JP5852311B2 - 音声フレームのタイミング補正方法及び無線機 - Google Patents

音声フレームのタイミング補正方法及び無線機 Download PDF

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Description

本発明は、無線機の無線フレームタイミングに同期させて音声フレームタイミングを補正する音声フレームのタイミング補正方法及び無線機に係り、特に回路規模を増大させずに音声データの欠損を容易に防止することができる音声フレームのタイミング補正方法及び無線機に関する。
[先行技術の説明]
移動通信システムにおいて、基地局と端末(移動局)、又は端末と端末との間での無線通信を行う際には、送信側と受信側とで無線フレームタイミングを同期させる必要がある。
そのため、無線フレームタイミングにずれが生じた場合、基地局と端末との通信では端末が無線フレームタイミングを補正し、端末間の通信では受信側が無線フレームタイミングの補正を行う。
また、音声通信においては、送信側では音声データを音声コーデック部で音声符号化し、それを変調して無線フレームに乗せて送信し、受信側では受信復調された無線フレームを音声コーデック部で音声復号化して音声データを取り出すようになっている。
つまり、音声コーデック部における音声データのA/D変換時又はD/A変換時のサンプリングタイミングを無線フレームタイミングに合わせる必要がある。
[無線フレームと音声フレーム]
次に、無線フレームと音声フレームの構成について説明する。
無線フレームは、384のシンボルから成り、シンボルタイミングをカウントするシンボルタイミングカウンタが384カウントすると1無線フレームとなって、シンボルタイミングカウンタは0にクリアされ、次の無線フレームのシンボルタイミングをカウントする。
無線フレーム長は40ms、そのタイミングである無線フレームタイミングは25Hzであり、シンボル長は104.17μs、シンボルタイミングは9.6kHzである。
また、音声コーデック部における音声フレームは、320の音声サンプルから成り、音声サンプリングタイミングカウンタは320カウントすると1音声フレームとなって0にクリアされ、次の音声フレームのサンプルタイミングをカウントする。
音声フレーム長は無線フレームと同じ40ms、そのタイミングである音声フレームタイミングは25Hzであり、音声サンプル長(音声サンプリング期間)は125μs、音声サンプリングタイミングは8kHzである。
また、音声コーデック部では、1音声サンプリング期間に32回カウントする音声コーデック用の基準クロック(256kHz)を用いて処理を行っている。基準クロックは制御部から供給される。
ここで、音声フレームタイミングは無線フレームタイミングに合わせなければならないため、音声サンプリングタイミングカウンタが320カウントして0にクリアされるタイミングを、シンボルタイミングカウンタが384カウントして0にクリアされるタイミングに合わせるようになっている。
尚、無線機内には装置全体の基準となるクロック(19.2MHz)が設けられ、各部におけるカウンタやクロックは、当該クロックを分周することにより生成されるものである。
シンボルタイミングは、19.2MHzの2000カウントであり、音声サンプリングタイミングは、19.2MHzの2400カウントに相当する。
[従来の音声フレームタイミング補正方法:図5]
次に、従来の音声フレームタイミング補正方法について図5を用いて説明する。図5は、従来の音声フレームタイミング補正方法を示す説明図であり、(a)はタイミングがずれた無線フレーム、(b)は補正前の音声フレーム、(c)は補正後の音声フレームを示す。
図5(a)では、無線通信を行っている相手より自分のタイミングが進んでいる場合であり、12シンボルタイミング毎に2.5μs進んでいる場合を示している。この場合、無線フレームを12シンボルタイミング毎に2.5μsだけ短くする必要がある。
そのため、12シンボルタイミング毎(カウント11、カウント23、カウント35...)にシンボル長を2.5μsだけ短縮する。具体的には、12シンボル毎にシンボルクロックを2.5μs分早く出力する。つまり、
2.5μs/(1/19.2MHz)=48クロック
であり、12シンボル毎に19.2MHzを48クロック分少ないタイミングでシンボルカウンタをインクリメントして次のシンボルタイミングをカウントすることで誤差を吸収するよう補正する。
これにより、シンボルカウンタが384カウントする間に、
2.5μs×(384/12)=80μs
だけ時間が短くなり、1無線フレーム長は、
40ms−80μs=39.92ms となる。
そして、図5(b)に示すように、無線フレームのシンボルタイミングカウンタが384カウントして0にクリアされるときに、音声フレームの音声サンプリングタイミングカウンタは、319カウント後、320カウントの期間は、まだ45μsしか経過しておらず、音声フレーム長は40msに達していない。
このまま音声コーデックの基準クロックに基づいて音声サンプリングタイミングをカウントすると、次の音声フレームに移行するまでに更に80μsかかることになる。
上述したように、音声フレームタイミングは無線フレームタイミングに同期させる必要があるので、図5(c)に示すように、320番目の音声サンプリングタイミングでは、45μs経過した時点で音声サンプリングタイミングカウンタを0にクリアし、次の音声フレームのカウントを開始する。つまり、320番目の音声サンプリングタイミングにおける残り80μs分のデータは欠落することになる。
音声コーデックとのインタフェースが、256kHzのクロックで動作する場合、
80μs/(1/256kHz)=20.48=21クロック
となり、21クロック欠損することになる。
音声コーデックのデバイスには、基準クロックが1クロックでも欠損すると音声コーデックが正常に動作しないデバイスや、音声フレーム単位でのデータを破棄してしまうデバイスもあり、このようなデバイスでは、異音や音途切れといった不具合が発生してしまう。
また、基準クロックに同期してデータがある場合には、基準クロックに合わせてデータが欠損してしまい、音途切れが発生する。
更に、データの欠損を防ぐために、基準クロックの調整を行わずに音声コーデックされたデータを一旦バッファリングしてから出力する構成も考えられるが、回路規模が大きくなり、音声データの遅延が発生し、タイミング調整が困難となる。
[関連技術]
尚、無線通信における音声データのタイミングを補正する技術としては、特開2010−252019号公報「無線基地局装置」(株式会社日立国際電気、特許文献1)がある。
特許文献1には、変換部が音声データのアップリンクフレームの割り当て処理を行い、補正処理部が、音声データ内の時間情報とネットワークからの音声制御信号内の時間情報とを比較して音声データの時間変化を検出し、当該時間変化に応じて変換部における音声データのアップリンクフレームの割り当てタイミングを補正することが記載されている。
特開2010−252019号公報
しかしながら、従来の音声フレームのタイミング補正方法及び無線機では、相手との無線フレームタイミングのずれによる無線フレームの短縮に伴って音声データが欠損して、異音や音途切れが発生することがあるという問題点があった。
また、音声コーデックされたデータをバッファリングする構成では、回路規模が増大し、タイミング合わせの制御が複雑になるという問題点があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたもので、回路規模を増大させることなく、簡易な制御で異音や音途切れを防ぐことができる音声フレームのタイミング補正方法及び無線機を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、無線フレームのタイミングに基づいて音声フレームのタイミングを補正する音声フレームのタイミング補正方法であって、無線フレームのずれを検出し、無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを一致させる補正を行う調整タイミングを当該ずれに応じて決定すると共に、音声データを符号化又は復号化するための基準クロックを高速にして、音声データのカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックで音声データを復号化又は符号化し、調整タイミングになると無線フレームのシンボルをカウントするタイミングをずれに応じて補正し、補正された無線フレームのタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴としている。
また、本発明は、受信した無線信号を復調し、復調された音声データを復号化する無線機であって、無線フレームのシンボルタイミングと音声フレームの音声データのサンプリングタイミングを生成すると共に、復調された音声データを記憶し、音声データを復号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックと記憶した音声データとを音声フレームの音声データをカウントするタイミングで出力する制御部と、受信した無線信号の無線フレームのシンボルタイミングを検出し、制御部で生成された無線フレームのシンボルタイミングと比較して無線フレームのずれを検出し、音声フレームのタイミングを補正する調整タイミングを当該ずれに基づいて決定すると共に、当該ずれに応じて無線フレームのシンボルをカウントするタイミングを補正して、無線信号を復調し、当該復調した音声データを前記制御部に出力する復調部と、制御部からの音声データと余裕時間が形成された基準クロックとを入力し、音声データを当該基準クロックで復号化する音声データ復号化部とを有し、制御部が、復調部で決定された調整タイミングになると、補正された無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴としている。
また、本発明は、上記無線機において、音声信号を基準クロックで符号化して音声データを出力する音声データ符号化部と、音声データを変調して無線フレームで出力する変調部とを有し、制御部が、音声データを符号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックを音声データ符号化部に出力すると共に、音声データ符号化部からの音声データを記憶し、記憶した音声データを音声フレームの音声データをカウントするタイミングで変調部に出力し、復調部で決定された調整タイミングになると、無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴としている。
本発明によれば、無線フレームのタイミングに基づいて音声フレームのタイミングを補正する音声フレームのタイミング補正方法であって、無線フレームのずれを検出し、無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを一致させる補正を行う調整タイミングを当該ずれに応じて決定すると共に、音声データを符号化又は復号化するための基準クロックを高速にして、音声データのカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックで音声データを復号化又は符号化し、調整タイミングになると無線フレームのシンボルをカウントするタイミングをずれに応じて補正し、補正された無線フレームのタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させる音声フレームのタイミング補正方法としているので、調整タイミングを適切に決定することにより、タイミングのずれを音声データを含まない余裕時間以内で補正することができ、回路規模を増大させることなく、簡易な処理で音声フレームのタイミング調整における音声データの遅延や欠落を防止して、音声品質の劣化を防ぐことができ、無線フレームにずれが生じた場合でも、補正された無線フレームのタイミングに音声フレームのタイミングを合わせることができ、音声品質の劣化を防ぐことができる効果がある。
また、本発明によれば、受信した無線信号を復調し、復調された音声データを復号化する無線機であって、無線フレームのシンボルタイミングと音声フレームの音声データのサンプリングタイミングを生成すると共に、復調された音声データを記憶し、音声データを復号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックと記憶した音声データとを音声フレームの音声データをカウントするタイミングで出力する制御部と、受信した無線信号の無線フレームのシンボルタイミングを検出し、制御部で生成された無線フレームのシンボルタイミングと比較して無線フレームのずれを検出し、音声フレームのタイミングを補正する調整タイミングを当該ずれに基づいて決定すると共に、当該ずれに応じて無線フレームのシンボルをカウントするタイミングを補正して、無線信号を復調し、当該復調した音声データを前記制御部に出力する復調部と、制御部からの音声データと余裕時間が形成された基準クロックとを入力し、音声データを当該基準クロックで復号化する音声データ復号化部とを有し、制御部が、復調部で決定された調整タイミングになると、補正された無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させる無線機としているので、調整タイミングを無線フレームのずれに応じて適切に決定することにより、タイミングのずれを音声データを含まない余裕時間以内で補正することができ、回路規模を増大させることなく、簡易な処理で音声フレームのタイミング調整における音声データの遅延や欠落を防止して、音声品質の劣化を防ぐことができる効果がある。
また、本発明によれば、音声信号を基準クロックで符号化して音声データを出力する音声データ符号化部と、音声データを変調して無線フレームで出力する変調部とを有し、制御部が、音声データを符号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして当該期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックを音声データ符号化部に出力すると共に、音声データ符号化部からの音声データを記憶し、記憶した音声データを音声フレームの音声データをカウントするタイミングで変調部に出力し、復調部で決定された調整タイミングになると、無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させる上記無線機としているので、送信時にも簡易な処理で音声フレームのタイミング調整における音声データの遅延や欠落を防止して、音声品質の劣化を防ぐことができる効果がある。
本発明の実施の形態に係る無線機の概略構成ブロック図である。 本無線機における無線フレームと音声フレームの調整タイミングを示す説明図である。 本無線機における音声サンプリングタイミングの調整方法を示す模式説明図である。 本無線機における無線フレームと音声フレームのタイミング補正を示す説明図である。 従来の音声フレームタイミング補正方法を示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る音声フレームのタイミング補正方法は、音声復号化/符号化の処理の基準クロックを高速にして音声データのサンプリング期間内で前詰めとし、残りの時間が余裕時間となるよう生成し、復調データを当該基準クロックに基づいて復号化し、音声信号を当該基準クロックに基づいて符号化し、無線フレームのずれを検出して、当該ずれと余裕時間とに基づいて音声フレームのタイミングを補正する頻度及びその調整タイミングを決定し、調整タイミングになると、無線フレームのシンボルタイミングに音声フレームの音声サンプリングタイミングを同期させるようにしており、音声サンプリング期間を短くする場合でも、音声データを含まない余裕時間内で補正することができ、回路規模を増大させること無く簡易な処理で音声データの欠落を防ぎ、音声フレームタイミングを無線フレームタイミングに合わせることができるものである。
本発明の実施の形態に係る音声フレームのタイミング補正方法は、無線フレームのずれに応じて無線フレームのタイミングに音声フレームのタイミングを一致させる補正の頻度及びその調整タイミングを決定し、音声データを復号化又は符号化するため一定数カウントする基準クロックを高速にして、予め設定された音声データのサンプリング期間内で前詰めでカウントするよう生成し、サンプリング期間内の残りの時間(基準クロックのカウントを行わない時間)をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、当該前詰めの基準クロックで音声データを復号化又は符号化し、調整タイミングになると、無線フレームのシンボルタイミングを補正し、当該補正された無線フレームのシンボルタイミングに音声フレームの音声サンプリングタイミングを同期させる音声フレームの補正方法としており、調整タイミングにおける1回の補正量を余裕時間内とするよう、補正の頻度を決定することにより、音声サンプリング期間を短くする補正を行っても音声データの欠落を防止することができ、回路規模を増大させずに、簡易な処理で音声フレームのタイミング調整を実現し、通信の信頼性を向上させることができるものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線機は、制御部が、無線フレームのシンボルタイミングと音声フレームの音声サンプリングタイミングを生成すると共に、復調された音声データを一旦記憶し、音声データを復号化するための基準クロックを高速にして、音声データのサンプリング期間内で前詰めでカウントするよう生成し、当該サンプリング期間内の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックと記憶された音声データとを出力し、復調部が、受信信号の無線フレームのシンボルタイミングを検出し、制御部で生成された無線フレームのシンボルタイミングと比較して無線フレームのずれを検出し、当該ずれに基づいて音声フレームを補正する頻度及び調整タイミングを決定し、当該調整タイミングにおいて、シンボルタイミングのずれを補正し、補正されたシンボルタイミングを出力すると共に、無線信号を復調し、復調した音声データを制御部に出力し、音声データ復号化部が、制御部からの音声データと余裕時間が形成された基準クロックを入力して、音声データを当該基準クロックで復号化し、制御部が、復調部で決定された調整タイミングで、復調部から入力される補正された無線フレームのシンボルタイミングに音声フレームの音声サンプリングタイミングを同期させる無線機としており、調整タイミングにおける1回の補正量を余裕時間内とするよう、補正の頻度を決定することにより、音声サンプリング期間を短くする補正を行っても音声データの欠落を防止することができ、回路規模を増大させずに、簡易な処理で受信時の音声フレームのタイミング調整を実現し、通信の信頼性を向上させることができるものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線機は、更に、音声データ符号化部が、余裕時間が形成された基準クロックで符号化し、制御部が、音声データを符号化するための基準クロックを高速にして、音声データのサンプリング期間内で前詰めでカウントするよう生成し、当該サンプリング期間内の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、余裕時間が形成された基準クロックを音声データ符号化部に出力し、音声データ符号化部からの音声データを記憶し、記憶した音声データを音声フレームのサンプリングタイミングで変調部に出力し、復調部で決定された調整タイミングで、復調部から入力される補正された無線フレームのシンボルタイミングに音声フレームの音声サンプリングタイミングを同期させる無線機であり、回路規模を増大させずに、簡易な処理で送信時の音声フレームのタイミング調整を実現し、通信の信頼性を向上させることができるものである。
[実施の形態に係る無線機の構成:図1]
本発明の実施の形態に係る無線機の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線機の概略構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る無線機(本無線機)は、無線通信システムの移動局であり、図1に示すように、空中線(アンテナ)101と、空中線スイッチ102と、高周波増幅部103と、受信ミキサ104と、IF増幅部105と、A/D変換部106と、復調部107と、音声コーデック部118と、D/A変換部109と、スピーカ110と、送信電力増幅部111と、送信ミキサ112と、D/A変換部113と、変調部114と、A/D変換部116と、マイク117と、制御部119と、周波数シンセサイザ120とを備えている。
更に、音声コーデック部118は、音声データ復号化部108と、音声データ符号化部115とを備えている。
各部について説明する。
空中線101は、空間中の無線信号を受信し、送信信号を空間中に放射する。
空中線スイッチ102は、空中線101を送信側(送信電力増幅部111)又は受信側(高周波増幅部103)に接続する。
高周波増幅部103は、受信した高周波信号を増幅する。
受信ミキサ104は、高周波信号に周波数シンセサイザ120からの周波数を乗算して中間周波数(IF)に周波数変換する。
周波数シンセサイザ120は、制御部119からの指示に従って特定の周波数信号を出力する。
IF増幅部105は、IF信号を増幅する。
A/D変換部106は、制御部119から指定されるクロックに基づいてA/D変換する。
復調部107は、A/D変換されたデータを復調する。また、復調部107は、受信データに基づいて無線フレームを検出し、制御部119に検出した無線フレームタイミングを報知する。
更に、本無線機の特徴として、復調部107は、制御部から入力される自己の無線フレームのシンボルタイミングと検出した無線フレームのシンボルタイミングとを比較して、無線フレームのずれを検出し、ずれの大きさに基づいて無線フレームのシンボルタイミング及び音声フレームの音声サンプリングタイミングの調整を行う調整タイミングの頻度及び調整タイミングを決定する。そして、調整タイミングになると、従来と同様に無線フレームのシンボルタイミングの補正を行う。
音声コーデック部118は、音声データの復号化部108で受信音声データの音声復号化を行い、音声データの符号化部115で送信音声の音声符号化を行う。本無線機では、音声コーデック部118は、制御部119から供給される前詰めの基準クロックで処理を行う。前詰めの基準クロックについては後述する。
D/A変換部109は、復号化された音声データをD/A変換する。
スピーカ110は、受信音声を出力する。
マイク117は、送信音声を入力する。
A/D変換部116は、音声をA/D変換する。
変調部114は、音声符号化された符号化データを変調する。
D/A変換部113は、変調された音声データをD/A変換してIF信号に変換する。
送信ミキサ112は、IF信号を周波数シンセサイザ120からの周波数信号と乗算して、送信周波数にアップコンバートする。
送信電力増幅部111は、送信信号を増幅する。
制御部119は、FPGA(Field Programmable Gate Array)等から成り、装置全体の制御を行うと共に、本無線機の特徴部分として、無線フレームのタイミングに合わせて音声フレームのタイミング補正を行う。
また、制御部119は、本無線機の特徴である音声コーデックの基準クロックを高速にしてサンプリング期間内で前詰めとなるよう生成し、音声コーデック部108に出力する。
そして、制御部119は、復調部107から無線フレームのずれ及び調整タイミングが入力されると、本無線機の特徴として、各調整タイミングの期間内において、復調部から入力されるシンボルタイミングに同期させるよう、音声サンプリングタイミングを補正する。
更に、制御部119は、内部に受信した復調データを記憶するバッファ121aと送信用の音声符号化データを記憶するバッファ121bとを備え、復調部107から復調データを入力してバッファ121aに記憶し、設定された調整タイミングになると、復調部107から入力される無線フレームのシンボルタイミングに同期して、バッファ121a内の復調データを音声コーデック部108の音声データの復号化部108に出力する。
また、制御部119は、音声コーデック部118の音声データの符号化部115からの音声符号化データをバッファ121bに入力し、設定された調整タイミングになると、復調部107から入力された無線フレームのシンボルタイミングに同期してバッファ121b内の符号化データを変調部114に出力する。
音声フレームのタイミング調整の動作については、後で具体的に説明する。
[動作概略:図1]
上記無線機の動作について簡単に説明する。
本無線機では、受信時には、基地局や他の移動局からの受信信号を空中線101により受信し、空中線スイッチ102を介して、高周波増幅部103で増幅し、受信ミキサ104で中間周波数(IF)に周波数変換する。受信周波数は、制御部119により周波数シンセサイザ120を制御することで設定される。
周波数変換されたIF信号は、A/D変換部105にてデジタル信号に変換されたあと、復調部107で復調され、一旦制御部119のバッファ121aに蓄積される。そして、所定のタイミングで音声コーデック部118に出力され、復号化されてデジタル音声データに変換される。
デジタル音声データは、D/A変換部109にてアナログ音声信号に変換され、スピーカ110から音声出力される。各機能ブロックのタイミング制御は制御部119で制御する。
送信時には、マイク117から入力されたアナログ音声信号は、A/D変換部110でデジタル音声データに変換され、音声コーデック部118において符号化される。符号化された信号は、制御部119のバッファ121bに読み込まれ、所定のタイミングで変調部114に出力されて変調される。
変調されたデータは、D/A変換部113にてアナログ信号に変換されたあと、送信ミキサ112で高周波信号に周波数変換される。送信周波数は周波数シンセサイザ120を制御して設定する。
周波数変換された信号は、送信電力増幅部111で電力増幅されたあと、空中線スイッチ102を介して空中線101から空間に放射される。各機能ブロックのタイミング制御は制御部で制御する。
本無線機では、受信時の、制御部119のバッファ121aに記憶された復調データを音声コーデック部118の音声データ復号化部108に出力するタイミング制御と、送信時の、音声データ符号化部115で符号化され制御部119のバッファ121bに蓄積されたデータを変調部114に出力するタイミング制御が特徴となっている。
音声コーデックに対するタイミング制御(音声フレームのタイミング補正)については、後で具体的に説明する。
[無線フレームと音声フレームの調整タイミング:図2]
次に、本無線機における無線フレームと音声フレームの調整タイミングについて図2を用いて説明する。図2は、本無線機における無線フレームと音声フレームの調整タイミングを示す説明図である。
尚、本無線機においても、従来と同様に、無線フレーム長及び音声フレーム長を40ms(無線フレームタイミング及び音声フレームタイミングが25Hz)、シンボル長(シンボル期間)を104.17μs(シンボルタイミングが9.6kHz)、音声サンプリング長(音声サンプリング期間)を125μs(音声サンプリングタイミングが8kHz)としている。
シンボルタイミング及び音声サンプリングタイミングは、従来と同様に、制御部119が19.2MHzのクロックに基づいて生成している。
図2に示すように、無線フレームと音声フレームとの間でずれが無い場合には、無線フレームのシンボルタイミングカウンタで6カウント、音声フレームの音声サンプリングタイミングカウンタで5カウント毎にカウントタイミングが一致する。そこで、図2の例では、タイミングの補正を行う調整タイミングを、無線フレームで6シンボルタイミング、音声フレームで5音声サンプリングタイミング毎としている。
6シンボルタイミング=104.17μs×6=625μs
5音声サンプリングタイミング=125μs×5=625μs
つまり、本無線機では、625μs毎に音声サンプリングタイミングを無線フレームのシンボルタイミングに合わせる(同期させる)音声サンプリングのタイミング補正を行う。
更に、本装置では、通信相手との無線フレームのタイミングがずれることを想定して、調整タイミング毎に無線フレームのシンボルタイミングのずれを補正すると共に、補正したシンボルタイミングに音声サンプリングタイミングを合わせる補正を行うようにしている。
つまり、無線フレームのシンボルタイミングの補正は、6シンボルタイミング毎(カウント5,11,17,...)に当該期間内で行い、音声サンプリングタイミングの補正は、5音声サンプリングタイミング毎(カウント4,9,14,...)に当該期間内で行う。
尚、無線フレームについては、調整タイミング以外にもシンボルタイミングの補正を行う場合もある。
具体的なタイミング調整方法については後述する。
上述したように、音声フレームの調整タイミングは、復調部107が、検出した無線フレームのずれの大きさに基づいて決定するため、実際にはこの限りではないが、最も頻繁に補正する場合には6シンボルタイミング(625μs)毎に補正を行い、ずれが小さい場合には、12シンボルタイミング毎、18シンボルタイミング毎というように補正の頻度を小さくする。調整タイミングの決定については後述する。
[音声サンプリングタイミングの調整:図3]
次に、本無線機における音声サンプリングタイミングの調整方法について簡単に説明する。図3は、本無線機における音声サンプリングタイミングの調整方法を示す模式説明図である。
上述したように、本無線機の制御部119では、特定の調整タイミング(ここでは625μs毎)で音声サンプリングタイミングを無線フレームのシンボルタイミングに合わせる補正(調整)を行う。
[無線フレームと音声フレームのタイミングが一致している場合]
図3(a)は、無線フレームと音声フレームのタイミングが一致している場合を示している。
この場合、無線フレームの6番目のシンボルタイミング(カウント5)が終了して7番目のシンボルタイミング(カウント6)になるタイミングと、音声フレームの5番目の音声サンプリングタイミング(カウント4)が終了して6番目のサンプリングタイミング(カウント5)になるタイミングとは一致している。
そのため、音声フレームにおける音声サンプリングタイミングを調整する必要はない。
[無線フレームのタイミングが早い場合]
図3(b)は、音声フレームより無線フレームのタイミングが早い(進んでいる)場合を示している。
図3(b)の「音声フレームを調整しない場合」に示すように、この場合には、無線フレームの6番目のシンボルタイミング(カウント5)が終了して7番目のシンボルタイミング(カウント6)になるタイミングは、音声フレームの5番目の音声サンプリングタイミング(カウント4)が終了して6番目の音声サンプリングタイミング(カウント5)になるタイミングよりも早い。
そこで、本無線機の制御部119は、調整タイミングである音声フレームの5番目の音声サンプリングタイミング(カウント4)の時間をずれ時間を吸収するように短くして調整し、無線フレームの7番目のシンボルタイミング(カウント6)になるタイミングと、音声フレームの6番目の音声サンプリングタイミング(カウント5)になるタイミングとを一致させる。調整タイミングになる前の音声サンプリングタイミングでは調整を行わない。
ここで、本無線機における音声フレームのタイミング補正方法では、基準クロックを従来よりも高速にし、高速のクロックに基づいて音声サンプリング期間内において前詰めで復調データを音声コーデック部118に出力するようにしており、各音声サンプリング期間の後ろのほうに余裕時間(データの入出力を行わない時間)が生じる。
この余裕時間には音声データは含まれないので、余裕時間以内の短縮であれば、音声フレームのサンプル長を短くしても、従来のように音声データの欠落が生じることはない。
これらの動作については、後で詳細に説明する。
[無線フレームのタイミングが遅い場合]
また、図3(c)は、音声フレームより無線フレームのタイミングが遅い場合を示している。
図3(c)の「音声フレームを調整しない場合」に示すように、この場合には、無線フレームの6番目のシンボルタイミング(カウント5)が終了して7番目のシンボルタイミング(カウント6)になるタイミングは、音声フレームの5番目の音声サンプリングタイミング(カウント4)が終了して6番目の音声サンプリングタイミング(カウント5)になるタイミングよりも遅い。
そこで、制御部119は、音声フレームの5番目の音声サンプリングタイミング(カウント4)の時間をずれ時間分長くして、無線フレームの7番目のシンボルタイミング(カウント6)になるタイミングと、音声フレームの6番目の音声サンプリングタイミング(カウント5)になるタイミングとを一致させる。
この場合には、音声データの欠落は生じない。
このようにして本無線機における音声サンプリングタイミングの調整が行われる。
[本無線機における無線フレームと音声フレームの補正:図4]
次に、本無線機における無線フレームと音声フレームのタイミング補正について図4を用いて説明する。図4は、本無線機における無線フレームと音声フレームのタイミング補正を示す説明図である。
図4は、図5に示した従来の場合と同様に、自己の無線フレームが相手より12シンボル毎に2.5μs進んでいる場合を示している。
図4の例は、図2,3に示した例よりもずれが小さい場合を示しており、調整タイミングを無線フレームの12シンボルタイミング毎、音声フレームの10音声サンプリングタイミング毎としている。つまり、無線フレームの12シンボルタイミング、音声フレームの10音声サンプリングタイミングにおいて、無線フレームのシンボルタイミング及び音声フレームの音声サンプリングタイミングの補正を行っている。調整タイミングは、復調部107によって決定され、制御部119に通知される。
上述した条件の場合、通常は1無線フレーム40ms(25Hz)として、1シンボル104.17μs(9.6kHz)であるが、図5で説明したように、無線フレームの12シンボルタイミング毎(カウント11,23,35,...)に2.5μsだけシンボル長を短くしなければならない。
そのため、シンボルタイミングのカウント0〜カウント10ではシンボル長が104.17μsとなるが、シンボルタイミングのカウント11では、19.2MHzの48クロック(2.5μs)だけ少なくカウントする。
1無線フレームでは同様の調整処理が32回行われ、その結果、フレーム長は39.92msとなる。この処理は従来と同様であり、復調部107で行われる。
次に、音声サンプリングタイミングの補正について説明する。
ここで、本無線機の特徴部分である音声コーデックの基準クロックについて説明する。
本無線機の音声コーデックの基準クロック(以下、単に「基準クロック」とする)は、従来の基準クロック(256kHz)よりも高速の272kHzとして、サンプリング期間内で前詰めでカウントし、その後は信号を変化させない。カウント数は従来と同様の32カウントである。
音声コーデック部118は、制御部119から供給される前詰めの基準クロックに基づいてデータの入出力及び符号化、復号化が行われる。
つまり、1音声サンプリング期間内で、音声データを入出力するための基準クロックがカウントしている時間は従来よりも短くなり、1音声サンプリングタイミング当たり、データの入出力を行わない時間(余裕時間)が発生する。
余裕時間は、1サンプリングタイミング当たり、
125μs−(1/272kHz)×32=7.35μs となる。
余裕時間には音声データは含まれず、欠損しても不具合は生じないものである。
本無線機では、この余裕時間を利用して音声サンプリングタイミングの補正を行うものである。
尚、余裕時間は各音声サンプリングタイミングで発生するが、実際に補正を行うのは復調部107から指定された調整タイミングであるから、図4の例では10音声サンプリングタイミング(1250[125×10]μs)当たり7.35μsのタイミング補正可能な時間があることになる。また、図2に示した調整タイミングであれば、5音声サンプリングタイミング(625[125×5]μs)当たり7.35μsのタイミング補正可能な時間が発生する。
そして、無線フレームが上述したようにずれた場合、制御部119は、補正された無線フレームに合わせて音声フレームのタイミング補正を行う。
上述したように、通常は1音声フレーム40ms(25Hz)として、1サンプル長は125μs(8kHz)であるが、無線フレームの補正に伴い、それに合わせて10音声サンプリングタイミング毎(カウント9,19,29,...)に2.5μsサンプル長を短くしなければならない。
図4の例では、音声サンプリングタイミングのカウント0〜カウント8では、音声サンプリングのサンプル長は125μsとなるが、調整タイミングである音声サンプリングタイミングのカウント9では、後ろの部分が2.5μs短くなり、サンプル長は125μs−2.5μs=122.5μsとなる。
欠落させた部分は余裕時間以内であり、音声データの品質には影響を与えないものである。
実際には、調整タイミングにおいては、制御部119は、復調部107からの補正されたシンボルタイミングが入力されるのを待ち受け、シンボルタイミングが入力されると、それに同期して次の音声サンプリングタイミングとしてカウントを開始すると共に、復調データを音声コーデック部118に出力する。そして、その結果として、図4の例では調整タイミングのサンプル長が2.5μs短くなるものである。
図4の場合には、音声サンプリングタイミングを早くするよう補正したが、音声サンプリングタイミングを遅くするよう補正する場合にも同様に、制御部119は、調整タイミングにおいて、125μsが経過しても復調部107からの補正されたシンボルタイミングが入力されるまでは次の音声サンプリングタイミングのカウントを開始せず、シンボルタイミングが入力されると、当該補正された無線フレームのシンボルタイミングに合わせて、次の音声サンプリングタイミングとしてカウントを開始し、復調データを出力する。
[音声サンプリングタイミング調整における動作:図1]
次に、音声サンプリングタイミングの調整における復調部107、制御部119、音声コーデック部118の動作について図1を用いて説明する。
[受信時の音声サンプリングタイミング調整]
まず、受信時の音声サンプリングタイミング調整の動作について説明する。
復調部107は、受信した無線フレームのシンボルタイミングを検出して、受信データを復調し、復調データと検出した無線フレームのシンボルタイミングを制御部119に出力する。
制御部119は、復調部107から復調データと受信した無線フレームのシンボルタイミングが入力されると、復調データをバッファ121aに蓄積し、制御部119が内部で生成する無線フレームのシンボルタイミングを復調部107に出力する。
復調部107は、両者を比較してタイミングのずれを検出し、無線フレームのシンボルタイミングの補正及び音声フレームの音声サンプリングタイミングの補正を行う調整タイミングの頻度及び調整タイミングを決定する。
調整タイミングの決定について具体的に説明する。
復調部107は、無線フレームのずれを検出すると、当該ずれと、音声コーデック部118へのデータの出力において、前詰めの基準クロックによって生じる余裕時間(7.35μs)とを比較し、調整タイミングにおける1回の補正量が余裕時間内となるよう、補正の頻度(調整タイミングの頻度)を決定する。
すなわち、復調部107は、1回当たり7.35μs以内の補正でずれを吸収するためには、シンボルタイミングでいくつ毎に補正を行えばよいかを算出し、調整タイミングの頻度及びそれに基づく調整タイミングを決定する。これにより、音声サンプリングタイミングを早くしなければならない場合でも、余裕時間内の補正で済み、音声データの欠落を生じないものである。
ずれが大きい場合には、無線フレームのシンボルタイミングと音声フレームの音声サンプリングタイミングとが同期するタイミング(図2参照)毎にシンボルタイミング及び音声サンプリングタイミングの調整を行うよう、調整タイミングを決定する。
一方、ずれが小さい場合には、図4の調整タイミングのように、図2の調整タイミングの1/2の頻度として、シンボルタイミング及び音声サンプリングタイミングの調整回数を図2の半分とする。
そして、復調部107は、決定された調整タイミングを制御部119に通知する。
復調部107は、調整タイミング(例えばシンボルタイミングのカウント5,11,17,...)になると、図4に示したように、無線フレームのシンボルタイミングを補正する。そして、補正したシンボルタイミングを制御部119に出力する。
制御部119は、バッファ120aに蓄積された復調データを、まず、内部で生成された音声サンプリングタイミングに従って、音声データ復号化部108に出力する。つまり、制御部119は、通常は125μs毎に復調データを出力する。
また、制御部119は、図4に示した前詰めの基準クロックを音声コーデック部118の音声データ復号化部108及び音声データ符号化部115に供給し、音声コーデック部118では、入力された復調データを当該前詰めの基準クロックに基づいて音声復号化処理し、D/A変換部109に出力する。
そして、制御部119は、復調部107から通知された調整タイミング(例えば音声サンプリングタイミングのカウント4,9,14,...)になると、復調部107から入力される無線フレームのシンボルタイミングを待ち受け、シンボルタイミングが入力されると、それに同期して音声サンプリングタイミングカウンタを次の音声サンプリングタイミングとして、バッファ120aから次の復調データと前詰めの基準クロックとを出力する。復調部107から入力されるシンボルタイミングは、無線フレームのずれを補正したシンボルタイミングである。
これにより、図3に示したように、音声フレームの音声サンプリングタイミングを無線フレームのシンボルタイミングに同期させることができるものである。
例えば、図4に示したように、タイミングを早める場合には、調整タイミングのカウントにおいてまだ125μsに達していなくても、復調部107から無線フレームのシンボルタイミングが入力されると、次の音声サンプリングタイミングをカウントし、次の復調データを出力する。調整のためカットされるのは余裕時間以内であるから、音声データが欠損することは無く、受信音声の品質に影響を与えることはない。
また、タイミングを遅らせる場合には、調整タイミングのカウントにおいて125μsが経過しても、次の音声サンプリングタイミングをカウントせず、復調部107からのシンボルタイミングが入力されるのを待って、入力されると、次の音声サンプリングタイミングをカウントし、次の復調データを出力する。
[送信時の音声サンプリングタイミング調整]
次に、送信時における音声サンプリングタイミングの調整動作について説明する。
音声コーデック部118の音声データ符号化部115は、制御部119からの前詰めの基準クロックに基づいて符号化を行い、制御部119のバッファ120bに出力する。
制御部119は、音声サンプリングタイミングに従ってバッファ120bから符号化データを読み出して、無線フレームの変調部114に出力する。このとき、制御部119は、調整タイミングのカウントにおいて、復調部107から入力された無線フレームのシンボルタイミングに音声サンプリングタイミングを同期させて、音声符号化データを変調部114に出力する。
音声フレームのタイミングを早めるよう補正する場合には、調整タイミングのカウントにおいてまだ125μsに達していなくても、復調部107から無線フレームのシンボルタイミングが入力されると、次の音声サンプリングタイミングとしてカウントし、次の符号化データを変調部114に出力する。調整タイミングのカウントにおいて欠落するのは、音声データの無い余裕時間であるため、音声品質に影響を与えることはない。
また、音声フレームのタイミングを遅らせるよう補正する場合には、調整タイミングのカウントにおいて125μsが経過しても、次の音声サンプリングタイミングをカウントせず、復調部107からのシンボルタイミングが入力されるのを待って、それが入力されると、次の音声サンプリングタイミングのカウントを開始し、次の符号化データを変調部114に出力する。
これにより、送信時にも無線フレームのシンボルタイミングに音声サンプリングタイミングを合わせることができるものである。
[実施の形態の効果]
本発明の実施の形態に係る音声フレームのタイミング補正方法及び無線機によれば、復調部107が、受信した無線フレームのシンボルタイミングを検出してデータを復調し、制御部119に出力すると共に、検出したシンボルタイミングと制御部119から入力される自己のシンボルタイミングとを比較して無線フレームのずれを検出し、ずれに応じて無線フレームと音声フレームのタイミングを補正する頻度及び調整タイミングを決定して制御部119に指示し、調整タイミングになると、シンボルタイミングの補正を行って補正したシンボルタイミングを制御部に出力し、制御部119が、音声コーデックの基準信号を音声サンプリング期間内で前詰めとして後ろに余裕時間を備えるよう生成し、復調部107から入力される復調データをバッファ120aに蓄積し、音声サンプリングタイミングに基づいて蓄積された復調データを音声コーデック部118に出力すると共に、復調部107から指示された調整タイミングになると、復調部107から入力される補正されたシンボルタイミングに音声サンプリングタイミングを同期させて、次の復調データを音声コーデック部118に出力するようにしているので、通信相手との間で無線フレームのずれが生じた場合でも、音声フレームタイミングを無線フレームタイミングに同期させることができ、また、音声サンプリング期間内の余裕時間でずれを補正できるよう調整タイミングを設定することにより、音声サンプリング期間を短くする補正を行っても音声データの欠落を防ぐことができ、回路規模を増大させることなく、簡易な処理で音声品質の劣化を防ぎ、良好な音声通信を行うことができる効果がある。
また、本実施の形態に係る音声フレームのタイミング補正方法及び無線機によれば、更に、音声コーデック部118の音声データ符号化部115が、前詰めの基準クロックで音声信号を符号化して音声符号化データを制御部119に出力し、制御部119が、音声符号化データをバッファ121bに蓄積し、蓄積された音声符号化データを音声サンプリングタイミングに基づいて変調部114に出力すると共に、調整タイミングになると、復調部107から入力される補正されたシンボルタイミングに音声サンプリングタイミングを同期させて、蓄積された次の音声符号化データを変調部114に出力するようにしているので、音声フレームタイミングを無線フレームタイミングに同期させることができ、音声サンプリング期間を短くする補正を行っても音声データの欠落を防ぐことができ、回路規模を増大させることなく、簡易な処理で音声品質の劣化を防ぎ、良好な音声通信を行うことができる効果がある。
本発明は、回路規模を増大させず、簡易な処理で音声データの欠損を防止して音声フレームのタイミングを無線フレームに合わせることができる音声フレームのタイミング補正方法及び無線機に適している。
101...空中線(アンテナ)、 102...空中線スイッチ、 103...高周波増幅部、 104...受信ミキサ、 105...IF増幅部、 106...A/D変換部、 107...復調部、 108...音声データ符号化部、 109...D/A変換部、 110...スピーカ、 111...送信電力増幅部、 112...送信ミキサ、 113...D/A変換部、 114...変調部、 115...音声データ符号化部、 116...A/D変換部、 117...マイク、 118...音声コーデック部、 119...制御部、 120...周波数シンセサイザ、 121...バッファ

Claims (3)

  1. 無線フレームのタイミングに基づいて音声フレームのタイミングを補正する音声フレームのタイミング補正方法であって、
    無線フレームのずれを検出し、無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに音声フレームの音声データをカウントするタイミングを一致させる補正を行う調整タイミングを前記ずれに応じて決定すると共に
    音声データを符号化又は復号化するための基準クロックを高速にして、音声データのカウント期間内で前詰めとして前記期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、
    前記余裕時間が形成された基準クロックで前記音声データを復号化又は符号化し、前記調整タイミングになると前記無線フレームのシンボルをカウントするタイミングを前記ずれに応じて補正し、前記補正された無線フレームのタイミングに前記音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴とする音声フレームのタイミング補正方法。
  2. 受信した無線信号を復調し、復調された音声データを復号化する無線機であって、
    無線フレームのシンボルタイミングと音声フレームの音声データのサンプリングタイミングを生成すると共に、復調された音声データを記憶し、音声データを復号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして前記期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、前記余裕時間が形成された基準クロックと前記記憶した音声データとを前記音声フレームの音声データをカウントするタイミングで出力する制御部と、
    前記受信した無線信号の無線フレームのシンボルタイミングを検出し、前記制御部で生成された無線フレームのシンボルタイミングと比較して無線フレームのずれを検出し、音声フレームのタイミングを補正する調整タイミングを当該ずれに基づいて決定すると共に、前記ずれに応じて無線フレームのシンボルをカウントするタイミングを補正して、無線信号を復調し、当該復調した音声データを前記制御部に出力する復調部と、
    前記制御部からの音声データと前記余裕時間が形成された基準クロックとを入力し、前記音声データを当該基準クロックで復号化する音声データ復号化部とを有し、
    前記制御部が、前記復調部で決定された調整タイミングになると、前記補正された無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに前記音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴とする無線機。
  3. 音声信号を基準クロックで符号化して音声データを出力する音声データ符号化部と、
    音声データを変調して無線フレームで出力する変調部とを有し、
    制御部が、音声データを符号化するための基準クロックを高速にして、音声データをカウントするカウント期間内で前詰めとして前記期間の残りの時間をタイミング補正可能な余裕時間として形成し、前記余裕時間が形成された基準クロックを前記音声データ符号化部に出力すると共に、前記音声データ符号化部からの音声データを記憶し、前記記憶した音声データを音声フレームの音声データをカウントするタイミングで前記変調部に出力し、復調部で決定された調整タイミングになると、前記無線フレームのシンボルをカウントするタイミングに前記音声フレームの音声データをカウントするタイミングを同期させることを特徴とする請求項記載の無線機。
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