JP5846487B2 - 排ガス浄化装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置に係わり、より詳しくは、窒素酸化物の還元に供される還元ガスを貯蔵して選択還元触媒に供給する還元ガス供給装置に関する。
内燃機関の排ガス中には窒素酸化物が含まれる。特に、ディーゼルエンジンの排ガス中には多くの窒素酸化物が含まれる。このため、ディーゼルエンジンに適用される排ガス浄化装置は、窒素酸化物を触媒で選択的に還元(SCR:Selective
Catalytic Reduction)する選択還元触媒(以下、SCR触媒とも称する)を備え、SCR触媒には、窒素酸化物を還元するための還元剤が供給される。
例えば、特許文献1が開示する排ガス浄化装置では、還元剤として尿素水溶液が用いられている。尿素水溶液は、還元剤タンクに貯蔵され、添加モジュール及び噴射ノズルを通じて、DPF(ディーゼル微粒子フィルタ)とSCR触媒との間に位置する排気通路に供給される。
還元剤としては、還元剤タンクの設置スペースや尿素水溶液の補充作業の煩雑さ等を考慮して、尿素水溶液の外に、アンモニアガスを用いることも検討されている。例えば、特許文献2は、アンモニアガスを発生させる還元性ガス発生装置を開示している。この還元性ガス発生装置は、カルバミン酸アンモニウム等のアンモニア由来の固体還元剤を加熱して分解することにより、アンモニアガスを発生させる。
より詳しくは、固体還元剤は、コンテナの固体還元剤収納部に収容され、固体還元剤の下面に接する発熱部の発熱面によって加熱される。発熱部は、通電により発熱する発熱体と、発熱部を覆う絶縁体とで構成されている。そして、コンテナ内には、固体還元剤押圧手段として、バネ装置又は油圧装置が配置される。固体還元剤の体積は分解によって減少するので、固体還元剤押圧手段は、固体還元剤の下面を発熱面に押圧して接触させる。
また、特許文献3が開示するアンモニア供給装置は、固体還元剤押圧手段に相当する加圧装置として、パンタグラフ、及び、パンタグラフを作動させるための電動機を有する。
一方、特許文献4は、アンモニアガスを放出可能なアンモニア吸収塩を開示している。アンモニア吸収塩は、所定の一般式で表される組成を有し、加熱されるとアンモニアガスを放出して残存化合物に変化する。残存化合物は、再度アンモニアガスを吸収してアンモニア吸収塩に復元可能である。
具体的には、アンモニア吸収塩としてMg(NHClが開示されており、Mg(NHClはアンモニアガスを放出すると、残存化合物としてのMgClに変化する。MgClはアンモニアガスに曝されると、アンモニアガスを吸収してMg(NHClに戻ることができる。
特開2010−150978号公報 特許第4407717号公報 特表2006−519952号公報 特表2008−508186号公報
ここで、特許文献4が開示するアンモニア吸収塩を、特許文献2が開示する還元性ガス発生装置に適用することが考えられる。
しかしながら、固体還元剤としてアンモニア吸収塩を用いた場合、アンモニアガス放出後に、残存化合物が分解されずに残る。そして、アンモニア吸収塩は、発熱部に接触している側から加熱されるので、発熱部に近い側からアンモニアガスを放出して残存化合物に変化する。
この場合、ある程度アンモニアガスを放出した後には、発熱部が残存化合物を介してアンモニア吸収塩を加熱することになる。残存化合物の密度は、アンモニアガスの放出によって、アンモニア吸収塩に比べて低下している。このため、残存化合物の熱伝導率は相対的に低く、アンモニア吸収塩を効率的に加熱することが出来ない。特に、アンモニア吸収塩を一端側からのみ加熱する場合、他端側を加熱するには多くの熱が必要になる。
この結果、アンモニアガスを発生させるために、より多くの熱が必要となり、電力消費が増えてしまう。電力消費の増加は、還元ガス発生装置が適用された内燃機関の燃費の低下をもたらすという問題がある。
一方、特許文献2の還元性ガス発生装置では、発熱部の温度を上昇させることによって、アンモニアガスの発生速度を速くすることができる。しかしながら、発熱部の温度を上昇させるということは、電力消費の増大につながるという問題がある。つまり、アンモニアガスの発生速度を速くすると、内燃機械の燃費の低下を招くという問題がある。
本発明は、これら問題に鑑みてなされたもので、内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置であって、窒素酸化物の還元に供される還元ガスを放出可能な固体還元剤から、還元ガスを効率的に放出させる還元ガス供給装置を備える排ガス浄化装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置において、前記排ガス中の窒素酸化物を還元する還元触媒と、前記還元ガスを前記還元触媒に供給する還元ガス供給装置とを備え、前記還元ガス供給装置は、前記還元ガスを放出可能な固体還元剤を収容する収容室、及び、前記収容室に連通し、前記収容室から前記還元ガスを流出させる流出口を有する容器と、前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮可能な圧縮装置と、前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮する圧縮方向と交差する方向より前記固体還元剤を加熱する加熱装置と、前記加熱装置及び圧縮装置の作動を制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、固体還元剤が圧縮装置によって圧縮される。固体還元剤が圧縮されることによって、還元ガスの放出に伴い固体還元剤の密度が低下することが抑制される。これにより、還元ガスを放出しても、固体還元剤の熱伝導率の低下が抑制され、固体還元剤が効率良く加熱される。
また、加熱装置が、圧縮装置の圧縮方向とは交差する方向にて固体還元剤を加熱しており、固体還元剤が全体的に加熱される。これによっても、固体還元剤が効率良く加熱される。
このため、固体還元剤が効率良く加熱され、還元ガスの放出に伴う固体還元剤の昇温性の低下が抑制される。この結果として、固体還元剤を圧縮した場合、熱のみを加える場合に比べて、固体還元剤からの還元ガスの放出速度を速くすることができる。放出速度の増大は、充分な量の還元ガスの安定供給を可能にし、供給量の制御性の向上をもたらす。そして、制御性向上によって、窒素酸化物の還元効率が向上するとともに、余剰の還元ガスが排ガス浄化装置から外部へ放出されることが抑制される。
また、所定の放出速度を目標とする場合、加熱装置によって固体還元剤に熱のみを加える場合に比べて、加える熱を抑制し、電力消費を抑制することができる。そして、還元ガス供給装置での電力消費の低減により内燃機関の燃費が向上する。
また、本発明において好ましくは、前記容器は筒状の胴部を有し、前記圧縮装置は、前記胴部の軸線方向にて前記固体還元剤を圧縮し、前記加熱装置は、前記胴部の外周を囲み、前記胴部を介して前記固体還元剤を加熱する。
この構成によれば、胴部を介して固体還元剤を加熱することで、胴部の一端側から加熱する場合に比べて、固体還元剤が全体的に加熱される。このため、固体還元剤からの還元ガスの放出が進行しても、還元ガスを吸蔵している固体還元剤の部分が効率的に加熱される。この結果として、還元ガスの放出に伴う放出速度の減少が抑制される。
また、本発明において好ましくは、前記圧縮装置は、前記容器の前記胴部内に配置され、前記胴部の軸線方向に往復動可能な押圧部材と、前記収容室に収容された前記固体還元剤に対し、前記胴部の軸線方向にて前記押圧部材を押圧する電動シリンダとを有する。
この構成によれば、電動シリンダを用いて固体還元剤を圧縮することで、固体還元剤の圧縮量が高精度にて制御される。この結果として、還元ガスの放出速度を高精度にて制御することができる。
また、本発明において好ましくは、前記還元ガス供給装置は、前記流出口を通じて前記収容室に連通する還元ガス貯蔵室を有するバッファ容器を更に備える。
この構成によれば、収容室から放出された還元ガスを還元ガス貯蔵室に蓄えることで、還元ガス貯蔵室から外部に、還元ガスを必要な量だけ安定して供給することができ、余剰な還元ガスが外部に供給されることを防止できる。また、余剰に発生させた還元ガスを還元ガス貯蔵室に蓄えておくことで、有効に活用することができる。
また、本発明において好ましくは、前記還元ガス供給装置は、前記収容室と前記還元ガス貯蔵室との間に設けられた第1制御弁と、前記収容室内に設けられた第1圧力センサ及び第1温度センサとを更に備える。
この構成によれば、収容室の圧力及び温度に基づいて、収容室内の還元ガスの量が検出される。そして、検出した還元ガスの量に基づいて第1制御弁の開閉又は弁開度の調整を行うことにより、収容室から流出する還元ガスの流出量を高精度にて制御することができる。
また、本発明において好ましくは、前記制御装置は、前記第1温度センサによって検出された前記収容室内の温度が所定値に到達した後に、前記圧縮装置に前記固体還元剤を圧縮させる。
還元ガス供給装置では、収容室内の温度がある程度の温度に到達すると、固体還元剤からの還元ガスの放出が進行し、固体還元剤の密度が低下し始める。そこで、この還元ガス供給装置では、収容室内の温度が所定値に到達した後は、圧縮装置に固体還元剤を圧縮させ、固体還元剤の密度の低下を抑制する。これにより、固体還元剤からの還元ガスの放出が進行しても、固体還元剤の熱伝導率の低下が的確に抑制され、還元ガスの放出速度の低下が抑制される。
また、本発明において好ましくは、前記還元ガス貯蔵室から前記酸化還元触媒に前記還元ガスを供給するための還元ガス供給管に設けられた第2制御弁と、前記還元ガス貯蔵室内に設けられた第2圧力センサ及び第2温度センサとを更に備える。
この構成によれば、還元ガス貯蔵室の圧力及び温度に基づいて、還元ガス貯蔵室内の還元ガスの量が検出される。そして、検出した還元ガスの量に基づいて第2制御弁の開閉又は弁開度の調整を行うことにより、還元ガス貯蔵室から供給する還元ガスの供給量を高精度にて制御することができる。
また、検出した収容室及び還元ガス貯蔵室内における還元ガスの量の多少に基づいて、加熱装置及び圧縮装置の動作を制御し、固体還元剤からの還元ガスの放出速度を的確に調整することができる。一方、還元ガス貯蔵室の圧力が外部よりも低ければ、第2制御弁を閉じておくことにより、不所望の流体が外部から還元ガス貯蔵室に流入することを防止できる。
また、本発明において好ましくは、前記還元ガス供給装置は、前記流出口に接続された還元ガス流出管の前記流出口側に設けられたフィルタの様なろ過装置を更に備える。
この構成によれば、固体還元剤が流出口から外部へと流出することが防止される。
本発明によれば、還元ガスを放出可能な固体還元剤から還元ガスを効率的に放出させる還元ガス供給装置を備える排ガス浄化装置が提供される。
内燃機関に適用された一実施形態の排ガス浄化装置の構成を概略的に示す図である。 図1中の還元ガス供給装置の構成を概略的に示す図である。 図2に相当する図であって、圧縮装置の作動によって固体還元剤が圧縮された状態を示す図である。 図2中の還元ガス流出管の一端側の端面及び側面を示す図である。
以下、本発明を図に示した一実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
図1は、車両等の輸送機械の内燃機関10及び内燃機関10のための排ガス浄化装置12の概略的な構成を示している。内燃機関10はディーゼルエンジンであり、シリンダヘッド14にはインジェクタ16及びグロープラグ17が取り付けられている。インジェクタ16は、シリンダブロック18に設けられたシリンダ20内に燃料としての軽油を噴射する。グロープラグ17は、低温始動時に点火されて燃料を燃焼させる。
また、シリンダヘッド14には、吸気ポート22及び排気ポート24が設けられ、吸気ポート22及び排気ポート24は、吸気弁26及び排気弁28によってそれぞれ開閉される。
排気ポート24から延びる排気通路30には、ターボチャージャ32、DOC(Diesel
Oxidation Catalyst:ディーゼル酸化触媒)34、DPF(Diesel Particulate Filter:ディーゼルパティキュレートフィルタ)36、及び、選択還元触媒38が、排気ガスの流動方向でみてこの順序で介挿されている。
また、DPF36と選択還元触媒38の間を延びる排気通路30の部分には、圧縮機能付きの還元ガス供給装置40が接続されている。なお、排気通路30は排気管によって構成されている。
DOC34、DPF36、選択還元触媒38及び還元ガス供給装置40は、排ガス浄化装置12を構成している。
DOC34は、例えば、多孔質セラミックからなる担体と、担体に保持された貴金属等の触媒成分とを有する。DOC34は、排ガスに含まれるCOやHCを酸化して分解するとともに窒素酸化物(NOx)を酸化する。
DPF36は、例えば、多孔質セラミックからなるフィルタ本体と、フィルタ本体に保持された貴金属等の触媒成分とを有する。DPF36は、排ガスに含まれるPM(Particulate
Matter:粒子状物質)を捕集しており、捕集されたPMは再生処理によって酸化分解される。再生処理では、例えば、未燃焼の燃料がDOC34に供給されて高温の雰囲気が作り出され、高温雰囲気下でPMが酸化分解される。
選択還元触媒38は、NOxを触媒で選択的に還元浄化するための触媒(SCR触媒)であり、例えば、セラミックからなる担体と、担体に保持された貴金属成分、或いは貴金属以外の触媒成分とを有する。選択還元触媒38は、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を還元ガスと反応させて還元する。具体的には、選択還元触媒38には、窒素酸化物が吸着する一方、還元ガス供給装置40から還元ガスが供給される。還元ガスは、選択還元触媒38に吸着している窒素酸化物を還元して分解する。
図2は、還元ガスを選択還元触媒38に供給する還元ガス供給装置40の構成を概略的に示す図である。
還元ガス供給装置40は容器42を有し、容器42は、例えば円筒形状等の筒状をなす金属製の胴部44と、胴部44の端をそれぞれ気密に閉塞する金属製の蓋46,48とからなる。
容器42の内側には圧縮装置50が配置されている。圧縮装置50は、金属製の押圧部材52とアクチュエータ54とを有する。押圧部材52は、容器42の内部を収容室56と機械室58とに気密に仕切り、且つ、容器42の軸線方向則ち胴部44の軸線方向にて往復動可能である。
アクチュエータ54は、機械室58に配置されており、外部に設けられた制御装置60に電気的に接続されている。アクチュエータ54は、制御装置60からの命令に基づいて、押圧部材52を動作させる。アクチュエータ54は、好ましくは、電動シリンダであり、本実施形態ではガイド付きの電動シリンダである。
電動シリンダは、例えば、ハウジング62、螺子溝付きのロッド64、ボールを介してロッド64に螺合されたナット、及び、電動モータを有する。電動モータがナットに対してロッド64を相対的に回転させることにより、ハウジング62からのロッド64の延出量が変化する。ロッド64の軸線方向及び延出方向は容器42の軸線方向に一致しており、図3に示したように、ハウジング62からロッド64が延び出るほど、押圧部材52は蓋46に向けて移動し、収容室56の容積が縮小する。
収容室56には、固体還元剤66が収容されている。固体還元剤66としては、一例として、特表2008−508186号公報に開示されている、アンモニア吸蔵塩を用いることができる。アンモニア吸蔵塩は、一般式:M(NHで示される組成を有する。ただし式中、Mは、アルカリ土類金属、並びに、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及びZn等の遷移金属から選択される一種以上のカチオンであり、Xはアニオンであり、添字nは2〜12である。
具体的には、アンモニア吸蔵塩としてMg(NHClを用いることができる。この場合、固体還元剤66から還元ガスとして放出されるのは、アンモニアガスである。
固体還元剤66は、Mg(NHCl等のアンモニア吸蔵塩の粉末を、収容室56の形状に合わせて、例えば円柱形状に圧縮成形したものであり、軸線を揃えて収容室56に配置される。固体還元剤66の一端は蓋46に対向し、他端は押圧部材52に対向する。そして、固体還元剤66の外周面は、胴部44の内周面と対向し、好ましくは接触する。圧縮装置50が押圧部材52を蓋46に向けて移動させることにより、押圧部材52によって固体還元剤66に一軸性の圧縮応力が加えられ、これにより固体還元剤66は軸線方向にて圧縮される。
なお、収容室56には、粉末状のアンモニア吸蔵塩が充填されていてもよい。
一方、容器42には、固体還元剤66を加熱するための加熱装置68が取り付けられている。加熱装置68は、好ましくは、抵抗発熱式ヒータであって、且つ、容器42の胴部44の外周を密接して覆う。従って、胴部44の形状が円筒形状であれば、抵抗発熱式ヒータの形状も円筒形状である。ただし、抵抗発熱式のリボンヒータを巻回することによって、全体として円筒形状をなしていてもよい。加熱装置68は、制御装置60に電気的に接続されており、制御装置60からの命令に基づいて発熱し、容器42を通じて固体還元剤66を加熱する。特に、加熱装置68は、容器42の胴部44を介して、胴部44の径方向にて、則ち圧縮方向とは交差する方向にて、固体還元剤66を加熱する。
容器42の蓋46には、収容室56に連通する流出口70が設けられ、流出口70には、還元ガス流出管72の一端が接続されている。好ましくは、還元ガス供給装置40は、容器42と別体のバッファ容器74を備え、還元ガス流出管72の他端がバッファ容器74に接続されている。バッファ容器74は、例えば容器42に固定されており、還元ガスを一時的に蓄える還元ガス貯蔵室76を有している。バッファ容器74は、排気通路30を構成する排気管に還元ガス供給管78を通じて接続され、還元ガス貯蔵室76内の還元ガスは、還元ガス供給管78を通じて選択還元触媒38に供給される。
ここで、制御装置60は、例えば電子制御ユニット(ECU)からなり、内燃機関10のための制御装置と一体に設けられていてもよい。制御装置60は、加熱装置68による固体還元剤66の加熱を制御するとともに、固体還元剤66からの還元ガスの放出速度が速くなるように、圧縮装置50による固体還元剤66の圧縮を制御する。
好ましい態様として、還元ガス流出管72には、第1制御弁80が取り付けられ、還元ガス供給管78には、第2制御弁82が取り付けられている。また、好ましい態様として、収容室56内には、第1圧力センサ84及び第1温度センサ86が設置され、還元ガス貯蔵室76内には、第2圧力センサ88及び第2温度センサ90が設置されている。
第1圧力センサ84及び第1温度センサ86は、制御装置60に電気的に接続されている。制御装置60は、第1圧力センサ84及び第1温度センサ86の出力に基づいて、収容室56の圧力及び温度を検出し、検出した温度及び圧力に基づいて、収容室56内の還元ガスの量を検出することができる。
同様に、第2圧力センサ88、及び、第2温度センサ90は、制御装置60に電気的に接続されている。制御装置60は、第2圧力センサ88及び第2温度センサ90の出力に基づいて、還元ガス貯蔵室76内の圧力及び温度を検出し、検出した温度及び圧力に基づいて、還元ガス貯蔵室76内の還元ガスの量を検出することができる。
そして、制御装置60は、第1制御弁80及び第2制御弁82に電気的に接続されている。従って、制御装置60は、収容室56の圧力及び温度、還元ガス貯蔵室76の圧力及び温度、並びに、排ガス浄化装置12の運転側の要求に基づいて、圧縮装置50による圧縮量、加熱装置68による加熱量、並びに、第1制御弁80及び第2制御弁82の開閉若しくは弁開度の調整をすることができる。
また好ましくは、図4に示したように、還元ガス流出管72には、流出口70側の一端に、フィルタ92が設けられている。フィルタ92は、固体還元剤66の粒子が収容室56から流出するのを防止する機能を有する。
以下、上述した還元ガス供給装置40の動作の一例について説明する。
内燃機関10の始動にあわせて、制御装置60は、収容室56及び還元ガス貯蔵室76の温度及び圧力を検出する。そして、制御装置60は、収容室56の還元ガスの量が所定量になるように、加熱装置68を作動させ、固体還元剤66を加熱する。この間、制御装置60は、収容室56の圧力及び温度の上昇速度をモニターし、上昇速度が所定値よりも低い場合には、還元ガス圧縮材66からの還元ガスの放出速度を速めるために圧縮装置50を作動させ、固体還元剤66を圧縮する。
あるいは制御装置60は、収容室56内の温度が所定値以上になると、還元ガス圧縮材66からの還元ガスの放出速度を速めるために圧縮装置50を作動させ、固体還元剤66を圧縮してもよい。
この後、収容室56内の還元ガスの量が所定量に到達すると、制御装置60は第1制御弁80を開き、還元ガス貯蔵室76に還元ガスを流入させる。かくして、制御装置60は、還元ガス貯蔵室76内の還元ガスの量が所定量以上に保たれるよう、収容室56で還元ガスを発生させ、還元ガス貯蔵室76に還元ガスを流入させる。
そして、還元ガス貯蔵室76内の還元ガスの量が所定量以上に保たれているときに、排ガス浄化装置12の運転側から要求を受けると、制御装置60は、第2制御弁82を開いて、選択還元触媒38に還元ガスを供給する。供給された還元ガスは、選択還元触媒38において、吸着している窒素酸化物を還元して分解する。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、固体還元剤66が、圧縮装置50によって圧縮される。固体還元剤66が圧縮されることによって、還元ガスの放出に伴い固体還元剤66の密度が低下することが抑制される。これにより、還元ガスを放出しても、固体還元剤66の熱伝導率の低下が抑制され、固体還元剤66が効率良く加熱される。
また、加熱装置68が、圧縮装置50の圧縮方向とは交差する方向にて固体還元剤66を加熱しており、固体還元剤66が全体的に加熱される。これによっても、固体還元剤66が効率良く加熱される。
かくして、固体還元剤66が効率良く加熱され、還元ガスの放出に伴う固体還元剤66の昇温性の低下が抑制される。この結果として、固体還元剤66を圧縮した場合、熱のみを加える場合に比べて、固体還元剤66からの還元ガスの放出速度を速くすることができる。放出速度の増大は、充分な量の還元ガスの安定供給を可能にし、供給量の制御性の向上をもたらす。そして、制御性向上によって、窒素酸化物の還元効率が向上するとともに、余剰の還元ガスが外部へ放出されることが抑制される。
なお、固体還元剤66に対し圧縮によって圧力が加えられることによって、還元ガスを放出させるのに必要な熱が少なくなり、この結果としても放出速度が速くなると考えられる。
また、所定の放出速度を目標とする場合、加熱装置68によって固体還元剤66に熱のみを加える場合に比べて、固体還元剤66を圧縮することで加える熱を抑制し、電力消費を抑制することができる。そして、還元ガス供給装置40での電力消費の低減により、内燃機関10の燃費が向上する。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、加熱装置68が、胴部44を介して固体還元剤66を加熱することで、胴部44の一端側から加熱する場合に比べて、固体還元剤66が全体的に加熱される。このため、固体還元剤66からの還元ガスの放出が進行しても、還元ガスを吸蔵している固体還元剤66の部分が効率的に加熱される。この結果として、還元ガスの放出に伴う放出速度の減少が抑制される。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、アクチュエータ54としての電動シリンダを用いて固体還元剤66を圧縮することで、固体還元剤66の圧縮量が高精度にて制御される。この結果として、還元ガスの放出速度を高精度にて制御することができる。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、収容室56から放出された還元ガスを還元ガス貯蔵室76に蓄えることで、還元ガス貯蔵室76から外部に、還元ガスを必要な量だけ安定して供給することができ、余剰な還元ガスが外部に供給されることを防止できる。また、余剰に発生させた還元ガスを還元ガス貯蔵室76に蓄えておくことで、有効に活用することができる。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、収容室56の圧力及び温度に基づいて、収容室56内の還元ガスの量が検出される。そして、検出した還元ガスの量に基づいて第1制御弁80の開閉又は弁開度の調整を行うことにより、収容室56から流出する還元ガスの流出量を高精度にて制御することができる。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、収容室56内の温度がある程度の温度に到達すると、固体還元剤66からの還元ガスの放出が進行し、固体還元剤66の密度が低下し始める。そこで、この還元ガス供給装置40では、収容室56内の温度が所定値に到達した後は、圧縮装置50に固体還元剤66を圧縮させ、固体還元剤66の密度の低下を抑制する。これにより、固体還元剤66からの還元ガスの放出が進行しても、固体還元剤の熱伝導率の低下が的確に抑制され、還元ガスの放出速度の低下が抑制される。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、還元ガス貯蔵室76の圧力及び温度に基づいて、還元ガス貯蔵室76内の還元ガスの量が検出される。そして、検出した還元ガスの量に基づいて第2制御弁82の開閉又は弁開度の調整を行うことにより、還元ガス貯蔵室76から供給する還元ガスの供給量を高精度にて制御することができる。
また、検出した収容室56及び還元ガス貯蔵室76内における還元ガスの量の多少に基づいて、加熱装置68及び圧縮装置50の動作を制御し、固体還元剤66からの還元ガスの放出速度を的確に調整することができる。一方、還元ガス貯蔵室76の圧力が外部よりも低ければ、第2制御弁82を閉じておくことにより、不所望の流体が外部から還元ガス貯蔵室76に流入することを防止できる。
上述した一実施形態の還元ガス供給装置40では、フィルタ92によって、固体還元剤66が流出口70から外部へと流出することが防止される。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、圧縮装置50は、好ましくは電動シリンダであるが、油圧装置等によって構成されていてもよい。また、加熱装置68は、好ましくは通電によって発熱する抵抗発熱式ヒータであるが、温水やオイル等の熱媒体を用いた熱交換器を用いてもよい。
そして、還元ガス供給装置40は、加熱装置68の外に、蓋46を介して固体還元剤66を加熱する他の加熱装置を含んでいてもよい。
また、固体還元剤66は、固体尿素等であってもよい。この場合でも、圧縮方向とは交差する方向から加熱することで、固体還元剤66全体を効率的に加熱し、還元ガスを効率的に発生させることができる。
更に、排ガス浄化装置12は、選択還元触媒38の下流に更に後段酸化触媒を備えていても良い。後段酸化触媒は、選択還元触媒38で消費されなかったアンモニアガスを酸化して分解し、排ガス浄化装置12から外部へのアンモニアガスの放出を防止する。
本発明の排ガス浄化装置によれば、還元ガスを放出可能な固体還元剤を圧縮装置によって圧縮することで、固体還元剤から還元ガスを効率的に放出させることができる。このため、電力消費を抑えながら、選択還元触媒への還元ガスの供給量を高精度にて制御可能であり、窒素酸化物を効率的に還元して排ガスを浄化できる。
10 内燃機関
12 排ガス浄化装置
40 還元ガス供給装置
42 容器
50 圧縮装置
52 押圧部材
54 アクチュエータ
56 収容室
66 固体還元剤
68 加熱装置
70 流出口
74 バッファ容器
76 還元ガス貯蔵室

Claims (8)

  1. 内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置において、
    前記排ガス中の窒素酸化物を還元する還元触媒と
    窒素酸化物の還元に要する還元ガスを前記還元触媒に供給する還元ガス供給装置と
    を備え、
    前記還元ガス供給装置は、
    前記還元ガスを放出可能な固体還元剤を収容する収容室、及び、前記収容室に連通し、前記収容室から前記還元ガスを流出させる流出口を有する容器と、
    前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮可能な圧縮装置と、
    前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮する圧縮方向と交差する方向より前記固体還元剤を加熱する加熱装置と、
    前記収容室内に設けられた第1圧力センサ及び第1温度センサと、
    前記加熱装置及び圧縮装置の作動を制御する制御装置と、を備え
    前記固体還元剤はアンモニア吸蔵塩によって構成され、
    前記制御装置は、前記加熱装置の作動中に前記第1圧力センサ及び前記第1温度センサにより検出された前記収容室内の圧力及び温度の上昇速度が所定値よりも低い場合に前記圧縮装置を作動させて前記固体還元剤を圧縮させる
    ことを特徴とする排ガス浄化装置。
  2. 内燃機関の排ガスを浄化する排ガス浄化装置において、
    前記排ガス中の窒素酸化物を還元する還元触媒と、
    窒素酸化物の還元に要する還元ガスを前記還元触媒に供給する還元ガス供給装置と
    を備え、
    前記還元ガス供給装置は、
    前記還元ガスを放出可能な固体還元剤を収容する収容室、及び、前記収容室に連通し、前記収容室から前記還元ガスを流出させる流出口を有する容器と、
    前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮可能な圧縮装置と、
    前記収容室内に収容された前記固体還元剤を圧縮する圧縮方向と交差する方向より前記固体還元剤を加熱する加熱装置と、
    前記収容室内に設けられた第1圧力センサ及び第1温度センサと、
    前記加熱装置及び圧縮装置の作動を制御する制御装置と、を備え、
    前記固体還元剤はアンモニア吸蔵塩によって構成され、
    前記制御装置は、前記第1圧力センサ及び前記第1温度センサによって前記収容室内の圧力及び温度をモニターしながら前記収容室の還元ガスの量が所定量になるように前記加熱装置を作動させているときに前記収容室内の温度が所定値以上になると前記圧縮装置を作動させて前記固体還元剤を圧縮させる
    ことを特徴とする排ガス浄化装置。
  3. 前記容器は筒状の胴部を有し、前記圧縮装置は、前記胴部の軸線方向にて前記固体還元剤を圧縮し、前記加熱装置は、前記胴部の外周を囲み、前記胴部を介して前記固体還元剤を加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガス浄化装置。
  4. 前記圧縮装置は、前記容器の前記胴部内に配置され、前記胴部の軸線方向に往復動可能な押圧部材と、前記収容室に収容された前記固体還元剤に対し、前記胴部の軸線方向にて前記押圧部材を押圧する電動シリンダとを有することを特徴とする請求項に記載の排ガス浄化装置。
  5. 前記還元ガス供給装置は、前記流出口を通じて前記収容室に連通する還元ガス貯蔵室を有するバッファ容器を更に備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の排ガス浄化装置。
  6. 前記還元ガス供給装置は、前記収容室と前記還元ガス貯蔵室との間に設けられた第1制御弁を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の排ガス浄化装置。
  7. 前記還元ガス供給装置は、前記還元ガス貯蔵室から前記還元触媒に前記還元ガスを供給するための還元ガス供給管に設けられた第2制御弁と、前記還元ガス貯蔵室内に設けられた第2圧力センサ及び第2温度センサとを更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の排ガス浄化装置。
  8. 前記還元ガス供給装置は、前記流出口に接続された還元ガス流出管の前記流出口側に設けられたろ過装置を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の排ガス浄化装置。
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