JP5849007B2 - 電動ポンプの起動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伝動系に挿置されたクラッチやブレーキなどの摩擦要素へ冷却用の媒体を供給するのに有用な電動ポンプを適切に起動させるための、電動ポンプの起動制御装置に関するものである。
電動ポンプは、吐出流量が要求通りのものとなるよう制御する必要があり、そのために例えば特許文献1に記載のごとく、吐出圧が要求吐出流量を実現する目標吐出圧となるよう、つまり電動ポンプの駆動トルクが目標吐出圧対応の目標駆動トルクになるよう、電動ポンプをトルク(吐出圧)制御する。
しかし、ポンプ吐出流量が要求通りのものとなるよう行う電動ポンプのトルク(吐出圧)制御は、電動ポンプが継続的に駆動されている定常時なら、ポンプ回路内の媒体中に気泡が混入していないし、この媒体が高温になっていて低粘度であるため、狙い通りの制御結果をもたらすものの、電動ポンプの起動時にあっては、ポンプ回路内の媒体中に気泡が混入していたり、この媒体が低温のため高粘度であるなどのため、電動ポンプが負荷変動により作動不安定になったり、ポンプ駆動負荷が極端に大きくなるのに起因して、狙い通りの制御結果を期待できず、制御性能に優れたトルク(吐出圧)制御のメリットを享受し難い。
そこで従来、例えば特許文献1に記載のごとく、電動ポンプを起動時は所定時間だけ回転制御することとし、その後に上記定常時のトルク制御(吐出圧制御)に移行する技術が提案された。
特許文献1には更に、電動ポンプを起動時に回転制御する上記の所定時間を媒体の温度に応じて変更する技術も提案されている。
特開2006−161850号公報
しかし特許文献1所載の上記した技術では、電動ポンプの起動時から、媒体温度に応じた所定時間が経過すると無条件に、電動ポンプを起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)に切り替えるため、以下の問題を生ずる。
上記の媒体温度は、オイルパンのような媒体溜まり内における貯留媒体の温度を検出して用いるのが常套であり、これに対し、前記した電動ポンプの負荷変動による作動不安定や、大きなポンプ駆動負荷の問題は、電動ポンプの直前、直後におけるポンプ回路部分内の媒体状態に起因するものである。
従って、媒体温度が電動ポンプの直前、直後における媒体状態を表していることは希で、媒体温度に応じて定めた前記所定時間内にポンプ前後における媒体中の気泡が無くなる保証はないし、ポンプ前後における媒体が十分に温度上昇している保証もない。
このため従来技術のように、電動ポンプの起動時から、媒体温度に応じた所定時間が経過すると無条件に、電動ポンプを起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)に切り替えるのでは、
ポンプ前後の媒体中に気泡が未だ混入していて電動ポンプが作動不安定であるのに、また媒体が未だ十分に温度上昇しておらず高粘度であって電動ポンプの駆動負荷が大きいのに、電動ポンプの起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)への切り替えが行われることがあり、
気泡が無くなって電動ポンプの作動が安定し、且つ媒体が温度上昇により粘度を低下されて電動ポンプの駆動負荷が小さくなるまでの間、制御性能に優れたトルク(吐出圧)制御のメリットを享受し難く、狙い通りの制御結果を期待できないという問題を生ずる懸念がある。
本発明は、上記した気泡の混入や媒体温度(粘度)が電動ポンプの起動時における回転上昇傾向から読み取れるとの事実認識に基づき、またそれ故に、この起動時ポンプ回転上昇傾向のモニタ結果に基づき電動ポンプの起動時制御から定常時制御への移行を決定すれば、この移行を、気泡の消失および媒体温度の上昇(粘度低下)に調時して行わせることが可能であり、当該移行の直後から制御性能に優れたトルク(吐出圧)制御のメリットを享受し得て、狙い通りの制御結果を期待できるとの観点から、この着想を具体化した電動ポンプの起動制御装置を提案することを目的とする。
この目的のため本発明による電動ポンプの起動制御装置は、以下のような起動電力供給手段と、起動時ポンプ回転上昇判定手段と、起動後電力供給手段とを設けた構成に特徴づけられる。
起動電力供給手段は、ポンプ起動指令に応答して電動ポンプに、該電動ポンプを所定回転数で回転させるための起動電力を供給するものであり、また、
起動時ポンプ回転上昇判定手段は、上記起動電力供給手段からの起動電力による電動ポンプの回転上昇傾向に基づき、該電動ポンプが所定時間内に上記所定回転数に達するか否かを判定するものであり、更に、
起動後電力供給手段は、上記起動時ポンプ回転上昇判定手段で、電動ポンプが上記所定時間内に上記所定回転数に達すると判定するとき、上記起動電力供給手段からの起動電力に代え、起動後におけるポンプ駆動制御用の起動後電力を電動ポンプに供給するものである。
上記した本発明による電動ポンプの起動制御装置にあっては、
ポンプ起動指令時に電動ポンプを起動電力で駆動することにより所定回転数に向け回転上昇させ、この時における電動ポンプの回転上昇傾向から、電動ポンプが所定時間内に上記所定回転数に達すると判定したとき、上記起動電力に代え、起動後におけるポンプ駆動制御用の起動後電力を電動ポンプに供給して、起動時回転制御から起動後制御へと切り替えるため、
この切り替えは、例えば媒体中に未だ気泡が混入していて電動ポンプが作動不安定である間や、また媒体が未だ十分に温度上昇しておらず高粘度であって電動ポンプの駆動負荷が大きい間に行われることがなく、
電動ポンプの上記作動不安定や、大きなポンプ駆動負荷が生じなくなったのに調時して、上記起動時回転制御から起動後制御への切り替えを行い得ることとなる。
よって、当該ポンプ駆動制御形態の切り替え直後から制御性能に優れた起動後制御のメリットを享受し得ることとなり、狙い通りの制御結果を期待できる。
本発明の一実施例になる電動ポンプの起動制御装置を具えたハイブリッド車両のパワートレーンを例示する概略システム図である。 図1に示したパワートレーンにおける電動オイルポンプの起動制御を含む駆動制御の制御プログラムを示すフローチャートである。 図2に示したポンプ駆動制御プログラムによる動作のうち、電動オイルポンプの起動直後における動作を示すタイムチャートである。 図2に示したポンプ駆動制御プログラムによる動作のうち、起動中における全体動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例の構成>
図1は、本発明の一実施例になる電動ポンプの起動制御装置を具えたハイブリッド車両のパワートレーンを例示するものである。
このハイブリッド車両は、フロントエンジン・フロントホイールドライブ車(前輪駆動車)をベース車両とし、これをハイブリッド化したものであり、
図1において、1は動力源としてのエンジン、2L,2Rはそれぞれ左右前輪(左右駆動輪)、3は、エンジン1からの回転動力を変速して左右前輪2L,2Rに向かわせるVベルト式無段変速機を示す。
図1に示すハイブリッド車両のパワートレーンにおいては、通常の前輪駆動車と同様に横置きに搭載したエンジン1の車幅方向一方側にVベルト式無段変速機3を配置して設け、このVベルト式無段変速機3をベルト伝動機構4および前後進切り替え機構5により構成する。
ベルト伝動機構4は、エンジン1に同軸のプライマリプーリ4pと、このプライマリプーリ4pに並設したセカンダリプーリ4sと、これらプーリ4p,4s間に無段変速可能に掛け渡したVベルト4vとで構成する。
前後進切り替え機構5は、プライマリプーリ4pおよびエンジン1間に同軸に配置して設ける。
そして前後進切り替え機構5は、サンギヤ5sと、リングギヤ5rと、これらサンギヤ5sおよびリングギヤ5rに噛合する複数個のピニオン5pを回転自在に支持する共通なキャリア5cとから成る単純遊星歯車組を具え、サンギヤ5sを入力軸5iに結合し、リングギヤ5rをプライマリプーリ4pに結合する。
前後進切り替え機構5は更に、前進クラッチ5fおよび後退ブレーキ5bを具え、前進クラッチ5fはその締結作動により適宜、キャリア5cを入力軸5iに結合可能なものであり、後退ブレーキ5bはその締結作動により適宜、キャリア5cを固定可能なものとする。
セカンダリプーリ4sは、終減速機6およびディファレンシャルギヤ装置7を介して左右前輪2L,2Rに結合する。
エンジン1(詳しくはクランクシャフト1a)からの回転を入力される前後進切り替え機構5の入力軸5iに結合して、別の動力源であるモータ/ジェネレータ8を設ける。
このモータ/ジェネレータ8は、ハウジング内に固設した環状のステータ8sと、この環状ステータ8s内に所定のラジアルエアギャップを持たせて同心に配置したロータ8rとからなるものである。
そしてモータ/ジェネレータ8は、車両の運転状態の要求に応じ、電動モータ(電動機)として作用したり、ジェネレータ(発電機)として機能させ、ロータ8rを入力軸5iに結着して実用する。
かかるモータ/ジェネレータ8およびエンジン1間、詳しくは、入力軸5iとエンジンクランクシャフト1aとの間に第1クラッチ9を介挿し、この第1クラッチ9によりエンジン1およびモータ/ジェネレータ8間を切り離し可能に結合する。
ここで第1クラッチ9は、伝達トルク(クラッチ締結)容量を連続的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的に制御して伝達トルク(クラッチ締結)容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
なお第1クラッチ9は、上記の湿式多板クラッチに代えて乾式多板クラッチで構成してもよいが、いずれにしても、伝達トルク(クラッチ締結)容量を連続的に変更可能なものとする。
上記した型式のハイブリッド車両にあって不可欠な、モータ/ジェネレータ8および駆動輪2L,2R 間を切り離し可能に結合する第2クラッチは、専用のものを追加で設けてもよいが、本実施例では、後述するところから明らかなように、前後進切り替え機構5の前進クラッチ5fを流用する。
なお第2クラッチとしての前進クラッチ5f は、もともとそうであるが、前記した第1クラッチ9と同様、伝達トルク容量(クラッチ締結容量)を連続的に変更可能なものである。
<パワートレーンのモード選択>
図1につき上述したパワートレーンのモード選択機能を説明する。
図1に示したパワートレーンにおいては、停車状態からの発進時などを含む低負荷・低車速時に用いられる電気走行(EVモード)が要求される場合、第1クラッチ9を解放し、第2クラッチである前進クラッチ5fを締結する。
この状態でモータ/ジェネレータ9を駆動すると、当該モータ/ジェネレータ9からの出力回転のみが入力軸5iに達することとなり、Vベルト式無段変速機3が当該入力軸5iへの回転を、ベルト伝動機構4の選択プーリ比に応じ変速して、セカンダリプーリ4sより出力する。
この出力回転はその後、終減速機6およびディファレンシャルギヤ装置7を順次経て左右前輪2L,2Rに至り、車両をモータ/ジェネレータ8のみによって電気走行(EV走行)させることができる。
なお発進時は、前進クラッチ5fをスリップ結合させながら上記の伝動を滑らかに行って、発進ショックを緩和する。
高速走行時や大負荷走行時などで用いられるハイブリッド走行(HEVモード)が要求される場合、第1クラッチ9を締結させると共に、第2クラッチである前進クラッチ5fを締結させる。
この状態では、エンジン1からの出力回転およびモータ/ジェネレータ8からの出力回転の双方が協調下に入力軸5iに達することとなり、Vベルト式無段変速機3は当該入力軸5iへの回転を、ベルト伝動機構4の選択プーリ比に応じ変速して、セカンダリプーリ4sより出力する。
この出力回転はその後、終減速機6およびディファレンシャルギヤ装置7を順次経て左右前輪2L,2Rに至り、車両をエンジン1およびモータ/ジェネレータ8の協調によってハイブリッド走行(HEV走行)させることができる。
かかるHEV走行中において、エンジン1を最適燃費で運転させるとエネルギーが余剰となる場合、この余剰エネルギーによりモータ/ジェネレータ8を発電機として作動させることで余剰エネルギーを電力に変換し、この発電電力をモータ/ジェネレータ8のモータ駆動に用いるよう蓄電しておくことでエンジン1の燃費を向上させることができる。
<Vベルト式無段変速機の潤滑・冷却>
上記の伝動中におけるVベルト式無段変速機3の潤滑(冷却)は、入力軸5iに駆動結合されて入力軸5iの回転中、これにより機械的に駆動される機械式オイルポンプ11からのオイルで主に当該潤滑を行う。
しかし、発進時や高負荷運転時などスリップ締結を行うため時々発熱量が多くなる前進クラッチ5fの潤滑(冷却)は、必要に応じ電動オイルポンプ12からのオイルによっても当該潤滑を行うこととする。
例えば、車両の積載重量が重い状態で登坂路を低速走行する場合のように、大駆動力での低速走行中などにおいては、第2クラッチである前進クラッチ5fの入力側および出力側間における回転差(クラッチスリップ量)が大きく、クラッチ伝達トルクも大きいため、前進クラッチ5fは発熱量が大きく温度上昇が顕著になるため、電動オイルポンプ12からの追加オイルによる前進クラッチ5fの潤滑が必要となる。
そこで本実施例においては上記のごとく、電動ポンプとしての電動オイルポンプ12を図1に示すように追加し、これによっても前進クラッチ5fを冷却するよう構成して、前進クラッチ5fの過熱防止を図る。
しかし電動オイルポンプ12は上述したところから明らかな通り、定常的に駆動されるものでなく、必要に応じて適宜に駆動されるものであるため、その起動時にポンプ回路内に気泡が混入していたり、低温(高粘度)のオイルが存在していることがある。
この場合、電動オイルポンプ12を通常通り要求油量に対応した目標吐出圧になるようトルク制御(吐出圧制御)すると、吐出圧は目標値に制御されていても、油量は、ポンプ駆動負荷の変動による駆動不安定や、大きなポンプ駆動負荷故により要求通りのものにならず、冷却不足を生ずる。
本実施例においては、この問題を回避するために、当該電動オイルポンプ12の起動制御を含む駆動制御を、図2に示すプログラムの実施により、図3,4につき以下に説明するごとくに遂行する。
図2の電動ポンプ駆動制御プログラムは、図3,4に示すポンプ起動指令瞬時t1に開始されるもので、先ずステップS11において、電動オイルポンプ12から前進クラッチ5fへの要求冷却油量を実現するのに必要な電動オイルポンプ12の目標回転数dNp(本発明における所定回転数)を読み込むと共に、電動オイルポンプ12の駆動制御態様を後述するように起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)に切り替えるか否かの判定を行うポンプ駆動制御態様切り替え判定用の設定時間ΔTsを読み込む。
目標回転数dNpはマップ検索や演算により求めるが、いずれにしても、前進クラッチ5fのスリップ量および伝達トルクから判る発熱量によっても前進クラッチ5fが過熱状態にならないようにするのに必要な、電動オイルポンプ12から前進クラッチ5fへの要求冷却油量を実現するためのポンプ回転数を電動オイルポンプ12の目標回転数dNpとする。
ポンプ駆動制御態様切り替え判定用の設定時間ΔTsは、以下のように決定する。
電動オイルポンプ12に、その回転数Np=0を図3に一点鎖線αおよびこれに続く二点鎖線βで示すごとく上記の目標回転数dNpまで上昇させるための起動電力を供給したとき、電動オイルポンプ12のポンプ回路内に気泡が混入しておらず、且つ低温(高粘度)のオイルが存在していなければ、電動オイルポンプ12の回転数Npは図3の一点鎖線αおよび二点鎖線βに示すごとくNp=0から短い所定時間(目標回転数実現所要時間)ΔTdで速やかに目標回転数dNpまで上昇する。
しかし電動オイルポンプ12のポンプ回路内に気泡が混入していたり、低温(高粘度)のオイルが存在していると、ポンプ駆動負荷の変動による駆動不安定や、大きなポンプ駆動負荷に起因し、上記の起動電力によっても電動オイルポンプ12の回転上昇が緩やかとなり、ポンプ回転数Npは例えば図3の実線γで示すごとくNp=0から目標回転数dNpまで上昇するのに上記の所定時間ΔTdよりも長くかかる。
よって、上記の起動電力による電動オイルポンプ12の回転上昇傾向から、ポンプ回路内に気泡が混入していたり、低温(高粘度)のオイルが存在しているのを判定することができる。
本実施例はこの論理に基づき上記の判定を行い、ポンプ回路内に気泡が混入しておらず、且つ低温(高粘度)のオイルも存在していないとの判定時に、電動オイルポンプ12の駆動制御態様を上記起動電力による起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)に切り替える。
しかし、図3のポンプ起動指令時t1から上記の所定時間ΔTdが経過する瞬時t4まで当該判定結果を待っていたのでは、その判定に時間がかかって、電動オイルポンプ12の起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)への切り替え遅れが大きくなり、制御性能に優れたトルク制御(吐出圧制御)による効果を享受し難い。
そこで本実施例においては、上記の所定時間ΔTdよりも短いポンプ駆動制御態様切り替え判定用の設定時間ΔTsを定め、ポンプ起動指令時t1からこの設定時間ΔTsが経過した瞬時t3までの間にポンプ回転数Npが設定回転数Npsになったか否かにより、電動オイルポンプ12が起動瞬時t1から所定時間ΔTdのうちに停止状態(Np=0)から目標回転数dNpへ回転上昇するか否かを判定し、これにより、ポンプ回路内に気泡が混入しているか否かや、ポンプ回路内に低温(高粘度)のオイルが存在しているか否かをチェックする。
図3の一点鎖線αおよび二点鎖線βで示すようにポンプ回転数Npが上昇する場合、ポンプ回転数Npが瞬時t3よりも前の瞬時t2にNp=Npsとなるため、電動オイルポンプ12が起動瞬時t1から所定時間ΔTdのうちに停止状態(Np=0)から目標回転数dNpへ回転上昇すると見なすことができる。
図3の実線γで示す時系列変化をもってポンプ回転数Npが上昇する場合、ポンプ回転数Npが瞬時t3に至っても未だNp=Npsになっていないことから、電動オイルポンプ12が起動瞬時t1から所定時間ΔTdのうちに停止状態(Np=0)から目標回転数dNpへ回転上昇し得ないと見なすことができる。
よって、ポンプ起動指令時t1から上記の所定時間ΔTdが経過する瞬時t4まで待つことなく、それよりも前の設定時間経過時t3に上記の判定を完遂させることができ、
この判定結果に応答して行う電動オイルポンプ12の起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)への切り替えに関わる遅れが小さくなり、制御性能に優れたトルク制御(吐出圧制御)による効果を享受し易くなる。
以上のことから、ポンプ駆動制御態様切り替え判定用の設定時間ΔTsは、所定時間ΔTdよりも短いだけでなく、ポンプ回転数Npの上昇傾向に基づく上記の判定が可能な必要最小限の時間に定めるのが良いのは勿論である。
また設定回転数Npsも、上記したポンプ駆動制御態様切り替え判定用設定時間ΔTsのもとで、上記の判定を行い得るポンプ回転数に定めるのは言うまでもない。
なお設定回転数Npsは、この条件を満たすものであれば、目標回転数dNpおよび設定時間ΔTsに応じ決めてもよいし、固定値であってもよい。
しかし設定回転数Npsは、いずれにしても目標回転数dNpより低いのは言うまでもない。
図2のステップS11で上記のごとくに定めた目標回転数dNpおよび設定時間ΔTsを読み込んだ後は、ステップS12において電動オイルポンプ12を以下のように起動時回転制御する。
この起動時回転制御は、設定時間ΔTs中電動オイルポンプ12に、回転数Np=0を目標回転数dNpまで上昇させるための起動電力を供給し、設定時間ΔTsの経過時(図3のt3)から、ポンプ停止(Np=0)を補償するポンプ停止時間ΔToが経過する時(図3のt5)までの間、当該起動電力の供給を中止するというサイクルを繰り返す、電動オイルポンプ12の起動時における回転制御である。
従ってステップS12は、本発明における起動電力供給手段に相当する。
次のステップS13においては、上記の起動電力による電動オイルポンプ12の、停止状態(Np=0)からの回転上昇傾向に基づき、起動電力を供給している設定時間ΔTs中にポンプ回転数Npが設定回転数Npsに達したか否かをチェックする。
従ってステップS13は、本発明における起動時ポンプ回転上昇判定手段に相当する。
このステップS13は、設定時間ΔTsの間ステップS12に制御を戻し続け、また設定時間ΔTsが経過した時にNp=Npsになっていない場合も制御をステップS12に戻し続け、ステップS12で上記起動電力の供給・停止サイクルを繰り返す。
かかる起動電力の供給サイクルを図4に基づき以下に説明する。
この起動電力の供給サイクルは、図2の制御プログラムが実行されるポンプ起動指令時t1に開始され、図4に例示するごとく、このポンプ起動指令時t1から設定時間ΔTs中、電動オイルポンプ12に目標回転数(dNp)実現用の起動電力を供給し、設定時間ΔTsの経過時t3から、ポンプ停止(Np=0)補償用のポンプ停止時間ΔToが経過する瞬時t5までの間、当該起動電力の供給を中止するポンプ回転制御を1サイクルとする。
t1〜t3の設定時間ΔTs中、電動オイルポンプ12は起動電力の供給により回転数Npを目標回転数dNpに向け上昇され、t3〜t5のポンプ停止時間ΔTo中、電動オイルポンプ12は起動電力の供給中止により停止され、ポンプ回転数Npが0である。
図4においては、設定時間経過時t3にNp=Npsになっていなかったことで、制御がステップS13からステップS12に戻されるため、ステップS12の再実行により、ポンプ停止時間経過時t5以降も上記のサイクルが繰り返され、この瞬時t5から設定時間ΔTs中、電動オイルポンプ12に目標回転数(dNp)実現用の起動電力を供給してポンプ回転数Npを0から図示のように再上昇させ、設定時間ΔTsの経過時t3´から、ポンプ停止(Np=0)補償用のポンプ停止時間ΔToが経過する瞬時t5´までの間、当該起動電力の供給を中止してポンプ回転数Npを図示のように0となす。
以上の起動時回転制御サイクルの実行中、図2のステップS13で、起動電力を供給している設定時間ΔTs中にポンプ回転数Npが設定回転数Npsに達したと判定する場合、
つまりポンプ回路内に気泡が混入しておらず、且つ低温(高粘度)のオイルも存在していないことで、起動電力供給中にポンプ回転数Npが図3のα,βで示すごとく速やかに上昇したり、図4のt5´〜t6に示すごとく速やかに上昇して、設定時間ΔTs(起動電力供給時間)の経過時t3(図3の場合),t6(図4の場合)までにNp=Npsが実現される場合、
制御をステップS14に進めて電動オイルポンプ12を定常時トルク(吐出圧)制御するようになし、電動オイルポンプ12の駆動制御態様を、ステップS12での起動時回転制御からステップS14での定常時トルク(吐出圧)制御に切り替える。
従ってステップS14は、本発明における起動後電力供給手段に相当する。
なお上記の定常時トルク(吐出圧)制御は、電動オイルポンプ12の吐出圧が要求吐出流量実現用の目標吐出圧となるよう、つまり電動オイルポンプ12の駆動トルクが目標吐出圧対応の目標駆動トルクとなるよう、電動オイルポンプ12をフィードバック制御によりトルク制御することである。
しかして電動オイルポンプ12の定常時駆動制御は、かかるトルク(吐出圧)制御に限られず任意のものでよく、電動オイルポンプ12の吐出流量(実回転数Np)が要求吐出流量(目標回転数dNp)となるよう電動オイルポンプ12を回転数フィードバック制御する回転制御であってもよい。
<実施例の効果>
上記した本実施例による電動ポンプの起動制御によれば、
ポンプ起動指令時t1に電動オイルポンプ12を起動電力で駆動することにより目標回転数dNpに向け回転上昇させ(ステップS12)、この時における電動オイルポンプ12の回転上昇傾向から、電動オイルポンプ12が所定時間ΔTd内に目標回転数dNpに達すると判定したとき(ステップS13)、上記の起動電力に代え、起動後におけるポンプトルク制御用の起動後電力を電動オイルポンプ12に供給して(ステップS14)、起動時回転制御から起動後トルク(吐出圧)制御へと切り替えるため、
ポンプ回路内に気泡が混入していて電動オイルポンプ12が作動不安定である間や、またポンプ回路内に温度上昇していない高粘度のオイルが存在していて電動オイルポンプ12の駆動負荷が大きい間に、上記ポンプ駆動制御態様の起動時回転制御から起動後トルク(吐出圧)制御への切り替えが行われることがない。
一方で、ポンプ回路内の気泡が無くなって電動オイルポンプ12の作動が安定し、且つポンプ回路内の低温(高粘度)のオイルが無くなって電動オイルポンプ12の駆動負荷が小さくなったときは確実に、上記ポンプ駆動制御態様の起動時回転制御から起動後トルク(吐出圧)制御への切り替えが行われることとなり、
当該ポンプ駆動制御形態の切り替え直後から、当該トルク(吐出圧)制御による優れた制御性能を確実に享受することができる。
また上記の起動電力が、要求流量に対応する電動オイルポンプ12の目標回転数dNpを実現するための電力であることから、この起動電力による電動オイルポンプ12の起動時回転制御中もポンプ吐出流量を可能な限り要求流量に近づけ得て、大いに有利である。
更に、ポンプ回路内に気泡が混入していなくて電動オイルポンプ12の作動が安定であり、且つポンプ回路内に低温・高粘度のオイルが存在していなくて電動オイルポンプ12の駆動負荷が小さい状態で上記の起動電力により電動オイルポンプ12を起動させた場合における目標回転数実現所要時間を上記の所定時間ΔTdとしたため、
上記ポンプ駆動制御形態の切り替えが実情にマッチした適切なタイミングで行われて、起動後トルク(吐出圧)制御による優れた制御性能を享受し得るという前記の効果を更に顕著なものにすることができる。
ところで上記した起動時回転制御から起動後トルク(吐出圧)制御への切り替え判定を、図3のポンプ起動指令時t1から上記の所定時間(目標回転数実現所要時間)ΔTdが経過する瞬時t4まで待っていたのでは、当該判定に時間がかかって、電動オイルポンプ12の起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)への切り替え遅れが大きくなり、トルク制御(吐出圧制御)による優れた制御性能の恩恵にあずかる時間が短くなる。
そこで本実施例においては、上記の所定時間(目標回転数実現所要時間)ΔTdよりも短いポンプ駆動制御態様切り替え判定用の設定時間ΔTsを定め、ポンプ起動指令時t1からこの設定時間ΔTsだけ後の瞬時t3までの間にポンプ回転数Npが、目標回転数dNpよりも低い設定回転数Npsになったか否かにより、電動オイルポンプ12が起動瞬時t1から所定時間ΔTdのうちに停止状態(Np=0)から目標回転数dNpへ回転上昇するか否かを判定し、これにより、ポンプ回路内に気泡が混入しているか否かや、ポンプ回路内に低温(高粘度)のオイルが存在しているか否かをチェックする。
そのため本実施例では、図3につき説明すると、ポンプ起動指令時t1から上記の所定時間ΔTdが経過する瞬時t4まで待つことなく、それよりも前の設定時間経過時t3に上記の判定を完遂させることができ、この判定結果に応答して行う電動オイルポンプ12の起動時回転制御から定常時トルク制御(吐出圧制御)への切り替えの遅れが小さくなり、制御性能に優れたトルク制御(吐出圧制御)の恩恵にあずかる時間を長くすることができる。
更に本実施例では、電動オイルポンプ12の回転数Npが設定時間ΔTsの経過時にNp=Npsになっていないと判定する度に(ステップS13)、ポンプ回転数Npが所定時間(目標回転数実現所要時間)ΔTd内に所定回転数(目標回転数)dNpに達しないと見なして、繰り返し、電動オイルポンプ12を起動電力供給の中断により一旦停止させた後、再度の起動電力供給により電動オイルポンプ12を回転上昇させて(ステップS12)、前記したポンプ駆動制御態様の切り替え判定(ステップS13)を行うため、
電動オイルポンプ12の上記作動不安定や、大きなポンプ駆動負荷が生じなくならない限り、ポンプ駆動制御態様の起動時回転制御から起動後トルク(吐出圧)制御への切り替えが行われることがなく、前記の効果を一層確実なものにすることができる。
しかも、上記のごとく電動オイルポンプ12を起動電力供給の中断により一旦停止させた時、このポンプ停止状態をポンプ停止時間ΔToだけ保っておくようにしたため、再度の起動電力供給により電動オイルポンプ12を回転上昇させる前にポンプ回転数Npを確実に0にすることができ、この起動電力供給による電動オイルポンプ12の回転上昇を確実にNp=0からのものとなし得て、ステップS13でのポンプ駆動制御態様の切り替え判定を高精度に行うことができ、前記の効果を一層確実なものにすることができる。
そして本実施例による電動ポンプの起動制御装置は、図1に示すハイブリッド車両、つまりエンジン1、第1クラッチ9、モータ/ジェネレータ8、第2クラッチ(前進クラッチ)5fおよび駆動車輪を伝動経路の配列順とするハイブリッド車両において、熱的負荷が厳しい第2クラッチ5fを潤滑(冷却)する電動オイルポンプ12の起動制御に用いるため、熱的負荷の厳しいハイブリッド車両の第2クラッチ5fであっても、これを確実に過熱防止することができる。
1 エンジン
2L,2R 左右前輪(左右駆動輪)
3 Vベルト式無段変速機
4 ベルト伝動機構
5 前後進切り替え機構
4p プライマリプーリ
4s セカンダリプーリ
4v Vベルト
5 前後進切り替え機構
5s サンギヤ
5r リングギヤ
5c キャリア
5f 前進クラッチ(第2クラッチ)
5b 後退ブレーキ
6 終減速機
7 ディファレンシャルギヤ装置
8 モータ/ジェネレータ
9 第1クラッチ
12 電動オイルポンプ(電動ポンプ)

Claims (7)

  1. 電動ポンプを起動制御するための装置において、
    ポンプ起動指令に応答して前記電動ポンプに、該電動ポンプを所定回転数で回転させるための起動電力を供給する起動電力供給手段と、
    該手段からの起動電力による電動ポンプの回転上昇傾向に基づき、該電動ポンプが所定時間内に前記所定回転数に達するか否かを判定する起動時ポンプ回転上昇判定手段と、
    該手段で、電動ポンプが前記所定時間内に前記所定回転数に達すると判定するとき、前記起動電力供給手段からの起動電力に代え、起動後におけるポンプ駆動制御用の起動後電力を電動ポンプに供給する起動後電力供給手段と
    を具備してなることをことを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  2. 請求項1に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    前記電動ポンプの所定回転数は、前記起動後における電動ポンプの目標回転数であることを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  3. 請求項2に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    前記所定時間は、前記電動ポンプの起動が安定しているときの目標回転数実現所要時間に相当する時間であることを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    前記起動時ポンプ回転上昇判定手段は、前記所定時間よりも短い設定時間内に電動ポンプが前記所定回転数よりも低い設定回転数に達した時をもって、電動ポンプが前記所定時間内に前記所定回転数に達すると判定するものであることを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    前記起動時ポンプ回転上昇判定手段で、電動ポンプが前記所定時間内に前記所定回転数に達しないと判定する度に、前記起動電力供給手段は繰り返し、電動ポンプへの起動電力供給を中断して該電動ポンプを停止させた後、再度電動ポンプへ同じ起動電力を供給して該電動ポンプを回転上昇させるものであることを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  6. 請求項4に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    前記起動電力供給手段は、電動ポンプへの起動電力供給を中断して該電動ポンプを停止させた後、再度電動ポンプへ同じ起動電力を供給して該電動ポンプを回転上昇させ始めるまでの間に、電動ポンプを停止状態に保っておく所定のポンプ停止時間を設定するものであることを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された、電動ポンプの起動制御装置において、
    エンジン、第1クラッチ、モータ/ジェネレータ、第2クラッチおよび駆動車輪を伝動経路の配列順とし、前記第1クラッチおよび第2クラッチの締結・解放制御により、前記エンジンおよびモータ/ジェネレータのうち、モータ/ジェネレータのみによる電気走行を行うか、エンジンおよびモータ/ジェネレータの協調によるハイブリッド走行を行うかを選択可能なハイブリッド車両に対し、
    前記第2クラッチを前記電動ポンプからの吐出媒体により冷却するのに用いるよう構成したことを特徴とする電動ポンプの起動制御装置。
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