JP5839857B2 - 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム - Google Patents
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Description
ところが、第1の追尾領域を用いて被写体の追尾が不能になると、被写体の追尾は、第1の追尾領域から第2の追尾領域に切り替え、当該第2の追尾領域に対応する画像データに基づくAF動作に切り替わる。第1の追尾領域から第2の追尾領域への切り替えのタイミングは、画像データ上であればフレーム間で切り替わるものとなる。AF動作では、AF高速化のために過去のAF結果を参照しているために、AF合焦迄の遅延や偽合焦が生じることがある。この結果、ユーザは、被写体に合焦していないボケ画像を撮影してしまったり、撮影タンミングを逃してしまうことがある。
図1は追尾機能を備えた撮像装置の一例としてのブロック構成図を示す。撮像装置100は、撮影光学系102と、焦点調整機構104と、絞り106と、絞り駆動機構108と、シャッタ110と、シャッタ駆動機構112と、撮像素子114と、撮像素子インターフェイス(IF)回路116と、RAM118と、表示素子120と、表示素子駆動回路122と、タッチパネル124と、タッチパネル駆動回路126と、記録メディア128と、システムコントローラ130と、操作部132と、ROM134とを有する。
絞り106は、開閉自在に構成され、撮影光学系102を介して撮像素子114に入射する光束Fの量を調整する。絞り駆動機構108は、絞り106を駆動するための駆動機構を有し、システムコントローラ130内のCPU1301の制御に従って絞り106を駆動する。
ワークエリアは、撮像素子IF回路116で得られた画像データ等を含む各データ、例えば撮像装置100の各部で発生した各データを一時記憶する。
評価画像エリアは、評価画像データを一時記憶する。この評価画像データは、追尾処理における追尾対象の被写体を含むフレームの画像データである。追尾処理においては、追尾対象を追尾するように処理が行われる。
参照画像エリアは、参照画像データを一時記憶する。この参照画像データは、追尾処理において、追尾対象の探索の対象となるフレームの画像データである。追尾処理においては、参照画像データ中で探索が行われる。
追尾位置ログエリアは、追尾位置ログを一時記憶する。この追尾位置ログは、追尾処理の結果として得られた追尾位置を記録したログである。本実施の形態では、複数の追尾処理を併用して追尾対象を追尾する。したがって、追尾位置ログには、それぞれの追尾処理によって得られた追尾位置を例えば過去10フレーム分個別に記録する。また、追尾位置ログには、後述の優先追尾位置判定処理によって採用された最終的な追尾位置も記録する。
追尾色領域ログエリアは、追尾色領域ログを一時記憶する。この追尾色領域ログは、追尾処理によって得られた追尾色領域を記録したログである。本実施の形態では、追尾色領域を例えば過去10フレーム分個別に記録する。
タッチパネル124は、表示素子120の表示画面上に一体的に形成されており、表示画面上へのユーザの指等の接触位置等を検出する。タッチパネル駆動回路126は、タッチパネル124を駆動すると共に、タッチパネル124からの接触検出信号をシステムコントローラ130のCPU1301に出力する。CPU1301は、接触検出信号から、ユーザの表示画面上への接触操作を検出し、その接触操作に応じた処理を実行する。
CPU1301は、焦点調整機構104と、絞り駆動機構108と、シャッタ駆動機構112と、表示素子駆動回路122と、タッチパネル駆動回路126等のシステムコントローラ130の外部の各機能ブロック、及びシステムコントローラ130内部の各回路の動作を制御する。
ウォブリング駆動での焦点調節は、コントラスト検出方式であって、被写体の動きに対して継続的に焦点検出を行うもので、フォーカスレンズを光軸方向に沿って微小振動(往復動)させる、すなわちフォーカスレンズの焦点調節位置を基準となる焦点調節位置に対して前後方向にずらしては戻す動作を繰り返してフォーカスレンズを合焦位置まで駆動させる。
第1の追尾回路1306は、例えば人物等の被写体が撮像された画像デ―タにおいて、顔部検出回路1305により検出された顔部に対応する第1の画像データに基づいて被写体を追尾する。この第1の追尾回路1306は、例えば人物等の被写体が撮像された画像データ中における顔部に対応する領域の輝度情報又は例えば肌色の色情報に基づいて被写体を追尾する。
なお、輝度検出回路1308は、画像データ中における顔部又は胸部等の周辺部位に対応する領域の輝度情報の検出を行う。
色情報検出回路1309は、画像データ中における顔部又は胸部等の周辺部位に対応する領域の色情報、例えば肌色の色情報を検出する。
第1の追尾回路1306は、画像データの輝度情報を用いて顏部の追尾処理を行う。この輝度情報を用いた顏部の追尾処理は、例えば図3(a)に示す(N−1)フレームにおいて追尾対象である被写体が設定された場合、この(N−1)フレームの画像データを評価画像データとしてRAM118の評価画像エリアに記憶する。この評価画像データの追尾対象を含む所定範囲202の画像データが基準画像データに設定される。この後、追尾処理では、同図(b)に示すNフレームとなる参照画像データ中において基準画像データ202と対応する部分を探索する。
Nフレームの追尾処理を例に示すと、顏部追尾回路1307は、Nフレームの画像データを参照画像データとしてRAM118の参照画像エリアに記憶する。第1の追尾回路1306は、この参照画像データのうちの所定の探索範囲204の画像データと基準画像データ202との相関量を求めることにより、参照画像データの基準画像データ202と対応する部分を探索する。相関量は、例えば基準画像データと参照画像データとの差分絶対値和から判定する。なお、差分絶対値和は、画素毎に輝度差の絶対値を求めてそれを積算したものである。
顔部追尾位置Bは、色情報検出回路1309により検出された顔部に対応する肌色の色情報の領域に基づいて顔部を追尾するための位置を示し、例えば図4(a)(b)に示す追尾色領域304の重心位置302又は308に対応する。この顔部追尾位置Bは、上記の通り追尾位置ログエリアに記録される。
周辺部追尾位置Cは、第2の追尾回路1307により追尾する被検体中の顔部以外の周辺部位、例えば胸部を示す。この周辺部追尾位置Cは、例えば矩形の枠により被検体中の胸部を示す。この周辺部追尾位置Cは、矩形の枠に限らず、円形の枠であってもよい。
この追尾切替回路1310は、顔部以外の部位、例えば胸部の位置から顔部として推定される位置で、顔部が検出される、又は顔部に対応する肌色の色情報が検出されると、図8に示すような第2の追尾回路1307による胸部の追尾(胸部追尾枠D2の表示)から図6又は図7に示すような第1の追尾回路1306による顔部の追尾(顔部追尾枠D1の表示)に戻る。
なお、顔部と胸部との位置関係は、画像データ上において被検体の顔部から予め設定された距離だけ下方、すなわち人物の顔部よりも下方を首部、胸部、腹部、脚部とすると、顔部から予め設定された距離だけ下方の位置が胸部であるとの関係に設定されているので、人物の胸部よりも予め設定された距離だけ上方に顔部が存在することを推定できる。
追尾切替回路1310は、少なくとも顔部検出回路1305により顔部が検出されず、かつ色情報検出回路1306により肌色の色情報の領域が検出されない場合、第1の追尾回路1306による顔部の追尾が出来ないと判定する。
追尾切替回路1310は、画像デ―タ中に顔部のデータが無く、画像デ―タ中の顔部のデータ量が顔部を検出することができない信頼性の低いデータ量であり、かつ肌色の色情報の領域に基づいて顔部を追尾できず当該追尾の性能が悪化すれば、第1の追尾回路1306による顔部の追尾が出来ないと判定する。
このAF制御部回路1302は、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効な場合、この顔部に対応する領域の第1の画像データに基づいてAF動作を行い、顔部が有効に検出されなくなった場合、胸部等の周辺部位に対応する領域の第2の画像データに基づいてAF動作を行う。
AF制御部回路1302は、画像データのフレーム間で、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効でない状態から有効な状態に変わると、第1の追尾回路1306により追尾される胸部等の周辺部位に対応する領域の第2の画像データに基づくAF動作から顔部に対応する第1の画像データに基づくAF動作に変わる。
AF制御部回路1302は、画像データのフレーム間で、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効でなくなって第1の追尾回路1306による被写体の追尾が不能になった場合、第2の追尾回路1307の追尾に用いる胸部等の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいてAF動作を行う。
具体的に、AF制御部回路1302は、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効、又は第1の追尾回路1306による被検体の追尾が可能で、顔部に対応する第1の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている状態に、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効でなくなりかつ第1の追尾回路1306による被検体の追尾が不能になると、第2の追尾回路1307による胸部等の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて山登りAF動作を行う。
AF制御部回路1302は、第2の追尾回路1307による被検体の追尾が有効で、胸部等の周辺部位に対応する第2の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている場合に、画像データのフレーム間で、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効でない状態から有効に変化すると、顔部に対応する第1の画像データに基づいて山登りAF動作を行う。
操作部132は、ユーザによって操作される各種の操作部材である。この操作部132は、例えば、レリーズ釦、動画釦、モードダイヤル、選択キー、電源釦等を含む。
レリーズ釦は、1stレリーズスイッチと、2ndレリーズスイッチとを有する。1stレリーズスイッチは、ユーザがレリーズ釦を半押しするとオンするスイッチである。この1stレリーズスイッチがオンすることにより、AF処理等の撮影準備動作が行われる。2ndレリーズスイッチは、ユーザがレリーズ釦を全押しするとオンするスイッチである。この2ndレリーズスイッチがオンすることにより、静止画撮影用の露光動作が行われる。
動画釦は、動画撮影の開始又は終了を指示するための操作部材である。ユーザによって動画釦が押されると動画撮影処理が開始される。また、動画撮影処理の実行中に動画釦が押されると、動画撮影処理が終了される。
モードダイヤルは、撮像装置の撮影設定を選択するための操作部材である。本実施形態では、撮像装置の撮影設定として、例えば、静止画撮影モードと動画撮影モードを選択できる。静止画撮影モードは、静止画像を撮影するための撮影設定である。また、動画撮影モードは、動画像を撮影するための撮影設定である。
選択キーは、例えばメニュー画面上での項目の選択や決定をするための操作部材である。ユーザによって選択キーが操作されるとメニュー画面上での項目の選択や決定が行われる。
電源釦は、撮像装置の電源をオン又はオフするための操作部材である。ユーザによって電源釦が操作されると、本装置100が起動して動作可能な状態となる。撮像装置が起動している間に電源釦が操作されると、本装置100が省電力待機状態となる。
AF制御機能は、顔部の検出が有効でない状態から有効な状態に変わると、周辺部位に対応する領域の第2の画像データに基づくAF動作から顔部に対応する第1の画像データに基づくAF動作に変わることを実現させる。
CPU1301は、ROM134から必要なプログラムコードを読み込んで本装置100の動作を制御する。
CPU1301は、ステップS100において、現在の本装置100の撮影設定が静止画撮影モードであるか否かを判定する。この撮影設定は、モードダイヤルによって設定される。
判定の結果、撮影設定が静止画撮影モードであると、CPU1301は、ステップS102において、ライブビュー動作を開始させる。ライブビュー動作として、CPU1301は、シャッタ駆動機構112を制御してシャッタ110を開放した後、撮像素子IF回路116を制御して撮像素子114による撮像を開始させる。その後、CPU1301は、撮像素子114による撮像の結果としてRAM118のワークエリアに記憶された画像データを画像処理回路1304に入力してライブビュー表示用の画像処理を施す。続いて、CPU1301は、ライブビュー表示用の画像処理がされた画像データを表示素子駆動回路122に入力し、表示素子120に画像を表示させる。このような表示動作を繰り返し実行することにより、被写体の画像を動画表示する。この動画表示により、ユーザは、被写体を観察することが可能である。
1stレリーズスイッチがオンされると、CPU1301は、ステップS106において、レリーズAF処理を行う。このレリーズAFでは、スキャン駆動(山登りAF動作)によって、フォーカスレンズを合焦位置まで駆動させる。スキャン駆動(山登りAF動作)では、CPU1301は、焦点調整機構104を制御してフォーカスレンズを所定のスキャン範囲内で一方向に駆動させつつ、AF制御回路1302で順次算出される合焦評価値を評価する。CPU1301は、合焦評価値の評価の結果、コントラストが最大となるレンズ位置において、フォーカスレンズの駆動を停止させる。このようなスキャン駆動は、AF前のフォーカスレンズの位置と合焦位置との差が大きい場合に行われる。
CPU1301は、ステップS112において、追尾位置の被写体に合焦するようにAF処理を行うと共に、追尾位置の被写体の露光が適正となるようにAE処理を行う。
追尾処理後のAF処理においては、スキャン駆動(山登りAF動作)又はウォブリング駆動によって、フォーカスレンズを合焦位置まで駆動させる。ウォブリング駆動では、CPU1301は、フォーカスレンズを駆動したときにAF制御回路1302で算出された合焦評価値が、前回のレンズ位置での合焦評価値に対して増加したかを判定する。そして、CPU1301は、合焦評価値が増加した場合には前回と同方向にフォーカスレンズを微小駆動させ、合焦評価値が減少した場合には前回と逆方向にフォーカスレンズを微小駆動させる。このような動作を高速で繰り返してフォーカスレンズを徐々に合焦位置まで駆動させる。
また、AE処理において、CPU1301は、AE制御回路1303で算出された追尾位置の被写体の輝度を予め定められた適正な量(適正露光量)とする、本露光時の絞り106の開口量(絞り値)、シャッタ110の開放時間(シャッタ速度値)を算出する。
CPU1301は、ステップS118において、静止画像データを記録メディア128に記録する処理を行う。この際、CPU1301は、シャッタ駆動機構112を制御して、シャッタ110を閉じる。その後、CPU1301は、絞り駆動機構108を制御して、絞り106を先に算出した絞り値まで絞り込む。続いて、CPU1301は、シャッタ駆動機構112を制御して、シャッタ110を先に算出した開放時間だけ開放しつつ、撮像素子114による撮像(露光)を行う。その後、CPU1301は、撮像素子114を介して得られた静止画像データを画像処理回路1304において処理する。そして、CPU1301は、画像処理回路1304において処理された静止画像データにヘッダを付与して静止画像ファイルを生成し、生成した静止画像ファイルを記録メディア128に記録する。
CPU1301は、ステップS120において、上記ステップS110の追尾処理の結果として得られた追尾位置を示すデータを、先に記録メディア128に記録した静止画像ファイルに追記する。その後に、CPU1301は、図9に示す撮影動作を示すフローチャートに従った動作を終了する。
CPU1301は、ステップS124において、動画釦がオンされたか否かを判定する。この動画釦がオンされたと判定するまでCPU1301は、ライブビュー動作を継続する。
CPU1301は、ステップS128において、追尾処理を行う。この追尾処理は、後述する。
CPU1301は、ステップS130において、追尾位置の被写体に合焦するようにAF処理を行うと共に、追尾位置の被写体の露光が適正となるようにAE処理を行う。このときのAF処理では、ウォブリング駆動によって撮影光学系102のフォーカスレンズを合焦位置まで駆動させる。
CPU1301は、ステップS136において、動画釦がオフされたか否かを判定する。この判定の結果、動画釦がオフされていないと判定されると、CPU1301は、ステップS128の追尾処理以後の処理を実行する。このように、動画撮影モード時では、動画釦がオフされるまでは、追尾処理と動画像データの記録が継続される。
次に、本実施の形態に係る追尾処理について図10に示す追尾処理フローチャートに従って説明する。
CPU1301は、ステップS200において、撮像素子IF回路116を制御して撮像素子114による撮像を実行する。
CPU1301は、ステップS201において、撮像素子114による撮像により、撮像素子IF回路116において得られた画像データをRAM118に取り込む。CPU1301は、初回の追尾処理で得られた画像データを評価画像データとし、この画像データをRAM118の評価画像エリアに取り込む。また、CPU1301は、2回目以後の追尾処理で得られた画像データを参照画像データとし、これら2回目以後の追尾処理で得られた画像データをそれぞれRAM118の参照画像エリアに取り込む。
CPU1301は、ステップS204において、第1の追尾回路1306により画像データの輝度情報を用いて顔部の追尾処理を行うと共に、第2の追尾回路1307により画像データの輝度情報を用いて胸部の追尾処理を行う。輝度情報を用いた追尾処理は、顔部と胸部とに対し、上記図3(a)(b)を参照して説明と同様に、(N−1)フレームにおいて追尾対象である被写体が設定された場合、この(N−1)フレームの画像データを評価画像データとしてRAM118の評価画像エリアに記憶する。この評価画像データの追尾対象を含む所定範囲202の画像データが基準画像データに設定される。この後、追尾処理では、同図(b)に示すNフレームとなる参照画像データ中において基準画像データ202と対応する部分を探索する。
CPU1301は、ステップS205において、輝度情報を用いた顔部と胸部との各追尾処理の結果として得られた各追尾位置を、それぞれRAM118の追尾ログエリアに記憶する。
なお、顔部のデータの有無は、例えばRAM118の追尾ログエリアに記憶されている輝度情報を用いた顔部と胸部との各追尾処理の結果として得られた各追尾位置の有無により判定される。又、顔部のデータの有無は、例えばRAM118の追尾色領域ログエリアに記憶されている色情報を用いた追尾処理の結果として得られた追尾色領域の有無により判定される。顔部のデータ量が信頼性の低いデータ量であることの判定は、例えば画像データにおける顔部に対応する領域に顔部に相当する輝度情報及び色情報が存在するものの顔部として判定するに至らないデータ量であることにより判定される。肌色の色情報の領域に基づいて顔部を追尾できないのは、例えば画像データにおける顔部に対応する領域に肌色の色情報のデータ量が少なかったり、顔部の形状に対応して肌色の色情報が分布していない等により判定される。
CPU1301は、ステップS212において、表示素子駆動回路122を制御し、例えば図6又は図7に示すように顔部追尾枠D1の表示位置をステップS211で記憶させた追尾位置に対応した位置に更新して追尾処理を終了する。
CPU1301は、ステップS213に移り、追尾切替回路1310により、顔部の追尾から第2の追尾回路1307による顔部以外の部位、例えば胸部の追尾に切り替える。この第2の追尾回路1307は、上記の通り、画像データの輝度情報及び色情報を用いて胸部の追尾処理を行う。なお、胸部は、顔部から予め設定された距離だけ下方の位置に存在することが設定されている。
CPU1301は、ステップS217において、表示素子駆動回路122を制御し、例えば図6又は図8に示すように胸部追尾枠D2の表示位置をステップS216で記憶させた追尾位置に対応した位置に更新して追尾処理を終了する。
CPU1301は、上記ステップS201〜S207を実行し、ステップS208において、追尾切替回路1310により、顔部の追尾が出来るか否か、すなわち、顔部以外の部位、例えば胸部の位置から顔部として推定される位置で、顔部が検出される、又は顔部に対応する肌色の色情報が検出されるか否かを判定する。
この判定の結果、例えば胸部の位置から顔部として推定される位置で、顔部が検出されず、又は顔部に対応する肌色の色情報が検出されなければ、CPU1301は、上記ステップS213に移り、追尾切替回路1310により、胸部の追尾を継続する。第2の追尾回路1307は、上記の通り、画像データの輝度情報及び色情報を用いて胸部の追尾処理を行う。
CPU1301は、上記ステップS209〜S211を実行し、ステップS212において、図8に示すような第2の追尾回路1307による図8に示すような胸部の追尾(胸部追尾枠D2の表示)から図6又は図7に示すような第1の追尾回路1306による顔部の追尾(顔部追尾枠D1の表示)に戻る。
その後、CPU1301は、上記図10に示す追尾処理フローチャートに従った追尾処理を終了する。
例えば、AF制御部回路1302は、上記ステップS112又は上記ステップS130において、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効な場合、顔部に対応する第1の画像データに基づいてウォブリング動作によりAF動作を行っているが、顔部の検出が有効から無効に変化した場合、胸部等の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて山登りAF動作を行う。
具体的に、AF制御部回路1302は、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効、又は第1の追尾回路1306による被検体の追尾が可能で、顔部に対応する第1の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている状態に、画像データのフレーム間で、顔部検出回路1305による顔部の検出が有効でなくなりかつ第1の追尾回路1306による被検体の追尾が不能になると、第2の追尾回路1307による胸部等の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて山登りAF動作を行う。
AF制御部回路1302は、ステップS300において、例えば被写体として人物の顔部に対応する第1の画像データに基づいてウォブリング動作によりAF動作を行っている。
AF制御部回路1302は、ステップS301において、スキャン駆動(山登りAF動作)が必要であるか否かを判定する。
これは、例えば撮影者が撮像装置のパン動作やチルト動作を行って被写体が大きく変化した時に、AF動作をやり直すためにスキャン動作(山登りAF)を実行するものである。上記判定によりスキャン動作(山登りAF)が必要な場合はステップS303に移行し、必要ない場合はステップS302に移行する。
追尾切替回路1310により画像データのあるフレーム間で、顔部の追尾から当該顔部以外の周辺部位、例えば胸部の追尾に切り替わると、AF制御部回路1302は、ステップS302において、スキャン駆動(山登りAF動作)が必要であると判定し、ステップS303に移行する。
AF制御部回路1302は、ステップS304において、胸部に対応する第2の画像データから合焦評価値を求め、この合焦評価値から合焦方向を判断し、ステップS304において、合焦になったか否かを判定する。AF制御部回路1302は、胸部に対して合焦するまで、画像データからAF用の合焦評価値を取得し、この合焦評価値に従って画像データのコントラストを評価しつつ、焦点調整機構104を制御し、スキャン駆動(山登りAF動作)を行ってフォーカスレンズを合焦状態とする。
なお、上記ステップS302においては、追尾切替回路1310により画像データのあるフレーム間で、顔部以外の周辺部位、例えば胸部の追尾から顔部の追尾に切り替わった場合も、AF制御部回路1302は、スキャン駆動(山登りAF動作)が必要であると判定し、ステップS303に移行する。
AF制御部回路1302は、ステップS303において、例えば被写体として顔部に対応する第1の画像データに基づくスキャン駆動(山登りAF動作)によりAF動作を行う。
これに対して図13は本装置のようにウォブリング動作を続けて顔部の追尾から例えば胸部の追尾に切り替わると共にスキャン駆動(山登りAF動作)に切り替わり、再び顔部の追尾に戻ってウォブリング動作を行うときのAF合焦状態の時間的変化を示す。スキャン駆動(山登りAF動作)は、ウォブリング動作によるAF制御と比べて合焦に要する時間が短い。これにより、顔部の追尾から胸部の追尾に切り替わってから直ぐに胸部に合焦することができる。胸部の追尾に切り替わった後は、ウォブリング動作により胸部に合焦する。
これに対して本装置では、ポートレート撮影により顔部と胸部とを追尾している場合、顔部の追尾から胸部の追尾に切り替わったときにウォブリング動作からスキャン駆動(山登りAF動作)に切り替わるので、AF合焦までに時間が掛からず、偽合焦を生じるおそれも低減できる。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
Claims (6)
- 被写体の像を撮像して画像データを出力する撮像部と、
前記撮像部から出力された前記画像データ中から前記被写体の顔部を検出する顔部検出部と、
前記顔部検出部により検出された前記顔部に対応する第1の画像データに基づいて前記被写体を追尾する第1の追尾部と、
前記被写体における前記顔部の位置から推定される位置の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて前記被写体を追尾する第2の追尾部と、
前記画像データにおける前記顔部検出部により検出された前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データ、又は前記顔部以外の周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF動作を行うAF制御部と、
を具備し、
前記AF制御部は、前記顔部検出部による前記顔部の検出が有効な場合、前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データに基づいてAF動作を行い、前記顔部が有効に検出されなくなり前記第1の追尾部による前記被写体の追尾が不能になった場合、前記第2の追尾部の追尾に用いる前記周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF動作を行い、
前記第2の追尾部による前記被写体の追尾が有効で、前記周辺部位に対応する前記第2の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている場合に、前記第1の追尾部による前記顔部の検出が有効でない状態から有効に変化すると、前記顔部と推定される位置の画像データに基づいて山登りAF動作を行う
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の追尾部は、前記第2の追尾部により追尾されている周辺部位に基づいて、顔部として推定される位置の画像データに基づいて色情報を検出し、上記顔部として推定される位置の画像データに基づいて検出される色情報が、予め記憶されている色情報と一致する場合に、前記顔部の検出が有効と判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 被写体の像を撮像部により撮像して画像データを出力し、
前記撮像部から出力された前記画像データ中から顔部検出部により前記被写体の顔部を検出し、
前記検出された前記顔部に対応する第1の画像データに基づいて前記被写体を追尾する第1の追尾動作と前記被写体における前記顔部の位置から推定される位置の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて前記被写体を追尾する第2の追尾動作を行い、
前記画像データにおける前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データ、又は前記顔部以外の周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF制御部によりAF動作を行い、
前記顔部の検出が有効な場合、前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データに基づいてAF動作を行い、前記顔部が有効に検出されなくなり前記第1の追尾動作による前記被写体の追尾が不能になった場合、前記第2の追尾動作に用いる前記周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF動作を行い、
前記第2の追尾動作による前記被写体の追尾が有効で、前記周辺部位に対応する前記第2の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている場合に、前記第1の追尾動作による前記顔部の検出が有効でない状態から有効に変化すると、前記顔部と推定される位置の画像データに基づいて山登りAF動作を行う
ことを特徴とする撮像方法。 - 前記第1の追尾動作は、前記第2の追尾動作により追尾されている周辺部位に基づいて、顔部として推定される位置の画像データに基づいて色情報を検出し、上記顔部として推定される位置の画像データに基づいて検出される色情報が、予め記憶されている色情報と一致する場合に、前記顔部の検出が有効と判定することを特徴とする請求項3に記載の撮像方法。
- コンピュータに、
被写体の像を撮像して画像データを出力させる画像データ出力機能と、
前記画像データ中から前記被写体の顔部を検出させる顔部検出機能と、
前記顔部に対応する第1の画像データに基づいて前記被写体を追尾させる第1の追尾機能と、
前記被写体における前記顔部の位置から推定される位置の周辺部位に対応する第2の画像データに基づいて前記被写体を追尾させる第2の追尾機能と、
前記画像データにおける前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データ、又は前記顔部以外の周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF動作を行わせるAF制御機能と、
を有し、
前記AF制御機能は、前記顔部の検出が有効な場合、前記顔部に対応する領域の前記第1の画像データに基づいてAF動作を行い、前記顔部が有効に検出されなくなり前記第1の追尾機能による前記被写体の追尾が不能になった場合、前記第2の追尾機能に用いる前記周辺部位に対応する領域の前記第2の画像データに基づいてAF動作を行い、
前記第2の追尾機能による前記被写体の追尾が有効で、前記周辺部位に対応する前記第2の画像データに基づくウォブリング動作によりAF動作を行っている場合に、前記第1の追尾機能による前記顔部の検出が有効でない状態から有効に変化すると、前記顔部と推定される位置の画像データに基づいて山登りAF動作を行う
ことを実現させる撮像プログラム。 - 前記第1の追尾機能は、前記第2の追尾機能により追尾されている周辺部位に基づいて、顔部として推定される位置の画像データに基づいて色情報を検出し、上記顔部として推定される位置の画像データに基づいて検出される色情報が、予め記憶されている色情報と一致する場合に、前記顔部の検出が有効と判定することを実現させる請求項5に記載の撮像プログラム。
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