JP5862095B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室外機に関するものである。
空気調和装置を構成する室外機として、上部に設けられた送風ファンによって内部の空気を上方へ吹き出すようにした上吹きタイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の室外機においては、通常、上方からの異物の侵入を防止するため、網目状のグリルが上面に設けられているが、雨や雪等の小さな降下物はグリルの網目を通して室外機内に浸入する。
一方、特許文献1記載の送風ファンは、モータの出力軸に接続されるハブと、ハブの外周面に放射状に設けられた複数枚の羽根とを備えている。また、ハブとして、上部が開口した有底円筒状に形成されるとともに、その底壁の中心にモータの出力軸を挿通するためのボスを備えたものが知られている。
特開2008−232536号公報
有底円筒状のハブを有する送風ファンを上吹きタイプの室外機に用いた場合、雨や雪等の水分がハブ内に浸入することがある。そして、寒冷地においては、ハブ内に浸入した水分が氷結し、送風ファンの重量バランスが崩れてしまうことがある。送風ファンの重量バランスが崩れると、送風ファンの回転に伴って振動が生じ、その振動が室外機全体に伝達されると、熱交換器等の内部機器に悪影響を与える恐れがある。
本発明は、送風ファンの有底筒形状に形成されたハブ内へ水分やその他の降下物が入り込むのを防止し、前記降下物に起因する装置バランスの崩れにより生じる振動を抑制することができる空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
本発明は、熱交換器(11)を収容した室外機本体(15)と、この室外機本体(15)の上部に設けられ、かつ前記熱交換器(11)により熱交換された空気を前記室外機本体(15)の上面から吹き出す送風ファン(12)と、を備えており、前記送風ファン(12)が、上部に開口を有する有底筒形状のハブ(19)と、このハブ(19)の外周壁に設けられた羽根(20)とを備えるとともに、前記ハブ(19)の上部開口を上方に向けた状態で前記室外機本体(15)に設けられている、空気調和装置の室外機であって、
前記送風ファン(12)は、前記ハブ(19)の上部開口を閉鎖する蓋(41)を備え、
前記ハブ(19)の外周壁(24)は、前記羽根(20)の重心Gにより近い下端部において底壁(23)によって補強されていることを特徴とする。
このような構成によって、ハブの内部に雨や雪等の水分やその他の降下物が入り込むのを防止することができる。これにより、ハブ内で水分が氷結することによって送風ファンの重量バランスが崩れ、送風ファンの回転に伴って室外機全体に振動が発生するのを抑制することができる。
前記蓋は、前記ハブの上部開口を覆う蓋本体と、この蓋本体を前記ハブに取り付ける取付具とを備えていることが好ましい。
前記ハブの外周壁の少なくとも上部に、周方向に間隔をあけて複数の厚肉部が設けられている場合、前記蓋本体は前記ハブの外周壁上に載置され、前記取付具は前記蓋本体を貫通して前記厚肉部の上部に螺合されるネジからなっていてもよい。
合成樹脂製の送風ファンを金型成形する場合、ハブの外周壁には、脱型の際にエジェクタピンを当接させるための厚肉部が形成される場合がある。このような厚肉部を利用してネジを螺合させることによって、ハブに対して容易に蓋を取り付けることができる。また、既に設置されている室外機の送風ファンに対しても蓋を取り付ける場合、ハブの外周壁に厚肉部が形成されていれば、その厚肉部を利用して容易に蓋を取り付けることができる。また、ネジを取り外すことによってハブから蓋を容易に取り外すことができる。
前記ハブに孔が形成されている場合、前記取付具は、少なくとも一部が前記蓋本体に一体的に形成され、前記孔の周縁に係止する係止部材からなっていてもよい。
ハブの外周壁や底壁には、内部に浸入した雨水等を排出するための水抜き孔のような孔が形成されている場合がある。このような孔の周縁に係止部材を係止させることによって送風ファンに対して容易に蓋を取り付けることができる。また、既に設置されている室外機の送風ファンに対して蓋を取り付ける場合、当該送風ファンのハブに孔が形成されていれば、その孔を利用して容易に蓋を取り付けることができる。
前記取付具は、前記ハブの底壁を貫通するモータの出力軸の上端に設けられていてもよい。
このような構成によって、モータの出力軸を利用して容易に蓋を取り付けることができる。
前記蓋本体は、透明又は半透明に形成されていてもよい。
このような構成によって、蓋を取り付けていてもハブの内部を確認することが可能となる。
前記蓋本体は、径方向の中央側が高く外周側が低い山形状に形成されていてもよい。
このような構成によって、蓋の上に降下物が堆積するのを防止することができる。
本発明によれば、有底筒形状に形成されたハブ内への降下物の浸入を防止し、この降下物に起因する装置バランスの崩れにより生じる室外機の振動を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る空気調和装置の室外機の正面説明図である。 図1に示される室外機の送風ファンのハブを示す正面図である。 図1に示される室外機の送風ファンのハブを示す平面図である。 図1に示される室外機の送風ファンのハブと蓋とを示す斜視図である。 図1に示される室外機の送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す斜視図である。 図6に示される送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る空気調和装置の室外機の正面説明図である。この室外機10は、上吹きタイプの室外機であり、熱交換器11を収容した室外機本体15と、この室外機本体15の上部に設けられた送風ファン12とを備えている。送風ファン12は、下から上へと流れる空気流を生成する。熱交換器11は、送風ファン12の作動によって室外機本体15の側面から室外機本体15の内部に流入する空気と冷媒との熱交換を行う。熱交換器11を通過した後の空気は、送風ファン12によって室外機本体15の上面から上方へ排出される。送風ファン12の周囲には空気の流通路を形成するベルマウス13が設けられ、このベルマウス13の上部には、上方からの異物の侵入を防止するための網目状のグリル14が設けられている。
熱交換器11の上部には、支持フレーム16が架設され、この支持フレーム16に送風ファン12を駆動するモータ17が取り付けられている。モータ17には、上下方向の軸心を有する出力軸18が上方に向けて突設され、この出力軸18に送風ファン12が取り付けられている。
送風ファン12は、ポリプロピレン等の合成樹脂によって形成されており、出力軸18に取り付けられるハブ19と、このハブ19の外周に放射状に設けられた複数枚の羽根20とを備えたプロペラファンとされている。ハブ19の中心には円筒形状のボス21が設けられ、このボス21にモータ17の出力軸18が挿通され、連結される。
図2は、図1に示される室外機の送風ファンのハブを示す正面図、図3は、図1に示される室外機の送風ファンのハブを示す平面図である。なお、これらの図及び後で説明する図4〜図11には、送風ファン12のハブ19のみを示し、羽根20の図示は省略している。
送風ファン12は、円板状の底壁23と、この底壁23の外周から立ち上がる円筒形状の外周壁24とを備え、上部が開口した有底円筒形状に形成されている。また、底壁23の中央部には円筒形状のボス21が立設され、このボス21の筒内に連通する挿通孔25が底壁23に形成されている。また、ハブ19の底壁23には、複数個の水抜き用の底孔26が形成されている。
ハブ19は、有底円筒状に形成されることによって、送風ファン12の回転に伴う遠心力に対する強度が高められている。すなわち、図1に示されるように、送風ファン12の羽根20には、その重心Gの高さにおいて最も大きな遠心力が生じ、外周壁24が径方向外側へ引っ張られる。しかし、外周壁24は、羽根20の重心Gにより近い下端部において底壁23によって補強されているので、当該遠心力によって径方向外側へ拡がるような変形が防止される。
図3に示されるように、外周壁24の内面には、円弧状に突出する突条部29が周方向に間隔をあけて複数形成されている。各突条部29は、外周壁24の高さ全体に亘って形成されており、突条部29が形成された位置において外周壁24の肉厚が増大されている。以下、突条部29の形成部位を厚肉部30という。
この厚肉部30は、送風ファン12を金型により成形したときに、送風ファン12を脱型するためのエジェクタピンの当接部位として利用される。
ボス21の外周面と外周壁24の内周面の厚肉部30との間には、複数のリブ32が放射状に形成されている。なお、図示例では、全てのリブ32がボス21と厚肉部30との間に亘って形成されているが、一部又は全てのリブ32が途中で途切れた形状(ボス21と厚肉部30とのいずれか一方のみに接続された形状)に形成されていてもよい。
図2に示されるように、外周壁24の下部における周方向に対向する2箇所には、水抜き用の横孔34が形成されている。この横孔34は、外周壁24の下縁から上方へ直線状に延びる互いに平行な2つの側縁35と、2つの側縁35の上端を繋ぐ円弧状の上縁36とを備えている。ハブ19の内部に浸入した雨や雪等の水分は、底壁23に形成された底孔26だけでなく外周壁24に形成された横孔34から外部へ排出することができる。
横孔34の上方には、外周壁24の上端面から上方へ突出する突起部38が形成されている。この突起部38は、荷積み用に使用されるものであり、複数の送風ファン12を上下に積み重ねたときに、下段に位置する送風ファン12の突起部38を上段に位置する送風ファン12の横孔34に嵌合させることによって、複数の送風ファン12を整列させた状態で積み重ねることができる。なお、図3に示されるように、この突起部38が形成された位置では、外周壁24がやや厚肉に形成されている。
上述のように、送風ファン12のハブ19は、上部が開口した有底円筒形状に形成されているので、室外機10の上面に設けられた網目状のグリル14(図1参照)を通り抜けた雨や雪等の水分がハブ19内に浸入することがある。そして、寒冷地では、ハブ19内に浸入した水分が氷結してしまう可能性が高い。ハブ19内で水分が氷結すると、送風ファン12の重量バランスが崩れ、回転に伴って振動が発生し易くなる。そして、送風ファン12の振動は、支持フレーム16を通じて室外機10全体に伝達され、室外機10に収容されている熱交換器11やその他の機器に悪影響を及ぼす可能性がある。このため、本実施の形態のハブ19には、雨や雪等の水分やその他の降下物が入り込まないように、その上部開口を塞ぐ蓋41が取り付けられている。
図4は、図1に示される室外機の送風ファンのハブと蓋とを示す斜視図、図5は、図1に示される室外機の送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。本実施の形態の蓋41は、ハブ19の上部開口を塞ぐ蓋本体42と、この蓋本体42をハブ19に取り付けるための取付具45とを有している。
蓋本体42は、送風ファン12と同種又は異種の合成樹脂材料によって形成され、ハブ19の外周壁24の外径とほぼ同じ直径を有する円板形状に形成されている。また、蓋本体42は、透明又は半透明に形成されている。蓋本体42の周方向に対向する2箇所には、外周壁24に形成された突起部38に嵌合させるための凹部43が形成されている。また、蓋本体42の外周部には、ハブ19の外周壁24のいずれか複数の厚肉部30に対応する位置に挿通孔44が形成されている。
取付具45は、挿通孔44に挿通されるネジによって構成されている。ネジ45は、セルフタッピングネジとされ、ハブ19の外周壁24に設けられた厚肉部30の上端面には下孔46が形成されている。そして、蓋本体42の凹部43を突起部38に嵌合させながら蓋本体42を外周壁24の上端面に載置し、挿通孔44に挿入したネジ45を下孔46にねじ込むことによって、蓋本体42がハブ19に取り付けられる。
このような構成によって、ハブ19の上部開口を蓋41によって塞ぐことができ、ハブ19の内部に降下物が浸入するのを防止することができる。また、ネジ45によって強固に蓋41を取り付けることができるので、送風ファン12の回転によって蓋41が脱落したり、経年劣化によってハブ19と蓋41との連結が弱まったりすることはほとんどない。したがって、長期に亘ってハブ19の上部開口を確実に閉鎖することができる。
また、ハブ19に予め形成されている厚肉部30を利用して蓋41を取り付けているので、蓋41を取り付けるために新たな厚肉部をハブ19に形成する必要がない。したがって、蓋41を取り付けることに伴う送風ファン12のコスト増を抑制することができる。そして、本実施の形態の蓋41は、厚肉部30が形成されているハブ19であれば、既に設置されている室外機10の送風ファン12に対しても取り付けることが可能となる。したがって、室外機10の設置時には蓋41が不要とされていたが後から蓋41が必要になった場合であっても、容易に蓋41を取り付けることができる。また、ハブ19に取り付けた蓋41は、ネジ45を取り外すことによって容易にハブ19から取り外すことができる。
さらに、蓋本体42には、ハブ19の突起部38の嵌合する凹部43が形成されているので、蓋本体42の周方向及び径方向への位置ズレを防止することができ、挿通孔44と下孔46とを正確に位置合わせすることができる。
また、蓋本体42は、透明又は半透明に形成されているので、ハブ19に蓋41を装着したままでもハブ19の内部を見ることができ、モータ17の出力軸18とボス21との連結状態や、ハブ19内における異物の有無等を確認することができる。
なお、本実施の形態において、厚肉部30には、下孔46に代えてネジ45が螺合されるナットがインサート成形によって埋設されていてもよい。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す斜視図、図7は、図6に示される送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。
本実施の形態の蓋41は、蓋本体42と取付具50とから構成されている。蓋本体42は、挿通孔44が形成されていない点を除いて第1の実施の形態の蓋本体42と同様の構成である。取付具50は、蓋本体42に一体成形されており、凹部43の形成箇所から下方に突出する係止部材により構成されている。この係止部材50の下端部には、径方向外側へ向けて突出する略三角形状のフック部(係止部)51が形成されている。このフック部51は、ハブ19の外周壁24に形成された横孔34の上縁36に係止可能である。
本実施の形態の蓋41によってハブ19の上部開口を塞ぐには、係止部材50をハブ19の内側に挿入しつつ、蓋本体42を外周壁24の上端面に載置する。このとき、係止部材50は、フック部51が外周壁24の内面に当接することによってハブ19の径方向内方へ弾性変形し、フック部51が横孔34に到達したときに径方向外方へ弾性復帰し、フック部51が横孔34の上縁36に係止する。これによって、ハブ19に蓋41を容易に取り付けることができる。
また、蓋本体42の凹部43をハブ19の突起部38に嵌合させることによって、蓋41の周方向及び径方向への位置ズレを防止することができる。また、係止部材50は外周壁24の内面に沿った状態で配置されるので、これによっても蓋41の径方向への位置ズレを防止することができる。
本実施の形態の蓋41は、横孔34が形成されているハブ19であれば、既に設置されている室外機10の送風ファン12に対しても取り付けることが可能となる。したがって、室外機10の設置時には蓋41が不要とされていたが後から蓋41が必要になった場合であっても、容易に蓋41を取り付けることができる。
また、上記第1の実施の形態では、蓋本体42と、これとは別体の複数本のネジ45が必要であり、ハブ19側に下孔46を形成する必要があったが、本実施の形態では、蓋本体42と係止部材50とが一体であるため、部品点数が少なくなり、蓋41の管理が容易となる。また、ハブ19側には何ら加工をする必要がないので、蓋41を設けることに伴うコスト増をより抑制することができる。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。本実施の形態の蓋41は、蓋本体42と取付具50とからなる。蓋本体42の構成は、第1の実施の形態と同様である。取付具50は、蓋本体42の下面から下方に突出する係止部材から構成されている。より具体的には、係止部材50は、下端部に雄ネジ54が形成された取付ボルト55と、この取付ボルト55の下端部に螺合される取付ナット56とからなる。そして、取付ボルト55は、ハブ19の底壁23に形成された底孔26に挿入され、取付ナット56は、底壁23から突出する取付ボルト55の雄ネジ54に螺合されることによって底孔26の周縁に係止される。
本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、ハブ19に形成された孔(底孔26)を利用して蓋41を取り付けることができる。そして、ハブ19に底孔26が形成されていれば、既に設置されている室外機10の送風ファン12に対しても簡単に蓋41を取り付けることができる。ただし、本実施の形態では、係止部材50が取付ボルト55と取付ナット56とからなり、これらは別体とされているので、部品点数及び取付作業性の点では、上記第2の実施の形態の方がより有利である。なお、取付ボルト55は、合成樹脂材によって蓋本体42と一体成形してもよいし、金属製のものを蓋本体42にインサート成型してもよい。また、係止部材50は、取付ボルト55及び取付ナット56に代えて、底孔26に挿通される取付軸部と、底孔26から取付軸部を抜け止めするために取付軸部に取り付けられる止め輪やスナップピン等の抜止具とから構成されていてもよい。
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。本実施の形態の蓋41は、蓋本体42と取付具59,60とからなる。取付具は、モータ17の出力軸18の先端から上方に突出する雄ネジ部59と、この雄ネジ部59に螺合されるナット60とから構成され、蓋本体42には、雄ネジ部59が挿通される取付孔61が形成されている。そして、蓋本体42をハブ19の外周壁24の上端面に載置するとともに、取付孔61に雄ネジ部59を挿通し、雄ネジ部59にナット60を螺合することによって蓋本体42をハブ19に取り付けることができる。
本実施の形態では、モータ17の出力軸18を利用することによって蓋41を容易に取り付けることができる。ただし、本実施の形態では、モータ17の出力軸18に雄ネジ部59の加工が必要になること、ナット60が必要になること等から、これらが不要となる第2の実施の形態の方が有利である。
なお、本実施の形態において、取付具は、雄ネジ部59及びナット60に代えて、出力軸18に形成されるとともに蓋本体42の取付孔61に挿通される取付軸部と、取付孔61から取付軸部を抜け止めするために取付軸部に取り付けられる止め輪やスナップピン等の抜止具とから構成されていてもよい。
図10は、本発明の第5の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。本実施の形態の蓋41は、第4の実施の形態と同様に、モータ17の出力軸18に形成された雄ネジ部59とこれに螺合するナット60とからなる取付具を有しているが、蓋本体42の中央部には、下方に凹んだ凹陥部63が形成され、この凹陥部63の底面に取付孔61が形成されている。
そして、蓋本体42をハブ19の外周壁24の上端面に載置するとともに、取付孔61に雄ネジ部59を挿通し、雄ネジ部59にナット60を螺合することにより、蓋本体42をハブ19に取り付けることができる。また、本実施の形態では、蓋本体42の凹陥部63を形成することによって、第4の実施の形態のモータ17(図9参照)よりも出力軸18の長さを短くすることができ、その分、モータ17の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
図11は、本発明の第6の実施の形態に係る空気調和装置の室外機における送風ファンのハブと蓋とを示す断面図である。本実施の形態の蓋41は、蓋本体42の形状を除き第2の実施の形態の蓋41と同様である。そして、本実施の形態の蓋本体42は、径方向の中央側が高く、外側が低い山形状に形成されている。そのため、蓋本体42に雪等が降下したとしても、傾斜に沿って下方へ落とすことができ、蓋本体42上に降下物が堆積するのを防止することができる。
なお、本実施の形態における蓋本体42の形状は、第1、第3、及び第4の実施の形態における蓋本体42にも適用することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変形することが可能である。例えば、送風ファン12のハブ19の外周壁24は、円筒形状に限らず角筒形状であってもよい。
10 室外機
11 熱交換器
12 送風ファン
15 室外機本体
17 モータ
18 出力軸
19 ハブ
20 羽根
23 底壁
24 外周壁
26 底孔
30 厚肉部
34 横孔
41 蓋
42 蓋本体
45 ネジ(取付具)
50 係止部材(取付具)
59 雄ネジ部(取付具)
60 ナット(取付具)

Claims (7)

  1. 熱交換器(11)を収容した室外機本体(15)と、この室外機本体(15)の上部に設けられ、かつ前記熱交換器(11)により熱交換された空気を前記室外機本体(15)の上面から吹き出す送風ファン(12)と、を備えており、前記送風ファン(12)が、上部に開口を有する有底筒形状のハブ(19)と、このハブ(19)の外周壁に設けられた羽根(20)とを備えるとともに、前記ハブ(19)の上部開口を上方に向けた状態で前記室外機本体(15)に設けられている、空気調和装置の室外機であって、
    前記送風ファン(12)は、前記ハブ(19)の上部開口を閉鎖する蓋(41)を備え、
    前記ハブ(19)の外周壁(24)は、前記羽根(20)の重心Gにより近い下端部において底壁(23)によって補強されている空気調和装置の室外機。
  2. 前記蓋(41)は、前記ハブ(19)の上部開口を覆う蓋本体(42)と、この蓋本体(42)を前記ハブ(19)に取り付ける取付具(45,50,59,60)とを備えている、請求項1に記載の空気調和装置の室外機。
  3. 前記ハブ(19)の外周壁(24)の少なくとも上部に、周方向に間隔をあけて複数の厚肉部(30)が設けられており、
    前記蓋本体(42)が、前記ハブ(19)の外周壁(24)上に載置され、
    前記取付具(45)が、前記蓋本体(42)を貫通して前記厚肉部(30)の上部に螺合されるネジからなる、請求項2に記載の空気調和装置の室外機。
  4. 前記ハブ(19)の壁部(23,24)に孔(26,34)が形成されており、
    前記取付具(50)は、少なくとも一部が前記蓋本体(42)に一体的に形成され、前記孔(26,34)の周縁に係止する係止部材からなる、請求項2に記載の空気調和装置の室外機。
  5. 前記取付具(59,60)が、前記ハブ(19)の底壁(23)を貫通するモータ(17)の出力軸(18)の上端に設けられている、請求項2に記載の空気調和装置の室外機。
  6. 前記蓋本体(42)が、透明又は半透明に形成されている、請求項2〜5のいずれかに記載の空気調和装置の室外機。
  7. 前記蓋本体(42)は、径方向の中央側が高く外周側が低い山形状に形成されている、請求項2〜6のいずれかに記載の空気調和装置の室外機。
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