JP5841185B2 - 座席用足置き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、航空機、鉄道車両、バス、自動車等の座席の下部に設置され、乗客が着座中に足を置くことによって足を疲れにくくする座席用足置き装置に関する。
この種の座席用足置き装置として、座席の下部のフレームに水平軸を固定し、水平軸にアームを回転可能に連結し、アームの先端部に乗客が足を置くフットレスト部を取り付けたものが知られている(特許文献1参照)。足置き装置を使用するとき、手又は足でフットレスト部を下方に押し下げる。すると、アームは水平軸の回りを一方向に回転し、アームの先端部のフットレスト部は収納位置から使用位置まで下降する。足置き装置を使用しないときは、手又は足でフットレスト部を上方に押し上げる。すると、アームは反対方向に回転し、フットレスト部は使用位置から収納位置まで上昇する。
実開平5−15853号公報
しかし、従来の座席用足置き装置にあっては、座席用足置き装置の占有スペースが大きくなり、乗客の足元にすっきりした空間を得にくいという課題がある。アームが水平軸の回りを回転する構造になっていることが一因である。このため、座席の下に物を置くと、アームと物とが干渉し易く、収納位置にあるフットレスト部を使用位置まで下降させるのが困難になる。
そこで、本発明は、占有スペースを小さくすることができ、座席の下に物を置くことができる座席用足置き装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、座席に固定される第一部材、及び前記第一部材に円弧の軌道に沿って線運動可能に組み付けられる第二部材を有する案内装置と、前記案内装置の前記第二部材に取り付けられ、乗客が足を置くフットレスト部と、を備え、前記第一部材は、座席に固定されるブロックであり、前記第二部材は、前記フットレスト部が端部に取り付けられる円弧形のレールであり、前記レールと前記ブロックとの間には、転がり運動可能に複数の転動体が介在し、前記レールは、複数の転動体転走部を有し、前記ブロックは、前記レールの前記複数の転動体転走部に対向する複数の負荷転動体転走部、及び前記レールの前記転動体転走部と前記ブロックの前記負荷転動体転走部との間に転がり運動可能に介在する前記複数の転動体を循環させる複数の循環路を有する座席用足置き装置である。
本発明によれば、案内装置がフットレスト部を直線又は円弧の軌道に沿って線運動させるので、座席用足置き装置の占有スペースを小さくすることができる。このため、座席の下に物(例えば荷物、救命胴衣等の座席に固定される物等)を置いても、収納位置にあるフットレスト部を使用位置まで引き出すことができる。
本発明の第一の実施形態の座席用足置き装置の側面図である(図1(a)は両足をフットレスト部に置いた状態を示し、図1(b)は左足をフットレスト部に置いて、右足を床面に降ろした状態を示す)。 本発明の第一の実施形態の座席用足置き装置の背面図である。 本発明の第一の実施形態の案内装置の斜視図(ブロックの一部断面図を含む)である。 本発明の第二の実施形態の座席用足置き装置の側面図である(図4(a)は両足をフットレスト部に置いた状態を示し、図4(b)は左足をフットレスト部に置いて、右足を床面に降ろした状態を示す)。 本発明の第三の実施形態の座席用足置き装置の背面側斜視図である。 図5の座席用足置き装置の拡大図である。 本発明の第三の実施形態の座席用足置き装置の側面図である。 本発明の第三の実施形態の座席用足置き装置の側面図である(フットレスト部を使用位置まで引き出した状態を示す)。 本発明の第四の実施形態の座席用足置き装置の背面側斜視図である。 本発明の第四の実施形態の座席用足置き装置の側面側拡大図である。 本発明の第三の実施形態及び第四の実施形態の座席用足置き装置のコイルばねの他の例を示す断面図(レールに直交する断面図)である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態の座席用足置き装置を詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施形態の座席用足置き装置の側面図を示し(図1(a)は両足をフットレスト部に置いた状態を示し、図1(b)は左足をフットレスト部に置いて、右足を床面に降ろした状態を示す)、図2は、本発明の第一の実施形態の座席用足置き装置の背面図を示す。
図1(a)に示すように、座席1は、座面を構成するシートボトム1a、背もたれを構成するシートバック1b、シートボトム1aを支持するボトムフレーム1c(図5参照)、ボトムフレーム1cに結合される前脚1d及び後脚1eを備える。座席1のボトムフレーム1cには、案内装置2が装備される。案内装置2は、座席1のボトムフレーム1cに固定される第一部材としてのブロック3と、ブロック3に対して相対的に曲線運動する第二部材としてのレール4と、を備える。レール4は、上方に向かって凸の円弧形に曲げられる。レール4は、ブロック3に対して円弧の軌道(レール4の形状に一致する円弧の軌道)に沿って曲線運動する。レール4の一端部には、乗客Pが足を置くフットレスト部5が取り付けられる。フットレスト部5も、レール4と同様に円弧の軌道に沿って曲線運動する。この実施形態のフットレスト部5は、水平方向に延びる棒状に形成されるが、乗客Pが足を置けるものであればその構造は限定されるものではなく、例えば板状に形成することもできる。
フットレスト部5を使用するとき、乗客Pが手又は足で座席の前側にあるフットレスト部5を引き出す。すると、フットレスト部5は、案内装置2によって案内されながら、座席1の下から円弧の軌道に沿って使用位置まで引き出される。図1(a)の乗客Pの前側の座席1のフットレスト部5の位置が、使用位置である。図1(a)の乗客Pが座っている座席1のフットレスト部5´の位置が、収納位置である。フットレスト部5の高さは、フットレスト部5´の高さよりも低い。円弧形のレール4は、その頂点でブロック3に支持される。収納位置から使用位置に向かって所定位置まで引き出されたフットレスト部5は、レール4の自重によって自動的に使用位置まで移動する。使用位置では、レール4の他端部に取り付けたストッパ6がブロック3に当たる(図7のストッパ6a、ブロック3a参照)。乗客Pは、図1(a)に示すように、両足をフットレスト部5に置くこともできるし、図1(b)に示すように、片足をフットレスト部5に置き、片足を床面に降ろすこともできる。
フットレスト部5を使用しないとき、乗客Pは手又は足で使用位置のフットレスト部5を押し込む。使用位置から収納位置に向かって所定位置まで押し込まれたフットレスト部5は、レール4の自重によって自動的に収納位置まで移動する。収納位置では、レール4の一端部に取り付けたフットレスト部5´が座席1のボトムフレーム1c、ブロック3等に当たる。
図2に示すように、床面Fから使用位置のフットレスト部5の上面までの高さhは、200mm〜300mm、好ましくは250mmに設定される。従来の座席用足置き装置に比べて、床面から高い位置にフットレスト部を配置することで、足を組むのと同様に重心を容易に変えることができるので、足を置いた乗客Pがリラックスした状態で座席1に座ることができる。200mm以下だと、重心が変えにくいので、乗客Pがリラックスできない。300mm以上だと、重心が不安定になり、乗客Pがリラックスできない。
図3は、案内装置2の詳細図を示す。レール4は、曲率半径Rの円弧に曲げられる。レール4の幅方向の両側には、転動体としてのボール7が転がり運動するボール転走溝14が形成される。レール4は、ブロック3に転がり運動可能な複数のボール7を介して曲線運動可能に組み付けられる。ブロック3には、レール4のボール転走溝14に対向する負荷ボール転走溝11が形成される。複数のボール7は、レール4のボール転走溝14とブロック3の負荷ボール転走溝11との間に転がり運動可能に介在する。ブロック3には、複数のボール7を循環させるための循環路が形成される。循環路は、負荷ボール転走溝11に平行な戻し路12と、負荷ボール転走溝11と戻し路12を接続する一対のU字状の方向転換路13と、から構成される。ブロック3は、負荷ボール転走溝11及び戻し路12が形成されるブロック本体3−1と、ブロック本体3−1の移動方向の両端面に取り付けられ、一対の方向転換路13が形成される一対のエンドプレート3−2と、を備える。図3には、ブロック本体3−1及びエンドプレート3−2の一部断面が示されている。
本実施形態の座席用足置き装置によれば、案内装置2がフットレスト部5を円弧の軌道に沿って曲線運動させるので、座席用足置き装置の占有スペースを小さくすることができる。このため、座席1の下に荷物9を置いても、荷物9とフットレスト部5の干渉を避けることができ、収納位置にあるフットレスト部5を使用位置まで引き出すことができる。
また、レール4が円弧形に形成されるので、使用位置に向かって所定位置まで移動させたフットレスト部5を、レール4の自重によって自動的に使用位置まで移動させることができるし、収納位置に向かって所定位置まで移動させたフットレスト部5を、レール4の自重によって自動的に収納位置まで移動させることができる。
さらに、案内装置2のレール4とブロック3との間に転がり運動可能に複数のボール7を介在させるので、高負荷がかかっても案内装置2が軽快に動く。このため、乗客Pが足の強い力でフットレスト部5を押しても、フットレスト部5を軽快に移動させることができる。
さらに、案内装置2のレール4が移動するようにすることで、フットレスト部5が収納位置にあるとき、レール4を座席1の下部に収納することができる。
図4は、本発明の第二の実施形態の座席用足置き装置を示す(図4(a)は両足をフットレスト部に置いた状態を示し、図4(b)は左足をフットレスト部に置いて、右足を床面に降ろした状態を示す)。第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、案内装置2は、円弧形のレール4と、レール4に曲線運動可能に組み付けられるブロック3と、を備える。レール4、ブロック3の構造は、第一の実施形態と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第二の実施形態では、第一の実施形態と異なり、レール4が座席1に固定され、ブロック3にフットレスト部5が取り付けられる。レール4は、座席1のボトムフレーム1cに固定される後脚1e(図5参照)と兼用されている。
第二の実施形態の座席用足置き装置によれば、案内装置2のレール4を座席1の後脚1eと兼用するので、座席用足置き装置の重さの増加分が、ブロック3、フットレスト部5の重さだけで済む。このため、軽量化が要求される航空機の座席用足置き装置に適する。
図5は、本発明の第三の実施形態の座席用足置き装置の背面側斜視図を示す。第三の実施形態の座席用足置き装置は、乗客Pが左右の足を置くことができるようにフットレスト部5が分割されている。すなわち、フットレスト部5は、左足用フットレスト部5aと、右足用フットレスト部5bと、から構成される。そして、一対の案内装置2a,2bが左足用フットレスト部5a及び右足用フットレスト部5bを別々に移動させる。一対の案内装置2a,2bは、座席1のボトムフレーム1cに荷物9(又は座席1に固定される救命胴衣等の物)を避けた位置に配置される。
図6の座席用足置き装置の拡大図に示すように、座席1のボトムフレーム1cには、一対のブロック3a,3bが固定される。ブロック3a,3bは、ブロック3a,3bに組み付けられるレール4a,4bが向かい合うように線対称にボトムフレーム1cに固定される。ブロック3a,3bには、円弧形のレール4a,4bが円弧の軌道に沿って曲線運動可能に組み付けられる。レール4a,4bの一端部には、棒状のフットレスト部5a,5bがねじ等の固定手段によって結合される。フットレスト部5a,5bには、乗客Pの足に柔らかく当たるように円筒形のクッション材が巻かれる。
図7の側面図に示すように、円筒形のレール4aの他端部には、ブロック3aに当接するゴム製のストッパ6aが取り付けられる。レール4aの周囲には、ストッパ6aとブロック3aとの間に弾性部材としてのコイルばね18aが配置される。なお、図7には、手前側のレール4aにコイルばね18aが配置された状態が示されているが、後ろ側のレール4bにも図示しないコイルばねが配置される。コイルばね18aの自然長は、収納位置のストッパ6aとブロック3aとの間の距離よりも短い。
図8は、使用位置にあるフットレスト部5a,5bを示す。乗客Pがフットレスト部5aを使用位置まで引き出したとき、ストッパ6aはブロック3aに当たる。コイルばね18aはストッパ6aとブロック3aとの間で圧縮される。乗客Pがフットレスト部5aから足を降ろすと、フットレスト部5aはコイルばね18aの弾性力によって収納位置に向かって自動的に移動する。フットレスト部5aが図7に示す所定位置まで移動すると、ストッパ6aとブロック3aとの間の距離がコイルばね18aの自然長を超える。このため、フットレスト部5aはコイルばね18aの弾性力によって収納位置まで戻る訳ではない。フットレスト部5aは、レール4aの自重によって収納位置まで自動的に移動する。なお、厳密にいえば、レール4aには、ストッパ6a、コイルばね18aが取り付けられているので、フットレスト部5aは、ストッパ6a、コイルばね18aの自重を含めたレール4aの自重によって収納位置まで移動する。収納位置では、フットレスト部5aが座席1のボトムフレーム1c、ブロック3a等に当たる。
この第三の実施形態の座席用足置き装置によれば、左足用フットレスト部5a及び右足用フットレスト部5bを備えるので、例えば乗客Pが右足を曲げ、左足を伸ばす等、両足で異なる動きをすることができる。したがって、乗客Pがより楽な姿勢をとることができる。
また、乗客Pが使用位置のフットレスト部5aから足を降ろしたとき、コイルばね18aがフットレスト部5aを自動的に収納位置に向かって移動させるので、フットレスト部5aの収納が容易になる。
さらに、コイルばね18aの弾性力ではなく、レール4aの自重によってフットレスト部5aを収納位置に戻すので、フットレスト部5aを収納位置にゆっくり戻すことができる。このため、前の座席の乗客に衝撃が伝わるのを防止することができる。
図9は、本発明の第四の実施形態の座席用足置き装置の背面側斜視図を示す。第四の実施形態は、第三の実施形態と同様に、乗客Pが左右の足を置くことができるように左足用フットレスト部5a及び右足用フットレスト部5bを備える。そして、一対の案内装置2a,2bが左足用フットレスト部5a及び右足用フットレスト部5bを別々に移動させる。ただし、一対の案内装置2a,2bは、第三の実施形態と異なり、座席1のボトムフレーム1cの左右に離れて配置される。こうすることで、座席1の下部のスペースを広くすることができ、荷物9(又は座席1に固定される救命胴衣等の物)を配置するスペースを大きくすることができる。
図10の座席用足置き装置の側面側拡大図に示すように、座席1のボトムフレーム1cには、左右方向に離して一対のブロック3a,3bが背面同士が向かい合うように固定される。ブロック3a,3bには、円弧形のレール4a,4bが円弧の軌道に沿って曲線運動可能に組み付けられる。第三の実施形態と同様に、レール4a,4bの一端部には、棒状のフットレスト部5a,5bが取り付けられる。レール4a,4bの他端部には、ストッパ6a,6bが取り付けられる。レール4a,4bの周囲には、ストッパ6a,6bとブロック3a,3bとの間にコイルばね18a,18bが配置される。
図11は、第三及び第四の実施形態のコイルばねの他の例を示す。第三及び第四の実施形態のコイルばね18a,18bは、レール4a,4bの周囲に配置されているが、図11に示すように、この例のコイルばね21は、レール4の内側に埋め込まれている。レール4には、コイルばね21を埋め込むための溝20が形成される。コイルばね21をレール4に埋め込むことで、より安全性が高くなる。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲でさまざまな実施形態に具現化可能である。
上記実施形態では、案内装置として、レールとブロックとの間に転動体を介在させた転がり型の案内装置を使用したが、レールとブロックとの間に転動体を介在させないすべりタイプの案内装置を使用することもできる。また、案内装置として、二つのレールを二つのレールの長さ方向に相対移動可能に組み付けたスライドレールを用いることもできる。案内装置の転動体には、ボールの替わりにローラを使用することもできる。
上記実施形態では、円弧形のレールを使用しているが、直線状のレールを使用することもできる。この場合、直線状のレールが直線の軌道に沿って直線運動する。本発明では、直線運動と曲線運動とを総称して線運動という。
上記実施形態では、レールの一端部にフットレスト部をねじ等の固定手段で結合しているが、レールとフットレスト部とを一体の部品から構成することも可能である。
1…座席、2,2a,2b…案内装置、3,3a,3b…ブロック(第一部材)、4,4a,4b…レール(第二部材)、5…フットレスト部、5a…左足用フットレスト部、5b…右足用フットレスト部、6,6a,6b…ストッパ、7…ボール(転動体)、9…荷物、11…負荷ボール転走溝(負荷転動体転走溝)、12…戻し路(循環路)、13…方向転換路(循環路)、14…ボール転走溝(転動体転走溝)

Claims (4)

  1. 座席に固定される第一部材、及び前記第一部材に円弧の軌道に沿って線運動可能に組み付けられる第二部材を有する案内装置と、
    前記案内装置の前記第二部材に取り付けられ、乗客が足を置くフットレスト部と、
    を備え
    前記第一部材は、座席に固定されるブロックであり、
    前記第二部材は、前記フットレスト部が端部に取り付けられる円弧形のレールであり、
    前記レールと前記ブロックとの間には、転がり運動可能に複数の転動体が介在し、
    前記レールは、複数の転動体転走部を有し、
    前記ブロックは、前記レールの前記複数の転動体転走部に対向する複数の負荷転動体転走部、及び前記レールの前記転動体転走部と前記ブロックの前記負荷転動体転走部との間に転がり運動可能に介在する前記複数の転動体を循環させる複数の循環路を有する座席用足置き装置。
  2. 前記フットレスト部は、乗客が左右の足を置くことができるように左足用フットレスト部及び右足用フットレスト部を備え、
    前記案内装置は、左足用案内装置及び右足用案内装置を備え、
    前記左足用案内装置及び前記右足用案内装置それぞれは、単一の前記ブロックと、単一の前記レールと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の座席用足置き装置。
  3. 前記座席用足置き装置はさらに、
    乗客が使用位置の前記フットレスト部から足を降ろしたとき、使用位置の前記フットレスト部を収納位置に向かって自動的に移動させる弾性部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の座席用足置き装置。
  4. 床面から使用位置の前記フットレスト部の上面までの高さは、200mm〜300mmに設定されることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の座席用足置き装置。
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