JPS60235000A - 表面処理液の制御方法 - Google Patents

表面処理液の制御方法

Info

Publication number
JPS60235000A
JPS60235000A JP8972184A JP8972184A JPS60235000A JP S60235000 A JPS60235000 A JP S60235000A JP 8972184 A JP8972184 A JP 8972184A JP 8972184 A JP8972184 A JP 8972184A JP S60235000 A JPS60235000 A JP S60235000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
specific gravity
set value
surface treatment
electrical conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8972184A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Koga
古賀 三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8972184A priority Critical patent/JPS60235000A/ja
Publication of JPS60235000A publication Critical patent/JPS60235000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム又はアルミニウム合金の表面を陽
極酸化又はエツチング処理する(以下、「表面処理」と
いう。)液の制御方法に関するものである。
〔従来技術〕
一般にアルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理に
おいては、表面処理の進行に伴ない、表面処理液の組成
は経時的に変化してしまうため、何ら対策を講じないと
きは均一な表面処理をおこなうことが不可能とされてい
た。たとえばアルミニウム又はアルミニウム合金の陽極
酸化処理においては、経時的に処理液の遊離硫酸濃度が
低くなり、硫酸アルミニウムの濃度が高くなって陽極酸
化液組成が変化し、液の汚れと電気伝導度の劣下を来た
すために、均一な表面処理が極めて困難となっていた。
このため従来は、処理中に一定時間毎に陽極酸化液をサ
ンプリングし、組成分析をおこない、各成分の濃度が予
め定めた規定値を越えるか或いは下まわった時は、陽極
酸化液を補充するか又は更新していた。しかしながら、
この方法によるときは、分析に時間がかかるため陽極酸
化液の組成、濃度制御を連続的におこない得す、これが
ために、処理面にバラツキが生じ品質上問題があるだけ
でなく、迅速処理が不可能であり、分析、液の補充、更
新等に人手がかかるという欠点を有していた。
特公昭57−40238号公報には、アルミニウム又は
アルミニウム合金の表面を陽極酸化又はエツチング処理
する工程中に該表面処理液の組成を一定範囲内に制御す
る方法において、前記表面処理液の好ましい組成を与え
る電気伝導度及び比重の対応範囲をめた後、該対応範囲
内に上限値及び下限値を有する如く前記伝導度及び比重
の値を設定して制御することを特徴とする表面処理液の
制御方法が開示されている。
しかしながら、上記の制御方法においても、制御をオン
・オフ制御としたことと操作時の相互干渉が原因で制御
精度は必ずしも満足いくものではなかった。
〔発明の目的〕
本発明はこれら従来技術の欠点を除去し、更に高精度に
アルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理液の組成
を連続的に制御する方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成と作用〕
本発明者らは、電導度・比重の設定値に対する偏倚の状
況によって稠整波との相互の干渉の状況を調査すること
により、ベクトル的なm念を導入して本発明を完成した
ものである。
すなわち、本発明の上記の目的は、表面処理液の電気伝
導度が第1設定値に比較して低く、且つ該表面処理液の
比重が第2設定値に比較して高い時にのみ、第11)l
整波と第Hll整波とを一定割合で供給することを特徴
とする表面処理液の制御方法によって達成される。
以下、アルミニウム合金表面をエツチング処理する場合
のエツチング処理液の制御を例をとって図面を用いて本
発明の内容を更に詳細に説明する。
第1図は比重を横軸・電導度を縦軸にとって中央にエツ
チング処理液の電導度設定値Cs、比重設定値Dsをプ
ロットし、これらの設定値を境にして電導度・比重の各
設定値に比較した大小関係により、4つのエリアに分類
したものである。このとき、処理液非制御でエツチング
処理を続けた場合の液物性の変化をベクトルvE 、静
状態で第till整波としての苛性ソーダを投入したと
きの液物性の変化をベクトルVN、同じく静状態で第2
調整液としての水を投入した時の液物性の変化をベクト
ルV、とすると、以下の様な制御を行なうことにより制
御性が一段と向上することが確認された。
(1)[気伝導度が第1設定値Csに比較して低く、且
つ比重が第2設定値Da以下の時;第1調整液としての
苛性ソーダのみの投入制御を行ない、第1図においてV
Nと■lの合成ベクトルv1により電導度・比重を設定
値に近づける。
(2)電気伝導度が第1設定値Ca以上で且つ比重が第
2設定値Ds以下の時: 無制御のまま放置する。
(3)電気伝導度が第1設定値03以上で且つ比重が第
2設定値に比較して高い時: 第2調整液としての水のみの投入制御を行ない、第1図
においてVHとVKの合成ベクトルv3により電導度・
比重を設定値に近づける。
(4)電気伝導度が第1設定値Csに比較して低く、比
重が第2設定値に比較して高い時:第111整掖として
の苛性ソーダと第28整液としての水とを一定比率によ
る投入制御を行なってvHとvNと■Eの合成ベクトル
■4により電導度・比重を設定値に近づける。
第2図は本発明に係る制御方法を実現するエツチング処
理液制御装置の一実施態様を示すものである。
第2図において、エツチング処理液槽1中のエツチング
処理液の電気伝導度cp及び比重Dpを電気伝導度計2
及び比重計3により測定し、その測定信号を演算制御装
置4に送り、各測定値の状況に応じて電磁バルブ5及び
6を開閉させるべく信号を発し第1調整液としての苛性
ソーダ又は第2111整液としての水を第1稠整液タン
ク7、第2調整液タンク8より液槽l内に添加せしめる
ようになっている。一方苛性ソーダ又は水の添加によ6
す、液槽l内のエツチング処理液は増液するが、液槽l
の一定位置には廃液管9が設けられており、過剰の液は
オーバーフローにより液槽1外に導かれるため、液槽l
内のエツチング処理液の液面はつねに一定に保たれるこ
ととなる。
第3図は本発明の制御フローチャートである。
いま電導度の測定値をCsとし、比重の測定値を1)p
とすると、 (1)Cp<Cs、Dp≦Dsの時 上記(1)の場合に相当し、第3図において■のフロー
に従うので、比重偏差α=Dp−Dsを乙 ファクターとする時間関数a1=t<α)で電磁バルブ
5を開き、第1調整液としての苛性ソーダを供給する。
(ii)Cp≧Cs、Dp≦Dsの時 上記(2)の場合に相当し、第3図において■のフロー
に従うので、電磁バルブ5も電磁バルブ6も閉じたまま
とする。
(iii)Cp≧Cs、Dp>1)sの時上記(3)の
場合に相当し、第3図において■磁バルブ6を開き、第
2調整液としての水を供給する。
(Iv)Cp<Cs、Dp>Dsの時 上記(4)の場合に相当し、第3図において■のフロー
に従う。この場合は電導度偏差電磁バルブ5、電磁バル
ブ6を開き、第1開整液としての苛性ソーダと第2r!
A整液としての水とを一定割合で供給する。
上記の各場合において、それぞれの時間関数で電磁バル
ブを開くに際し、例えば時間比例制御に測データに基き
係数を定めて得られるものである。
ここにパラメーターとして電気伝導度及び比重以外のも
のを用いることは実際上不都合である。
なぜなら処理液の粘度、pH1屈折率、懸濁度等をパラ
メーターとして前述の如き方法で組成との相関をめ、処
理液組成の制御を行こなうことも難だからである。これ
に対して電気伝導度及び比重の場合は感受性が高いだけ
でなく、測定技術、計器も性能の良いものが利用出来、
精度の高い処理液組成の制御が可能となるという大きな
利点がある。
〔実施例〕
本発明の効果を一国明瞭にするため、以下に実施例を紹
介する。
実施例1 第2図において演算制御装置4として横河電機(株)製
YEWPACKディジタル制御装置を用い、アルミニウ
ム濃度が6.5重量%、苛性ソーした場合の電導度・比
重の変化を第4図に示す。
第4図は横軸に時間、縦軸に電導度と比重を目盛り、電
導度・比重の実測値をそれぞれ実線A・点線Bで記入し
たものである。
比較例1 実施例1とほぼ間し組成のエツチング処理液はぼ同量を
特公昭57−40238号公報記載の方法により制御し
た場合の電導度・比重の変化を第5図に示す。
第5図も横軸に時間、縦軸に電導度と比重を目盛り、電
導度・比重の実測値をそれぞれ実線C・点線りで記入し
たものである。
[発明の効果〕 第5図に比較すると本発明G:よる第4図実施例データ
が制御精度が高いことがわかる。
以上の記載より明らかな如く、本発明に依れば次に掲げ
るような新規な効果が得られる。
(1)表面処理液の組成を高精度で一定範囲に保ち得る
から、汚れのない均一な処理面を得るごとができる。
(ii )連続的に表面処理液の組成を制御しうるから
、処理時間の短縮が図れ、作業の省力化が可能となる 又、以上の記載において表面処理液としてエツチング処
理液についての実例を紹介したが、表面処理液が陽極酸
化液の場合にも調整液を硫酸と水にして、本発明を適用
し」−記のりノ果を得ることが可能である。従って本発
明の実7+[iil’7ff様としCは以下の各項記載
のものを掲げることがごきる。
(1)エツチング処理液の電気伝導度が第1設定値に比
較して低く、且つ該エツチング処理液の比重が第2設定
値に比較して高い時にのみ苛性ソーダと水とを一定割合
で供給することを特徴とするエツチング処理液の制御方
法。
(2)陽極酸化液の電気伝導度が第1設定値に比較して
低く、月っ該陽極酸化液の比重が第2設定値に比較して
高い時にのみ硫酸と水とを一定割合で供給することを特
徴とする陽極酸化液の制御方法。
(3)該エツチング処理液の電気伝導度が該第1設定値
に1し較して低く、月り該エツチング処理液の比重が該
第2設定値以下の時には苛性ソーダのみを供給すること
を特徴とする前記(1)項記載のエツチング処理液の制
御方法。
(4)該陽極酸化液の電気伝導度が該第1設定値に比較
して低く、月っ該陽極酸化液の比重が該第2設定値以下
の時には水のみを供給することを特徴とする前記(2)
項記載の陽極酸化液の制御力法。
(5)該エツチング処理液の電気伝導度が該第1設定値
以上で、且つ該エツチング処理液の比重が該第2設定値
に比較して高い時には水のみを供給することを特徴とす
る前記(1)項又は(3)項記載のエツチング処理液の
制御方法。
(6)該陽極酸化液の電気伝導度が該第1設定値以上で
、且つ該陽極酸化液の比重が該第2設定値に比較して高
い時には硫酸のみを供給することを特徴とする前記(2
)項又は(4)項記載の陽極酸化液の制御方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を説明す2〕ベクトル図、第
2図は本発明の一実施態様たるエツチング処理液組成の
制御に用いる制御袋)〃σルー例を示す説明図、第3図
はその手順を示ずフ[1−チャートである。 第4図、第5図は実施例データを示J記録図である。 1・・・・・・処理液槽 2・・・・・・電気伝導度針 3・・・・・・比重針 4・・・・・・演算制御装置 5.6・・・・・・電磁バルブ 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第 1 図 S 比重 −〉 1! 3 図 II4図 □時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理工
    程中に表面処理液組成を一定範囲内に制御する方法にお
    いて、該表面処理液の電気伝導度が第1設定値に比較し
    て低く、且つ該表面処理液の比重が第2設定値に比較し
    て高い時にのみ、第1調整液と第2!l整液とを一定割
    合で供給することを特徴とする表面処理液の制御方法。
  2. (2)該表面処理液の電気伝導度が該第1設定値に比較
    して低く、且つ該表面処理液の比重が該第2設定値以下
    の時には該第1調整液のみを供給することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の表面処理液の制御方法。
  3. (3)該表面処理液の電気伝導度が該第1設定値以上で
    、且つ該表面処理液の比重が該第2設定値に比較して高
    い時には該第211整のみを供給することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の表面処理液の制
    御方法。
JP8972184A 1984-05-02 1984-05-02 表面処理液の制御方法 Pending JPS60235000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8972184A JPS60235000A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 表面処理液の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8972184A JPS60235000A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 表面処理液の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60235000A true JPS60235000A (ja) 1985-11-21

Family

ID=13978627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8972184A Pending JPS60235000A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 表面処理液の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60235000A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070098134A (ko) * 2006-03-31 2007-10-05 신도플라텍 주식회사 도금액 자동공급장치
JP2013019009A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Shinryo Corp 陽極酸化用電解液の管理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740238A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Secoh Giken Inc Remote control device for camera
JPS5973237A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 Mitsubishi Electric Corp 二成分系水溶加工液の各成分組成検出方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740238A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Secoh Giken Inc Remote control device for camera
JPS5973237A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 Mitsubishi Electric Corp 二成分系水溶加工液の各成分組成検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070098134A (ko) * 2006-03-31 2007-10-05 신도플라텍 주식회사 도금액 자동공급장치
JP2013019009A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Shinryo Corp 陽極酸化用電解液の管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Thouin et al. Electrodeposition and characterization of CulnSe2 thin films
De Cheveigne et al. Cellular instabilities in directional solidification
GB1591546A (en) Nickel-iron electroplating apparatus
JP2759322B2 (ja) 無電解めっき浴の制御方法
Shoesmith Kinetics of aqueous corrosion
US4692346A (en) Method and apparatus for controlling the surface chemistry on objects plated in an electroless plating bath
US5175502A (en) Method and apparatus for determining acid concentration
US3951602A (en) Spectrophotometric formaldehyde-copper monitor
JPS60235000A (ja) 表面処理液の制御方法
US5294554A (en) Analysis of tin, lead or tin-lead alloy plating solution
US3214301A (en) Automatic ph control of chemical treating baths
US5226317A (en) Method for measuring concentration of nonvolatile contents of electrodeposition paint
US3486847A (en) Process for automatically regulating the reduction of the iron and titanium values in a digestion liquor
Gibbs et al. On the Potentiostatic Oxidation of Iron in Neutral Sulfate Solution: I.“Oxide‐Free” Specimens
US3433670A (en) Pickling bath control apparatus and method
CN112597627A (zh) 一种预测弹簧钢加热过程氧化层厚度的计算方法
Renkó et al. Correlation between the developed layer's color and crystallographic orientation of pure copper during long-term color etching with Beraha˗ I
JP3610858B2 (ja) 酸濃度計および酸濃度測定法
SU1357469A1 (ru) Устройство стабилизации скорости осаждени металла в гальванической ванне
US5217601A (en) Method for impartation of blue color to aluminum or aluminum alloy
Lu et al. A novel approach to modeling and controlling dyeing processes
Yoshida et al. On‐line estimation of kLa by an analog computer
Gao et al. Effect of hydrogen on cathodic corrosion of titanium aluminide
JPS61170598A (ja) ニツケル−鉄めつき浴管理方法及び装置
JPS604223A (ja) 酸化膜厚のオンライン計測制御方式