JP5852540B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents
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Description
また、扱い易さの点から、検出器の形状に合わせて、貫通穴は矩形であるのが一般的である。検出器が矩形であるとき、2〜4つの面で隣の検出器と接しており、この面を「検出器の境界面」と定義する。従来機では、境界面上にコリメータのセプタがくるように配置される。
このように、従来機では、高分解能と高感度とが両立しないので、用途に応じてコリメータを入れ替える必要があり、臨床現場の負担となる。
そこで、感度と分解能を両立する装置として、1つの矩形の貫通穴に複数の検出器が含まれるという新タイプのSPECT装置が発明された。このSPECT装置では、貫通穴のサイズが同じとき、貫通穴と検出器とが一対一の対応である従来機よりも、高い分解能が得られることが実証されている(特許文献1、非特許文献1)。
1つの貫通穴に複数の検出器が含まれ、検出器境界面の延長上にセプタを配置する構成においては、コリメータの位置ずれによる影響がより深刻となる。この場合には、コリメータの位置ずれにより、筋状の周期的なパターンが現れる。これは、ある検出器上にセプタが配置され、ある検出器上にセプタが配置されないことに起因する。したがって、コリメータがずれると、周期的な筋状の感度ムラを生じてしまう。
しかしながら、貫通穴に複数の検出器が含まれた構成では、コリメータの位置ずれがない場合でも所定の線源に基づくプロファイルが対称形にはならないことから、特許文献3の方法は採用することができない。
(第1実施形態)
はじめに、SPECT装置の構成および画像再構成について説明し、次に、コリメータに位置ずれが発生したときの影響について説明する。そして最後に、コリメータの位置情報を取得する方法について説明する。
ただし、本発明は1つの貫通穴27にN個(1つまたは2つ以上)の検出器を含む場合においても適用可能である。なお、以下では、図3、図9等に示すように、x、y、z(図3のみ図示)方向を規定し、検出器21はxy平面内に配置されているものとする。
式(1)・・・ yi=ΣCijλj
となる。ここで、Cijは検出器iに検出される確率を表す。この式(1)から、逐次近似再構成法(MLEM、OSEM、MAP等)を用いて画像を再構成する。検出器21の点応答関数を逐次近似画像再構成に組み込むことにより、空間分解能を補正することが可能である。点応答関数とは、点線源から発生した放射線を検出器21が検出する確率であり、式(1)の検出確率Cijに等しい。この点応答関数を用いることで、MLEM、OSEM等の逐次近似再構成法からより正確な画像を再構成することができる。
図10に示すように、検出器21とコリメータ26との距離Δlを、物理的制約から0にすることは難しく、この間を通じて隣接するピクセルからの漏れ放射線が入射する。漏れ放射線は、セプタ28付近に位置する検出器21で検出される。コリメータ26がx方向にずれると、漏れ放射線の分布もコリメータ26に随伴して変化する。したがって、コリメータ26と検出器21との間に位置ずれが生じると検出器21で検出される放射線のカウント数が変化し、点応答関数も変化する。
コリメータ26に位置ずれがないときは一様なイメージが得られるが、わずかでも位置ずれが生じると位置ずれ方向と垂直な列に、一列おきにカウント数の山と谷が現れる。
図13にコリメータ26のずれがない場合と、x方向に検出器ピッチの7%だけコリメータ26の位置がずれた場合に、シミュレーションによって得られた再構成画像の差の絶対値の画像を示す。筋状のアーチファクトが出現していることが確認できる。このアーチファクトによって、再構成画像の細かい構造が失われ、画質が大幅に劣化することがわかる。
図14に示すように、検出器がx方向の一次元に配置された場合を考慮し、線源が偶数番目の検出器ピクセル(pixel No.0)の上に存在する場合に測定されたプロファイルをPevenとする。同様に線源が奇数番目の検出器ピクセル(pixel No.1)の上に存在する場合(不図示)に測定されたプロファイルをPoddとする。レイ・トレースシミュレーションにより求めたPevenとPoddとを図15に示す。ここで、l=15mm、Δl=13mm、d=1.4mm、t=0.4mmとした。また、線源とコリメータ26の上端(表面)との距離を100mmとした。また、図15に示したPoddをpixel No.0.5を軸として反転させたプロファイルPodd’(コリメータ26の位置ずれがない場合を想定)を図16に示す。
図17にコリメータ26のx方向の位置ずれ量と、PevenとPodd’との残差二乗和の関係を示す。図17に示すように、位置ずれがプラス方向に大きくなると残差二乗和は増加し、コリメータ26の貫通穴27と検出器ピッチとの周期性により、位置ずれが0.7mmで残差二乗和は最大となる。マイナス方向への位置ずれも同様の傾向を示している。
なお、y方向のプロファイルを測定する場合には、ラインソース33をx軸に対して角度θだけ傾斜させて配置する(複数の線源の位置が偶数番目か奇数番目の検出器ピクセルの上にくるように配置する)ことで行うことができる。
ここで、x方向のプロファイルは、横軸に検出器ピクセル位置を整数で指定し、縦軸にカウントで表現される。次に、四捨五入した重心位置の値が偶数か奇数かに選別した後、選別された偶数番目と奇数番目に相当するプロファイル群の平均値をそれぞれPeven、Poddとしてもよい。
以上のようなコリメータ26の位置ずれ量の取得は、データ処理装置12によって行われる。
図16に示したコリメータの位置ずれがない場合におけるPevenとPodd’とを、偶数番目のピクセルのみプロットしたものを図19に示す(PevenとPodd’とは重なっている)。図19に示すように、偶数番目のピクセルのみをプロットすることで、メインピークとサブピークとが存在することが分かる。また、コリメータ26がプラス方向、あるいはマイナス方向のいずれの方向にずれているかを視覚的に理解しやすくなる。
なお、コリメータ26の位置調整前や位置調整後の位置ずれ量は、表示装置13(パソコンの画面上)に表示することができる。これにより、操作者に対して位置ずれ量や最終的な位置合わせ結果を知らせることができる。なお、位置ずれの表示は、位置調整方向を矢印等により表示することもでき、相対的な位置ずれを操作者に対して視覚的に把握させることができる。
なお、コリメータ26の位置調整は、コリメータ移動機構34を用いることなく手動によっても行うことができる。
また、シミュレーションで求めた位置ずれ(−1.4〜+1.4mm)がある場合のPevenと、予め実験で求めたPevenとの相関を求め(例えば残差二乗和)、最も強い相関をもつシミュレーションで求めたPevenの位置ずれ情報から、位置ずれ方向を判別することも可能である。
以上のようなコリメータ26の位置ずれ方向の決定は、データ処理装置12によって行われる。
このような場合、コリメータ26の全ての領域でコリメータ26と検出器21との位置ずれをなくすことは難しい。そこで、複数の場所(例えばモジュール単位)で位置ずれを測定し、各モジュールにおける位置ずれ量の総和が最小になるようにコリメータ26を位置調整する。あるいは、再構成画像においてアーチファクトが生じない位置ずれ量よりも小さくなるようにコリメータ26を位置調整する。このとき、コリメータ26の調整後の場所ごとの位置ずれ量を表示装置13(パソコンの画面上)に表示することで、操作者に対して最終的な位置合わせ結果を知らせることができる。
また、表示装置13にモジュール単位ごとの位置ずれを表示することができる。これにより、位置ずれが全体的に生じているのか、あるモジュールの局部的に生じているのかを把握することができる。
そして、実際の測定で求めたPaとPb’の残差二乗和の値を求め、コリメータ26の位置ずれ量とPaとPb’の残差二乗和の関係のグラフから、x方向の位置ずれ量Dxを推定する。
次に、PaとPb’のm×jx番目(jxは整数)の値のみをプロットしたものをそれぞれpa、pb’とし、paとpb’のメインピークとサブピークとの位置関係から位置ずれの方向を決定する。
y方向の位置合わせでは、検出器ピクセル位置が0起算で指定されている場合に、y方向の検出器ピクセル位置がn×iy番目(iyは整数)の上に線源が配置されたときに測定されたプロファイルをPcとし、n×iy+(n−1)番目の上に線源が配置されたときに測定されたプロファイルをPdとする。このとき、前記Pdを検出器ピクセル位置n×iy+(n−1)/2を軸に反転させたものをPd’とする。
そして、実際の測定で求めたPcとPd’の残差二乗和の値を求め、コリメータ26の位置ずれ量とPcとPd’の残差二乗和の関係のグラフから、y方向の位置ずれ量Dyを推定する。
本実施形態の放射線撮像装置は、検出器ピクセル間の中間位置における真上、コリメータ26のセプタ28の位置の真上、あるいはセプタ28間の中間位置の真上に配置された線源のプロファイルを測定して、コリメータ26の位置調整を行うものである。
図14に示すように、コリメータ26の1つの貫通穴27に4つの検出器21が含まれる構成において、検出器ピクセル位置が偶数番目の上に線源が配置された場合に得られるプロファイルは、線源が配置された位置を軸としたときに、左右非対称の分布となる。
この方法は、コリメータ26の1つの貫通穴27に4つの検出器21が含まれる場合に限定されるものではなく、コリメータ26の1つの貫通穴27に複数個の検出器21が含まれる構成に一般化すると、コリメータ26のセプタ28の位置の真上、あるいはセプタ28間の中間位置の真上に配置された線源のプロファイルを測定し、プロファイルの非対称化度を求め、その非対称化度が極小になるようにコリメータ26を移動させることでコリメータの位置合わせが可能となる。
前記実施形態では、線源として点線源やラインソース等を用いたが、これに限られることはなく、線源としてX線源をコリメーションして得られた点線源を用いることができる。これによりX線源を点線源として好適に利用することができる。また、線源としてX線源をコリメーションして得られたラインソースを用いることができる。これにより、X線源をラインソースとして好適に利用することができる。
13 表示装置
21 検出器
21A 検出器群
26 コリメータ
27 貫通穴
28 セプタ
Claims (14)
- 放射線を測定する検出器が所定数配置された検出器群と、前記検出器群の前面に位置して当該検出器群のうちの1つまたは複数の前記検出器に対応する貫通穴を複数有し、放射線の入射方向を制限するコリメータと、所定の前記検出器に対応して配置された線源に基づいて前記検出器群で測定した前記線源の放射線入射分布により、前記検出器と前記コリメータとの位置ずれを測定する位置ずれ測定手段と、を具備するとともに、前記各検出器がそれぞれピクセルを構成しており、
前記位置ずれ測定手段は、
前記ピクセルがx方向、y方向に2次元的に配置され、m、nを整数としたときに、前記コリメータの1つの前記貫通穴には、前記検出器の放射線の入射面に対して垂直方向から視た際に、x方向、y方向にそれぞれm個、n個(m×n個)の前記検出器が含まれ、
前記ピクセルの位置が0起算で指定された場合に、x方向の前記ピクセルの位置がm×ix番目(ixは整数)の上に前記線源が配置されたときに前記検出器群により測定されたx方向の前記線源の放射線入射分布をPaとし、
m×ix+(m−1)番目の上に前記線源が配置されたときに前記検出器群により測定されたx方向の前記線源の放射線入射分布をPbとし、
前記Pbを前記ピクセルの位置m×ix+(m−1)/2を軸に反転させたものをPb’として、
これらの前記Paと前記Pb’とが強い相関となるように前記コリメータのx方向の移動量を設定するとともに、
前記ピクセルの位置が0起算で指定された場合に、y方向の前記ピクセルの位置がn×iy番目(iyは整数)の上に前記線源が配置されたときに前記検出器群により測定されたy方向の前記線源の放射線入射分布をPcとし、
n×iy+(n−1)番目の上に前記線源が配置されたときに前記検出器群により測定されたy方向の前記線源の放射線入射分布をPdとし、
前記Pdを前記ピクセルの位置n×iy+(n−1)/2を軸に反転させたものをPd’とし、
これらの前記Pcと前記Pd’とが強い相関となるように前記コリメータのy方向の移動量を設定することを特徴とする放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記Paと前記Pb’との相関を表す量として、前記Paと前記Pb’との残差二乗和Rxを求め、前記Rxが最小になるように前記コリメータのx方向の移動量を設定し、
前記Pcと前記Pd’との相関を表す量として、前記Pcと前記Pd’との残差二乗和Ryを求め、前記Ryが最小になるように前記コリメータのy方向の移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記Paと前記Pb’との相関を表す量として、前記Paと前記Pb’との残差二乗和Rxを求め、前記Rxと、予め求めておいた前記コリメータの位置ずれ量と、前記Paと前記Pb’との残差二乗和の関係のグラフと、からx方向の位置ずれ量Dxを推定し、
前記Rxが最小になるように前記コリメータのx方向の移動量を前記Dxに設定するとともに、
前記Pcと前記Pd’との相関を表す量として、前記Pcと前記Pd’との残差二乗和Ryを求め、前記Ryと、予め求めておいた前記コリメータの位置ずれ量と、前記Pcと前記Pd’との残差二乗和の関係のグラフと、からy方向の位置ずれ量Dyを推定し、
前記Ryが最小になるように前記コリメータのy方向の移動量を前記Dyに設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記Paと前記Pb’のm×jx番目(jxは整数)の値のみをプロットしたものをそれぞれpa、pb’とし、
前記paと前記pb’とのメインピークとサブピークとの位置関係からx方向の位置ずれの方向を決定するとともに、
前記Pcと前記Pd’のn×jy番目(jyは整数)の値のみをプロットしたものをそれぞれpc、pd’とし、
前記pcと前記pd’とのメインピークとサブピークとの位置関係からy方向の位置ずれの方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記コリメータのx方向の穴ピッチをHxとし、
前記Paをシミュレーションにより、前記検出器と前記コリメータとのx方向の位置ずれ量である位置ずれxが−Hx/2〜Hx/2の範囲でPa(x)として予め求めておき、
シミュレーションで求めた前記Pa(x)と位置ずれ測定時に求めた前記Paの相関を求め、最も強い相関をもつ前記Pa(x)の位置ずれxの値からx方向の位置ずれ方向を求めるとともに、
前記コリメータのy方向の穴ピッチをHyとし、
前記Pcをシミュレーションにより、前記検出器と前記コリメータとのy方向の位置ずれ量である位置ずれyが−Hy/2〜Hy/2の範囲でPc(y)として予め求めておき、
シミュレーションで求めた前記Pc(y)と位置ずれ測定時に求めた前記Pcの相関を求め、最も強い相関をもつ前記Pc(y)の位置ずれyの値からy方向の位置ずれ方向を求めることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記コリメータのy方向の両端部におけるx方向の前記線源の放射線入射分布から位置ずれ情報を求め、前記コリメータをx方向に移動するために両端部において異なる移動量を設定するとともに、
前記コリメータのx方向の両端部におけるy方向の前記線源の放射線入射分布から位置ずれ情報を求め、前記コリメータをy方向に移動するために両端部において異なる移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記コリメータのx方向の複数個所における位置ずれ量を取得し、それらの位置ずれ量の総和が最小になるように前記コリメータのx方向の移動量を設定するとともに、
前記コリメータのy方向の複数個所における位置ずれ量を取得し、それらの位置ずれ量の総和が最小になるように前記コリメータのy方向の移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記コリメータのx方向の複数個所における位置ずれ量を取得し、それらの位置ずれ量が所定の閾値よりも小さくなるように前記コリメータのx方向の移動量を設定するとともに、
前記コリメータのy方向の複数個所における位置ずれ量を取得し、それらの位置ずれ量が所定の閾値よりも小さくなるように前記コリメータのy方向の移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、x方向およびy方向における前記線源の位置を特定する位置特定手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
- 前記位置特定手段は、
前記線源の位置を前記検出器群が測定した前記線源の放射線入射分布の重心位置から求めるものであり、
前記検出器群における前記検出器の位置を0起算の整数で指定し、横軸に前記検出器の位置、縦軸に前記検出器に入射した放射線の入射カウント量として表現される前記線源の放射線入射分布の重心位置を求め、この重心位置を四捨五入した値を線源位置とすることを特徴とする請求項9に記載の放射線撮像装置。 - 前記線源としてラインソースが用いられ、前記ラインソースは、x方向の前記線源の放射線入射分布を求めるときにy軸に対して傾けて配置され、y方向の前記線源の放射線入射分布を求めるときにx軸に対して傾けて配置され、
前記位置ずれ測定手段は、
x方向の前記線源の放射線入射分布を求めるときに、
y方向の前記ピクセルの位置ごとにx方向の前記線源の放射線入射分布を求めるとともに、前記検出器群における前記検出器の位置を0起算の整数で指定し、横軸に前記検出器の位置、縦軸に前記検出器に入射した放射線の入射カウント量として表現される前記線源の放射線入射分布の重心位置を求め、この重心位置を四捨五入した値をx方向の線源位置として求め、
前記線源位置がm×ix番目における前記線源の放射線入射分布の平均値を前記P a とし、m×ix+(m−1)番目における前記線源の放射線入射分布の平均値を前記Pbとするとともに、
y方向の前記線源の放射線入射分布を求めるときに、
x方向の前記ピクセルの位置ごとにy方向の前記線源の放射線入射分布を求めるとともに、前記検出器群における前記検出器の位置を0起算の整数で指定し、横軸に前記検出器の位置、縦軸に前記検出器に入射した放射線の入射カウント量として表現される前記線源の放射線入射分布の重心位置を求め、この重心位置を四捨五入した値をy方向の線源位置として求め、
前記線源位置がn×iy番目における前記線源の放射線入射分布の平均値を前記P c とし、n×iy+(n−1)番目における前記線源の放射線入射分布の平均値を前記Pdとして前記コリメータの位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記位置ずれ測定手段は、
前記コリメータのセプタ位置の真上、あるいはセプタ間の中間位置の真上に配置された前記線源の放射線入射分布を測定し、前記線源の放射線入射分布の非対称化度を求め、その非対称化度が極小になるように前記コリメータを移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。 - 前記コリメータの位置情報を元に前記コリメータの移動方向を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
- 前記コリメータの位置情報を元に前記コリメータを移動させるコリメータ移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
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