JP5854282B2 - 電流センサ及び電池モジュール - Google Patents
電流センサ及び電池モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP5854282B2 JP5854282B2 JP2012257176A JP2012257176A JP5854282B2 JP 5854282 B2 JP5854282 B2 JP 5854282B2 JP 2012257176 A JP2012257176 A JP 2012257176A JP 2012257176 A JP2012257176 A JP 2012257176A JP 5854282 B2 JP5854282 B2 JP 5854282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection member
- current sensor
- external connection
- spacer
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
特許文献1は、組電池の電極間を接続する異形バスバーと、磁性体のコアと、ホールICとを備えた電流センサが記載されており、異形バスバーを流れる電流をホールICで検知できるようになっている。
・前記検出部は、前記外部接続部材を囲むように配される磁性体のコアと、前記コアのギャップに配される磁気電気変換素子とを備え、前記外部接続部材と前記コアとの相対的位置を位置決めするスペーサを備えている。
このようにすれば、スペーサにより外部接続部材に対するコアの位置を位置決めすることができる。
このようにすれば、簡素な構成で、外部接続部材とコアとの相対的位置を位置決めすることが可能になる。
このようにすれば、簡素な構成でコアに対してスペーサの挿通方向における位置決めをすることが可能になる。
このようにすれば、外部接続部材に対するスペーサの位置を所定の範囲に保持することが可能になる。
このようにすれば、スペーサを利用して回路基板を所定の位置に装着することが可能になる。
このようにすれば、ケースにより電流センサを保護するだけでなく、嵌入凹部にコアを嵌め入れることでコアの位置決めをすることが可能になる。
このようにすれば、電流センサと外部の端子との接続を容易に行うことが可能になる。
実施形態1について、図1〜図16を参照して説明する。
本実施形態の電流センサ10は、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の車両の駆動源として使用される電池モジュール11に取付けられるものである。以下では、前後方向については、図1の左斜め上方を前方、右斜め下方を後方(図5の右方を前方、左方を後方)とし、上下方向及び左右方向については、図6を基準として説明する。
なお、本体部13の上面の電極端子14A,14Bが突き出る部分は、本体部13の上面から所定の厚みで円形状の載置部15が突出している。載置部15は、合成樹脂の隔壁の内側において電極端子14A,14Bの基端部に連なる金属からなり、隔壁よりも高い位置に突き出た載置面に極間接続部材16や後述する外部接続部材17が載置される。
極間接続部材16の一対の挿通孔に隣り合う一対の電極端子14A,14Bが挿通された状態で、電極端子14A,14Bのネジ山にナット62のネジ溝を螺合させて極間接続部材16が載置部15側に締結される。
ワイヤバレル部24は、いわゆるオープンバレル形であって、一対のかしめ片を有し、電線20の絶縁被覆22が剥がされて露出した芯線21の端末を包み込むようにかしめて圧着する。
インシュレーションバレル部26は、いわゆるオープンバレル形であって、一対のかしめ片を有し、ワイヤバレル部24の前方に配される。
連結本体30は、左右方向に延びており、連結本体30における第1延出部28側の外周縁には、矩形状の突部31が形成されている。
このような形状の連結部27は、その板面の全体が単電池群の正面(端部の単電池12の正面)に沿うように配置される。
コア33は、両端がギャップ34(隙間)を有して対向するC字状であって、外部接続部材17の周囲を囲むように配される。
ホールIC35からの信号は、回路基板36の回路を介して増幅されてケース51のコネクタ部53に出力される。
一対の挿通部38,39間は、外部接続部材17の連結部27をほぼ隙間なく(又はわずかな隙間を有して)挿通可能な間隔を有するとともに、一対の挿通部38,39がコア33に挿通された際にコア33の内周にほぼ隙間(又はわずかな隙間を有して)なく嵌め入れられるように形成されている。
撓み片41の基端部は、左右方向において挿通部38,39の基端部側に固定されている。
係止爪部42は、撓み片41の先端部に設けられており、外方側に段差状に突出し、先端側に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる形状をなす。
下方側の第1係止部40の後端部は、外部接続部材17の突部31に係止することで、挿通部38,39の挿通方向とは反対方向について外部接続部材17とスペーサ37との間の移動を規制する。
これにより、スペーサ37は、コア33に対して左右方向の一方が第1係止部40に係止され、左右方向の他方が第2係止部43に係止されるため、スペーサ37の挿通方向(左右方向)においてコア33に対してスペーサ37が位置決めがされる。
対向壁47は、右方側が矩形状に切欠かれた切欠部47Aとされている。
一対の側壁48,48の内面側には、回路基板36の側縁部が挿通される溝部49が形成されている。
一方の分割部材54の側壁57は、他方の分割部材55の側壁57の内側に配される。
分割部材55の箱部52の右側面には、図5に示すように、外部のコネクタと接続可能なコネクタ部53が形成されている。
相手側コネクタ(図示しない)は、電線(図示しない)の端末部に接続されており、この電線は、図示しない外部の電池ECU(Electronic Control Unit)に接続される。
これにより、電流センサ10が検出した電流に応じた信号は、コネクタ部53及び外部の電線を介して電池ECUに与えられる。
また、一方の分割部材54の側壁57の外面には、被係合部59が間隔を開けて複数設けられ、他方の分割部材55の側壁57の内面には、被係合部59に係合して分割部材54,55が嵌め合わされた状態に保持する係合部60が間隔を開けて複数設けられている。
係合部60は、他方の分割部材55の側壁57を矩形状に切欠いて形成され、一対の分割部材54,55を嵌め合わせた状態で被係合部59の段差部分に係合する。
本実施形態によれば、外部接続部材17の電流を検出する検出部32が外部接続部材17に取付けられる。この外部接続部材17は、直列接続(又は並列接続)の端部の電極端子14Aと外部の端子とを接続するものであるため、一般に、隣り合う単電池12の電極端子14A,14B間を接続する極間接続部材16と比較して、特殊な形状に加工しなくても検出部32を外部接続部材17に取り付けることが可能になる。よって、電流センサ10の構成を簡素化することが可能になる。
このようにすれば、スペーサ37により、外部接続部材17に対するコア33の位置を位置決めすることができる。
このようにすれば、簡素な構成で、外部接続部材17とコア33との相対的位置を位置決めすることが可能になる。
このようにすれば、簡素な構成でコア33に対してスペーサ37の挿通方向における位置決めをすることが可能になる。
このようにすれば、外部接続部材17に対するスペーサ37の位置を所定の範囲に保持することが可能になる。
このようにすれば、スペーサ37を利用して回路基板36を所定の位置に装着することが可能になる。
このようにすれば、ケース51により電流センサ10を保護するだけでなく、嵌入凹部58にコア33を嵌め入れることでコア33の位置決めをすることが可能になる。
このようにすれば、電流センサ10と外部の端子との接続を容易に行うことが可能になる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、複数の単電池12を直列に接続する電池モジュール11に取付けられる電流センサ10であったが、これに限らず、複数の単電池12を並列に接続する電池モジュール11に取付けられる電流センサとしてもよい。
11…電池モジュール
12…単電池
14A,14B…電極端子
16…極間接続部材
17…外部接続部材
18…電極接続部
20…電線
23…電線接続部
27…連結部
30…連結本体
31…突部
32…検出部
33…コア
35…ホールIC
36…回路基板
37…スペーサ
38,39…挿通部
40…第1係止部
43…第2係止部
46…基板装着部
49…溝部
50…凸部
51…ケース
53…コネクタ部
54,55…分割部材
58…嵌入凹部
61…凹部
Claims (9)
- 正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べて構成された単電池群における隣り合う単電池の電極端子間を導電性の極間接続部材で接続することで前記複数の単電池が直列接続又は並列接続される電池モジュールに取付けられる電流センサであって、
前記直列接続又は前記並列接続の端部の電極端子と外部の端子とを電気的に接続する導電性の外部接続部材と、
前記外部接続部材に取付けられて前記外部接続部材の電流を検出する検出部と、を備え、
前記外部接続部材は、前記電極端子に接続される電極接続部と、前記電極接続部に連結されて前記電極接続部の板面とは異なる方向に延びる板面を有し、前記検出部が取付けられる連結部とを備え、
前記連結部の板面は、前記単電池群における前記単電池の並び方向の端面に沿うように配置されている、電流センサ。 - 前記検出部は、前記外部接続部材を囲むように配される磁性体のコアと、
前記コアのギャップに配される磁気電気変換素子とを備え、
前記外部接続部材と前記コアとの相対的位置を位置決めするスペーサを備えている請求項1に記載の電流センサ。 - 前記スペーサは、前記コアに挿通される一対の挿通部を備え、前記一対の挿通部の間に前記外部接続部材が配される請求項2に記載の電流センサ。
- 前記スペーサは、前記挿通部の挿通方向とは反対方向に係止する第1係止部と、前記スペーサの挿通方向に前止まりする第2係止部とを備える請求項3に記載の電流センサ。
- 前記外部接続部材の側縁部に前記スペーサに係止する突部が設けられている請求項2又は請求項3に記載の電流センサ。
- 前記磁気電気変換素子からの信号が入力される回路基板を備え、
前記スペーサには、前記回路基板の両側縁部が挿通される一対の溝部が形成されている請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の電流センサ。 - 前記外部接続部材が収容されるケースを備えており、
前記ケースには、前記コアが嵌め入れられる嵌入凹部が設けられている請求項2ないし請求項6のいずれか一項に記載の電流センサ。 - 相手側コネクタと嵌合することで前記検出部からの信号を外部に出力するコネクタ部を備える請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電流センサ。
- 前記単電池群と、前記極間接続部材と、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の電流センサと、を備えた電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012257176A JP5854282B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 電流センサ及び電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012257176A JP5854282B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 電流センサ及び電池モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014106018A JP2014106018A (ja) | 2014-06-09 |
JP5854282B2 true JP5854282B2 (ja) | 2016-02-09 |
Family
ID=51027652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012257176A Expired - Fee Related JP5854282B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 電流センサ及び電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5854282B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114335853A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 南京泉峰科技有限公司 | 电池包 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3697154B2 (ja) * | 2000-11-01 | 2005-09-21 | 住友電装株式会社 | 電流センサ付きバッテリターミナル |
JP4026762B2 (ja) * | 2003-01-16 | 2007-12-26 | 矢崎総業株式会社 | 電流センサの取り付け構造 |
ATE487146T1 (de) * | 2007-12-18 | 2010-11-15 | Lem Liaisons Electron Mec | Stromsensor mit laminiertem magnetkern |
JP2009270910A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Toyota Motor Corp | 電流検出装置 |
JP5285961B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-09-11 | 株式会社ケーヒン | 組電池の電源制御装置 |
-
2012
- 2012-11-26 JP JP2012257176A patent/JP5854282B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014106018A (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5978037B2 (ja) | バスバモジュール | |
JP5494748B2 (ja) | 電池用配線モジュール | |
WO2016084760A1 (ja) | 配線モジュール | |
JP6241671B2 (ja) | 温度検知部材のバスバーへの取付構造および配線モジュール | |
JP6202338B2 (ja) | 配線モジュール、配線モジュール中間体、及び配線モジュールの製造方法 | |
JP6574796B2 (ja) | バスバー保持構造 | |
JP2016090286A (ja) | 温度検出体の取付構造 | |
JP5672348B1 (ja) | 配線モジュール | |
EP2892087B1 (en) | Structure for holding voltage detecting terminal | |
JP2013080693A (ja) | 電池用配線モジュール | |
JP7372281B2 (ja) | 電圧検知ユニット | |
JP5535567B2 (ja) | 電気接続箱の製造方法、電気接続箱、及びこの電気接続箱を備えた電源装置 | |
JP5605307B2 (ja) | 電池配線モジュール | |
JP6108177B2 (ja) | 配線モジュール | |
JP6044495B2 (ja) | 配線モジュール | |
JP5846903B2 (ja) | 温度検出体の取付構造 | |
JP5854282B2 (ja) | 電流センサ及び電池モジュール | |
JP2013080619A (ja) | 電池用配線モジュール | |
JP6118178B2 (ja) | バスバモジュール及び電源装置 | |
JP6135343B2 (ja) | 配線モジュール及び蓄電モジュール | |
JP5672188B2 (ja) | 電池配線モジュール | |
WO2011155369A1 (ja) | 電池接続プレート | |
JP2017097980A (ja) | 配線モジュール | |
JP2022171473A (ja) | 電圧検知ユニット、及び、蓄電装置 | |
JP2024019925A (ja) | 電池配線モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5854282 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |