JP5855118B2 - 高及び低分析物傾向通知を有する分析物試験方法及びシステム - Google Patents

高及び低分析物傾向通知を有する分析物試験方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5855118B2
JP5855118B2 JP2013539883A JP2013539883A JP5855118B2 JP 5855118 B2 JP5855118 B2 JP 5855118B2 JP 2013539883 A JP2013539883 A JP 2013539883A JP 2013539883 A JP2013539883 A JP 2013539883A JP 5855118 B2 JP5855118 B2 JP 5855118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analyte
screen
analyte measurement
threshold
trend
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013539883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014504174A (ja
Inventor
ジェレミー ランディス
ジェレミー ランディス
サルヴェ レトゥタ パスクアル
サルヴェ レトゥタ パスクアル
アニータ マシュー
アニータ マシュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LifeScan Inc
Original Assignee
LifeScan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US29/393,126 external-priority patent/USD709901S1/en
Priority claimed from US13/192,348 external-priority patent/US20120130646A1/en
Application filed by LifeScan Inc filed Critical LifeScan Inc
Publication of JP2014504174A publication Critical patent/JP2014504174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5855118B2 publication Critical patent/JP5855118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H15/00ICT specially adapted for medical reports, e.g. generation or transmission thereof
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/63ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/20ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for computer-aided diagnosis, e.g. based on medical expert systems
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/67ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for remote operation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本願は、35 USC §§119,120,365、並びに/又は2010年11月19日出願の先行仮特許出願番号第61/415,598号(代理人整理番号LFS5217USPSP)、2011年3月29日出願の同第61/469,046号(代理人整理番号LFS2222USPSP)、2011年5月31日出願の米国意匠特許番号第29/393,126号(代理人整理番号LFS5223USDP)、及び2011年7月27日の非仮特許出願番号第13/192,348号(代理人整理番号LFS5217USNP)に対するパリ条約の下で利益を主張し、これらの先行出願は、参照により全体として本願に組み込まれる。
糖尿病患者にとって、グルコース監視は日常のことである。そのような監視の精度は、糖尿病者の健康、及び最終的には生活の質に多大な影響を与えることがある。一般に糖尿病患者は、血中グルコース濃度を1日に数回測定し、血糖値を監視し制御する。血中グルコース濃度を正確にかつ定期的に検査しないと、心臓血管疾患、腎疾患、神経損傷、及び失明などの重篤な糖尿病関連合併症を引き起こす可能性がある。現在は、少量の血液サンプル中のグルコース濃度を個人が検査できる、多くの電子機器が存在する。このようなグルコース測定器の1つが、LifeScan製の製品であるOneTouch(登録商標)Profile(商標)グルコース測定器である。
グルコース監視に加え、糖尿病患者は多くの場合、例えば、不規則な食事又は運動によって悪影響を受けないように、ライフスタイルに対する厳しい管理を維持しなければならない。更に、特定の糖尿病患者を扱う医師は、糖尿病管理に対して効果的な治療や治療の変更を提供するために、その患者のライフスタイルに関する詳細な情報を必要とする場合がある。現在、糖尿病患者のライフスタイルを管理する方法の1つとして、その患者にライフスタイルに関する紙の日記をつけさせることがある。別の方法として、その患者にライフスタイルに関する出来事を単に記憶させ、各診察時に医師にその詳細を伝えさせることがある。
ライフスタイルに関する情報を記録する上記の方法は、本質的に難しく、時間がかかり、場合によっては正確ではない。紙の日記は、患者が必ずしも常に携帯しておらず、必要な時に正確に記録できない場合がある。このような紙の日記は小さいため、ライフスタイルにおける出来事の詳細な記述を必要とする詳細情報を記入することが難しい。更に、手書きのノートを手作業で確認し、その情報を解釈すべき医師に質問された際に、しばしば、患者はライフスタイルの主要な出来事を忘れている場合がある。紙の日記からは、要素情報を抽出又は分類するための分析が得られない。また、この情報の縮図又は要約もない。二次データ記憶システム、例えば、データベース又はその他電子システムへのデータ入力は、この二次データ記憶装置への、ライフスタイルデータを含む情報の労力を要する複写作業を必要とする。データの記録が難しいため、関連情報を思い出しながら入力することになり、結果として不正確かつ不完全な記録となる。
現在は、個人のグルコース濃度を測定でき、分析用の別のコンピュータに読み出し又はアップロードするためにこの濃度を保存できる多くの携帯用電子機器が存在する。このような機器の1つが、Roche DiagnosticsのAccu−Check(商標)Complete(商標)Systemであり、ライフスタイルデータの保存に対する制限された機能を提供する。しかし、Accu−Check(商標)Complete(商標)Systemでは、計測器内に保存されるライフスタイル変数は制限されたものが選択できるのみである。事前に計測器内に入力された値からのインテリジェントフィードバックはなく、計測器をたまに使用するユーザーにとってユーザーインターフェースは直観的ではない。別のデバイスは、Agamatrix WaveSenseである。しかしながら、WaveSenseは、高傾向又は低傾向の検出を提供しない。
第1の実施形態では、タッチセンサー式スクリーンディスプレイ、メモリ、1つ以上のマイクロプロセッサ、及びプログラム命令を含む、モバイルコンピュータデバイスが提供される。タッチセンサー式ディスプレイは、ディスプレイ及びメモリに連結され、メモリ中に記憶されるプログラム命令が提供される、少なくとも1つのマイクロプロセッサとの指接触によるコマンドに応答する。プログラム命令は、少なくとも1つのマイクロプロセッサによって、メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように;プリセット時間よりも長い指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように;ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせるように;少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、実行可能である。
この第1の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:情報スクリーンは、タッチセンサー式ディスプレイに対するログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択されるスクリーンを含んでもよく、異なるデバイスは、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つであってもよい。この第1の実施形態に対して、少なくとも1つのマイクロプロセッサは、更に、複数の分析物測定結果を記憶するように;1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように;並びに評価及び確認の完了後に、N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように、プログラムされる。通知が、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、モバイル通信デバイスのタッチスクリーンディスプレイ上の少なくとも1つの傾向及び複数の分析物測定結果のディスプレイを含んでもよく、列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表されることに留意されたい。
第2の実施形態では、タッチセンサー式スクリーンディスプレイ、メモリ、1つ以上のマイクロプロセッサ、及びプログラム命令を含む、モバイルコンピュータデバイスが提供される。タッチセンサー式ディスプレイは、ディスプレイ及びメモリに連結され、メモリ中に記憶されるプログラム命令が提供される、少なくとも1つのマイクロプロセッサとの指接触によるコマンドに応答する。プログラム命令は、少なくとも1つのマイクロプロセッサによって、複数の分析物測定結果を記憶するように;1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように;評価及び確認の完了後に、N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように;メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように;プリセット時間よりも長い指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように;ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせるように;少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、実行可能である。
この第2の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:情報スクリーンは、タッチセンサー式ディスプレイに対するログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択されるスクリーンを含んでもよく、異なるデバイスは、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つであってもよい。マイクロプロセッサが、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、モバイル通信デバイスのディスプレイ上に、複数の分析物測定結果を表示するようにプログラムされ、列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表されることに留意されたい。あるいは、マイクロプロセッサは、最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、又は(b)空腹期間中に行われた測定結果、を含む、所定の条件のうちの1つとしてフラグが付けられたかどうかを確認するように、更にプログラムされる。マイクロプロセッサは、最新の分析物測定値が所定の条件として第1の閾値未満であるかどうかを確認するように更にプログラムされ、N日数は、約2〜約14の任意の数字を含んでもよく、X時間は、約0〜約7時間の任意の数字を含んでもよく、X時間は、約0〜約3時間の任意の数字を含んでもよく、第1の閾値は、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含んでもよく、第2の閾値は、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含んでもよい。
第3の実施形態では、血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法が提供される。傾向(単数又は複数)は、分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用されてもよく、それぞれは、それぞれのディスプレイ及びメモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有する。本方法は、分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物を酵素副生成物に変換し、プロセス中に、流体中の分析物の測定を提供する、変換する工程と;分析物測定ユニットのメモリ中に、分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程と;モバイル通信デバイスを用いて、1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定する工程と;モバイル通信デバイスを用いて、N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、第1の閾値よりも低いかどうかを評価する工程と;N日数にわたって同一のタイムフレームで、少なくとも1つの分析物測定結果を含む複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い分析物傾向を示すことを通知する工程と、によって達成され得、通知する工程は、更に、分析物傾向を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の情報スクリーンを表示する工程と;プリセット時間よりも長い指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示する工程と;ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせる工程と、を含んでもよい。
第3の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせる工程。
第4の実施形態では、血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法が提供される。傾向(単数又は複数)は、分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用されてもよく、それぞれは、それぞれのディスプレイ及びメモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有する。本方法は、分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物の酵素副生成物への物理的変換を開始し、プロセス中に、流体中の分析物の測定を提供する、物理的変換を開始する工程と;分析物測定ユニットのメモリ中に、分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程と;1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第2の閾値を超えるかどうかを決定する工程と;最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、又は(b)空腹期間中に行われた測定結果としてフラグが付けられたかどうかを確認する工程と;モバイル通信デバイスを用いて、N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、それぞれ、第2の閾値よりも高いかどうかを評価する工程と;N日数にわたって同一のタイムフレームで、複数の分析物測定結果が、第2の閾値よりも高い分析物傾向を示すことを通知する工程と、によって達成され得、通知する工程は、更に、分析物傾向を示すタッチセンサー式ディスプレイ上の情報スクリーンを表示する工程と;プリセット時間よりも長い指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示する工程と;ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせる工程と、を含んでもよい。
この第4の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせる工程。通知する工程が、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、モバイル通信デバイスのディスプレイ上に、複数の分析物測定結果を表示する工程を含んでもよく、列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表されることに留意されたい。本実施形態では、分析物がグルコースを含んでもよく、表示する工程が、相互に接続されている、N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内の第1の閾値よりも低い分析物測定結果の傾向に対して、記憶された分析物の第1のしるしの分配を示す工程を含んでもよい。あるいは、表示する工程は、相互に接続されている、N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内の第2の閾値よりも高い分析物測定結果の傾向に対して、記憶された分析物の第2のしるしの分配を示す工程を含んでもよく、第1のしるしは、少なくとも2つの円を含んでもよく、その中間にコネクタを有し、2つの円は、第1の色を含み、第2のしるしは、少なくとも2つの円を含んでもよく、円のそれぞれの中間にコネクタを有し、円は、第2の色を含み、最近のN日数は、約2〜約14の任意の数字を含んでもよく、X時間は、約0〜約7時間の任意の数字を含んでもよく、X時間は、約0〜約3時間の任意の数字を含んでもよく、第1の閾値は、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含んでもよく、第2の閾値は、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含んでもよい。
第5の実施形態では、少なくとも1つのグルコース試験ストリップ、ストリップのための測定ユニット、及びモバイル通信ユニットを含む、糖尿病管理システムが提供される。測定ユニットは、グルコース試験ストリップを受容するように構成される、試験ストリップポートを含む、ハウジングを含んでもよい。測定マイクロプロセッサは、試験ストリップ上に配置されるユーザーの生理学的流体中で測定されるグルコースの量に関するデータを提供するように、試験ストリップポートと連結され、マイクロプロセッサは、更に、メモリに連結される。モバイル通信ユニットは、ディスプレイに連結されるモバイルプロセッサを含む。測定マイクロプロセッサ又はモバイルマイクロプロセッサのうちの1つは、生理学的流体中の分析物を測定して、分析物測定結果を提供するように;分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶するように;1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように;N日の期間にわたる最新の分析物測定結果の所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように;評価及び確認の完了後に、N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように;メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように;プリセット時間よりも長い指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように;ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせるように;並びに少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、プログラムされる。
第5の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:プロセッサは、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、モバイル通信デバイスのディスプレイ上に、複数の分析物測定結果を表示するように構成され、列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表される。あるいは、マイクロプロセッサは、最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、若しくは(b)空腹期間中に行われた測定結果を含む所定の条件のうちの1つとしてフラグが付けられたかどうかを確認するように、更にプログラムされるか、又はマイクロプロセッサは、最新の分析物測定値が所定の条件として第1の閾値未満であるかどうかを確認するように、更にプログラムされる。最近のN日数が、約2〜約14の任意の数字を含んでもよく、X時間が、約0〜約7時間の任意の数字を含んでもよく、X時間が、約0〜約3時間の任意の数字を含んでもよく、第1の閾値が、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含んでもよく、第2の閾値は、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含んでもよいことに留意されたい。
第6の実施形態では、分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用される、血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法が提供される。ユニット及びデバイスのそれぞれは、メモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有する。モバイル通信デバイスは、タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイを含む。本方法は、分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物の酵素副生成物への物理的変換を開始し、プロセス中に、流体中の分析物の測定を提供する、物理的変換を開始する工程;分析物測定ユニットのメモリ中に、分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程;設定タイムフレームにわたる血中グルコース値が増加している高傾向、又は設定タイムフレームにわたる血中グルコース値が減少している低傾向のうちの1つ以上を決定するように、分析物測定結果のうちの1つ以上を評価する工程;タッチスクリーン上に、高又は低傾向を含む1つ以上の分析物測定結果を示す、情報スクリーンを表示する工程;時限閾値よりも長い持続期間にわたる情報スクリーン上の指の接触によって、少なくとも2つの指で選択可能なオプションを提供する、分割されたボタンを表示する工程;少なくとも2つの指で選択可能なオプションのうちの1つの情報スクリーン上の指タップによって、高又は低傾向を含む1つ以上の分析物測定結果を示す、情報スクリーンに関する情報を通知する工程;又は少なくとも2つの指で選択可能なオプションのうちのもう1つの情報スクリーン上の指タップによって、情報スクリーンを表すデータが、別のモバイル通信デバイス、サーバ、若しくはプリンタを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする工程、によって達成され得る。
この第6の実施形態では、以下の機能が単独で、あるいは本実施形態との任意の組み合わせで活用されてもよい:少なくとも2つの指で選択可能なオプションは、印刷オプション、共有オプション、又はヘルプオプションを含み、情報スクリーンは、ログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択されるスクリーンを含んでもよい。
これら及び他の実施形態、特徴並びに利点は、以下に述べる本発明の異なる例示的実施形態のより詳細な説明を、はじめに下記に簡単に述べる付属の図面とあわせて参照することによって当業者にとって明らかになるであろう。
本明細書に援用する明細書の一部をなす添付図面は、現時点における本発明の好適な実施形態を示したものであって、上記に述べた一般的説明及び下記に述べる詳細な説明とともに、本発明の特徴を説明する役割を果たすものである(同様の数字は同様の要素を表す)。
分析物測定ユニット及びモバイル通信デバイスを含む糖尿病管理システム。 簡略図中で、分析物測定ユニット及びモバイル通信デバイスのそれぞれに対する、例示の回路基板。 14日間グルコース報告書の要約に対する好ましいスクリーンとして、図1Aの代替。 このスクリーンを別のユーザー又は医療提供者と共有する能力、及びこのスクリーン上のデータの説明のためのヘルプを得るためのモードを有する、図1Cと同一のスクリーン。 関連日に対して収集されるデータがスクリーン42をスクロールアップすることによってアクセスされ得る、別のスクリーン。 グラフィックのそれほど多くない、代替のスクリーン。 時刻毎に分類される、14日の期間にわたる平均血中グルコース値に対する、テキストの多い要約スクリーンのスクリーンショット。 低傾向を決定するための論理の2つの変化形。 低傾向を決定するための論理の2つの変化形。 高傾向を決定するための論理の2つの変化形。 高傾向を決定するための論理の2つの変化形。 タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイが要約スクリーン中にある一方で、低傾向を示す、ポップアップメッセージ。 図4Aのポップアップ中に提供される選択に応答して、ユーザーが選択してもよい、詳細なテキストスクリーン。 パターンの数、パターンの種類、及びパターンに対するデータが生じた時をユーザーに通知するために、2つのサブスクリーンに分類されるパターンスクリーンのスクリーンショット。 モバイル通信デバイスのログブックディスプレイに対する固有の出力。 「午前中」の時間間隔に対する、7月25日〜7月26日に識別される低傾向に関する更なる詳細を提供する、生成されたスクリーン。 4つの異なる期間で分類される、血中グルコース値のログブックを提供する、ログブックディスプレイの代替のスクリーン。 1日のうちの異なる期間、並びに高及び低のパターンで血中グルコース値を分類する、ログブックの更に別の代替のスクリーン。 所定の範囲よりも高くないか、又は低くない血中グルコース値に重点を置かないことによる、高及び低グルコース値のパターンに関するログブックの別の機能。 ユーザーが、傾向パターンの解釈のためのヘルプを得ることと、ログブックを他と共有することとの間で選択することを可能にする、スクリーン。 ユーザーが、図6A中のログブックのEメール又はテキストメッセージを介して共有することを可能にする、フォローアップスクリーン。 ユーザーが、傾向パターンの解釈のためのヘルプを得ることと、ログブックを他と共有することと、ログブックの結果を印刷することと、の間で選択することを可能にする、スクリーン。 グラフィック方法を使用して、ユーザーに経時的な測定値を通知する代替のモード。 グラフィック方法を使用して、ユーザーに経時的な測定値を通知する代替のモード。 低及び高傾向パターンが識別できるように、所定の正常範囲内のデータ点に重点が置かれない、グラフィックスクリーンショット。 一旦ユーザーが高及び低傾向のうちの1つの特定のデータ点に触れると提供され得る、メッセージ。 グラフィック方法を使用して、同一の時間ウィンドウ中の日数にわたる測定値を通知する、更に別のモード。
以下の詳細な説明は、図面を参照しつつ読まれるべきもので、異なる図面中、同様の要素は同様の参照符号にて示してある。図面は必ずしも一定の縮尺を有さず、選択した実施形態を示したものであって、本発明の範囲を限定するものではない。詳細な説明は本発明の原理を限定するものではなく、あくまでも例として説明するものである。この説明文は、当業者による発明の製造及び使用を明確に可能ならしめるものであり、出願時における発明を実施するための最良の形態と考えられるものを含む、発明の複数の実施形態、適応例、変形例、代替例、並びに使用例を述べるものである。
本明細書で任意の数値や数値の範囲について用いる「約」又は「およそ」という用語は、構成要素の部分又は構成要素の集合が、本明細書で述べるその所望の目的に沿って機能することを可能とするような適当な寸法の許容誤差を示すものである。「分析物」という用語は、その量又は質を決定するための試験対象物である、流体中の1つ以上の物質を含むと解釈されてもよい。更に、本明細書で用いる「患者」、「ホスト」、「ユーザー」、及び「被験者」という用語は任意のヒト又は動物患者を指し、システム又は方法をヒトにおける使用に限定することを目的としたものではないが、ヒト患者における本発明の使用は好ましい実施形態を代表するものである。
図1Aは、生体内感知装置で使用するためのグルコースセンサーの形態の分析物測定ユニット10(「AMU」)、及びモバイル通信デバイス40を含む、糖尿病管理システム100を示す。生体内感知装置は、グルコース試験ストリップ20の形態である。グルコース測定器又はAMU 10は、図1Aに示すように、ハウジング12、ディスプレイ14、ストリップポートコネクタ16、及びデータポート18を含むことができる。ボタンは示されないが、少なくとも1つの機械的スイッチ又は仮想ボタンを有する、タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイが測定器10と共に利用されてもよい。通信デバイス40は、機械的ホームスイッチ44を有する、ディスプレイ42、好ましくは、タッチスクリーン型ディスプレイを含む。
図1Bは、回路基板22の上面上に配置されたAMU 10の電子構成要素を(概略的な形で)示す。回路基板22の上の電子構成要素は、ストリップポートコネクタ16、マイクロコントローラ24、及び第1の無線モジュール26を含む。電子構成要素はまた、ディスプレイコネクタ(簡潔にするために図示せず)、不揮発性メモリ(簡潔にするために図示せず)、クロック(簡潔にするために図示せず)、電池コネクタ(図示せず)、及びデータポート18を含んでもよい。マイクロコントローラ24は、ストリップポートコネクタ16、オペアンプ回路(簡潔にするために図示せず)、無線モジュール26、ディスプレイ14、不揮発性メモリ(簡潔にするために図示せず)、クロック(簡潔にするために図示せず)、電池(簡潔にするために図示せず)、及びデータポート18に電気的に接続されてもよい。
オペアンプ回路(簡潔にするために図示せず)は、ポテンシオスタット機能及び電流測定機能の一部を提供するように構成される、2つ以上のオペアンプを含むことができる。ポテンシオスタット機能とは、試験ストリップの少なくとも2つの電極間に試験電圧を加えることを指し得る。電流機能とは、加えられた試験電圧によって生じる試験電流を測定することを指し得る。電流測定は、電流電圧変換器によって行うことができる。マイクロコントローラ24は、例えば、Texas Instrument MSP 430などの混合シグナルマイクロプロセッサ(MSP)の形態であってよい。MSP 430は、ポテンシオスタット機能及び電流測定機能の一部を行うように構成することもできる。更に、MSP 430は、揮発性及び不揮発性メモリを含むこともできる。別の実施形態において、電子構成要素の多くを特定用途向け集積回路(ASIC)の形態でマイクロコントローラに組み込むことができる。
ストリップポートコネクタ16は、試験ストリップと電気的接続を形成するように構成することができる。ディスプレイ14は、測定された血糖値を報告し、生活習慣に関連した情報の入力を容易にするための、液晶ディスプレイの形態であってよい。ディスプレイ14は、任意にバックライトを有してよい。あるいは、ディスプレイ14は、ボタン及びスイッチを必要とすることなく、データ入力及び応答を可能にする、タッチスクリーンディスプレイを含んでもよい。データポート18は、接続リード線に取り付けられる、好適なコネクタを受容し、それにより、AMU 10が、パーソナルコンピュータ等の外部デバイスに連結されることを可能にすることができるか、又は測定器10の再充電可能電池が再充電されることを可能にすることができる。データポート18は、例えば、シリアル、USB、又はパラレルポートなど、データ送信が可能な任意のポートであってもよい。好ましくは、データポート18は、USB 2.0ポートの形態である。クロック(簡潔にするために図示せず)は、ユーザーが位置する地理的領域に関連する現在時刻を維持し、また時間を計測するように構成され得る。AMU 10は、例えば、電池などの電源に電気的に接続されるように構成され得る。
AMU 10は、例えば、グルコース、ケトン、コレステロール等の生理学的流体中の分析物の1つ以上の測定を提供する、好適な分析物試験ストリップ(例えば、電気化学的又は光化学的)と協働するように設計される。例示的な一実施形態では、試験ストリップ20は、電気化学的グルコース試験ストリップの形態であり得る。試験ストリップ20は、1つ以上の作用電極及び対電極を含んでよい。試験ストリップ20は、更に複数の電気的接触パッドを含んでもよく、その場合、各電極は、少なくとも1つの電気的接触パッドと電気的に連通してもよい。ストリップポートコネクタ16は、電気的接触パッドと電気的にインターフェースし、電極と電気的に連通しているように構成されてよい。試験ストリップ20は、少なくとも1つの電極上に配置されている試薬層を含むことができる。試薬層は、酵素及び調節物質を含み得る。試薬層に使用するのに適した例示的な酵素としては、グルコースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(ピロロキノリンキノン補因子「PQQ」とともに)、及びグルコースデヒドロゲナーゼ(フラビンアデニンジヌクレオチド補因子「FAD」とともに)が挙げられる。試薬層に使用するのに適した例示的な調節物質としては、フェリシアニドがあり、この場合では酸化型である。試薬層は、グルコースを酵素的副産物に物理的に変換させ、その過程でグルコース濃度に比例した所定量の還元型の調節物質(例、フェロシアニド)を生成するように構成することができる。この後、作用電極によって還元型調節物質の濃度を電流の形態で測定することができる。次いで、AMU 10は、電流の大きさをグルコース濃度に変換することができる。好ましい試験ストリップの詳細は、米国特許第6179979号、同第7045046号、同第7291256号、同第7498132号に提供されており、当該特許の全ては、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
再び図1Bを参照すると、概略的形態で、その上にある特定の構成要素が配置される、手持ち式演算器40の回路基板46が示される。パワーアンプチップセット48は、電力管理チップセット50と共に、マイクロプロセッサ52に対して提供されるが、それは、メモリチップセット54、無線通信モジュール56(例えば、Bluetooth(登録商標) 2.0)、GSM(登録商標)又はGPRSチップセット58、及びWi−Fiチップセット60に連結される。市販のポータブル通信デバイスの例としては、Blackberry Torch Smartphone、Android Smartphone、iPhone、iPod Touch、iPad、並びにNokia、LG、Samsung、及びMotorolaからのその他のものが挙げられる。本明細書に用いるポータブル通信デバイスは、スマートフォンである必要はないが、データをサーバと通信し合う能力を有する、任意の手持ち式ポータブルコンピュータデバイスを含んでもよいことに留意されたい。好ましくは、ポータブル通信デバイスは、iPhone 4G及びiPod Touchを含む。
操作中、患者は、血液検査を実施することによって、システム100の使用を開始してもよい。具体的には、好適な試験ストリップ20がAMU 10に挿入され、デバイスをオンにする。血液又は好適な生理学的流体が、好適なデバイス(例えば、ランセット)によって抽出され、ストリップ20の遠位端上に配置される。血液の付着は、分析物(例えば、グルコース)の酵素副生成物、例えば、グルコン酸への物理的形質転換を開始し、それにより、AMU 10が、試験ストリップの試験チャンバ中の酵素反応からの電流フローを測定することを可能にする。酵素反応が行われ、反応からの電流が測定された後に、分析物結果、又は例示の実施形態において、202の血中グルコース(「BG」)の結果が、ユーザーに通知される。本明細書で用いる「通知された」という用語及びこの語幹の変形は、文字、音声、画像又は全ての通信の態様の組み合わせを介してユーザーに通知されることを表す。
ユーザーの健康又は疾病の管理においてユーザーを補助するための更なる処理のために、電気化学的試験からの結果もまた、可能な場合すぐに、手持ち式演算器40に転送される。試験結果の転送は、WiFi、Zygbee、Bluetooth(登録商標)、CALM等の好適な無線プロトコルを介してもよく、好ましくは、Bluetooth(登録商標) 2.0を介してもよい。当然のことながら、ユーザーは常に、HCU 40のタッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイインターフェースを使用して手動で値を入力し、指先を使用して値を書き込み、データを保存してもよい。注目すべきことは、測定器10がデータの転送のためにユニット40に接続される時はいつでも、「App」として本明細書で識別される、ソフトウェアコードを含有するコンピュータプログラムが、測定器に記憶される日付及び時間をチェックすることである。時間差が15分以下である場合、測定器中の時刻は、ユニット40中の現在の時間と一致するように自動的に更新される。
システム100中のAppによって種々の機能性が提供されるが、それらの機能性は、2010年2月25日出願の米国特許仮出願番号第61/308,217号(代理人整理番号DDI−5194USPSP)及び2010年6月9日出願の米国特許出願番号第12/826,543号(代理人整理番号DDI−5194USNP)に示され、記載されるが、それらは、参照により全体として本願に組み込まれる。すでに述べた出願によって記載される機能性が、AMU 10又はHCU 40のいずれかにおいて、これらのデバイスのうちの一方又は片方の一部又は全部において、利用され得ることに留意されたい。
一旦血中グルコース値がデバイス40に(手動又は自動で)転送されると、ユーザーはすぐに、この場合、図1Cの要約スクリーンである情報スクリーンに示されるような結果及び他の関連データを見ることができる。タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイ42上に提供される、この要約スクリーンにおいて、棒グラフの形態の表示が示され、定義された「範囲内」又は正常範囲内の測定値の割合42aが、正常又は所定の範囲未満の血中グルコース測定値の割合42b、加えて、所定の範囲を超える血中グルコース測定値の割合42cと共に棒グラフ上に示される。要約スクリーンはまた、デバイス40中に記憶される測定値又は結果の全部からの、平均血中グルコース値42dの即座の状態を提供する。このスクリーンはまた、ユーザーが、フィールド42eを介して、最後のデータ転送が行われた時、記憶されている結果の数、及び結果からの集められるパターンの数を決定することを可能にする。要約スクリーンはまた、ユーザーが、フィールド42fをスクロールアップすることによって、当日に対して収集される結果を見ることを可能にする。医療提供者又は介護者、例えば、ユーザーの保護者、教師、又は仲間にとって特に興味深いのは、ユーザーが「ヘルプ−共有」機能性を呼び出すことによって、要約スクリーンを共有する能力である。この機能は、ユーザーが、要約スクリーン上に示されるデータに関する更なる情報を得ること、又は関連スクリーン、若しくはスクリーン全体でさえ、別の人物と共有することを可能にする。具体的には、データ共有機能は、ユーザーが、テキスト又はEメールを介して、彼らの14日間グルコース報告、パターンメッセージ、ログブック及びグラフデータを送り先に送信することを可能にする。
ヘルプ−共有機能性は、以下のように呼び出すことができる。図1D中のデバイス40が、タッチスクリーン42上に、1つ以上の分析物測定結果を示す情報スクリーンを現在表示していると仮定する。時限閾値よりも長い持続時間(例えば、1〜5秒)にわたる情報スクリーン上の指又は好適なポインタの接触によって、デバイスは、少なくとも2つの指で選択可能なオプションを提供する、分割されたボタン43を表示する。少なくとも2つの指で選択可能なオプション43のうちの1つの情報スクリーン上の指又は好適なポインタによるタップによって、デバイス40は、高又は低傾向を含む、1つ以上の分析物測定結果を示す、情報スクリーンに関連する役立つ情報を通知する。少なくとも2つの指で選択可能なオプションのうちのもう1つの情報スクリーン上のタップによって、デバイス40は、情報スクリーンを表すデータ(又はスクリーンキャプチャ画像)が、別のモバイル通信デバイス、サーバ、又はプリンタを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする。
図1Eに示すように、この過去14日のそれぞれに対するグルコース試験結果は、要約スクリーン42’に表示され、現在の日付で始まる日付、時刻、加えて、例えば、試験結果、摂取した炭水化物、活性及び投薬を示す任意のタグ42g別に整理される。例えば、フィールド42hにおいて、血液の滴アイコンは、血液検査が4:20pmに実施されたことと共に、食べられていないリンゴアイコンによって、結果が食前に200mg/dLであったことを示し;フィールド42iは、フォーク及びナイフアイコンによって、食事が3:00pmに摂取され、5グラムの炭水化物が摂取されたことを示し;フィールド42jは、2:30pmに約30分間、強度が低い運動があったことを示し;フィールド42kは、3.2単位の速効性インスリンの形態の薬剤が服用されたことを示し;並びにフィールド42fは、血液検査が実施され、半分食べられたリンゴアイコンによって、結果が食後に68mg/dLであったことを示す。
14日の報告期間内の毎日の詳細を見直すよりもむしろ、ユーザーは、ここで図1Gに示される、異なるレベルの抽象化でデータを見ることを選択してもよい。図1G中、14日の平均は、1日のうちの区分、例えば、夜間、朝食前後、昼食前後、夕食前後、及び就寝時前後、並びに平均が食前又は食後のどちらであったかという観点から示される。好適なアイコンは、平均(又は中央)血中グルコースが食前又は食後に測定されたかどうかを示すために利用されてもよい。好ましい実施形態では、42g1の食べられていないリンゴのアイコンは、食前の状態を示し、42g2の食べられたリンゴのアイコンは、食後の状態を示す。
デバイス40が、最近出された分析物測定結果の高傾向(又は低傾向)をユーザーに警告することを可能にするために、システム100において別の機能性が提供される。低傾向パターン検出に対する論理の2つの変化形が、図2A及び2Bに関連して本明細書に示され、記載されるが、一方で、高傾向パターン検出に対する論理の2つの変化形は、図3A及び3Bに記載される。
図2A中、瞬間又は最新のBGは、402において、かかるBGが低閾値未満であるかどうかを決定するために比較される。低閾値はまた、第1の閾値とも称され得ることに留意されたい。402において真である場合、マイクロプロセッサは、404において、最新のBG測定結果602が最新のN日数で出されたのと同一の期間(9:30AM)を区分する、X時間のウィンドウ(例えば、約8AM〜約11AMの約3時間)内で出された、複数の血中グルコース測定結果のうちの少なくとも1つ以上が、低閾値よりも低いかどうかを決定する。一実施例では、BG結果は65mg/dLであり、それは、約70mg/dLのプリセット低閾値未満である。BGは、9:30AM前後に測定された。本明細書に記載する論理に基づき、マイクロプロセッサ52は、以前のN日数中に最新の血液測定結果が出された時間(すなわち、9:30AM前後)を区切る、X時間のタイムフレームで出されたその記憶された血中グルコース測定結果を見て、所与の時間(すなわち、9:30AM)前後のかかる区分されたタイムフレーム中の少なくとも1つの血中グルコース測定結果が、低閾値よりも低いかどうかを決定する。少なくとも1つの以前の測定結果がこの条件に適合する場合、マイクロプロセッサは、低傾向を警告するためのメッセージ406を通知する(例えば、図4A)。具体的には、図4Aのスクリーン604に示すように、テキストメッセージは、65mg/dLの最新の血中グルコース測定結果が出された所与の時間を区分する、同一タイムフレームに対して、低傾向が検出されたことを示すために、任意のスクリーンにおいてポップアップしてもよい。ユーザーが最新の血中グルコース結果を見たい場合、スクリーン608が表示されてもよく、低傾向メッセージに対する選択609が選択され得る。「表示」ボタン609の選択は、ユーザーが、図4Bのスクリーン610上に示されるように、例えば、日付、時間、BG結果の値、及びBG結果に関連する他の文脈的情報、例えば、運動、食事、又はインスリン薬物をリストアップする表等、低傾向の検出に関する詳細を見ることを可能にする。
図2Aの論理の代替として、図2Bの論理もまた利用され得る。410において、論理流れ図は、AMU 10から手持ち式演算器40への1つ以上のBG結果の転送で始まる。HCU 40のプロセッサ52は、412においてBG結果を読み、低パターン傾向検出の分析を開始する。414において、結果がプリセット下限「LOW」よりも低いかどうかに関する決定が行われる。真である場合、論理は、任意の検出されたパターンの一部として利用されない、前の5日間から収集された結果を読む。418において、論理は、416において読まれた結果のいずれかがLOW(下限)未満であるか確認し、真である場合、論理は、420に流れるが、前の5日間のうちのいずれかの時点で、前の日付のBG(「前のBG」)がLOW(下限)よりも低いかどうかを判定するために決定される。真の場合、プロセスは、工程422に流れるが、前のBG結果が、最新のBG結果が出された時間に及ぶ時間ウィンドウ(例えば、3時間)内に入るかどうかが決定される。本実施例において、最新のBG結果が9:00AMに出された場合、前のBGは、(a)LOW(下限)よりも低くなければならず、かつ(b)前の5日間のうちの1日の6:00AM〜正午までの任意の時間に測定されなければならない。422において真の場合、プログラムは、低パターン424の一部として、これらの結果を記録する。決定418に戻ると、最新の結果がLOW(下限)以上である場合、プロセスは、426に流れるが、システムは、414〜424の論理プロセスが実行されている間に、更なる結果が転送されたか確認する。426において真である場合、プロセスは、除外416に戻り、工程418〜424がもう一度利用される。426において偽である場合、プロセスは、決定428に流れ、HCU 40において識別及び記憶されたLOWパターンがあるか判定する。真の場合、HCU 40は、430において、低パターン傾向警告を通知する。
プロセス414に戻ると、プロセスが414で偽を返す場合、流れは432に進み、結果への更新があるか判定する。工程412〜424が実行されている間に、新しい結果が転送されなかったとすれば、論理は、434で終了する。
ここで図3Aに例示的に示される、高傾向検出論理800もまた、システムに提供される。高傾向パターン検出の適切な操作を確実にするために、デバイス40中でメッセージが提供され、高傾向がユニットによって検出されるために、ユーザーにBG測定結果にタグ又はフラグを付けるように気付かせてもよい。ユーザーが空の第2の閾値を選択することを主張する場合、高傾向が検出されるために、タグ付け機能性が使用可能でなければならないという趣旨のメッセージが表示される。これは、ユーザーが食前の限度とタグ付けとの間の関係を理解するのを助けることを目的とする。換言すれば、食前測定結果のタグ付けが行われない場合、高傾向メッセージの提供にはほとんど価値がない。更に、たとえタグ付けが使用可能であっても、ユーザーは、食前の高傾向がユーザーにとって有益であるために、タグ付けが常に使用されるべきであることを、メッセージによって気付かされる。
図3Aのこの論理流れ図において、最新のBG結果が高閾値を超えるかどうかに関して、論理的質問802が行われる。高閾値はまた、第2の閾値と称されてもよいことに留意されたい。真の場合、論理的質問804は、最新のBG結果が食前のBG結果又は空腹時のBG結果としてタグ付けされたかどうかに関する。真の場合、論理は、質問806に流れ、前のN日数(例えば、4日間)にわたる2つ以上の前のBG測定結果が高閾値を超えるかどうかを決定する。真の場合、論理は、質問808に流れ、同一の2つ以上のBG結果が両方とも、食前のBG結果又は空腹時のBG結果のいずれかとしてフラグ付けされたかどうかを決定する。真の場合、論理は、質問810に流れ、最新のBG結果及び同一の2つ以上の前のBG結果が全て、X時間タイムフレーム内で生じているかどうかを決定する。真の場合、論理800は、出力812において、高傾向警告を通知する。質問802〜810において、論理が偽を返す場合、ルーチンは814で終了する。好ましい実施形態において、変数Nは、約2〜90日の任意の値であってもよく、Xは、約1時間〜約7時間の任意の値であってもよい。
論理800の一実施例として、以下の表1に記載するように、ユーザーが月曜日から金曜日まで一連の測定を実施し、最新のBG結果は、金曜日の9AMであると仮定してみる。
Figure 0005855118
表1を参照すると、最新のBGは、論理的質問802及び804に対して、論理的に真の状態を有する(すなわち、高閾値を超え、空腹時としてフラグ付けされる)。最後の4日間のそれぞれに対する少なくとも1つのBGは、論理的質問806及び808に対して、論理的に真の状態を有する。論理的質問810は、少なくとも3つのBGを評価しなければならないが、それらは、最新のBG(質問802及び804から)、並びに少なくとも2つのBG(質問806及び808から)である。
前の4日間に収集された結果に基づき、警告メッセージは、金曜日9:00AMの最新のBGと共に通知される。3時間区分は、時刻の時系列で、7:50AM(月曜日)、9:00AM(金曜日)、及び10:49AM(火曜日)を含んでもよく、最遅時刻と最早時刻との差は、3時間未満である(10:49AM−7:50AM=2時間59分)。したがって、月曜日、金曜日、及び火曜日のBGは、3時間区分内に入る。月曜日、金曜日、及び火曜日に加えて、3時間区分はまた、時刻の時系列で、7:40AM(水曜日)、7:50AM(月曜日)、及び9:00AM(金曜日)を含んでもよく、最遅時刻と最早時刻との差は、3時間未満である(9:00AM−7:40AM=1時間20分)。
再び表1を参照すると、水曜日に対して高傾向警告はない。水曜日に対して、2つの前のBG及び1つの最新のBGが論理的質問810において評価されるが、それらは、7:40AM(水曜日)、7:50AM(月曜日)、及び10:49AM(火曜日)であり、最遅時刻と最早時刻との差は、3時間を超える(すなわち、10:49AM−7:40AM=3時間9分)。したがって、水曜日、月曜日、及び火曜日のBGは、3時間区分内に入らない。
再び表1を参照すると、木曜日に対して高傾向警告はない。木曜日に対して、2つの前のBG及び1つの最新のBGは、論理的質問810において評価される。論理的質問810において評価され得る前の日にちの3つの組み合わせがあるが、それらは、月曜日/火曜日;月曜日/水曜日;及び火曜日/水曜日であることに留意されたい。ここで、前の日にちの組み合わせのうちのいずれか1つを最新のBGと組み合わせると、3時間区分内に入る3つのBGをもたらすことはない。
表1に記載する実施形態において、高閾値を超え、空腹時としてフラグ付けされる、たった1つの1日あたりのグルコース濃度のみが図示されることに留意されたい。他の状況において、高閾値を超え、空腹時としてフラグ付けされる、2つ以上の1日あたりのグルコース濃度が存在する場合がある。そのような場合、論理800によって評価される必要がある3つのBGの組み合わせの数は増加する。
論理ルーチン800の適用性の更なる実証として、本明細書の表2に記載されるように、ユーザーが更に(表1の)金曜日に続く土曜日に最新のBG測定を実施したと考える。
Figure 0005855118
表2中、論理800は、土曜日(11:50AM)に高傾向警告を検出し、それは、最新のBGと共に通知される。論理的質問810において評価され得る前の日にちの6つの組み合わせがあるが、それらは、月曜日/火曜日;月曜日/水曜日;月曜日/木曜日;火曜日/水曜日;火曜日/木曜日;及び水曜日/木曜日であることに留意されたい。3時間区分は、時刻の時系列で、10:49AM(火曜日)、11:30AM(木曜日)、及び11:50AM(土曜日)を含むことができ、最遅時刻と最早時刻との差は、3時間未満である(すなわち、11:50AM−10:49AM=1時間1分)。したがって、火曜日、木曜日、及び土曜日のBGは、3時間区分内に入る。表2に基づき要約すると、ユーザーは、2つのメッセージが、1つは金曜日に、別のメッセージは土曜日に提供される。しかしながら、別の方法としては、傾向データの優先順位付けによって、2つの高傾向を報告する、たった1つのメッセージのみが土曜日に生成されてもよい。高傾向又は低傾向報告の優先順位付けは、以下に基づくことができる:一旦グルコース値が(高又は低)傾向に使用されると、それはもはや他の(高/低)傾向で使用されなくなる;複数の傾向が検出される場合、結果の最も高度なクラスタリングが報告される;又は1時間以内に複数の高及び低BG測定結果が存在する場合、最初の低又は高BG測定結果のみが傾向分析に含まれる(すなわち、1時間内に複数の高値又は1時間以内に複数の低値が存在する場合、最初のもののみが傾向分析に含まれる)。あるいは、優先順位付けは、時間的近接に基づくか、又はクラスタリングの密接さに基づいてもよく、それは、最新のBG結果に時間が最も近い2つのBG結果、又は最新のBG結果に時間が最も近い3つのBG結果によって決定されてもよい。
また、ここで図3Bに例示的に示される、高BG傾向を検出するための代替の論理が利用されてもよい。図3B中、論理流れ図は、500において、AMU 10から手持ち式演算器40への1つ以上のBG結果の転送で始まる。HCU 40のプロセッサ52は、502においてBG結果を読み、高パターン傾向検出の分析を開始する。504において、結果がプリセット上限「HIGH」よりも高いかどうかに関する決定が行われる。真である場合、論理は、506において、任意の検出されたパターンの一部として利用されない、前の5日間から収集されたBG結果を読む。508において、論理は、前のBG結果又は工程506における最新の結果がHIGH(上限)を超えるかを確認し、真である場合、510において、前のBG結果が前の日であったか、512において、最新のBG結果が出された時間に及ぶ時間ウィンドウ(例えば、3時間)内に入るか、514において、「食前」測定結果としてタグ又はフラグ付けされたか、516において、少なくとも3つのかかる結果が見られるかが決定され、そのような場合、高いパターンがこれらの結果に対して記録される。本実施例において、最新のBG結果が9:00AMに出された場合、前のBGは、(a)HIGH(上限)よりも高くなければならない、(b)前の5日間のうちの1日において、6:00AM〜正午の任意の時間に測定されなければならない、(c)食前としてフラグ付けされなければならない、(d)これらの閾値に適合する、少なくとも3つのかかる測定結果を伴わなければならない(好ましくは、3時間の時間ウィンドウ内)。決定工程508に戻ると、最新の結果がHIGH(上限)を超えない場合、プロセスは、520に流れ、システムは、504〜518の論理プロセスが実行されている間に、更なる結果が転送されたか確認する。520において真である場合、プロセスは、除外工程506に戻り、工程508〜518がもう一度利用される。520において偽であると決定される場合、プロセスは、決定428に流れ、HCU 40中に識別及び記憶されるHIGHパターンがあるか判定する。真の場合、HCU 40は、524において、高パターン傾向警告を通知する。
プロセス500に戻ると、プロセスが504で偽を返す場合、流れは526に進み、結果への更新があるか判定する。工程508〜518が実行されている間に、新しい結果が転送されなかったとすれば、論理は、528で終了する。好ましい実施形態では、X時間のウィンドウは、約1〜約6時間(又は分で)の任意の数値を含み、N日数は、約2〜約21日に及んでもよい。別の好ましい実施形態では、X時間のウィンドウは、約3時間を含み、N日数は、約2〜約30日、及び最も好ましくは、約2〜約5日に及んでもよい。更なる好ましい実施形態では、N日数は、約2日〜約90日に及んでもよい。「日」という用語が、任意の24時間を意味し、それが、ユーザーの一般に理解される開始点(例えば、4AM〜8AM)と一致するその開始時間を有してもよいことに留意されたい。
高パターン又は低パターンは、HCU 40中に記憶され、固有の方法でユーザーに通知される。具体的には、図5Aに示すように、HCU 40のディスプレイは、HCU中に記憶される測定結果が1つ以上のパターンの一部であるかどうかを評価するように、そのプロセッサによって制御され得る。結果が任意の高又は低パターンの一部ではない場合、結果(例えば、「食後」測定結果として、「7月26日」の「午前」の列中に値「120」を示す、結果700が本明細書に示される)は、その明度がスクリーン上の他のしるしと実質的に関連して暗くなるように表示される。結果が低傾向の一部である場合(例えば、7月25及び26日の両日に対して、「午前」の期間に低傾向を示す、参照番号702)、結果は、例えば、第1の色の円又は多角形、例えば、ベタの円のそれぞれの間にコネクタ703を有する、ベタの円等、第1のしるしとして表示される。測定結果の数値はまた、しるし、アイコン、又は多角形上のオーバーレイとして提供されてもよい。結果が高傾向の一部である場合(例えば、7月20、21、及び22日に対して、「夕方」の期間に高傾向を示す、参照番号704)、結果は、例えば、第1の色とは異なる第2の色の円又は多角形等、第2のしるしとして表示される。グラフィックアイコン、シンボル、又はコネクタ705は、これらの値が、本明細書に記載する論理に従って高傾向の一部であることを示すために、利用されてもよい。他のしるし(例えば、シンボル、色、マーク)もまた、分析物測定結果に関連する他の文脈的データを提供するために利用され得る。本実施例において、HCU 40のディスプレイは、64の測定結果が得られる前後に、インスリンが摂取されたことを示すために、大文字「I」を表示するように構成され得る。
図5Cを参照すると、図5Aの高又は低パターンに対する代替のディスプレイが提供され得る。例えば、結果(例えば、「食後」測定結果として、「7月26日」の「午前」の列中に値「120」を示す、結果700aが本明細書に示される)は、その明度がスクリーン上の他のしるしと実質的に関連して暗くなるように表示される。結果が低傾向の一部である場合(例えば、7月24日、25日、及び26日に対して、「午前」の期間中に低傾向を示す、参照番号702a)、結果は、例えば、第1の色の多角形、例えば、7月24日、25日、及び26日の値を接続する、接続かつ統合された一連の正方形703a等、第1のしるしとして表示される。測定結果の数値もまた、多角形の内側に提供され得る。結果が高傾向の一部である場合(例えば、7月24日、25日、及び27日に対して、「夜」の期間に高傾向を示す、参照番号704a)、結果は、例えば、第1の色とは異なる第2の色の多角形等、第2のしるしとして表示される。相互と統合して多角形705aを形成する一連の正方形は、これらの値が、本明細書に記載する論理に従って高傾向の一部であることを示すために、利用されてもよい。
ユーザーが傾向に対して更なる詳細を求める場合、ユーザーは、例えば、7月25及び26日の低傾向パターン等、図5A又は5C中の関連するしるしに触れることができる。これにより、HCU 40は、図5B中の更なる詳細なデータ、例えば、61mg/dLの測定結果が2010年7月26日の7:00AM、食前に出されたこと(食べられてないリンゴ等のアイコンによって表される)、並びに他の文脈的データ、例えば、5グラムの量の7:30AMの炭水化物「C」、6:40AMの30分間の軽い運動「E」、及び6:30AMの約3.2単位の即効性インスリンの注射「I」を表示する。
低傾向(例えば、図5B)とは別に高傾向を表示するための代替方法として、デバイスのAppは、図5Dの1つのスクリーン612に両方のパターンに関するメッセージを表示するように構成され得る。スクリーン612において、メッセージフィールド614は、見直しのために利用可能なパターンの数及びパターンの種類を示す。メッセージフィールド616は、傾向(この場合、高)及び傾向が起こった時を、血中グルコース結果の詳細及びかかる傾向の日付と共に示す。メッセージフィールド618は、低傾向及び傾向が起こった時を、血中グルコース結果の詳細及びかかる傾向の日付と共に示す。
得られた血中グルコース値は、糖尿病の管理及び追跡を助けるために、例えば、時間、日付、フラグ、傾向、食事、及びユーザーに好適な他の指標等、種々の指標に対して指標が付けられてもよい。図5Eに示すように、1スクリーンあたり7日以上を示す、ログブックスクリーン620が提供され、各日に対する血中グルコース結果は、その日の時間帯、食前又は食後フラグ、及び投薬に指標が付けられる。図5E中、例えば、2月10日、ユーザーの試験結果は、朝食前に、ユーザーの血中グルコース値が190mg/dLであり、昼食後に、血中グルコース値が130mg/dLであり、夕食前に、血中グルコース値が129mg/dLであったことを示す。622によって示されるアイコンは、例えば、摂取された炭水化物、運動、又は投薬等、本明細書に提供される更なる情報があることを示す。注目すべきことは、手書きのフォントで表示される結果が、これらが手動で入力されたものであり、測定器10からデバイス40に転送されなかったことを示すことである。例えば、結果624は、手動で入力された値を示すために、手書きのようなフォントを示すように構成され得る。ユーザーが高又は低傾向パターンを視覚化するための補助として、図5F中のログブックスクリーン626が提供され得るが、その中で、所定の範囲内にある結果(図5Eの情報スクリーン620)は、ほぼ半透明であるがなおも目に見えるように、その強度を減少させ、高傾向の一部である結果628は、例えば、赤色等の特定の色の円又は多角形内で表示され、一方で、低傾向の一部である結果630は、青色で表示され、このスクリーン上の傾向パターンを強調する。
例示のシステムはまた、ログブックが介護者若しくは医療提供者と共有されること、又はユーザーがログブックの解釈においてヘルプを求めることを可能にする。この機能は、図6A及び6Bに示される。図6A中、ユーザーがログブックの出力を共有したい、又はログブックの使用に関するヘルプを求めたい場合、ユーザーは、タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイ40の好適なオープンエリア上で単純にタップする。別の実施形態では、ユーザーは、所定の時間にわたってスクリーンを指で押す。これにより、ユーザーは「ヘルプ」と「共有」との間で選択するためのポップアップ選択708を開始する。ポップアップ選択は、2つ以上の選択可能なオプションを提供する、分割されたボタンとも称される。
「ヘルプ」の選択は、経時的により低い傾向を示すグルコース値の影響、若しくは医療提供者からの許可された品目に関する、好適な媒体、例えば、ビデオ(例えば、Youtube又はFacebookビデオ)、説明文を伴うポップアップ、又は音響による指導を起動する。あるいは、「ヘルプ」の選択は、予め選択された電話番号又はウェブサイト(例えば、糖尿病患者のためのフォーラム又は個人のFacebookウェブサイト)への呼び出しを開く。「共有」の選択は、オーバーレイ709を起動し、3つの選択を有する:ログブックデータのコピー若しくは情報スクリーンのスクリーンキャプチャ画像を有するEメールを別のユーザーに送信すること;ログブック又は画像のテキスト、ビデオ、若しくは音声説明を含む、テキストメッセージを送信すること;又はこの機能をキャンセルすること。ヘルプ/共有機能は、ログブックにのみ適用できるのではなく、通信デバイスの全てのスクリーンに明確に適用されることに留意されたい。例えば、ヘルプ/共有機能は、要約スクリーン(図1Dを参照)及びグラフ(図6Aを参照)に適用され得る。具体的には、デバイスは、ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、情報スクリーン上にヘルプスクリーンを重ね合わせ(例えば、ポップアップ)、その後、デバイスは、情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせる(ポップアップを介して)。図6Cの実施形態では、3つの選択可能なオプションを有するオーバーレイ又はポップアップが提供され得る。3つの選択可能なオプションは、「ヘルプ」、「共有」、「印刷」、又は任意の他の好適なオプション、例えば、「投票」又は「格付け」等を含むことができる。印刷オプションは、スクリーンの画像又はデータをプリンタに無線で転送させることができる。モバイルタッチセンサー式マイクロコンピュータデバイス上のヘルプ−共有及び関連ポップアップの詳細は、国際公開第WO2009/110941号及び米国特許第7,567,849号に提供され、それらは、参照によって本明細書に組み込まれる。タッチスクリーンインターフェースが好ましい実施形態のうちの1つである一方で、別の実施形態は、タッチスクリーンインターフェースの代わりにデジタルアシスタントを利用してもよいことに留意されたい。デジタルアシスタントは、音声作動式制御装置、及びスマートフォンに組み込まれる音声認識、例えば、iPhoneに組み込まれるSiriインターフェースであってもよい。Siriインターフェースのかかる利用において、ユーザーは、別のデバイスへの転送のために、Siriにスクリーン上の情報、スクリーンキャプチャ、又は基礎的なグルコース及びインスリンデータを転送させるために、音声命令を使用する。具体的には、プログラム命令は、メモリ中に提供され、メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように、少なくとも1つのマイクロプロセッサによる実行のために構成される。プログラム命令は、ディプレイのある特定のフィールド又はエリアを強調するというデジタル音声アシスタントへの音声命令によって、少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示する。その後、デジタル音声作動式アシスタントは、少なくとも1つの情報スクリーン上にタスクスクリーンを重ね合わせる。その後、デジタル音声作動式アシスタントは、役立つ情報を表示若しくは通知するように、又は情報スクリーン(若しくはスクリーンの関連する部分)を別のデバイスに送信するように命令され得る。
システムが提供する別の機能は、グラフィック形式で分析物測定結果を表示する能力である。本実施例では、図7Aのスクリーン900において、測定結果は、デカルトグラフで表示され、50〜400(mg/dLで)の分析物の値に対する、902で参照される数値、及び906で参照される日付の範囲にわたって、高傾向、低傾向、炭水化物、運動、又はインスリンを示す異なるしるしを有する。スクリーン800において、グラフは、例えば、60〜170(mg/dL等の好適な単位で)の分析物測定結果に対する許容可能な範囲を示す、半透明の矩形904と重ね合わされる。第1の色のベタの円、多角形、又は任意の好適なアイコン若しくはしるしは、測定結果が低傾向パターンに属することを示し得、第2の色のベタの円、多角形、又は任意の好適なアイコン若しくはしるしは、測定結果が高傾向パターンに属することを示し得る。図7Bにおいて、908a、908b、及び908cで示される3つの測定結果は、図3A及び3Bの高傾向パターン決定論理のうちの1つ以上を使用して決定される、高傾向の一部として示される。
ここで図7Cに示す好ましい実施形態では、血中グルコース値は、異なるアイコンに異なる意味が付けられ表示される。14日スクリーン900において、低血中グルコース値910は、第1の色、例えば、青色で示される。910等、アイコンがベタである場合、これは、値が食後に得られたことを示し、一方で、912等、白丸は、値が食前に得られたことを示す。プリセット範囲を示すオーバーレイ904内で、食前結果に関する高閾値914は線引きされる。したがって、916a、916b、及び916c等の血中グルコース結果が食前に閾値914を超える場合はいつでも、アイコンは、ベタのアイコン(例えば、「●」)よりもむしろ中空
Figure 0005855118
である。食前又は食後としてタグ付けされなかった結果918に対して、アイコンは、食前及び食後アイコンとは異なる(例えば、「▲」)。アイコン918に対する色もまた、高及び低結果の慣習とは異なってもよいが、好ましくは、混乱を低減するために同一である。ユーザーはまた、スクリーン900上の「パターンを表示」ボタンを指タップすることによって、高及び低傾向を見てもよい。ここで図7Dにおいて、一旦パターンスクリーン920が表示されると、ユーザーは、更なる情報を得るために、指を使って、傾向を線引きする線にわたってアイコン922a、922b、924a及び924bに触れてもよい。例えば、図7D中、高傾向グラフ線924のアイコン922aに触れることで、例えば、「HIGHパターン−あなたのグルコースは、5:00AM〜8:00AMの間でHIGHでした」等の傾向線に関する更なる情報を有するメッセージを出す。同様に、指で低傾向線926に触れることで、低傾向に関する更なる情報を出す。指による動作に関してここで使用されるフレーズは、指の代わりにスタイラスを使用するタッチスクリーンに同様に適用される。
図7A及び7Bにあるように、数値範囲及び日付に対して表される測定結果を表示する代わりに、HCU 40は、図8のスクリーン930中で、日数に関係なく、数値範囲及び時刻に対して測定された分析物の値を表してもよい。図8に示すように、複数日にわたって5PM頃の低傾向の一部である、測定結果932はまた、第2のしるしを使用した群として表示され、それは、ベタの多角形及び第1の色を含んでもよい。複数日にわたって5pm頃に測定された、高傾向の一部である、測定結果936は、第1のしるしを使用した測定結果の群として表示され、それは、ベタの円又は多角形、及び第1の色とは異なる第2の色を含んでもよい。フラグ付けされていないが、1日のある特定の時間頃に出された測定結果934は、第3のしるしによって表され得、それは、第3の色を有する円を含んでもよい。
本明細書に記載するシステム及びプロセスによって、分析物測定ユニットで得られた血中グルコース値の高又は低傾向をユーザーに通知する方法が提供される。本方法は、マイクロプロセッサを用いて、複数の血中グルコース測定を実施する工程と;メモリ中に、複数の血中グルコース測定結果を記憶する工程と;最新の血中グルコース測定結果が第1の閾値未満である、又は第2の閾値を超えるかどうかを決定する工程と;マイクロプロセッサを用いて、N日の期間にわたって、最新の血中グルコース測定結果としてタイムフレーム内で実施される複数の血中グルコース測定結果のうちの少なくとも1つの血中グルコース測定結果が、第1の低閾値よりも低い、又は第2の閾値よりも高いかどうかを評価する工程と;評価する工程の完了後に、N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、複数の血中グルコース測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知する工程と、を含んでもよい。
更に、本明細書に記載する種々の方法は、既製のソフトウェア開発ツール、例えば、Visual Studio 6.0、C又はC++(及びその変化形)、並びにApple、Blackberry、Google、及び他のそれほど知られていないソフトウェア及びハードウェアプロバイダからの好適なソフトウェア開発キット(「SDK」)を使用して、ソフトウェアコードを生成するために使用され得る。しかしながら、これらの方法は、こうした方法をコードするための新しいソフトウェア言語の必要条件及び入手可能性に応じて、他のソフトウェア言語に変換又は移植することもできる。更に、本明細書で述べた様々な方法は、適当なソフトウェアコードに一旦変換されれば、適当なマイクロプロセッサ又はコンピュータによって実行される際に、これらの方法において述べられた工程をあらゆる他の必要な工程とともに実行するように動作する、任意のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体として実施することができる。
本発明を特定の変形例及び説明図に関して述べたが、当業者には本発明が上述された変形例又は図に限定されないことが認識されよう。更に、上述の方法及び工程が特定の順序で起こる特定の事象を示している場合、当業者には特定の工程の順序が変更可能であり、そうした変更は本発明の変形例に従うものである点が認識されよう。更に、こうした工程のうちのあるものは、上述のように順次行われるが、場合に応じて並行したプロセスで同時に行われてもよい。したがって、開示の趣旨及び請求項に見出される本発明の同等物の範囲内にある本発明の変形が存在する範囲では、本特許請求がこうした変形例をも包含することが意図されるところである。

Claims (39)

  1. 指接触によるコマンドに応答する、タッチセンサー式ディスプレイと、
    メモリと、
    前記ディスプレイ及びメモリに連結される、少なくとも1つのマイクロプロセッサと、
    前記メモリ中に記憶され、
    前記メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように、
    プリセット時間よりも長い指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように、
    ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が前記少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に前記ヘルプスクリーンを重ね合わせるように、
    前記少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、
    前記少なくとも1つのマイクロプロセッサによる実行のために構成される、プログラム命令と、
    を含む、モバイルコンピュータデバイス。
  2. 前記情報スクリーンが、前記タッチセンサー式ディスプレイに対するログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択される、スクリーンを備える、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記異なるデバイスが、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記少なくとも1つのマイクロプロセッサが更に、
    (a)複数の分析物測定結果を記憶するように、
    (b)1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように、
    (c)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように、
    (d)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも高い閾値である第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように、ならびに
    (e)前記評価及び確認の完了後に、前記N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、前記複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように、
    プログラムされる、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記通知が、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、前記モバイル通信デバイスの前記タッチスクリーンディスプレイ上の少なくとも1つの傾向及び複数の分析物測定結果のディスプレイを備え、前記列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、前記1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、前記列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、前記行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、前記第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表される、請求項4に記載のデバイス。
  6. 指接触によるコマンドに応答する、タッチセンサー式ディスプレイと、
    メモリと、
    前記ディスプレイ及びメモリに連結される、少なくとも1つのマイクロプロセッサと、
    前記メモリ中に記憶され、
    (a)複数の分析物測定結果を記憶するように、
    (b)1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように、
    (c)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように、
    (d)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも高い閾値である第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように、
    (e)前記評価及び確認の完了後に、前記N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、前記複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように、
    (f)前記メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、前記タッチセンサー式ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように、
    (g)プリセット時間よりも長い指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように、
    (h)ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が前記少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に前記ヘルプスクリーンを重ね合わせるように、ならびに
    (i)前記少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、
    前記少なくとも1つのマイクロプロセッサによる実行のために構成される、プログラム命令と、
    を含む、モバイルコンピュータデバイス。
  7. 前記情報スクリーンが、前記タッチセンサー式ディスプレイに対するログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択される、スクリーンを備える、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記異なるデバイスが、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、請求項7に記載のデバイス。
  9. マイクロプロセッサが、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、前記モバイル通信デバイスの前記ディスプレイ上に、前記複数の分析物測定結果を表示するようにプログラムされ、前記列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、前記1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、前記列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、前記行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、前記第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表される、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記マイクロプロセッサが、前記最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、又は(b)空腹期間中に行われた測定結果を含む所定の条件のうちの1つとしてフラグが付けられたかどうかを確認するように、更にプログラムされる、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記マイクロプロセッサが、前記最新の分析物測定値が所定の条件として第1の閾値未満であるかどうかを確認するように、更にプログラムされる、請求項10に記載のデバイス
  12. 前記N日数が約2〜約14の任意の数字を含み、前記X時間が約0〜約7時間の間の任意の数字を含む、請求項11に記載のデバイス
  13. 前記X時間が約0〜約3時間の任意の数字を含む、請求項11に記載のデバイス
  14. 前記第1の閾値が、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含み、前記第2の閾値が、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含む、請求項に記載のデバイス
  15. 分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用される血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法であって、それぞれは、それぞれのディスプレイ及びメモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有し、前記方法が、
    前記分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物を酵素副生成物に物理的に変換し、前記プロセス中に、前記流体中の前記分析物の測定を提供する、物理的に変換する工程と、
    前記分析物測定ユニットの前記メモリ中に、前記分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程と、
    前記モバイル通信デバイスを用いて、1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定する工程と、
    前記モバイル通信デバイスを用いて、N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも低いかどうかを評価する工程と、
    前記N日数にわたって同一のタイムフレームで、前記少なくとも1つの分析物測定結果を含む前記複数の分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも低い分析物傾向を示すことを通知する工程と、を含み、前記通知する工程が、更に、
    前記分析物傾向を示す、前記ディスプレイ上の情報スクリーンを表示する工程と、
    プリセット時間よりも長い指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示する工程と、
    ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が前記少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に前記ヘルプスクリーンを重ね合わせる工程と、
    を含む、方法。
  16. 前記少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせる工程を更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用される血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法であって、それぞれは、それぞれのディスプレイ及びメモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有し、前記方法が、
    前記分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物の酵素副生成物への物理的変換を開始し、前記プロセス中に、前記流体中の前記分析物の測定を提供する、物理的変換を開始する工程と、
    前記分析物測定ユニットの前記メモリ中に、前記分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程と、
    1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第2の閾値を超えるかどうかを決定する工程と、
    前記最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、又は(b)空腹期間中に行われた測定結果としてフラグが付けられたかどうかを確認する工程と、
    前記モバイル通信デバイスを用いて、N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、それぞれ、前記第2の閾値よりも高いかどうかを評価する工程と、
    前記N日数にわたって同一のタイムフレームで、前記複数の分析物測定結果が、第2の閾値よりも高い分析物傾向を示すことを通知する工程と、を含み、前記通知する工程が、更に、
    前記分析物傾向を示す、前記ディスプレイ上の情報スクリーンを表示する工程と、
    プリセット時間よりも長い指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示する工程と、
    ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が前記少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に前記ヘルプスクリーンを重ね合わせる工程と、
    を含む、方法。
  18. 前記少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせる工程を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記通知する工程が、
    それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、前記モバイル通信デバイスの前記ディスプレイ上に、前記複数の分析物測定結果を表示する工程を含み、前記列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、前記1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、前記列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、前記行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、前記第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表される、請求項15又は17に記載の方法。
  20. 前記分析物がグルコースを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記表示する工程が、相互に接続されている、N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内の前記第1の閾値よりも低い分析物測定結果の傾向に対して、記憶された分析物の前記第1のしるしの分配を示す工程を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記表示する工程が、相互に接続されている、N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内の前記第2の閾値よりも高い分析物測定結果の傾向に対して、記憶された分析物の前記第2のしるしの分配を示す工程を含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記第1のしるしが、少なくとも2つの円を含み、その中間にコネクタを有し、前記2つの円が、第1の色を含む、請求項19に記載の方法。
  24. 前記第2のしるしが、少なくとも2つの円を含み、前記円のそれぞれの中間にコネクタを有し、前記円が、第2の色を含む、請求項19に記載の方法。
  25. 前記最近のN日数が、約2〜約14の任意の数字を含む、請求項19に記載の方法。
  26. 前記X時間が、約0〜約7時間の任意の数字を含む、請求項19に記載の方法。
  27. 前記X時間が、約0〜約3時間の任意の数字を含む、請求項19に記載の方法。
  28. 前記第1の閾値が、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含む、請求項19に記載の方法。
  29. 前記第2の閾値が、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含む、請求項19に記載の方法。
  30. グルコース試験ストリップと、
    分析物測定ユニットであって、
    前記グルコース試験ストリップを受容するように構成される、試験ストリップポートを含む、ハウジングと、
    前記試験ストリップ上に配置されるユーザーの生理学的流体中で測定されるグルコースの量に関するデータを提供するように、前記試験ストリップポートと連結される、測定マイクロプロセッサであって、更に、メモリに連結される、マイクロプロセッサと、
    を備える、分析物測定ユニットと、
    ディスプレイに連結されるモバイルプロセッサを含む、モバイル通信ユニットと、
    を備える、糖尿病管理システムであって、
    前記測定マイクロプロセッサ又は前記モバイルマイクロプロセッサのうちの1つが、
    (a)生理学的流体中の分析物を測定して、分析物測定結果を提供するように、
    (b)前記分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶するように、
    (c)1日のうちの所与の時間の最新の分析物測定結果が第1の閾値未満であるかどうかを決定するように、
    (d)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも1つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも低いかどうかを評価するように、
    (e)N日の期間にわたる前記最新の分析物測定結果の前記所与の時間に関して、X時間のタイムフレーム内で実施される前記複数の分析物測定結果のうちの少なくとも2つの分析物測定結果が、前記第1の閾値よりも高い閾値である第2の閾値よりも高いかどうかを確認するように、
    (f)前記評価及び確認のうちの1つの完了後に、前記N日数にわたって少なくとも2日の同一のタイムフレームで、前記複数の分析物測定結果が、低閾値よりも低い傾向又は第2の閾値よりも高い傾向を示すことを通知するように、
    (j)前記メモリ中に記憶される複数の分析物測定結果を示す、前記ディスプレイ上の少なくとも1つの情報スクリーンを生成するように、
    (k)プリセット時間よりも長い指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に分割された選択ボタンを表示するように、
    (l)ヘルプスクリーンが、ヘルプ情報が前記少なくとも1つの情報スクリーン上に表示されることを可能にする、1つの分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に前記ヘルプスクリーンを重ね合わせるように、
    (g)前記少なくとも1つの情報スクリーンに関する情報が別のモバイルコンピュータデバイスを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする、別の分割された選択ボタン上の瞬間的指接触によって、前記少なくとも1つの情報スクリーン上に共有スクリーンを重ね合わせるように、
    プログラムされる、糖尿病管理システム。
  31. 前記プロセッサが、それぞれ行ヘッダ及び列ヘッダを有する複数の行及び複数の列を有するテーブル中で、前記モバイル通信デバイスの前記ディスプレイ上に、前記複数の分析物測定結果を表示するように構成され、前記列ヘッダが、1日のうちの異なる期間を示し、前記1日の各期間内の食前又は食後の分析物測定結果を示す、前記列ヘッダのそれぞれの細分割部を有し、前記行ヘッダが、各分析物測定結果の日付を示し、1つの分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、第1のしるしによって表され、別の分析物傾向の一部として識別される分析物値を表す数値が、前記第1のしるしとは異なる第2のしるしによって表される、請求項30に記載のシステム。
  32. 前記マイクロプロセッサが、前記最新の分析物測定値が(a)食前に行われた測定結果、又は(b)空腹期間中に行われた測定結果を含む所定の条件のうちの1つとしてフラグが付けられたかどうかを確認するように、更にプログラムされる、請求項30に記載のシステム。
  33. 前記マイクロプロセッサが、前記最新の分析物測定値が所定の条件として第1の閾値未満であるかどうかを確認するように、更にプログラムされる、請求項30に記載のシステム。
  34. 前記最近のN日数が約2〜約14の任意の数字を含み、前記X時間が約0〜約7時間の任意の数字を含む、請求項30に記載のシステム。
  35. 前記X時間が約0〜約3時間の任意の数字を含む、請求項30に記載のシステム。
  36. 前記第1の閾値が、血液1デシリットルあたり約70mgのグルコースを含み、前記第2の閾値が、血液1デシリットルあたり約150mgのグルコースを含む、請求項30に記載のシステム。
  37. 分析物測定ユニットで得られ、モバイル通信デバイスと併用される血中グルコース値中の高又は低傾向をユーザーに通知する方法であって、前記ユニット及びデバイスのそれぞれは、メモリ記憶デバイスに連結されるマイクロプロセッサを有し、前記モバイル通信デバイスは、タッチスクリーン又はタッチセンサー式ディスプレイを含み、前記方法が、
    前記分析物測定ユニットを用いて、生理学的流体中の分析物の酵素副生成物への物理的変換を開始し、前記プロセス中に、前記流体中の前記分析物の測定を提供する、物理的変換を開始する工程と、
    前記分析物測定ユニットの前記メモリ中に、前記分析物測定結果のうちの1つ以上を記憶する工程と、
    前記モバイル通信デバイスによって、設定タイムフレームにわたる血中グルコース値が増加している高傾向、又は前記設定タイムフレームにわたる血中グルコース値が減少している低傾向のうちの1つ以上決定するように、前記分析物測定結果のうちの前記1つ以上を評価する工程と、
    前記タッチスクリーン上に、前記高又は低傾向を含む前記1つ以上の分析物測定結果を示す、情報スクリーンを表示する工程と、
    時限閾値よりも長い持続期間にわたる前記情報スクリーン上の指の接触によって、少なくとも2つの指で選択可能なオプションを提供する、分割されたボタンを表示する工程と、
    前記少なくとも2つの指で選択可能なオプションのうちの1つの前記情報スクリーン上の指タップによって、前記高又は低傾向を含む前記1つ以上の分析物測定結果を示す、前記情報スクリーンに関する情報を通知する工程と、又は
    前記少なくとも2つの指で選択可能なオプションのうちのもう1つの前記情報スクリーン上の指タップによって、前記情報スクリーンを表すデータが、別のモバイル通信デバイス、サーバ、若しくはプリンタを含む異なるデバイスに送信されることを可能にする工程と、
    を含む、方法。
  38. 前記少なくとも2つの指で選択可能なオプションが、印刷オプション、共有オプション、又はヘルプオプションを含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記情報スクリーンが、ログブックスクリーン、高低傾向のしるしを有するログブックスクリーン、グラフィックスクリーン、又は要約スクリーンのうちの1つから選択される、スクリーンを備える、請求項38に記載の方法。
JP2013539883A 2010-11-19 2011-11-04 高及び低分析物傾向通知を有する分析物試験方法及びシステム Expired - Fee Related JP5855118B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41559810P 2010-11-19 2010-11-19
US61/415,598 2010-11-19
US201161469046P 2011-03-29 2011-03-29
US61/469,046 2011-03-29
US29/393,126 USD709901S1 (en) 2011-05-31 2011-05-31 Display screen with computer icon for blood glucose monitoring
US29/393,126 2011-05-31
US13/192,348 2011-07-27
US13/192,348 US20120130646A1 (en) 2010-11-19 2011-07-27 Analyte testing method and system with high and low analyte trends notification
PCT/US2011/059416 WO2012067854A2 (en) 2010-11-19 2011-11-04 Analyte testing method and system with high and low analyte trends notification

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014504174A JP2014504174A (ja) 2014-02-20
JP5855118B2 true JP5855118B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=46084572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013539883A Expired - Fee Related JP5855118B2 (ja) 2010-11-19 2011-11-04 高及び低分析物傾向通知を有する分析物試験方法及びシステム

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JP5855118B2 (ja)
CN (1) CN103561634B (ja)
AU (1) AU2011329302B2 (ja)
BR (1) BR112013012462A2 (ja)
CA (1) CA2818327A1 (ja)
RU (1) RU2013127664A (ja)
WO (1) WO2012067854A2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10453573B2 (en) * 2012-06-05 2019-10-22 Dexcom, Inc. Dynamic report building
EP2967449B1 (en) * 2013-03-12 2021-02-24 Roche Diabetes Care GmbH Method for transmitting a glucose measure, method for displaying status during a wireless transmission of a glucose measure and handheld glucose meter
US9482635B2 (en) * 2013-06-25 2016-11-01 Animas Corporation Glucose-measurement systems and methods presenting icons
US20140379360A1 (en) * 2013-06-25 2014-12-25 Lifescan, Inc. Low glucose treatment for people with diabetes
US20150289823A1 (en) * 2014-04-10 2015-10-15 Dexcom, Inc. Glycemic urgency assessment and alerts interface
CN107847140B (zh) * 2015-07-06 2022-01-18 雅培糖尿病护理公司 用于症状发作检测和评估的系统、装置和方法
CN105468894B (zh) * 2015-10-13 2018-11-06 腾讯科技(深圳)有限公司 一种体征数据显示方法及其设备
CN107847131B (zh) * 2015-10-16 2021-05-28 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 监护装置和监护信息显示方法
CN114711763A (zh) 2016-08-12 2022-07-08 德克斯康公司 连续葡萄糖监测的数据可视化和用户支持工具系统和方法
CN109890268B (zh) * 2016-10-21 2022-08-09 豪夫迈·罗氏有限公司 用于在治疗窗口期间强调分析物值的方法
TWI668664B (zh) 2017-01-16 2019-08-11 華廣生技股份有限公司 Method for dynamically analyzing blood sugar level, system thereof and computer program product
CA3157316A1 (en) * 2019-11-12 2021-05-20 Rhett Guy ALDEN Systems and methods for displaying patient data
CN115732047A (zh) * 2021-08-27 2023-03-03 深圳硅基仿生科技股份有限公司 基于分析物数据的评估系统
CN115064239A (zh) * 2022-06-29 2022-09-16 上海联影医疗科技股份有限公司 虚拟生理信号生成方法、装置、设备、介质及程序产品

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060034538A1 (en) 2004-07-23 2006-02-16 Agfa Corporation Method and system of automating echocardiogram measurements and reporting
US7344500B2 (en) * 2004-07-27 2008-03-18 Medtronic Minimed, Inc. Sensing system with auxiliary display
US20070033074A1 (en) * 2005-06-03 2007-02-08 Medtronic Minimed, Inc. Therapy management system
JP4802571B2 (ja) * 2005-06-24 2011-10-26 ソニー株式会社 ヘルプ画面自動表示機能付き受付装置、業務用受付装置、プリントキオスク装置、ヘルプ画面自動表示方法及びプログラム
US20070016449A1 (en) * 2005-06-29 2007-01-18 Gary Cohen Flexible glucose analysis using varying time report deltas and configurable glucose target ranges
US20080015422A1 (en) * 2005-12-29 2008-01-17 Guidance Interactive Healthcare, Inc. Combined peripheral and health monitoring devices
US8564544B2 (en) * 2006-09-06 2013-10-22 Apple Inc. Touch screen device, method, and graphical user interface for customizing display of content category icons
EP1918837A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-07 F. Hoffmann-La Roche AG Method for processing a chronological sequence of measurements of a time dependent parameter
US20080300572A1 (en) * 2007-06-01 2008-12-04 Medtronic Minimed, Inc. Wireless monitor for a personal medical device system
MX338871B (es) * 2007-12-10 2016-05-04 Bayer Healthcare Llc Interfaz para sistema de medicion y monitoreo de salud.
US20090158152A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Kodimer Marianne L System and method for generating context sensitive help for a graphical user interface
JP2010069193A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Panasonic Corp 生体情報収集システム
JP4522475B1 (ja) * 2009-03-19 2010-08-11 Smk株式会社 操作入力装置、制御方法、およびプログラム
EP2410910A4 (en) * 2009-03-27 2014-10-15 Dexcom Inc METHODS AND SYSTEMS FOR PROMOTING GLUCOSE MANAGEMENT
US20100279418A1 (en) * 2009-05-04 2010-11-04 Loren Robert Larson Glucose meter adaptable for use with handheld devices, and associated communication network
EP2455877A3 (en) 2009-06-30 2013-01-02 Lifescan Scotland Limited Method for diabetes management

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012067854A2 (en) 2012-05-24
AU2011329302A1 (en) 2013-06-06
WO2012067854A3 (en) 2013-11-28
RU2013127664A (ru) 2014-12-27
CA2818327A1 (en) 2012-05-24
BR112013012462A2 (pt) 2020-08-04
AU2011329302B2 (en) 2016-09-15
CN103561634A (zh) 2014-02-05
CN103561634B (zh) 2017-12-08
JP2014504174A (ja) 2014-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5855118B2 (ja) 高及び低分析物傾向通知を有する分析物試験方法及びシステム
US20130318439A1 (en) Analyte testing method and system with high and low analyte trends notification
JP6553152B2 (ja) 健康の測定およびモニタリングシステムのためのインターフェイス
KR101722417B1 (ko) 고혈당 및 저혈당 경향 통지를 갖는 분석물 검사 방법 및 시스템
JP5871797B2 (ja) 糖尿病管理システム及び方法
AU2003204501B2 (en) Analyte testing device
US20150044650A1 (en) Positive reinforcement messages to users based on analytics of prior physiological measurements
KR20130116290A (ko) 고 분석물 및 저 분석물 경향 통지를 갖는 분석물 검사 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5855118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees