JP5845225B2 - 車両の空調装置 - Google Patents
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Description
このように電気を用いて暖房を行う場合、例えば電気ヒータを用いる方式では、COP(成績係数)が最大1であって電力消費量が大きく、電気自動車の航続距離が短くなるという問題がある。また、例えばヒートポンプ方式の冷凍回路では、COPを1以上にすることが可能であるが、低温の外気から熱を汲み上げる場合には暖房能力やCOPが低下するという問題がある。
[実施例]
図1乃至図4には、本発明の実施例に係る車両の空調装置の概略構成図が示されており、以下これらの図に基づき説明する。
ここに、車両は例えばエンジン(内燃機関)を有さない電気自動車(EV)であって、バッテリの電力で走行用電動モータを作動させて走行するよう構成されており(共に図示せず)、空調装置もバッテリの電力で作動するように構成されている。即ち、本発明の実施例に係る車両の空調装置は、暖房にエンジンの熱を利用せずにヒートポンプ方式の冷凍回路を用いることで、冷房と暖房さらには除湿暖房を適宜選択的に実施可能に構成されている。なお、車両はエンジン(内燃機関)と走行用電動モータとを併有する所謂ハイブリッド自動車であってもよい。
また、換気ダクト44には、換気ファン48が設けられている。
以下、このように構成された本発明の実施例に係る車両の空調装置の作用について説明する。
図2に冷房時の状態を示すように、冷房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46を起動させ、開閉弁22、28を開弁するとともに開閉弁24、26を閉弁し、第3膨張弁32を閉弁し、エアミックスダンパ47を内気や外気の放熱器12への流通が遮断されるように作動させる。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、バイパス路4、車室外熱交換器16、第2膨張弁18及び吸熱器20を循環し、吸熱器20による吸熱により車室内の冷房が行われる。
また、放熱器12では若干の熱漏れがあるものの、内気や外気の放熱器12への流通はエアミックスダンパ47により遮断されているので、車室内への放熱器12からの熱の移動は抑止され、やはり冷房能力の悪化を防止することができる。
図3に暖房時の状態を示すように、暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、開閉弁26を開弁するとともに開閉弁22、24、28を閉弁し、第3膨張弁32については開弁し、エアミックスダンパ47を内気や外気の全てが放熱器12を流通するように作動させる。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともにインジェクション回路30を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われる。
この際、換気ダクト44を通過する空気量と通気ダクト42を通過する外気量とが等しくなるよう換気ファン48の作動を通気ファン46の作動及び内外気切換ダンパ45の開度に応じて制御するのがよく、これにより換気ダクト44以外の隙間から外気を吸い込んだり吐き出したりすることを防止して、通気ダクト42からの外気吸入量に等しい量の空気が確実に換気熱交換器34を通るようにでき、換気熱交換器34による吸熱を最大限に行うことができる。
従って、車両が電気自動車(EV)であっても、空調装置によるバッテリの電力消費を抑えるようにでき、車両の航続距離の低下を好適に防止することができる。
なお、車室内から換気される空気の温度が所定温度より低いときには、上記冷房時と同様、第3膨張弁32を閉弁してインジェクション回路30を機能させないようにしてもよい。
図4に除湿暖房時の状態を示すように、除湿暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、開閉弁24、26を開弁するとともに開閉弁22、28を閉弁し、第3膨張弁32については開弁し、エアミックスダンパ47を内気や外気の全てが放熱器12を流通するように作動させる。
この場合、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともに第2膨張弁18、吸熱器20及びインジェクション回路30を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われるとともに吸熱器20による吸熱により車室内の除湿が行われる。
なお、車室内から換気される空気の温度が所定温度より低いときには、やはり上記冷房時と同様、第3膨張弁32を閉弁してインジェクション回路30を機能させないようにしてもよい。
図5乃至図10には、本発明の実施例の変形例に係る車両の空調装置の概略構成図が暖房時の状態で示されており、以下これらの図に基づき説明する。
図5に示す変形例では、インジェクション回路30の換気熱交換器34の下流側に冷媒を加熱するための電気ヒータ50を設けるようにしている。なお、電気ヒータ50を設けることに伴い、サーミスタ38の位置を電気ヒータ50の下流側に移動している。
このように電気ヒータ50を設け、未だ車室内の空気が十分に暖まっていない場合に当該電気ヒータ50を作動させることで、車室外への廃熱を有効に冷媒の気化に利用できない場合であっても、電気ヒータ50の熱によって十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、暖房能力の向上を図ることができる。
このように蓄熱材52を設け当該蓄熱材52を電気ヒータ50で加熱し蓄熱するようにすると、バッテリへの充電中、即ち車両の停車中に電気ヒータ50で蓄熱材52に蓄熱しておき、車両の走行中には蓄熱した熱で冷媒を気化させるようにでき、未だ車室内の空気が十分に暖まっておらず、車室外への廃熱を有効に冷媒の気化に利用できない場合であっても、バッテリの電力を使用することなく十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、暖房能力の向上を図り、COPのさらなる向上を図ることができ、車両の航続距離の低下を好適に防止することができる。
このように換気ダクト44内に蓄熱材54を設け当該蓄熱材54を電気ヒータ50で加熱し蓄熱するようにすると、上記同様、バッテリへの充電中、即ち車両の停車中に電気ヒータ50で蓄熱材54に蓄熱しておき、車両の走行中には蓄熱した熱で換気ダクト44内の空気を暖めながら換気熱交換器34を介して冷媒を気化させるようにでき、未だ車室内の空気が十分に暖まっていない場合であっても、やはりバッテリの電力を使用することなく十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、暖房能力の向上を図り、COPのさらなる向上を図ることができ、車両の航続距離の低下を好適に防止することができる。
このように換気ダクト44内にインバータ58を設けるようにすると、車両の走行中にはインバータ58の発する熱をも有効に冷媒の気化に利用しながら、十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、より一層暖房能力の向上を図り、COPのさらなる向上を図ることができる。
また、図7の電気ヒータ50や図8のインバータ58に代えて、走行用電動モータの熱を排熱する放熱器や、車両がハイブリッド自動車である場合にはエンジンの熱を排熱する放熱器を用いるようにしてもよい。また、換気ダクト44内に換気ダクト44の上流側に位置して電気ヒータ50を直接設けるようにしてもよい。
このように第3膨張弁32と換気熱交換器34との間に内部熱交換器60を設けるようにすると、内部熱交換器60の吸熱する熱をも有効に冷媒の気化に利用しながら、十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、より一層暖房能力の向上を図り、COPのさらなる向上を図ることができる。
図10に示す変形例では、インジェクション回路30の換気熱交換器34の下流側に気液分離器62を設けるとともに放熱器12と第1膨張弁14との間に電磁式の開閉弁64を設け、気液分離器62により分離した気体状の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給し、液状の冷媒を管路2に戻すようにしている。
なお、図10に示す変形例に上記図5〜図8に示す変形例の構成を組み合わせるようにしてもよい。
図11乃至図14には、参考例に係る車両の空調装置の概略構成図が示されており、以下これらの図に基づき説明する。なお、上記実施例との共通部分については説明を省略し、実施例と異なる部分について説明する。
図11に基本構成を示すように、参考例に係る車両の空調装置は、圧縮機10の下流側に四方弁70を備えるとともにインジェクション回路30’を備えて冷凍回路1’が構成されている。
なお、参考例に上記図5〜図8に示す実施例の変形例の構成を組み合わせるようにしてもよい。
以下、このように構成された参考例に係る車両の空調装置の作用について説明する。
図12に冷房時の状態を示すように、冷房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通らず車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁33を開弁するとともに開閉弁35を閉弁し、第1膨張弁14を閉弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、車室外熱交換器16、第2膨張弁18及び吸熱器20を循環し、吸熱器20による吸熱により車室内の冷房が行われる。
これにより、冷房時であってもCOPの向上を図ることが可能である。
また、開閉弁35を閉弁して冷媒を換気熱交換器34に流さないようにしており、これにより車室外に排気される車室内の空気を冷やす無駄な圧縮機10の動力が必要となることを防止して冷房能力の悪化を防止することができる。
なお、この場合、上記実施例の場合と異なり放熱器12では放熱が行われることがないため、上記実施例の場合に増して冷房能力の悪化を防止することができる。
図13に暖房時の状態を示すように、暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通って車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁35を開弁するとともに開閉弁33を閉弁し、第2膨張弁18を閉弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともにインジェクション回路30’を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われる。
従って、車両が電気自動車(EV)であっても、空調装置によるバッテリの電力消費を抑えるようにでき、車両の航続距離の低下を好適に防止することができる。
なお、車室内から換気される空気の温度が所定温度より低いときには、上記冷房時と同様、開閉弁35を閉弁して冷媒を換気熱交換器34に流さないようにしてもよい。
図14に除湿暖房時の状態を示すように、除湿暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通って車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁35を開弁するとともに開閉弁33を閉弁し、第1膨張弁14及び第2膨張弁18については開弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともに第2膨張弁18、吸熱器20及びインジェクション回路30’を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われるとともに吸熱器20による吸熱により車室内の除湿が行われる。
なお、車室内から換気される空気の温度が所定温度より低いときには、やはり上記冷房時と同様、開閉弁35を閉弁して冷媒を換気熱交換器34に流さないようにしてもよい。
図15乃至図18には、参考例の変形例に係る車両の空調装置の概略構成図が示されており、以下これらの図に基づき説明する。なお、上記参考例との共通部分については説明を省略する。
図15に基本構成を示すように、参考例の変形例では、インジェクション回路30”の第3膨張弁32の下流側且つ換気熱交換器34の下流側に位置して気液分離器62’を設け、気液分離器62’により分離した気体状の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給し、液状の冷媒を管路2に戻すように冷凍回路1”を構成している。
以下、このように構成された参考例の変形例に係る車両の空調装置の作用について説明する。
図16に冷房時の状態を示すように、冷房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通らず車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁33を開弁するとともに開閉弁35を閉弁し、第1膨張弁14を閉弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、車室外熱交換器16、第2膨張弁18及び吸熱器20を循環し、吸熱器20による吸熱により車室内の冷房が行われる。
これにより、冷房時であってもCOPのさらなる向上を図ることが可能である。
この場合にも、開閉弁35を閉弁して冷媒を換気熱交換器34に流さないようにしており、冷房能力の悪化を防止することができ、また、放熱器12では放熱が行われることがないため、上記実施例の場合に増して冷房能力の悪化を防止することができる。
図17に暖房時の状態を示すように、暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通って車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁35を開弁するとともに開閉弁33を閉弁し、第2膨張弁18を閉弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともにインジェクション回路30”を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われる。
図18に除湿暖房時の状態を示すように、除湿暖房時には、ECUは圧縮機10、通気ファン46、換気ファン48を起動させ、四方弁70を圧縮機10からの冷媒が放熱器12を通って車室外熱交換器16に向かうように切り換え、開閉弁35を開弁するとともに開閉弁33を閉弁し、第1膨張弁14及び第2膨張弁18については開弁する。
これより、冷媒は、図中太線で示すように圧縮機10、放熱器12、第1膨張弁14、車室外熱交換器16とともに第2膨張弁18、吸熱器20及びインジェクション回路30”を循環し、放熱器12による放熱により車室内の暖房が行われるとともに吸熱器20による吸熱により車室内の除湿が行われる。
以上説明したように、当該車両の空調装置によれば、ヒートポンプ方式の冷凍回路1、1’、1”にインジェクション回路30、30’、30”を備え、換気熱交換器34により換気ダクト44を経て車室外に流出する車室内の暖かい空気の熱を冷媒に吸熱するようにしているので、車室外への廃熱を有効に冷媒の気化に利用しながら、インジェクション回路30、30’、30”において十分に気化した状態の冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにでき、暖房能力の向上を図り、COPのさらなる向上を図ることができる。
例えば、上記実施形態では、換気ダクト44に換気ファン48を設けるようにしているが、換気ファン48はなくてもよい。
また、換気ダクト44については、HVACユニット40と一体に設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、インジェクション回路30、30’、30”において冷媒を圧縮機10の中間圧領域に供給するようにしているが、圧縮機を2機設けた2段圧縮方式で冷凍回路を構成する場合には、2機の圧縮機間に冷媒を供給するようインジェクション回路を構成すればよい。
また、デシカント等の除湿装置をHVACユニット40内に備えるようにした場合には、放熱器12と吸熱器20とを兼用し、これら放熱器12と吸熱器20とを一つの車室内熱交換機で構成するようにしてもよい。
また、圧縮機10の比較的低圧の中間圧領域と比較的高圧の中間圧領域とを選択可能にインジェクション回路を構成してもよい。例えば、車室内の温度が低い場合には比較的低圧の中間圧領域へ冷媒を供給し、高い場合には比較的高圧の中間圧領域へ冷媒を供給するようにしてもよい。
2 管路(冷媒流路)
10 圧縮機
12 放熱器
14 第1膨張弁
16 車室外熱交換器
18 第2膨張弁
20 吸熱器
22 開閉弁(第1切換弁)
24 開閉弁(第3切換弁)
26、28 開閉弁(第2切換弁)
30、30’、30” インジェクション回路
32 第3膨張弁
34 換気熱交換器
37、38 サーミスタ
40 HVACユニット
44 換気ダクト
47 エアミックスダンパ(ダンパ、調節手段)
48 換気ファン
50 電気ヒータ
52、54 蓄熱材
58 インバータ
60、60’ 内部熱交換器
62、62’ 気液分離器
Claims (2)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、
車室内に設けられ前記圧縮機で昇圧された冷媒から放熱を行う放熱器と、
前記放熱器にて放熱した冷媒を減圧膨張させる第1膨張弁と、
車室内の空気である内気や車室外の空気である外気の前記放熱器への流通度合いを調節する調節手段と、
前記放熱器からの冷媒を前記第1膨張弁をバイパスさせて流すバイパス路と、
前記第1膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱または前記バイパス路を経た冷媒の放熱を行う車室外熱交換器と、
前記放熱器にて放熱した冷媒または前記車室外熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させる第2膨張弁と、
車室内に設けられ、前記第2膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱を行う吸熱器と、
前記放熱器からの冷媒の流通を前記第1膨張弁側と前記バイパス路側とで切り換える第1切換弁と、
前記車室外熱交換器からの冷媒の流通を前記圧縮機側と前記第2膨張弁側とで切り換える第2切換弁と、
前記放熱器からの冷媒の前記第2膨張弁への流通と遮断とを切り換える第3切換弁と、
前記放熱器にて放熱した冷媒の一部を開閉可能な第3膨張弁を介して気化させ且つ換気熱交換器により車室内から車室外に換気される空気から吸熱を行い気化を促進させて前記圧縮機の中間圧領域に供給するインジェクション回路と、が冷媒流路上に配設された冷凍回路を備え、
暖房時には、前記第1切換弁を前記第1膨張弁側に切り換え、前記第2切換弁を前記圧縮機側に切り換え、前記第3切換弁を遮断側に切り換え、第3膨張弁を開弁し、前記放熱器により前記圧縮機で昇圧された冷媒の放熱を行うとともに、前記車室外熱交換器により前記第1膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱を行い、前記インジェクション回路を機能させて前記換気熱交換器により気化の促進された冷媒を前記圧縮機の中間圧領域に供給し、
冷房時には、前記第1切換弁を前記バイパス路側に切り換え、前記第2切換弁を前記第2膨張弁側に切り換え、前記第3切換弁を遮断側に切り換え、第3膨張弁を閉弁し、前記調節手段により内気や外気の流通が遮断された前記放熱器及び前記車室外熱交換器により前記圧縮機で昇圧された冷媒の放熱を行うとともに、前記吸熱器により前記車室外熱交換器にて放熱し前記第2膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱を行い、前記インジェクション回路を機能させず、
除湿暖房時には、前記第1切換弁を前記第1膨張弁側に切り換え、前記第2切換弁を前記圧縮機側に切り換え、前記第3切換弁を流通側に切り換え、第3膨張弁を開弁し、前記放熱器により前記圧縮機で昇圧された冷媒の放熱を行うとともに、前記車室外熱交換器により前記第1膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱を行い、併せて、前記吸熱器により前記放熱器にて放熱し前記第2膨張弁にて減圧膨張された冷媒への吸熱を行い、前記インジェクション回路を機能させて前記換気熱交換器により気化の促進された冷媒を前記圧縮機の中間圧領域に供給する、
車両の空調装置。 - 前記調節手段は、前記放熱器への内気や外気の流通度合いを調節するダンパからなり、
暖房時及び除湿暖房時には、前記ダンパを流通側に調節し、
冷房時には、前記ダンパを遮断側に調節することで前記放熱器による冷媒から車室内への熱の移動を抑止する、
請求項1に記載の車両の空調装置。
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