JP5856313B2 - 荷重感知ジェスチャ認識のための方法及び機器 - Google Patents

荷重感知ジェスチャ認識のための方法及び機器 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、ジェスチャデータ及び荷重データを受け取るように構成された電子機器に関し、より詳細には、ジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドを実行することに関する。
電子機器には、様々な異なる複数の入力技術を組み入れることができる。例えば、電子機器は、ユーザが入力を行うことを可能とするキーパッドを備える場合がある。別例では、電子機器は、ユーザが入力を行うことを可能にするタッチセンサを備える場合がある。ジェスチャ認識は、電子機器において普及しつつある。適切に利用されれば、ジェスチャ認識によって、より速く、より直感的なコマンドが可能になる。しかしながら、ジェスチャ認識には、ジェスチャ認識に関連した固有の制限が存在する。正確性は、そのような制限の1つである。世界的に認識される言語とは異なり、標準的なジェスチャのライブラリは存在しない。より重要なことに、普通のジェスチャについて、異なるユーザは異なるようにタスクを実行する。例えば、左スライドのジェスチャに関し、あるユーザは、初めに左へスライドし次いで反動で戻る一方、他のユーザは、初めに右へわずかに動かしてから左へスライドすることを好む。隠れマルコフモデルや動的時間伸縮法等の異なる複数の認識アルゴリズムを用いることによって正確性を増大させるべく、数多くの研究が行われてきたが、大きな成功はない。この制限を克服する、より直接的な方法は、混乱を避けるべく、実行されるジェスチャの数を制限することである。しかしながら、このことによって、今度は、ジェスチャをすること自体の有用性が制限される。
ジェスチャ認識の別の制限は、ジェスチャを行っている最中は視覚的なフィードバックが制限されることである。ゲーム台とは違い、ハンドヘルドのモバイルユニットにおけるジェスチャの用途は、動き感知部及び視覚ディスプレイが同じ機器に存在するという事実によって制限される。したがって、大きな動きは、ユーザがディスプレイを見る能力に影響を与える。例えば、スクロールのために機器を傾けることは、多くのモバイルアプリケーションにおいて普通に使用されるジェスチャである。傾ける程度によって、スクロールスピードが決定される。しかしながら、機器を傾ける行為によって、ディスプレイの視認性が不明瞭になり、また、ユーザに対する視覚的なフィードバックが制限される。触覚に関する振動や音声も、追加のフィードバックを提供するのに使用されてよいが、処理の可視化の代わりとしては、最終の確認に大抵は制限される。
本発明の一実施形態によるモバイル機器の斜視図。 いくつかの実施形態に従った図1のモバイルユニットの構成要素のブロック図。 いくつかの実施形態に従ったジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドを判定するための方法のフローチャート。
一態様では、本発明はモバイル機器において具現化される。そのモバイル機器は、ジェスチャに対応するモバイル機器の動きを感知する動き検出器を備える。動き検出器は、実行されるコマンドを表すジェスチャデータを生成する。荷重センサは、加えられた荷重の大きさを感知して荷重データを生成する。加えられた荷重の大きさは、コマンドが実行されるモードを表す。プロセッサは、動き検出器及び荷重センサに結合される。プロセッサは、ジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドを実行する。
動き検出器は、加速度計と、ジャイロスコープと、水銀スイッチとのうちの1つ以上の場合がある。モバイル機器は、コマンドに関する情報を表示するためのディスプレイも備えてよい。一実施形態では、荷重センサは、制御スイッチにおいて具現化される。別の実施形態では、荷重センサは、荷重感知式タッチスクリーンディスプレイにおいて具現化される。
一実施形態では、加えられた荷重の大きさには、コマンドが実行される異なる複数のモードに対応する複数の別個の荷重範囲が含まれる。別の実施形態では、加えられた荷重の大きさには、常に変化する荷重の印加が含まれる。
モバイル機器は、ジェスチャデータと荷重データとのうちの少なくとも1つを記憶するメモリも備えてよい。コマンドは、スクロールコマンドの場合があり、モードはスクロール速度の場合がある。一実施形態では、モバイル機器を傾けることによって、スクロールコマンドが作動させられ、加えられる荷重の大きさを修正することによって、スクロール速度のスクロールが変化させられる。
別の態様では、本発明はモバイル機器のコマンドを実行する方法において具現化される。その方法は、ジェスチャに対応するモバイル機器の動きを感知する工程と、ジェスチャデータを生成する工程とを備える。ジェスチャデータは、実行されるコマンドを表す。荷重センサに加えられた荷重の大きさが感知されて荷重データが生成される。加えられた荷重の大きさは、コマンドが実行されるモードを表す。ジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドが実行される。
一実施形態では、動きは、加速度計と、ジャイロスコープと、水銀スイッチとのうちの1つ以上の場合がある動き検出器を使用して感知される。ディスプレイは、コマンドに関する情報を表示してもよい。一実施形態では、加えられた荷重の大きさを感知する工程は、荷重センサへ圧力を加える工程を含む。加えられた荷重の大きさには、コマンドが実行される異なる複数のモードに対応する複数の別個の荷重範囲が含まれ得る。あるいは、加えられた荷重の大きさには、常に変化する荷重の印加が含まれ得る。
一実施形態では、ジェスチャデータと荷重データとのうちの少なくとも1つは、メモリに記憶が可能である。一実施形態では、コマンドは、スクロールコマンドを含み、モードは、スクロール速度を含む。一実施形態では、モバイル機器を傾けることによって、スクロールコマンドが作動させられ、加えられる荷重の大きさを修正することによって、スクロール速度が変化させられる。
図面における要素は簡潔さと明快さのために示されており、必ずしも縮尺に従って記載されていないことが当業者によって認められる。例えば、図面における要素のうちのいくつかについての寸法は、様々な実施形態の理解を向上させるのに役立つように、他の要素と比べて誇張されている場合がある。さらに、記載及び図面からは、示される順序であることは必ずしも必要とされない。ある行為、工程、又はその両方は、特定の生じる順序において記載ないし記述されている場合がある一方、当業者は、順番に関してそのような特定は実際には必要ではないと理解することが、さらに認められる。装置及び方法の構成要素は、適切な場合には図面において従来の表象によって表されており、本明細書の記載の利益を有する当業者に対して容易に明らかな詳細を伴って本開示を不明瞭にしないように、様々な実施形態を理解するのに適当な具体的な詳細のみが示されている。したがって、例証の簡潔さと明快さのために、商業用に適した実施形態において有用ないし必要な普通の要素やよく理解された要素は、それらの様々な実施形態の眺めをあまり妨げないようにするべく示されていない場合がある。
本発明の以上の利点及びさらなる利点は、添付の図面とともに以下の記載を参照することによってよりよく理解される。その添付の図面では、類似する符号は、様々な図面において類似の構造要素やフィーチャを示している。括弧内に本明細書において示される参照符号は、説明中の構成要素以外に図面に示された構成要素を示すと当業者によって認められる。例えば、図Aを説明中に装置(10)を説示することによって、図A以外の図面に示される要素10も参照され得る。
以下の詳細な説明は、性質において単に例示であり、本発明又は本発明の用途及び使用を制限するように意図されていない。さらに、先行する技術分野、背景、短いサマリ、又は以下の詳細な説明において提示された表現ないし示唆される理論によって拘束されるような意図は存在しない。
簡明の目的のため、動き感知技術に関する多くの従来技術や原理は、本明細書において詳細に説明される必要がなく、また、説明されない。例えば、加速度計等の従来の動きセンサに関する詳細は、詳細には説明されない。
一実施形態では、本発明はモバイル機器において具現化される。モバイル機器は、ジェスチャに対応するモバイル機器の動きを感知する動き検出器を備える。動きセンサによって、実行されるコマンドを表すジェスチャデータが生成される。荷重センサによって、加えられた荷重の大きさが感知される。荷重センサによって、荷重データが生成される。加えられた荷重の大きさによって、実行されるコマンドのモードが表される。プロセッサは、動き検出器及び荷重センサに結合される。プロセッサは、ジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドを実行する。
技法や技術は、機能ブロック構成要素、論理ブロック構成要素又はその両方や様々な処理工程の点から本明細書において記載される場合がある。そのようなブロック構成要素は、規定の機能を果たすように構成された任意の数のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアの構成要素によって実現できることが認められるべきである。例えば、システム又は構成要素の実施形態には、様々な集積回路の構成要素が利用されてもよく、その構成要素は、例えば、記憶要素、デジタルシグナル処理要素、論理要素、ルックアップテーブル等である。これらによって、1つ以上のマイクロプロセッサ又は他の制御装置の制御の下で様々な機能が遂行されることが可能である。
以下の説明によって、要素又はノード又はフィーチャが「接続されている(“connected”)」又はともに「連結されている(“coupled”)」と言及される場合がある。本明細書において使用されるように、別様に明白に述べられない限り、「接続されている(“connected”)」は、1つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに直接的に結合されている(又は直接的に通信する)ことを意味し、必ずしも機械的に結合されることを意味しない。同様に、別様に明白に述べられない限り、「連結されている(“coupled”)」は、1つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに直接的に又は間接的に結合されている(又は直接的に若しくは間接的に通信する)ことを意味し、必ずしも機械的に結合されることを意味しない。「例示的な(“exemplary”)」の語は、「モデル(“model”)」又は「模倣に値するもの(deserving imitation)」というよりは「例、実例、又は例証(“example, instance, or illustration”)」の意味で使用される。
さらに、本明細書に含まれる様々な図面において示される接続線は、様々な要素同士の例示的な機能的関係、物理的な連結、又はその両方を表すように意図されている。多くの代替ないし追加の機能的関係又は物理的接続は、実際の実施形態において存在してもよい。
例示的な実施形態は、以下の説明及び添付の図面を参照しつつさらに理解が可能である。ここで、類似の要素は同じ参照番号を用いて参照される。例示的な実施形態によって、ジェスチャ及び荷重測定に応じてコマンドを判定するように構成された電子機器が説明される。具体的には、電子機器によって、ジェスチャを表すジェスチャデータと、荷重測定に応じたジェスチャデータとが受信され、両ファクタに基づくコマンドが判定される。電子機器、電子機器の構成要素、ジェスチャ及びジェスチャデータ、荷重及び荷重測定、並びに関係する方法は、以下でより詳細に説明される。
図1は、本発明の例示的な実施形態に従ったモバイルユニット(MU)100である。示されるように、MU100は、携帯電話、携帯情報端末、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、バーコードリーダ等の任意の電子機器であってよい。しかしながら、MU100によって、ジェスチャデータ及び荷重データを受信可能な任意の種類の機器が表され得ることに注意されるべきである。電子機器100は、様々な構成要素を備えることができる。図1に示されるように、MU100は、ハンドル104を含むハウジング102と、ディスプレイ106と、入力装置108、キーパッド、又はその両方とを備え得る。
荷重センサ110は、ディスプレイ106の近傍の制御スイッチと一体化されていてもよい。荷重センサ110は、任意の適切な荷重感知技術を使用して組立てることができる。例えば、荷重センサ110は、フォースセンシングレジスタ(FSR(登録商標))の場合がある。FSRは、ピエゾ抵抗型の導電性ポリマである。その導電性ポリマでは、その表面に荷重を加えることに続いて予測可能な態様で抵抗が変化する。その導電性ポリマは、通常、スクリーン印刷によって施される感知フィルムを有しているポリマシートとして、供給される。感知フィルムは、マトリックス中に分散される(suspended)導電性の粒子及び非導電性の粒子の両方からなる。感知フィルムの表面へ荷重を加えることによって、粒子の導電性電極への接触が生じ、これによって、フィルムの抵抗を変化させる。
一実施形態では、容量式のセンサも、荷重センサ110として使用できる。そのセンサは、極板に指が近づけられた場合における2つの極板間の容量の変化に基づく。2つの平行極板間の容量は、極板面積、極板間の距離、極坂同士の間に位置決めされる誘電媒体の誘電率による。容量タッチセンサは、極板間距離及びキャパシタの有効表面積のいずれかを変化させる加えられた荷重に依存する。そのようなセンサでは、センサの2つの導電性極板は、誘電媒体によって分離されており、その誘電媒体は、荷重を容量に変換する特性をセンサに付与するエラストマとしても使用される。
さらに、荷重センサ110は、荷重感知式タッチスクリーンディスプレイ中に一体化されていてもよい(図示せず)。透明な荷重センサは、透明な導電性電極を透明な感圧(ピエゾ抵抗性)材料の対向する表面へと施すことによって形成される。圧力がセンサに対して加えられると、電極同士の間の抵抗が減少し、その抵抗は電極を通じて測定される。抵抗におけるこの変化は、次いで圧力の変化に変換される。
モバイル機器100は、モバイル機器100に一体化された動き検出器112も備えることができる。動き検出器112は、動きを検出する任意の適切なセンサであってよい。例えば、動き検出器112は、加速度計の場合がある。一実施形態では、動き検出器112は、水銀スイッチ又は他の重力式のスイッチである。さらに、動き検出器112は、例えば、ジャイロスコープであってもよい。
図2は、本発明の例示的な実施形態に従った図1のMU100の構成要素のブロック図200である。図2に示されるように、MU100は、ディスプレイ202と、プロセッサ204と、メモリ206と、動き検出器208と、荷重センサ210と、無線トランシーバ212と、キーパッド等の入力装置214とを備えることができる。MU100は、ポータブル電源216(例えば、バッテリ)等のさらなる構成要素を備えていてもよい。
ハウジング102(図1)によって、MU100用のケーシングが提供されることが可能であり、これによって、MU100の構成要素がハウジング102に(少なくとも部分的には)配置されることやハウジング102内に配置されることが可能になる。ハウジング102は、実質的に剛性の形状を維持する任意の従来の材料を用いて製造が可能である。ハンドル104は、ユーザがMU100の把持を可能にするハウジング102の拡張部の場合がある。
ディスプレイ202は、データをユーザに表示するように構成された任意の従来のディスプレイであってよい。例えば、ディスプレイ202は、LCDディスプレイ、LEDディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ等の場合がある。入力装置214は、任意の従来の入力構成要素であってよく、キーパッド、キーボード、マウス、ジョイスティック、制御ボタン等も含み得る。ディスプレイ202がタッチスクリーンディスプレイである場合、ユーザがディスプレイ202を通じてデータを入れることが可能となり、入力装置214は随意の構成要素であってよい。
例示的な実施形態によると、荷重センサ210は、荷重入力(例えば、ユーザによる圧力入力からの荷重入力)を受け取るように構成された入力装置の場合もある。
図1に示されるように、荷重センサ110は、押下されるように構成されたボタンの場合がある。荷重センサ110からの出力は、ボタンに加えられる圧力の大きさの関数として変化する。ボタンが1つの例示的な構成要素に過ぎないことは注意されるべきであり、荷重センサ110は、任意の適切な装置であってよい。例えば、別の例示的な実施形態では、荷重センサ110は、剛性であるように構成されたハウジング102に配置されるタッチパッドの場合があり、荷重入力を受け取る。以下でさらに詳細に説明されるように、荷重センサ110は、ハンドル104の近傍においてハウジング102に配置され得る。一実施形態では、MU100は、片手を使用して操作が可能である。例えば、ハンドル104を把持するユーザは、ジェスチャも提供しつつ、親指を使用して荷重センサ110を利用できる。
プロセッサ204によって、MU100に従来の機能が提供され得る。例えば、MU100には、プロセッサ204上で実行される複数のアプリケーション(トランシーバ212を介してネットワークに接続される場合、ウェブブラウザを含むアプリケーション等)が含まれる場合がある。以下でさらに詳細に説明されるように、MU100のプロセッサ204は、実行されるコマンドを判定すべく、データの受信も可能である。メモリ206によって、MU100に対して従来の機能も提供され得る。例えば、メモリ206によって、プロセッサ204により実行される演算に関係したアプリケーションのプログラム及びデータを記憶することが可能である。以下でさらに詳細に説明されるように、メモリ206によって、実行されるコマンドに対応するジェスチャと荷重との組み合わせの記憶も可能である。
動き検出器208は、加速度計等の任意の従来の動きを検出する構成要素であってよい。具体的には、動き検出器208は、実行されるジェスチャ(例えば、振ること、傾けること、回転させること等)を判定でき、ジェスチャデータをプロセッサ204へ中継できる。ジェスチャされるコマンドのモードについて、荷重センサ210に加わる圧力に対応するモードを決定すべく、動き検出器208は、荷重センサ210と通信可能である。続いて、荷重センサ210は、荷重データをプロセッサ204へ中継できる。
トランシーバ212は、データの送信、受信又はその両方を行うように構成された任意の従来の構成要素であってよい。したがって、トランシーバ212によって、ネットワークを通じた直接的又は間接的な他の電子機器との通信を可能とすることができる。
例示的な実施形態によると、MU100は、動き検出器208を介してジェスチャデータを、荷重センサ210を介して荷重データを受け取るように構成される。ジェスチャデータ及び荷重データを受信すると、プロセッサ204は、実行される対応するコマンドをジェスチャデータ及び荷重データに応じて判定できる。メモリ206によって、動き検出器208及び荷重センサ210を用いて生成されるジェスチャと荷重との様々な異なる複数の順列が記憶されることが可能である。
1つの例示的な実施形態によると、MU100は、ジェスチャと荷重との異なるペアに対応するコマンドを用いて予めプログラミングされる場合がある。別の例示的な実施形態によると、MU100は、動き検出器208及び荷重センサ210によって生成されるジェスチャと荷重とからなる各々の組み合わされたペアに対応するユーザ定義のコマンドをそれぞれ受け付けるように構成されていてもよい。さらに別の例示的な実施形態によると、MU100は、動き検出器208及び荷重センサ210によって生成されるジェスチャと荷重との一組のペアに対応する既存のコマンドをユーザが再定義するように構成されていてもよい。別の例示的な実施形態によると、MU100は、以上で説明した実施形態の任意の組み合わせを用いて構成されていてもよい。
ジェスチャ/荷重のペアを形成してコマンドを判定する第1の例示的な適用例では、MU100は、別個のレベルで荷重を感知するように構成できる。例えば、荷重センサ210は、荷重入力についての3つの区別できるレベルを出力するように構成される場合がある。荷重センサ210によって、荷重センサ210に加えられる圧力の大きさ又は程度が測定でき、その圧力が属する所与の範囲によって、プロセッサ204により、荷重入力が関係する3つの区別できるレベルのうちのいずれであるかの判定が可能である。例えば、プロセッサ204によって、荷重センサ210からの荷重データに対応する圧力範囲の調整が可能である。実際上、任意の所望の数の別個のレベルが使用されてよい。
この性能は、MU100に関する様々な異なる複数の作動モードにおいて使用が可能である。例えば、スライドジェスチャが作動の開始につながる場合、荷重感知は、ウェブモード、電話モード、テキストモード等の異なる複数の作動モードを設定するのに使用される場合がある。互いに異なるモードによっては、検出される荷重レベルに応じて互いに異なるプログラム又はアプリケーションを同じジェスチャにより開くことが可能である。このことにより、利用できるジェスチャの総数を潜在的に向上できる(各ジェスチャは、対応する数のジェスチャと荷重との組み合わされたペアを有することが可能なので)。例えば、単一の制御ボタンに対する荷重入力における3つの異なるレベルと組み合わせる、8つの区別できるジェスチャの信頼できるような認識が可能な場合、24の異なる操作が認識可能である。このことは、MU100が配達サービス端末(片手による操作が大抵必要とされ、効率やスピード又はその両方が重大である)である場合に、有用な場合がある。
コマンドを判定するジェスチャ/荷重の組み合わされたペアによる第2の例示的な用途では、MU100は、連続的な操作のアナログ入力等の荷重を感知するように構成されてもよい。例えば、スクロール機能は、ジェスチャについて傾ける動きを使用することによって開始され得る。スクロールスピードは、従来は、傾ける程度によって制御されるので、ディスプレイは、傾けている最中はしばしば不明瞭になり、したがって、傾けることは、スクロールについての視覚的なフィードバックに悪い影響を与える。
その例示的な実施形態によると、荷重感知の入力は、スクロールスピードを制御するのに使用可能である。動き検出器208が傾きのジェスチャを検出した場合、非常に小さな傾きのジェスチャであっても、開始スクロールスピードが初期状態にされ得る(例えば、遅いスクロール)。続いて、スクロールのスピードは、荷重センサ210に入力される荷重の大きさにより制御が可能である。したがって、スクロール機能がジェスチャによって作動させられている場合において、荷重入力を受信したとき、スクロールスピードを変化させることが可能である(例えば、大きな荷重入力によって、速いスクロールスピードが得られる)。実質的に似た操作がビデオの制御にも適用可能である。例えば、右又は左への小さな傾きのジェスチャによって、ビデオの早送り機能又は巻き戻し機能の開始が可能である。荷重入力によって、早送り機能又は巻き戻し機能が作動するスピードの制御が可能である(例えば、大きな荷重入力によってビデオを通じた速いスクロールが得られる)。
以上で説明されたジェスチャ及び荷重入力のタイミングは例示に過ぎないことに注意されるべきである。本発明の例示的な実施形態によると、ジェスチャが初めに受信され、荷重入力が続く場合もあれば、又は荷重入力が初めに受信され、ジェスチャが続く場合もある。例えば、ユーザは、作動モードを選択するべく、スライドジェスチャの先に荷重センサ210に圧力を加える場合もあれば、又はユーザは、どのアプリケーションプログラムを開くか確認するべく、ジェスチャの後に荷重センサ210に圧力を加える場合もある。同じことは、スピードを予め選択するべく、傾きのジェスチャの先に荷重センサ210が押される場合もあれば、又はスクロール操作のスピードを定義するべく、傾ける動きの最中に荷重センサ210が押される場合もある、スクロール操作に適用が可能である。
図3は、いくつかの実施形態に従ったジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドを判定するための方法300のフローチャートである。方法300は、ジェスチャデータ及び荷重データをMU100の構成要素から受信することに関係する。したがって、方法300は、図1及び図2のMU100並びにそれらの構成要素を参照して説明される。
工程302では、プロセッサ204は、動き検出器208からジェスチャデータを受信する。以上で説明したように、MU100は、ユーザが1つの手でMU100を把持できるようにするハンドル104を備えることができる。次いで、ユーザは、左右に傾けること、前後に傾けること、振ること等のジェスチャの動きを行うことによって、ジェスチャデータを提供できる。動き検出器208は、MU100の方向及び位置における変化を測定でき、実行されているジェスチャを判定し、ジェスチャデータを把握する。
したがって、工程304では、コマンドの種類がジェスチャデータに応じて判定されることが可能である。例えば、ウェブページがロードされディスプレイ202に表示される場合、ジェスチャデータは、傾けるジェスチャから生成が可能である。ジェスチャデータによって、実行されるコマンドはスクロールコマンドであることが表され得る。
工程306では、プロセッサ204は、荷重センサ210から荷重データを受信する。以上で説明したように、MU100は、荷重センサ210を備え、これによって、ユーザは圧力を荷重センサ210に加えることができる。荷重センサ210によって、荷重センサ210に加えられた圧力の大きさを荷重データに変換することが可能である。荷重センサ210は、様々な異なる荷重入力(例えば、弱い荷重、中程度の荷重、強い荷重)を受け取るように構成され得る。したがって、工程308では、コマンドのモードが荷重データに応じて判定されることが可能である。例えば、ジェスチャによってスクロールコマンドが開始される場合、強い荷重のデータによって、スクロールが速いスピードで実行されることが表され得る。
工程310では、ジェスチャデータ及び荷重データに応じてコマンドが実行されることが可能である。以前の例では、傾けることについてのコマンドは、ジェスチャデータに基づき、スクロールのスピードは荷重データに基づく。
以上で説明したように、方法300は、ジェスチャデータ及び荷重データの点からは例示に過ぎない。別の実施形態では、荷重データはジェスチャデータよりも先に受信されてもよい。しかしながら、コマンドの実行は、ジェスチャデータ及び荷重データの両方によって決定される。
本発明の例示的な実施形態によって、荷重感知と、動きのジェスチャとの入力の組み合わせが提供され、認識可能なジェスチャの数が非常に増大し、また必要とされるジェスチャの動きの程度を限定することによりジェスチャの動きと視覚的なフィードバックとの間の衝突が改善される。モバイルユニットは、ユーザによって入れられるジェスチャデータを判定すべく、動き検出器等の動き検出装置とともに構成することができる。さらに、そのモバイルユニットは、ユーザによって入力される荷重データを判定するべく、荷重センサとともに構成することができる。ジェスチャデータと荷重データとの組み合わされたペアを通じて、それらに応じてコマンドは実行が可能である。具体的には、ジェスチャデータは実行されるコマンドの種類に関係し得る一方、荷重データは、どのようにコマンドが実行されるか表す作動モードに関係し得る。
以上の明細書では、具体的な実施形態が説明された。しかしながら、様々な修正及び改変が以下の特許請求の範囲に述べられる発明の範囲から逸脱することなくなされ得ると当業者によって認められる。したがって、明細書及び図面は、限定する意味ではなく例示とみなされるべきであり、全てのそのような修正は、本教示の範囲内に含まれることが意図されている。
利益、利点、問題に対するソリューション、及び任意の要素(利益、利点又はソリューションを生じさせ得るか、又はこれらをより顕著にさせ得る)は、任意の又は全てのクレームについての重大な、必要な又は不可欠なフィーチャ又は要素としての意ととられるべきではない。本発明は、本出願の係属中になされる補正を含む添付の特許請求の範囲及び発行される特許請求の範囲の全ての均等物によってもっぱら定義される。
さらにこの文献において、第1及び第2、最上部及び最下部等の関係語は単に、ある存在又は行為を別の存在又は行為と区別するために用いられる場合があり、その場合、このような存在間又は行為間のそのような関係又は順序を必ずしも必要せず、また示唆しない。「備える(“comprises”)」、「備えている(“comprising”)」、「有する(“has”)」、「有している(“having”)」、「含む(“includes”)」、「含んでいる(“including”)」、「含有する(“contains”)」、「含有している(“containing”)」の語やこれらの他の変形も包括的に含めることに及んでいることが意図されており、これによって、要素のリストを含む(comprises, has, includes, contains)プロセス、方法、物品、又は装置には、これらの要素が含まれているだけでなく、明白にはリストにされていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品、若しくは装置に固有の他の要素が、含まれていても良い。「含む」(“comprises ...a”, “has ...a”, “includes ...a”, “contains ...a”)が先行する要素は、さらに制約することはなく、その要素を含む(comprises, has, includes, contains)プロセス、方法、物品、又は装置において、追加の同一の要素の存在を除外しない。“a” 及び“an”の語は、本明細書において別様に明示的に述べられない限り、1つ以上として定義される。「実質的(“substantially”)」、「実質上(“essentially”)」、「およそ(“approximately”)」、「約(“about”)」の語、又は他のこれらの変形は、当業者によって理解されるのと同程度に近いものとして定義され、1つの非限定的な実施形態では、その語は10%以内と定義され、別の実施形態では、5%以内と定義され、別の実施形態では、1%以内と定義され、また別の実施形態では、0.5%以内と定義される。必ずしも直接的に結合されておらず、また必ずしも機械的に結合されていないとは言え、本明細書において使用される「連結されている(“coupled”)」の語は、結合されているとして定義される。ある手法において「構成される(“configured”)」装置又は構造は、少なくともそのような手法で構成されるが、リストにされていない手法において構成される場合もある。
一般に、プロセッサは、データキャプチャ機器の作動に関連する関数、技法、及びタスク処理を遂行するように構成される処理論理部を備える。さらに、本明細書において開示された実施形態とともに説明された方法又はアルゴリズムの工程は、プロセッサによって実行されるハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアのモジュールにおいて直接的に具現化される場合もあれば、又はそれらの任意の組み合わせにおいて具現化される場合もある。そのようなソフトウェアは、低レベルの命令(アセンブリコード、機械コード等)として実装される場合もあれば、又は高級なインタプリタ型ソフトウェアコード若しくはコンパイラ型ソフトウェアコード(例えば、C、C++、オブジェクトC、JAVA(登録商標)、Python等)として実装される場合もある。
ある非プロセッサ回路とともに、本明細書において説明された近距離無線装置の組み合わされたペアのための方法及び装置の機能のいくつか、ほとんど、又は全てを実装するべく、いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、カスタマイズされたプロセッサ、及びフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)等の汎用プロセッサ又は専用プロセッサ(すなわち「処理装置」)の1つ以上、並びに1つ以上のプロセッサを制御する一意の記憶されたプログラム命令(ソフトウェア及びファームウェアの両方を含む)からなる場合があると認められる。非プロセッサ回路には、無線受信機、無線送信機、シグナルドライバ、クロック回路、電源回路、及びユーザ入力装置が含まれ得るが、これらに限定されない。したがって、これらの機能は、本明細書に記載の近距離無線装置の組み合わされたペアを行う方法の工程として解釈される場合がある。あるいは、いくつか又は全ての機能は、記憶されたプログラム命令を有さないステートマシンによって実装される場合もあれば、又は1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)(各機能、又はある機能のいくつかの組み合わせは、カスタム論理として実装される)において実装される場合もある。当然ながら、2つのアプローチの組み合わせも使用される場合がある。ステートマシン及びASICの両方は、以上の説明及び特許請求の範囲の文言の目的のために、「処理装置(“processing device”)」として本明細書において考慮される。
さらに、実施形態は、本明細書において説明され、及び特許請求された方法を行うべく、コンピュータ(例えば、処理装置を備える)をプログラミングするためのコンピュータ可読記憶要素又は媒体(記憶されたコンピュータ可読コードを有する)として実装される場合がある。そのようなコンピュータ可読記憶要素の例には、ハードディスク、CD−ROM、光記憶装置、磁気記憶装置、ROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、及びフラッシュメモリが含まれるが、これらに限定されない。さらに、当業者は、あり得る多大な労力にもかかわらず、また、例えば、利用可能な時間、現在の技術、及び経済的な考慮によって動機付けられる多くの設計選択にもかかわらず、最小限の試みでそのようなソフトウェアの命令及びプログラム並びにICを容易に生成できる(本明細書において開示された概念及び原理に指導される場合)ことが予期される。
本開示の要約は、読み手が技術開示の性質を素早く把握できるようにするべく提供される。要約は、特許請求の範囲又は意義を解釈ないし制限するのには使用されないという理解で提出される。さらに、以上の詳細な説明では、本開示の簡素化の目的のため、様々な実施形態において、様々なフィーチャがグループ化されていることが見られ得る。この開示方法は、特許請求される実施形態が各クレームにおいて明白に記述されたよりも多くのフィーチャを必要とするという意図を反映としているとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲によって反映されていることだが、発明の主題は、単一の開示された実施形態の全てのフィーチャよりも少ないフィーチャに存在する。したがって、これによって、以下の特許請求の範囲は詳細な説明に組み入れられており、各クレームは、別々に特許請求された主題として完結している。
少なくとも一例である実施形態が以上の詳細な説明において提示されたとは言え、多大な数の変形が存在すると認められるべきである。さらに、その一例である実施形態又は本明細書において説明された実施形態は、いかなる場合でも、特許請求される主題の範囲、利用可能性、又は構成を制限するようには意図されていないと認められるべきである。むしろ、以上の詳細な説明によって、その説明された実施形態、又は複数の実施形態を実装するための便利なロードマップが当業者に提供される。様々な改変は、特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく、機能及び要素の編成においてなされ得ることが理解されるべきであり、これには、本特許出願の提出時に既知の均等物及び予見可能な均等物が含まれる。
さらに、本明細書に含まれる節の見出しは検討ができるようにと意図されており、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。したがって、明細書及び図面は、例示的な態様においてみなされるべきであり、添付の特許請求の範囲の範囲を限定するようには意図されていない。
添付の特許請求の範囲の解釈において、以下のことが理解されるべきである。
a)「含んでいる(“comprising”)」の単語は、所与のクレームにおいてリストされている要素又は作用以外の要素又は作用の存在を排除しない。
b)要素に先行する“a”又は“an”の単語は、そのような要素が複数存在することを排除しない。
c)特許請求の範囲における参照記号は特許請求の範囲を限定しない。
d)複数の「手段(“means”)」は、同じ項目又はハードウェア若しくはソフトウェアの実装の構造若しくは機能によって表される場合がある。
e)開示された要素のいずれも、ハードウェア部分(例えば、ディスクリート電子回路及び集積電子回路を含む)、ソフトウェア部分(例えば、コンピュータプログラミング)、及びこれらの任意の組み合わせからなる場合がある。
f)ハードウェア部分は、アナログ部分及びデジタル部分のうちの1つ又は両方からなる場合がある。
g)開示された装置又は開示された装置の部分のいずれも、特に別様に述べられない限り、ともに組み合わされる場合もあれば、又はさらなる部分へと別々にされる場合もある。
h)作用又は工程の具体的な順番は、特に示されない限り、必要とされることは意図されていない。

Claims (15)

  1. モバイル機器(100)において、
    ジェスチャに対応する前記モバイル機器(100)のスライドする動きを感知し、実行される開始コマンドを表すジェスチャデータを生成する動き検出器(208)と、
    加えられた荷重の大きさを感知して荷重データを生成する荷重センサ(210)であって、該加えられた荷重の大きさは、ウェブモードと、電話モードと、テキストモードのうちの1つである、前記開始コマンドが実行される対応するモードを設定する、前記荷重センサと、
    前記動き検出器(208)及び前記荷重センサ(210)に結合されており、前記ジェスチャデータと前記荷重データとの組み合わせに応じて前記開始コマンドを実行する、プロセッサ(204)と、を備える、モバイル機器(100)。
  2. 前記動き検出器(208)は、加速度計と、ジャイロスコープと、水銀スイッチとからなる群から選択される、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  3. 前記開始コマンドに関する情報を表示するためのディスプレイ(202)をさらに備える、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  4. 前記荷重センサ(210)は制御スイッチを含む、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  5. 前記荷重センサ(210)は荷重感知式タッチスクリーンディスプレイを含む、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  6. 前記開始コマンドが実行される前記異なる複数のモードに対応する複数の別個の荷重範囲において、加えられた荷重の大きさを感知するように構成されている、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  7. 常に変化する荷重の印加として、加えられた荷重の大きさを感知するように構成されている、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  8. 前記ジェスチャデータと前記荷重データとのうちの少なくとも1つを記憶するメモリ(206)をさらに備える、請求項1に記載のモバイル機器(100)。
  9. モバイル機器(100)の開始コマンドを実行するための方法において、
    ジェスチャに対応する前記モバイル機器(100)のスライドする動きを感知し、実行される開始コマンドを表すジェスチャデータを生成する工程と、
    荷重センサ(210)に加えられた荷重の大きさを感知して荷重データを生成する工程であって、該加えられた荷重の大きさは、ウェブモードと、電話モードと、テキストモードのうちの1つである、前記開始コマンドが実行される対応するモードを設定する、前記工程と、
    前記ジェスチャデータと前記荷重データとの組み合わせに応じて前記開始コマンドを実行する工程と、を備える、方法。
  10. 前記スライドする動きは動き検出器(208)を使用して感知され、前記動き検出器(208)は、加速度計と、ジャイロスコープと、水銀スイッチとからなる群から選択される、請求項に記載の方法。
  11. 前記開始コマンドに関する情報を表示する工程をさらに備える、請求項に記載の方法。
  12. 加えられた荷重の大きさを感知する工程は、前記荷重センサ(210)へ圧力を加える工程を含む、請求項に記載の方法。
  13. 加えられた荷重の大きさを感知する工程は、前記開始コマンドが実行される前記異なる複数のモードに対応する複数の別個の荷重範囲において感知する工程を含む、請求項に記載の方法。
  14. 加えられた荷重の大きさを感知する工程は、常に変化する荷重の印加を感知する工程を含む、請求項に記載の方法。
  15. 前記ジェスチャデータと前記荷重データとのうちの少なくとも1つを記憶する工程をさらに備える、請求項に記載の方法。
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