JP5839752B2 - 磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおけるシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおけるシール構造に関する。
トルク伝達に用いられるトルクコンバータは、作動流体としてオイルを用いるものが一般的に知られている。
近年、小型化と伝達効率向上のために、オイルよりも比重の大きい磁気粘性流体を用いたトルクコンバータが検討されており、このようなトルクコンバータを車両用変速機等に使用する場合には、磁力制御による精度の高いロックアップ制御が可能となることが期待されている。
磁気粘性流体を用いたトルクコンバータは、本体ケース内で、同軸上に互いに相対回転可能に設けられたポンプインペラとタービンランナの間に、ステータを設けた基本構成を有しており、エンジンの回転駆動力が入力されてポンプインペラが回転すると、本体ケース内に充填された磁気粘性流体を介して、タービンランナ側に回転駆動力が伝達されるようになっている。
ここで、ポンプインペラとタービンランナの回転軸は、本体ケースで回転可能に支持されており、本体ケースにおける回転軸の支持部には、本体ケース内の磁気粘性流体が外部に漏出することを防止するために、シール部材(オイルシール)が設けられている。
このシール部材は、内径側のリップ部を、回転軸の外周に圧接させて設けられており、回転軸が本体ケースに対して相対回転すると、リップ部が回転軸の外周を摺動するようになっている。
磁気粘性流体は、磁性体である鉄(Fe)をオイルに懸濁(分散)させたものであり、微細なFe粒子を含んでいる。
そのため、磁気粘性流体に含まれる微細なFe粒子が、シール部材のリップ部と回転軸との間に入り込むと、回転軸が回転する際に、入り込んだFe粒子によりシール部材が摩耗して、シール部材のシール性が低下することや、シール部材の寿命が短くなるなどの問題が発生する虞がある。
特許文献1には、潤滑油に含まれる鉄粉が、回転軸とシール部材のリップ部との間に挟み込まれることを防止するために、シール部材に磁気を帯びた金属環を装着して、潤滑油に含まれる鉄粉を金属環に付着させることが開示されている。
実開昭62−100374号公報
本願発明者は、特許文献1の場合、磁気を帯びた金属環に、潤滑油に含まれる鉄粉を吸着させる構成となっているため、磁気粘性流体のように潤滑油に含まる鉄粉(磁性体)の量が多くなると、金属環に付着させることができる鉄粉の量に限りがあるため、シール部材のリップ部と回転軸の間に鉄粉が挟み込まれることを防止できなくなる虞があることを発見した。
そして、磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおいて、磁気粘性流体に含まれる磁性体が、シール部材のリップ部と回転軸との間、すなわちシール部材の回転軸との当接点に挟み込まれて、シール部材のシール性の低下や寿命の低下が起こらないようにすることを目的とした。
本願発明者は、ポンプインペラとタービンランナの回転軸が本体ケースで回転可能に支持されており、前記ポンプインペラから前記タービンランナへの動力伝達が、前記本体ケース内に充填された磁気粘性流体を介して行われる磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおいて、
前記回転軸の支持部よりも前記本体ケースの内側に、前記回転軸の外周に圧接させてシール部材を設けると共に、
前記シール部材と前記回転軸との当接点よりも前記本体ケースの内側に、第1の磁石と、当該第1の磁石とは反対の磁極の第2の磁石を、前記回転軸の径方向に離間させて設け、
前記第1の磁石を前記回転軸に設けた構成の磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおけるシール構造とした。
このように構成すると、シール部材の回転軸との当接点よりも本体ケースの内側に、第1の磁石と第2の磁石とを結ぶ磁力線が回転軸の径方向に沿って形成されるので、本体ケース内の磁気粘性流体は、複数の磁力線を横切らないと当接点まで到達できないようになる。
ここで、磁気粘性流体に含まれる磁性体は、磁力線に沿ってクラスタを形成するため、磁力線を横切って当接点側に進入できなくなる。
よって、磁気粘性流体に含まれる磁性体が、シール部材の回転軸との当接点に挟み込まれて、シール部材のシール性が低下することや寿命が短くなることが好適に防止される。
実施の形態にかかるトルクコンバータの断面図である。 実施の形態にかかるトルクコンバータのリップシール周りの拡大図である。 実施の形態にかかるトルクコンバータのリップシール周りの磁力線を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態にかかるトルクコンバータ1の要部の断面図である。
トルクコンバータ1は、変速機ケース2などに結合される固定側のユニットハウジング6内に、循環路Aを形成するトーラス10と、クラッチ機構30とを配置して構成される。
トーラス10は、ポンプインペラ11と、タービンランナ15と、ステータ20とを備えており、トーラス10内には、これらにより作動流体(磁気粘性流体)の循環流が形成されるようになっている。
ポンプインペラ11は、図示しないエンジンの回転駆動力が入力される入力軸3に接続された入力シェル12の外周部にインペラ羽根保持部13を備えており、このインペラ羽根保持部13には、インペラ羽根14が設けられている。
タービンランナ15は、入力軸3と共通の回転軸線Z上を直列に延びる主軸4に接続した出力シェル16の外周部にタービン羽根保持部17を備えており、このタービン羽根保持部17にタービン羽根18が設けられている。
インペラ羽根保持部13とタービン羽根保持部17は、主軸4の径方向で対向して設けられており、インペラ羽根14が径方向外側に、タービン羽根18が径方向内側に、それぞれ位置している。
ステータ20は、主軸4の径方向で、インペラ羽根14とタービン羽根18との間に配置されている。このステータ20は、ワンウエイクラッチ22により1方向にのみ回転可能とされたステータベース21に支持されており、主軸4に対して平行となる方向から作動流体の循環路Aに臨んで設けられている。
ワンウエイクラッチ22は、ユニットハウジング6に固定されたワンウエイクラッチ支持部7に取付けられている。
ポンプインペラ11の入力シェル12と、タービンランナ15の出力シェル16は、主軸4(回転軸線Z)の軸方向で間隔を空けて設けられており、タービン羽根保持部17と主軸4の間に所定のスペースSが形成されている。このスペースSには、後記するクラッチ板が、クラッチ機構30を形成するために配置されている。
入力軸3と主軸4は、それぞれラジアルベアリング8a、8bを介してユニットハウジング6に支持されており、このユニットハウジング6(内部空間S1)内には、作動流体としての磁気粘性流体が満たされている。
ユニットハウジング6と入力軸3との間、そしてユニットハウジング6と主軸4との間には、ラジアルベアリング8a、8bに隣接してリップシール50、50が設けられており、これらリップシール50、50により、ユニットハウジング6内に満たされた磁気粘性流体の外部への漏出が阻止されている。
そして、ユニットハウジング6の外周壁6aは、変速機ケース2の延長部として外気に面している。
次に、クラッチ機構30について説明する。
前記したタービン羽根保持部17と主軸4の間のスペースSには、図中左側の入力シェル12から、図中右側の出力シェル16側に延びるドラム部31が位置している。
ドラム部31は、回転軸線Zに対して平行に延びており、その先端部31aが、出力シェル16の近傍に位置している。
ドラム部31には、径方向内側に延びる円盤状の第1クラッチ板32が、回転軸線Zの軸方向に等間隔で複数設けられており、第1クラッチ板32の内径側の先端は、主軸4の近傍に位置している。
ドラム部31は、アルミニウムなどの非磁性体で構成されており、第1クラッチ板32は、鉄など透磁率の高い磁性体で構成されている。
主軸4には、径方向外側に延びる円盤状の第2クラッチ板35が、回転軸線Zの軸方向に等間隔で複数設けられており、第2クラッチ板35の外径側の先端は、ドラム部31の近傍に位置している。
第2クラッチ板35は、第1クラッチ板32と同様に透磁率の高い磁性体で構成されており、この第2クラッチ板35と主軸4との間には、小径幅の非磁性体部34が挟まれている。
クラッチ機構30では、回転軸線Zの軸方向における入力シェル12から出力シェル16までの間に、第2クラッチ板35と第1クラッチ板32とが交互に配置されており、これら第1クラッチ板32と第2クラッチ板35の互いに対向する面は、平滑な平面となっている。
入力シェル12における第2クラッチ板35と軸方向に対向する領域は、平滑な平板部37とされており、この平板部37に隣接する第2クラッチ板35との間隙は、互いに隣接する第1クラッチ板32と第2クラッチ板35間の間隙と略同等に設定されている。
そして、平板部37は、透磁率の高い磁性体で構成されており、入力シェル12が磁性体で構成されているときには、平板部37の径方向内側および外側に所定の径幅の非磁性体部が設けられるようになっている。
図1においては、入力シェル12が非磁性体のアルミニウム合金製として、平板部37の径方向両側が素材のまま残っている状態を示している。
また、出力シェル16における第1クラッチ板32と軸方向に対向する領域も、平滑な平板部39とされており、この平板部39に隣接する第1クラッチ板32との間隙は、互いに隣接する第1クラッチ板32と第2クラッチ板35間の間隙と略同等に設定されている。
そして、平板部39は、透磁率の高い磁性体で構成されており、出力シェル16が磁性体で構成されているときには、平板部39の径方向内側および外側に所定の径幅の非磁性体部が設けられるようになっている。
図1においては、出力シェル16が非磁性体のアルミニウム合金製として、平板部39の径方向両側が素材のまま残っている状態を示している。
ユニットハウジング6では、ワンウエイクラッチ支持部7よりも内径側に、鉄など透磁率の高い磁性体からなるヨーク部40が設けられている。
ヨーク部40は、軸方向から見たときの第1クラッチ板32と第2クラッチ板35の重なり幅に略対応する径方向幅を有するリング状であり、出力シェル16の平板部39に対向して設けられている。
ヨーク部40の平板部39との対向面は平滑であり、出力シェル16との間隙は互いに隣接する第1クラッチ板32と第2クラッチ板35間の間隙と略同等に設定されている。
ヨーク部40の出力シェル16との対向面の径方向中央部には、主軸4を中心とするリング状のコイル収納溝41が形成されており、このコイル収納溝41に、リング状に巻かれたコイル42が取付けられている。
ここで、図1において特に図示しないが、コイル42の引き出し線は、コイル収納溝41からヨーク部40を軸方向へ貫通しており、最終的にユニットハウジング6の側壁6cなどから外部へ導かれている。
実施の形態では、コイル42を保持するヨーク部40が、ユニットハウジング6側に固定されているので、コイル42の引き出し線の途中に、スリップリングやブラシを設けなくても良いようになっている。そのため、摺動抵抗の発生もなく、通電の高い安定性と耐久性が得られるようになっている。
実施の形態では、第1クラッチ板32と、第2クラッチ板35と、入力シェル12と出力シェル16の各平板部37、39と、ヨーク部40とにより、いわゆる多板クラッチが構成される。すなわち、コイル42に通電することにより、図1に破線で示すように、それぞれ高磁性体で形成されたヨーク部40から出力シェル16の平板部39、交互に配置された第1クラッチ板32および第2クラッチ板35、そして入力シェル12の平板部37を経由する実効的な磁気回路が形成されるので、通電を制御することにより各多板クラッチ構成部材間を満たしている磁気粘性流体の見掛け上の粘度(降伏応力)を制御することができ、これにより、ポンプインペラ11とタービンランナ15間の滑りが制御可能となっている。
クラッチ機構30は、ユニットハウジング6内におけるタービン羽根保持部17と主軸4の間のスペースSに構成され、トーラス10で形成される作動流体(磁気粘性流体)の循環路Aからドラム部31によって隔絶されている。
そして、クラッチ機構30で生起される磁束は、ヨーク部40とこれに対向する第1クラッチ板32、第2クラッチ板35(および入力シェル12と出力シェル16の各平板部37、39)との間に閉じた磁気回路を形成してほとんど外部へ漏れないようになっており、循環路A内の磁気粘性流体に影響が及ばないようにされている。
ユニットハウジング6における側壁6bと側壁6cの内径側には、前記したラジアルベアリング8a、8bの支持部61、62が設けられており、これら支持部61、62は、回転軸線Zの軸方向で、互いに離れる方向に突出している。
図2は、ユニットハウジング6の要部拡大図であり、(a)は、支持部61側のリップシール50とその近傍の拡大図であり、(b)は、支持部62側のリップシール50とその近傍の拡大図である。
図2の(a)に示すように、支持部61には、入力軸3を挿通させる開口610が、回転軸線Zの軸方向に貫通して設けられており、この開口610は、ラジアルベアリング8aを支持するベアリング支持部611と、リップシール50を支持するシール支持部612と、シール支持部612とユニットハウジング6の内部空間S1とを連通させる連通部613と、を備えて構成される。
支持部61では、図中左側から順番に、ベアリング支持部611と、シール支持部612と、連通部613とが位置しており、内部空間S1側(図中右側)に向かうにつれて、入力軸3の外周との間の隙間が狭くなっている。
シール支持部612は、ベアリング支持部611よりも小径で、かつ連通部613よりも大径に形成されている。このシール支持部612には、リップシール50が、ベアリング支持部611側から内嵌して取付けられており、このリップシール50は、連通部613とラジアルベアリング8aとの間に挟み込まれた状態で保持されている。
図2の(b)に示すように、ユニットハウジング6を挟んで反対側に位置する支持部62では、主軸4を挿通させる開口620が、回転軸線Zの軸方向に貫通して設けられている。支持部62では、ラジアルベアリング8bのみが支持されるようになっており、この支持部62の開口620は、ラジアルベアリング8bの外形に整合する内径に形成されている。
ユニットハウジング6の内部空間S1には、支持部62に隣接してワンウエイクラッチ支持部7とヨーク部40とが位置しており、これらワンウエイクラッチ支持部7とヨーク部40の内径側には、主軸4を挿通させる開口700、400が、回転軸線Zの軸方向に貫通して設けられている。
ワンウエイクラッチ支持部7の開口700は、ラジアルベアリング8bの一端側を支持するベアリング支持部701と、リップシール50を支持するシール支持部702と、を備えて構成される。ユニットハウジング6における支持部62側では、図中右側から順番に、支持部62の開口620と、ワンウエイクラッチ支持部7のベアリング支持部701およびシール支持部702と、ヨーク部40の開口400とが位置しており、内部空間S1側(図中左側)に向かうにつれて、主軸4の外周との間の隙間が狭くなっている。
シール支持部702は、ベアリング支持部701よりも小径で、かつ開口400よりも大径に形成されている。このシール支持部702には、リップシール50が内嵌して取付けられており、このリップシール50は、ラジアルベアリング8bとヨーク部40との間に挟み込まれた状態で保持されている。
以下、リップシール50の構成を説明する。
なお、支持部61側のリップシール50(図2の(a)参照)と、支持部62側のリップシール50(図2の(b)参照)は、その構成が同じであるので、以下の説明においては、支持部61側のリップシール50の構成について説明をし、必要に応じて支持部62側のリップシール50を説明する。
図2の(a)に示すように、リップシール50は、支持部61におけるシール支持部612の内周面に嵌着される筒状の基部51と、回転軸線Z方向における基部51の一端51b側から径方向内側に延びるフランジ状(円板状)のリップ保持部52と、を備えており、リップ保持部52の内径側の端部52aには、主リップ53と副リップ54とが設けられている。
主リップ53は、リップ保持部52の内径側の端部52aから基部51と同方向(内部空間S1側)に延びており、内径側の入力軸3との対向面には、尖状の当接部53aが設けられている。主リップ53の外径側では、当接部53aの反対側となる位置に、非磁性材料からなるバネ60が嵌合して取付けられており、主リップ53は、バネ60の付勢力により、当接部53aを入力軸3の外周に圧接させている。
実施の形態では、入力軸3が回転軸線Z周りに回転すると、主リップ53が入力軸3の外周に圧接された状態で、その外周面を摺動するようになっており、これにより、主リップ53よりも内部空間S1側(図中右側)に充填された磁気粘性流体が、内部空間S1の外部(図中左側)に漏出しないようにされている。
副リップ54は、主リップ53とは反対側の内径側に延びており、その先端側の当接部54aを入力軸3の外周に接触させている。実施の形態では、副リップ54は、ゴムなどの弾性材料から構成されており、副リップ54は、その弾性力により、当接部54aを入力軸3の外周に接触させて、ゴミなどの異物が内部空間S1内に進入することを阻止している。
リップシール50における基部51からリップ保持部52までの範囲には、補強部材55が埋め込まれている。
補強部材55は、基部51内に設けられた筒状部551と、筒状部551の基端551bから内径側に延びるフランジ部552とを備えており、断面視において、略L字形状を成している。
筒状部551は、基部51内を回転軸線Zに対して略並行に延びており、その先端551aは、主リップ53の入力軸3との当接点Pよりも内部空間S1側(図中右側)に位置している。
フランジ部552は、筒状部551の基端551bから径方向内側に向けて、筒状部551の略直交に延びており、このフランジ部552は、回転軸線Zの軸方向において、主リップ53と副リップ54との間に位置している。
補強部材55は、従来公知のリップシールに設けられている補強用の金属環を、磁性体からなる金属環に置き換えたものであり、筒状部551がS極、フランジ部552がN極となるように磁化されている。
ここで、リップシール50は、補強部材55に、ゴム状の弾性体を被覆したものであって、このゴム状の弾性体により、補強部材55と、基部51とリップ保持部52と、主リップ53と、副リップ54とが一体に形成されている。
なお、図2の(b)に示すように、支持部62側のリップシール50は、筒状の基部51を、ワンウエイクラッチ支持部7におけるシール支持部702の内周面に嵌着させて設けられており、このリップシール50は、内径側の主リップ53の当接部53aを、バネ60の付勢力により、主軸4の外周に圧接させている。
この支持部62側のリップシール50もまた、磁性体からなる補強部材55を備えており、筒状部551がS極、フランジ部552がN極となるように磁化されている。
入力軸3における、リップシール50の主リップ53との当接点Pよりも内部空間S1側(図2の(a)における右側)には、その外周面に磁石70が設けられている。
主軸4における、リップシール50の主リップ53との当接点Pよりも内部空間S1側(図2の(b)における左側)にも、その外周面に磁石70が設けられている。
磁石70は、回転軸(入力軸3、主軸4)の外周面の全周に亘って設けられており、軸方向から見てリング状を成している。
この磁石70は、回転軸線Zにおける一方側(リップシール50側)がN極、他方側がS極となるように磁化されており、リップシール50の基部51の磁極(S極)と引き合う磁極(N極)がリップシール50側に位置している。
図3は、リップシール50周りの磁力線Lを模式的に示した図であり、(a)は、支持部61側のリップシール50周りの磁力線Lを示す図であり、(b)は、支持部62側のリップシール50周りの磁力線Lを示す図である。
なお、この図においては、リップシール50の内部空間S1側(図3の(a)の場合は図中右側、(b)の場合は図中左側)に形成される主要な磁力線Lを示し、他の部分に形成される磁力線については図示を省略している。
図3に示すように、実施の形態では、入力軸3と主軸4の径方向で、S極(リップシール50の基部51)と、N極(磁石70)とが間隔を空けて設けられており、これらN極とS極とを結ぶ線分(図中仮想線IM1参照)が、シール支持部612、702の内径側の空間S2を径方向に横切るように、S極とN極の位置が設定されている。
そのため、リップシール50の近傍では、磁石70のN極から筒状部511のS極に向かう磁力線Lが、シール支持部612、702の内径側の空間S2を径方向に横切るように複数形成されて、内部空間S1からリップシール50に向かう磁気粘性流体の流れFが生じた場合に、磁気粘性流体の流れFが、複数の磁力線Lを横切らないと、リップシール50(主リップ53の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点P)に到達できないようになっている。
ここで、磁気粘性流体に含まれる磁性体(例えば、Fe粒子)は、磁性体同士が繋がったクラスタを磁力線Lに沿って形成するので、磁気粘性流体の流れFが磁力線Lを横切る際に、磁気粘性流体に含まれる磁性体(Fe粒子)が、磁力線Lに補足されることになる。
そのため、磁気粘性流体が磁力線Lを横切る毎に磁性体が磁力線Lに補足されることになるので、リップシール50の主リップ53の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pまで磁性体が到達して、主リップ53と回転軸(入力軸3,主軸4)との間に、磁性体が挟み込まれることが好適に防止されるようになっている。
また、実施の形態では、リップシール50のリップ保持部52に埋め込まれたフランジ部552が、筒状部551とは反対の磁極(N極)に磁化されている。そのため、主リップ53の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pが、回転軸線Zの軸方向で間隔を空けて配置されたN極(フランジ部552)、N極(磁石70)の間に位置するようになっている。
ここで、N極からS極に向かう磁力線は互いに反発する性質があるので、フランジ部552(N極)からS極に向かう磁力線と、磁石70のN極からS極に向かう磁力線は、フランジ部552と磁石70との間で、回転軸(入力軸3,主軸4)の径方向に向かう磁力線を形成する。
実施の形態では、フランジ部552(N極)と磁石70(N極)との間の径方向外側に、筒状部551(S極)が位置しているので、シール支持部612、702の内径側の空間S2を径方向に横切る磁力線Lが確実に形成されるようになっている。
以上の通り、実施の形態では、ポンプインペラ11の入力軸3とタービンランナ15の主軸4が、密閉された内部空間S1を有するユニットハウジング6で回転軸線Z周りに回転可能に支持されており、ポンプインペラ11からタービンランナ15への動力伝達が、ユニットハウジング6内に充填された磁気粘性流体を介して行われる磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおいて、
ユニットハウジング6における入力軸3の支持部61と、主軸4の支持部となるワンウエイクラッチ支持部7において、ラジアルベアリング8a、8bよりも内部空間S1側で、入力軸3と主軸4の外周に圧接させてリップシール50、50を設けると共に、
リップシール50と回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pよりもユニットハウジング6の内側(内部空間S1側)に、磁石70(第1の磁石)と、当該第1の磁石とは反対の磁極に磁化された筒状部551(第2の磁石)を、回転軸(入力軸3、主軸4)の径方向に離間させて設け、磁石70を入力軸3と主軸4の外周に設けた構成のトルクコンバータにおけるシール構造とした。
このように構成すると、リップシール50と回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pよりもユニットハウジング6の内側に、磁石70(第1の磁石)と筒状部551(第2の磁石)とを結ぶ磁力線Lが、回転軸線Zの径方向に沿って形成される。そのため、ユニットハウジング6内の磁気粘性流体は、複数の磁力線Lを横切らないと当接点Pまで到達できないようになる。
ここで、磁気粘性流体に含まれる磁性体(Fe粒子)は、磁性体同士が繋がったクラスタを磁力線L線に沿って形成するため、磁性体が、磁力線Lを横切って当接点P側(ユニットハウジング6の外側)に進入できなくなる。
よって、磁気粘性流体に含まれる磁性体(Fe粒子)が、リップシール50の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点に挟み込まれることに起因して、リップシール50のシール性が低下することや、リップシール50の寿命が短くなることが好適に防止される。
リップシール50は、
回転軸(入力軸3、主軸4)の外周に圧接する主リップ53と、
主リップ53から回転軸(入力軸3、主軸4)の径方向外側に延設された円板状のリップ保持部52と、
リップ保持部52の外縁から内部空間S1側に延設して設けられて、リップシールを、支持部61またはワンウエイクラッチ支持部7に内嵌させて装着するための筒状の基部51と、を備え、
基部51には、補強部材55の筒状部551が回転軸線Z方向に沿って埋め込まれており、筒状部551を磁性体から構成して、第1の磁石とは反対の磁極に磁化することで、前記第2の磁石とした。
このように構成すると、補強部材55を磁性体で構成して、この補強部材55の筒状部551を所望の磁極に磁化するだけで、第2の磁石を簡単に用意できる。
また、ユニットハウジング6内に第2の磁石を別途設ける必要がないので、第2の磁石を設けるためにユニットハウジング6を加工する必要が無く、さらに部品点数の増加が、第1の磁石のみで済むので、製造コストの増大を抑えることができる。
特に、磁石70(第1の磁石)と筒状部551(第2の磁石)とが、回転軸(入力軸3、主軸4)の軸方向に所定の長さを有しているので、磁石70と筒状部551(第2の磁石)とを結ぶ磁力線Lが、回転軸(入力軸3、主軸4)の軸方向で複数、確実に形成されることになる。
そうすると、磁性体(Fe粒子)を含む磁気粘性流体は、複数の磁力線Lを横切らないと、リップシール50の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pまで到達できないようになる。これにより、磁気粘性流体が複数の磁力線Lを横切る際に、磁気粘性流体に含まれる磁性体(Fe粒子)を確実に補足することができるので、磁気粘性流体に含まれる磁性体が、当接点P側(ユニットハウジング6の外側)に進入することを、より好適に防止できるようになる。
主リップ53は、リップ保持部52よりもユニットハウジング6の内側で、回転軸(入力軸3、主軸4)の外周に圧接しており、
補強部材55は、リップ保持部52内を内径側に延びるフランジ部552を備え、このフランジ部552は、補強部材55の筒状部551の磁極(S極)とは反対の磁極(N極)にされている構成とした。
このように構成すると、回転軸線Zの軸方向で、主リップ53と回転軸(入力軸3,主軸4)との当接点Pの両側に、同じ磁極(フランジ部の磁極(N極)、第1の磁石のリップシール50側の磁極(N極))が位置し、これらの径方向外側に、これらとは反対の磁極(S極)に磁化された筒状部551(第2の磁石)が位置することになる。
そうすると、フランジ部(N極)と磁石70(第1の磁石:N極)から延びる磁力線Lは、互いに反発して径方向外側に位置する筒状部551(第2の磁石:S極)に導かれることになるので、シール支持部612、702の内径側の空間S2を横切って、回転軸線Zの径方向に延びる磁力線Lを、回転軸線Zの軸方向に複数、確実に形成することができる。
よって、ユニットハウジング6内に充填された磁性体(Fe粒子)を含む磁気粘性流体は、複数の磁力線Lを横切らないと、リップシール50の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pまで到達できないようになり、磁気粘性流体に含まれる磁性粒子が、リップシール50(主リップ53)の回転軸(入力軸3、主軸4)との当接点Pに挟み込まれることが好適に防止される。
これにより、回転軸(入力軸3、主軸4)のユニットハウジング6に対する相対回転により、リップシール50の主リップ53が回転軸(入力軸3、主軸4)の外周を摺動しても、主リップ53が摩耗して、リップシール50のシール性が低下することや、リップシール50の寿命が短くなることを好適に防止できるようになる。
前記した実施の形態では、リップシール50に埋め込まれた補強部材55を磁性体から構成し、この補強部材55の筒状部551をS極に、フランジ部552をN極に着磁すると共に、回転軸(入力軸3、主軸4)に設けた磁石70のリップシール50側の磁極をN極とした場合を例に挙げて説明をした。
この補強部材55における筒状部551とフランジ部552の磁極は、この態様に限定されるものではなく、例えば、筒状部551をN極に、フランジ部552をS極に磁化するようにしても良い。かかる場合、回転軸(入力軸3、主軸4)に設けた磁石70のリップシール50側の磁極をS極とすることで、前記した実施の形態の場合と同様の効果が奏されることになる。
さらに、補強部材55の筒状部551の先端551a側をN極、基端551b側をS極に磁化し、フランジ部552を磁化しないようにしても良い。かかる場合、回転軸(入力軸3、主軸4)に設けた磁石70のリップシール50側の磁極をS極とすることで、前記した実施の形態の場合と同様の効果が奏されることになる。

Claims (3)

  1. ポンプインペラとタービンランナの回転軸が本体ケースで回転可能に支持されており、前記ポンプインペラから前記タービンランナへの動力伝達が、前記本体ケース内に充填された磁気粘性流体を介して行われる磁気粘性流体を用いるトルクコンバータにおいて、
    前記回転軸の支持部よりも前記本体ケースの内側に、前記回転軸の外周に圧接させてシール部材を設けると共に、
    前記シール部材と前記回転軸との当接点よりも前記本体ケースの内側に、第1の磁石と、当該第1の磁石とは反対の磁極の第2の磁石を、前記回転軸の径方向に離間させて設け、
    前記第1の磁石を、前記回転軸に設けた磁気粘性流体を用いるトルクコンバータにおけるシール構造。
  2. 前記シール部材は、
    前記回転軸の外周に圧接するリップ部と、
    前記リップ部から前記回転軸の径方向外側に延設された円板状のリップ保持部と、
    前記リップ保持部の外縁から前記本体ケースの内側へ延設され、シール部材を前記本体ケース内に装着するための筒状の基部と、を備え、
    前記基部には、筒状の補強環が前記回転軸の軸方向に沿って埋め込まれており、
    前記補強環を前記第2の磁石とした請求項1に記載の磁気粘性流体を用いるトルクコンバータにおけるシール構造。
  3. 前記リップ部は、前記リップ保持部よりも前記本体ケースの内側で、前記回転軸の外周に圧接しており、
    前記補強環は、前記リップ保持部内を内径側に延びるフランジ部を有しており、前記フランジ部は、前記補強環の磁極とは反対の磁極に着磁された請求項2に記載の磁気粘性流体を用いるトルクコンバータにおけるシール構造。
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