JP5844918B2 - スロット状増強アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、広い周波数帯域において動作し、且つ、無線信号を受信して再放射する増強アンテナに係り、より詳しくは、マルチカップリング領域を有する複数の放射スロットを用いて放射パターンを形成し、形成された放射パターンを対称状に結合させ、インピーダンス整合を取らせて形成した増強アンテナに関する。
最近の高層ビルとその内部の空間の複雑化には目を見張るものがあり、GSM(登録商標)/PCS/3G/4Gなどの無線通信システムにおいて、電波環境の悪い陰影地域が建物の内部のいくつかの個所において発生した。このため、このような問題点を解消するための技術が望まれているが、従来より、中継器を用いる技術や超小型基地局を用いる技術がこのような電波環境の改善のために用いられてきた。
先ず、中継器を用いる技術とは、2つのアンテナと、これらの間に設けられた、両方向増幅回路を用いる能動中継器や2つのアンテナを同軸ケーブルまたは導波管によって接続する手動中継器を用いて電波環境を改善する技術である。具体的に、陰影地域を解消するために電波環境のよい建物の外部にアンテナを設け、このアンテナを導波管または同軸ケーブルに接続し、前記導波管または同軸ケーブルを建物内部の陰影地域に設けられたアンテナに接続することにより陰影地域の電波環境を改善する技術である。
次に、超小型基地局を用いる技術とは、建物の内部に設けられている多数のピコセル基地局またはフェムトセル基地局などの超小型基地局を用いて電波環境を改善し、無線通信のカバーレッジを改善する技術である。
しかしながら、上記の如き中継器を用いる技術や超小型基地局を用いる技術は、陰影地域を完全に解消するには高コストがかかり、無線通信の帯域拡張時には装備を取り替えることを余儀なくされるという問題があった。また、建物内部のガラス窓が隣り合う領域においては外部の電波信号と内部の中継された電波信号とが重なり合ってしまう現象が発生するという問題があったが、このような電波信号の重合現象に起因して当該無線通信システムに接続された端末は意図せずに多重電波信号環境に露出される恐れがあった。
この理由から、このような問題点を発生せずに、無線通信システムのカバーレッジ拡張に寄与でき、広い周波数帯域において動作し得るアンテナの開発が望まれている。
本発明は、上述した技術的なニーズに応えるために案出されたものであり、上記の問題点を解消することはもとより、この技術分野において通常の知識を有する者が容易に開発し得ない術を付加して発明された。
本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境がよくない自由空間上の無線信号を同時に送受信して無線通信システムのカバーレッジを拡張させることを解決課題とする。
また、本発明の一実施形態による増強アンテナは、端末を多重電波信号環境に露出させずに電波環境を改善することを解決課題とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、中継器と超小型基地局の拡張なしに低コストにより電波環境を改善することを解決課題とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、マルチカップリング誘導を通じて広い周波数帯域幅を有することを解決課題とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境を改善するためのアンテナパターンを平面状に形成して、シート状やステッカ状に様々な製品に適用することを解決課題とする。
加えて、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境を改善するためのアンテナパターンを金属板に打ち抜いて形成して、シート状、ステッカ状または金属板材状に製作して様々な製品の表面に適用することを解決課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の一実施形態による増強アンテナは、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、正の信号成分として動作する複数の放射スロットと、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと同じ基板の上にスロットダイポールアンテナ状に形成され、共振周波数の大きさの順に従って順次に形成され、負の信号成分として動作する複数の放射スロットと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットは、所定の間隔を隔てて形成されて電磁気的に接続されて、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域を形成し、前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットは、所定の間隔を隔てて形成されて電磁気的に接続されて、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域を形成することを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットが、給電部を基準として一直線上に形成されることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットが、正の信号成分として動作する第1の放射スロットと、前記第1の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第1の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第3の放射スロットと、前記第1の放射スロットから前記第3の放射スロットが形成される方向に前記第3の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第3の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第5の放射スロットと、前記第3の放射スロットから前記第5の放射スロットが形成される方向に前記第5の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第5の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第7の放射スロットと、前記第5の放射スロットから前記第7の放射スロットが形成される方向に前記第7の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第7の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第9の放射スロットと、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットが、負の信号成分として動作する第2の放射スロットと、前記第2の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第2の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第4の放射スロットと、前記第2の放射スロットから前記第4の放射スロットが形成される方向に前記第4の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第4の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第6の放射スロットと、前記第4の放射スロットから前記第6の放射スロットが形成される方向に前記第6の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第6の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第8の放射スロットと、前記第6の放射スロットから前記第8の放射スロットが形成される方向に前記第8の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第8の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第10の放射スロットと、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットとが給電部を基準としてV字状に形成されて放射スロットパターン1つを形成し、このようにして形成された2つの放射スロットパターンは、給電部の一方の先端が互いに接続された状態でアンテナパターンを形成し、前記2つの放射スロットパターンは互いに対称をなすことを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記給電部の接続が、インピーダンス整合が取られて電磁気的に行われることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記2つの放射スロットパターンが、第1の放射スロットパターン及び第2の放射スロットパターンを備え、前記第1の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第2の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、前記第1の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部と前記第2の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に行われることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットとが給電部を基準としてV字状に形成されて放射スロットパターン1つを形成し、このようにして形成された4つの放射スロットパターンは、それぞれの給電部の一方の先端が互いに接続された状態でアンテナパターンを形成し、前記4つの放射スロットパターンはそれぞれ向かい合う放射スロットパターンと対称をなすことを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記給電部の接続が、インピーダンス整合が取られて電磁気的に行われることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記4つの放射スロットパターンが、第1の放射スロットパターン、第2の放射スロットパターン、第3の放射スロットパターン及び第4の放射スロットパターンを備え、前記第1の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第4の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、前記第2の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第1の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、前記第3の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第2の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、前記第4の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第3の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続される。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットが、誘電層の一方の面に配置される基板の上に形成されることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットが形成される基板が、金属層であることを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナにおいて、前記 金属層が電子製品の表面に形成された金属板材であることを特徴とする。
本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境がよくない自由空間上の無線信号を同時に送受信して無線通信システムのカバーレッジの拡張に寄与できる。
また、本発明の一実施形態による増強アンテナは、端末を多重電波信号環境に露出させずに電波環境を改善できる。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、中継器と超小型基地局の拡張に依存せずに、低コストにより電波環境を改善できる。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、マルチカップリング誘導を通じて広い周波数帯域幅において電波を再放射する。このため、広い周波数帯域において電波環境を改善できる。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境を改善するためのアンテナパターンを誘導層の上に平面状に形成できる。このため、シート状やステッカ状に製作でき、様々な製品の表面に適用されて電波環境を改善できる。
加えて、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境を改善するためのアンテナパターンを金属板に打ち抜いて形成できる。このため、シート状、ステッカ状または金属板材状に製作でき、様々な製品の表面に適用されて電波環境を改善できる。
本発明の一実施形態による増強アンテナが有する一字状放射スロットパターンを示す構成図である。 一字状単一スロットダイポールアンテナの反射係数特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による増強アンテナが有する一字状放射スロットパターンの反射係数特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による増強アンテナが有するV字状放射スロットパターンを示す構成図である。 V字状単一スロットダイポールアンテナの反射係数特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による増強アンテナが有するV字状放射スロットパターンの反射係数特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による二重増強アンテナの構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態による二重増強アンテナの反射係数と伝達係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による二重増強アンテナの電波放射特性を示す図である。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの反射係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの反射係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの反射係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの伝達係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの伝達係数の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナの電波放射特性を示す図である。 本発明の一実施形態による4重増強アンテナが誘電層に設けられた状態を示す図である。
以下、添付図面に基づき、本発明による増強アンテナについて説明する。説明する実施形態は、本発明の技術思想を当業者に容易に理解できるように提供されるものであり、これらによって本発明が限定されることはない。なお、添付図面に示されている事項は、本発明の実施形態を容易に説明するために図式化されたものであり、実際に実現される形態とは異なる場合がある。
以下、図1乃至図3に基づき、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得る一字状放射スロットパターンについて詳細に説明する。
図1の下半部を参照すると、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得る一字状放射スロットパターン110は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、正の信号成分として動作する複数の放射スロット113、115、117、119、121と、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと同じ基板の上にスロットダイポールアンテナ状に形成され、共振周波数の大きさの順に従って順次に形成され、負の信号成分として動作する複数の放射スロット114、116、118、120、122と、を備えている。
前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット113、115、117、119、121は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット114、116、118、120、122とスロットダイポールアンテナ状に一直線上に形成され、正の信号成分として動作する構成である。
これらの前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット113、115、117、119、121は、所定の間隔を隔てて形成され、給電部111と互いに電磁気的に接続されるが、これにより、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域123、124、125、126が形成される。
さらに、これらの前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット113、115、117、119、121は、共振周波数が順次に高くなる放射スロットを備えるが、具体的に、正の信号成分として動作する第1の放射スロット113と、前記第1の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第1の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第3の放射スロット115と、前記第1の放射スロットから前記第3の放射スロットが形成される方向に前記第3の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第3の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第5の放射スロット117と、前記第3の放射スロットから前記第5の放射スロットが形成される方向に前記第5の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第5の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第7の放射スロット119と、前記第5の放射スロットから前記第7の放射スロットが形成される方向に前記第7の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第7の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第9の放射スロット121と、を備える。
前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット114、116、118、120、122は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット113、115、117、119、121とスロットダイポールアンテナ状に一直線上に形成され、負の信号成分として動作する構成である。
これらの前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット114、116、118、120、122は、所定の間隔を隔てて形成され、給電部112と互いに電磁気的に接続されるが、これにより、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域127、128、129、130が形成される。
さらに、これらの前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット114、116、118、120、122は、共振周波数が順次に高くなる放射スロットを備えるが、具体的に、負の信号成分として動作する第2の放射スロット114と、前記第2の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第2の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第4の放射スロット116と、前記第2の放射スロットから前記第4の放射スロットが形成される方向に前記第4の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第4の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第6の放射スロット118と、前記第4の放射スロットから前記第6の放射スロットが形成される方向に前記第6の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第6の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第8の放射スロット120と、前記第6の放射スロットから前記第8の放射スロットが形成される方向に前記第8の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第8の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第10の放射スロット122と、を備える。
一方、図1の実施形態においては、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと負の信号成分として動作する複数の放射スロットがそれぞれ5つずつ形成されているが、これらの放射スロットの数は、実施形態のように5つに限定されるものではなく、2以上の複数の放射スロットを用いて様々に構成できる。
図1に基づき、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得る一字状放射スロットパターン110についてより詳細に説明すれば、先ず、正の信号成分として動作する第1の放射スロット113と負の信号成分として動作する第2の放射スロット114が給電部111、112を基準として一直線上に形成される。ここで、第1の放射スロット113の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第3の放射スロット115が第1の放射スロット113の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第1の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域123を形成し、第2の放射スロット114の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第4の放射スロット116が第2の放射スロット114の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第2の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域127を形成する。
さらに、第3の放射スロット115の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第5の放射スロット117が第3の放射スロット115の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第3の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域124を形成し、第4の放射スロット116の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第6の放射スロット118が第4の放射スロット116の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第4の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域128を形成する。
さらに、第5の放射スロット117の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第7の放射スロット119が第5の放射スロット117の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第5の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域125を形成し、第6の放射スロット118の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第8の放射スロット120が第6の放射スロット118の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第6の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域129を形成する。
そして、第7の放射スロット119の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第9の放射スロット121が第7の放射スロット119の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第7の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域126を形成し、第8の放射スロット120の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第10の放射スロット122が第8の放射スロット120の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第8の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域130を形成する。
このような本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得る一字状放射スロットパターン110の特性について述べると、図3に示すように、放射スロットパターン110の−10dB以下の反射係数S11は、2.2GHzから2.6GHzまで400MHzの帯域幅に至る。このような帯域幅の特性は、図2に示す単一スロットダイポールアンテナパターン100(図1の上半部を参照)の帯域幅に比べて2倍改善されたものであり、放射スロットパターン110を構成する放射スロットが形成したマルチカップリングによってこのような帯域幅の改善効果が現れる。
以下、図4乃至図6に基づき、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得るV字状放射スロットパターンについて詳細に説明する。
図4の下半部を参照すると、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得るV字状放射スロットパターン210は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、正の信号成分として動作する複数の放射スロット213、215、217、219、221と、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと同じ基板の上にスロットダイポールアンテナ状に形成され、共振周波数の大きさの順に従って順次に形成され、負の信号成分として動作する複数の放射スロット214、216、218、220、222と、を備える。
ここで、前記V字状は種々に形成可能であるが、夾角が直角の状態に形成されるV字状であることが好ましい。さらに厳密に言えば,前記放射スロットはそれ自体において完璧な夾角が直角なV字状を形成することはなく、前記放射スロットの長手方向の延長線の上において夾角が直角なV字状を形成してもよい。
前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット213、215、217、219、221は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット214、216、218、220、222とスロットダイポールアンテナ状にV字状を呈して形成され、正の信号成分として動作する構成である。
これらの前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット213、215、217、219、221は、所定の間隔を隔てて形成され、給電部211と互いに電磁気的に接続されるが、これにより、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域223、224、225、226が形成される。
さらに、これらの前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット213、215、217、219、221は、共振周波数が順次に高くなる放射スロットを備えるが、具体的に、正の信号成分として動作する第1の放射スロット213と、前記第1の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第1の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第3の放射スロット215と、前記第1の放射スロットから前記第3の放射スロットが形成される方向に前記第3の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第3の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第5の放射スロット217と、前記第3の放射スロットから前記第5の放射スロットが形成される方向に前記第5の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第5の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第7の放射スロット219と、前記第5の放射スロットから前記第7の放射スロットが形成される方向に前記第7の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第7の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第9の放射スロット221と、を備える。
前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット214、216、218、220、222は、共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット213、215、217、219、221とスロットダイポールアンテナ状にV字状を呈して形成され、負の信号成分として動作する構成である。
これらの前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット214、216、218、220、222は、所定の間隔を隔てて形成され、給電部212と互いに電磁気的に接続されるが、これにより、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域227、228、229、230が形成される。
さらに、これらの前記負の信号成分として動作する複数の放射スロット214、216、218、220、222は、共振周波数が順次に高くなる放射スロットを備えるが、具体的に、負の信号成分として動作する第2の放射スロット214と、前記第2の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第2の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第4の放射スロット216と、前記第2の放射スロットから前記第4の放射スロットが形成される方向に前記第4の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第4の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第6の放射スロット218と、前記第4の放射スロットから前記第6の放射スロットが形成される方向に前記第6の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第6の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第8の放射スロット220と、前記第6の放射スロットから前記第8の放射スロットが形成される方向に前記第8の放射スロットから所定の間隔を隔てて形成され、前記第8の放射スロットの共振周波数よりも高い共振周波数を有する第10の放射スロット222と、を備える。
一方、図4の実施形態においては、前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと負の信号成分として動作する複数の放射スロットがそれぞれ5つずつ形成されているが、これらの放射スロットの数は実施形態のように5つに限定されるものではなく、2以上の複数の放射スロットを用いて様々に構成できる。
図4に基づき、本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得るV字状放射スロットパターン210についてより詳細に述べると、先ず、正の信号成分として動作する第1の放射スロット213と負の信号成分として動作する第2の放射スロット214が給電部211、212を基準として夾角が直角に形成される。ここで、第1の放射スロット213の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第3の放射スロット215が第1の放射スロット213の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第1の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域223を形成し、第2の放射スロット214の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第4の放射スロット216が第2の放射スロット214の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第2の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域227を形成する。
また、第3の放射スロット215の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第5の放射スロット217が第3の放射スロット215の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第3の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域224を形成し、第4の放射スロット216の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第6の放射スロット218が第4の放射スロット216の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第4の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域228を形成する。
さらに、第5の放射スロット217の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第7の放射スロット219が第5の放射スロット217の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第5の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域225を形成し、第6の放射スロット218の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第8の放射スロット220が第6の放射スロット218の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第6の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域229を形成する。
そして、第7の放射スロット219の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第9の放射スロット221が第7の放射スロット218の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第7の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域226を形成し、第8の放射スロット220の共振周波数よりも高い共振周波数を有する第10の放射スロット222が第8の放射スロット220の上部に所定の間隔を隔てて形成され、前記第8の放射スロットと電磁気的に接続されて近接カップリング領域230を形成する。
このような本発明の一実施形態による増強アンテナが有し得るV字状放射スロットパターン210の特性について述べると、図6に示すように、放射スロットパターン210の−10dB以下の反射係数S11は、2.2GHzから2.6GHzまで400MHzの帯域幅に至る。このような帯域幅の特性は、図5に示すV字状単一スロットダイポールアンテナパターン200(図4の上半部を参照)の帯域幅に比べて2倍改善されたものであり、放射スロットパターン210を構成する放射スロットが形成したマルチカップリングによってこのような帯域幅の改善効果が現れる。
以下、図7乃至図9に基づき、本発明の一実施形態による二重増強アンテナについて詳細に説明する。
図7の下半部を参照すると、本発明の一実施形態による二重増強アンテナ310は、それぞれの給電部の一方の先端が互いに接続された状態で対称状に形成される2つの放射スロットパターン311、312を備える。
ここで、2つの放射スロットパターン311、312のそれぞれは、給電部を基準としてV字状に形成された正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び負の信号成分として動作する複数の放射スロットを備えており、これらの2つの放射スロットパターン311、312が給電部を基準として向かい合いながら対称状に形成されて電磁気的に接続されて前記二重増強アンテナが形成される。また、前記V字状としては様々な形状が採用可能であるが、夾角が直角なV字状であることが好ましい(厳密に言えば、前記放射スロットはそれ自体において完璧な夾角が直角なV字状を形成することはなく、前記放射スロットの長手方向の延長線上において夾角が直角なV字状を形成してもよい)。
一方、2つの放射スロットパターン311、312が対称状に形成された後の電磁気的な接続は、給電部の電磁気的な接続によって行われるが、このような前記給電部の接続は、インピーダンス整合が取られながら行われることが好ましい。具体的に、第1の放射スロットパターン311の正の信号成分側の給電部と第2の放射スロットパターン312の負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され(333)、第1の放射スロットパターン311の負の信号成分側の給電部と第2の放射スロットパターン312の正の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続(334)されることが好ましい。
さらに、これらの2つの放射スロットパターン311、312は、誘電層の一方の面に配置される基板の上に形成されることが好ましいが、ここで、前記誘電層は、好ましくは、PCBにより構成されてもよい。
さらに、放射スロットパターン311、312が形成される基板は様々な材質により形成されてもよいが、ここで、前記基板は、好ましくは、金属、ポリシリコン(Polysilicon)、セラミック(Ceramic)、カーボンファイバ(Carbon fiber)、伝導性インキ(Conductive ink)、伝導性ペースト(Conductive paste)、酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon Nano Tube)または伝導性高分子などによって形成されてもよい。
放射スロットパターン311、312が金属層に形成される場合について述べると、前記金属層は、好ましくは、金属板材により形成されてもよいが、このような前記金属板材に放射スロットパターン311、312を形成して様々な製品の表面に適用できる。このため、金属製の電子製品の表面に放射スロットパターン311、312を適用して製品の周りの電波環境を改善することが可能になる。
以下、図7の下半部に基づき、本発明の一実施形態による二重増強アンテナについてより詳細に説明する。前記二重増強アンテナは給電部333、334を基準として対称状に形成され、互いにインピーダンス整合が取られた状態で電波を再放射する2つの放射スロットパターン311、312を備える。
2つの放射スロットパターン311、312のうち、先ず、第1の放射スロットパターン311について述べると、第1の放射スロットパターン311は、正の信号成分として動作する第1−1の放射スロット313と、第1−1の放射スロット313と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第1−2の放射スロット318と、を備える。また、前記第1−1の放射スロット313の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット314、315、316、317が前記第1−1の放射スロット313の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、第1−2の放射スロット318の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット319、320、321、322が前記第1−2の放射スロット318の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
次いで、第2の放射スロットパターン312は、正の信号成分として動作する第2−1の放射スロット328と、第2−1の放射スロット328と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第2−2の放射スロット323と、を備える。また、前記第2−1の放射スロット328の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット329、330、331、332が前記第2−1の放射スロット328の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、前記第2−2の放射スロット323の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット324、325、326、327が前記第2−2の放射スロット323の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
最後に、第1の放射スロットパターン311と第2の放射スロットパターン312の形成について述べると、2つの放射スロットパターン311、312は第1の放射スロットパターン311の給電部333、334の一方の先端と第2の放射スロットパターン312の給電部333、334の一方の先端が互いに対称状に形成され、互いにインピーダンス整合が取られながら電磁気的に接続される。
このような二重増強アンテナは、広い周波数帯域において電波を受信して再放射でき、このような特性によって、無線通信システムの電波環境を改善し、且つ、カバーレッジを拡張するのに使用可能である。
具体的に、前記二重増強アンテナが有する第1の放射スロットパターン311に受信された電波信号がインピーダンス整合によって最大の効率により第2の放射スロットパターン312に伝達されて放射が起こり、同時に、第2の放射スロットパターン312に受信された電波信号もインピーダンス整合によって最大の効率により第1の放射スロットパターン311に伝達されて放射が起こる。したがって、無線信号を受信してインピーダンス整合によって最大の効率により再放射して増強アンテナの周りの電波の増強に寄与することになる。
前記二重増強アンテナの動作と関連して、図8を参照すると、二重増強アンテナ310における第1の放射スロットパターン311と第2の放射スロットパターン312を基準として給電部333、334からそれぞれの相手を眺めた反射係数S11と伝達係数S21を確認でき、図9を参照すると、二重増強アンテナ310が放射する電波の形状を確認できる。
一方、上述したように、本発明の一実施形態による二重増強アンテナ310は、複数の放射スロットによってマルチカップリング領域を形成するため、図7の上半部に示すアンテナパターン300よりも広い帯域幅において無線信号を送受信して電波環境を改善できる。
以下、図10乃至図17に基づき、本発明の一実施形態による4重増強アンテナについて詳細に説明する。
図10及び図17を参照すると、本発明の一実施形態による4重増強アンテナ410は、それぞれの給電部の一方の先端が互いに接続された状態で対称状に形成される4つの放射スロットパターン421、422、423、424を備える。
ここで、4つの放射スロットパターン421、422、423、424のそれぞれは、給電部を基準としてV字状に形成された正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び負の信号成分として動作する複数の放射スロットを備え、これらの4つの放射スロットパターン421、422、423、424が給電部を基準として対称状に形成されて電磁気的に接続されて前記二重増強アンテナが形成される。なお、前記V字状としては様々な形状が採用可能であるが、夾角が直角なV字状であることが好ましい(厳密に言えば、前記放射スロットはそれ自体において完璧な夾角が直角なV字状を形成することはなく、前記放射スロットの長手方向の延長線上において夾角が直角なV字状を形成してもよい)。
4つの放射スロットパターン421、422、423、424の対称的な形成について具体的に述べると、4つの放射スロットパターン421、422、423、424は、V字状の頂点が揃った状態で対称状に形成されるが、この場合、一つの放射スロットパターンは向かい合う放射スロットパターンと対称をなし、両脇に形成される放射スロットパターンとも対称をなす。このため、前記V字状放射スロットパターンの夾角が直角の場合には、このような対称的な形成によって、前記4つの放射スロットパターンの全体の形状が図10に示す十字状またはX字状になり得る。
一方、4つの放射スロットパターン421、422、423、424が対称状に形成された後の電磁気的な接続は、給電部の電磁気的な接続によって行われるが、このような前記給電部の接続は、インピーダンス整合が取られながら行われることが好ましい。具体的に、第1の放射スロットパターン421の正の信号成分側の給電部と第4の放射スロットパターン424の負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続(474)され、第2の放射スロットパターン422の正の信号成分側の給電部と第1の放射スロットパターン421の負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続(471)され、第3の放射スロットパターン423の正の信号成分側の給電部と第2の放射スロットパターン422の負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続(472)され、第4の放射スロットパターン424の正の信号成分側の給電部と第3の放射スロットパターン423の負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続(473)されることが好ましい。
さらに、これらの4つの放射スロットパターン421、422、423、424は誘電層の一方の面に配置される基板の上に形成されることが好ましいが、ここで、前記誘電層は、好ましくは、PCBにより構成される。
さらに、放射スロットパターン421、422、423、424が形成される基板は様々な材質により形成されてもよいが、ここで、前記基板は、好ましくは、金属、ポリシリコン(Polysilicon)、セラミック(Ceramic)、カーボンファイバ(Carbon fiber)、伝導性インキ(Conductive ink)、伝導性ペースト(Conductive paste)、酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon Nano Tube)または伝導性高分子などによって形成される。
放射スロットパターン421、422、423、424が金属層に形成される場合について述べると、前記金属層は、好ましくは、金属板材により形成されてもよいが、このような前記金属板材に放射スロットパターン421、422、423、424を形成して様々な製品の表面に適用できる。このため、金属製の電子製品の表面に放射スロットパターン421、422、423、424を適用して製品の周りの電波環境を改善することが可能になる。
以下、図10に基づき、本発明の一実施形態による4重増強アンテナについてより詳細に説明する。前記4重増強アンテナは、給電部471、472、473、474を基準として対称状に形成され、互いにインピーダンス整合が取られた状態で電波を再放射する4つの放射スロットパターン421、422、423、424を備える。
4つの放射スロットパターン421、422、423、424のうち、先ず、第1の放射スロットパターン421について述べると、第1の放射スロットパターン421は、正の信号成分として動作する第1−1の放射スロット466と、第1−1の放射スロット466と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第1−2の放射スロット430と、を備える。また、第1−1の放射スロット466の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット467、468、469、470が第1−1の放射スロット466の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、第1−2の放射スロット430の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット431、432、433、434が第1−2の放射スロット430の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
次いで、第2の放射スロットパターン422は、正の信号成分として動作する第2−1の放射スロット435と、第2−1の放射スロット435と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第2−2の放射スロット440と、を備える。また、第2−1の放射スロット435の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット436、437、438、439が第2−1の放射スロット435の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、第2−2の放射スロット440の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット441、442、443、444が第2−2の放射スロット440の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
次いで、第3の放射スロットパターン423は、正の信号成分として動作する第3−1の放射スロット445と、第3−1の放射スロット445と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第3−2の放射スロット450と、を備える。また、第3−1の放射スロット445の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット446、447、448、449が第3−1の放射スロット445の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、第3−2の放射スロット450の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット451、452、453、454が第3−2の放射スロット450の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
次いで、第4の放射スロットパターン424は、正の信号成分として動作する第4−1の放射スロット456と、第4−1の放射スロット456と給電部を基準として夾角が直角に形成され、負の信号成分として動作する第4−2の放射スロット461と、を備える。また、第4−1の放射スロット456の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット457、458、459、460が第4−1の放射スロット456の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続され、第4−2の放射スロット461の共振周波数よりも順次に高くなる共振周波数を有する多数の放射スロット462、463、464、465が第4−2の放射スロット461の上部に所定の間隔を隔てて順次に形成されて電磁気的に接続される。
最後に、第1の放射スロットパターン421と、第2の放射スロットパターン422と、第3の放射スロットパターン423及び第4の放射スロットパターン424の形成について述べると、4つの放射スロットパターン421、422、423、424は、V字状の頂点が揃った状態で対称状に形成されるが、この場合、一つの放射スロットパターンは向かい合う放射スロットパターンと対称をなし、両脇に形成される放射スロットパターンとも対称をなす。例えば、第1の放射スロットパターン421について述べると、第1の放射スロットパターン421は給電部を基準として向かい合いながら形成される第3の放射スロットパターン423と対称をなし、両脇に形成される第2の放射スロットパターン422及び第4の放射スロットパターン424とも対称をなして形成される。このため、前記V字状放射スロットパターンの夾角が直角な場合には、このような対称的な形成によって、前記4つの放射スロットパターンの全体の形状が図10に示す十字状またはX字状になり得る。
このような前記4重増強アンテナは、広い周波数帯域において電波を受信して再放射でき、このような特性によって、無線通信システムの電波環境を改善し、且つ、カバーレッジを拡張するのに使用可能である。
具体的に、第1の放射スロットパターン421に受信された電波信号は、インピーダンス整合によって最大の効率により第3の放射スロットパターン423に伝達されて放射され、同時に第3の放射スロットパターン423に受信された電波信号はインピーダンス整合によって最大の効率により第1の放射スロットパターン421に伝達されて放射される。また、第2の放射スロットパターン422に受信された電波信号はインピーダンス整合によって最大の効率により第4の放射スロットパターン424に伝達されて放射され、第4の放射スロットパターン424に受信された電波信号はインピーダンス整合によって最大の効率により第2の放射スロットパターン422に伝達されて放射される。
一方、第1の放射スロットパターン421と、第2の放射スロットパターン422と、第3の放射スロットパターン423及び第4の放射スロットパターン424に受信された電波信号は、向かい合う放射スロットパターンだけではなく、両脇の隣り合う放射スロットパターンにも誘起されることがあるが、第1の放射スロットパターン421に受信された電波信号の一部が第2の放射スロットパターン422及び第4の放射スロットパターン424に誘起されて放射され、第2の放射スロットパターン422に受信された電波信号の一部が第1の放射スロットパターン421及び第3の放射スロットパターン423に誘起されて放射される。なお、第3の放射スロットパターン423に受信された電波信号の一部が第2の放射スロットパターン422及び第4の放射スロットパターン424に誘起されて放射され、第4の放射スロットパターン424に受信された電波信号の一部が第1の放射スロットパターン421及び第3の放射スロットパターン423に誘起されて放射される。
要するに、このような過程によって前記4重増強アンテナは無線信号を受信してインピーダンス整合によって最大の効率により再放射し、増強アンテナの周りの電波の増強に寄与することになる。
前記4重増強アンテナの動作と関連する図11乃至図13を参照すると、4重増強アンテナ410における第1の放射スロットパターン421と、第2の放射スロットパターン422と、第3の放射スロットパターン423及び第4の放射スロットパターン424を基準として給電部471、474、給電部471、472、給電部472、473、給電部473、474からそれぞれの相手を眺めた反射係数S11、S22、S33、S44を確認できる。
また、図14乃至図15を参照すると、4重増強アンテナ410における第1の放射スロットパターン421と、第2の放射スロットパターン422と、第3の放射スロットパターン423及び第4の放射スロットパターン424を基準として給電部471、474、給電部471、472、給電部472、473、給電部473、474からそれぞれの相手を眺めた伝達係数S21、S31、S41を確認することができる。
そして、図16を参照すると、4重増強アンテナ410が放射する電波の特性を確認できる。このような前記4重増強アンテナの電波放射特性は、全方向に均一に電波を放射する球状であり、図9に示す二重増強アンテナの電波放射特性と比較して電波放射特性が改善されたことを確認できる。
一方、上述したように、本発明の一実施形態による4重増強アンテナ410は、複数の放射スロットによってマルチカップリング領域を形成するため、図10の上部に示すアンテナパターン400よりも広い帯域幅において無線信号を送受信して電波環境を改善できる。
上述したように、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境がよくない自由空間上の無線信号を同時に送受信して無線通信システムのカバーレッジ拡張に寄与できる。
また、本発明の一実施形態による増強アンテナは、端末を多重電波信号環境に露出させずに電波環境を改善できる。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、中継器と超小型基地局の拡張に依存せずに、低コストにより電波環境を改善できる。
さらに、本発明の一実施形態による増強アンテナは、マルチカップリングの誘導を通じて広い周波数帯域幅において電波を再放射できる。このため、広い周波数帯域において電波環境を改善できる。
そして、本発明の一実施形態による増強アンテナは、電波環境を改善するためのアンテナパターンを誘電層の上に平面状に形成できる。このため、シート状やステッカ状に製作可能であり、様々な製品の表面に適用されて電波環境を改善できる。
上述した本発明の実施形態は例示のために開示されたものであり、本発明における技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と範囲内において様々な修正、変更、付加が可能である筈であり、このような修正、変更及び付加はこの特許請求の範囲に属するものと見なされるべきである。
110 一字状放射スロットパターン
111、112、333、334、471、472、473、474 給電部
113 第1の放射スロット
114 第2の放射スロット
210 V字状放射スロットパターン
213 第1の放射スロット
214 第2の放射スロット
310 二重増強アンテナ
311 第1の放射スロットパターン
312 第2の放射スロットパターン
313 第1−1の放射スロット
318 第1−2の放射スロット
323 第2−2の放射スロット
328 第2−1の放射スロット
410 4重増強アンテナ
421 第1の放射スロットパターン
422 第2の放射スロットパターン
423 第3の放射スロットパターン
424 第4の放射スロットパターン
430 第1−2の放射スロット
435 第2−1の放射スロット
440 第2−2の放射スロット
445 第3−1の放射スロット
450 第3−2の放射スロット
456 第4−1の放射スロット
461 第4−2の放射スロット
466 第1−1の放射スロット

Claims (8)

  1. 共振周波数の大きさの順に従って基板の上に順次に形成され、正の信号成分として動作する複数の放射スロットと、
    前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと同じ基板の上にスロットダイポールアンテナ状に形成され、共振周波数の大きさの順に従って順次に形成され、負の信号成分として動作する複数の放射スロットと、を備え、
    前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットは、給電部を基準としてV字状に配置され、第1の放射スロット乃至第4の放射スロットを形成し、
    第1の放射スロット乃至第4の放射スロットそれぞれは、向かい合う放射スロットパターン及び両脇に形成される放射スロットパターンと対称をなし、いずれか1つの放射スロットパターンに受信された電波信号が残りの放射スロットパターンに誘起され、最大効率で再放射させることができることを特徴とする増強アンテナ。
  2. 前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットは、所定の間隔を隔てて形成されて電磁気的に接続されて、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域を形成し、
    前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットは、所定の間隔を隔てて形成されて電磁気的に接続されて、隣り合う放射スロットの間にマルチカップリング領域を形成することを特徴とする請求項1に記載の増強アンテナ。
  3. 前記正の信号成分として動作する複数の放射スロットと前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットは、給電部を基準として一直線上に形成されることを特徴とする請求項1に記載の増強アンテナ。
  4. 前記給電部の接続は、インピーダンス整合が取られて電磁気的に行われることを特徴とする請求項に記載の増強アンテナ。
  5. 前記4つの放射スロットパターンは、第1の放射スロットパターン、第2の放射スロットパターン、第3の放射スロットパターン及び第4の放射スロットパターンを備え、
    前記第1の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第4の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、
    前記第2の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第1の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、
    前記第3の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第2の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続され、
    前記第4の放射スロットパターンの正の信号成分側の給電部と前記第3の放射スロットパターンの負の信号成分側の給電部とがインピーダンス整合が取られて電磁気的に接続されることを特徴とする請求項に記載の増強アンテナ。
  6. 前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットは、誘電層の一方の面に配置される基板の上に形成されることを特徴とする請求項1に記載の増強アンテナ。
  7. 前記正の信号成分として動作する複数の放射スロット及び前記負の信号成分として動作する複数の放射スロットが形成される基板は、金属層であることを特徴とする請求項1に記載の増強アンテナ。
  8. 前記金属層は、電子製品の表面に形成された金属板材であることを特徴とする請求項に記載の増強アンテナ。
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