JP5853055B2 - 切開−強打手術用ステープル留めデバイスおよび使用方法 - Google Patents

切開−強打手術用ステープル留めデバイスおよび使用方法 Download PDF

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Description

本願は、米国仮特許出願第61/133,590号(2008年7月1日出願)の利益を主張し、この出願の内容は、本明細書に参考として援用される。
((1)発明の分野)
本発明は、物質締結、締付、またはステープル留めデバイス、および関連締結部、ならびに使用方法に関し、より具体的には、締結部の複数部分が、独立して組織に取り付けられるか、または組織に近接して配置されることを可能にする、切開−強打手術用ステープル留めまたは締付デバイスに関する。
((2)関連技術の記載)
管状部材内に保管されるステープルまたは他の締結デバイスが、物質、特に組織に締結するように、管状部材の遠隔端から押し出される、締結デバイスが作製されてきた(Nakaoの特許文献1、Nakaoらの特許文献2、Onukiらの特許文献3、Sonnenscheinらの特許文献4、Kouklineの特許文献5、およびYeungらの特許文献6)。
しかしながら、これらのデバイスは、締結部の2つの反対部分を用いて、組織を同時に露出し、同時に締結する。これは、2つの反対部分のそれぞれによる別々の露出および締結を可能にしない。結果として、他の部分の埋め込みまたは最終配置に備えて、組織を再配置するために、単一の組織埋め込み部分、または組織に接触している単一の部分が使用され得ない。さらに、第1の部分は、締結部が正しい位置で組織に取り付けられることを確実にするためのガイドとして使用され得ない。さらに、これらのデバイスは、デバイスの他の部分に対して種々の角度のいずれかで第1の部分を露出させ、締結プロセスを完了するために、種々の経路のいずれかで第2の部分を移動させる、種々の締結部で使用されるデバイスを提供しない。
米国特許第7,175,648号明細書 米国特許第5,222,961号明細書 米国特許第7,063,715号明細書 米国特許第6,872,214号明細書 米国特許第5,782,397号明細書 米国特許第6,626,916号明細書
したがって、締結部の2つの部分のそれぞれの独立した露出、埋め込み、または設置を提供し、部分設置および部分移動の上記の可撓性を伴うデバイスの使用を提供する、改善された物質締結、締付、またはステープル留めデバイス、および関連締結部、ならびに使用方法、より具体的には、切開−強打手術用ステープル留めデバイス、および締付もしくはステープル留めまたは他の使用のための使用方法の必要性がある。
本発明は、物質締付または物質強打デバイスに関し、より具体的には、(1)第1の部分/要素、第2の部分/要素、および第1の部分を第2の部分に接続する接続部を有する、締結部と、(2)第2の部分を移動させるための移動機構/手段と、(3)締結部を解放可能に保持するための保持機構/手段と、(4)第1の部分が、第2の部分とは無関係に露出機構によって露出される時に、保持機構/手段に対して第1の角度で配置されるように、第2の部分の露出とは無関係に、第1の部分を露出させ、第2の部分が、露出される時に、第2の部分が保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、移動機構によって移動させられるように、第2の部分を露出させるための、露出手段とを有する、物質締付または物質強打デバイスに関する。
本発明の別の実施形態では、移動機構は、第2の部分が、保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、第2の部分を移動させる時に、0度を上回るが180度未満の角距離で第2の部分を移動または回転させる。
本発明の異なる実施形態では、移動機構は、第2の部分が、保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、第2の部分を移動させる時に、180度を上回る角距離で第2の部分を移動させる。
本発明の異なる実施形態では、移動機構は、第2の部分が、保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、第2の部分を移動させる時に、180度に等しい角距離で第2の部分を移動させる。
一実施形態では、第1の角度は、180度未満である。関連実施形態では、第1の角度は、90度に実質的に等しい。異なる実施形態では、第1の角度は、180度に実質的に等しい。
本発明のさらなる実施形態では、移動機構は、露出機構による第2の部分の露出時に、第2の部分が保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、第2の部分を自動的に移動させる。さらに別の実施形態では、露出機構による第1の部分の露出時に、保持機構に対して第1の角度まで、第1の部分を自動的に移動させるための第2の移動機構/手段がある。一実施形態では、移動機構および第2の移動機構のうちの少なくとも1つは、バネである。さらなる実施形態では、バネは、半円形状である。
別の実施形態では、移動機構および第2の移動機構のそれぞれは、半円形状のバネであり、接続部は、第1の溝および第2の溝を含有し、移動機構は、第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、第2の移動機構は、第2の溝内に少なくとも部分的に設置される。
さらに別の実施形態では、第2の部分および第1の部分は、それぞれ、移動機構および第2の移動機構からの連続として延在する。
異なる実施形態では、保持機構はまた、第2の部分が保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されると、締結部を自動的に解放するためのものである。
さらなる実施形態では、保持機構は、2つ以上の締結部を同時に解放可能に保持するためのものである。
他の実施形態では、第1の部分および第2の部分のうちの一方または両方は、平坦なワイヤから作製される。
別の実施形態では、移動機構は、バネであり、保持機構は、可撓性管状部材であり、露出機構は、管状部材内に配置され、かつ管状部材に対して移動可能である、可撓性ロッド状部材である。
さらに別の実施形態では、移動機構および第2の移動機構は、バネであり、保持機構は、可撓性管状部材であり、露出機構は、管状部材内に配置され、かつ管状部材に対して移動可能である、可撓性ロッド状部材である。
本発明の別の側面では、(1)第1の部分、第2の部分、および第1の部分を第2の部分に接続する接続部を有する、締結部と、(2)移動機構/手段と、(3)保持機構/手段と、(4)露出機構/手段と、を有する、物質締付または物質強打デバイスを使用するための方法があり、方法は、(1)第1の部分が保持機構に対して第1の角度で配置されるように、第2の部分を露出されないままにしておく一方で、第1の部分を露出機構で露出させるステップと、(2)第1の部分を物質の片側に配置するステップと、(3)第2の部分を露出機構で露出させるステップと、(4)第2の部分が保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、および物質の少なくとも一部が、第1の部分および第2の部分の間で固定されるように、第2の部分を移動機構で移動させるステップと、(5)保持機構から締結部を分離するステップとを伴う。
さらに別の側面では、それらの間に間隙を有する物質の第1の片および物質の第2の片を一緒に結合するために、(1)第1の部分、第2の部分、および第1の部分を第2の部分に接続する接続部を有する、締結部と、(2)移動機構/手段と、(3)保持機構/手段と、(4)露出機構/手段と、を有する、物質締付または物質強打デバイスを使用するための方法があり、方法は、(1)第1の部分が保持機構に対して第1の角度で配置されるように、第2の部分を露出されないままにしておく一方で、第1の部分を露出機構で露出させるステップと、(2)第1の部分の少なくとも一部を物質の第1の片に挿入するステップと、(3)第2の部分を露出機構で露出させるステップと、(4)第2の部分が保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、ならびに物質の第1の片の少なくとも一部および物質の第2の片の少なくとも一部が、第1の部分および第2の部分の間で圧縮されるように、第2の部分を移動機構で移動させるステップと、(5)保持機構から締結部を分離するステップとを伴う。
別の実施形態では、該方法は、第1の部分の少なくとも一部を物質の第1の片に挿入した後であるが、第2の部分を露出機構で露出させる前に、物質の第1の片の少なくとも一部を物質の第2の片の少なくとも一部により近く移動させるステップをさらに含む。
本発明の2つの側面のうちのいずれかのさらなる実施形態では、第2の部分を移動機構で移動させるステップは、第2の部分を露出機構で露出させる時に自動的に生じる。別の実施形態では、第1の部分は、第1の部分を露出機構で露出させる時に、自動的に、保持機構に対して第1の角度で配置される。
さらに別の実施形態では、これらの方法に関与する物質は、ヒトまたは動物組織である。一実施形態では、物質の第1および第2の片は、それぞれ、ヒトまたは動物組織である。
さらなる実施形態では、第1の部分および第2の部分の間で圧縮される、物質の第1の片の少なくとも一部および物質の第2の片の少なくとも一部は、接触している。
一実施形態では、第1の角度は、180度未満であり、第1の角度は、第1の部分の角度から保持機構の角度までの時計回りおよび反時計回りの角距離の最短として測定される。関連実施形態では、第1の角度は、90度に実質的に等しい。異なる実施形態では、第1の角度は、180度に実質的に等しい。
さらなる実施形態では、移動機構は、第2の部分が、保持機構に対して第1の部分と実質的に同一の角度で配置されるように、第2の部分を移動させる時に、180度を上回る角距離で第2の部分を移動させる。別の実施形態では、この角距離は、180度であるが、さらに別の実施形態では、この距離は、0度を上回るが180度未満である。
さらなる実施形態では、保持機構は、複数の締結部を同時に保持し、該方法は、複数の締結部のうちの少なくとも2つを使用して、少なくとも2回実施される。
さらに別の実施形態では、移動機構は、バネであり、保持機構は、可撓性管状部材であり、露出機構は、管状部材内に配置され、かつ管状部材に対して移動可能である、可撓性ロッド状部材である。
本発明のさらに別の側面では、(1)第1の部分、第2の部分、および第1の部分を第2の部分に接続する接続部を有する、締結部と、(2)第1の部分を回転させるように構成される、第1の半円形バネと、(3)第2の部分を回転させるように構成される、第2の半円形バネと、(4)締結部を解放可能に保持するように構成される、保持機構/手段と、(5)第1の部分が、第2の部分とは無関係に露出機構によって露出される時に、第1の半円形バネによって回転させられるように、第2の部分の露出とは無関係に、第1の部分を露出させるように構成され、かつ第2の部分が、露出される時に、第2の半円形バネによって回転させられるように、第2の部分を露出させるように構成される、露出機構/手段と、を有する、物質締付、物質強打、または物質ステープル留めデバイスがある。一実施形態では、接続部は、第1の溝および第2の溝を含有し、第1の半円形バネは、第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、第2の半円形バネは、第2の溝内に少なくとも部分的に設置される。別の実施形態では、第1の部分および第2の部分は、それぞれ、第1の半円形バネおよび第2の半円形バネからの連続として延在する。さらに別の実施形態では、保持機構は、2つ以上の締結部を同時に解放可能に保持するように構成される。
別の実施形態では、保持機構は、可撓性管状部材であり、露出機構は、管状部材内に配置され、かつ管状部材に対して移動可能である、可撓性ロッド状部材である。
別の実施形態では、該方法は、少なくとも部分的に胃腸管内で実施される。さらに別の実施形態では、該方法は、露出されていない締結部の少なくとも一部を回転させるステップをさらに含む。一実施形態では、回転は、保持機構の近接端から保持機構の遠隔端に延在する軸の周囲で生じる。
方法およびデバイスの上記の実施形態の別の実施形態では、締結部は、少なくとも部分的に金属、合金、プラスチック、またはポリマーで作製される。さらなる実施形態では、第1の部分は、第2の部分と一体である。他の実施形態では、第1の部分は、第2の部分とは別々である。
別の実施形態では、該デバイスは、保持機構に対して第1の部分の角度を調整するための角度付け機構をさらに含む。さらなる実施形態では、該方法は、第1の部分を露出させた後であるが、第2の部分を露出させる前に、角度付け機構を用いて、保持機構に対して第1の部分の角度を調整するステップをさらに伴う。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
組織治療デバイスであって、
第1の要素、第2の要素、および該第1の要素を該第2の要素に接続する接続部を有する締結部と、
該第2の要素を移動させるように構成される移動手段と、
該締結部を解放可能に保持するように構成される保持手段と、
該第1の要素が、該第2の要素とは無関係に露出手段によって露出されると、該保持手段の縦軸に対して第1の角度で配置されるように、該第2の要素の露出とは無関係に、該第1の要素を露出させるように構成され、該第2の要素が、露出されるときに、該第1の要素と第2の要素との間に組織が受容されないと、該第2の要素が該保持手段に対して該第1の要素と実質的に同一の角度で配置される、配備位置に向かって、該移動手段によって移動させられるように、該第2の要素を露出させるように構成される、露出手段と
を備える、デバイス。
(項目2)
前記移動手段は、前記第2の要素が、前記保持手段に対して前記第1の要素と実質的に同一の角度で配置されるように、該第2の要素を移動させるときに、該保持手段内に保持されるときの該第2の要素の配向から、0度を上回るが180度未満の角距離を該第2の要素に移動させる、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記移動手段は、前記第2の要素が、前記保持手段に対して前記第1の要素と実質的に同一の角度で配置されるように、該第2の要素を移動させるときに、該保持手段内に保持されるときの該第2の要素の配向から、180度を上回る角距離を該第2の要素に移動させる、項目1に記載のデバイス。
(項目4)
前記移動手段は、前記第2の要素が、前記保持手段に対して前記第1の要素と実質的に同一の角度で配置されるように、該第2の要素を移動させるときに、該保持手段内に保持されるときの該第2の要素の配向から、180度に等しい角距離を該第2の要素に移動させる、項目1に記載のデバイス。
(項目5)
前記第1の角度は、180度未満である、項目1−4のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目6)
前記第1の角度は、90度に実質的に等しい、項目5に記載のデバイス。
(項目7)
前記第1の角度は、180度に実質的に等しい、項目1−4のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目8)
前記移動手段は、前記第2の要素が、前記保持手段の前記縦軸に対して前記第1の要素と実質的に同一の角度で配置される位置に向かって移動するように、前記露出手段による該第2の要素の前記露出時に、該第2の要素を自動的に移動させるように構成される、項目1−7のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目9)
前記露出手段による前記第1の要素の前記露出時に、前記保持手段の前記縦軸に対して前記第1の角度まで該第1の要素を自動的に移動させるように構成される、第2の移動手段をさらに備える、項目1−8のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目10)
前記移動手段および前記第2の移動手段のうちの少なくとも1つは、バネである、項目9に記載のデバイス。
(項目11)
前記バネは、半円形状である、項目10に記載のデバイス。
(項目12)
前記移動手段および前記第2の移動手段の各々は、半円形状であるバネであり、前記接続部は、第1の溝および第2の溝を含有し、該移動手段は、該第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、該第2の移動手段は、該第2の溝内に少なくとも部分的に設置される、項目9に記載のデバイス。
(項目13)
前記第2の要素および前記第1の要素は、各々、前記移動手段および前記第2の移動手段からの連続として延在する、項目9−12のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目14)
前記保持手段は、前記第2の要素が、前記保持手段に対して前記第1の要素と実質的に同一の角度で配置されると、前記締結部を自動的に解放するように構成される、項目1−13のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目15)
前記保持手段は、その中に複数の締結部を解放可能に保持する、項目1−14のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目16)
前記第1の要素および前記第2の要素のうちの正確に1つは、平坦なワイヤから作製される、項目1−15のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目17)
前記第1の要素および前記第2の要素の各々は、平坦なワイヤから作製される、項目1−15のうちのいずれか一項に記載のデバイス。
(項目18)
前記第1および第2の要素ならびに前記接続部は、単一要素として一体的に形成される、項目1に記載のデバイス。
(項目19)
前記第1の要素は、前記接続部に機械的に連結される第1の部材として形成される、項目1に記載のデバイス。
(項目20)
前記第1の要素は、前記接続部に機械的に連結される第2の部材として形成される、項目19に記載のデバイス。
(項目21)
把持するための方法であって、
細長い要素であって、その遠位端に形成される保持チャンバを含む、細長い要素を、生体内の標的部位に挿入することであって、第1の組織把持デバイスは、該保持チャンバ内に受容されている、ことと、
該保持チャンバ内に該第1の組織把持デバイス第2の要素を維持しながら、該保持チャンバから該第1の組織把持デバイスの第1の要素を露出させることと、
把持される組織の第1の標的部に対して第1の要素標的位置へと、該保持チャンバの縦軸に対して第1の角度で配置される配備位置まで該第1の要素を移動させることであって、該第1の要素標的位置にあるときに、該第1の要素は、該組織の第1の標的部に貫通させられるか、およびその外面に隣接するかのうちの1つである、ことと、
該保持チャンバから該第2の要素を露出させることと、
該第1の要素に向かって該第2の要素を回転させることであって、それにより、それらの間の組織の少なくとも該第1の標的部を固定し、該第2の要素が、該第1の要素と第2の要素との間に組織が受容されない場合、該第2の要素が、該保持チャンバの該縦軸に対して該第1の要素と実質的に同一の角度で、該保持チャンバから延在するように動作する付勢部材によって、組織の少なくとも該第1の標的部を固定するように回転させられる、ことと、
該細長い要素から該第1の組織把持デバイスを分離することと
を含む、方法。
(項目22)
前記第1の要素標的位置にあるとき、前記第1の要素は、前記組織の第1の標的部を貫通し、組織の第2の標的部に向かって該組織の第1の標的部を移動させるように、該組織の第1の標的部を貫通した後に、該第1の要素を移動させることをさらに含み、該第1の要素に向かって回転させられるときに、該第2の要素は、該組織の第1の標的部に対して該組織の第2の標的部を圧迫するように、該組織の第2の標的部に隣接する、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記第2の要素は、前記保持チャンバからの露出時に、前記第1の要素に向かって該第2の要素を回転させるように付勢される前記付勢部材によって、該第1の要素に連結される、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記第1の要素は、前記露出手段を用いた該第1の要素の前記露出時に、前記保持手段に対して前記第1の角度に向かって、自動的に移動させられる、項目21に記載の方法。(項目25)
前記第1の角度は、180度未満である、項目21に記載の方法。
(項目26)
前記第1の角度は、90度に実質的に等しい、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記第1の角度は、180度に実質的に等しい、項目21に記載の方法。
(項目28)
前記配備位置に向かって回転している前記第2の要素は、180度を上回って回転する、項目21に記載の方法。
(項目29)
前記配備位置に向かって回転している前記第2の要素は、0度を上回るが180度未満で回転する、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記配備位置に向かって回転している前記第2の要素は、約180度で回転する、項目21に記載の方法。
(項目31)
前記保持チャンバは、第2の組織把持デバイスを保持し、
前記細長い要素を前記生体内の第2の標的部位に移動させるステップと、
該保持チャンバ内に該第2の組織把持デバイスの前記第2の要素を維持しながら、該保持チャンバから該第2の組織把持デバイスの第1の要素を露出させるステップと、
把持される組織の第3の標的部に対して第1の要素標的位置へと、該保持チャンバの縦軸に対して第2の角度で配置される配備位置に該第2の組織把持デバイスの該第1の要素を移動させるステップであって、該第1の要素標的位置にあるときに、該第2の組織把持デバイスの該第1の要素は、該組織の第3の標的部に貫通させられるか、およびその外面に隣接するかのうちの1つである、ステップと、
該保持チャンバから該第2の組織把持デバイスの該第2の要素を露出させるステップと、
該第2の組織把持デバイスの該第1の要素に向かって、該第2の組織把持デバイスの該第2の要素を回転させるステップであって、それにより、それらの間に該組織の少なくとも第3の標的部を固定し、該第2の組織把持デバイスの該第2の要素は、該第2の組織把持デバイスの該第1の要素と第2の要素との間に組織が受容されない場合、その該第2の要素が、該保持チャンバの該縦軸に対して該第2の組織把持デバイスの該第1の要素と実質的に同一の角度で、該保持チャンバから延在する配備位置に向かって、該第2の組織把持デバイスの該第2の要素を押し進める付勢配設を介して、その該第1の要素に連結される、ステップと、
該細長い要素から該第2の組織把持デバイスを分離するステップと
をさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目32)
組織把持デバイスであって、
細長い部材であって、その遠位端に形成される保持チャンバを含む、細長い部材と、
該保持チャンバ内に受容される第1の組織締結部であって、接続部を介して相互に連結される第1の要素および第2の要素を含む、第1の組織締結部と、
該細長い部材を通ってその近位端まで延在する縦要素であって、該第1の組織締結部に解放可能に連結され、挿入構成から、該第1の要素が該保持チャンバから露出される一方で、該第2の要素がその中に受容されたままである第1の段階の配備位置まで、および該第1の組織締結部の該第2の要素が該保持チャンバから露出される第2の配備位置まで、該第1の組織締結部を遠位に移動させるように動作可能である、縦要素と、
第1の要素と第2の要素とを相互に向かって付勢する第1の付勢配設であって、該第1の付勢配設は、それらの間に設置される組織を把持するように、該第1の要素が該保持チャンバから露出され、該第2の要素がその中に保持されるときに、該第1の要素が、該保持チャンバの縦軸に対して第1の角度で、該保持チャンバから離れる方向に延在するように動作し、該第1の要素と第2の要素との間に組織が受容されない場合、該第1および第2の要素の両方が、該保持チャンバの縦軸に対して該第1の角度で配置されるように、該第2の要素が該保持チャンバから露出されるときに動作する、第1の付勢配設と
を備える、デバイス。
(項目33)
前記第1の付勢配設は、第1の要素標的位置に向かって前記第1の要素を回転させるように付勢される、該第1の要素と第2の要素との間に接続される第1のバネと、第2の要素標的位置に向かって該第2の要素を回転させるように構成される第2のバネとを含む、項目32に記載のデバイス。
(項目34)
前記第1の組織締結部の前記接続部は、第1の溝および第2の溝を含有し、前記第1のバネは、該第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、前記第2のバネは、該第2の溝内に少なくとも部分的に設置される、項目33に記載のデバイス。
(項目35)
前記保持チャンバ内に受容される第2の組織締結部であって、該第2の組織締結部は、接続部を介して相互に連結される第1および第2の要素を含み、該第2の組織締結部は、挿入構成から、その該第1の要素が該保持チャンバから露出される一方で、該第2の組織締結部の該第2の要素がその中に受容されたままである第1の段階の配備位置まで、および該第2の組織締結部の該第2の要素が該保持チャンバから露出される、第2の配備位置までの遠位移動のために、該縦要素に解放可能に連結される、第2の組織締結部と、
該第2の組織締結部の第1の要素と第2の要素とを相互に向かって付勢する第2の付勢配設であって、それにより、それらの間に設置される組織を把持し、該第2の付勢配設は、該第2の組織締結部の該第1の要素が該保持チャンバから露出され、該第2の要素がその中に保持されるときに、該第2の組織締結部の該第1の要素が、該保持チャンバの縦軸に対して第2の角度で該保持チャンバから離れる方向に延在するように動作し、該第1の要素と第2の要素の間に組織が受容されない場合、該第2の組織締結部の該第1および第2の要素の両方が、該保持チャンバの縦軸に対して該第2の角度で配置されるように、該第2の組織締結部の該第2の要素が該保持チャンバから露出されるときに動作する、第2の付勢配設と
をさらに備える、項目32に記載のデバイス。
(項目36)
前記第1の組織締結部の前記第1の要素は、前記接続部と一体的に形成される、項目32に記載のデバイス。
(項目37)
第1の要素は、前記接続部に機械的に連結される、別個の部材として形成される、項目32に記載のデバイス。
(項目38)
前記第1の角度を調整するための角度付け機構をさらに備える、項目32に記載のデバイス。
図1は、本発明の一実施形態を使用する方法のステップ1−4を示し、管状部材142が、より容易な視認のために断面図として示される。 図2は、本発明の異なる実施形態を使用する方法のステップ1−4を示し、管状部材が、より容易な視認のために断面図として示される。 図3は、本発明のさらに別の実施形態を使用する方法のステップ1−4を示し、管状部材が、より容易な視認のために断面図として示される。 図4は、本発明の一実施形態に従った、ステープル状締結部のいくつかの部分を示す。 図5Aは、本発明の一実施形態に従った、弛緩位置にある完全なステープル状の締結部の上面図であり、完全なステープル状の締結部は、とりわけ、図4の部分を含む。図5Bは、図5Aの完全なステープル状の締結部の正面図であり、ロッド446は、この正面図から省略されている。 図6は、本発明の一実施形態の側面図であり、複数の締結部が、個々に使用可能および解放可能であり、管状部材が、より容易な視認のために断面図として示される。 図7は、図1に示す本発明の一実施形態の方法の予備ステップ0を示し、管状部材142が、より容易な視認のために断面図として示される。 図8は、本発明の実施形態およびその使用方法における角度付け機構/手段の説明図である。
本発明は、物質締結、締付、またはステープル留めデバイス、および関連締結部、ならびに使用方法に関し、より具体的には、切開−強打手術用ステープル留めデバイス、および使用方法、特に、図1−3に例示するような、物質160、262、264、360に独立して取り付けられるか、またはそれらに近接して配置されることが可能な、締結部102、202、302、402、602の部分110、120、210、220、310、320、410、420、610、620を有する、デバイスに関する。
本発明の一実施形態およびその使用方法を図1に示す。管142または他の延在デバイスは、細長く、可撓性であり、かつ管状であり、操作可能であるために十分小さい外径、および中空内部を有する。可撓性は、管142がヒトまたは動物の身体の管腔に沿って延在することを可能にするようなもの、すなわち、内視鏡等のデバイスの可撓性である。管は、プラスチック等の任意の適切な材料から作製され得る。管142は、近接端および遠隔端を有し、遠隔端は、図1の頂部付近にある端部であり、管142は、これらの端部の間に延在する。管142は、可撓性を有し、したがって使用中に湾曲し得るが、どのように管が湾曲し得ても、該管に沿って移動し得る、近接端から遠隔端まで延在する方向が、「順方向」と称されるものとする一方で、遠隔端から近接端まで延在する方向は、「逆方向」と称されるものとする。近接端は、デバイスを保持および制御するために、またはデバイスを保持および制御することを可能にする、ハンドルもしくは他の要素への取り付けのために使用される。デバイスが患者内の組織に使用される医療処置の間、管142は、最初に遠隔端が患者に挿入され得る。医療処置は、該方法が少なくとも部分的に胃腸管内で実施されるように実施され得る。
管142はまた、その側壁のうちの1つの中に、以下に記載するように、そうでなければ必要とされ得るような締結部102の順方向移動を必要とすることなく、第2の部分120の露出を可能にする、間隙144を含有する。
管142内に配置される、図1に示すようなロッド146も同様に、細長く、可撓性であり、かつ管状である。この場合もやはり、可撓性は、管142がヒトまたは動物の身体の管腔に沿って延在することを可能にするようなもの、すなわち、内視鏡等のデバイスの可撓性である。それもまた、プラスチックから作製され得る。ロッド146が中空内部の一部のみを占めるので、それは、さらに順方向に挿入されるか、または逆方向に引き戻されることによって、管142に対して移動し得る。この順方向または逆方向移動は、ロッド146への力の直接的な印加によって生じ得る。しかしながら、順方向または逆方向移動はまた、プランジャ等の、ロッドへの取り付けに対する力の印加によっても生じ得る。
締結部102は、第1の部分110および第2の部分120、第1の部分110から延在するフック状突起114、ならびに第1の部分110と第2の部分120とを相互に接続する接続部130を有する。締結部102およびその個々の構成要素は、金属、合金、もしくはプラスチック等の任意の適切な生物分解不可能な材料、またはポリ乳酸樹脂、ポリコール(polycolic)樹脂、もしくは他のポリマー等の生物分解可能な材料から作製され得る。図1に示す実施形態では、第1の部分110は、管142の内部にあると同時に、管142の右壁に沿って順方向に延在し、一方で、第2の部分120は、管142の左壁に沿って逆方向に延在する。部分が順方向または逆方向に延在するかどうかにかかわらず、もしある場合は、逆方向の延在の長さ、ならびに管142内の間隙144の存在および長さは全て、部分110、120のそれぞれを露出させるために必要な締結部102の順方向の延在の大きさに影響を及ぼす。したがって、本発明は、図に示すこれらの要因の特定の組み合わせに限定されないが、これらの要因のいかなる組み合わせも包含することが理解される。特に、例えば、ユーザがより良好な精度を可能にする時に、速い操作の必要性が大きい時に、および偶発的な露出がわずかである時に、第1の部分110および第2の部分120を露出させるために必要な締結部102の順方向の延在の差を小さくするように、および場合によっては、それらの逆が事実の場合は、差を大きくするように、これらの要因を選択するべきであろう。
接続機構130は、図1中、その移動機構122によって、第1の部分110および第2の部分120の両方に接続される環状物体として示される。図1の接続機構130はまた、ロッド146と解放可能に接続する。しかしながら、他の接続機構も、第1の部分を第2の部分に直接的または間接的に接続する限り、可能である。1つの代替接続機構430を図5Aおよび5Bに示す。同様の機能を活用する、この代替接続機構または異なる代替接続機構は、本発明によって考慮される実施形態のいずれかで使用可能であると考えられる。代替接続機構430は、第1の溝437、第2の溝438、および移動機構412、422の直線部分が挿入され、これらの移動機構412、422を適所に保持する穴436を含有する。第1の部分410が、その移動機構412を介して第1の溝407内に部分的に設置される一方で、第2の部分420は、その移動機構422を介して第2の溝408内に部分的に設置される。図4−5Bに示す移動機構412、422は、半円形バネであるため、折り畳まれていない部分410、420を折り畳むことによって、移動機構412、422内にポテンシャルエネルギーを蓄積し、この蓄積されたポテンシャルエネルギーを使用して、部分410、420を折り畳まれていない時のそれらの元の位置に回転させて戻す。図1中、ポテンシャルエネルギーは、同様に、第2の部分120の移動機構122内に蓄積される。
接続機構130、230、330、430の使用、部分110、120、210、220、310、320、410、420の異なる配向、および複数の部分の折り畳みの異なる度合いによって、該デバイスが、一旦複数の部分が露出され、それによってもはや移動が管142、242、342の側壁によって防止されなくなると、ロッド146、246、346および管142、242、342に対して任意の角度で、複数の部分を設置するように構成されてもよいことが、上記および図から理解される。同様に、複数の部分が、時計回りの回転または相補的な反時計回りの回転によって、これらの角度位置まで移動するように構成されてもよいことが理解されるであろう。図1中、例えば、第1の部分110が、露出後に回転を受けず、管142に対して180度の角度152で設置されるように示される一方で、第2の部分120は、管142に対して第1の部分110と同一の角度位置まで、時計回りに180度の全角距離154で回転するように示される。したがって、開始構成に応じて、保持管142に対して第1の部分110と実質的に同一の角度で到達する際に、第2の部分120が、時計回りまたは反時計回りに、90度、180度、および270度を非限定的な例とする任意の度数で回転し得ることが理解される。動作中に第2の部分110によって移動させられる実際の角距離は、物質160のその経路における存在およびサイズによって決まる。そのような物質160が存在しない場合、第2の部分120は、該構成を所与として、可能な限り遠い角距離で移動する。しかしながら、物質160が存在する場合、物質の厚さに応じて、第2の部分120によって移動させられる角距離は、物質160によって提供される抵抗によって小さくなり得る。
図1中、物質160が存在する。締結部102は、ステップ2に示すように、ロッド146によって順方向に押され、第1の部分110を露出させる。第1の部分110は、ステップ3に示すように、物質160の片側と接触して設置される。この位置付けは、近接端におけるロッド146または管142を操作することによって達成され得る。締結部のさらなる順方向移動は、第2の部分120を露出させ、それは、ステップ4に示すように停止し、物質160を圧縮するまで、移動機構122によって上記のように回転させられる。締結部102は、ロッド146から解放される。これは、スクリューのような方法で接続機構130、430に螺入されている場合がある、ロッド146、446を回転させることによる等の手動、または移動機構122、222、312、322、412、422内の蓄積されたポテンシャルエネルギーの損失によって、ロッド146、246、346上の移動機構の把持力を緩めることによる等の自動のいずれかで、生じることができる。しかしながら、例えば、解放可能な輪およびフック、脆弱な輪、締結部との係合から抜け出るために、張力を受けて真っ直ぐにされ得るフック、鉗子状の捕捉器具、または任意の他の既知の配列を含む、機械的連結等、ロッドの手動または自動解放の他の方法が使用されてもよい。
この方法は、物質160を効果的に締め付ける。これは、物質160が、この方法で締め付けられることによって、患者にとって利益になり得る、血管、靱帯、胆管、卵巣管、大きな裂傷、または潰瘍等のヒトまたは動物組織である時に、医学的に有用である。
第1の部分110のフック状突起114は、有利なことに、物質160が締結部102から抜け出ることを防止し、かつ他の物質が第1の部分110と第2の部分120との間で意図的でなく捕捉されることを防止する。
図1に示す方法に対する予備ステップ0を図7に示す。図7のステップ0は、図1のステップ1の位置に達するように、図1のステップ1の位置とは異なる初期の位置から回転させられる、ロッド146および締結部102を示す。これは、例えば、近接端においてロッド146を把持するか、またはロッド146に取り付け、ロッド146および締結部102を回転させるために、トルクをロッド146に直接、または取り付けによって印加することによって、達成され得る。この回転は、物質106により容易または効果的に取り付けられるように、締結部102を設置するために有用である。しかしながら、締結部102のこの回転がまた、第1の部分110が露出された後に、または第1の部分が物質160に近接して配置された後に生じることもできることは、本発明の範囲内であると理解されるであろう。
本発明の別の実施形態およびその使用方法を図2に示す。図2に示す実施形態およびその使用方法は、図2に示すものと概して同様である。本明細書に述べられる変化を除いて、図2の参照番号は100だけ大きいが、図1に関する説明は、図2に示す実施形態に適用できる。図1に示すデバイスの実施形態のフック状突起114の代わりに、図2に示すデバイスの実施形態の第1の部分210は、物質に挿入可能であるように構成される、鋭い突起214を有する。図2はまた、図1の物質160の代わりに、物質の2つの片262、264を示し、該物質の2つの片262、264は、それらの間に間隙を有する。図2のステップ2は、露出されている第1の部分210、および物質の第1の片262に挿入されている第1の部分210の鋭い部分214を示す。
次いで、ステップ3において、物質の第1の片262の少なくとも一部は、物質の第2の片264の少なくとも一部により近く移動させられ、物質の2つの片262、264は、それらが相互に接触するように設置される。ステップ4において、第2の部分220は露出され、それが移動機構222によって回転させられるにつれて、物質の第2の片264を圧迫し、物質の第2の片264の少なくとも一部および物質の第1の片262の少なくとも一部は、第2の部分220が、管242に対して第1の部分と実質的に同一の角度252で配置される場合に、第1の部分210と第2の部分220との間で圧縮される。本明細書内で使用される「実質的に同一の角度」は、20度以下の広い範囲、10度以下の好ましい範囲、および7度以下の最も好ましい範囲のうちの1つの角度の差を指す。選択される特定の範囲は、締結部が動作する物質の厚さに対応する。角度の差は、最低0度であり得る。このようにして、間隙は閉じられる。これは、大きな傷口を密閉する際に、非限定的な実施例として医学的に有用である。
図3は、本発明のさらなる実施形態およびその使用方法を示す。本明細書に別段の言及がない場合、これらの同様の機能の参照番号は200だけ大きいが、図3の機能は、図1の機能と同様に機能するものとして示される。図3の実施形態は、締結部302が、ステップ2およびステップ3に示すように、異なる角度で、および異なる回転運動によって、第1の部分310および第2の部分320を配備するように構成されるという点で、図1の実施形態とは異なる。ロッド346と締結部302との間の接続部位348をステップ1に示す。ステップ2に示すように、露出後、第1の部分310は、時計回りに約90度だけ回転し、管342に対して90度の角度352に達するように構成される。ステップ3に示すように、露出後、第2の部分320は、反時計回りに90度の全角距離354だけ回転し、同様に管342に対して90度の角度352に達するように構成される。
ステップ2に示すように、第1の部分310を露出および回転させた後であるが、第2の部分320を露出および回転させる前に、第1の部分310は、物質360の片側、特に物質の順方向側に設置される。次いで、物質360は、ステップ3に示すように、第2の部分も露出および回転させられると、第1の部分310と第2の部分320との間で圧縮される。この方法は、内視鏡手術等、管342の挿入方向が限定される場合に特に有用であり、管342は、締結部302の部分310、320が延在しなければならない方向に対して基本的に垂直な方向に挿入されなければならない。
図3は、物質360を圧縮する部分310、320の断面A−Aを示し、部分310、320は、高さよりも有意に大きい幅を有するものとして示される。本発明のこの側面は、少なくとも、締め付け圧が物質360のより大きい表面積にわたって分散されることを可能にし、物質360へのより確実な締め付けおよびより少ない損傷を提供する限りにおいて有益であり得る。この側面は、非限定的な実施例として、平坦なワイヤから部分110、120、210、220、310、320、410、420、610、620、または複数の部分のうちの少なくとも1つを形成することによって、実施形態のいずれかにおいて達成され得る。しかしながら、本発明の複数の部分はまた、上記のような別の好適な物質から、または異なる高さ:幅の比で、形成されてもよいことが理解されるであろう。
図4は、半円形バネ412、422、および部分410、420の延在方向からほぼ垂直に延在するフック414、424を伴う、本発明に従った部分410、420の一実施形態を示す。図5Aおよび5Bは、それぞれ、図4の部分410、420を使用した締結部の上面図および正面図を示し、5Aはまた、締結部の接続部430に挿入されるロッド446の上面図も示す。上記のように、この締結部を他の実施形態に示す締結部の代わりに使用することができる。図5Bに示すように、静止した、折り畳まれていない状態で、第1の部分410は、接続部430から、第1の部分420とはほぼ反対方向に延在する。したがって、示される他の実施形態とは異なり、部分410、420の両方が、示される他の実施形態における使用中に露出される時に、部分410、420は、管に対して異なる角度になる。これらの特徴は、ステープラとしての機能を可能にし、露出されていない第2のフック424からの障害なしで、第1のフック414が物質の第1の片に挿入され得、次いで、第2の部分420が露出され得、次いで、第2のフック424が物質の第2の片に挿入され得る。物質の第1の片はまた、第2の部分420および第2のフック424の挿入後、露出前、または露出後に、第1のフック414を用いて移動させられてもよい。
図6に示す本発明のさらに別の実施形態では、複数の締結部602が、管642内に保管されている。それぞれは、その接続部630によって、管642内に開示されるロッド646に分離可能に接続される。これは、締結部を再装填するための、または内視鏡医療処置において、患者から管642を除去するための時間をとる必要なく、複数の締結部602が使用されることを可能にする。締結部602は、本明細書の段落に考察されるデバイスおよび方法の使用によって、個々に分離されてもよい。
図8に示す本発明のさらなる実施形態およびその使用方法において、管に対する第1の部分810の角度を種々の角度のいずれかに調整するための、角度付け機構/手段870が存在する。角度付け機構は、例えば、管842の外部または内部上の、可撓性プラスチックまたは他の可撓性材料であってもよいが、管846に対する第1の部分810の角度を調整する他の手段も使用され得る。ステップ3に示すように、この角度は、第1の部分810が物質860と同一方向に延在するように、角度付け機構870からの圧力によって、10度だけ調整される。しかしながら、この角度は、代わりに、この変更を必要とするいかなる目的に対しても、任意の他の度数に調整され得る。ステップ4に示すように、ロッド846、管842、および角度付け機構870は、締結部802から除去され、その第2の部分820は、第1の部分810と実質的に同一の角度まで回転し、物質860を第1の部分810と第2の部分820との間で圧縮させられるようにする。
別の実施形態では、第2の部分が露出された後、または第2の部分が移動機構によって移動させられた後に、再配置機構/手段が、締結部を再配置してもよい。非限定的な実施例として、角度付け機構870と同様または同一のデバイスが、この目的で使用されてもよい。
前述の説明は、当業者が本発明を製造および使用すること、およびそれを特定の用途との関連で組み込むことを可能にするために提示される。種々の非ステープル締結部の使用、および異なる用途における種々の使用等の種々の修正は、当業者に容易に明らかとなり、本明細書に定義する一般的原理は、幅広い実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、提示される実施形態に限定されることを目的とせず、本明細書に開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い適用範囲が与えられるべきである。

Claims (14)

  1. 組織治療デバイスであって、
    第1の要素、第2の要素、および該第1の要素を該第2の要素に接続する接続部を有する締結部と、
    該第1の要素に対して該第2の要素を移動させるように構成される第1のバネと、
    該締結部を解放可能に保持する管であって、該管の遠位端は、該第1の要素が、露出されるときに、該管の縦軸に対して第1の角度で配置されるように、そして、該第2の要素が、露出されるときに、該第1の要素と該第2の要素との間に組織が受容されないと、該第2の要素が該第1の角度と実質的に同一の第2の角度で配置される配備位置に向かって、該第1のバネによって移動させられるように、該第2の要素とは無関係に該第1の要素を露出させるように構成される、管と
    を備え、該第1のバネは、該管の該遠位端から該第2の要素が露出されると、該第2の要素が該配備位置に向かって移動するように、該第2の要素を自動的に移動させるように構成される、デバイス。
  2. 前記第1のバネは、前記管内に保持されるときの前記第2の要素の配向から、前記第2の要素が(a)0度〜180度未満の間、(b)90度、および(c)少なくとも180度の角度のうちの1つの角距離にて移動するようにさせる、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記管の前記遠位端から前記第1の要素が露出されると前記第1の角度まで該第1の要素を自動的に移動させるように構成される第2のバネをさらに備え、前記第1のバネおよび該第2のバネのうちの少なくとも1つは、半円形状であるバネである、請求項1−2のうちの一項に記載のデバイス。
  4. 前記第1のバネおよび前記第2のバネの各々は、半円形状であるバネであり、前記接続部は、第1の溝および第2の溝を含み、該第1のバネは、該第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、該第2のバネは、該第2の溝内に少なくとも部分的に設置される、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記第2の要素、前記第1の要素は、それぞれ、前記第1のバネ、前記第2のバネからの連続として延在する、請求項3−4のうちの一項に記載のデバイス。
  6. 前記管は、その中に複数の締結部を解放可能に保持し、該管は、前記第1のバネの前記配備位置への移動のときに、該複数の締結部のうちの少なくとも1つを自動的に解放するように構成される、請求項1−5のうちの一項に記載のデバイス。
  7. 前記第1の要素および前記第2の要素のうちの片方または両方は、平坦なワイヤから作製される、請求項1−6のうちの一項に記載のデバイス。
  8. 前記第1および第2の要素は、前記接続部と一体的に形成されるか、該接続部に機械的に連結されるかのうちの1つである、請求項1に記載のデバイス。
  9. 組織把持デバイスであって、
    細長い部材であって、その遠位端に形成される保持チャンバを含む、細長い部材と、
    該保持チャンバ内に受容される第1の組織締結部であって、第1の接続部を介して相互に連結される第1の要素および第2の要素を含む、第1の組織締結部と、
    該細長い部材を通ってその近位端まで延在する縦要素であって、該第1の組織締結部に解放可能に連結され、挿入構成から、該第1の要素が該保持チャンバから露出される一方で、該第2の要素がその中に受容されたままである第1の段階の配備位置まで、および該第2の要素が該保持チャンバから露出される第2の配備位置まで、該第1の組織締結部を遠位に移動させるように動作可能である、縦要素と、
    該第1の要素と該第2の要素との間に設置される組織を担持するように該第1の要素と該第2の要素とを相互に向かって付勢する第1のバネであって、該第1のバネは、該第1の要素が該保持チャンバから露出され、該第2の要素がその中に保持されるときに、該第1の要素が、該保持チャンバの縦軸に対して第1の角度で、該保持チャンバから離れる方向に延在するように、そして、該第1の要素と該第2の要素との間に組織が受容されずに該第2の要素が該保持チャンバから露出されるときに、該第1および第2の要素の両方が、該保持チャンバの縦軸に対して該第1の角度で配置されるように、動作する、第1のバネと
    を備える、デバイス。
  10. 前記第1のバネは、第1の要素標的位置に向かって前記第1の要素を回転させるように付勢される、該第1の要素と該第2の要素との間に接続され、前記デバイスは、第2の要素標的位置に向かって該第2の要素を回転させるように構成される第2のバネをさらに含む、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記第1の組織締結部の前記接続部は、第1の溝および第2の溝を含み、前記第1のバネは、該第1の溝内に少なくとも部分的に設置され、前記第2のバネは、該第2の溝内に少なくとも部分的に設置される、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記保持チャンバ内に受容される第2の組織締結部であって、該第2の組織締結部は、第2の接続部を介して相互に連結される第3および第4の要素を含み、該第2の組織締結部は、挿入構成から、該第3の要素が該保持チャンバから露出される一方で、該第4の要素がその中に受容されたままである第1の段階の配備位置まで、および該第4の要素が該保持チャンバから露出される第2の配備位置までの遠位移動のために、該縦要素に解放可能に連結される、第2の組織締結部と、
    該第3の要素と該第4の要素との間に設置される組織を担持するように該第3の要素と該第4の要素とを相互に向かって付勢する第3のバネであって、該第3のバネは、該第3の要素が該保持チャンバから露出され、該第4の要素がその中に保持されるときに、該第
    3の要素が、該保持チャンバの縦軸に対して第2の角度で該保持チャンバから離れる方向に延在し、該第3の要素と該第4の要素の間に組織が受容されずに該第4の要素が該保持チャンバから露出されるときに、該第3および第4の要素の両方が該第2の角度で配置されるように、動作する、第3のバネと
    をさらに備える、請求項9に記載のデバイス。
  13. 前記第1の要素は、前記接続部と一体的に形成されるか、該接続部に機械的に連結されるかのうちの1つである、請求項9に記載のデバイス。
  14. 前記第1の角度を調整するための角度付け機構をさらに備える、請求項9に記載のデバイス。
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