JP5842512B2 - 利得可変増幅器 - Google Patents
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Description
A=−Z2/Z1
となる。ここで、図12(a)では、インピーダンスとして抵抗素子を用い、図12(b)では、容量素子を用いている。共に、スイッチを備えた素子を、多数並列接続としている。VGA制御信号によるスイッチのON、OFFにより、インピーダンスの値を変えることによって、増幅度を変える制御をしている(特許文献1、2)。
Vout=Vdd−I*RL (1)
であり、駆動素子の飽和状態でのトランスコンダクタンスをgmとすれば、
I=gm*Vin (2)
したがって増幅器の利得Aは、
A=−gm*RL (3)
となる。利得を変えたい場合は、一般には、gmやRLを変えることになる。しかし、変動する入力を増幅し、安定して一定の出力を得るために、gmやRLの値を変えて制御することは出来ない。一方、式(1)に着目すると、電流Iを変えることによって、利得を変えることが出来る。本発明は、この点に着目し、電流Iを制御することによって利得を変え、電源Vddと接地Vss間に接続される素子を減らし、利得を連続して変えられ、入力が変動しても増幅した出力を一定の大きさにすることができる、利得可変増幅回路を発明したものである。
制御信号によって利得を可変する利得可変増幅器において、ソースが接地され、飽和状態にバイアスされ信号を入力する入力用MOSトランジスタと、一端が電源に接続された第1の負荷抵抗と、入力用MOSトランジスタと第1の負荷抵抗との間に接続され、第1の制御信号が入力される第1の制御用MOSトランジスタと、一端が電源に接続された第2の負荷抵抗と、入力用MOSトランジスタと第2の負荷抵抗との間に接続され、第2の制御信号が入力される第2の制御用MOSトランジスタと、を備え、第1の負荷抵抗より増幅された信号を出力し、第1の制御用MOSトランジスタと第2の制御用MOSトランジスタとで第1の負荷抵抗の電流を制御して利得を可変とすることを特徴とする利得可変増幅器としたものである。
ソースが接地され、飽和状態にバイアスされる定電流源MOSトランジスタと、定電流
源MOSトランジスタと第1の負荷抵抗との間に接続され、第2の制御信号が入力される
第3の制御用MOSトランジスタと、定電流源MOSトランジスタと第2の負荷抵抗との
間に接続され、第1の制御信号が入力される第4の制御用MOSトランジスタと、を備え
、第3の制御用MOSトランジスタと、第4の制御用MOSトランジスタとで、第1の負
荷抵抗の直流電流を制御して定電流とし、第1の制御用MOSトランジスタと、第2の制
御用MOSトランジスタとで、第1の負荷抵抗の交流電流を制御して利得を可変とするこ
とを特徴とする請求項3に記載の利得可変増幅器としたものである。
請求項1〜2のいずれか1項に記載の利得可変増幅器を複数接続した多段利得可変増幅器であって、初段の信号入力用のMOSトランジスタに信号を入力し、前段の増幅された信号を次段の信号入力用のMOSトランジスタに入力し、制御用MOSトランジスタにそれぞれ制御用信号を入力したことを特徴とする多段利得可変増幅器としたものである。
本発明の利得可変増幅器の第一の参考実施形態は、制御信号によって利得を可変する利得可変増幅器であることを前提とし、信号を入力する駆動素子と、電源に接続された負荷抵抗とを有し、駆動素子と負荷抵抗の間に、負荷抵抗の電流を制御することによって、利得を可変する制御素子を備えている。
Ib=I1+I2
となる。Ibは、バイアス電圧とVGA入力とが合成され、入力用MOSトランジスタM3で増幅された電流である。第1、第2の制御用MOSトランジスタM1、制御用MOSトランジスタM2のゲート電圧に入力するVGA制御+、VGA制御−により、電流I1、I2を制御できる。したがって、第1の負荷抵抗に流れる電流を制御し、利得を可変することが出来る。
RLに流れる電流=I1+I1b
RL´に流れる電流=I2+I2b
となる。
M1の制御信号=VGA制御+、
M1bの制御信号=VGA制御−、
M2の制御信号=VGA制御−、
M2bの制御信号=VGA制御+
であるから、I1とI1b、I2とI2bが、それぞれ制御信号の組み合わせが同じものとなる。
I1+I2=Ib1
I1b+I2b=Ib2
となるので、Ib1=Ib2=Ibのように設定した場合、
RLに流れる電流=I1+I1b=Ib
RL´に流れる電流=I2+I2b=Ib
となる。したがってVGA制御に依らず、RL、RL´に流れる電流は常に一定となる。そして、VGA入力の信号は入力用MOSトランジスタM3のみに入力され、増幅された交流電流が、第1の制御用MOSトランジスタM1と第2の制御用MOSトランジスタM2とに流れる。そして、定電流MOSトランジスタM3bに接続された、第3の制御用MOSトランジスタM1bと、第4の制御用MOSトランジスタM2bとでRL、RL´に流れる直流電流は一定であって、この交流電流に対し、制御信号で制御された利得でVGA出力として出力される。このようにして、バイアスは変動せず、交流電流のみを制御することからひずみに対する耐性が向上し、VGA入力の信号や制御信号の大きさを幅広くとれる。
Claims (3)
- 制御信号によって利得を可変する利得可変増幅器において、ソースが接地され、飽和状態にバイアスされ信号を入力する入力用MOSトランジスタと、一端が電源に接続された第1の負荷抵抗と、入力用MOSトランジスタと第1の負荷抵抗との間に接続され、第1の制御信号が入力される第1の制御用MOSトランジスタと、一端が電源に接続された第2の負荷抵抗と、入力用MOSトランジスタと第2の負荷抵抗との間に接続され、第2の制御信号が入力される第2の制御用MOSトランジスタと、を備え、第1の負荷抵抗より増幅された信号を出力し、第1の制御用MOSトランジスタと第2の制御用MOSトランジスタとで第1の負荷抵抗の電流を制御して利得を可変とすることを特徴とする利得可変増幅器。
- ソースが接地され、飽和状態にバイアスされる定電流源MOSトランジスタと、定電流源MOSトランジスタと第1の負荷抵抗との間に接続され、第2の制御信号が入力される第3の制御用MOSトランジスタと、定電流源MOSトランジスタと第2の負荷抵抗との間に接続され、第1の制御信号が入力される第4の制御用MOSトランジスタと、を備え、第3の制御用MOSトランジスタと、第4の制御用MOSトランジスタとで、第1の負荷抵抗の直流電流を制御して定電流とし、第1の制御用MOSトランジスタと、第2の制御用MOSトランジスタとで、第1の負荷抵抗の交流電流を制御して利得を可変とすることを特徴とする請求項1に記載の利得可変増幅器。
- 請求項1〜2のいずれか1項に記載の利得可変増幅器を複数接続した多段利得可変増幅器であって、初段の信号入力用のMOSトランジスタに信号を入力し、前段の増幅された信号を次段の信号入力用のMOSトランジスタに入力し、制御用MOSトランジスタにそれぞれ制御用信号を入力したことを特徴とする多段利得可変増幅器。
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Family Applications (1)
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