JP5848483B1 - ホームドア用ケーブルの敷設構造、及びこれに使用するホームドア用ケーブルキャビネット - Google Patents
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Abstract
Description
盛り土100は、線路側では複数のブロックで構成される擁壁40で保護されている。なお、図1では、連続する擁壁40の途中には待避口40aを示している。
さらに、鋼製によるケーブルラック30を形成し、その上に載置されたケーブル32は、横桁1の下側を通して、隣接する横桁1の区間に繋がっている。
スラブ板2の下面の掘削領域に挿入されたるケーブルキャビネット10は、底面板12が、アンカーボルト17により土台に固定されている。
さらに、後に詳細を説明するように、セパレータ13は、所定高さで、ケーブルキャビネット10の長さに沿う板部材であり、受け部材13aの溝部13bに挿入固定される。
ホームドア20の制御部21は、ホーム扉22を開閉制御し、開扉時にホーム扉22を収納する。制御部21は、スラブ板2と先端タイル3を介して横桁1に支持されるPC板2に複数個所でボルト23により固定される。さらに、制御部21は、PC板2の開口24を通して、電力用ケーブル及び制御信号用ケーブル32を導入して接続する。
また、底面板12には、セパレータ13が挿入される溝部13bを有する受け部材13aを備えている。
2 プレキャストコンクリート板(PC板)
3 先端タイル
4 土留め用鋼板
5 鋼管杭
6 化粧板
7 ケーブル通し穴
10 ホームドア用ケーブルキャビネット(ケーブルトラフ)
11 ケーブルトラフの縱壁
12 ケーブルトラフの底面板
13 仕切り板(セパレータ)
13a セパレータ受け部材
13b セパレータ挿入溝
14 抑え金具
14a ネジ
15 立ち上がり部
15A 留部材
16 ボルト
17 アンカーボルト
18 沓座
20 ホームドア21 制御部
22 ホーム扉
23 ボルト
24 PC板の開口
30 ケーブルラック
30a 砂利等の敷材
31 ケーブル空間
32 電力用及び制御信号用ケーブル
40 擁壁
40a 退避口
Claims (10)
- 盛土式既設プラットホームに設置されるホームドアに電力及び制御信号を供給するケーブルを敷設するホームドア用ケーブルの敷設構造であって、
盛土式既設プラットホーム側に埋設された支柱杭に一端側が支持され、線路側に延び、並行に配置された複数の横桁と、
縱壁と底面板を有して断面が略L字状に形成され、長手方向を有する筐体のケーブルキャビネットを有し、
前記複数の横桁の隣接する横桁間に、前記横桁の高さと略同じ高さの盛土掘削空間が形成され、
前記盛土掘削空間に前記ケーブルキャビネットが、前記縱壁が前記盛土掘削空間の奥行き方向の掘削の土留めを成すように挿入配置され、
前記ケーブルキャビネットの前記盛土掘削空間に挿入配置される位置に対応するケーブル通し穴が、前記横桁に形成され、
前記ケーブルキャビネットに配置される前記電力及び制御信号を供給するケーブルが、前記横桁に形成されたケーブル通し穴を通して、隣接の盛土掘削空間のケーブルキャビネット上に連通する、
ことを特徴とするホームドア用ケーブルの敷設構造。 - 請求項1において、
前記ケーブルキャビネットの筐体は、樹脂製であることを特徴とするホームドア用ケーブルの敷設構造。 - 請求項1又は2において、
前記ケーブルキャビネットの筐体には、長手方向に少なくとも一つの仕切り板を有し、前記電力を供給するケーブルが前記仕切り板より前記縱壁に近い側に敷設され、前記制御信号を供給するケーブルが、前記仕切り板の反対側に敷設される、
ことを特徴とするホームドア用ケーブルの敷設構造。 - 請求項3において、
前記電力を供給するケーブル及び、前記制御信号を供給するケーブルの敷設中には、脱落防止用の留め部材を設置し、ケーブルが敷設された後に、前記ケーブルを固定する抑え金具を前記筐体に有する、
ことを特徴とするホームドア用ケーブルの敷設構造。 - 盛土式既設プラットホームに設置されるホームドアに電力及び制御信号を供給するケーブルを敷設するルートに配置されるケーブルキャビネットであって、
縱壁と底面板を有して断面が略L字状に形成され、長手方向を有する筐体を有し、
盛土式既設プラットホーム側に埋設された支柱杭に一端側が支持され、線路側に延び、並行に配置された隣接する横桁間に形成された前記横桁の高さと略同じ高さの盛土掘削空間内であって、前記横桁に形成されているケーブル通し穴に対応する位置に挿入配置され、前記縱壁が前記盛土掘削空間の奥行き方向の掘削の土留めを成すように構成されている、
ことを特徴とするケーブルキャビネット。 - 請求項5において、
前記ケーブルキャビネットの筐体は、樹脂製であることを特徴とするケーブルキャビネット。 - 請求項5又は6において、
前記ケーブルキャビネットの筐体の長手方向に少なくとも一つの仕切り板を有し、前記電力を供給するケーブルが前記仕切り板より前記縱壁に近い側に敷設され、前記制御信号を供給するケーブルが、前記仕切り板の反対側に敷設される、
ことを特徴とするケーブルキャビネット。 - 請求項5又は6において、
前記ケーブルキャビネットの筐体は、前記縱壁と反対側の前記底面板の端辺が前記縱壁の高さより小さい立ち上がり部を有する、
ことを特徴とするケーブルキャビネット。 - 請求項8において、
前記立ち上がり部は、前記底面板の端辺にはめ込み構造により取り外し可能に構成されている、
ことを特徴とするケーブルキャビネット。 - 請求項8において、
前記立ち上がり部は、少なくとも1個所の高さが、他の高さより小さくなるように切り欠き状に形成されている、
ことを特徴とするケーブルキャビネット。
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