JP5845694B2 - 流体噴射装置及び医療機器 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図である。よって、以下で説明する流体は生理食塩水である。図1において、流体噴射装置1は、把持部22と、把持部22に突設される吸引管80と、把持部22に突設される噴射開口部72を有する噴射管70と、噴射管70内に気泡を発生させる気泡発生部材31と、吸引管80の内周面と噴射管70の外周面との間に形成される吸引流路81と吸引開口部82と、流体を収容する流体供給容器2と、流体供給手段としての供給ポンプ10と、吸引手段としての吸引ポンプ11と、吸引された排液や切除組織を収容する排液容器3と、から構成されている。噴射管70と供給ポンプ10と流体供給容器2とは流体供給チューブ4によって接続されている。また、吸引管80と吸引ポンプ11と排液容器3とは吸引チューブ5によって接続されている。
まず、第1実施例について説明する。
図2は、本実施例に係る気泡発生部材31、噴射管70、及び吸引管80を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図である。把持部22の開口には供給ポンプ10から柔軟な流体供給チューブ4が接続されている。これにより、流体供給チューブ4内の流路は、噴射流路71の内部の空洞と連通している。そして、噴射流路71には、供給ポンプから流体供給チューブ4を通して液体(本実施形態では水)が供給される。
続いて、第2実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、前述した第1実施例が、噴射管70と吸引管80とを長さ全体に偏心させていることに対して、基端部を同心として先端部を偏心させていることを特徴としている。よって、第1実施例との相違箇所を中心に、第1実施例と同じ符号を付して説明する。
次に、第3実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、前述した第2実施例に対して、吸引管80と吸引チューブ5との接続位置が異なることに特徴を有する。よって、第2実施例との相違箇所を中心に、共通要素は第2実施例と同じ符号を付して説明する。
次に、第4実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、前述した第3実施例に対して、噴射管70を基端部から先端部までの途中で曲げて、先端部で噴射管70と吸引管80とを固定することに特徴を有する。よって、第3実施例との相違箇所を中心に、共通要素は第3実施例と同じ符号を付して説明する。
次に、第5実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、前述した第1実施例〜第4実施例の吸引管80が直線で形成されていることに対して、途中で曲げられていることに特徴を有している。流体噴射装置1を、腹腔手術等に用いる場合には、体表面の吸引管80の挿入位置に対して術部が直線上にないときがある。このような場合には、噴射管70及び吸引管80の先端部を基端部に対して曲げた位置にすることが要求される。本実施例は、そのような場合に対応する形態を有する。なお、第2実施例の構造をベースにして、第2実施例との共通機能要素には同じ符号を付して説明する。
次に、第6実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、前述した第1実施例〜第5実施例の流体噴射方向が、噴射流路71に対して直線上又は平行であることに対して、噴射流路71に対して傾斜した方向に向いていることに特徴を有している。手術部位によっては、吸引管80の延在方向とはずれた位置の切除を行う場合がある。本実施例は、そのような場合に対応する形態を有する。なお、第1実施例の構造をベースにして、第1実施例との共通機能要素には同じ符号を付して説明する。
なお、本実施例による構造は、前述した第1実施例〜第5実施例の各実施例にも適合可能である。
次に、第7実施例について図面を参照して説明する。前述した各実施例で説明したように、吸引開口部82に対して噴射開口部72が偏心した位置に配置されていることから、術者は噴射開口部を直接視認することは困難である。そこで、本実施例は、吸引開口部82の近傍に、噴射開口部72の位置を表す目印が設けられていることを特徴とする。
次に、第8実施例について図面を参照して説明する。前述した第7実施例では、目印として1個の切欠き部73を設けていることに対して、吸引開口部に懸けて形成される切欠き、又は吸引開口部の近傍に開設される貫通孔であることを特徴とする。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
前述した実施形態では、ウォ−タージェットメスを例に挙げて説明していたが、これには限られず他の流体噴射装置にも適用することが可能である。
前述した実施形態では、流体として水を用いていたがこれには限られず、生理的食塩水を用いてもよい。また、血液などの他の液体や、水蒸気や窒素などの気体を用いてもよい。この場合、レーザーとして、流体の種類に応じた吸収バンドを有するものを用いるようにすればよい。
図11は、その他の実施形態に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図である。前述した実施形態では、流体を収容する流体供給容器2を用いていたがこれには限られず、図11に示すように、液体を収容し、その液体を重力の作用によって送出する輸液バック92を用いてもよい。輸液バック92から噴射流路71には、指定の圧力で液体が供給される。その結果、レーザー源30が動作を行わない場合、輸液バック92の吐出力と流体供給チューブ4側全体の流体抵抗値の差によって液体は噴射流路71内に流入する。
図12は、その他の実施形態に係る気泡発生部材、噴射管70、及び吸引管80を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図である。前述した実施形態では、気泡発生部材としての光ファイバー31を用いて蒸気泡を発生させていたがこれには限られない。例えば電極からの放電を用いて蒸気泡を発生させてもよい。また、例えば図12に示すように、気泡発生部材としてのヒーター94を用いて蒸気泡を発生させてもよい。
Claims (6)
- 把持部と、
前記把持部に突設される吸引管と、
前記吸引管に、該吸引管の内周面に外周面が接触するよう偏心して内挿され、前記把持部に突設された噴射開口部を有する噴射管と、
前記噴射管内に気泡を発生させる気泡発生部材と、
前記吸引管の内周面と前記噴射管の外周面との間に形成される吸引流路と吸引開口部と、
を有し、
前記噴射管が前記噴射開口部の近傍で前記吸引管の内周面に固定または付勢され、
前記吸引管と前記噴射管とが、前記把持部側では同心に設けられ、前記噴射開口部側では偏心して設けられたことを特徴とする流体噴射装置。 - 請求項1に記載の流体噴射装置において、
前記吸引管は、吸引ポンプと接続可能な吸引チューブと連通可能な開口部と、
を有し、
前記開口部は、前記吸引管のうち、前記吸引流路が、前記吸引管と前記噴射管とが同心の場合よりも大きい場所に設けられたことを特徴とする流体噴射装置。 - 請求項2に記載の流体噴射装置において、
前記噴射管が、基端部から先端部までの途中で曲げられた曲げ部を有し、
前記開口部は、前記曲げ部より先端側に設けられたことを特徴とする流体噴射装置。 - 請求項1に記載の流体噴射装置において、
前記吸引管が、基端部と先端部の間で曲がっていることを特徴とする流体噴射装置。 - 請求項4に記載の流体噴射装置において、
前記噴射管が、基端部から先端部までの途中で曲がっていることを特徴とする流体噴射装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の流体噴射装置を備えたことを特徴とする医療機器。
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