JP5838922B2 - 燃料電池セル - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタックに用いられる燃料電池セルに関する。
一般に、燃料電池スタックは、燃料電池セルを複数積層することによって構成されている。各燃料電池セルは、膜電極接合体を両側から2つのセパレータで挟持した構造を有している。2つのセパレータ間は、膜電極接合体の外側に設けられたシール部により、電気的に絶縁されている(特許文献1参照)。
特開2003−77499号公報
前記構造の燃料電池スタックでは、燃料電池セルが積層ズレを起こすことがある。積層ズレとは、積層方向に垂直な方向へのずれのことである。積層ズレが生じると、燃料電池セル毎に加重を受ける面積が変化するので、膜電極接合体にかかる加重が変化してしまう。その結果、膜電極接合体毎の接触抵抗やガス拡散性にバラツキが生じ、燃料電池スタックの発電性能が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、燃料電池スタックの発電性能を向上することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。本発明の一形態は、
複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックであって、前記燃料電池セルを積層する際に積層方向に垂直な方向へ発生しうる位置ズレを防止するための位置ずれ防止機構を有しない燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
を備え、
前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成された、燃料電池セル。
その他、本発明は、以下の形態として実現することも可能である。
本発明の形態は、
複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
を備え、
前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成されたことを特徴としている。
この燃料電池セルによれば、燃料電池スタックとして積層されたときに、積層方向に垂直な方向に積層ズレが生じたとしても、燃料電池セルが受ける締結加重を燃料電池セル毎に異なった大きさとなることを抑えることができる。これにより、膜電極接合体毎の接触抵抗やガス拡散性のバラツキを抑えることができ、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
本発明は、上記形態のほか、種々の形態にて実現され得る。例えば、本発明の燃料電池セルが複数積層された燃料電池スタック、この燃料電池スタックを備える燃料電池システムとして実現される。
本発明の第1実施例としての燃料電池セルを有する燃料電池スタックを示す説明図である。 燃料電池セルを積層方向に見たときの外周の位置関係を示す説明図である。 従来例の燃料電池スタックにおいて各燃料電池セルが力を受ける範囲を示す説明図である。 本実施例の燃料電池スタックにおいて各燃料電池セルが力を受ける範囲を示す説明図である。 第2実施例における燃料電池セルを示す説明図である。 第3実施例における燃料電池セルを示す説明図である。 第4実施例における燃料電池セルを示す説明図である。
以下、本発明の実施態様に係る燃料電池について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
A−1.燃料電池スタックの構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池セルを有する燃料電池スタックを示す説明図である。図示するように、燃料電池スタック100は、複数の燃料電池セル10が積層されたスタック構造を有している。詳しくは、複数の燃料電池セル10が積層されたセル群の両端は一対のエンドプレート90、92で挟まれて、これらエンドプレート90、92同士を繋ぐようにテンションプレート94、96からなる拘束部材が配置されている。こうして、セル群は、積層方向Yへの荷重がかけられて締結されている。この締結加重は面内のいずれの箇所でも一定となる。
各燃料電池セル10は、電解質を含むMEA(膜電極接合体、Membrane Electrode Assembly)30と、MEA30を両側から挟持してサンドイッチ構造を形成する一対のセパレータ20a、20b等で構成されている。MEA30および各セパレータ20a、20bはおよそ矩形の板状に形成されている。また、MEA30はその外形が各セパレータ20a、20bの外形よりも小さくなるように形成されている。
MEA30は、高分子材料のイオン交換膜からなる高分子電解質膜(以下、単に電解質膜ともいう)31と、電解質膜31を両面から挟んだ一対の電極(アノード側拡散電極およびカソード側拡散電極)32a、32bとで構成されている。電解質膜31は、各電極32a、32bよりも大きく形成されている。この電解質膜31には、その周縁部31aを残した状態で各電極32a、32bが、例えばホットプレス法により接合されている。
電極32a、32bは、触媒層33a、33bとガス拡散層34a、34bとを有する。触媒層33a、33bは、触媒としての白金または白金と他の金属からなる合金を有する層である。ガス拡散層34a、34bは、ガス拡散性の導電性部材、例えばカーボン繊維からなる糸で製織したカーボンクロス(カーボン繊維織布)によって形成される。各電極32a、32bの触媒層33a、33b側の面が電解質膜31に接している。後述するガス流路によって一方の電極(アノード)32aには燃料ガス(反応ガス)としての水素ガス、他方の電極(カソード)32bには空気や酸化剤などの酸化ガス(反応ガス)が供給され、これら2種類の反応ガスによりMEA30内で電気化学反応が生じて燃料電池セル10の起電力が得られるようになっている。
セパレータ20a、20bはガス不透過性の導電性材料で構成されている。導電性材料としては、例えばカーボンや導電性を有する硬質樹脂のほか、アルミニウムやステンレス等の金属(メタル)が挙げられる。本実施例のセパレータ20a、20bの基材は板状のメタルで形成されているものであり(メタルセパレータ)、この基材の電極32a、32b側の面には耐食性に優れた膜(例えば金メッキで形成された皮膜)が形成されている。以下、図中上側のセパレータ20aを「第1セパレータ」と呼び、図中下側のセパレータ20bを「第2セパレータ」と呼ぶ。
第1セパレータ20aのMEA30側の面には水素ガスを流す水素ガス流路40が形成され、第2セパレータ20bのMEA30側の面には酸化ガスを流す酸化ガス流路42が形成されている。これら流路の構成は省略するが、種々の形態を取りうる。さらに、図示はしないが、冷却水流路もMEA30に沿うように備えられており、燃料電池セル10は冷却される。
各燃料電池セル10における第1セパレータ20aと第2セパレータ20bの間には、その周縁部をシールするためのシール部材50が設けられている。シール部材50は、ゴムや樹脂、または接着剤を材料とする絶縁シールであり、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bの間に挟まれ、MEA30の外周を覆うように配置されることで、MEA30を周囲と電気的に絶縁し、また、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bの間の短絡を防止する。
シール部材50は、MEA30の配置用の中抜き穴を有する板状に形成されている。すなわち、シール部材50は、MEA30の外周付近から周縁部まで空隙なく充填される。シール部材50の周縁部は、従来例では第1および第2セパレータ20a、20bの面に対して垂直に立っているのに対し、垂直方向から傾いた形状となっている。すなわち、積層方向Yに沿った平面による断面が三角形となる切り欠き部Kをシール部材50の周縁部に形成することで、前述したように周辺部を垂直方向から傾いた形状としている。本実施例では、図中の上側が切り欠き部Kの深い側(三角形の底辺側)となっている。これにより、燃料電池セル10を積層方向Yに見たときに、シール部材50の第1セパレータ20aに対する接触面の外周50aが、シール部材50の第2セパレータ20bに対する接触面の外周50bから所定距離Lだけ内側に位置することになる。
図2は、燃料電池セル10を積層方向Yに見たときの前述した外周の位置関係を示す説明図である。図中の最も大きい矩形(厳密には角はR加工がなされているが大まかには矩形である)が第1セパレータ20aおよび第2セパレータ20bの外周であり、また、シール部材50の第2セパレータ20bに対する接触面(図中の左下がりのハッチで示される領域)の外周50bである。この図からも、シール部材50の第1セパレータ20aに対する接触面(図中の右下がりのハッチで示される領域)の外周50aは、シール部材50の第2セパレータ20bに対する接触面(図中の左下がりのハッチで示される領域)の外周50bに対して、所定距離Lだけ内側に位置することが分かる。
図1に戻って、隣接する燃料電池セル10と燃料電池セル10との間は、ゴムシール部43でシールがなされる。
燃料電池スタック100は、燃料電池セル10を200個〜400個積層して作成される。このため、作成の際に、積層方向Yに垂直な方向(図中のX方向)の積層ズレがしばしば発生する。図示の例では、図中に示した4個の燃料電池セル10のうちの最上段の燃料電池セル10Aは積層ズレのない基準燃料電池セルであり、上から2段目の燃料電池セル10Bと上から4段目の燃料電池セル10Dは基準燃料電池セル10Aに対して積層ズレ量Sだけすれており、上から3段目の燃料電池セル10Cは基準燃料電池セル10Aに対してズレがない状態となっている。
前述した所定距離L、すなわち、シール部材50の外周50bと外周50aとの間の所定距離Lは、積層ズレ量Sよりも長くなるように設計されている。すなわち、本実施例では、燃料電池セル10を積層する際に発生しうる最大の積層ズレを実験的に予め計測しておき、その得られた最大の積層ズレを積層ズレ量Sとし、積層ズレ量Sより所定距離Lが長くなるようにシール部材50の形状が定められている。かかる結果によって、燃料電池セル10を積層方向Yに見たときに、シール部材50の第1セパレータ20aに対する接触面の外周50aが、シール部材50の第2セパレータ20bに対する接触面の外周50bに対して、積層ズレ量Sより内側となるように形成される。
A−2.実施例の作用効果:
以上のように構成された燃料電池スタック100の作用効果を説明するに際し、まず、従来例の燃料電池セルによって作成した燃料電池スタックの作用を説明する。
図3は、従来例の燃料電池スタックにおいて各燃料電池セルが力を受ける範囲を示す説明図である。図示するように、従来例の燃料電池スタック900では、各燃料電池セル910のシール部材950の周縁部950aが、第1および第2セパレータ920a、920bの面に対して垂直に立っている。なお、図示では、各燃料電池セル910の間は隙間が空いているが、これは図示の便宜のためのもので、実際は図1と同様に、積層によって隙間はない状態である。いま、一部の燃料電池セル910に積層方向に垂直な方向Xの積層ズレが生じ、各燃料電池セル910が図示するような位置関係となったとする。積層方向Yの上から下には、一定の締結加重が掛かっていることから、各燃料電池セル910が力を受けるX方向の範囲ZXは、上側に位置する燃料電池セル910との位置関係から一定とはならない。図示の例では、一番下側の燃料電池セル910が力を受けるX方向の範囲ZNが、他の燃料電池セル910が力を受けるX方向の範囲ZNよりも短くなっている。このために、燃料電池セル910によっては加重を受ける面積が変化するので、MEA930にかかる加重が変化してしまう。その結果、MEA930毎の接触抵抗やガス拡散性にバラツキが生じ、燃料電池スタック900の発電性能が低下する。
図4は、本実施例の燃料電池スタック100において各燃料電池セル10が力を受ける範囲ZXを示す説明図である。各燃料電池セル10の位置関係は、図3の従来例のものと同一であるとする。図示するように、各燃料電池セル10が力を受けるX方向の範囲ZXは、シール部材50の第1セパレータ20aに対する接触面の外周50aで囲まれる範囲となり、各燃料電池セル10にX方向の積層ズレが生じたとしても、常に一定となる。このため、燃料電池セル10毎に加重を受ける面積が変化することがなくなるので、MEA30の接触抵抗やガス拡散性のバラツキを抑えることができ、燃料電池スタック100の発電性能を向上することができる。
B.第2実施例:
図5は、第2実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第2実施例における燃料電池セル210は、第1実施例と同様に、燃料電池セル210を積層してなる燃料電池スタックに用いられるものである。第2実施例における燃料電池セル210は、第1実施例における燃料電池セル10と比べて、切り欠き部K2の形状が異なる。第2実施例における燃料電池セル210のその他の構成は、第1実施例における燃料電池セル10の構成と同一であるので、同一の構成要素については、図5において、図1と同一の符合を付し、その説明を省略する。
シール部材の周縁部に形成される切り欠き部K(図1)は第1実施例では三角形となっていたが、第2実施例の切り欠き部K2は台形となっている。台形の上底、下底のうちの長い方の辺が第1セパレータ220a側となり、短い方の辺が第1セパレータ220b側となっている。かかる構成によれば、シール部材250の第2セパレータ220bに対する接触面の外周250bが、第2セパレータ20bの外周の内側となる。その上で、シール部材250の第1セパレータ220aに対する接触面の外周250aが、外周250bから所定距離Lだけ内側に位置することになる。所定距離Lは、第1実施例と同様に積層ズレ量Sより長い。
以上のように構成された第2実施例によれば、第1実施例と同様に、燃料電池セル210を積層方向Yに見たときに、シール部材250の第1セパレータ220aに対する接触面の外周250aが、シール部材250の第2セパレータ220bに対する接触面の外周250bに対して、積層ズレ量より内側となるように形成される。このために、第1実施例と同様に、MEA230の接触抵抗やガス拡散性のバラツキを抑えることができ、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
C.第3実施例:
図6は、第3実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第3実施例における燃料電池セル310は、第1実施例や第2実施例と比べて、切り欠き部K3の形状が異なる。第3施例における切り欠き部K3は、その高さhが第1セパレータ220aと第2セパレータ220bの間の距離220hよりも短い長方形の形状をしている。これによって、第1実施例や第2実施例では、シール部材の周縁部が傾いて形成されているのに対して、第3実施例では、シール部材の周縁部は垂直の面が段差を持って連なった構成となる。かかる構成によっても、シール部材350の第1セパレータ320aに対する接触面の外周350aが、シール部材350の第2セパレータ320bに対する接触面の外周350bに対して、積層ズレ量より内側となるように形成される。したがって、第3実施例によれば、第1実施例と同様に、MEA330の接触抵抗やガス拡散性のバラツキを抑えることができ、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
D.第4実施例:
図7は、第4実施例における燃料電池セルを示す説明図である。第1実施例ないし第3実施例では、シール部材50、250、350は、ゴム、樹脂、または接着剤によって1層で構成していたが、第4実施例では、スペーサ455をシール部材450の間に設けて、2層以上からなる構成としている。詳しくは、スペーサ455は、シール部材450の間に、セパレータ420a、420bと平行に配置されている。スペーサ455は、ゴムや樹脂等を材料として、シール部材450より剛性の高いものとなっている。かかる構成によって、第1ないし第3実施例と同様に、燃料電池スタックの発電性能を向上することができ、さらには、スペーサによって、ガス導入機能や、セル剛性を向上させることができる。
E.変形例:
なお、この発明は上記の各実施例や各変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
前記各実施例および各変形例では、積層ズレ量Sは、燃料電池セルを複数積層して作成する際に生じるものとして規定していたが、これに限るものではない。車体搭載後においても積層ズレは発生しうる。このズレ量は、法規によって許容ズレ量として定められている。すなわち、ガス漏れしない範囲までのズレ量として法規によって定められている。このため、前記各実施例および各変形例において、この許容ズレ量を積層ズレ量Sとし、積層ズレ量Sより前述した所定距離Lが長くなるようにシール部材50の形状を定める構成としてもよい。この構成によっても、各実施例および各変形例と同様に、燃料電池スタックの発電性能を向上することができる。
・変形例2:
前記各実施例および各変形例では、第1セパレータをアノード側に、第2セパレータをカソード側に配置する構成としたが、これに換えて、第1セパレータをカソード側に、第2セパレータをアノード側に配置する構成とすることもできる。
・変形例3:
前記各実施例および各変形例では、燃料電池に固体高分子型燃料電池を用いたが、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物形燃料電池等、種々の燃料電池に本発明を適用してもよい。
10…燃料電池セル
20a…第1セパレータ
20b…第2セパレータ
30…MEA(膜電極接合体)
31…電解質膜
31a…周縁部
32a…電極
33a…触媒層
34a…ガス拡散層
40…水素ガス流路
42…酸化ガス流路
43…ゴムシール部
50…シール部材
50a…外周
50b…外周
90…エンドプレート
94…テンションプレート
100…燃料電池スタック

Claims (1)

  1. 複数の燃料電池セルを積層してなる燃料電池スタックであって、前記燃料電池セルを積層する際に積層方向に垂直な方向へ発生しうる位置ズレを防止するための位置ずれ防止機構を有しない燃料電池スタックに用いられる前記燃料電池セルであって、
    膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体を挟持する第1と第2のセパレータと、
    前記第1と第2のセパレータの間に挟まれ、前記膜電極接合体の外周を覆うシール部と
    を備え、
    前記燃料電池セルを積層方向に見たときに、前記シール部の前記第1のセパレータに対する接触面の外周が、前記シール部の前記第2のセパレータに対する接触面の外周に対して、前記積層された燃料電池セル間のズレ量より内側となるように形成された、燃料電池セル。
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