JP5838922B2 - 燃料電池セル - Google Patents
燃料電池セル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5838922B2 JP5838922B2 JP2012140595A JP2012140595A JP5838922B2 JP 5838922 B2 JP5838922 B2 JP 5838922B2 JP 2012140595 A JP2012140595 A JP 2012140595A JP 2012140595 A JP2012140595 A JP 2012140595A JP 5838922 B2 JP5838922 B2 JP 5838922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- separator
- outer periphery
- stacking
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックであって、前記燃料電池セルを積層する際に積層方向に垂直な方向へ発生しうる位置ズレを防止するための位置ずれ防止機構を有しない燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
を備え、
前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成された、燃料電池セル。
その他、本発明は、以下の形態として実現することも可能である。
複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
を備え、
前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成されたことを特徴としている。
A−1.燃料電池スタックの構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池セルを有する燃料電池スタックを示す説明図である。図示するように、燃料電池スタック100は、複数の燃料電池セル10が積層されたスタック構造を有している。詳しくは、複数の燃料電池セル10が積層されたセル群の両端は一対のエンドプレート90、92で挟まれて、これらエンドプレート90、92同士を繋ぐようにテンションプレート94、96からなる拘束部材が配置されている。こうして、セル群は、積層方向Yへの荷重がかけられて締結されている。この締結加重は面内のいずれの箇所でも一定となる。
以上のように構成された燃料電池スタック100の作用効果を説明するに際し、まず、従来例の燃料電池セルによって作成した燃料電池スタックの作用を説明する。
図5は、第2実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第2実施例における燃料電池セル210は、第1実施例と同様に、燃料電池セル210を積層してなる燃料電池スタックに用いられるものである。第2実施例における燃料電池セル210は、第1実施例における燃料電池セル10と比べて、切り欠き部K2の形状が異なる。第2実施例における燃料電池セル210のその他の構成は、第1実施例における燃料電池セル10の構成と同一であるので、同一の構成要素については、図5において、図1と同一の符合を付し、その説明を省略する。
図6は、第3実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第3実施例における燃料電池セル310は、第1実施例や第2実施例と比べて、切り欠き部K3の形状が異なる。第3施例における切り欠き部K3は、その高さhが第1セパレータ220aと第2セパレータ220bの間の距離220hよりも短い長方形の形状をしている。これによって、第1実施例や第2実施例では、シール部材の周縁部が傾いて形成されているのに対して、第3実施例では、シール部材の周縁部は垂直の面が段差を持って連なった構成となる。かかる構成によっても、シール部材350の第1セパレータ320aに対する接触面の外周350aが、シール部材350の第2セパレータ320bに対する接触面の外周350bに対して、積層ズレ量より内側となるように形成される。したがって、第3実施例によれば、第1実施例と同様に、MEA330の接触抵抗やガス拡散性のバラツキを抑えることができ、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
図7は、第4実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第1実施例ないし第3実施例では、シール部材50、250、350は、ゴム、樹脂、または接着剤によって1層で構成していたが、第4実施例では、スペーサ455をシール部材450の間に設けて、2層以上からなる構成としている。詳しくは、スペーサ455は、シール部材450の間に、セパレータ420a、420bと平行に配置されている。スペーサ455は、ゴムや樹脂等を材料として、シール部材450より剛性の高いものとなっている。かかる構成によって、第1ないし第3実施例と同様に、燃料電池スタックの発電性能を向上することができ、さらには、スペーサによって、ガス導入機能や、セル剛性を向上させることができる。
なお、この発明は上記の各実施例や各変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
前記各実施例および各変形例では、積層ズレ量Sは、燃料電池セルを複数積層して作成する際に生じるものとして規定していたが、これに限るものではない。車体搭載後においても積層ズレは発生しうる。このズレ量は、法規によって許容ズレ量として定められている。すなわち、ガス漏れしない範囲までのズレ量として法規によって定められている。このため、前記各実施例および各変形例において、この許容ズレ量を積層ズレ量Sとし、積層ズレ量Sより前述した所定距離Lが長くなるようにシール部材50の形状を定める構成としてもよい。この構成によっても、各実施例および各変形例と同様に、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
前記各実施例および各変形例では、第1セパレータをアノード側に、第2セパレータをカソード側に配置する構成としたが、これに換えて、第1セパレータをカソード側に、第2セパレータをアノード側に配置する構成とすることもできる。
前記各実施例および各変形例では、燃料電池に固体高分子型燃料電池を用いたが、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物形燃料電池等、種々の燃料電池に本発明を適用してもよい。
20a…第1セパレータ
20b…第2セパレータ
30…MEA(膜電極接合体)
31…電解質膜
31a…周縁部
32a…電極
33a…触媒層
34a…ガス拡散層
40…水素ガス流路
42…酸化ガス流路
43…ゴムシール部
50…シール部材
50a…外周
50b…外周
90…エンドプレート
94…テンションプレート
100…燃料電池スタック
Claims (1)
- 複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックであって、前記燃料電池セルを積層する際に積層方向に垂直な方向へ発生しうる位置ズレを防止するための位置ずれ防止機構を有しない燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
を備え、
前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成された、燃料電池セル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012140595A JP5838922B2 (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 燃料電池セル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012140595A JP5838922B2 (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 燃料電池セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014007011A JP2014007011A (ja) | 2014-01-16 |
JP5838922B2 true JP5838922B2 (ja) | 2016-01-06 |
Family
ID=50104565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012140595A Active JP5838922B2 (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | 燃料電池セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5838922B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4346287B2 (ja) * | 2002-07-18 | 2009-10-21 | 内山工業株式会社 | 燃料電池用ガスケット |
JP5186754B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2013-04-24 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池 |
JP2008226682A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | 燃料電池及びその製造方法、並びに、燃料電池スタック |
JP5178061B2 (ja) * | 2007-06-25 | 2013-04-10 | 株式会社日立製作所 | 燃料電池 |
JP2010165577A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Nok Corp | 燃料電池セルのシール構造 |
JP5447777B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2014-03-19 | Nok株式会社 | 燃料電池セル |
JP2010199020A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Toyota Motor Corp | 燃料電池用セパレータ、およびその製造方法 |
JP5376128B2 (ja) * | 2009-03-09 | 2013-12-25 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池のセルの製造方法、および燃料電池のセルの製造装置 |
-
2012
- 2012-06-22 JP JP2012140595A patent/JP5838922B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014007011A (ja) | 2014-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6037905B2 (ja) | 燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体 | |
JP5412804B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6092060B2 (ja) | 燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体 | |
US10038202B2 (en) | Fuel cell separator, fuel cell, and fuel cell battery | |
US20180166704A1 (en) | Bipolar plate, fuel cell, and fuel cell stack | |
JP2007250297A (ja) | 燃料電池 | |
JP2006294453A (ja) | 燃料電池用セパレータ | |
JP4959980B2 (ja) | 燃料電池 | |
US10707497B2 (en) | Fuel cell | |
JP5125022B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP6090791B2 (ja) | 燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体 | |
JP2013211240A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6103376B2 (ja) | 燃料電池スタック及びその製造方法 | |
JP4886203B2 (ja) | 燃料電池スタックの制御方法 | |
JP5838922B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP2007122898A (ja) | 燃料電池 | |
JP5756388B2 (ja) | 燃料電池 | |
WO2017104226A1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6659770B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP5804587B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2010015939A (ja) | 燃料電池 | |
JP4202291B2 (ja) | 燃料電池スタック構造 | |
JP5364990B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP2006120547A (ja) | 燃料電池 | |
JP6135262B2 (ja) | 燃料電池検査用器具およびそれを用いた検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151026 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5838922 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |