JP5861518B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のCPU(Central Processing Unit)と複数の記憶デバイスとを含む
情報処理システムに関する。
複数のCPUを備えたシステムとして、図1に示した構成を有する情報処理システムが知られている。この情報処理システムは、各CPU60X(X=A〜C)に、任意の1つ以上のHDD(Hard Disk Drive)70(70A〜70C)を使用させることが出来るシ
ステムである。
具体的には、この情報処理システム内のエクスパンダ(EXPANDER)65は、複数のポートを備え、それらのポート間の接続関係を外部から指定できるスイッチとなっている。そして、接続管理サーバ75は、例えば、CPU60AにHDD70Aを使用させる場合には、図2Aに示したように、エクスパンダ65のCPU60Aが接続されているポートとHDD70Aが接続されているポートとに或るゾーンID("ZONE1"中の“1”)を割り
当てることによりCPU60A・HDD70A間を接続する。接続管理サーバ75は、CPU60AにHDD70Bも使用させる場合には、図2Bに示したように、エクスパンダ65のHDD70Cが接続されているポートに同じゾーンID割り当てることにより、CPU60A・HDD70B間を接続する。
また、接続管理サーバ75は、CPU60BにHDD70Cを使用させる場合には、図2Cに示したように、エクスパンダ65のCPU60Bが接続されているポートとHDD70Cが接続されているポートとに他のゾーンIDを割り当てることにより、CPU60B・HDD70C間を接続する。
特開平6−282519号公報 特開2008−112303号公報
上記したように、従来の情報処理システム(図1、図2A〜図2C)は、接続管理サーバ75が、CPU60・HDD70間の接続関係を制御するものとなっている。そして、接続管理サーバ75によるCPU60・HDD70間の接続関係の制御は、通常は、問題なく行えるのであるが、接続管理サーバ75内のプログラムのバグにより、意図したものとは異なる組み合わせのデバイスが接続されてしまう場合がある。また、接続管理サーバ75に対する設定の誤りにより、意図したものとは異なる組み合わせのデバイスが接続されてしまう場合もある。
そして、上記構成の情報処理システムにおいて、或るCPU60と接続されているHDD70を把握できるのは、当該CPU60だけである。すなわち、接続管理サーバ75は、エクスパンダ65に対する制御を行った結果として、実際に接続されたのがどのCPU60とどのHDD70の組み合わせであるかを知る術を持たない。そのため、従来の情報処理システムでは、各CPU60のユーザ側から通知されるまで、間違った接続を行ってしまったことををシステムの管理者側が気づかない。
そして、上記のような問題が生じるのを防ぐために、或るCPU60と或るHDD70との接続直後に、当該CPU60を利用して正しいHDD70が接続されたか否かを確認することも考えられる。ただし、ユーザに使用させているCPU60を、システムの管理者側が利用できるということは、ユーザがHDD70内に保存している情報をシステムの管理者側が読めるということである。従って、上記のような問題が生じるの防止するために、システム内のCPUを利用することは好ましくない。
1つの側面では、本発明は、誤接続がなされるのを防止できる情報処理システムを提供することにある。
開示の技術の一観点によれば、
第1乃至第N(N≧2)のCPUと、
それぞれ、第1乃至第NのCPUに対応づけられた第1乃至第NのダミーCPUと、
第1乃至第M(M≧2)の記憶デバイスと、
それぞれ、第1乃至第Mの記憶デバイスに対応づけられた第1乃至第Mのダミー記憶デバイスと、
少なくともN+M個のポートを有するメインスイッチと、
それぞれ、第1乃至第NのCPUに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第NのCPU用スイッチと、
それぞれ、第1乃至第Mの記憶デバイスに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第Mの記憶デバイス用スイッチと、
を備え、
各CPU用スイッチのポート群が、自CPU用スイッチに対応づけられているCPUと、当該CPUに対応づけられているダミーCPUと、メインスイッチの1ポートとに接続されており、
各記憶デバイス用スイッチのポート群が、自記憶デバイス用スイッチに対応づけられている記憶デバイスと、当該記憶デバイスに対応づけられているダミー記憶デバイスと、メインスイッチの1ポートとに接続されており、
第1乃至第Mのダミー記憶デバイスのそれぞれが、識別情報要求を受信した場合に当該識別情報要求の送信元に自身の識別情報を返送するデバイスであり、
第1乃至第NのダミーCPUのそれぞれが、或るダミー記憶デバイスからの識別情報の取得指示を受信した場合、識別情報要求の送信により当該ダミー記憶デバイスの識別情報の取得を試み、識別情報を取得できた場合には、当該識別情報を応答情報として取得指示の送信元装置に返送するデバイスである
情報処理システムが提供される。
開示の技術の他の観点によれば、
第1乃至第N(N≧2)のCPUと、
それぞれ、第1乃至第NのCPUに対応づけられた第1乃至第NのダミーCPUと、
第1乃至第M(M≧2)の記憶デバイスと、
少なくともN+M個のポートを有するメインスイッチと、
それぞれ、第1乃至第NのCPUに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第NのCPU用スイッチと、
を備え、
各CPU用スイッチのポート群が、自CPU用スイッチに対応づけられているCPUと、当該CPUに対応づけられているダミーCPUと、前記メインスイッチの1ポートとに接続されており、
第1乃至第Mの記憶デバイスが、メインスイッチの、CPU用スイッチが接続されていない互いに異なるポートに接続されており、
第1乃至第NのダミーCPUのそれぞれが、或る記憶デバイスからの識別情報の取得指示を受信した場合、当該記憶デバイスの識別情報の取得を試み、識別情報を取得できた場合には、当該識別情報を応答情報として取得指示の送信元装置に返送するデバイスである
情報処理システムが提供される。
誤接続がなされるのを防止できる情報処理システムを提供できる。
図1は、従来の情報処理システムの構成図である。 図2Aは、従来の情報処理システムの接続管理サーバによる制御内容の説明図(その1)である。 図2Bは、従来の情報処理システムの接続管理サーバによる制御内容の説明図(その2)である。 図2Cは、従来の情報処理システムの接続管理サーバによる制御内容の説明図(その3)である。 図3は、第1実施形態に係る情報処理システムの構成図である。 図4は、第1実施形態に係る情報処理システムが備えるデバイステーブルの説明図である。 図5は、第1実施形態に係る情報処理システムが備えるユーザテーブルの説明図である。 図6は、第1実施形態に係る情報処理システムの接続管理サーバが実行する新規ユーザ用確認接続処理の流れ図である。 図7は、第1実施形態に係る情報処理システムの接続管理サーバが実行する既存ユーザ用確認接続処理の流れ図である。 図8は、新規ユーザ用確認接続処理によるユーザテーブルの更新結果例の説明図である。 図9は、新規ユーザ用確認接続処理中の情報処理システム1の状態例の説明図である。 図10は、新規ユーザ用確認接続処理中のデバイステーブルの内容例の説明図である。 図11は、新規ユーザ用確認接続処理中の情報処理システム1の状態例の説明図である。 図12は、新規ユーザ用確認接続処理完了時の情報処理システム1の状態例の説明図である。 図13は、新規ユーザ用確認接続処理完了時のデバイステーブルの内容例の説明図である。 図14は、既存ユーザ用確認接続処理中の情報処理システム1の状態例の説明図である。 図15は、既存ユーザ用確認接続処理中のデバイステーブルの内容例の説明図である。 図16は、既存ユーザ用確認接続処理完了時の情報処理システム1の状態例の説明図である。 図17は、既存ユーザ用確認接続処理完了時のデバイステーブルの内容例の説明図である。 図18は、第2実施形態に係る情報処理システムの構成図である。 図19は、第2実施形態に係る情報処理システムが備えるデバイステーブルの説明図である。 図20は、第2実施形態に係る情報処理システムの接続管理サーバが実行する新規ユーザ用確認接続処理の流れ図である。 図21は、第2実施形態に係る情報処理システムの接続管理サーバが実行する既存ユーザ用確認接続処理の流れ図である。 図22は、第2実施形態に係る情報処理システム内のエクスパンダの代わりに使用出来るエクスパンダの説明図である。
以下、本発明の幾つかの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下で説明する各実施形態の構成は、本発明の例示に過ぎず、本発明は、各実施形態の構成に限定されないものである。
《第1実施形態》
まず、図3を用いて、第1実施形態に係る情報処理システム1の概要(主として、ハードウェア構成)を、説明する。
図3に示してあるように、本実施形態に係る情報処理システム1は、N(図3では、N=3)個のCPU20(20A〜20C)、及び、N個のダミーCPU22(22A〜22C)を備える。また、情報処理システム1は、M(図3では、M=3)個のHDD30(30A〜30C)、M個のダミーHDD32(32A〜32C)、エクスパンダ(EXPANDER)10、N+M個のエクスパンダ12(12A〜12F)及び接続管理サーバ40も備える。尚、本情報処理システム1は、各CPU20を幾つかのHDD30と共にネットワーク経由で特定のユーザ(個人、企業等)に使用させることを想定して開発したシステムである。従って、情報処理システム1は、システム内の各CPU20をネットワークに接続するためのインタフェース回路等(図示略)も備えている。
エクスパンダ10は、N+M個のSAS(Serial Attached SCSI(Small Computer System Interface))ポート(以下、単にポートと表記する)を備えたエクスパンダ(スイッ
チ)である。このエクスパンダ10は、同じゾーンIDが割り当てられているポート間を接続する機能を有している。各エクスパンダ12も、エクスパンダ10と同様に、同じゾーンIDが割り当てられているポート間を接続するエクスパンダである。各エクスパンダ12は、3個のSASポートを備えている。
各エクスパンダ10、12は、ゾーンIDの設定指示等を受け付けるための通信インタフェース(図示略)を備えている。そして、各エクスパンダ10、12は、当該通信インタフェースを介して接続管理サーバ40と接続されている。
エクスパンダ10の各ポートは、互いに異なるエクスパンダ12の1ポートと接続されている。エクスパンダ12X(X=A〜C)の残りの2ポート(エクスパンダ10が接続されていない2ポート)には、それぞれ、CPU20X及びダミーCPU22Xが接続されている。また、エクスパンダ12Dの残りの2ポートには、それぞれ、HDD30A及びダミーHDD32Aが接続されており、エクスパンダ12Eの残りの2ポートには、それぞれ、HDD30B及びダミーHDD32Bが接続されている。そして、エクスパンダ12Fの残りの2ポートには、それぞれ、HDD30C及びダミーHDD32Cが接続されている。尚、図3に於いて、各エクスパンダ10、12の各ポートの近傍に示してある数値は、各ポートのポートIDである。
情報処理システム1内の各ダミーHDD32は、所定のID要求を受信したときに、自身のデバイスIDを当該ID要求の送信元デバイスに送信する機能を有するデバイスである。情報処理システム1を構成(製造)する際、各ダミーHDD32としては、通常、上記機能のみを有するデバイス(つまり、上記機能しか有さないが故に安価に製造できるデバイス)が使用される。
各ダミーCPU22は、接続管理サーバ40と通信を行うための通信インタフェースを備えた、ID読出機能を有するSASデバイスである。ここで、ID読出機能とは、或るダミーHDD32からのIDの読出要求を接続管理サーバ40から受信したときに、上記したID要求を送信することにより当該ダミーHDD32からデバイスIDを取得して接続管理サーバ40に返送する機能のことである。尚、各ダミーCPU22が有するID読出機能は、IDの読み出しに失敗した場合(ID要求への応答が所定時間内に得られなかった場合)、その旨を示す情報(以下、ID取得失敗通知と表記する)を接続管理サーバ40に返送する機能となっている。また、情報処理システム1を構成(製造)する際には、上記したダミーHDD32と同様に、このダミーCPU22としても、通常、ID読出機能のみを有するデバイスが使用される。
接続管理サーバ40は、基本的には、情報処理システム1内のCPU20とHDD30との間の接続関係が所望のものとなるようにエクスパンダ10及び12を制御する装置である。この接続管理サーバ40は、2デバイスを実際に接続する前に、当該2デバイスが正しいものであることをダミーCPU22等の制御により確認する機能(詳細は後述)を有している。
以上のことを前提に、以下、情報処理システム1の構成及び動作をさらに具体的に説明する。
情報処理システム1が備える接続管理サーバ40は、ディスプレイ、キーボード等を備えたコンピュータのHDD(Hard Disk Drive)に、OS(Operating System)、確認接
続プログラム、構成データ等を記憶した装置である。
接続管理サーバ40のHDDに記憶されている構成データは、情報処理システム1内のデバイス(CPU20、HDD30、エクスパンダ12等)の数及び種類やデバイス間の接続関係を示すデータ(詳細は後述)である。
確認接続プログラムは、自身がインストールされたコンピュータを、接続管理サーバ40として動作させるプログラムである。この確認接続プログラムを実行した接続管理サーバ40のCPU(Central Processing Unit)は、以下のように動作する。
確認接続プログラムの実行を開始したCPUは、まず、HDDから構成データを読み出して、読み出した構成データに応じた内容のデバイステーブル41をメインメモリ(以下、単にメモリと表記する)上に用意する。
図4に、確認接続プログラムの実行開始直後にCPUがメモリ上に用意するデバイステーブル41の一例を示す。
図4に示してあるように、デバイステーブル41は、デバイスID(DEVICE ID)フィ
ールド、エクスパンダID(EXP ID)フィールド、ポートID(PORT ID)フィールド、
及び、ゾーン情報(ZONE)フィールドを有する。
エクスパンダIDフィールドは、情報処理システム1内のエクスパンダ10又は12のデバイスIDがエクスパンダIDとして設定されるフィールドである。ポートIDフィールドは、対応する(同じレコードに設定されている)エクスパンダIDにて識別されるエクスパンダが備える1ポートのポートIDが設定されるフィールドである。デバイスIDフィールドは、対応するエクスパンダID及びポートIDにて識別されるエクスパンダのポートに接続されているデバイス(CPU20、ダミーCPU22等)のデバイスIDが設定されるフィールドである。尚、この図4を含む、デバイステーブル41に関する各図
に於いて、“EXP−M”とは、エクスパンダ10のデバイスIDのことであり、“EXP−Y”(Y=A〜F)とは、エクスパンダ12YのデバイスIDのことである。“CPU−X”(X=A〜C)とは、CPU20XのデバイスIDのことであり、“HDD−X”とは、HDD30XのデバイスIDのことである。同様に、“DUMMY CPU−X”(X=A〜C)とは、ダミーCPU22XのデバイスIDのことであり、“DUMMY
HDD−X”とは、ダミーHDD32XのデバイスIDのことである。
ゾーン情報フィールドは、対応するエクスパンダID及びポートIDにて識別されるエクスパンダのポートにゾーンIDが割り当てられていない場合には、“NULL”が設定され、当該ポートにゾーンIDが割り当てられている場合には、そのゾーンIDが設定されるフィールドである。
HDD上の構成データは、このデバイステーブル41の、ゾーン情報フィールド以外の部分の内容を示すデータとなっている。より具体的には、構成データは、情報処理システム1内のポート毎に、そのポートのポートIDと、そのポートを備えたエクスパンダ10又は12のエクスパンダIDと、そのポートに接続されているデバイスのデバイスIDとからなる情報セットを含むデータとなっている。
確認接続プログラムの実行を開始したCPUは、そのような構成データ中の各情報セットを、ゾーン情報“NULL”と共にメモリ上に記憶することにより、デバイステーブル41を用意する。
また、CPUは、メモリ上に、ユーザテーブル42も用意する。
図5に、CPUがメモリ上に用意するユーザテーブル42の内容を示す。この図5に示してあるように、ユーザテーブル42は、ユーザIDフィールドとゾーンID(ZONE)フィールドとを有している。
ユーザIDフィールドは、幾つかのデバイス(CPU20、HDD30)を使用させているユーザのユーザIDが設定されるフィールドである。ゾーンIDフィールドは、対応する(同レコードに設定されている)ユーザIDを有するユーザに割り当てられているゾーンIDが設定されるフィールドである。図5に模式的に示してあるように、確認接続プログラムの実行開始直後にCPUがメモリ上に用意するユーザテーブル42は、有意な情報が何ら設定されていないテーブル(空のテーブル)となっている。
図4、図5に示したような内容のデバイステーブル41及びユーザテーブル42の用意が完了すると、CPUは、オペレータによる接続指示の入力を監視(待機)している状態となる。
CPUが入力を監視する接続指示には、新規ユーザに関する接続指示と既存ユーザに関する接続指示とがある。
ここで、新規ユーザとは、それまでいずれのCPU20、HDD30も使用させていなかったユーザのことである。また、新規ユーザに関する接続指示とは、或る新規ユーザに或るCPU20と或るHDD30とを使用させることになった場合にオペレータが入力する指示のことである。この接続指示の入力時、オペレータは、新規ユーザのユーザIDと、接続すべき2デバイス(新規ユーザに使用させるCPU20及びHDD30)のデバイスIDとを指定する。
また、既存ユーザとは、いずれかのCPU20とHDD30とを既に使用させているユ
ーザのことである。そして、既存ユーザに関する接続指示とは、或る既存ユーザに使用させるHDD30を増やすことになった場合にオペレータが入力する指示のことである。この接続指示の入力時、オペレータは、既存ユーザのユーザIDと、当該既存ユーザに新たに使用させるHDD30のデバイスIDとを、指定する。
尚、接続指示時における新規ユーザのユーザIDの指定は、通常、新規ユーザ用のものとして用意されたユーザIDをキーボード入力することにより行われる。また、接続指示時における他の各情報(既存ユーザのユーザID、デバイスのデバイスID)の指定は、通常、ディスプレイ上に表示されるユーザ/デバイスリストからのユーザ/デバイスを選択することにより行われる。
CPUは、新規ユーザに関する接続指示が入力された場合、図6に示した手順の新規ユーザ用確認接続処理を開始する。また、CPUは、既存ユーザに関する接続指示が入力された場合には、図7に示した手順の既存ユーザ用確認接続処理を開始する。
まず、新規ユーザ用確認接続処理(図6)の内容を説明する。尚、以下の、新規ユーザ用確認接続処理に関する説明に於いて、接続対象デバイス(デバイス=CPU、HDD)とは、或る新規ユーザに使用させることをオペレータが指定したデバイスのことである。また、注目ユーザとは、接続対象デバイスを使用させることにした新規ユーザのことである。そして、対応ダミーデバイス(対応ダミーCPU、対応ダミーHDD)とは、接続対象デバイスと同じエクスパンダ12に接続されているダミーデバイス(ダミーCPU22、ダミーHDD32)のことである。
図6に示してあるように、この新規ユーザ用確認接続処理を開始したCPUは、まず、注目ユーザ用のユニークなゾーンIDを決定し、決定したゾーンIDと注目ユーザのユーザIDとを設定したレコードをユーザテーブル42に追加する(ステップS11)。ここで、ユニークなゾーンIDとは、ユーザテーブル42に既に記憶されているいずれのゾーンIDとも異なるゾーンIDのことである。
次いで、CPUは、デバイステーブル41を参照することにより、対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上に位置する各ポートを特定する(ステップS12)。尚、本実施形態にて“或るポートを特定する”とは、“或るポートを示す情報(本実施形態では、或るポートのポートIDと当該ポートを備えたエクスパンダのエクスパンダIDとの組み合わせ)をデバイステーブル41から収集する”ということである。
その後、CPUは、特定した各ポートに、ステップS11の処理で決定したゾーンID(以下、ユーザ用ゾーンIDと表記する)を割り当てる(ステップS13)。すなわち、CPUは、対応ダミーCPUと接続されているエクスパンダ12、対応ダミーHDDと接続されているエクスパンダ12、及び、エクスパンダ10の設定を変更する処理を、このステップS13にて行う。
続くステップS14にて、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを割り当てた各ポートに関する、デバイステーブル上のゾーン情報を、ユーザ用ゾーンIDに変更する。
ステップS14の処理を終えたCPUは、対応ダミーCPUに対して、対応ダミーHDDからデバイスIDを取得して返送することを指示する(ステップS15)。
具体的には、このステップS15にて、CPUは、まず、対応ダミーHDDからのIDの読出要求を対応ダミーCPUに対して送信する。
既に説明したように、各ダミーHDD32は、『所定のID要求を受信したときに、自身のデバイスIDを当該ID要求の送信元デバイスに送信する機能』を有している。また、各ダミーCPU22は、『或るダミーHDD32からのIDの読出要求を接続管理サーバ40から受信したときに、ID要求を送信することにより当該ダミーHDD32からデバイスIDを取得して接続管理サーバ40に返送するID読出機能』を有している。そして、各ダミーCPU22が有するID読出機能は、デバイスIDの読み出しに失敗した場合、その旨を示すID取得失敗通知を接続管理サーバ40に返送する機能となっている。
従って、CPUが、対応ダミーHDDからのIDの読出要求を或るダミーCPU22に送信すると、当該要求に対する応答情報(或るダミーHDD32のデバイスIDかID取得失敗通知)が当該ダミーCPU22から送信されてくる。
上記読出要求の送信を終えたCPUは、この応答情報の受信を待機する。そして、CPUは、応答情報を受信したときに、ステップS15の処理を終了する。
ステップS15の処理を終えたCPUは、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDであるか否かを判断する(ステップS16)。受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDではなかった場合(ステップS16;NO)、CPUは、この新規ユーザ用確認接続処理を中止する。そして、CPUは、接続管理サーバ40のディスプレイ上に何らかのエラーがある旨のメッセージを表示する処理であるエラーメッセージ表示処理を行う。
一方、応答情報が対応ダミーHDDのデバイスIDであった場合(ステップS16;YES)、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを、各接続対象デバイスが接続されているエクスパンダ12のポートに割り当てる(ステップS17)。
次いで、CPUは、各対応ダミーデバイスポート(各対応ダミーデバイスが接続されているエクスパンダ12のポート)に対するユーザ用ゾーンの割当を解除する(ステップS18)。
そして、CPUは、ステップS17、S18の処理で設定を変えた各ポートに関するデバイステーブル41上のゾーン情報を更新する(ステップS19)。すなわち、このステップS19にて、CPUは、接続対象CPUが接続されているポート及び接続対象HDDが接続されているポートのそれぞれに関するゾーン情報を、ユーザ用ゾーンIDに書き換える。さらに、ステップS19にて、CPUは、対応ダミーCPUが接続されているポート及び対応ダミーHDDが接続されているポートのそれぞれに関するゾーン情報を、“NULL”に書き換える。
ステップS19の処理を終えたCPUは、この新規ユーザ用確認接続処理を終了して、オペレータから接続指示が入力されるのを監視(待機)している状態に戻る。
ここで、ユーザテーブル42が図5に示した内容のものとなっている状況下、CPU20AとHDD30Bとを新規ユーザに使用させることになった場合を例に、新規ユーザ用接続確認処理の内容をさらに具体的に説明しておくことにする。
この場合、ステップS11では、空であったユーザテーブル42(図5)が、図8に示したような内容のテーブル(つまり、1個のレコードを保持したテーブル)に変更される。
次いで、CPUは、ステップS12の処理を開始する。この処理時、CPUは、まず、
デバイステーブル41上の情報に基づき、対応ダミーCPU(接続対象CPUであるCPU20Aと同じエクスパンダ12に接続されているダミーCPU22)が、ダミーCPU22Aであることを把握する。すなわち、CPUは、デバイステーブル41(図4)の1個目(2行目)のレコードから、CPU20A(デバイスID=CPU−A)が接続されているエクスパンダがエクスパンダ12A(エクスパンダID=EXP−A)であることを把握する。その後、CPUは、デバイステーブル41の2個目のレコードから、そのエクスパンダ12Aに接続されているダミーCPU(つまり、対応ダミーCPU)が、ダミーCPU22A(デバイスID=DUMMY CPU−A)であることを把握する。
また、CPUは、デバイステーブル41上の情報に基づき、対応ダミーHDD(接続対象HDDであるHDD30Bと同じエクスパンダ12に接続されているダミーHDD32)が、ダミーHDD32Bであることも把握する。
対応ダミーCPUがダミーCPU22Aであり、対応ダミーHDDがダミーHDD32Bであることを把握したCPUは、デバイステーブル41上の情報に基づき、それらの間の通信経路上に位置する各ポートを特定する。CPUは、対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上に位置するポートを、対応ダミーCPU側のポートと対応ダミーHDD側のポートとに分けて特定する。
すなわち、CPUは、対応ダミーCPU(ダミーCPU22A)側のポートとして、以下のポートを特定する。尚、以下の説明において、ポートnとは、ポートIDがnとなっているポートのことである。
・ダミーCPU22Aが接続されているエクスパンダ12Aのポート1
・エクスパンダ10(デバイス/エクスパンダID=EXP−M)が接続されているエクスパンダ12Aのポート2、
・エクスパンダ12Aが接続されているエクスパンダ10のポート0
また、CPUは、対応ダミーHDD(ダミーHDD32B)側のポートとして、以下のポートを特定する。
・ダミーHDD32Bが接続されているエクスパンダ12E(エクスパンダID=EXP−E)のポート1
・エクスパンダ10が接続されているエクスパンダ12Eのポート2
・エクスパンダ12Eが接続されているエクスパンダ10のポート4
以上のような手順で対応ダミーデバイス間の通信経路上に位置する各ポートを特定(ステップS12)したCPUは、特定した各ポートに、ユーザ用ゾーンIDを割り当てる(ステップS13)。また、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを割り当てた各ポートに関するデバイステーブル41上のゾーン情報をユーザ用ゾーンIDに変更する(ステップS14)。
既に説明したように、各エクスパンダ10、12は、同じゾーンIDが割り当てられているポート間を接続するデバイス(スイッチ)である。従って、ここで説明している場合、ステップS13までの処理が完了すると、図9に模式的に示してあるような状態、つまり、ダミーCPU22A・ダミーHDD32B間の通信が可能な状態、が形成されることになる。また、続くステップS14の処理により、デバイステーブル41の内容が、図10に示したものに更新されることになる。
その後、CPUは、対応ダミーHDDからのIDの読出要求を対応ダミーCPUに対して送信し、当該読出要求に対する応答情報の受信を待機する(ステップS15)。そして、CPUは、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDであった場合(ステ
ップS16;YES)には、ユーザ用ゾーンIDを、各接続対象デバイスが接続されているエクスパンダ12のポートに割り当てる(ステップS17)。
対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上に存在する各ポートには、ステップS13の処理により、既にユーザ用ゾーンIDが割り当てられている。そして、接続対象デバイスは、対応ダミーデバイスが接続されているエクスパンダ12に接続されている。従って、ステップS17までの処理が完了すると、図11に模式的に示したような状態、すなわち、接続対象CPUであるCPU20Aと接続対象HDDであるHDD30Bとの間の通信が可能な状態、が形成されることになる。
ただし、ステップS17までの処理により形成される状態は、対応ダミーデバイス間の通信も可能な状態である。そして、対応ダミーデバイス間の通信はもはや不要なものであるため、各対応ダミーデバイスポートに対するユーザ用ゾーンの割当が解除される(ステップS18)。その結果、情報処理システム1の状態は、図12に模式的に示した状態、すなわち、CPU20A・HDD32B間の通信は可能であるが、ダミーCPU22A・ダミーHDD32B間の通信は行えない状態となる。
そして、ステップS18(図6)の処理を終えたCPUは、ステップS17、S18の処理で設定を変えた各ポートに関するデバイステーブル41上のゾーン情報を更新する(ステップS19)。従って、デバイステーブル41が、図13に示した内容のもの、すなわち、図12の状態を表しているもの、に変更されることになる。
次に、既存ユーザ用確認接続処理(図7)の内容を説明する。尚、以下の、既存ユーザ用確認接続処理についての説明に於いて、接続対象HDDとは、或る既存ユーザに使用させることをオペレータが指定したHDD30のことであり、接続対象CPUとは、当該既存ユーザが既に使用しているCPU20のことである。注目ユーザとは、接続対象HDDを使用させることになった既存ユーザのことである。また、対応ダミーデバイス(対応ダミーCPU、対応ダミーHDD)とは、接続対象デバイスと同じエクスパンダ12に接続されているダミーデバイスのことである。
図7に示してあるように、既存ユーザ用確認接続処理を開始したCPUは、まず、ユーザテーブル42から、注目ユーザのユーザIDに対応付けられているゾーンID(以下、ユーザ用ゾーンIDと表記する)を読み出す(ステップS21)。
次いで、CPUは、デバイステーブル41を参照することにより、対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上に位置する各ゾーンID未割当ポートを特定する(ステップS22)。尚、ゾーンID未割当ポートとは、ゾーンIDが未だ割り当てられていない(デバイステーブル41上のゾーン情報が“NULL”となっている)ポートのことある。
その後、CPUは、ステップS22の処理で特定した各ゾーンID未割当ポートに、ユーザ用ゾーンIDを設定する(ステップS23)。また、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを、特定した各ゾーンID未割当ポートに関するゾーン情報としてデバイステーブル41に記憶する処理(ステップS24)も行う。
ステップS24の処理を終えたCPUは、ステップS25にて、上記したステップS15の処理と同内容の処理を行う。そして、CPUは、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDではなかった場合(ステップS26;NO)には、この既存ユーザ用確認接続処理を中止して、既に説明したものと同内容のエラーメッセージ表示処理を行う。
一方、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDであった場合(ステップS26;YES)、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを、接続対象HDDが接続されているエクスパンダ12のポートに割り当てる(ステップS27)。次いで、CPUは、対応ダミーHDDが接続されているエクスパンダ12のポートに対するユーザ用ゾーンIDの割当を解除する(ステップS28)。
その後、CPUは、デバイステーブル41上の、接続対象HDD等に関するゾーン情報を現状を表すものに変更する(ステップS29)。そして、CPUは、この既存ユーザ用確認接続処理を終了して、オペレータから接続指示が入力されるのを監視している状態に戻る。
以下、テーブル41、42が、それぞれ、図10、図8に示した内容のものとなっている状況下、ユーザIDがAであるユーザにHDD30Aを使用させることになった場合を例に、既存ユーザ用確認接続処理の内容をさらに具体的に説明する。
この場合、ステップS21では、ユーザテーブル42(図8)から、ユーザ用ゾーンIDとして“1”が読み出される。
また、ステップS22では、以下の4ポートが、『対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上のゾーンID未割当ポート』として特定される。
・ダミーCPU22Aが接続されているエクスパンダ12Aのポート1
・ダミーHDD32Aが接続されているエクスパンダ12D(エクスパンダID=EXP−D)のポート1
・エクスパンダ10が接続されているエクスパンダ12Dのポート2
・エクスパンダ12Dが接続されているエクスパンダ10のポート3
要するに、エクスパンダ12Aのポート2、エクスパンダ10のポート0には、ゾーンIDとして既に“1”が割り当てられている(図10参照)。そのため、それらのポートを除いた、対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上のポートが、『対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上のゾーンID未割当ポート』として特定される。
その後、各ゾーンID未割当ポートに、ユーザ用ゾーンID“1”が割り当てられる(ステップS23)。従って、情報処理システム1の状態は、図14に模式的に示したように、ダミーCPU22AとダミーHDD32Aとが接続されている状態となる。また、ステップS24の処理が行われる結果として、デバイステーブル41は、図15に示した内容のものとなる。
ステップS24までの処理を終えたCPUは、対応ダミーHDDからのIDの読出要求を対応ダミーCPUに対して送信し、当該読出要求に対する応答情報の受信を待機する(ステップS25)。そして、CPUは、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDであった場合(ステップS26;YES)には、ユーザ用ゾーンIDを、接続対象HDDが接続されているエクスパンダ12のポートに割り当てる(ステップS27)。
対応ダミーCPUと対応ダミーHDDとの間の通信経路上に存在する各ポートには、ステップS13の処理により、既にユーザ用ゾーンIDが割り当てられている。そして、接続対象HDDは、対応ダミーHDDが接続されているエクスパンダ12に接続されている。従って、ステップS27までの処理が完了すると、接続対象CPUであるCPU20Aと接続対象HDDであるHDD30Aとの間の通信が可能な状態が形成されることになる。
ただし、ステップS27までの処理により形成される状態は、対応ダミーデバイス間の通信も可能な状態である。そして、対応ダミーデバイス間の通信はもはや不要なものであるため、各対応ダミーデバイスポートに対するユーザ用ゾーンの割当が解除される(ステップS28)。その結果、情報処理システム1の状態は、図16に模式的に示した状態、すなわち、CPU22A・HDD32B間の通信及びCPU22A・HDD32A間の通信は可能であるが、ダミーCPU22A・ダミーHDD32A間の通信は行えない状態となる。
そして、ステップS28(図7)の処理を終えたCPUは、ステップS27、S28の処理で設定を変えた各ポートに関するデバイステーブル41上のゾーン情報を更新する(ステップS19)。従って、デバイステーブル41が、図17に示した内容のもの、すなわち、図16の状態を表しているもの、に変更されることになる。
以上、詳細に説明したように、本情報処理システム1は、基本的には、ユーザに使用させる各デバイス(CPU20、HDD30)間が、エクスパンダ10により接続されるシステムとなっている。
ただし、各デバイスとエクスパンダ10との間には、構成データ(デバイステーブル41上の情報)にて各デバイスに対応づけられているダミーデバイス(ダミーCPU22、ダミーHDD32)が接続されたエクスパンダ12が設けられている。そして、各ダミーHDD32は、所定のID要求を受信したときに、自身のデバイスIDを当該ID要求の送信元デバイスに送信する機能を有している。また、各ダミーCPU22は、ID要求の送信により接続管理サーバ40が指定したダミーHDD32のIDの取得を試み、IDを取得できた場合には当該IDを、IDを取得できなかった場合にはID取得失敗通知を、接続管理サーバ40に返送する機能を有している。
さらに、接続管理サーバ40は、構成データに基づき、対応ダミーデバイス間を接続し、対応ダミーCPUが対応ダミーHDDのデバイスIDを取得できることを確認してから、接続対象デバイス間を接続する機能を有している。
そして、『対応ダミーCPUが対応ダミーHDDのデバイスIDを取得できたにも拘わらず、ステップS17又はS27の処理により接続対象デバイス間が接続されない』という現象が生ずるのは、構成データ(及び/又は各デバイス間の接続の仕方)に極めて特殊な誤りが存在する場合に限られる。
従って、本情報処理システム1は、接続対象CPU20を利用することなく、当該接続対象CPU20に接続対象HDD30をほぼ確実に接続できるシステムとなっているということが出来る。
《第2実施形態》
図18に、第2実施形態に係る情報処理システム2の構成を示す。以下、上記した第1実施形態に係る情報処理システム1と異なっている部分を中心に、本実施形態に係る情報処理システム2の構成及び動作を、説明する。
図18に示してあるように、情報処理システム2は、N(図18では、N=3)個のCPU20(20A〜20C)、及び、N個のダミーCPU24(24A〜24C)を備える。また、情報処理システム2は、M(図18では、M=3)個のHDD30(30A〜30C)、M個の中継ユニット14(14A〜14C)、エクスパンダ10、N個のエクスパンダ12(12A〜12C)及び接続管理サーバ50も備える。
情報処理システム2内のエクスパンダ10、エクスパンダ12、CPU20、HDD30は、それぞれ、情報処理システム1内のエクスパンダ10、エクスパンダ12、CPU20、HDD30と同じものである。
各中継ユニット14X(X=A〜C)は、基本的には、HDD30Xとエクスパンダ10との間を接続する(HDD30X・エクスパンダ10間を通信を中継する)ユニットである。ただし、中継ユニット14Xには、自身と接続されているHDD30XのデバイスIDが予め設定されている。そして、中継ユニット14Xは、所定のID要求をエクスパンダ10側から受信した場合、当該ID要求をHDD30X側に中継することなく、自ユニット内に設定されているデバイスIDを当該ID要求の送信元デバイスに送信する。
各ダミーCPU24は、接続管理サーバ50と通信を行うための通信インタフェースを備えた、ID読出機能を有するデバイスである。ここで、ID読出機能とは、或る中継ユニット14からのデバイスIDの読出要求を接続管理サーバ40から受信したときに、上記したID要求の送信により当該中継ユニット14からデバイスIDを取得して接続管理サーバ40に返送する機能のことである。尚、各ダミーCPU24が有するID読出機能は、IDの読み出しに失敗した場合(ID要求への応答が所定時間内に得られなかった場合)、その旨を示すID取得失敗通知を接続管理サーバ40に返送する機能となっている。
接続管理サーバ50は、接続管理サーバ40と同様に、ディスプレイ、キーボード等を備えたコンピュータのHDDに、OS、第2確認接続プログラム、第2構成データ等を記憶した装置である。
接続管理サーバ50のHDDに記憶されている第2構成データは、情報処理システム2内のデバイス(CPU20、HDD30、エクスパンダ12等)の数及び種類やデバイス間の接続関係を示すデータ(詳細は後述)である。
第2確認接続プログラムは、自身がインストールされたコンピュータを、接続管理サーバ50として動作させるプログラムである。この第2確認接続プログラムを実行した接続管理サーバ40のCPUは、以下のように動作する。
第2確認接続プログラムの実行を開始したCPUは、まず、HDDから第2構成データを読み出して、読み出した構成データに応じた内容のデバイステーブル51をメモリ上に用意する。
図19に、第2確認接続プログラムの実行開始直後にCPUがメモリ上に用意するデバイステーブル51の一例を示す。
この図19に示してあるように、デバイステーブル51は、デバイステーブル41(図4等参照)と同構成のテーブルである。
HDD上の第2構成データは、このデバイステーブル51の、ゾーン情報フィールド以外の部分の内容を示すデータとなっている。より具体的には、第2構成データは、情報処理システム1内のポート毎に、そのポートのポートIDと、そのポートを備えたエクスパンダ10、12のエクスパンダIDと、そのポートに直接或いは中継ユニット14を介して接続されているデバイスのデバイスIDとからなる情報セットを含むデータとなっている。
CPUは、そのような第2構成データ中の各情報セットを、ゾーン情報“NULL”と共にメモリ上に記憶することにより、デバイステーブル51を用意する。
また、CPUは、メモリ上に、ユーザテーブル42(図5)と同構成、同内容のユーザテーブル52も用意する。
上記した内容のデバイステーブル51及びユーザテーブル52の用意が完了すると、CPUは、オペレータによる接続指示の入力を監視(待機)している状態となる。
接続管理サーバ50内のCPUが入力を監視する接続指示は、接続管理サーバ40内のCPUが入力を監視する上記した接続指示と同じものである。
そして、CPUは、新規ユーザに関する接続指示が入力された場合には、図20に示した手順の新規ユーザ用確認接続処理を開始する。尚、以下の説明に於いて、接続対象デバイス(デバイス=CPU、HDD)とは、或る新規ユーザに使用させることをオペレータが指定したデバイスのことであり、注目ユーザとは、接続対象デバイスを使用させることにした新規ユーザのことである。また、対応ダミーCPUとは、接続対象CPUと同じエクスパンダ12に接続されているダミーCPU24のことである。
図20に示してあるように、この新規ユーザ用確認接続処理を開始したCPUは、まず、注目ユーザ用のユニークなゾーンIDを決定し、決定したゾーンIDと注目ユーザのユーザIDとを設定したレコードをユーザテーブル52に追加する(ステップS31)。
次いで、CPUは、デバイステーブル51を参照することにより、対応ダミーCPUと接続対象HDDとの間の通信経路上に位置する各ポートを特定する(ステップS32)。その後、CPUは、特定した各ポートに、ステップS31の処理で決定したゾーンIDであるユーザ用ゾーンIDを割り当てる(ステップS33)。すなわち、CPUは、対応ダミーCPUと接続されているエクスパンダ12、及び、エクスパンダ10の設定を変更する処理を、このステップS33にて行う。
続くステップS34にて、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを割り当てた各ポートに関する、デバイステーブル上のゾーン情報を、ユーザ用ゾーンIDに変更する。
ステップS34の処理を終えたCPUは、対応ダミーCPUに対して、接続対象HDDの中継ユニット14からデバイスIDを取得して返送することを指示する(ステップS35)。
具体的には、このステップS35にて、CPUは、まず、接続対象HDDの中継ユニット14からのIDの読出要求を対応ダミーCPUに対して送信する。
既に説明したように、各中継ユニット14X(X=A〜C)は、所定のID要求をエクスパンダ10側から受信した場合、当該ID要求をHDD30X側に中継することなく、自身に設定されているデバイスID(HDD30XのデバイスID)を当該ID要求の送信元デバイスに送信する。また、各ダミーCPU24は、或る中継ユニット14からのデバイスIDの読出要求を接続管理サーバ40から受信したときに、ID要求の送信により当該中継ユニット14からデバイスIDを取得して接続管理サーバ40に返送するID読出機能を有している。さらに、各ダミーCPU24が有するID読出機能は、IDの読み出しに失敗した場合(ID要求への応答が所定時間内に得られなかった場合)、その旨を示すID取得失敗通知を接続管理サーバ40に返送する機能となっている。
従って、CPUが、接続対象HDDの中継ユニット14からのIDの読出要求を或るダミーCPU24に送信すると、当該要求に対する応答情報(或るHDD32のデバイスIDかID取得失敗通知)が当該ダミーCPU24から送信されてくる。
上記読出要求の送信を終えたCPUは、この応答情報の受信を待機する。そして、CPUは、応答情報を受信したときに、ステップS35の処理を終了する。
ステップS35の処理を終えたCPUは、受信した応答情報が、接続対象HDDのデバイスIDであるか否かを判断する(ステップS36)。受信した応答情報が、接続対象HDDのデバイスIDではなかった場合(ステップS36;NO)、CPUは、この新規ユーザ用確認接続処理を中止する。そして、CPUは、接続管理サーバ50のディスプレイ上に何らかのエラーがある旨のメッセージを表示するエラーメッセージ表示処理を行う。
一方、応答情報が接続対象HDDのデバイスIDであった場合(ステップS36;YES)、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを、接続対象CPUが接続されているエクスパンダ12のポートに割り当てる(ステップS37)。
次いで、CPUは、対応ダミーCPUが接続されているエクスパンダ12のポートに対するユーザ用ゾーンの割当を解除する(ステップS38)。
そして、CPUは、ステップS37、S38の処理で設定を変えた各ポートに関するデバイステーブル41上のゾーン情報を更新する(ステップS39)。すなわち、このステップS39にて、CPUは、接続対象CPUが接続されているポートに関するゾーン情報を、ユーザ用ゾーンIDに書き換える。さらに、ステップS39にて、CPUは、対応ダミーCPUが接続されているポートに関するゾーン情報を、“NULL”に書き換える。
ステップS39の処理を終えたCPUは、この新規ユーザ用確認接続処理を終了して、オペレータから接続指示が入力されるのを監視(待機)している状態に戻る。
次に、図21を用いて、接続管理サーバ50のCPUが実行する既存ユーザ用確認接続処理の内容を説明する。尚、以下の説明に於いて、接続対象HDDとは、或る既存ユーザに使用させることをオペレータが指定したHDD30のことであり、注目ユーザとは、接続対象HDDを使用させることになった既存ユーザのことである。また、接続対象CPUとは、注目ユーザが既に使用しているCPU20のことであり、対応ダミーCPUとは、接続対象CPUと同じエクスパンダ12に接続されているダミーCPU24のことである。
図21に示してあるように、既存ユーザ用確認接続処理を開始したCPUは、まず、ユーザテーブル52から、注目ユーザのユーザIDに対応付けられているゾーンID(以下、ユーザ用ゾーンIDと表記する)を読み出す(ステップS41)。
次いで、CPUは、デバイステーブル51を参照することにより、対応ダミーCPUと接続対象HDDとの間の通信経路上に位置する、ゾーンIDが未だ割り当てられていない各ゾーンID未割当ポートを特定する(ステップS42)。
その後、CPUは、ステップS42の処理で特定した各ゾーンID未割当ポートに、ユーザ用ゾーンIDを設定する処理(ステップS43)を行う。また、CPUは、ユーザ用ゾーンIDを、特定した各ゾーンID未割当ポートに関するゾーン情報としてデバイステーブル51に記憶する処理(ステップS44)も行う。
ステップS44の処理を終えたCPUは、ステップS45にて、上記したステップS35の処理と同内容の処理を行う。そして、CPUは、受信した応答情報が、対応ダミーHDDのデバイスIDではなかった場合(ステップS46;NO)には、この既存ユーザ用確認接続処理を中止して、既に説明したものと同内容のエラーメッセージ表示処理を行う。
一方、受信した応答情報が、接続対象HDDのデバイスIDであった場合(ステップS46;YES)、CPUは、対応ダミーCPUが接続されているエクスパンダ12のポートに対するユーザ用ゾーンIDの割当を解除する(ステップS48)。
その後、CPUは、デバイステーブル41上の、対応ダミーCPUが接続されているポートに関するゾーン情報を現状を表すものに変更する(ステップS49)。そして、CPUは、この既存ユーザ用確認接続処理を終了して、オペレータから接続指示が入力されるのを監視している状態に戻る。
以上、説明したように、この情報処理システム2の各CPU20とエクスパンダ10との間には、第2構成データにて各CPU20に対応づけられているダミーCPU24が接続されたエクスパンダ12が設けられている。また、情報処理システム2の各HDD30とエクスパンダ10との間には、各HDD30のデバイスIDをダミーCPU24経由で接続管理サーバ50に送信できる中継ユニット14が設けられている。
そして、接続管理サーバ50は、対応ダミーCPUと接続対象HDD30間を接続し、対応ダミーCPUが中継ユニット14から接続対象HDD30のデバイスIDを取得できることを確認してから、接続対象デバイス間を接続する機能を有している。
そして、『対応ダミーCPUが中継ユニット14から接続対象HDD30のデバイスIDを取得できたにも拘わらず、ステップS37又はS44の処理により接続対象デバイス間が接続されない』という現象が生ずるのは、第2構成データ(及び/又は各デバイス間の接続の仕方)に極めて特殊な誤りが存在する場合に限られる。
従って、本情報処理システム2も、接続対象CPU20を利用することなく、当該接続対象CPU20に接続対象HDD30をほぼ確実に接続できるシステムとなっているということが出来る。
《変形形態》
上記した各実施形態に係る情報処理システム1、2は、各種の変形を行うことが出来るものである。例えば、第2実施形態に係る情報処理システム2から、各中継ユニット14を取り除く(エクスパンダ10と各HDD30とを直結する)ことも出来る。ただし、各中継ユニット14を取り除いた情報処理システム2では、ユーザが使用しているHDD30を、デバイスIDの読み出しのためだけではあるが、利用してしまう場合があることになる。一方、中継ユニット14を備えた情報処理システム2、ダミーHDD32を備えた情報処理システム1によれば、ユーザが使用しているHDD30を、全く利用せずに、正しい接続を行えるか否かを判定できる。従って、上記した実施形態の構成を採用しておくことが好ましい。
各実施形態に係る情報処理システム1、2を、ダミーCPU22、24を用いたチェックが、2接続対象デバイスの接続とは全く無関係に行えるシステム(例えば、HDD30の増設時等にダミーCPU22、24を用いたチェックが行えるシステム)に変形することも出来る。
情報処理システム1、2内の各エクスパンダ10、12を、図21に模式的に示したようなエクスパンダ10′、すなわち、ゾーンIDとアクセス権マトリクス15とに従ってポート間を接続するエクスパンダ10′に変更することも出来る。
さらに、情報処理システム1、2内の各エクスパンダ10、12を、SASエキスパンダ以外のスイッチに変更しても良いことや、情報処理システム1、2を、CPU20とHDD30以外の記憶装置(例えばSSD(Solid State Drive))とを接続するシステム
や、CPU20とHDD30及びHDD30以外の記憶装置とを接続するシステムに変形しても良いことなどは当然のことである。
1、2 情報処理システム
10、12、12A〜12F、10′ エクスパンダ
14 中継ユニット
15 アクセス権マトリクス
20、20A〜20C CPU
22、22A〜22C、24、24A〜24C ダミーCPU
30、30A〜30C HDD
32、32A〜32C ダミーHDD
40、50 接続管理サーバ
41、51 デバイステーブル
42、52 ユーザテーブル

Claims (6)

  1. 第1乃至第N(N≧2)のCPUと、
    それぞれ、前記第1乃至第NのCPUに対応づけられた第1乃至第NのダミーCPUと、
    第1乃至第M(M≧2)の記憶デバイスと、
    それぞれ、前記第1乃至第Mの記憶デバイスに対応づけられた第1乃至第Mのダミー記憶デバイスと、
    少なくともN+M個のポートを有するメインスイッチと、
    それぞれ、前記第1乃至第NのCPUに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第NのCPU用スイッチと、
    それぞれ、前記第1乃至第Mの記憶デバイスに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第Mの記憶デバイス用スイッチと、
    を備え、
    各CPU用スイッチの前記ポート群が、自CPU用スイッチに対応づけられているCPUと、当該CPUに対応づけられているダミーCPUと、前記メインスイッチの1ポートとに接続されており、
    各記憶デバイス用スイッチの前記ポート群が、自記憶デバイス用スイッチに対応づけられている記憶デバイスと、当該記憶デバイスに対応づけられているダミー記憶デバイスと、前記メインスイッチの1ポートとに接続されており、
    前記第1乃至第Mのダミー記憶デバイスのそれぞれが、識別情報要求を受信した場合に当該識別情報要求の送信元に自身の識別情報を返送するデバイスであり、
    前記第1乃至第NのダミーCPUのそれぞれが、或るダミー記憶デバイスからの識別情報の取得指示を受信した場合、前記識別情報要求の送信により当該ダミー記憶デバイスの識別情報の取得を試み、識別情報を取得できた場合には、当該識別情報を応答情報として前記取得指示の送信元装置に返送するデバイスである
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記メインスイッチ、前記第1乃至第NのCPU用スイッチ、前記第1乃至第Mの記憶デバイス用スイッチのそれぞれのポート間の接続関係を制御するための接続管理装置であって、
    第J(N≧J≧1)のCPUと第K(M≧K≧1)の記憶デバイスとの間を接続することが指示された場合に、
    第JのダミーCPUと第Kのダミー記憶デバイスとが接続されるように、前記メインスイッチ、第JのCPU用スイッチ及び第Kの記憶デバイス用スイッチの中の1つ以上のスイッチを制御してから、第Kのダミー記憶デバイスからの識別情報の取得指示を第JのダミーCPUに対して送信し、
    当該取得指示に対する第JのダミーCPUからの前記応答情報が第Kのダミー記憶デバイスの識別情報であった場合に、第JのCPUと第Kの記憶デバイスとが接続されるように、第JのCPU用スイッチ及び/又は第Kの記憶デバイス用スイッチを制御する
    接続管理装置を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1乃至第NのダミーCPUのそれぞれが、或るダミー記憶デバイスからの識別情報の取得指示を受信した場合、前記識別情報要求の送信により当該ダミー記憶デバイスの識別情報の取得を試み、識別情報を取得できた場合には、当該識別情報を応答情報として前記取得指示の送信元装置に返送し、識別情報を取得できなかった場合には、その旨を示す情報を応答情報として前記送信元装置に返送するデバイスである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記接続管理装置は、
    前記取得指示に対する第JのダミーCPUからの前記応答情報が第Kのダミー記憶デバイスの識別情報ではなかった場合、その旨を示すメッセージをディスプレイ上に表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 第1乃至第N(N≧2)のCPUと、
    それぞれ、前記第1乃至第NのCPUに対応づけられた第1乃至第NのダミーCPUと、
    第1乃至第M(M≧2)の記憶デバイスと、
    少なくともN+M個のポートを有するメインスイッチと、
    それぞれ、前記第1乃至第NのCPUに対応づけられた、少なくとも3個のポートを含むポート群を有する第1乃至第NのCPU用スイッチと、
    を備え、
    各CPU用スイッチの前記ポート群が、自CPU用スイッチに対応づけられているCPUと、当該CPUに対応づけられているダミーCPUと、前記メインスイッチの1ポートとに接続されており、
    前記第1乃至第Mの記憶デバイスが、前記メインスイッチの、前記CPU用スイッチが接続されていない互いに異なるポートに接続されており、
    前記第1乃至第NのダミーCPUのそれぞれが、或る記憶デバイスからの識別情報の取得指示を受信した場合、当該記憶デバイスの識別情報の取得を試み、識別情報を取得できた場合には、当該識別情報を応答情報として前記取得指示の送信元装置に返送するデバイスである
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 各記憶デバイスと前記メインスイッチのポートとの間に、各記憶デバイスと前記メインスイッチとの間の通信を中継する中継ユニットであって、或るダミーCPUからの識別情報の出力指示を受信した場合には、自ユニット内に設定されている記憶デバイスの識別情報を当該ダミーCPUに返送する中継ユニットが設けられている。
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
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