JP5843669B2 - 整備対象バルブ選定装置および選定方法 - Google Patents

整備対象バルブ選定装置および選定方法 Download PDF

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Description

この発明は、多数のバルブの中から整備対象のバルブを決定する整備対象バルブ選定装置および選定方法に関するものである。
従来より、石油,化学系のプラントでは多数のバルブが使用されており、定期的なメンテナンスの際には、多数のバルブが整備対象の候補になる。そして、その多数のバルブの中からの実際に整備対象(開放点検など)となるバルブの決定(選定)は、使用期間などの参考情報に基づき、整備発注者と整備受注者が適宜協議して行なっていた。また、そのための参考情報を収集してレポートとして出力する機器情報管理システムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
プラントで多数使用されるバルブには、開放点検が絶対に必要なバルブや、逆にほとんど整備作業が不要なバルブなどが混在する。このため、多数のバルブの中から整備対象のバルブを選定することは、整備コスト面(工数,交換部材費など)と保全効果面(安全性,動作性能など)とのトレードオフの課題を扱うことになる。
特開2011−215917号公報 特許第3254624号公報
しかしながら、適宜協議する程度の手順では、整備に関するコスト対効果の課題の扱いが場当たり的になり、適切さに著しく欠けるケースも発生し得る。例えば、整備対象のバルブを決定するための協議に、不必要と思われるくらいに多大な時間を費やしてしまうケースなどがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、多数のバルブを対象に、コスト対効果に配慮した一定の整備対象のバルブの選定手順を提示する整備対象バルブ選定装置および選定方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、簡易的な判別方法として定められた第1の方法で整備対象候補のバルブを判別する簡易判別実行手段と、精密な判別方法として定められた第1の方法よりも工数の多い第2の方法で整備対象候補のバルブを判別する精密判別実行手段と、多数のバルブを対象として、簡易判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別を実行させた後、この簡易判別実行手段によって判別された整備対象候補のバルブを対象として、精密判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別を実行させて、多数のバルブの中から整備対象のバルブを決定する整備対象バルブ決定手段とを備えることを特徴とする。
発明者は、バルブの整備(特に開放点検)を実施するか否かの判断材料として、(1)使用期間のような単純明快な情報(相対的に工数の少ない方法(相対的に低コストな方法)で得られる情報)から、(2)オンラインデータを分析したり試験的動作によりデータを取得したりすることにより得られる高度な情報(相対的に工数の多い方法(相対的に高コストな方法)で得られる情報)まで、幅広い情報が利用されていることに着眼した。また、単純明快な情報のみに基づく判断により、整備対象から除外できるバルブもあるなど、バルブのばらつきも大きいことに着眼した。さらに、全てのバルブに対して、特に判断手順が規定されずに運用される場合、低コストな判断が可能なバルブに対して、高コストな判断が適用されるケースが発生し、これがコスト対効果の課題に影響していることを突き止めた。そして、整備に関するコスト対効果の課題を改善するためには、低コストな判別方法と高コストな判別方法を分割し、低コストな判別方法から順次適用しながら、高コストな判別方法の適用対象を減らして、最終的な整備対象を決定する手順を実行させることが有効であることに想到した。
このような技術思想に基づいて、本発明では、簡易的な判別方法として定められた第1の方法(相対的に工数の少ない方法(相対的に低コストな方法))で整備対象候補のバルブを判別する簡易判別実行手段と、精密な判別方法として定められた第1の方法よりも工数の多い第2の方法(相対的に工数の多い方法(相対的に高コストな方法))で整備対象候補のバルブを判別する精密判別実行手段とを用いて、整備対象候補のバルブを段階的に絞り込み、最終的に整備対象のバルブを決定する。この場合、先ず、多数のバルブを対象として、簡易判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別(簡易判別)を実行させる。そして、簡易判別によって判別された整備対象候補のバルブを対象として、精密判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別(精密判別)を実行させる。このようにして、低コストな判別方法から順次適用しながら、高コストな判別方法の適用対象を減らして、最終的な整備対象を決定する。これにより、整備発注者側にとっては、コスト対効果の納得性が向上し、整備受注者側にとっては、整備実施による保全責任のあいまいさが低減し、ビジネスリスクを低減することが可能となる。
本発明において、簡易判別実行手段や精密判別実行手段は、多段階で判別を行うようにしてもよい。例えば、簡易判別を行う場合、1段階目では、最近の整備実施の日から経過した日数に基づいて整備対象候補のバルブを判別するようにし、2段階目では、最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離に基づいて整備対象候補のバルブを判別するようにする。精密判別を行う場合、1段階目では、スティックスリップの発生頻度に基づいて整備対象候補のバルブを判別するようにし、2段階目ではステップ応答特性に基づいて整備対象候補のバルブを判別するようにする。
本発明によれば、簡易判別を実行して整備対象候補のバルブを判別した後、この判別された整備対象候補のバルブを対象として、精密判別を実行して整備対象のバルブを決定するようにしたので、多数のバルブを対象に、コスト対効果に配慮した一定の整備対象のバルブの選定手順が提示されるものとなり、整備発注者側にとっては、コスト対効果の納得性が向上し、整備受注者側にとっては、整備実施による保全責任のあいまいさが低減し、ビジネスリスクを低減することが可能となる。
本発明に係る整備対象バルブ選定装置の一実施の形態(実施の形態1)を用いたシステムの構成図である。 実施の形態1の整備対象バルブ選定装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る整備対象バルブ選定装置の他の実施の形態(実施の形態2)を用いたシステムの構成図である。 実施の形態2の整備対象バルブ選定装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 ステップ応答特性の一例を示す図である。 ステップ応答特性に含まれる管理指標の内容を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係る整備対象バルブ選定装置の一実施の形態(実施の形態1)を用いたシステムの構成図である。この実施の形態1は、極めて基本的な構成と処理手順を説明するためのものである。
図1において、1−1〜1−nはプラントで使用される多数のバルブ、2−1〜2−nはバルブ1−1〜1−nに付設されたポジショナ(バルブポジショナ)、3は機器管理システム、4は本発明に係る整備対象バルブ選定装置である。
このシステムにおいて、ポジショナ2(2−1〜2−n)は、上位装置(図示せず)からの設定開度θspを入力とし、バルブ1(1−1〜1−n)からフィードバックされてくる実開度θpvを見ながら、θsp=θpvとなるようにバルブ1(1−1〜1−n)の開度を制御する。また、ポジショナ2(2−1〜2−n)は、バルブ1(1−1〜1−n)の制御状態などに関するデータを、機器管理システム3に特定の周期で送信する。
機器管理システム3は、データ収集部3−1と、データ記憶部3−2と、情報処理部3−3と、情報提示部3−4とを備えている。データ収集部3−1は、ポジショナ2−1〜2−nからのデータを収集し、データ記憶部3−2に蓄積する。情報処理部3−3は、データ記憶部3−2に蓄積されているデータを利用して、情報処理を行い、2次的な情報を生成する。情報提示部3−4は、データ記憶部3−2に蓄積されているデータや情報処理部3−3で生成された情報を提示する。
整備対象バルブ選定装置4は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、簡易判別実行部4−1と、精密判別実行部4−2と、整備対象決定処理部4−3と、結果提示部4−4と、情報提示部4−5とを備えている。
整備対象バルブ選定装置4と機器管理システム3とは相互に接続され、機器管理システム3のデータ記憶部3−2に蓄積されているデータや情報処理部3−3で生成される情報は、整備対象バルブ選定装置4内の簡易判別実行部4−1や精密判別実行部4−2にて適宜利用される。
なお、本発明に係る整備対象バルブ選定装置4は、例えば機器管理システム3が実装されているパーソナルコンピュータ(PC)と同じPC上に実装されてデータや情報を共有してもよいし、別のPC上に実装されて通信機能を介してデータや情報を共有してもよい。
以下、図2に示すフローチャートを参照して、整備対象バルブ選定装置4における各部の機能を交えながら、本実施の形態特有の処理動作について説明する。なお、この処理動作は、整備対象決定処理部4−3が主体となって行われる。また、整備対象決定処理部4−3には、選定の対象とされるバルブ1−1〜1−nが予め登録されている。すなわち、バルブ1−1〜1−nの個数をN個とした場合、最初の整備対象候補のバルブとしてN個のバルブが登録されている。
整備対象決定処理部4−3は、オペレータから選定開始の指示が入力されると(ステップS101のYES)、先ず、簡易判別実行部4−1に指令を送り、簡易判別実行部4−1での整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS102)。
〔簡易判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(簡易判別)〕
簡易判別実行部4−1は、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、整備対象決定処理部4−3に登録されているN個のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する(逆に言えば、整備対象から除外できるバルブを判別する)。これにより、整備対象候補のバルブは、N個からM個(N≧M)に絞られる。
簡易判別実行部4−1は、簡易的な判別方法として定められた第1の方法(相対的に工数の少ない方法(相対的に低コストな方法))で、整備対象候補のバルブを判別(簡易判別)する。例えば、最近の整備実施の日から経過した日数が、予め規定された基準日数を超えたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。ただし、簡易判別段階であるので、基準日数は余裕を持って少なめに規定しおくのが好ましい。
次に、整備対象決定処理部4−3は、簡易判別実行部4−1での判別結果を受けて、精密判別実行部4−2に指令を送り、精密判別実行部4−2での整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS103)。
〔精密判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(精密判別)〕
精密判別実行部4−2は、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、簡易判別実行部4−1で判別された整備対象候補のバルブを対象とし、すなわち簡易判別によって絞られたM個の整備対象候補のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する(逆に言えば、整備対象から除外できるバルブを判別する)。これにより、整備対象候補のバルブは、M個からK個(M≧K)に絞られる。
精密判別実行部4−2は、精密な判別方法として定められた第1の方法よりも工数の多い第2の方法(相対的に工数の多い方法(相対的に高コストな方法))で、整備対象候補のバルブを判別(精密判別)する。例えば、最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離が、予め規定された基準距離を超えたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。この累積したバルブの摺動距離は、機器管理システム3から得られるデータや情報が、例えばバルブパッキン交換日の記録とポジショナ2からのバルブ位置指令値の履歴のみであった場合、これらを用いて摺動距離を算出する処理が必要になる。すなわち、最近の整備実施の日から経過した日数に比べれば工数が多く、高コストな判別方法になる。特に算出結果の妥当性をオペレータが確認することを義務付けられている場合は、オペレータの工数としてのコストも大きくなる。
整備対象決定処理部4−3は、精密判別実行部4−2からの判別結果を受けて、整備対象候補のバルブとして判別されたK個のバルブを整備対象のバルブとし、このK個のバルブが整備対象のバルブであることを認識できるように、結果提示部4−4に提示する(ステップS104)。例えば、バルブのタグ名を表示する。
また、整備対象決定処理部4−3は、簡易判別実行部4−1および精密判別実行部4−2において利用された情報(最近の整備実施の日から経過した日数、最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離)について、判別の評価に関する情報として各バルブに対応して情報提示部4−5に提示する(ステップS105)。例えば、整備対象から除外できないと判別した情報については赤文字で、整備対象から除外できると判別した情報については青文字で表示する。
以上の処理により、N−M個のバルブが精密判別の実施対象から除外され、すなわち高コストな判別の実施が低減されることになり、整備発注者側にとっては、コスト対効果の納得性が向上し、整備受注者側にとっては、整備実施による保全責任のあいまいさが低減し、ビジネスリスクを低減することができるようになる。単純に段階的に選別するだけではなく、低コストな判別方法と高コストな判別方法があることに着眼し、低コストな判別方法から実施するように規定したことにより、この効果が得られる。
〔実施の形態2〕
図3は本発明に係る整備対象バルブ選定装置の他の実施の形態(実施の形態2)を用いたシステムの構成図である。この実施の形態2は、実施の形態1では記述していない「実用上推奨される判別方法」を例示するものである。また、整備対象候補の判別は2段階に限られない(簡易判別,精密判別ともに1段階に限られない)ことを例示するためのものである。ただし、本実施例に記述される判別方法も、あくまでも事例に過ぎない。また、図3において、図1と同一符号は図1を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態2において、整備対象バルブ選定装置4は、第1簡易判別実行部4−1Aと、第2簡易判別実行部4−1Bと、第1精密判別実行部4−2Aと、第2精密判別実行部4−2Bと、整備対象決定処理部4−3と、結果提示部4−4と、情報提示部4−5とを備えている。
この整備対象バルブ選定装置4において、第1簡易判別実行部4−1Aおよび第2簡易判別実行部4−1Bは、簡易的な判別方法として定められた第1の方法(相対的に工数の少ない方法(相対的に低コストな方法))で、整備対象候補のバルブを判別(簡易判別)する。ただし、コストで言うと、第1簡易判別実行部4−1Aが第2簡易判別実行部4−1Bよりも低コストで整備対象候補のバルブを判別する。すなわち、第1簡易判別実行部4−1Aが低コスト順位1位の簡易判別(以下、第1簡易判別と呼ぶ)を行い、第2簡易判別実行部4−1Bが低コスト順位2位の簡易判別(以下、第2簡易判別と呼ぶ)を行う。
また、この整備対象バルブ選定装置4において、第1精密判別実行部4−2Aおよび第2精密判別実行部4−2Bは、精密な判別方法として定められた第1の方法よりも工数の多い第2の方法(相対的に工数の多い方法(相対的に高コストな方法))で、整備対象候補のバルブを判別(精密判別)する。ただし、コストで言うと、第1精密判別実行部4−2Aが第2精密判別実行部4−2Bよりも低コストで整備対象候補のバルブを判別する。すなわち、第1精密判別実行部4−2Aが低コスト順位3位の精密判別(以下、第1精密判別と呼ぶ)を行い、第2精密判別実行部4−2Bが低コスト順位4位の精密判別(以下、第2精密判別と呼ぶ)を行う。
以下、図4に示すフローチャートを参照して、整備対象バルブ選定装置4における各部の機能を交えながら、本実施の形態特有の処理動作について説明する。なお、この処理動作は、実施の形態1と同様、整備対象決定処理部4−3が主体となって行われる。また、整備対象決定処理部4−3には、実施の形態1と同様、選定の対象とされるバルブ1−1〜1−nが予め登録されている。すなわち、最初の整備対象候補のバルブとしてN個のバルブが登録されている。
整備対象決定処理部4−3は、オペレータから選定開始の指示が入力されると(ステップS201のYES)、先ず、第1簡易判別実行部4−1Aに指令を送り、第1簡易判別実行部4−1Aでの整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS202)。
第1簡易判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(第1簡易判別)〕
第1簡易判別実行部4−1Aは、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、整備対象決定処理部4−3に登録されているN個のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する。これにより、整備対象候補のバルブは、N個からM1個(N≧M1)に絞られる。
第1簡易判別実行部4−1Aは、例えば、第1簡易判別(低コスト順位1位)として、最近の整備実施の日から経過した日数が、予め規定された基準日数を超えたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。ただし、簡易判別段階であるので、基準日数は余裕を持って少なめに規定しおくのが好ましい。
次に、整備対象決定処理部4−3は、第1簡易判別実行部4−1Aでの判別結果を受けて、第2簡易判別実行部4−1Bに指令を送り、第2簡易判別実行部4−1Bでの整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS203)。
第2簡易判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(第2簡易判別)〕
第2簡易判別実行部4−1Bは、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、第1簡易判別実行部4−1Aで判別された整備対象候補のバルブを対象とし、すなわち第1簡易判別によって絞られたM1個の整備対象候補のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する。これにより、整備対象候補のバルブは、M1個からM2個(M1≧M2)に絞られる。
第2簡易判別実行部4−1Bは、例えば、第2簡易判別(低コスト順位2位)として、最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離が、予め規定された基準距離を超えたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。なお、この第2簡易判別は、実施の形態1に記述した精密判別と同じである。すなわち、第2簡易判別は第1簡易判別よりも相対的に高コストである。
次に、整備対象決定処理部4−3は、第2簡易判別実行部4−1Bでの判別結果を受けて、第1精密判別実行部4−2Aに指令を送り、第1精密判別実行部4−2Aでの整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS204)。
第1精密判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(第1精密判別)〕
第1精密判別実行部4−2Aは、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、第2簡易判別実行部4−1Bで判別された整備対象候補のバルブを対象とし、すなわち第2簡易判別によって絞られたM2個の整備対象候補のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する。これにより、整備対象候補のバルブは、M2個からK1個(M2≧K1)に絞られる。
第1精密判別実行部4−2Aは、例えば、第1精密判別(低コスト順位3位)として、予め規定された基準摺動距離あたりのスティックスリップの発生回数(すなわち発生頻度)が、予め規定された基準回数を超えたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。この第1精密判別では、摺動距離が算出された後に基準摺動距離あたりのスティックスリップの発生回数を求めることになるので、摺動距離に比べれば高コストな判別方法になる。なお、スティックスリップの検出については、特許文献2に開示されているのでここでの詳しい説明は省略する。
次に、整備対象決定処理部4−3は、第1精密判別実行部4−2Aでの判別結果を受けて、第2精密判別実行部4−2Bに指令を送り、第2精密判別実行部4−2Bでの整備対象候補のバルブの判別を実行させる(ステップS205)。
第2精密判別実行部での整備対象候補のバルブの判別(第2精密判別)〕
第2精密判別実行部4−2Bは、整備対象決定処理部4−3からの指令を受けて、第1精密判別実行部4−2Aで判別された整備対象候補のバルブを対象とし、すなわち第1精密判別によって絞られたK1個の整備対象候補のバルブを対象とし、整備対象から除外できないバルブを整備対象候補のバルブとして判別する。これにより、整備対象候補のバルブは、K1個からK2個(K1≧K2)に絞られる。
第2精密判別実行部4−2Bは、例えば、第2精密判別(低コスト順位4位)として、ステップ応答特性を利用して整備対象候補のバルブを判別する。図5にステップ応答特性の一例を示す。図5において、Iはステップ状の入力波形、IIはステップ状の入力波形に対する応答波形(ステップ応答特性)である。ステップ応答特性には、応答時間Td,T63,T86,T98、整定時間Tss、オーバーシュート、アンダーシュートなどの複数の管理指標が含まれ(図6参照)、管理指標取得のためにステップ応答動作をオフラインで自動実行することになるので、最も高コストな判別方法になる。第2精密判別では、これら管理指標の少なくとも1個を利用し、予め規定された正常範囲から外れたものを、整備対象から除外できないバルブとして判別する。なお、ステップ応答動作をオフラインで自動実行させる機能は、一般的にバルブ,ポジショナ,機器管理システムで実現されており、周知技術である。
整備対象決定処理部4−3は、第2精密判別実行部4−2Bからの判別結果を受けて、整備対象候補のバルブとして判別されたK2個のバルブを整備対象のバルブとし、このK2個のバルブが整備対象のバルブであることを認識できるように、結果提示部4−4に提示する(ステップS206)。例えば、バルブのタグ名を表示する。
また、整備対象決定処理部4−3は、第1簡易判別実行部4−1A、第2簡易判別実行部4−1B、第1精密判別実行部4−2Aおよび第2精密判別実行部4−2Bにおいて利用された情報(最近の整備実施の日から経過した日数、最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離、基準摺動距離あたりのスティックスリップの発生回数、ステップ応答特性の管理指標)について、判別の評価に関する情報として各バルブに対応して情報提示部4−5に提示する(ステップS207)。例えば、整備対象から除外できないと判別した情報については赤文字で、整備対象から除外できると判別した情報については青文字で表示する。
以上の処理により、N−M2個のバルブが第1精密判別の実施対象から除外され、またN−K1個のバルブが第2精密判別の実施対象から除外され、すなわち高コストな判別の実施が低減されることになり、整備発注者側にとっては、コスト対効果の納得性が向上し、整備受注者側にとっては、整備実施による保全責任のあいまいさが低減し、ビジネスリスクを低減することができるようになる。単純に段階的に選別するだけではなく、低コストな判別方法と高コストな判別方法があることに着眼し、低コストな判別方法から実施するように規定したことにより、この効果が得られる。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1(1−1〜1−n)…バルブ、2(2−1〜2−n)…ポジショナ、3…機器管理システム、4…整備対象バルブ選定装置、4−1…簡易判別実行部、4−2…精密判別実行部、4−3…整備対象決定処理部、4−4…結果提示部、4−5…情報提示部、4−1A…第1簡易判別実行部、4−1B…第2簡易判別実行部、4−2A…第1精密判別実行部、4−2B…第2精密判別実行部

Claims (12)

  1. 簡易的な判別方法として定められた第1の方法で整備対象候補のバルブを判別する簡易判別実行手段と、
    精密な判別方法として定められた前記第1の方法よりも工数の多い第2の方法で整備対象候補のバルブを判別する精密判別実行手段と、
    多数のバルブを対象として、前記簡易判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別を実行させた後、この簡易判別実行手段によって判別された整備対象候補のバルブを対象として、前記精密判別実行手段による整備対象候補のバルブの判別を実行させて、前記多数のバルブの中から整備対象のバルブを決定する整備対象バルブ決定手段と
    を備えることを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  2. 請求項1に記載された整備対象バルブ選定装置において、
    前記簡易判別実行手段および前記精密判別実行手段における整備対象候補のバルブの判別の評価に関する情報を提示する情報提示手段
    を備えることを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  3. 請求項1に記載された整備対象バルブ選定装置において、
    前記簡易判別実行手段は、
    最近の整備実施の日から経過した日数に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  4. 請求項1に記載された整備対象バルブ選定装置において、
    前記簡易判別実行手段および前記精密判別実行手段の何れか一方は、
    最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  5. 請求項1に記載された整備対象バルブ選定装置において、
    前記簡易判別実行手段および前記精密判別実行手段の何れか一方は、
    スティックスリップの発生頻度に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  6. 請求項1に記載された整備対象バルブ選定装置において、
    前記精密判別実行手段は、
    ステップ応答特性に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定装置。
  7. 簡易的な判別方法として定められた第1の方法で整備対象候補のバルブを判別する簡易判別実行ステップと、
    精密な判別方法として定められた前記第1の方法よりも工数の多い第2の方法で整備対象候補のバルブを判別する精密判別実行ステップと、
    多数のバルブを対象として、前記簡易判別実行ステップによる整備対象候補のバルブの判別を実行させた後、この簡易判別実行ステップによって判別された整備対象候補のバルブを対象として、前記精密判別実行ステップによる整備対象候補のバルブの判別を実行させて、前記多数のバルブの中から整備対象のバルブを決定する整備対象バルブ決定ステップと
    を備えることを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
  8. 請求項7に記載された整備対象バルブ選定方法において、
    前記簡易判別実行ステップおよび前記精密判別実行ステップにおける整備対象候補のバルブの判別の評価に関する情報を提示する情報提示ステップ
    を備えることを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
  9. 請求項7に記載された整備対象バルブ選定方法において、
    前記簡易判別実行ステップは、
    最近の整備実施の日から経過した日数に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
  10. 請求項7に記載された整備対象バルブ選定方法において、
    前記簡易判別実行ステップおよび前記精密判別実行ステップの何れか一方は、
    最近のパッキン交換後から累積したバルブの摺動距離に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
  11. 請求項7に記載された整備対象バルブ選定方法において、
    前記簡易判別実行ステップおよび前記精密判別実行ステップの何れか一方は、
    スティックスリップの発生頻度に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
  12. 請求項7に記載された整備対象バルブ選定方法において、
    前記精密判別実行ステップは、
    ステップ応答特性に基づいて整備対象候補のバルブを判別する
    ことを特徴とする整備対象バルブ選定方法。
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