JP5862202B2 - 浮遊粒子状物質測定装置及び浮遊粒子状物質測定方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る浮遊粒子状物質測定装置の構成図である。
図9は、本実施形態に係る浮遊粒子状物質測定装置の構成図である。
前記放電針の先端から間隔をおいて設けられ、前記大気に含まれる浮遊粒子状物質が流通する第1のメッシュ電極と、
前記第1のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記浮遊粒子状物質が流通する第2のメッシュ電極と、
前記第2のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記第2のメッシュ電極を流通した前記浮遊粒子状物質が付着するQCMセンサと、
前記放電針と前記第1のメッシュ電極との間、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極との間、及び前記第2のメッシュ電極と前記QCMセンサとの間の各々に電位差を与える電圧発生部と、
前記浮遊粒子状物質の付着に伴う前記QCMセンサの共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定する測定部と、
を有することを特徴とする浮遊粒子状物質測定装置。
前記放電針に第1の電圧を与え、前記第1のメッシュ電極に第2の電圧を与え、前記第2のメッシュ電極に第3の電圧を与え、前記QCMセンサに第4の電圧を与えると共に、
前記第1の電圧、前記第2の電圧、前記第3の電圧、及び前記第4の電圧の全てを同一にする第1のステップと、
前記第2の電圧を前記第1の電圧よりも高くし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも低くする第2のステップと、
前記第2の電圧を前記第1の電圧と同一にし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも高くする第3のステップとをこの順に行い、
前記測定部は、前記第3のステップにおける前記共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の前記粒径分布を測定することを特徴とする付記1に記載の浮遊粒子状物質測定装置。
前記筐体の内部に大気を取り込むファンとを更に有することを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の浮遊粒子状物質測定装置。
前記ファンの回転軸の延長線が、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極との間において前記軸と直交することを特徴とする付記5に記載の浮遊粒子状物質測定装置。
前記第1の電極が前記第2のメッシュ電極と対向して設けられ、前記第1の電極と前記第2のメッシュ電極との間に前記電位差が与えられることを特徴とする付記1乃至付記6のいずれかに記載の浮遊粒子状物質測定装置。
前記一部領域と、該一部領域から間隔をおいて設けられたQCMセンサとの間に電位差を付与することにより、帯電した前記浮遊粒子状物質を静電力により前記QCMセンサに引き付けるステップと、
前記電位差を付与してからの経過時間を前記浮遊粒子状物質の粒径に対応付けると共に、前記経過時間に伴う前記QCMセンサの共振周波数の変化をモニタすることにより、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定するステップと、
を有すること浮遊粒子状物質測定方法。
帯電した前記浮遊粒子状物質を静電力により前記QCMセンサに引き付けるステップは、前記第2のメッシュ電極と前記QCMセンサとの間に前記電位差を付与することにより行われることを特徴とする付記7に記載の浮遊粒子状物質測定方法。
Claims (5)
- 大気中で放電を生じさせる放電針と、
前記放電針の先端から間隔をおいて設けられ、前記大気に含まれる浮遊粒子状物質が流通する第1のメッシュ電極と、
前記第1のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記浮遊粒子状物質が流通する第2のメッシュ電極と、
前記第2のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記第2のメッシュ電極を流通した前記浮遊粒子状物質が付着するQCM(Quartz Crystal Microbalance)センサと、
前記放電針に第1の電圧を与え、前記第1のメッシュ電極に第2の電圧を与え、前記第2のメッシュ電極に第3の電圧を与え、前記QCMセンサに第4の電圧を与えて、前記放電針と前記第1のメッシュ電極との間、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極との間、及び前記第2のメッシュ電極と前記QCMセンサとの間の各々に電位差を与える電圧発生部と、
前記浮遊粒子状物質の付着に伴う前記QCMセンサの共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定する測定部と、
を有し、
前記電圧発生部は、
前記第1の電圧、前記第2の電圧、前記第3の電圧、及び前記第4の電圧の全てを同一にする第1のステップと、
前記第2の電圧を前記第1の電圧よりも高くし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも低くする第2のステップと、
前記第2の電圧を前記第1の電圧と同一にし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも高くする第3のステップとをこの順に行い、
前記測定部は、前記第3のステップにおける前記共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の前記粒径分布を測定することを特徴とする浮遊粒子状物質測定装置。 - 前記測定部は、前記第3のステップを開始した時刻からの経過時間に基づいて、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定することを特徴とする請求項1に記載の浮遊粒子状物質測定装置。
- 前記放電針、前記第1のメッシュ電極、前記第2のメッシュ電極、及び前記QCMセンサを収容する筐体と、
前記筐体の内部に大気を取り込むファンとを更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮遊粒子状物質測定装置。 - 前記放電針、前記第1のメッシュ電極、前記第2のメッシュ電極、及び前記QCMセンサが同一の軸上に設けられ、
前記ファンの回転軸の延長線が、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極との間において前記軸と直交することを特徴とする請求項3に記載の浮遊粒子状物質測定装置。 - 大気中で放電を生じさせる放電針と、前記放電針の先端から間隔をおいて設けられ、前記大気に含まれる浮遊粒子状物質が流通する第1のメッシュ電極と、前記第1のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記浮遊粒子状物質が流通する第2のメッシュ電極と、前記第2のメッシュ電極と前記放電針との間隔よりも広い間隔をおいて前記放電針から離れて設けられ、前記第2のメッシュ電極を流通した前記浮遊粒子状物質が付着するQCM(Quartz Crystal Microbalance)センサと、前記放電針に第1の電圧を与え、前記第1のメッシュ電極に第2の電圧を与え、前記第2のメッシュ電極に第3の電圧を与え、前記QCMセンサに第4の電圧を与えて、前記放電針と前記第1のメッシュ電極との間、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極との間、及び前記第2のメッシュ電極と前記QCMセンサとの間の各々に電位差を与える電圧発生部と、前記浮遊粒子状物質の付着に伴う前記QCMセンサの共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定する測定部とを有する浮遊粒子状物質測定装置を用いた浮遊粒子状物質測定方法であって、
前記電圧発生部により、前記第1の電圧、前記第2の電圧、前記第3の電圧、及び前記第4の電圧の全てを同一にする第1のステップと、
前記第1のステップの後に、前記電圧発生部により、前記第2の電圧を前記第1の電圧よりも高くし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも低くすることにより、前記第1のメッシュ電極と前記第2のメッシュ電極とによって画定される大気中の一部領域において、該大気に含まれる浮遊粒子状物質を帯電させる第2のステップと、
前記第2のステップの後に、前記電圧発生部により、前記第2の電圧を前記第1の電圧と同一にし、前記第3の電圧を前記第2の電圧よりも高くし、かつ、前記第4の電圧を前記第3の電圧よりも高くして、前記一部領域と、該一部領域から間隔をおいて設けられた前記QCMセンサとの間に電位差を付与することにより、帯電した前記浮遊粒子状物質を静電力により前記QCMセンサに引き付ける第3のステップと、
前記測定部により、前記第3のステップで前記電位差を付与してからの経過時間を前記浮遊粒子状物質の粒径に対応付けると共に、前記経過時間に伴う前記QCMセンサの共振周波数の変化をモニタすることにより、前記第3のステップにおける前記共振周波数の変化に基づいて、前記浮遊粒子状物質の粒径分布を測定するステップと、
を有することを特徴とする浮遊粒子状物質測定方法。
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