JP5849573B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列のタイヤ径方向内側の端部が、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側にあることが好ましい。
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列を構成する前記フィンのタイヤ径方向の長さLH1とタイヤ断面高さSHとが、0.10≦LH1/SHの関係を有し、且つ、最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列のタイヤ径方向内側の端部とタイヤ最大幅位置とのタイヤ径方向の間隔D1が、タイヤ断面高さSHに対して0.10≦D1/SHの関係を有することが好ましい。
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、タイヤ径方向外側にある前記フィン列が、タイヤ径方向内側にある前記フィン列よりも多くの前記フィンを有することが好ましい。
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、すべての前記フィン列が、タイヤ最大幅位置を境界とするタイヤ径方向外側の領域に配置されることが好ましい。
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、3つ以上の前記フィン列を有することが好ましい。
また、この発明にかかる空気入りタイヤでは、前記複数のフィン列の前記オーバーラップの幅LWとタイヤ断面高さSHとが、0.05≦LW/SH≦0.3の関係を有することが好ましい。
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、乗用車用ラジアルタイヤを示している。
ここで、タイヤ接地端TLからリムチェックラインLCまでの領域を、タイヤサイド部Sと呼ぶ(図1参照)。このタイヤサイド部Sには、サイドウォール部のみならず、ショルダー部の一部およびビード部の一部が含まれる。
図2は、図1に記載した空気入りタイヤを示す側面図である。図3は、図2に記載した空気入りタイヤのフィンを示す拡大図である。図5は、タイヤ周方向に対するフィンの向きを示す説明図である。図4は、図3に記載したフィンを示すX−X視断面図である。これらの図において、図2は、タイヤサイド部の全体構成を示している。また、図3は、単位ピッチあたりのフィン列を実線で示している。また、図4は、フィンを長手方向に垂直な平面で切断したときの断面図を示している。
また、この空気入りタイヤ1は、少なくとも1つのフィン列9A(9B)にかかるフィン91(92)の湾曲形状の凸側を、車両前進時におけるタイヤ回転方向に向けて車両に装着すべき指定を有することが好ましい(図3参照)。かかる装着態様により、タイヤ回転時におけるフィン列9A(9B)の乱流発生効果が向上する。なお、タイヤ装着方向の指定は、一般に、タイヤのサイドウォール部に形成された文字や凹凸により表示される。
図6〜図11は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例1〜6を示す説明図である。これらの図は、単位ピッチあたりのフィン列を実線で示している。ここでは、図3に記載したフィン列との相異点について説明し、共通点については、その説明を省略する。
図12および図13は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例7、8を示す説明図である。これらの図は、単位ピッチあたりのフィン列を実線で示している。ここでは、図3に記載したフィン列との相異点について説明し、共通点については、その説明を省略する。
図14〜図16は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例9〜11を示す説明図である。これらの図は、単位ピッチあたりのフィン列を実線で示している。ここでは、図3に記載したフィン列との相異点について説明し、共通点については、その説明を省略する。
以上説明したように、この空気入りタイヤ1は、乱流発生用のフィン91(92)をタイヤサイド部の表面に備える(図1および図2参照)。また、フィン91(92)が、湾曲形状を有する(例えば、図3参照)。また、複数のフィン91(92)が、タイヤ径方向の同位置かつタイヤ周方向に所定間隔を隔てて配列されてフィン列9A(9B)を構成する。また、複数のフィン列9A、9Bが、タイヤ径方向に所定間隔を隔てて配置される。
Claims (11)
- 乱流発生用のフィンをタイヤサイド部の表面に備える空気入りタイヤであって、
前記フィンが、タイヤ周方向に凸となる湾曲形状を有すると共に、前記フィンの中心線の始点および終点と、前記中心線上における前記始点および前記終点の中間点とを結ぶ2直線のなす角の二等分線を定義し、前記二等分線とタイヤ周方向とのなす角θが−45[deg]<θ<+45[deg]の範囲内にあり、
複数の前記フィンが、タイヤ径方向の同位置かつタイヤ周方向に所定間隔を隔てて配列されてフィン列を構成し、且つ、
複数の前記フィン列が、タイヤ径方向に所定間隔を隔てて配置されることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 乱流発生用のフィンをタイヤサイド部の表面に備える空気入りタイヤであって、
前記フィンが、タイヤ周方向に凸となる湾曲形状を有すると共に、前記フィンの中心線の始点および終点と、前記中心線上における前記始点および前記終点の中間点とを結ぶ2直線のなす角の二等分線を定義し、前記二等分線とタイヤ周方向とのなす角θが−45[deg]<θ<+45[deg]の範囲内にあり、
複数の前記フィンが、タイヤ径方向の同位置かつタイヤ周方向に所定間隔を隔てて配列されてフィン列を構成し、且つ、
複数の前記フィン列が、タイヤ径方向に相互にオーバーラップして配置されることを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ半径Rと、前記フィンの湾曲形状の曲率半径rとが、0.2≦r/R≦1の関係を有する請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記フィンのタイヤ径方向の長さLHと、前記フィンの中心線の長さLと、タイヤ断面高さSHとが、0.1≦LH/L≦0.9かつ0.10≦LH/SH≦0.9の関係を有する請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 少なくとも1つの前記フィン列にかかる前記フィンの湾曲形状の凸側を車両前進時におけるタイヤ回転方向に向けて車両に装着すべき指定を有する請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列のタイヤ径方向内側の端部が、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側にある請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列を構成する前記フィンのタイヤ径方向の長さLH1とタイヤ断面高さSHとが、0.10≦LH1/SHの関係を有し、且つ、最もタイヤ径方向外側にある前記フィン列のタイヤ径方向内側の端部とタイヤ最大幅位置とのタイヤ径方向の間隔D1が、タイヤ断面高さSHに対して0.10≦D1/SHの関係を有する請求項6に記載の空気入りタイヤ。
- タイヤ径方向外側にある前記フィン列が、タイヤ径方向内側にある前記フィン列よりも多くの前記フィンを有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- すべての前記フィン列が、タイヤ最大幅位置を境界とするタイヤ径方向外側の領域に配置される請求項1〜8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 3つ以上の前記フィン列を有する請求項1〜9のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 前記複数のフィン列の前記オーバーラップの幅LWとタイヤ断面高さSHとが、0.05≦LW/SH≦0.3の関係を有する請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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