JP5847122B2 - 評価装置、情報提供システム、評価方法および評価プログラム - Google Patents

評価装置、情報提供システム、評価方法および評価プログラム Download PDF

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Description

本発明は、評価装置、情報提供システム、評価方法および評価プログラムに関する。
従来、インターネット上にユーザから提供された情報を公開する情報提供システムが利用されている。このような情報提供システムの一例として、地域や店舗種別の指定を含む店舗の検索要求を受け付けると、検索対象となる地域の店舗や店舗種別の評価を得意とする情報提供者の評価を用いて、店舗の評価ランキングを作成する情報提供システムが知られている。
例えば、通常の情報提供システムは、情報提供者がよく利用する地域や店舗種別の登録をあらかじめ受付ける。その情報提供システムは、ユーザから地域や店舗種別の指定を含む店舗の検索要求を受信すると、指定された地域や店舗種別を登録した情報提供者を選択する。そして、その情報提供システムは、選択した情報提供者による評価のうち、指定された地域や店舗種別の店舗に対する評価を集計して評価ランキングを作成する。その後、情報提供システムは、作成した評価ランキングを利用者へ提示する。
特開2007−193427号公報
しかしながら、上述した関連技術では、情報提供者が自己申告した情報を用いて店舗の評価ランキングを作成するので、評価ランキングの信頼度が悪化してしまう。例えば、情報提供者自身が登録した地域や店舗種別を用いて、評価の集計対象となる情報提供者を選択するので、評価ランキングの信頼度が悪化する。また、上述した関連技術では、情報提供者自身が登録した評価を用いてランキングを作成するので、例えば、実際に来店していない情報提供者による不正な評価を除外することができず、評価ランキングの信頼度を悪化させてしまう。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に提示するランキングの信頼性を向上させることを目的とする。
本願に係る評価装置は、用者を識別する情報と、当該利用者を識別する情報を受付けた施設を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者に提示するランキングの信頼性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る情報提供システムが発揮する機能の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報提供システムの一例を説明する図である。 図3は、実施形態に係る決済システムの機能構成の一例を説明する図である。 図4は、実施形態に係る決済データベースの一例を説明する図である。 図5は、実施形態に係る店舗評価装置の機能構成の一例を説明する図である。 図6は、実施形態に係る店舗エリアテーブルの一例を説明する図である。 図7は、実施形態に係る情報提供システムが実行する処理の一例を説明する図である。 図8は、実施形態における端末装置が表示する情報の一例を説明する図である。 図9は、実施形態に係る店舗評価装置が実行する処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図10は、評価プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る評価装置、情報提供システム、評価方法および評価プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る評価装置、情報提供システム、評価方法および評価プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報提供システム〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報提供システムが実行する処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報提供システムが発揮する機能の一例を示す説明図である。図1に示す例では、情報提供システム1は、端末装置10、店舗評価装置20、決済システム30を通信ネットワークで接続した形態を有する。また、情報提供システム1は、各店舗#1〜#3に設置され、通信ネットワークを介して決済システム30と接続された店舗端末を有する。なお、図1に示す例では、店舗#1〜#3を記載したが、情報提供システムには、他にも複数の店舗が接続されているものとする。
ここで、決済システム30は、通信ネットワークを介して、各店舗#1〜#3における店舗情報を収集する。具体的には、決済システム30は、各店舗#1〜#3を示す店舗ID、各店舗#1〜#3で決済を行った利用者A〜Dを示す利用者ID、および、各利用者の決済額を対応付けた店舗情報を記憶する。
なお、決済システム30が管理する情報は、上述した情報に限定されるものではない。例えば、決済システム30は、各店舗#1〜#3における各利用者A〜Dのポイントや各利用者A〜Dの来店を示す店舗情報であってもよい。また、決済システム30は、各利用者A〜Dが決済を行った日時や、各利用者A〜Dが利点した日時を店舗情報に含めても良い。
端末装置10は、移動通信端末やスマートフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット等の端末装置である。また、端末装置10は、利用者の操作に応じて、店舗評価装置20に対し、所定の要件を満たす店舗の検索要求を送信する。そして、端末装置10は、店舗評価装置20から所定の要件を満たす店舗の評価情報を受信すると、受信した評価情報を表示する。
店舗評価装置20は、各店舗#1〜#3から所定の条件を満たす店舗の検索要求を端末装置10から受信すると、所定の要件を満たす店舗を抽出し、抽出した店舗を所定の評価順にランキング付けした評価情報を生成する。そして、店舗評価装置20は、生成した評価情報を端末装置10へ送信する。
ここで、店舗評価装置20は、信頼度の高い評価情報を生成するため、以下の処理を実行する。まず、店舗評価装置20は、決済システム30から、所定の要件を満たす店舗の店舗情報を取得する。そして、店舗評価装置20は、取得した店舗情報を用いて、店舗と各利用者との結びつきを示す指標の値が所定の閾値よりも高い利用者を抽出する。その後、店舗評価装置20は、取得した店舗情報から、抽出した利用者の利用者IDが含まれる店舗情報を抽出し、抽出した店舗情報を用いて、店舗の評価情報を生成する。
ここで、店舗評価装置20は、店舗と各利用者の結びつきを示す指標として、任意の情報を用いることができる。例えば、店舗評価装置20は、各利用者が各店舗を訪れた回数、各店舗を訪れた回数の上昇率、各利用者が各店舗で決済を行った回数、決済を行った回数の上昇率などを、結びつきを示す指標に用いることができる。また、店舗評価装置20は、各利用者が各店舗を繰り返し訪れた回数や繰り返し決済を行った回数、繰り返し訪れた回数や繰り返し決済を行った回数の上昇率、各利用者による各店舗での決済額などを結びつきを示す指標に用いることができる。
なお、店舗評価装置20は、各情報を総合的に用いて店舗と各利用者との結びつきを示す指標を算出してもよい。例えば、店舗評価装置20は、上述した各種情報に基づいて指標値をそれぞれ算出し、算出した値を統合した値を店舗と各利用者との結びつきを示す指標としてもよい。
このように、店舗評価装置20は、店舗情報を用いて、所定の要件を満たす店舗と結びつきが強い利用者を抽出する。そして、店舗評価装置20は、抽出した利用者による各店舗の利用状況を識別し、識別した利用状況に基づいて、各店舗の評価を行う。このため、店舗評価装置20は、信頼度の高い評価を行うことができる。
以下、具体例を挙げて、店舗評価装置20が実行する処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗評価装置20は、各利用者A〜Dが各店舗#1〜#3で決済を行った回数に応じて、所定の要件を満たす店舗と結びつきが強い利用者を抽出する例について説明する。また、以下の例では、決済システム30は、決済額が含まれる決済情報を店舗情報として収集する例について説明する。
例えば、図1に示す例では、利用者Aが店舗#1と店舗#3とを1回利用し、店舗#2を2回利用している。また、図1に示す例では、利用者Bが店舗#2と店舗#3とを1回ずつ利用し、利用者Cと利用者Dとが店舗#3を1回ずつ利用している。かかる場合、決済システム30は、図1中(A)に示す決済情報を記憶する。また、図1中(B)に示すように、端末装置10は、六本木の店舗検索要求を店舗評価装置20に送信する。かかる場合、店舗評価装置20は、図1中(C)に示すように、六本木の店舗#2、#3の決済情報を取得する。詳細には、店舗評価装置20は、図1中(A)に示す決済情報のうち、店舗#2の店舗ID「店舗#2」と店舗#3の店舗ID「店舗#3」が含まれる決済情報を取得する。
次に、店舗評価装置20は、図1中(D)に示すように、店舗#2、店舗#3の決済回数を利用者ごとに計数し、決済回数で利用者の足きりを行う。例えば、図1に示す例では、店舗#2、店舗#3で決済を行った利用者のうち、最も決済回数が多い利用者Aと、次に決済回数が多い利用者Bとを抽出する。つまり、店舗評価装置20は、六本木の店舗をよく利用する利用者を抽出する。
そして、店舗評価装置20は、図1中(E)に示すように、抽出した利用者Aおよび利用者Bの利用者IDを含む決済情報を取得した決済情報から抽出する。そして、店舗評価装置20は、図1中(F)に示すように、利用者A、利用者Bの決済回数が多い店舗である店舗#2を上位に表示したランキング形式の評価情報を生成し、図1中(G)に示すように、生成した評価情報を端末装置10に送信する。
すなわち、店舗評価装置20は、六本木の店舗をよく利用する利用者、換言すると六本木の店舗が得意な利用者を抽出し、抽出した利用者がよく利用する六本木の店舗を検索する。このため、店舗評価装置20は、より信頼度が高い評価情報を生成することができる。
なお、店舗評価装置20は、任意の閾値を用いて、利用者の足きりを行うことができる。例えば、売上の8割が上位顧客2割で占められるといった、いわゆるパレートの法則を考慮し、決済回数が上位2割の範囲内である利用者を抽出する足きりを行っても良い。
また、店舗評価装置20は、決済システム30が、決済時刻を合わせて管理する場合は、決済時刻を用いた足きりを行っても良い。例えば、六本木や銀座等の繁華街では、時刻によって店舗を利用する客層が変化する。このため、店舗評価装置20は、例えば、六本木の店舗を夜間によく利用する利用者を抽出し、抽出した利用者の決済回数に基づいて、六本木の店舗ランキングを生成した場合は、より六本木に詳しい利用者による評価をランキングに反映させることができる。
〔2.情報提供システムのシステム構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供システム1のシステム構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供システムの一例を説明する図である。図2に示すように、情報提供システム1は、ネットワーク2、店舗装置3、4、端末装置10、店舗評価装置20、決済システム30が含まれる。
なお、各店舗装置3、4、店舗評価装置20、決済システム30は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等任意のネットワーク2を介して接続される。また、端末装置10は、LAN、WAN等の有線通信手段、または、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、Wi−fi(登録商標)、無線LAN等の無線通信手段を介して、ネットワーク2に接続される。
なお、以下の説明では、決済システム30は、決済が行われた店舗を示す店舗IDと、決済を行った利用者を示す利用者IDと、決済が行われた時刻と、決済額とを対応付けた決済情報を管理する例について説明する。また、図1では記載を省略したが、情報提供システム1は、任意の数の店舗装置3、4を含むことができる。
各店舗装置3、4は、様々な種別の店舗に設置された装置であり、任意の手法で決済を行うことができる装置である。例えば、店舗装置3は、利用者が有する携帯端末との間で、Felica(登録商標)等の非接触型の通信手段を介した決済を受け付けることができる。例えば、店舗装置3は、利用者端末から利用者IDの読出しを行い、利用者IDと、決済が行われた時刻と、決済額とを店舗装置3が設置された店舗を示す店舗IDとを含む決済要求を決済システム30に送信する。そして、店舗装置3は、決済システム30から決済完了通知を受信すると、決済が完了した旨を表示する。
決済システム30は、各店舗装置3、4における決済処理を管理するシステムであり、例えば、Yahoo!(登録商標)ウォレット等のサービスを管理するシステムである。例えば、決済システム30は、店舗装置3から決済要求を受信すると、受信した決済要求を決済データベースに格納する。また、決済システム30は、図示を省略した電子決済システムと連携し、受信した決済要求にしたがって、決済処理を実行する。その後、決済システム30は、決済が完了した場合は、決済完了通知を決済要求の送信元となる店舗装置3へ送信する。
また、決済システム30は、店舗評価装置20から、店舗IDを含む決済情報の取得要求を受信する。かかる場合、決済システム30は、取得要求から店舗IDを抽出し、抽出した店舗IDを含む決済情報を決済データベースから取得する。そして、決済システム30は、取得した決済情報を店舗評価装置20へ送信する。
なお、決済システム30は、取得した決済情報のうち、所定の期間内に行われた決済に係る決済情報のみを店舗評価装置20へ送信してもよい。例えば、決済システム30は、決済データベースから取得した決済情報のうち、最新の一ヶ月分の決済情報を抽出し、抽出した決済情報のみを店舗評価装置20に送信してもよい。
端末装置10は、所定の要件を満たす店舗の検索要求を送信する。例えば、端末装置10は、インターネットブラウザやアプリケーションの機能を用いて、検索対象となる店舗の要件入力ウインドウを表示し、利用者による要件の入力を受け付ける。例えば、端末装置10は、検索対象となる店舗の要件として、「六本木」、「銀座」、「赤坂」等、店舗が存在する地域名の入力や、「イタリアン」、「フレンチ」、「ラーメン」等、店舗の種別の入力を受け付ける。
そして、端末装置10は、地域名や店舗の種別の入力を受け付けた場合は、受け付けた地域名を示すエリアIDと、受け付けた店舗の種別を示すジャンルIDとを生成し、生成したエリアIDとジャンルIDとを含む検索要求を店舗評価装置20に送信する。ここで、店舗の種別は飲食店、ジム、マッサージ、ホテル、銭湯など、任意の役務を含むものとする。また、端末装置10は、地域名の入力のみを受け付けた場合は、エリアIDのみを含む検索要求を店舗評価装置20に送信し、店舗の種別の入力のみを受け付けた場合は、ジャンルIDのみを含む検索要求を店舗評価装置20に送信する。
なお、端末装置10は、評価に用いる決済情報を利用する期間を指定する期間情報を検索要求に含めても良い。例えば、端末装置10は、3ヶ月を指定する期間情報を検索要求に含める。かかる場合、決済システム30は、直近3ヶ月に行われた決済情報を抽出する。また、端末装置10は、評価に用いる決済が行われた時間帯、すなわち、評価を行う利用者が店舗を利用した時間帯を指定する時間帯情報を検索要求に含めても良い。かかる場合、決済システム30は、時間帯情報が指定する時間帯に行われた決済の決済情報を抽出する。
一方、店舗評価装置20は、店舗IDと、店舗IDが示す店舗の種別を示すジャンルIDと、店舗IDが示す店舗の所在地域名を示すエリアIDとを対応付けて記憶する。また、店舗評価装置20は、ネットワーク2を介して、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求からエリアIDとジャンルIDとを抽出する。そして、店舗評価装置20は、抽出したエリアIDとジャンルIDとの組に対応付けられた店舗ID、すなわち、利用者が指示する所定の要件を満たす店舗の店舗IDを識別し、識別した店舗IDを含む決済情報の取得要求を決済システム30に送信する。なお、店舗評価装置20は、検索要求に期間情報や時間帯情報が含まれる場合は、期間情報や時間帯情報を取得要求に格納して決済システム30に送信する。
かかる場合、店舗評価装置20は、所定の要件を満たす店舗の決済情報を決済システム30から受信する。また、店舗評価装置20は、受信した決済情報を用いて、利用者IDごとに決済回数を計数する。すなわち、店舗評価装置20は、利用者IDごとに決済情報の数を計数する。そして、店舗評価装置20は、決済回数が多い利用者IDから所定の数の利用者IDを抽出する。例えば、店舗評価装置20は、計数した全決済回数の上位2割を示す利用者IDを抽出する。
そして、店舗評価装置20は、受信した決済情報を用いて、店舗IDごとに、抽出した利用者IDを含む決済情報の数を計数する。つまり、店舗評価装置20は、抽出した利用者による決済回数の数を店舗ごとに計数する。そして、店舗評価装置20は、計数した数を用いて度数分布を作成し、作成した度数分布に従って、各店舗の評価値を算出する。その後、店舗評価装置20は、算出した評価値の順に各店舗をランキング形式で並べた評価情報を生成し、生成した評価情報を端末装置10へ送信する。
〔3.決済システム30の機能構成〕
次に、図3を用いて、決済システム30の機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る決済システムの機能構成の一例を説明する図である。図3に示す例では、決済システム30は、記憶部31、通信部32、制御部33を有する。また、記憶部31は、決済データベース34を記憶する。ここで、決済データベース34とは、各店舗装置3、4から受信した決済情報を記憶するデータベースである。
例えば、図4は、実施形態に係る決済データベースの一例を説明する図である。図4に示す例では、決済データベース34は、店舗ID、利用者ID、時刻、決済額を対応付けた決済情報を複数記憶する。例えば、図4中1段目に示す決済情報には、店舗ID「店舗#1」、利用者ID「利用者A」、時刻「12:30」、決済額「AAA円」が対応付けられている。かかる決済情報は、店舗ID「店舗#1」が示す店舗において、利用者ID「利用者A」が示す利用者が、時刻「12:30」に、決済額「AAA円」の決済を行った旨を示す。
また、決済データベース34は、店舗ID「店舗#2」、利用者ID「利用者A」、時刻「21:11」、決済額「BBB円」が対応付けられた決済情報、店舗ID「店舗#2」、利用者ID「利用者A」、時刻「22:05」、決済額「CCC円」が対応付けられた決済情報を記憶する。また、決済データベース34は、店舗ID「店舗#2」、利用者ID「利用者B」、時刻「22:00」、決済額「DDD円」が対応付けられた決済情報、店舗ID「店舗#3」、利用者ID「利用者A」、時刻「22:04」、決済額「EEE円」が対応付けられた決済情報、店舗ID「店舗#3」、利用者ID「利用者B」、時刻「03:22」、決済額「FFF円」が対応付けられた決済情報を記憶する。
また、決済データベース34は、店舗ID「店舗#3」、利用者ID「利用者C」、時刻「23:15」、決済額「GGG円」が対応付けられた決済情報、店舗ID「店舗#3」、利用者ID「利用者D」、時刻「22:11」、決済額「HHH円」が対応付けられた決済情報を記憶する。なお、決済データベース34は、図4に示す決済情報以外にも決済情報を記憶するものとする。
図3に戻り、通信部32は、決済システム30と、店舗装置3、4、店舗評価装置20との間のデータ通信を制御する。具体的には、通信部32は、ネットワーク2を介して、決済情報を店舗装置3、4から受信した場合は、受信した決済情報を登録部35に出力する。また、通信部32は、登録部35から決済完了通知を受信した場合は、ネットワーク2を介して、受信した決済完了通知を店舗装置3、4へ送信する。また、通信部32は、ネットワーク2を介して、取得要求を受信した場合は、受信した取得要求を送信部36に出力する。また、通信部32は、送信部36から決済情報を受信した場合は、ネットワーク2を介して、受信した決済情報を店舗評価装置20に送信する。
登録部35は、決済情報を決済データベース34に登録する。例えば、登録部35は、通信部32から決済情報を受信した場合は、受信した決済情報を決済データベース34に登録する。また、登録部35は、図示を省略した電子決済システムと通信し、受信した決済情報に従って決済処理を実行する。その後、登録部35は、決済処理が完了した場合は、決済情報の送信元となる店舗装置を送信先とする決済完了通知を生成し、生成した決済完了通知を通信部32に出力する。
送信部36は、所定の要件を満たす店舗を示す店舗IDを含む決済情報を決済データベース34から取得し、取得した決済情報を店舗評価装置20へ送信する。具体的には、送信部36は、端末装置10の利用者が指定した所定の要件を満たす店舗の店舗IDを含む取得要求を通信部32から受信する。かかる場合は、送信部36は、取得要求から店舗IDを抽出し、抽出した店舗IDを含む決済情報を決済データベース34から取得する。そして、送信部36は、取得した決済情報を通信部32に出力する。
なお、送信部36は、取得した決済情報のうち、決済日が1ヶ月以内に収まる決済情報や、新しい決済情報から所定の数の決済情報を選択し、選択した決済情報だけを通信部32に出力しても良い。例えば、送信部36は、取得要求から店舗ID「店舗#2」を抽出した場合は、決済データベース34から、店舗ID「店舗#2」を含む全ての決済情報を、新しいものから順に所定の数だけ取得する。そして、送信部36は、取得した決済情報を通信部32に出力し、店舗評価装置20に送信させる。
なお、送信部36は、取得要求に期間情報が含まれる場合は、期間情報が示す直近の期間内に決済された決済情報を選択する。例えば、送信部36は、取得要求に3ヶ月を示す期間情報が含まれる場合は、取得要求に含まれる店舗IDを含む決済情報のうち、決済日が直近3ヶ月以内の決済情報を取得し、取得した決済情報を通信部32に出力する。
また、送信部36は、取得要求に時間帯情報が含まれる場合は、時間帯情報が示す時間帯に行われた決済についての決済情報を選択する。例えば、送信部36は、取得要求に「10:00〜12:00」を示す時間帯情報が含まれる場合は、取得要求に含まれる店舗IDを含む決済情報のうち、時刻が「10:00〜12:00」の範囲に収まる決済情報を選択し、選択した決済情報を通信部32に出力する。
〔4.店舗評価装置の機能構成〕
次に、図5を用いて、店舗評価装置20の機能構成について説明する。図5は、実施形態に係る店舗評価装置の機能構成の一例を説明する図である。図5に示す例では、店舗評価装置20は、記憶部21、通信部22、制御部23を有する。また記憶部21は、店舗エリアテーブル24、店舗データベース25を記憶する。また、制御部23は、取得部26、抽出部27、生成部28、出力部29を有する。
店舗エリアテーブル24は、店舗IDと、店舗IDが示す店舗の種別を示すジャンルIDと、店舗IDが示す店舗の所在地を示すエリアIDとを対応付けて記憶する。例えば、図6は、実施形態に係る店舗エリアテーブルの一例を説明する図である。図6に示す例では、店舗エリアテーブル24は、複数のエントリを有し、各エントリに、店舗IDとジャンルIDとエリアIDとが対応付けて格納されている。
例えば、図6に示す例では、1番目のエントリに店舗ID「店舗#1」、ジャンルID「ラーメン」、エリアID「赤坂」が対応付けて格納されている。かかる場合、店舗エリアテーブル24は、店舗ID「店舗#1」が示す店舗が、「ラーメン」を提供する店舗であり、「赤坂」に所在する店舗である旨を示す。
また、図6に示す例では、店舗ID「店舗#2」、ジャンルID「ラーメン」、エリアID「六本木」が対応付けて格納されている。また、店舗エリアテーブル24には、店舗ID「店舗#3」、ジャンルID「ラーメン」、エリアID「六本木」が対応付けて格納され、店舗ID「店舗#4」、ジャンルID「イタリアン」、エリアID「赤坂」が対応付けて格納されている。
また、店舗エリアテーブル24には、店舗ID「店舗#5」、ジャンルID「フレンチ」、エリアID「新宿」が対応付けて格納され、店舗ID「店舗#6」、ジャンルID「マッサージ」、エリアID「渋谷」が対応付けて格納されている。なお、店舗エリアテーブル24には、図6に示す情報以外にも、様々な種別の店舗や様々な地域の店舗を示す情報が格納されているものとする。
図5に戻り、店舗データベース25は、各店舗の情報を記憶するデータベースである。例えば、店舗データベース25には、店舗IDと対応付けて、店舗の住所、地図、写真、評価コメント、営業時間、平均決済額等の情報が格納されている。なお、店舗データベース25に格納される各情報は、店舗評価装置20が有する店舗情報収集機能により作成されるものであるが、かかる機能は公知の技術を用いて作成されるものであるものとし、説明を省略する。
通信部22は、ネットワーク2を介して、店舗評価装置20と決済システム30との間のデータ通信を制御する。例えば、通信部22は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求を取得部26に出力する。また、通信部22は、取得部26から取得要求を受信すると、ネットワーク2を介して、受信した取得要求を決済システム30に出力する。また、通信部22は、決済システム30から決済情報を受信すると、受信した決済情報を取得部26に出力する。また、通信部22は、出力部29から評価情報を受信すると、ネットワーク2を介して、受信した評価情報を端末装置10へ送信する。
取得部26は、利用者が指定する所定の要件を満たす店舗の決済情報を取得する。例えば、取得部26は、検索要求を受信すると、受信された検索要求から利用者が指定する所定の要件を識別する。例えば、取得部26は、検索要求を受信すると、受信した検索要求からエリアID、ジャンルID、期間情報、時間帯情報を抽出する。
また、取得部26は、取得したエリアIDとジャンルIDとの組に対応付けられた店舗IDを店舗エリアテーブル24から抽出する。また、取得部26は、抽出した店舗IDと、取得した期間情報と時間帯情報とを含む取得要求を生成し、生成した取得要求を通信部22に出力する。かかる取得要求を通信部22に出力した場合は、取得部26は、所定の要件を満たす店舗の決済情報を決済システム30から取得する。そして、取得部26は、受信した決済情報を抽出部27に出力する。
例えば、取得部26は、エリアID「六本木」、ジャンルID「ラーメン」、時間帯情報「10:00〜12:00」および期間情報「1ヶ月」を含む要求を端末装置10から受信する。かかる場合は、取得部26は、エリアID「六本木」とジャンルID「ラーメン」との組に対応付けられた店舗ID「店舗#2」、「店舗#3」を店舗エリアテーブル24から抽出する。そして、取得部26は、店舗ID「店舗#2」、「店舗#3」、時間帯情報「10:00〜12:00」および期間情報「1ヶ月」を含む取得要求を生成し、生成した取得要求を通信部22に出力する。この結果、取得部26は、決済システム30から、店舗ID「店舗#2」または「店舗#3」が示す店舗において、直近「1ヶ月」以内の「10:00〜12:00」に行われた決済の決済情報を取得する。
なお、取得部26は、受信したエリアIDが示す地域と隣接する地域のエリアIDを識別し、識別したエリアIDと受信したジャンルIDとの組に対応付けられた店舗IDを追加で抽出してもよい。
抽出部27は、取得部26が取得した決済情報から各店舗と利用者との結びつきを示す指標を算出し、算出した指標が所定の閾値を超える利用者の抽出を行う。すなわち、抽出部27は、所定の要件を満たす店舗の利用履歴から、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者の抽出を行う。
例えば、抽出部27は、受信した決済情報に含まれる利用者IDの数を、利用者IDごとにそれぞれ計数する。つまり、抽出部27は、利用者IDごとに、所定の要件を満たす店舗での決済回数を計数する。そして、抽出部27は、計数した数が多い方から、所定の数の利用者IDを抽出する。
例えば、抽出部27は、計数の結果、所定の要件を満たす店舗での決済回数が、利用者Aは「3」回、利用者Bの決済回数が「2」回、利用者Cの決済回数が「1」回、利用者Dの決済回数が「1」回である場合は、決済回数が多い利用者Aと利用者Bとを抽出する。その後、抽出部27は、抽出した利用者IDと、受信した決済情報とを生成部28に出力する。
なお、抽出部27が利用者を抽出する方法は、上述した方法に限定されるものではない。例えば、抽出部27は、決済システム30が来店回数を計数する場合は、来店回数に応じて利用者の抽出を行っても良い。すなわち、抽出部27は、決済回数や来店回数等、所定の要件を満たす店舗と利用者との結びつきを示す情報であれば、任意の情報を用いることができる。なお、抽出部27が利用者を抽出する場合は、多くの決済回数を処理するため、単純な処理で利用者を抽出するのが望ましい。
生成部28は、取得部26が取得した決済情報のうち、抽出部27が抽出した利用者の利用者IDを含む決済情報を用いて、店舗の評価情報を生成する。すなわち、生成部28は、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者による店舗の利用履歴に基づいて、所定の用件を満たす店舗の評価を行う。
例えば、生成部28は、抽出部27から、取得部26が取得した決済情報と、抽出部27が抽出した利用者IDとを受信する。かかる場合、生成部28は、受信した決済情報のうち、受信した利用者IDが含まれる決済情報を選択する。また、生成部28は、選択された決済情報を用いて、店舗IDごとの度数分布を算出し、算出した度数分布に応じた評価値を生成する。そして、生成部28は、生成した評価値と、店舗IDとを出力部29に出力する。
ここで、生成部28が評価値を生成する処理の例について説明する。なお、以下の説明では、店舗IDが示す店舗を抽出された利用者が利用した回数、店舗IDが示す店舗を抽出された利用者が繰り返し利用した回数、各回数の上昇率、各利用者が決済した決済額に応じて各店舗の評価値を生成する例について説明するが、実施形態はこれに限定されるものではない。すなわち、生成部28は、抽出された利用者による利用履歴を用いて各店舗の評価値を生成するのであれば、任意のパラメータを用いて、各店舗の評価値を生成することができる。
例えば、生成部28は、店舗IDごとに決済情報の数を計数し、計数した数が多い順に店舗IDをソートし、順位が高い店舗IDほど評価値が高くなるよう各店舗IDに評価値を付与する。また、例えば、生成部28は、各店舗IDごとに、決済情報に含まれる時刻を用いて、所定の期間ごとの決済情報の数を計数し、計数した数の上昇率を算出する。そして、生成部28は、算出した上昇率が高い順に店舗IDをソートし、順位が高い店舗IDほど評価値が高くなるよう各店舗IDに評価値を付与する。
また、例えば、生成部28は、店舗IDと利用者IDとの組ごとに決済情報の数を算出し、算出した数が多い順に店舗IDと利用者IDとの組をソートし、順位が高いIDほど評価値が高くなるよう各店舗IDと利用者IDとの組に評価値を付与する。そして、生成部28は、店舗IDと利用者IDとの組ごとに付与した評価値を各店舗IDごとに統合し、各店舗IDごとの評価値を算出する。
また、例えば、生成部28は、店舗IDと利用者IDとの組ごとに、所定の期間ごとの決済情報の数を計数し、計数した数の上昇率を算出する。そして、生成部28は、算出した上昇率が高い順に店舗IDと利用者IDとの組をソートし、順位が高い組ほど評価値が高くなるよう各店舗IDと利用者IDとの組に評価値を付与する。その後、生成部28は、店舗IDと利用者IDとの組ごとに付与した評価値を各店舗IDごとに統合し、各店舗IDごとの評価値を算出する。
また、例えば、生成部28は、店舗IDごとに、決済額の合計や決済額の平均を算出し、算出した値が多い順に店舗IDをソートし、順位が高い店舗IDほど評価値が高くなるよう各店舗IDに評価値を付与する。その後、生成部28は、各店舗IDと、各店舗IDに付与した評価値とを出力部29に出力する。
なお、生成部28は、上述した各処理を組み合わせて実行しても良い。例えば、生成部28は、上述した処理のいずれかまたは複数を実行し、各処理によって算出された評価値を統合し、統合した評価値を出力部29に出力してもよい。また、生成部28は、統合を行う際に、重み付けを行っても良い。例えば、生成部28は、決済情報の数を用いて算出した評価値と、決済額の合計や決済額の平均を用いて算出した評価値に所定のパラメータを積算した値との合計を統合された評価値としてもよい。
出力部29は、生成部28が生成した評価情報を端末装置10に出力する。例えば、出力部29は、生成部28から店舗IDと評価値とを受信する。かかる場合は、出力部29は、受信した店舗IDが示す店舗の情報を店舗データベース25から収集し、収集した情報を用いて、評価値によるランキング形式のWebページを作成する。そして、出力部29は、作成したWebページを評価情報として、通信部22に出力する。この結果、端末装置10は、評価情報として受信したWebページの表示を行う。
このように、店舗評価装置20は、所定の要件を満たす店舗の利用履歴を用いて、所定の要件を満たす店舗の利用客のうち、頻繁に利用する利用客を抽出する。そして、店舗評価装置20は、抽出した利用者の利用履歴に基づくランキング形式の評価情報を生成し、生成した評価情報を端末装置10へ送信する。このため、店舗評価装置20は、自己申告のデータを用いずに、所定の要件を満たす店舗をよく利用する利用者を抽出し、抽出した利用者の利用履歴を用いた客観的評価を生成できるので、信頼度が高い評価情報を提供できる。
〔5−1.情報提供システム1が実行する処理の一例〕
次に、図7を用いて、情報提供システム1が実行する処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る情報提供システムが実行する処理の一例を説明する図である。なお、図7に示す例では、端末装置10の利用者が店舗の所在地として「六本木」を選択し、店舗の種別として「ラーメン」を入力した際の処理について記載した。
例えば、店舗評価装置20は、六本木のラーメン店の決済情報を用いて、各利用者が六本木のラーメン店を利用した回数を計数する。例えば、図7中(a)に示す例では、「六本木」の「ラーメン」店舗として、店舗#2、店舗#3、店舗#7…が存在する。また、利用者Aは店舗#2を2回、店舗#3を1回利用しており、利用者Bは店舗#2、店舗#3を1回ずつ利用している。また、利用者C、利用者Dは、店舗#3を1回利用している。
このため、店舗評価装置20は、図7中(b)に示すように、決済回数が上位となる利用者A、Bを抽出する。そして、店舗評価装置20は、図7中(c)に示すように、利用者A、Bの利用回数で店舗ごとの度数分布を算出する。例えば、店舗評価装置20は、店舗#2について、利用者Aが2回利用し、利用者Bが1回利用した結果、合計で3回利用されたと識別する。また、店舗評価装置20は、店舗#3について、利用者A、Bが1回ずつ利用した結果、合計で2回利用されたと識別する。このため、図7中(d)に示すように、店舗評価装置20は、店舗#2を店舗#3よりも上位にしたランキングを生成する。
すなわち、図7中(a)に示すように、店舗#3は、利用者A〜Dによって4回利用されており、店舗#2は、利用者A〜Dによって3回利用されている。このため、一見店舗#3のほうが店舗#2よりも評価が高いとも考えられる。しかしながら、店舗#3は、利用者A〜Dによって店舗#2よりも多く利用されているものの、六本木のラーメン店舗をより頻繁に利用する利用者A、Bは、店舗#2の方を店舗#3よりも頻繁に利用している。このため、店舗評価装置20は、店舗#2の評価を店舗#3の評価より高い値に設定する。
そして、図7中(e)に示すように端末装置10は、店舗#2を店舗#3よりも上位としたランキング形式の評価情報を表示する。なお、端末装置10は、図7中(f)に示す「リピート順」、「新着順」、「上昇順」等のタブを利用者が押し下げした場合は、各タブに対応した評価情報を店舗評価装置20から取得する。
例えば、端末装置10は、店舗評価装置20に利用者が押し下げしたタブを通知する。そして、店舗評価装置20は、利用者が「リピート順」のタブを押し下げた場合は、利用者A、Bが繰り返し利用する回数が多い順に店舗を評価した評価情報を生成する。また、店舗評価装置20は、「新着順」のタブを利用者が押し下げした場合は、新規開店した店舗をより上位とするランキング形式の評価情報を生成する。
また、店舗評価装置20は、「上昇順」のタブを利用者が押し下げした場合は、利用者A、Bによる利用回数の上昇率を算出し、算出した上昇率が高い順に店舗を評価した評価情報を生成する。そして、店舗評価装置20は、生成した評価情報を端末装置10に送信する。
〔5−2.端末装置における表示の一例〕
次に、図8を用いて、端末装置10が表示する情報の一例について説明する。図8は、実施形態における端末装置が表示する情報の一例を説明する図である。例えば、端末装置10は、ウェブブラウザやアプリケーションを用いて、店舗の名称を直接検索する場合がある。かかる場合、店舗評価装置20は、ランキング形式の評価情報ではなく、端末装置10が検索中の店舗のみの評価情報を示すWebページを作成し、作成したWebページを端末装置10へ送信してもよい。
例えば、図8中(g)に示すように、店舗評価装置20は、端末装置10が検索した店舗の名称、順位、営業時間、平均予算、アクセス、レビュー、地図等を含むWebページを生成する。ここで、店舗評価装置20は、図8中(h)に示すように、抽出された利用者の利用回数、決済価格、利用時間帯等から算出される評価値、すなわちポイントをWebページ内に表示する。この結果、店舗評価装置20は、端末装置10に単一店舗の情報を表示させる場合にも、信頼度が高い評価値を表示させることができる。なお、図8に示すWebページにおいて、利用者がランキングのタブを押し下げた場合は、店舗評価装置20は、表示中の店舗と同一のエリア内にある店舗のうち、表示中の店舗と同じ種別の店舗についてのランキングを表示させてもよい。
〔6.店舗評価装置が実行する処理の流れ〕
次に、図9を用いて、店舗評価装置20が実行する処理の流れについて説明する。図9は、実施形態に係る店舗評価装置が実行する処理の流れを説明するためのフローチャートである。例えば、店舗評価装置20は、検索要求を受信すると(ステップS101)、検索要求に含まれる検索条件を満たす店舗を抽出する(ステップS102)。次に、店舗評価装置20は、抽出した店舗の決済情報を決済システム30から取得する(ステップS103)。
そして、店舗評価装置20は、取得した決済情報から、特定期間内に決済を行った利用者を識別し(ステップS104)、識別した利用者のうち、決済回数が上位の利用者を抽出する(ステップS105)。また、店舗評価装置20は、抽出した利用者の決済回数で、各店舗の度数分布を算出し(ステップS106)、算出した度数分布に基づいた店舗のランキングを生成する(ステップS107)。その後、店舗評価装置20は、ランキングを端末装置10に送信し(ステップS108)、処理を終了する。
〔7.変形例〕
上記した実施形態に係る情報提供システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報提供システム1の他の実施形態について説明する。
〔7−1.決済システムについて〕
上述した実施形態では、情報提供システム1は、決済システム30が収集した決済情報を用いて、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者を抽出した。しかしながら、実施例はこれに限定されるものではない。例えば、情報提供システム1は、クレジットカードの決済情報、各店舗のポイントを一括管理するポイント管理システム、来店管理システム等を用いて、利用者と店舗との結びつきを判断してもよい。
また、情報提供システム1は、ソーシャルネットワーキングサービスのGPS(Global Positioning System)機能を利用して、利用者が利用した店舗の情報を収集し、収集した情報を用いて、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者を抽出してもよい。また、情報提供システム1は、上述した各手法を組み合わせて利用し、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者を統合的に抽出してもよい。
〔7−2.決済回数について〕
上述した実施形態では、店舗評価装置20は、各利用者の決済回数に応じて、所定の要件を満たす店舗との結びつきが強い利用者を抽出した。しかしながら、実施例はこれに限定されるものではない。例えば、店舗評価装置20は、来店回数等、決済回数以外の情報を用いてもよい。
また、例えば、店舗評価装置20は、複数人のグループが店舗を利用し、いずれかの利用者がまとめて決算を行うなどの様態を考慮して評価を行ってもよい。例えば、店舗評価装置20は、抽出した利用者の決済情報に突出して大きな額の決済額が含まれる場合や、利用者の決済情報に幹事であることを示す情報が含まれる場合等には、当該決済額をノイズとして除外したり、来店回数の加算を行っても良い。
〔7−3.その他〕
上述した店舗評価装置20は、店舗データベース25を有していた。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、店舗評価装置20は、ネットワーク2を介して、店舗データベース25と同様の情報を記憶する店舗データベースシステムにアクセスし、店舗データベースシステムから店舗情報を収集してもよい。
また、上記した店舗評価装置20、決済システム30の機能は、いわゆるクラウドの機能を用いて、複数のサーバ装置によって実現されることとしてもよい。例えば、店舗評価装置20が有する取得部26、抽出部27、生成部28、出力部29が発揮する機能は、それぞれ異なるサーバ装置によって実現されても良い。また、決済システム30が有する登録部35および送信部36が発揮する機能は、それぞれ異なるサーバ装置によって実現されても良い。また、各部26〜29、35、36が発揮する機能は、任意の態様で結合、分離が可能である。
また、上記実施形態では、端末装置10がスマートフォン等の端末である場合を例に挙げて説明した。しかし、上記の端末装置10は、各種情報を表示できる表示処理装置であれば、スマートフォン等の端末装置以外にも適用することができる。例えば、端末装置10は、タブレット型PC、ノート型PC、デスクトップ型PC、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、例えば、各図に示したアプリケーションのUI(User Interface)は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。また、各構成要素が発揮する機能は、CPU(Central Processing Unit)が所定の評価プログラムを実行することで発揮することとしてもよい。
〔8.効果〕
上記してきたように、実施形態に係る店舗評価装置20は、店舗IDと利用者IDとを対応付けた決済情報のうち、所定の条件を満たす店舗の店舗IDを含む決済情報を取得する。そして、店舗評価装置20は、取得した決済情報から、店舗と利用者との結びつきを示す指標、例えば、利用者の利用回数、を用いて、決済情報に含まれる利用者のうち、指標が所定閾値を越える利用者を抽出する。そして、店舗評価装置20は、抽出した利用者を識別する利用者IDを含む決済情報を用いて、店舗の評価情報を生成し、生成した評価情報を端末装置10へ送信する。
このため、店舗評価装置20は、信頼度の高いランキングを作成できる。すなわち、店舗評価装置20は、評価を行う利用者が自己申告した情報ではなく、各利用者が店舗を訪れた履歴を用いて、所定の条件を満たす店舗と結びつきが強い利用者を抽出し、抽出した利用者が店舗を訪れた履歴に基づく店舗の評価情報を生成する。このため、店舗評価装置20は、所定の条件を満たす店舗と結びつきが強い利用者の店舗の利用履歴という客観的な情報を用いて、評価情報を生成するので、ランキングの信頼度を高めることができる。
また、店舗評価装置20は、利用者ごとに所定の条件を満たす店舗に訪れた回数を計数し、計数した回数が所定の閾値よりも多い利用者を抽出する。このため、店舗評価装置20は、例えば、ある地域の店舗やあるジャンルの店舗を頻繁に利用する利用者、すなわち、所定の要件を満たす施設を得意とする利用者を抽出できる。この結果、店舗評価装置20は、評価情報の信頼度を更に高めることができる。
また、店舗評価装置20は、抽出した利用者が訪れた回数が多い店舗を、抽出した利用者が訪れた回数が少ない店舗より高く評価する。このため、店舗評価装置20は、所定の要件を満たす施設を得意とする利用者がよく来訪する店舗をランキングの上位にすることができる。
また、店舗評価装置20は、抽出した利用者が訪れた回数の上昇率を算出し、算出した上昇率が高い店舗を、上昇率が低い店舗より高く評価する。このため店舗評価装置20は、例えば新規に開店し、利用者の総数は他の店舗より少ないものの、同種の店舗を得意とする利用者が頻繁に利用するといった有望な店舗をランキングの上位にすることができる。
また、店舗評価装置20は、抽出した利用者が繰り返し訪れた回数が多い店舗を、抽出した利用者が繰り返し訪れた回数が少ない店舗より高く評価する。このため、店舗評価装置20は、所定の条件を満たす店舗をよく利用する利用者がリピーターとなっている店舗を他の店舗よりもランキングの上位にすることができる。
また、店舗評価装置20は、抽出した利用者が繰り返し訪れた回数の上昇率を算出し、上昇率が高い店舗を、上昇率が低い店舗より高く評価する。このため、店舗評価装置20は、例えば新規に開店した店舗であるにもかかわらず、同種の店舗をよく利用する利用者がリピーターとなっている店舗を他の店舗よりもランキングの上位にすることができる。
また、店舗評価装置20は、決済情報のうち、所定の時刻における決済情報を取得し、取得した決済情報を用いて、店舗の評価を行う。このため、店舗評価装置20は、例えば、利用者が利用したい時間と同じ時間帯において、所定の条件を満たす店舗をよく利用する利用者や、信頼度がより高い利用者を抽出できる。このため、店舗評価装置20は、評価情報の信頼度をより高めることができる。
また、店舗評価装置20は、決済情報のうち、端末装置10の利用者が指示した地域に存在する店舗の店舗IDを含む決済情報を取得する。このため、店舗評価装置20は、利用者が所望する地域の店舗を評価できる。
また、店舗評価装置20は、決済情報のうち、端末装置10の利用者が指示した種別の店舗の店舗IDを含む決済情報を取得する。このため、店舗評価装置20は、利用者が所望するジャンルの店舗を評価できる。
また、決済システム30は、店舗IDと利用者IDと決済額とを対応付けた決済情報を記憶する。そして、店舗評価装置20は、所定の条件を満たす店舗をよく利用する利用者が決済した金額に応じて、所定の条件を満たす店舗の各評価を行う。このため、店舗評価装置20は、所定の条件を満たす店舗をよく利用する利用者が決済した金額に応じて店舗を評価できる。
なお、情報提供システム1は、上述した店舗評価装置20と決済システム30とを有するので、信頼度の高いランキングを作成できるのは言うまでもない。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得手段は、取得部や取得回路に読み替えることができる。
〔9.プログラム〕
なお、上述した実施形態における店舗評価装置20は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ50が評価プログラムを実行することによって実現される。図10は、評価プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、HDD(Hard Disk Drive)54、通信インターフェイス(I/F)55、入出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53またはHDD54に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、コンピュータ50の起動時にCPU51によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD54は、CPU51によって実行される評価プログラム、および、評価プログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD54は、図6に記載した店舗エリアテーブル24等と同様のデータを記憶する。通信インターフェイス55は、ネットワーク2を介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送り、CPU51が生成したデータを、ネットワーク2を介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス56を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス57は、記録媒体58に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52を介してCPU51に提供する。CPU51は、当該プログラムを、メディアインターフェイス57を介して記録媒体58からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体58は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ50が上述した実施形態に係る店舗評価装置20として機能する場合、コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされたプログラムを実行することにより、取得部26、抽出部27、生成部28、出力部29の各機能を実現する。
コンピュータ50のCPU51は、評価プログラムを、記録媒体58から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワーク2を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 情報提供システム
2 ネットワーク
3、4 店舗装置
10 端末装置
20 店舗評価装置
21 記憶部
22 通信部
23 制御部
24 店舗エリアテーブル
25 店舗データベース
26 取得部
27 抽出部
28 生成部
29 出力部
30 決済システム
31 記憶部
32 通信部
33 制御部
34 決済データベース
35 登録部
36 送信部

Claims (13)

  1. 用者を識別する情報と、当該利用者を識別する情報を受付けた施設を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  2. 前記抽出手段は、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記利用者ごとに前記所定の条件を満たす施設に訪れた回数を計数し、計数した回数が所定閾値よりも多い利用者を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手段が抽出した利用者が訪れた回数を施設ごとに算出し、当該算出した回数が多い施設を当該算出した回数が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  4. 施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手段が抽出した利用者が訪れた回数の上昇率を施設ごとに算出し、当該算出した上昇率が高い施設を当該算出した上昇率が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  5. 施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手段が抽出した利用者が繰り返し訪れた回数を施設ごとに算出し、当該算出した回数が多い施設を当該算出した回数が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  6. 施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち、前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手段が抽出した利用者が繰り返し訪れた回数の上昇率を施設ごとに算出し、当該算出した上昇率が高い施設を当該算出した上昇率が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  7. 設を識別する情報と当該施設に来た利用者を識別する情報と当該利用者が当該施設で決済した金額とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、各施設で前記抽出手段が抽出した利用者が決済した金額を識別し、当該識別した金額に基づいて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  8. 評価装置が実行する評価方法であって、
    施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報のうち、前記抽出手順が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手順が抽出した利用者が訪れた回数を施設ごとに算出し、当該算出した回数が多い施設を当該算出した回数が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順が生成した評価情報を出力する出力手順と
    を含んだことを特徴とする評価方法。
  9. 評価装置が実行する評価方法であって、
    施設を識別する情報と当該施設に訪れた利用者を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報のうち、前記抽出手順が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報から、前記抽出手順が抽出した利用者が繰り返し訪れた回数を施設ごとに算出し、当該算出した回数が多い施設を当該算出した回数が低い施設よりも高く評価した、前記施設に係る評価情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順が生成した評価情報を出力する出力手順と
    を含んだことを特徴とする評価方法。
  10. 評価装置が実行する評価方法であって、
    施設を識別する情報と当該施設に来た利用者を識別する情報と当該利用者が当該施設で決済した金額とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手順と、
    前記取得手順が取得した履歴情報のうち、前記抽出手順が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、各施設で前記抽出手順が抽出した利用者が決済した金額を識別し、当該識別した金額に基づいて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順が生成した評価情報を出力する出力手順と
    を含んだことを特徴とする評価方法。
  11. 歴情報管理装置と、
    利用者端末から所定の要件を満たす施設の評価情報を要求された場合は、当該評価情報を前記利用者端末に出力する評価装置と
    を有する情報提供システムにおいて、
    前記履歴情報管理装置は、
    利用者を識別する情報と、当該利用者を識別する情報を受付けた施設を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶手段と、
    前記評価装置から所定の要件を示す情報を受信した場合は、前記記憶手段が記憶する履歴情報のうち、前記所定の要件を満たす施設を示す情報を含む履歴情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した履歴情報を前記評価装置へ送信する送信手段と
    を有し、
    前記評価装置は、
    前記所定の要件を示す情報を前記履歴情報管理装置に送信し、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手段と、
    前記取得手段が取得した履歴情報のうち前記抽出手段が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した評価情報を前記利用者端末へ出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  12. 評価装置が実行する評価方法であって、
    用者を識別する情報と、当該利用者を識別する情報を受付けた施設を識別する情報とを対応付けた履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程が取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出工程と、
    前記取得工程が取得した履歴情報のうち、前記抽出工程が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記施設に係る評価情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程が生成した評価情報を出力する出力工程と
    を含んだことを特徴とする評価方法。
  13. 用者を識別する情報と、当該利用者を識別する情報を受付けた施設を識別する情報とを履歴情報を記憶する記憶装置から、所定の条件を満たす施設を識別する情報を含んだ履歴情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得した履歴情報から得られる前記施設と前記利用者との結びつきを示す指標を用いて、当該履歴情報に含まれる利用者のうち前記指標が所定閾値を越える利用者を抽出する抽出手順と、
    前記取得手順で取得した履歴情報のうち、前記抽出手順が抽出した利用者を識別する情報を含む履歴情報を用いて、前記施設に係る評価情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順で生成した評価情報を出力する出力手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする評価プログラム。
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