JP5858855B2 - 摩擦特性計測装置及び摩擦特性計測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性体の摩擦特性計測方法に関するものであり、特に、ゴム等の弾性体の摩擦特性をより高精度に計測可能とする弾性体の摩擦特性計測方法に関するものである。
一般的な弾性体の摩擦特性を計測する装置として特許文献1に開示された摩擦係数測定装置がある。
この装置は、半球型の弾性体試験片を回転する円盤平板に押し付け、力検出器で円盤の接線方向の力を計測し、荷重(W)と接線方向の力(F)から動的な摩擦係数(μ=F/W)を求めている。試験片を半球型としていることで、直方体や円盤の試験片のように接地端部で接触圧が急増する現象がなく、また接地端部が局所的に摩耗する現象が生じない。さらには、接地端部が局所的に浮き上がる現象も無いので、精度の高い摩擦係数値を得ることが出来る。また、半球型部分の半径が異なる複数種類の試験片を用いて、摩擦係数の測定を行うと、各々の試験片において平板との接触面積が異なることになり、単位面積当たりの荷重(即ち、平板に対する接触圧)が異なることになる。
弾性体の摩擦係数は、接触圧依存性があることが知られており、これにより、試験片に付加する荷重を変更することなく様々な接触圧における摩擦計測が可能である。
特開2007−127551号公報
しかしながら、上記従来の摩擦計測方法には次のような問題があった。
特許文献1の方法では、測定した荷重(W)と接線方向の力(F)から動的な摩擦係数(μ=F/W)を算出している。また、半球型部分の半径が異なる複数種類の試験片を用いて、接触圧依存性を計測している。しかし、この方法では、半球型試験片を押し当てたときに接触圧分布が生じるため、圧分布をもった荷重(W)と接線方向の力(F)から算出した摩擦係数では、接触圧依存性を正確に求めることができない。
本発明はこのような技術的課題を解決するためのものであり、部分的なせん断、巻き込み変形を生じず、弾性体の厚みの影響から起きる応力集中を防止し、かつ接触圧分布を抑制し、高精度な弾性体の摩擦特性計測を可能とする技術の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第一態様は、弾性体と試料のあいだの摩擦特性を計測する摩擦特性計測装置であって、平らな表面を有する試料と、弾性体からなる第1のシートに前記第1のシートよりも低伸縮性の第2のシートが接着されているシートセットであって、前記第1のシート側の面が前記試料の表面に当接するように配置される、シートセットと、平らな加圧面を有し、前記加圧面が前記シートセットの前記第2のシート側の面に当接するように配置される、圧子と、前記圧子に対し、前記試料の表面に垂直な方向の荷重を印加する荷重手段と、前記シートセットと前記試料とを、前記試料の表面に平行な方向に相対的に移動させる移動手段と、前記荷重を印加した状態で前記シートセットと前記試料を相対的に移動させたときに、前記シートセットと前記試料のあいだに作用する摩擦力を検出する力検出手段と、を備えることを特徴とする摩擦特性計測装置を提供する。
本発明の第二態様は、弾性体と試料のあいだの摩擦特性を計測する摩擦特性計測方法であって、平らな表面を有する試料と、弾性体からなる第1のシートに前記第1のシートよりも低伸縮性の第2のシートが接着されているシートセットと、平らな加圧面を有する圧子とを用意し、前記シートセットの前記第1のシート側の面が前記試料の表面に当接し、かつ、前記圧子の前記加圧面が前記シートセットの前記第2のシート側の面に当接するように、前記試料、前記シートセット、及び前記圧子を配置し、前記圧子に対し前記試料の表面に垂直な方向の荷重を印加した状態で、前記シートセットと前記試料とを前記試料の表面に平行な方向に相対的に移動させたときに、前記シートセットと前記試料のあいだに作用する摩擦力を検出することを特徴とする摩擦特性計測方法を提供する。
本発明によれば、弾性体の摩擦特性を計測する際に、弾性体の部分的なせん断、巻き込み変形を生じない。また、弾性体の厚みの影響から起きる応力集中を防止し、かつ接触圧分布を抑制できる。よって、弾性体の摩擦特性を高精度に計測可能である。
第1実施形態における摩擦特性計測装置の概要図である。 第2実施形態における摩擦特性計測装置の概要図である。 ゴムシートの接触圧分布(静止時)を示すグラフである。 シリコンゴムとPTFE板の垂直応力に対する摩擦力のグラフである。 シリコンゴムとPTFE板の垂直応力に対する摩擦係数のグラフである。
本発明は、ゴム等の「弾性体」と樹脂や金属等の「試料」のあいだの摩擦特性を計測するための装置及び方法に関する。まずは図1を参照して、本発明の基本構成を簡単に説明する。本発明では、平らな表面14aを有する試料14と、弾性体からなる第1のシート10に低伸縮性の第2のシート11が接着されているシートセット12と、平らな加圧面13aを有する圧子13とを用意する。第2のシート11は、第1のシート10よりも低伸縮で、かつ、可撓性を有していれば、どのような材料のシートでもよい。これらは、シートセット12の第1のシート側の面12aが試料表面14aに当接し、かつ、圧子13の加圧面13aがシートセット12の第2のシート側の面12bに当接するように、配置される。計測時には、圧子13に対し試料表面14aに垂直な方向の荷重Nを印加した状態で、シートセット12と試料14とを試料表面14aに平行な方向に相対的に移動させる(シートセット12と試料14のいずれを動かしてもよいし、両方を動かしてもよい。)。そして、このときにシートセット12の面12aと試料表面14aのあいだに作用する摩擦力Fを力検出手段19によって検出する。このような構成により、弾性体のせん断や巻き込みの発生を防止できると共に、圧子13により均一な圧を安定的にかけることができるため、接触圧依存性のある弾性体の摩擦特性を高精度に計測することができる。
以下、本発明を実施するための好適な形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における摩擦特性計測装置を示す装置概要図である。10はゴムシート(第1のシート)、11は柔軟シート(第2のシート)、12はシートセット、13は剛体圧子(圧子)、14は平板試料(試料)、15はステージ、16は移動手段、17は荷重手段、18は支持手段、19は力検出手段である。
柔軟シート11は、ゴムシート10に比べて面内の伸縮性が低いシート(又は非伸縮性のシート)であり、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの材料からなるシートがよい。ここでは柔軟シート11としてPETシートを用いる。摩擦特性を
測定するゴムシート10と柔軟シート11を接着したものをシートセット12と呼ぶ。
移動手段16は、ステージ15をリニアモータやボールねじ等で移動する手段である。荷重手段17は、例えば、エアープレッシャーや錘などを用いる。支持手段18は、接着や挟むなどして固定する手段である。力検出手段19は、例えば、ロードセルなどであり、図1の水平方向の力を測定する。
シートセット12の端辺は、支持手段18に固定されている。剛体圧子13は、面積Sの平らな加圧面13aを有しており、この加圧面13aがシートセット12の柔軟シート11側の面12bに接着される。平板試料14はステージ15に固定されており、移動手段16により任意の速度で、矢印の方向に並進移動できるようになっている。荷重手段17により任意の荷重Nを剛体圧子13に対して、平板試料14の表面14aに垂直な方向に印加できるようになっている。シートセット12が固定されている支持手段18は、力検出手段19と連結されている。力検出手段19は、移動手段16が作動して、ステージ15と平板試料14が移動した際に、ゴムシート10と平板試料14の間に働く摩擦力Fを検出する。
次に、第1実施形態における摩擦特性計測装置の動作及び摩擦特性計測方法を説明する。
まず、試験片のセットを行う。ゴムシート10と柔軟シート11を接着したシートセット12の端辺を支持手段18に固定し、さらに剛体圧子13をシートセット12の柔軟シート11側の面12bに固定する。平板試料14をステージ15に固定する。
次に、摩擦力を測定するために、シートセット12のゴムシート10側の面12aを平板試料14の表面14aに当接させる。荷重手段17が、剛体圧子13に対し、試料表面14aに垂直な方向の荷重Nを与える。この荷重Nに基づく圧力が剛体圧子13の面積Sの加圧面13aからシートセット12に加えられる。この状態で、移動手段16を用いてステージ15と平板試料14を並進移動させて、力検出手段19で、シートセット12のゴムシート10側の面12aと試料表面14aのあいだに作用する摩擦力Fを計測する。
荷重Nを変化させて上記の測定を繰り返し、各荷重Nに対する摩擦力Fをプロットすることで、ゴムシート10と平板試料14とのあいだの摩擦特性を導出することができる。
第1実施形態の装置構成は、次の利点を有している。まず、ゴム試料をシート状にしたことで、シート面には角がないため、ゴム先端の巻き込みやせん断を防止している。また、ゴムシート10には薄いものを用い、柔軟シート11と接着させシートセット12とすることで、ゴムシート10の面内方向の伸びを防止している。さらに、剛体圧子13を用いることにより、押し付け面積Sを規定し、ゴムシート10に対して均一な圧を印加することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態における装置構成を説明する。
図2は、第2実施形態における弾性体の摩擦特性計測装置を示す装置概要図である。符号10〜19は、図1で示した第1実施形態のものと同じである。20は支持剛体板(剛体部材)、21は潤滑剤を示している。
第2実施形態の構成が第1実施形態の構成と異なる部分は、試料表面14aと平行な面20aを有する支持剛体板20を設けたことである。支持剛体板20は、金属板やアクリル板などの剛体板を用いる。支持手段18は、支持剛体板20に固定されている。支持剛体板20は、その下面20aが剛体圧子13の加圧面13aとは反対の側の面13bに摺
動可能に当接するように配置される。この支持剛体板20に対して、荷重手段17により、平板試料14に垂直方向に荷重Nを与えた状態で、移動手段16を用いてステージ15と平板試料14を並進移動させて、力検出手段19で、ゴムシート10と平板試料14の間に働く摩擦力Fを計測する。摺動時に、剛体圧子13の上面13bと支持剛体板20の下面20aのあいだに発生するせん断力を抑制するために、支持剛体板20と剛体圧子13の間には潤滑剤21を介在させている。他の部分については、第1実施形態の構成と同様である。なお、図2では、平行平板状の支持剛体板20を例示しているが、支持剛体板20の下面(剛体圧子13と接触(摺動)する面)20aが平板試料14の表面14aに対して平行になれば、支持剛体板20の全体形状はどのようなものでも構わない。
次に、第2実施形態における摩擦特性計測装置の動作及び摩擦特性計測方法を説明する。
試料のセットの手順及び計測方法は第1実施形態とほぼ同様であるが、支持剛体板20の下面20aを試料表面14aと平行になるように設置し、支持剛体板20に対して、垂直方向に荷重手段17で荷重Nを与える。計測後の摩擦特性の導出は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の装置構成によれば、剛体圧子13に摺動可能に当接させた支持剛体板20を介して荷重を印加したことで、摺動時においても、剛体圧子13に対する荷重Nを平板試料14に垂直方向に安定的に与えることができる。また、シートセット12を支持する支持手段18を支持剛体板20に固定している(つまりシートセット12の一部を支持剛体板20に固定している)ので、シートセット12の水平方向の移動に伴って、剛体圧子13及び支持剛体板20も同じように移動する。これにより、荷重Nの印加が一層安定する。
上記第1、第2実施形態では、ゴムシート10と平板試料14の間に働く摩擦力Fを支持手段18を介して計測したが、シートセット12と剛体圧子13を並進移動させ、ステージ15に作用する力を計測してもよい。
(実施例)
本発明の効果を確かめるために、上記第2実施形態の摩擦特性計測装置を用いて、シリコンゴムとPTFEの摩擦特性を計測した例について説明する。
試験片として、ゴムシートはシリコンゴム(硬度70度、厚さ100um)、柔軟シートはPET(厚さ50um)、平板試料はPTFE板(厚さ1mm)を用いた。剛体圧子は、3mm角(厚さ1mm)の直方体である。
まず、FEMによる2次元構造計算により、シリコンゴムシートをPTFE板に当接させ、剛体圧子に垂直に力を印加した際の接触圧分布の状態を計算した。図3は、剛体圧子に1MPa垂直荷重をかけたときの平板試料に対するゴムの接触圧分布の計算結果である。横軸は位置x[m]を表し、縦軸は接触圧[MPa]を表している。点線の内側は、剛体圧子により規定した3mm幅を示している。この圧分布の結果から、ゴムシートにはほぼ均一な圧がかかり、応力分布のない系となっていることが分かる。これは、ゴムの厚みを薄くし、シート状にしたことに加え、剛体圧子により荷重する面積を規定したためである。このように、ゴムシートと剛体圧子を用いることにより、従来技術で課題となっていた当接時の圧の均一性を改善することができた。
次に、摩擦力の測定を行った。剛体圧子3mm角(厚さ1mm)を用いて、垂直荷重を0〜80Nまで変化させ、ステージの移動速度100mm/min(試験片接地位置にて)、計測時間6秒の条件において実施し、単位面積当たりの摩擦力を計測した。各垂直荷
重Niとそのとき計測された摩擦力Fiを剛体圧子で規定した押し付け面積S(=9mm)で割って、垂直応力PNi(=Ni/S)、単位面積当たりの摩擦力PFi(=Fi/S)にそれぞれ変換した。
上記で変換した垂直応力Pを横軸に、単位面積当たりの摩擦力Pを縦軸に、それぞれプロットしたものを図4に示す。ここで、垂直応力が大きくなると単位面積当たりの摩擦力は大きくなり、あるところで飽和することがわかる。これは、剛体同士の摩擦力は、荷重または垂直応力に比例するのに対し、ゴムの場合は、摩擦力が垂直応力に依存する非線形の摩擦力となることを示している。
次に、計測した摩擦力Fを摩擦係数μに変換した。上記の垂直応力PNi(=Ni/S)と単位面積当たりの摩擦力PFi(=Fi/S)を用いて下式から摩擦係数μを求めた。
Figure 0005858855

このμが、垂直応力PNiのときの摩擦係数である。
この計算を、荷重Niを変化させ計測した各値について行い、各垂直応力PNiに対する摩擦係数μをプロットしたものを図5に示す。摩擦係数は、垂直応力Pが大きくなると小さくなり、摩擦力F同様に圧依存性があることがわかる。
発明者の検討によれば、本実施形態による摩擦特性計測では、10MPa程度の高い接触圧をかけて実施しても、スティックスリップが発生せず、安定的に計測可能であった。これは、ゴムシートを用いることにより、局所的なせん断や先端巻き込みが発生せず、かつ図3の結果で示したように、剛体圧子により均一な接触圧を与えることができたためによるものである。
また、荷重を変えた場合にもばらつくことなく、安定した摩擦力を測定できている。以上から、本実施形態による摩擦特性計測装置は、ゴムの接触圧依存性を考慮した摩擦特性を正確に測定することができる。
10:ゴムシート、11:柔軟シート、12:シートセット、13:平板試料、14:剛体圧子、15:ステージ、16:移動手段、17:荷重手段、18:支持手段、19:力検出手段、20:支持剛体板、21:潤滑剤

Claims (4)

  1. 弾性体と試料のあいだの摩擦特性を計測する摩擦特性計測装置であって、
    平らな表面を有する試料と、
    弾性体からなる第1のシートに前記第1のシートよりも低伸縮性の第2のシートが接着されているシートセットであって、前記第1のシート側の面が前記試料の表面に当接するように配置される、シートセットと、
    平らな加圧面を有し、前記加圧面が前記シートセットの前記第2のシート側の面に当接するように配置される、圧子と、
    前記圧子に対し、前記試料の表面に垂直な方向の荷重を印加する荷重手段と、
    前記シートセットと前記試料とを、前記試料の表面に平行な方向に相対的に移動させる移動手段と、
    前記荷重を印加した状態で前記シートセットと前記試料を相対的に移動させたときに、前記シートセットと前記試料のあいだに作用する摩擦力を検出する力検出手段と、を備える
    ことを特徴とする摩擦特性計測装置。
  2. 前記試料の表面と平行な面を有し、前記平行な面が前記圧子の前記加圧面とは反対の側に摺動可能に当接するように配置される、剛体部材をさらに備え、
    前記荷重手段が、前記剛体部材を介して前記圧子に対し荷重を印加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の摩擦特性計測装置。
  3. 前記シートセットの一部が前記剛体部材に固定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の摩擦特性計測装置。
  4. 弾性体と試料のあいだの摩擦特性を計測する摩擦特性計測方法であって、
    平らな表面を有する試料と、弾性体からなる第1のシートに前記第1のシートよりも低伸縮性の第2のシートが接着されているシートセットと、平らな加圧面を有する圧子とを用意し、
    前記シートセットの前記第1のシート側の面が前記試料の表面に当接し、かつ、前記圧子の前記加圧面が前記シートセットの前記第2のシート側の面に当接するように、前記試料、前記シートセット、及び前記圧子を配置し、
    前記圧子に対し前記試料の表面に垂直な方向の荷重を印加した状態で、前記シートセットと前記試料とを前記試料の表面に平行な方向に相対的に移動させたときに、前記シートセットと前記試料のあいだに作用する摩擦力を検出する
    ことを特徴とする摩擦特性計測方法。
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