JP5672188B2 - 電池配線モジュール - Google Patents
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Description
ここで、下記特許文献1のように、合成樹脂製の複数の接続ユニットにそれぞれ接続部材を収容し、隣り合う接続ユニットを連結することにより、複数の接続部材を一体的に装着することが考えられた。
ここで、接続部材は、一般に電池配線モジュールの単電池への取付けの際にボルト等の締結部材で締結されるようになっている。そのため、仕切り壁が接続部材を包囲する領域内は、締結の際にボルトの頭部を嵌め込むソケット等の工具を挿入可能なスペースが必要があり、仕切り壁が包囲する領域を小さくして接続部材の金属材料の使用量を少なくすることは容易ではないという問題があった。
本構成によれば、前記接続部材には、前記仕切り壁の内側における所定の領域について肉抜きした肉抜き部が形成されているため、仕切り壁の内側の領域のうち、肉抜きされた所定の領域の面積に応じて接続部材の材料費を低減することができる。よって、電池配線モジュールの製造コストを低減することができる。
また、肉抜きされた所定の領域を使用して、位置決め部により接続部材を位置決めすることができる。
また、例えば肉抜き部を貫通孔とする場合と比較して、肉抜き部の成形を容易にすることができる。また、比較的電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部とすることが容易になる。
また、比較的電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部とすることができるため、接続部材の電気抵抗を増加させることなく、接続部材の材料費を低減することが可能になる。
このようにすれば、例えば、接続部材を締結するための工具が仕切り壁の内側に挿入されたとしても、工具が位置決め部に接触することを防止できる。
より電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部とすることができるため、接続部材の電気抵抗を増加させることなく、接続部材の材料費を低減することが可能になる。
以下、本発明の実施形態1を図1〜図5を参照しつつ説明する。
実施形態1の電池配線モジュール20は、図1に示すように、複数の単電池11を並べて構成された単電池群に取付けられて電池モジュール10を構成するものであり、この電池モジュール10は、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の駆動源として使用される。以下では、前後方向については図1の下方を前方、上方を後方とし、図1の紙面手前側を上方、紙面奥方を下方として説明する。
電池モジュール10は、横並びに配列された複数個の単電池11と、複数個の単電池11に取付けられる電池配線モジュール20とを備えて構成されている。
単電池11は、図3に示すように、内部に図示しない発電要素が収容された直方体状の本体部の上端面から垂直に突出する電極部12A,12B(正極を12A,負極を12Bとして図示)とを有する。
電池配線モジュール20は、図4に示すように、左右に隣り合う電極部12A,12B間を接続する複数の接続部材21と、接続部材21を保持する合成樹脂製の樹脂プロテクタ24とを備えて構成されている。
接続部材21は、銅、銅合金、アルミニウム等の金属からなり、概ね長方形の板状をなしており、その四隅の位置(角部)は、丸みを帯びている。この接続部材21は、ボルトBTの軸部が挿通される一対の円形状の挿通孔22,22を有する。
この肉抜き部23は、仮に仕切り壁28の内側の全体に接続部材21を形成した場合に、接続部材21のうち電流が流れる割合が少ない部分について肉抜きした(切欠きを設けた)肉抜き部23とするようになっている。
また、単電池11の直列接続の端部に位置する電極部12A,12Bには、図示はしないが、外部のインバータ等に連なる端子が接続される。
樹脂プロテクタ24は、各接続部材21を保持する複数の保持部25を有する。
複数の保持部25は樹脂プロテクタ24の前側及び後側にそれぞれ左右に並んで設けられており、共に、図5に示すように、接続部材21が載置される底板26と、接続部材21を外部と仕切る仕切り壁28と、仕切り壁28から突出し接続部材21を左右方向の両側から位置決めする位置決め部32とを有する。
仕切り壁28は、接続部材21の周囲に角筒状に立設されており、工具等が接続部材21やボルトBTに接触して短絡することを防止するために、工具等の接触が防止される高さで接続部材21を包囲している。
この仕切り壁28が仕切る領域の大きさは、図4に示すように、電池配線モジュール20の複数の単電池11への取付けの際に締結部材であるボルトBTの頭部を嵌め込むソケットSTが挿入できる大きさである。
位置決め部32の突出寸法は、接続部材21の側縁の直線状の端面にほぼ隙間なく密着する寸法である。位置決め部32の厚みは、突出寸法の全長に亘ってほぼ一定の厚みであって、接続部材21の厚み寸法よりわずかに薄い厚み寸法とされている。このように形成された位置決め部32は、図4に示すように、仕切り壁28の内側の領域において、ソケットSTが進入しうる範囲内に配される。しかしながら、この範囲に位置決め部32を形成したとしても、位置決め部32は、図2のC−Cの高さまでしか下降しないソケットSTの下端よりも低い位置に上端32Aを有するためソケットSTに接触することはない。
また、樹脂プロテクタ24には、図4に示すように、単電池11の直列接続の端部に位置する電極部12A,12Bに外部の端子を接続するための接続部35が複数並んだ保持部25の端部側に連なって設けられている。
さらに、樹脂プロテクタ24には、複数の保持部25に沿って電線通し溝34が設けられており、電圧検知端子が装着された場合には電圧検知端子に連なる電線が電線通し溝34に通される。この樹脂プロテクタ24は、複数の連結ユニット(図示しない)を互いに左右に連結して構成されており、複数の連結ユニットを連結することにより、各連結ユニットに設けられた電線通し溝34が連なる。
複数の連結ユニットを左右に連結して樹脂プロテクタ24を形成する。
次に、接続部材21が一対の位置決め部32の間に挟まれるように、離脱規制片29を撓み変形させ、接続部材21を底板26に載置すると、離脱規制片29が復元変形し、離脱規制片29の爪が接続部材21の縁部の上方に配される。このとき、接続部材21の左右の側縁の肉抜き部23については、一対の位置決め部32の間にほぼ隙間なく挟まれて位置決めされた状態となる。なお、この後、電線の端末に接続された図示しない電圧検知端子を接続部材21に重ねて装着してもよい。これにより、電池配線モジュール20が形成される(図4,図5)。
ぞして、接続部材21の挿通孔22,22にボルトBTの軸部を通し、ボルトBTの頭部をソケットSTに嵌めてソケットSTを回転させることにより、接続部材21が電極部12A,12Bにボルト締めされる。これにより、電池モジュール10が形成される(図1)。
(1)正極及び負極の電極部12A,12Bを有する複数の単電池11の隣り合う電極部12A,12Bに接触して電極部12A,12B間を電気的に接続する金属製の接続部材21が樹脂プロテクタ24に保持されてなる電池配線モジュール20であって、樹脂プロテクタ24は、接続部材21を外部と仕切る仕切り壁28を備えており、接続部材21には、仕切り壁28の内側の領域のうち所定の領域について肉抜きした肉抜き部23が形成されている。
本実施形態によれば、接続部材21には、仕切り壁28の内側における所定の領域について肉抜きした肉抜き部23が形成されているため、仕切り壁28の内側の領域のうち、肉抜きされた所定の領域の面積に応じて接続部材21の材料費を低減することができる。よって、電池配線モジュール20の製造コストを低減することができる。
このようにすれば、肉抜きされた所定の領域を使用して、位置決め部32により接続部材21を位置決めすることができる。
このようにすれば、例えば、接続部材21を締結するための工具が仕切り壁28の内側に挿入されたとしても、工具が位置決め部32に接触することを防止できる。
このようにすれば、例えば肉抜き部23を貫通孔とする場合と比較して、肉抜き部23の成形を容易にすることができる。また、比較的電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部23とすることが容易になる。
比較的電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部23とすることができるため、接続部材21の電気抵抗を増加させることなく、接続部材21の材料費を低減することが可能になる。
比較的電流が流れる割合の少ない部分を肉抜き部23とすることができるため、接続部材21の電気抵抗を増加させることなく、接続部材21の材料費を低減することが可能になる。
実施形態2について、図6を参照しつつ説明する。実施形態2の電池配線モジュール40は、図6に示すように、実施形態1とは肉抜き部23に対して縁部の切欠きを増やした肉抜き部42を形成したものである。他の構成は、実施形態1と同一である。以下では、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
参考例について、図7を参照しつつ説明する。以下では、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
参考例の電池配線モジュール50は、図7に示すように、肉抜き部52を接続部材51の前後の端縁(接続部材51の接続方向の側縁)に設けるとともに、仕切り壁28について、この肉抜き部52の対応する位置に位置決め部53を突出させたものである。
この肉抜き部52の切欠き深さ(前後方向の径)は、接続部材51のうち、電極部12A,12Bと接触する長方形状の一対の接触部21A,21Aの領域に到達しない深さで切欠いている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、接続部材21,41,51の縁部に肉抜き部23,42,52を設けることとしたが、参考例として、これに限られない。例えば、参考例として、接続部材を貫通する貫通孔(図示しない)を肉抜き部としてもよい。この場合、貫通孔の形状は、円形状や長方形状等の種々の形状が可能である。また、貫通孔を形成する場合には、接続部材を位置決めする位置決め部として、例えば、貫通孔を通るピン状の位置決め部(図示しない)を設けて接続部材を位置決めするようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、複数の別体の連結ユニットを連結することにより樹脂プロテクタを構成したが、これに限られず、例えば、一枚の(一体型の)接続プレートで樹脂プロテクタを構成するものでもよい。
11…単電池
12A,12B…電極部
13…導体部
14…樹脂部
20,40,50…電池配線モジュール
21,41,51…接続部材
21A…接触部
22…挿通孔
23,42,52…肉抜き部
24…樹脂プロテクタ
25…保持部
27…開口部
28…仕切り壁
28A…対向壁
28B…側壁
29…離脱規制片
32,53…位置決め部
43…段差部
BT…ボルト
ST…ソケット
Claims (3)
- 正極及び負極の電極部を有する複数の単電池の隣り合う電極部に接触して前記電極部間を電気的に接続する金属製の接続部材が樹脂プロテクタに保持されてなる電池配線モジュールであって、
前記樹脂プロテクタは、前記接続部材を外部と仕切る仕切り壁を備えており、
前記接続部材には、前記仕切り壁の内側の領域のうち所定の領域について肉抜きした肉抜き部が形成されており、
前記肉抜き部は、前記接続部材の縁部を切欠いた切欠きであるとともに、前記接続部材のうち、当該接続部材が隣り合う前記電極部間を接続している接続方向の中間部を基準とした端部側を肉抜きしており、
前記樹脂プロテクタには、前記肉抜きされた所定の領域に配されて前記接続部材を位置決めする位置決め部が設けられており、
前記位置決め部は、前記肉抜き部のうち、前記接続方向と直交する幅方向の中間部を位置決めする電池配線モジュール。 - 前記位置決め部は、前記接続部材を超えない高さで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池配線モジュール。
- 前記肉抜き部は、前記接続部材のうち各前記電極部と接触する一対の接触部の領域及び前記一対の接触部の領域を結ぶ領域を除いた部分に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池配線モジュール。
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