JP5844134B2 - マルチプロセッサ装置及びマルチプロセッサ装置の制御方法 - Google Patents
マルチプロセッサ装置及びマルチプロセッサ装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
プログラムに基づいて演算処理を行う第1プロセッサ、第1タスク管理ブロック、第1トレース領域、及び前記タスク管理ブロックを監視する第1トレース制御部を有する第1プロセッサエレメントと、プログラムに基づいて演算処理を行う第2プロセッサを有する第2プロセッサエレメントと、を備え、
前記第1プロセッサエレメントと前記第2プロセッサエレメントは、伝送経路である共有バスにより相互に接続し、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第1タスク管理ブロックへのメモリアクセス命令を前記共有バスを介して送信し、
前記メモリアクセス命令は、前記第2プロセッサの識別子を含み、
前記第1プロセッサは、前記メモリアクセス命令に応じて前記タスクにかかる処理を行い、前記第1トレース制御部は、前記第1タスク管理ブロックへの前記メモリアクセス命令を検出し、検出した前記メモリアクセス命令に応じてタスク処理情報を前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込む、ものである。
プログラムに基づいて演算処理を行う第1プロセッサ、第1タスク管理ブロック、第1トレース領域、及び前記第1タスク管理ブロックを監視する第1トレース制御部を有する第1プロセッサエレメントと、プログラムに基づいて演算処理を行う第2プロセッサを有する第2プロセッサエレメントと、を備えるマルチプロセッサ装置の制御方法であって、
前記第1プロセッサエレメントと前記第2プロセッサエレメントは、伝送経路である共有バスにより相互に接続し、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第1タスク管理ブロックへの第1メモリアクセス命令を前記共有バスを介して送信し、
前記第1メモリアクセス命令は、前記第2プロセッサの識別子を含み、
前記第1プロセッサは、前記第1メモリアクセス命令に応じて前記タスクにかかる処理を行い、前記第1トレース制御部は、前記第1タスク管理ブロックへの前記第1メモリアクセス命令を検出し、検出した前記第1メモリアクセス命令に応じてタスク処理情報を前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込む、ものである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置の構成を示すブロック図である。当該マルチプロセッサ装置は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)に搭載される。
本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置は、3つ以上のプロセッサエレメントを有することを特徴とする。本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置は、一般的なマルチプロセッサ装置と比べて予測可能性が向上するという効果を称する。以下、本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置の構成、効果について実施の形態1にかかるマルチプロセッサ装置と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置は、各プロセッサエレメントが共通の時刻情報を参照することを特徴とする。以下、本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置について、実施の形態1と異なる点を説明する。
本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置は、上述のトレース制御部に相当する処理をプログラム実行により実現することを特徴とする。以下、本実施の形態にかかるマルチプロセッサ装置について、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
2 トレース出力部
3 時計部
100、200、300 プロセッサエレメント
101、201、301 CPU
102、202、302 記憶部
103、203、303 レジスタ
104、204、304 バス制御部
105、205、305 トレース制御部
106、206、306 時計部
107、207、307 トレースエリア
108、208、308 OS(オペレーティングシステム)
109、209、309 タスク
110、210、310 システムコール
111、211、311 ディスパッチャ
112、212、312 タスク管理ブロック
113、213、313 ロック変数
114 監視部
115 ワード読み出し部
116 ワード書き込み部
117、217 トレースアプリケーション
Claims (14)
- プログラムに基づいて演算処理を行う第1プロセッサ、第1タスク管理ブロック、第1トレース領域、及び前記第1タスク管理ブロックを監視する第1トレース制御部を有する第1プロセッサエレメントと、プログラムに基づいて演算処理を行う第2プロセッサを有する第2プロセッサエレメントと、を備え、
前記第1プロセッサエレメントと前記第2プロセッサエレメントは、伝送経路である共有バスにより相互に接続し、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第1タスク管理ブロックへの第1メモリアクセス命令を前記共有バスを介して送信し、
前記第1メモリアクセス命令は、前記第2プロセッサの識別子を含み、
前記第1プロセッサは、前記第1メモリアクセス命令に応じて前記タスクにかかる処理を行い、
前記第1トレース制御部は、前記第1タスク管理ブロックへの前記第1メモリアクセス命令の書き込みを検出し、検出した前記第1メモリアクセス命令に対応する前記タスクにかかる処理を第1タスク処理情報として前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込む、
マルチプロセッサ装置。 - 前記第1トレース制御部は、前記第1タスク処理情報の書き込みの際に前記共有バスにデータを送信することなく前記第1トレース領域への書き込みを行うことを特徴とする請求項1に記載のマルチプロセッサ装置。
- 前記第2プロセッサエレメントは、第2タスク管理ブロック、第2トレース領域、及び前記第2タスク管理ブロックを監視する第2トレース制御部を有し、
前記第1プロセッサは、前記第2プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第2タスク管理ブロックへの第2メモリアクセス命令を前記共有バスを介して送信し、
前記第2メモリアクセス命令は、前記第1プロセッサの識別子を含み、
前記第2プロセッサは、前記第2メモリアクセス命令に応じて前記タスクにかかる処理を行い、
前記第2トレース制御部は、前記第2タスク管理ブロックへの前記第2メモリアクセス命令の書き込みを検出し、検出した前記第2メモリアクセス命令に対応する前記タスクにかかる処理を第2タスク処理情報として前記第1プロセッサの識別子と共に前記第2トレース領域に書き込む、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマルチプロセッサ装置。 - 前記第1タスク管理ブロックには、アクセスロックの取得が成功した後に前記第1メモリアクセス命令が書き込まれ、前記第1メモリアクセス命令の書き込み終了後にアクセスロックが解放されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。
- 前記第1トレース制御部は、
前記第1タスク管理ブロックにおける前記第1メモリアクセス命令の書き込みアドレスを検出して通知する監視部と、
前記監視部による書き込みアドレスの通知を受信し、受信直後から前記書き込みアドレスに書き込まれたデータをワード単位で読み出したワードデータを送信するワード読み出し部と、
前記ワード読み出し部が送信した前記ワードデータを受信し、当該受信と並行して前記第1トレース領域へのワード単位での前記第1タスク処理情報の書き込みを実行するワード書き込み部と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。 - 前記ワード書き込み部は、前記第1トレース領域に対するアクセスロックを行うことなく書き込み処理を実行することを特徴とする請求項5に記載のマルチプロセッサ装置。
- プログラムに基づいて演算処理を行う第3プロセッサを有する第3プロセッサエレメントと、を更に備え、
前記第1乃至前記第3プロセッサエレメントは、伝送経路である共有バスにより相互に接続し、
前記第3プロセッサは、前記第1プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第1メモリアクセス命令を、前記共有バスを介して送信することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。 - 前記第1プロセッサエレメントは、時刻情報を生成する時計部を有し、
前記第1トレース制御部は、前記時計部が生成した前記時刻情報を前記第1タスク処理情報及び前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込むことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。 - 前記マルチプロセッサ装置は、前記第1及び前記第2プロセッサエレメント外に時刻情報を生成する時計部を有し、
前記第1トレース制御部は、前記時計部が生成した前記時刻情報を前記第1タスク処理情報及び前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込むことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。 - 前記第2プロセッサエレメントは、前記第2プロセッサの識別子を保持するレジスタを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。
- 前記第1トレース領域からトレースデータを読み出し、読み出したトレースデータから表示情報を生成するトレース出力部を更に備える請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のマルチプロセッサ装置を搭載したマイクロコンピュータ。
- プログラムに基づいて演算処理を行う第1プロセッサ、第1タスク管理ブロック、第1トレース領域、及び前記第1タスク管理ブロックを監視する第1トレース制御部を有する第1プロセッサエレメントと、プログラムに基づいて演算処理を行う第2プロセッサを有する第2プロセッサエレメントと、を備えるマルチプロセッサ装置の制御方法であって、
前記第1プロセッサエレメントと前記第2プロセッサエレメントは、伝送経路である共有バスにより相互に接続し、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサが実行するタスクの状態変更を指示するシステムコールを実行し、当該システムコールの実行により前記第1タスク管理ブロックへの第1メモリアクセス命令を前記共有バスを介して送信し、
前記第1メモリアクセス命令は、前記第2プロセッサの識別子を含み、
前記第1プロセッサは、前記第1メモリアクセス命令に応じて前記タスクにかかる処理を行い、前記第1トレース制御部は、前記第1タスク管理ブロックへの前記第1メモリアクセス命令を検出し、検出した前記第1メモリアクセス命令に対応する前記タスクにかかるタスク処理情報を前記第2プロセッサの識別子と共に前記第1トレース領域に書き込む、マルチプロセッサ制御方法。 - 前記第1トレース制御部は、前記タスク処理情報の書き込みの際に前記共有バスにデータを送信することなく前記第1トレース領域への書き込みを行うことを特徴とする請求項13に記載のマルチプロセッサ制御方法。
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