JP5847909B1 - ゲートウェイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作なしにユーザが必要とする言語のページに自動的にアクセスすることができるゲートウェイ装置を提供する。【解決手段】HGW10は、HTTPリクエストからDNS情報を抽出する中継処理部16と、中継処理部16により抽出されたDNS情報に含まれるトップレベルドメインをそのトップレベルドメインへのアクセス回数と対応付けて端末20別に管理するデータベースと、データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいてHTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えるデータ解析部15とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、HGW(HomeGateWay)等のゲートウェイ装置に関し、特に、HGWを使用してインターネットに接続した際にWebページを不自由なく閲覧するため技術に関する。
昨今、海外からの旅行者が増えており、また今後もオリンピックが開催される予定であることから、海外からの旅行者に対するサービスが増えてきている。例えば、Webページ(以下、単に「ページ」という場合がある。)を多言語化させ、ユーザが必要とするページを不自由なく閲覧するための技術がある(特許文献1,2参照)。
また、カフェや駅等にAP(AccessPoint)も増えてきている。今後、一般家庭に設置されているHGWもAP化される予定である。日本在住者だけでなく海外から日本に来た旅行者も、一般家庭のHGWのAPを使用してインターネットに接続することが予想される。
特開2014−112278号公報 特開2013−020539号公報
現在、多言語化されているページは多数存在するが、ほとんどの場合は、図10の符号E1に示すように、対象とする言語のページへのリンクが貼られているだけである。リンク先のページは、ユーザが知りうることができないURLで運用されていることが多い。そのため、ユーザは、いったん日本語のページを閲覧した後にリンクを押下し、必要とする言語のページにアクセスする必要があった。
また、必要とする言語のページのURLが公開されている場合でも、図10の符号E2に示すように、そのURLをアドレスバーに直接入力する必要があった。もちろん、必要とする言語のページのURLを知らないユーザは、このようなページに到達することができない。
さらに、自動的に各々の言語のページに遷移する技術も存在するが、以下に説明するように、幾つかの問題があった。すなわち、図10の符号E3に示すように、ログインするためのユーザIDやパスワード等、ユーザ操作から得ることができる何らかの情報を元にユーザが必要とする言語を解析し、その言語のページに自動的に遷移する技術がある。この場合、ユーザが何らかの情報を入力する必要があり、また、その情報を元にユーザが必要とする言語を解析する必要がある。ユーザIDやパスワードがアルファベットと数字の組み合わせに限定されている場合、ユーザが必要とする言語(例えば日本語)によっては適切に解析することができない問題もある。
本発明は、上述した従来の技術に鑑み、ユーザの操作なしにユーザが必要とする言語のページに自動的にアクセスすることができるゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、ゲートウェイ装置であって、HTTPリクエストからDNS情報を抽出する中継処理部と、前記中継処理部により抽出されたDNS情報に含まれるトップレベルドメインをそのトップレベルドメインへの前記HTTPリクエストによるアクセス回数と対応付けて前記HTTPリクエストを送信する端末別に管理するデータベースと、前記データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいて前記HTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えるデータ解析部とを備えることを要旨とする。
第2の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記データ解析部が、前記アクセス回数の割合に応じて前記HTTPリクエストのAccept−Languageヘッダに複数の言語を指定することを要旨とする。
第3の態様に係る発明は、第1又は第2の態様に係る発明において、前記データ解析部が、今回アクセスするページのDNS情報を基に前記データベースを更新したうえで、前記データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいて前記HTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えることを要旨とする。
第4の態様に係る発明は、第1から第3のいずれかの態様に係る発明において、前記データ解析部が、前記端末が共有端末である場合、その共有端末のユーザが変更された際に前記データベースの端末情報をクリアすることを要旨とする。
本発明によれば、ユーザの操作なしにユーザが必要とする言語のページに自動的にアクセスすることができるゲートウェイ装置を提供することが可能である。
本発明の実施の形態におけるHGWの機能ブロック図である。 図1に示されるデータ解析部の詳細を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるHGWの動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態におけるHGWの動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態におけるHGWの設定画面例を示す図であり、(a)共有端末設定画面、(b)Accept−Languageヘッダ設定画面。 本発明の実施の形態における国別コードトップレベルドメインリストデータベースの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ別ドメインリストデータベースの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ情報蓄積データベースの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるHTTPリクエストのヘッダ情報の説明図であり、(a)書き換え前の状態、(b)書き換え後の状態。 従来の課題の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するためのゲートウェイ装置を例示するものであり、装置の構成やデータの構成等は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(HGWの構成例)
図1は、本発明の実施の形態におけるHGW10の機能ブロック図である。このHGW10は、端末21,22,23,…(以下、一括して「端末20」という。)をインターネットに接続する総合宅内装置であり、ゲートウェイ装置の一例である。端末20は、Webページを閲覧することが可能な各種の端末である。Webページを閲覧する手段としては、標準のWebブラウザ(IE/FireFox等)を利用することができる。
図1に示すように、HGW10は、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11と、ユーザ別ドメインリストデータベース12と、ユーザ情報蓄積データベース13と、画面送出部14と、データ解析部15と、中継処理部16とを備える。国別コードトップレベルドメインリストデータベース11は、国別コードトップレベルドメインを管理するデータベースである。ユーザ別ドメインリストデータベース12は、ユーザ別にドメインリストを管理するデータベースである。ユーザ情報蓄積データベース13は、ユーザ情報を蓄積するデータベースである。画面送出部14は、HGW10の設定画面等、各種の画面を送出する処理部である。中継処理部16は、データを中継する処理部である。例えば、帰属(接続)している端末20からHTTPリクエストを受信すると、必要な情報(DNS情報、MACアドレス等)をデータ解析部15に渡す。DNS情報は、アクセス先のドメイン名であり、少なくとも国別コードトップレベルドメインを含む。DNS情報は、HTTPリクエストから抽出することが可能である。データ解析部15は、データを解析する処理部である。
図2は、図1に示されるデータ解析部15の詳細を示す機能ブロック図である。この図に示すように、データ解析部15は、ユーザ情報ソート部15Aと、ユーザ情報蓄積部15Bと、ヘッダ情報書き換え部15Cと、ユーザアクセス問合せ部15Dとを備える。ユーザアクセス問合せ部15Dは、中継処理部16から渡されたMACアドレスを元にユーザ情報蓄積データベース13を参照し、ユーザ(端末20)がアクセスしてきたことがあるかどうか問い合わせる。ユーザ情報ソート部15Aは、中継処理部16から渡されたDNS情報を元にユーザ別ドメインリストデータベース12をソートし、ユーザのドメインリストを決定する。ヘッダ情報書き換え部15Cは、ユーザ情報ソート部15Aにより決定されたドメインを元にHTTPリクエストのヘッダ情報を書き換える。ユーザ情報蓄積部15Bは、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11、ユーザ別ドメインリストデータベース12、ユーザ情報蓄積データベース13のそれぞれのデータベースに情報を蓄積する。
ユーザは、スマートフォンやPC等の端末20を使用して日頃からインターネットに接続し、自身が必要とする言語のページを閲覧していると考えられる。どの国のページを閲覧しているかは、国別コードトップレベルドメインにより識別することができる。そこで、HGW10は、HTTPリクエストからDNS情報を抽出し、ユーザの情報を蓄積し、蓄積した情報の中から国別コードトップレベルドメインのみを抽出し、データベース化する。また、蓄積したデータベースをアクセス回数順にソートし、優先度を決定し、HTTPリクエスト内のヘッダを書き換える。優先度とは、ユーザに提供するページで用いられる言語の優先度である。これにより、海外から日本に来た旅行者であっても、日本在住者であっても、一般家庭のHGW10のAPを使用してインターネットを利用した際に、ユーザが必要とする言語のページをユーザの操作なしに自動的に閲覧することが可能となる。
(HGWの動作例)
図3は、本発明の実施の形態におけるHGW10の動作を示すフロー図である。ここでは、ユーザの使用言語をHGW10が自動的に判断する場合について説明する。
まず、データ解析部15は、中継処理部16からDNS情報、MACアドレスを取得すると(S1)、既に当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧しているかどうか判断する(S2)。具体的には、中継処理部16から取得したMACアドレスがユーザ情報蓄積データベース13に蓄積されている場合、既に当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧していると判断する(S2:YES)。一方、中継処理部16から取得したMACアドレスがユーザ情報蓄積データベース13に蓄積されていない場合、未だ当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧していないと判断する(S2:NO)。
次いで、データ解析部15は、既に当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧していると判断した場合(S2:YES)、端末20が共有端末であるかどうか判断する(S3)。共有端末とは、例えばホテル等に設置され、複数のユーザにより共有される端末20である。共有端末の設定方法については後述する。
次いで、データ解析部15は、共有端末でないと判断した場合(S3:NO)、ユーザ別ドメインリストデータベース12にアクセスし(S4)、今回アクセスするページのDNS情報が既にユーザ別ドメインリストデータベース12に登録されているドメインと一致するかどうか判断する(S5)。ここで、ユーザ別ドメインリストデータベース12に登録されているドメインと一致すると判断した場合(S5:YES)、今回のDNS情報を元にデータベース情報をアクセス回数順にソートし、優先度を決定する(S7)。一方、ユーザ別ドメインリストデータベース12に登録されているドメインと一致しないと判断した場合(S5:NO)、そのページのDNS情報をユーザ別ドメインリストデータベース12に登録したうえで(S6)、今回のDNS情報を元にデータベース情報をアクセス回数順にソートし、優先度を決定する(S7)。
次いで、データ解析部15は、今回のソート結果をユーザ別ドメインリストデータベース12に登録したうえで(S8)、ステップS7において決定した優先度に基づいてHTTPリクエストのAccept−Languageヘッダを書き換える(S9)。その結果、Accept−Languageヘッダに記載された言語に応じたページがWebサーバにより提供されることになる。
一方、データ解析部15は、未だ当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧していないと判断した場合(S2:NO)、中継処理部16から取得したDNS情報とMACアドレスをユーザ情報蓄積データベース13に登録する(S11)。これにより、初めて当該HGW10に帰属(接続)してきた端末20の端末情報をユーザ情報蓄積データベース13に登録することができる。
また、データ解析部15は、共有端末であると判断した場合(S3:YES)、ユーザ別ドメインリストデータベース12の端末情報をクリアしたうえで(S10)、中継処理部16から取得したDNS情報とMACアドレスをユーザ情報蓄積データベース13に登録する(S11)。これにより、ユーザは、他のユーザの操作に影響を受けることなく、共有端末を使用することができる。
次いで、データ解析部15は、ユーザの国別ドメインを決定し、データベースと照合する(S12)。具体的には、DNS情報に含まれる国別コードトップレベルドメインが国別コードトップレベルドメインリストデータベース11に登録されているかどうか判断する(S13)。ここで、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11に登録されている場合(S13:YES)、ステップS12において決定した国別ドメインに基づいてHTTPリクエストのAccept−Languageヘッダを書き換える(S9)。一方、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11に登録されていない場合(S13:NO)、HTTPリクエストのAccept−Languageヘッダを書き換えることなく、インターネットにアクセスする。これにより、所定の国別コードトップレベルドメインでなければ、Accept−Languageヘッダを書き換えないようにすることができる。
なお、ここでは、ステップS8の後にステップS9を実行することとしているが、ステップS5においてNOの判断がされた場合は、ステップS8からステップS13に遷移するようにしてもよい。すなわち、既に当該HGW10を使ってインターネット上のページを閲覧している場合(S2:YES)でも、今回アクセスするページのDNS情報がユーザ別ドメインリストデータベース12に登録されているドメインと一致しない場合(S5:NO)がある。この場合、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11に登録されていなければ(S13:NO)、HTTPリクエストのAccept−Languageヘッダを書き換えることなく、インターネットにアクセスするようにしてもよい。
また、上記の説明では特に言及しなかったが、端末情報をクリアする処理(図3のS10)は、共有端末のユーザが変更された直後に1回だけ実行するようにしてもよい。すなわち、あるユーザが共有端末を使用している間は、そのユーザ用のデータベース情報(ユーザ別ドメインリストデータベース12)を管理することも可能である。
図4は、本発明の実施の形態におけるHGW10の動作を示すフロー図である。ここでは、ユーザの使用言語を手動で設定する場合について説明する。
まず、ユーザが後述する設定画面より優先度を変更すると(S21)、データ解析部15は、変更された優先度に基づいてAccept−Languageヘッダを書き換える(S22)。また、ページのDNS情報をユーザ別ドメインリストデータベース12に登録したうえで(S23)、今回のDNS情報を元にデータベース情報をアクセス回数順にソートし(S24)、今回のソート結果をユーザ別ドメインリストデータベース12に登録する(S25)。その結果、図3の場合と同様、Accept−Languageヘッダに記載された言語に応じたページがWebサーバにより提供されることになる。
(設定画面例)
図5は、本発明の実施の形態におけるHGW10の設定画面例を示す図である。図5(a)は、共有端末設定画面17を示し、図5(b)は、Accept−Languageヘッダ設定画面18を示している。
ユーザがブラウザ等を用いてHGW10の設定を指示すると、画面送出部14は、図5(a)に示すように、共有端末を設定するための共有端末設定画面17を送出する。共有端末設定画面17では、有効/無効のチェックボックスを用いて、共有端末とするかどうかを端末20ごとに設定することができる。ここでは、エントリ番号1にMACアドレスがAA:BB:CC:DD:EEの端末20を設定し、その端末20を共有端末として設定した場合を例示している。複数の端末20について設定を行う場合は、エントリ番号2以降が使用される。
ユーザが共有端末設定画面17内の詳細ボタン17Aを押下すると、画面送出部14は、図5(b)に示すように、Accept−Languageヘッダを設定するためのAccept−Languageヘッダ設定画面18を送出する。Accept−Languageヘッダ設定画面18では、ユーザが自由に優先度を設定することができる。ここでは、MACアドレスがAA:BB:CC:DD:EEの端末20について、日本語(jp)の割合を60%、英語(en)の割合を30%、フランス語(fr)の割合を10%とした場合を例示している。このように設定画面より優先度が設定された場合は、その優先度に基づいてAccept−Languageヘッダが書き換えられる(図4のS21及びS22参照)。
(データベースの構成例)
図6は、本発明の実施の形態における国別コードトップレベルドメインリストデータベース11の構成例を示す図である。この図に示すように、国別コードトップレベルドメインリストデータベース11は、トップレベルドメインと、国名とを対応付けて管理している。国別コードトップレベルドメインリストデータベース11には、適切なトップレベルドメインとその国名の組み合わせを登録しておく。
図7は、本発明の実施の形態におけるユーザ別ドメインリストデータベース12の構成例を示す図である。この図に示すように、ユーザ別ドメインリストデータベース12は、MACアドレスと、トップレベルドメインと、順位と、アクセス回数とを対応付けて管理している。アクセス回数とは、当該MACアドレスの端末20が当該トップレベルドメインにアクセスした回数である。順位とは、当該MACアドレスの端末20が当該トップレベルドメインにアクセスした回数の順位である。例えば、MACアドレス「AA:BB:CC:DD:EE」には、3つのトップレベルドメイン「.jp」「.uk」「.cc」が対応付けて管理されている。トップレベルドメイン「.jp」のアクセス回数は「125回」、トップレベルドメイン「.uk」のアクセス回数は「70回」、トップレベルドメイン「.cc」のアクセス回数は「20回」である。この場合、トップレベルドメイン「.jp」の順位は「1」、トップレベルドメイン「.uk」の順位は「2」、トップレベルドメイン「.cc」の順位は「3」となる。
図8は、本発明の実施の形態におけるユーザ情報蓄積データベース13の構成例を示す図である。この図に示すように、ユーザ情報蓄積データベース13は、MACアドレスと、ドメイン名とを対応付けて管理している。ドメイン名とは、当該MACアドレスの端末20がアクセスしたドメイン名である。例えば、MACアドレス「AA:BB:CC:DD:EE」には、5つのドメイン名「aaa.aaa.aa」「bbb.bbb.bb」「ccc.ccc.cc」「ddd.ddd.dd」「eee.eee.ee」が対応付けて管理されている。
既に説明した通り、端末20が共有端末である場合(図3のS3:YES)は、ユーザ別ドメインリストデータベース12の端末情報がクリアされる(図3のS10)。ユーザ別ドメインリストデータベース12の端末情報とは、その端末20のMACアドレスに対応するトップレベルドメイン、順位、及びアクセス回数である。端末20が共有端末である場合(図3のS3:YES)、更に、ユーザ情報蓄積データベース13の端末情報(ドメイン名)をクリアするようにしてもよい(図3のS10)。
(Accept−Languageヘッダ)
図9は、本発明の実施の形態におけるHTTPリクエストのヘッダ情報の説明図である。図9(a)は、Accept−Languageヘッダを書き換える前の状態を示し、図9(b)は、Accept−Languageヘッダを書き換えた後の状態を示している。
HTTPリクエストには、Accept−Languageヘッダが含まれる。Accept−Languageヘッダには、ブラウザが予期している言語が記述される。例えば、端末21から送出されたHTTPリクエストのAccept−Languageヘッダには、図9(a)に示すように、日本語を意味する「ja」の文字列が記述されていたものとする。
一方、今回のDNS情報を元にユーザ別ドメインリストデータベース12をアクセス回数順にソートすると、トップレベルドメイン「.jp」のアクセス回数が「6回」、トップレベルドメイン「.en」のアクセス回数が「3回」、トップレベルドメイン「.fr」のアクセス回数が「1回」になったとする。このような場合、Accept−Languageヘッダには、図9(b)に示すように、「ja;q=0.60, en;q=0.30, fr;q=0.10」の文字列が記述されることになる。
Webサーバは、HTTPリクエストを受信すると、まずは日本語のページを探し、日本語のページが存在する場合はそれを端末21に返す。また、日本語のページが存在しない場合は英語のページを探し、英語のページが存在する場合はそれを端末21に返す。更に、英語のページが存在しない場合はフランス語のページを探し、フランス語のページが存在する場合はそれを端末21に返す。その結果、端末21のユーザは、(1)日本語、(2)英語、(3)フランス語の優先順位で所望のページを閲覧することができる。
以上のように、本発明の実施の形態におけるHGW10は、HTTPリクエストからDNS情報を抽出する中継処理部16と、中継処理部16により抽出されたDNS情報に含まれるトップレベルドメインをそのトップレベルドメインへのアクセス回数と対応付けて端末20別に管理するデータベースと、データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいてHTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えるデータ解析部15とを備える。これにより、ユーザの使用言語(接続地域)がHGW10により自動的に判断されるため、ユーザの操作なしにユーザが必要とする言語のページに自動的にアクセスすることができる。多くのWebサーバは、HTTPリクエスト内のヘッダを見て言語を決定しているため、HTTPリクエストを書き換える方式は有益である。
また、データ解析部15は、アクセス回数の割合に応じてHTTPリクエストのAccept−Languageヘッダに複数の言語を指定してもよい。これにより、アクセス回数の割合が高い順に、その言語のページを閲覧することが可能である。
また、データ解析部15は、今回アクセスするページのDNS情報を元にデータベースを更新したうえで、データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいてHTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えてもよい。これにより、最新のデータベース情報に基づいてHTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えることができるため、ユーザが必要とする言語をより適切に判断することが可能となる。
また、データ解析部15は、端末20が共有端末である場合、その共有端末のユーザが変更された際にデータベースの端末情報をクリアしてもよい。これにより、端末20が共有端末であっても、各ユーザそれぞれが必要とする言語のページにアクセスすることが可能である。
なお、本発明は、HGW10として実現することができるだけでなく、このHGW10が備える特徴的な各処理部をステップとする自動言語選択方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させる自動言語選択プログラムとして実現したりすることも可能である。このようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのはいうまでもない。
10…HGW(ゲートウェイ装置)
11…国別コードトップレベルドメインリストデータベース
12…ユーザ別ドメインリストデータベース
13…ユーザ情報蓄積データベース
14…画面送出部
15…データ解析部
16…中継処理部
20,21,22,23…端末

Claims (4)

  1. HTTPリクエストからDNS情報を抽出する中継処理部と、
    前記中継処理部により抽出されたDNS情報に含まれるトップレベルドメインをそのトップレベルドメインへの前記HTTPリクエストによるアクセス回数と対応付けて前記HTTPリクエストを送信する端末別に管理するデータベースと、
    前記データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいて前記HTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えるデータ解析部と
    を備えることを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記データ解析部は、前記アクセス回数の割合に応じて前記HTTPリクエストのAccept−Languageヘッダに複数の言語を指定することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記データ解析部は、今回アクセスするページのDNS情報を基に前記データベースを更新したうえで、前記データベースに管理されているトップレベルドメインとアクセス回数に基づいて前記HTTPリクエストのヘッダ情報を書き換えることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記データ解析部は、前記端末が共有端末である場合、その共有端末のユーザが変更された際に前記データベースの端末情報をクリアすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
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