mS/m(25℃)であり、pHは7.40(25℃)であった。この電解液を用いて、前記の実施例1と同様の処理により酸化膜を形成し、表面のSEM観察を行ったところ、前記実施例1、2とは異なり、表面に微細な凹凸が多く存在する質の悪い膜であった(図5参照)。
前記比較例1を実施後の電解液の屈折率を、前記屈折計「IN−1α」を用いて測定すると、Brixは、水による2倍希釈で26.5(20℃)であり、この値よりの屈折率は1.4265と算出でき、電解液中のDEG濃度と屈折率の関係を表す検量線より、DEG濃度は84.0重量%であった。また、電気伝導度とpHを前記ポータブル電気伝導率・pH計を用いて測定すると、電気伝導度は、22.6mS/m(25℃)であり、pHは7.05(25℃)であった。電解液中のADA濃度と電気伝導度の関係を表す検量線より、ADA濃度は0.44重量%と算出された。
電解液を初期組成に回復させる為に、初期調液量100gに対し、減少した水を4.9g添加し、更に減少したADAを回復させる為に、25重量%アンモニア水をpHが初期値である8.45になるまで添加した。その後、再度前記と同様に濃度を分析したところ、Brixは、水による2倍希釈で25.4(20℃)であり、この値の屈折率は1.4215と算出でき、電解液中のDEG濃度と屈折率の関係を表す検量線より、DEG濃度は79.5重量%であった。又、電気伝導度は33.6mS/m(25℃)で、電解液中のADA濃度と電気伝導度の関係を表す検量線よりADA濃度は、0.5重量%と初期の電解液の組成と全て一致した。この電解液を用いて前記の実施例1と同様の処理により酸化膜を形成し、表面のSEM観察を行ったところ前記の陽極酸化膜の形成と同様に表面に凹凸の無い良質の膜が観察された(図4参照)。
Claims (9)
- 有機酸、ホウ酸又はリン酸由来のアンモニウム化合物を少なくとも一種以上含む電解質、水及びグリコール系溶媒の各成分(但し、陽極酸化用電解液において陽極酸化処理条件で酸成分が揮発する、前記有機酸、ホウ酸又はリン酸由来のアンモニウム化合物、及び陽極酸化用電解液において陽極酸化処理条件で揮発する、前記グリコール系溶媒を除く。)で構成された、アルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化用電解液の管理方法であって、各成分濃度を電解液の屈折率と電気伝導度及び/又はpHとを測定することにより求め、陽極酸化処理により減少した成分を水とアンモニアにより補給することにより電解液を構成する各成分の濃度を管理することを特徴とする電解液の管理方法。
- 前記電解液の組成が、グリコール系溶媒:50〜99重量%、水:1〜50重量%、電解質:0.05〜20重量%の範囲であり、電解液のpHを、初期値の±0.5の範囲で管理することを特徴とする請求項1に記載の管理方法。
- 前記電解液のpHが、6.0〜9.0の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理方法。
- 前記電解質が、多価の脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、ヒドロキシカルボン酸又はアミノ酸由来のアンモニウム化合物を1種以上含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理方法。
- 前記アンモニウム化合物が、コハク酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、セバシン酸アンモニウム、ドデカン酸アンモニウム、リンゴ酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、及びサリチル酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項4に記載の管理方法。
- 前記グリコール系溶媒が、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、及びテトラエチレングリコールから選ばれた少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の管理方法。
- グリコール系溶媒がエチレングリコール又はジエチレングリコールであり、電解質がアジピン酸アンモニウムであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理方法。
- 電解液への水の補給量を屈折率より求めて、減少した水を補給後、アンモニアの補給量を電気伝導度及び/又はpHより求めて、アンモニアを補給することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の管理方法。
- 前記請求項1乃至8のいずれか1項に記載の管理方法により電解液を管理し、当該電解液を使用することを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化処理方法。
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