JP5854282B2 - 電流センサ及び電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電流センサ及び電池モジュールに関する。
従来、電流センサとしては、自動車等に搭載される複数の単電池を備えた電池モジュールに取り付けられるものがある。
特許文献1は、組電池の電極間を接続する異形バスバーと、磁性体のコアと、ホールICとを備えた電流センサが記載されており、異形バスバーを流れる電流をホールICで検知できるようになっている。
この特許文献1の異形バスバーは、隣り合う電極間を接続するに際して隣り合う電極間を連ねる最短経路よりも大きく迂回する部分を有するとともに、この迂回する経路に組電池から離れる方向に屈曲された部分を有する。そして、この組電池から離れる方向に屈曲された部分にコア及びホールICが組み付けられている。
特開2012−49006号公報
特許文献1の構成では、異形バスバーが複雑に曲げられているため、この異形バスバーを有する電流センサの構成が複雑になるという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電流センサの構成を簡素化することを目的とする。
本発明は、正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べて構成された単電池群における隣り合う単電池の電極端子間を導電性の極間接続部材で接続することで前記複数の単電池が直列接続又は並列接続される電池モジュールに取付けられる電流センサであって、前記直列接続又は前記並列接続の端部の電極端子と外部の端子とを電気的に接続する導電性の外部接続部材と、前記外部接続部材に取付けられて前記外部接続部材の電流を検出する検出部と、を備え、前記外部接続部材は、前記電極端子に接続される電極接続部と、前記電極接続部に連結されて前記電極接続部の板面とは異なる方向に延びる板面を有し、前記検出部が取付けられる連結部とを備え、前記連結部の板面は、前記単電池群における前記単電池の並び方向の端面に沿うように配置されている

本構成によれば、外部接続部材の電流を検出する検出部が外部接続部材に取付けられる。この外部接続部材は、直列接続又は並列接続の端部の電極端子と外部の端子とを接続するものであるため、一般に、隣り合う単電池の電極端子間を接続する極間接続部材と比較して、特殊な形状に加工しなくても検出部を外部接続部材に取り付けることが可能になる。よって、電流センサの構成を簡素化することが可能になる。
上記構成の実施態様として以下の構成を有すれば好ましい。
・前記検出部は、前記外部接続部材を囲むように配される磁性体のコアと、前記コアのギャップに配される磁気電気変換素子とを備え、前記外部接続部材と前記コアとの相対的位置を位置決めするスペーサを備えている。
このようにすれば、スペーサにより外部接続部材に対するコアの位置を位置決めすることができる。
・前記スペーサは、前記コアに挿通される一対の挿通部を備え、前記一対の挿通部の間に前記外部接続部材が配される。
このようにすれば、簡素な構成で、外部接続部材とコアとの相対的位置を位置決めすることが可能になる。
・前記スペーサは、前記挿通部の挿通方向とは反対方向に係止する第1係止部と、前記スペーサの挿通方向に前止まりする第2係止部とを備える。
このようにすれば、簡素な構成でコアに対してスペーサの挿通方向における位置決めをすることが可能になる。
・前記外部接続部材の側縁部に前記スペーサに係止する突部が設けられている。
このようにすれば、外部接続部材に対するスペーサの位置を所定の範囲に保持することが可能になる。
・前記磁気電気変換素子からの信号が入力される回路基板を備え、前記スペーサには、前記回路基板の両側縁部が挿通される一対の溝部が形成されている。
このようにすれば、スペーサを利用して回路基板を所定の位置に装着することが可能になる。
・前記外部接続部材が収容されるケースを備えており、前記ケースには、前記コアが嵌め入れられる嵌入凹部が設けられている。
このようにすれば、ケースにより電流センサを保護するだけでなく、嵌入凹部にコアを嵌め入れることでコアの位置決めをすることが可能になる。
・相手側コネクタと嵌合することで前記検出部からの信号を外部に出力するコネクタ部を備える。
このようにすれば、電流センサと外部の端子との接続を容易に行うことが可能になる。
・前記単電池群と、前記極間接続部材と、前記電流センサと、を備えた電池モジュールとする。
本発明によれば、電流センサの構成を簡素化することが可能になる。
実施形態1の電池モジュールを示す斜視図 電流センサを示す斜視図 電流センサを示す平面図 図3のA−A断面図 電流センサを示す右側面図 電流センサを示す背面図 図6のB−B断面図 図6のC−C断面図 電流センサの組み付けを説明する図 外部接続部材にスペーサ及び検出部が装着された状態を示す斜視図 外部接続部材にスペーサ及び検出部が装着された状態を示す正面図 外部接続部材にスペーサ及び検出部が装着された状態を示す右側面図 外部接続部材にスペーサ及び検出部が装着された状態を示す左側面図 外部接続部材にスペーサ及び検出部が装着された状態を示す底面図 電流センサの分解斜視図 外部接続部材にコアが装着された状態を示す背面図
<実施形態1>
実施形態1について、図1〜図16を参照して説明する。
本実施形態の電流センサ10は、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の車両の駆動源として使用される電池モジュール11に取付けられるものである。以下では、前後方向については、図1の左斜め上方を前方、右斜め下方を後方(図5の右方を前方、左方を後方)とし、上下方向及び左右方向については、図6を基準として説明する。
電池モジュール11は、図1に示すように、単電池12を複数個(本実施形態では、14個)並べて構成された単電池群と、複数の単電池12の隣り合う単電池12の電極端子14A,14B間を接続して複数の単電池12を直列接続する導電性の複数の極間接続部材16と、直列接続の一方の端部の電極端子14Aから外部に送出(送電)される電流を検出する電流センサ10とを備える。
単電池12は、内部に図示しない発電要素が収容された扁平な直方体状の本体部13の上端面から垂直に突出するボルト状の電極端子14A,14B(正極を14A,負極を14Bとして図示)を有する。
電極端子14A,14Bは、各本体部13における上面の左右に一対設けられており、この左右一対の電極端子14A,14Bの極性は逆になっている。
なお、本体部13の上面の電極端子14A,14Bが突き出る部分は、本体部13の上面から所定の厚みで円形状の載置部15が突出している。載置部15は、合成樹脂の隔壁の内側において電極端子14A,14Bの基端部に連なる金属からなり、隔壁よりも高い位置に突き出た載置面に極間接続部材16や後述する外部接続部材17が載置される。
各単電池12の極性(正負)の向きは、互いに隣り合う単電池12が逆向きになるように配置されており、これにより、互いに異極の電極端子14A,14Bが隣り合うように構成されている。これら複数の単電池12は図示しない保持板によって固定されている。
極間接続部材16は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属からなり、概ね長方形の板状をなし、棒状の電極端子14A,14Bが挿通される一対の挿通孔(図示しない)を有する。
極間接続部材16の一対の挿通孔に隣り合う一対の電極端子14A,14Bが挿通された状態で、電極端子14A,14Bのネジ山にナット62のネジ溝を螺合させて極間接続部材16が載置部15側に締結される。
電流センサ10は、図7に示すように、直列接続の一方の端部の電極端子14Aと外部の端子(図示しない)とを接続する導電性の外部接続部材17と、外部接続部材17に取付けられて外部接続部材17の電流を検出する検出部32と、検出部32に組み付けられて検出部32を所定の位置に保持するスペーサ37と、外部接続部材17、検出部32及びスペーサ37が収容されるケース51とを備える。
外部接続部材17は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属からなり、金属板材を展開形状に打ち抜く打ち抜き加工を行うとともに曲げ加工を行うことで形成され、図15に示すように、直列接続の端部に位置する電極端子14Aと接続される電極接続部18と、電線20の端末部に接続される電線接続部23と、電極接続部18と電線接続部23を連結する連結部27とを備えている。
電極接続部18は、電極端子14Aの載置部15に載置される部分の幅寸法がわずかに拡径されるとともに、その拡径された部分の中心部に棒状の電極端子14Aが挿通される挿通孔19が貫通している。
電線20は、図9に示すように、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等からなる金属素線を螺旋状に撚り合わせてなる芯線21を樹脂製の絶縁被覆22(絶縁層)で被覆したものであり、その端末部においては、絶縁被覆22が剥き取られて芯線21が露出されている。
この電線20は、一方の端部側(図9で示された部分)が外部接続部材17を介して直列接続の端部の電極端子14Aに電気的に接続されるとともに、他方の端部側(図示しない)に端子金具が圧着等の公知の接続手段で接続されており、当該他方の端部側の端子金具が、他のバッテリやインバータ等の外部の機器の端子に接続される。これにより、直列接続の一方の端部の電極端子14Aと他方の端部の電極端子14Bは、外部の機器等における正負一対の端子である外部の端子に電気的に接続される。
電線接続部23は、電線20の芯線21の部分を圧着するワイヤバレル部24と、電線20の絶縁被覆22の上からかしめて保持するインシュレーションバレル部26とを備える。
ワイヤバレル部24は、いわゆるオープンバレル形であって、一対のかしめ片を有し、電線20の絶縁被覆22が剥がされて露出した芯線21の端末を包み込むようにかしめて圧着する。
ワイヤバレル部24の内面には、芯線21の外面の酸化膜を破るためのセレーション25が凹設されている。
インシュレーションバレル部26は、いわゆるオープンバレル形であって、一対のかしめ片を有し、ワイヤバレル部24の前方に配される。
連結部27は、図15に示すように、電極接続部18及び電線接続部23の板面方向に対して板面が直交する方向(電極接続部18及び電線接続部23と異なる方向)に延びており、電極接続部18及び電線接続部23から下方に延出された第1延出部28及び第2延出部29と、第1延出部28及び第2延出部29の各下端部を連結する連結本体30とを有する。
第1延出部28及び第2延出部29と連結本体30とは、同一平面内において曲がった方向に延びている。具体的には、第1延出部28と連結本体30とが連なる部分の外周縁は、円弧状に湾曲しており、第2延出部29と連結本体30とが連なる部分は、直角に屈曲されている。
連結本体30は、左右方向に延びており、連結本体30における第1延出部28側の外周縁には、矩形状の突部31が形成されている。
このような形状の連結部27は、その板面の全体が単電池群の正面(端部の単電池12の正面)に沿うように配置される。
検出部32は、図8に示すように、外部接続部材17の周囲に配される磁性体のコア33と、コア33のギャップ34に配されるホールIC35と、ホールIC35が取付けられる回路基板36とを備える。
コア33は、両端がギャップ34(隙間)を有して対向するC字状であって、外部接続部材17の周囲を囲むように配される。
ホールIC35は、磁束を電気信号に変換する磁気電気変換素子としてのホール素子とホール素子からの出力信号を電流センサの出力電圧に変換するIC(Integrated Circuit)とがパッケージ化されたものであり、回路基板36の導電路に実装されている。
回路基板36は、長方形状であって、プリント配線された導電路を有し、ホールIC35からの信号を伝送する回路を有する。
ホールIC35からの信号は、回路基板36の回路を介して増幅されてケース51のコネクタ部53に出力される。
スペーサ37は、図15に示すように、コア33に挿通される板状の前後一対の挿通部38,39と、一対の挿通部38,39の上下の端部に設けられ、コア33に対して挿通方向とは反対方向に係止する第1係止部40と、一対の挿通部38,39の挿通の際にコア33に当接して前止まりする第2係止部43と、回路基板36が装着される基板装着部46とを備える。
一対の挿通部38,39間は、外部接続部材17の連結部27をほぼ隙間なく(又はわずかな隙間を有して)挿通可能な間隔を有するとともに、一対の挿通部38,39がコア33に挿通された際にコア33の内周にほぼ隙間(又はわずかな隙間を有して)なく嵌め入れられるように形成されている。
第1係止部40は、一対の挿通部38,39の側端部間に上下一対設けられており、撓み変形可能な撓み片41と、撓み片41の先端部に設けられた係止爪部42とを備える。
撓み片41の基端部は、左右方向において挿通部38,39の基端部側に固定されている。
係止爪部42は、撓み片41の先端部に設けられており、外方側に段差状に突出し、先端側に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる形状をなす。
下方側の第1係止部40の後端部は、外部接続部材17の突部31に係止することで、挿通部38,39の挿通方向とは反対方向について外部接続部材17とスペーサ37との間の移動を規制する。
第2係止部43は、各挿通部38,39の外面に設けられており、共に、図11に示すように、挿通部38,39の高さの全体に亘って上下方向に延びており、一対の挿通部38,39をコア33の内側に挿通すると、第2係止部43がコア33の挿入方向の後方側の内周縁に当接する。
これにより、スペーサ37は、コア33に対して左右方向の一方が第1係止部40に係止され、左右方向の他方が第2係止部43に係止されるため、スペーサ37の挿通方向(左右方向)においてコア33に対してスペーサ37が位置決めがされる。
一対の挿通部38,39の挿通方向の後方(図11の左方)は、外部接続部材17の前方側の面を所定の範囲で覆う壁部44とされるとともに、壁部44と基板装着部46との間は、図15に示すように、連結壁45で連結されている。
基板装着部46は、回路基板36と対向する対向壁47と、対向壁47の上下の端縁に設けられた一対の側壁48,48とを有する。
対向壁47は、右方側が矩形状に切欠かれた切欠部47Aとされている。
一対の側壁48,48の内面側には、回路基板36の側縁部が挿通される溝部49が形成されている。
溝部49の内側には、回路基板36の側縁部に設けられた凹部36Aに係止する凸部50が設けられており、回路基板36が溝部49の所定の位置まで挿通されると凹部36Aと凸部50が嵌合することで、回路基板36が基板装着部46に位置決めされる。
ケース51は、一対の分割部材54,55を嵌め合わせて構成され、共に底壁56と、底壁56の縁部から立ち上がる側壁57とを有するとともに、各分割部材54,55には、検出部32及びスペーサ37の形状に対応した箱部52を備える。
一方の分割部材54の側壁57は、他方の分割部材55の側壁57の内側に配される。
分割部材55の箱部52の右側面には、図5に示すように、外部のコネクタと接続可能なコネクタ部53が形成されている。
コネクタ部53は、雌型であって、内部にコネクタ端子53Aを有する。
相手側コネクタ(図示しない)は、電線(図示しない)の端末部に接続されており、この電線は、図示しない外部の電池ECU(Electronic Control Unit)に接続される。
これにより、電流センサ10が検出した電流に応じた信号は、コネクタ部53及び外部の電線を介して電池ECUに与えられる。
各分割部材54,55の箱部52には、図15に示すように、コア33が嵌め入れられる嵌入凹部58が設けられており、分割部材54の外面は、嵌入凹部58の外面側が突出する嵌入凸部58Aとされている。
また、一方の分割部材54の側壁57の外面には、被係合部59が間隔を開けて複数設けられ、他方の分割部材55の側壁57の内面には、被係合部59に係合して分割部材54,55が嵌め合わされた状態に保持する係合部60が間隔を開けて複数設けられている。
被係合部59は、側壁57の外面から段差状に突出し、側壁57の先端側に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる形状を有する。
係合部60は、他方の分割部材55の側壁57を矩形状に切欠いて形成され、一対の分割部材54,55を嵌め合わせた状態で被係合部59の段差部分に係合する。
一方の分割部材54の電線接続部23が配される部分の側壁57の前端部には、その外面側に嵌合凸部63が設けられるとともに、他方の分割部材55の対応する部分には、嵌合凸部63が嵌め入れられる嵌合凹部61が設けられている。
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施形態によれば、外部接続部材17の電流を検出する検出部32が外部接続部材17に取付けられる。この外部接続部材17は、直列接続(又は並列接続)の端部の電極端子14Aと外部の端子とを接続するものであるため、一般に、隣り合う単電池12の電極端子14A,14B間を接続する極間接続部材16と比較して、特殊な形状に加工しなくても検出部32を外部接続部材17に取り付けることが可能になる。よって、電流センサ10の構成を簡素化することが可能になる。
また、検出部32は、外部接続部材17を囲むように配される磁性体のコア33と、コア33のギャップ34に配されるホール素子(磁気電気変換素子)とを備え、外部接続部材17とコア33との相対的位置を位置決めするスペーサ37を備えている。
このようにすれば、スペーサ37により、外部接続部材17に対するコア33の位置を位置決めすることができる。
さらに、スペーサ37は、コア33に挿通される一対の挿通部38,39を備え、一対の挿通部38,39の間に外部接続部材17が配される。
このようにすれば、簡素な構成で、外部接続部材17とコア33との相対的位置を位置決めすることが可能になる。
また、スペーサ37は、挿通部38,39の挿通方向とは反対方向に係止する第1係止部40と、スペーサ37の挿通方向に前止まりする第2係止部43とを備える。
このようにすれば、簡素な構成でコア33に対してスペーサ37の挿通方向における位置決めをすることが可能になる。
さらに、外部接続部材17の側縁部にスペーサ37に係止する突部31が設けられている。
このようにすれば、外部接続部材17に対するスペーサ37の位置を所定の範囲に保持することが可能になる。
また、ホール素子(磁気電気変換素子)からの信号が入力される回路基板36を備え、スペーサ37には、回路基板36の両側縁部が挿通される一対の溝部49が形成されている。
このようにすれば、スペーサ37を利用して回路基板36を所定の位置に装着することが可能になる。
さらに、外部接続部材17が収容されるケース51を備えており、ケース51には、コア33が嵌め入れられる嵌入凹部58が設けられている。
このようにすれば、ケース51により電流センサ10を保護するだけでなく、嵌入凹部58にコア33を嵌め入れることでコア33の位置決めをすることが可能になる。
相手側コネクタと嵌合することで検出部32からの信号を外部に出力するコネクタ部53を備える。
このようにすれば、電流センサ10と外部の端子との接続を容易に行うことが可能になる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、複数の単電池12を直列に接続する電池モジュール11に取付けられる電流センサ10であったが、これに限らず、複数の単電池12を並列に接続する電池モジュール11に取付けられる電流センサとしてもよい。
(2)上記実施形態では、検出部32は、回路基板36を備える構成としたが、回路基板36を備えない検出部としてもよい。例えば、ホール素子又はホールIC35からの信号が回路基板36を介さずに外部に出力されるようにしてもよい。
10…電流センサ
11…電池モジュール
12…単電池
14A,14B…電極端子
16…極間接続部材
17…外部接続部材
18…電極接続部
20…電線
23…電線接続部
27…連結部
30…連結本体
31…突部
32…検出部
33…コア
35…ホールIC
36…回路基板
37…スペーサ
38,39…挿通部
40…第1係止部
43…第2係止部
46…基板装着部
49…溝部
50…凸部
51…ケース
53…コネクタ部
54,55…分割部材
58…嵌入凹部
61…凹部

Claims (9)

  1. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べて構成された単電池群における隣り合う単電池の電極端子間を導電性の極間接続部材で接続することで前記複数の単電池が直列接続又は並列接続される電池モジュールに取付けられる電流センサであって、
    前記直列接続又は前記並列接続の端部の電極端子と外部の端子とを電気的に接続する導電性の外部接続部材と、
    前記外部接続部材に取付けられて前記外部接続部材の電流を検出する検出部と、を備え
    前記外部接続部材は、前記電極端子に接続される電極接続部と、前記電極接続部に連結されて前記電極接続部の板面とは異なる方向に延びる板面を有し、前記検出部が取付けられる連結部とを備え、
    前記連結部の板面は、前記単電池群における前記単電池の並び方向の端面に沿うように配置されている、電流センサ。
  2. 前記検出部は、前記外部接続部材を囲むように配される磁性体のコアと、
    前記コアのギャップに配される磁気電気変換素子とを備え、
    前記外部接続部材と前記コアとの相対的位置を位置決めするスペーサを備えている請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記スペーサは、前記コアに挿通される一対の挿通部を備え、前記一対の挿通部の間に前記外部接続部材が配される請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記スペーサは、前記挿通部の挿通方向とは反対方向に係止する第1係止部と、前記スペーサの挿通方向に前止まりする第2係止部とを備える請求項3に記載の電流センサ。
  5. 前記外部接続部材の側縁部に前記スペーサに係止する突部が設けられている請求項2又は請求項3に記載の電流センサ。
  6. 前記磁気電気変換素子からの信号が入力される回路基板を備え、
    前記スペーサには、前記回路基板の両側縁部が挿通される一対の溝部が形成されている請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の電流センサ。
  7. 前記外部接続部材が収容されるケースを備えており、
    前記ケースには、前記コアが嵌め入れられる嵌入凹部が設けられている請求項2ないし請求項6のいずれか一項に記載の電流センサ。
  8. 相手側コネクタと嵌合することで前記検出部からの信号を外部に出力するコネクタ部を備える請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電流センサ。
  9. 前記単電池群と、前記極間接続部材と、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の電流センサと、を備えた電池モジュール。
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